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独身の召命についての説教ドモルネ神父2024年2月4日はじめに天主が人を召される身分はさまざまです。天主は人類の増加のために結婚を定められました。したがって、結婚への召命があるのです。つまり、天主は、一部の男女をこの身分に召されるのです。天主は、ご自身の恩寵を人類に伝えるために、イエズス・キリストにおける司祭職を打ち立てられました。ですから、司祭職への召命があり、天主はそれに一部の男性を召されるのです。天主は私たちの創造主であり、人が完全に天主に奉仕し、完全に天主を賛美することを期待する権利をお持ちです。ですから、天主は、清貧、貞潔、従順の三つの誓願を通して自らを完全にご自分に奉献するよう、一部の男女を召されるのです。私が前回フランスに行ったとき、ある若い女性から、この世の普通の生活で独身を貫く召命はある...この世の普通の生活で独身を貫く召命はあるのか?
ネットによる情報の共有が一般的になってから、仏教を学ぶ方が一定量居られることは良く分かるのだが、その動機について、どうも“自分のために”学ぶ方が多いように見えて、拙僧的には非常に残念。例えば、大乗仏教とは、明確に誓願によって宗教性を発揮するものであり、それこそ阿弥陀如来の「本願」としても、それは前身となる法蔵菩薩の「誓願」に由来する。ここで、誓願とは、菩薩が最初に菩提心を起こし、それが実現するまでは成仏しないと誓い願うことであり、菩提心を起こした菩薩は必ず何かしらの誓願を持つことになる。では、まさに自らの修行という点では、もっとも厳しいのではないか?と思われている道元禅師はどのような誓願をお持ちになられたのか?まず知られているのは『正法眼蔵随聞記』に出る以下のような言葉である。一日示云、我在宋の時、禅院に...道元禅師の誓願と未来成仏論
拙僧自身の問題意識として、特に、高祖道元禅師自身がそのようであったと思うのだが、京都から越前に移動するに従い、自ら「誓願」という、宗教者として、仏道修行者として重要な事柄を意識されたように思うのだ。道元禅師自身も、大仏寺に入られてから誓願を発しておられるし、その周囲にいた弟子達も、各々誓願を発している。そして、それは出家者に留まらず、外護者である波多野氏まで及んでいた。今日はそれを見ていきたい。開闢檀那如是の事永平寺建て初めの夜、開山和尚と法談の次で、誓願を立て云く、○願くは我、生々に三宝を外護せんことを。○願くは我、世々に信心不退ならんことを。○願くは我、不退に大菩提を証せんことを。○願くは我、一切衆生を済度せんことを。開山大和尚、誉て云く、回心向大の願文なりとてこれを聴許す。『建撕記』「如是」というの...波多野義重公の誓願
誓願(せいがん)を持っている人 - 誓いと願いの大切さをスッタニパータで知る
自らは正しい誓願を起こしていること、これがこよなき幸せである。 誓願(せいがん) ・誓いを立てて、物事が成就するように神仏に祈願すること。願(がん)を立てること。願を掛けること。 ・菩薩が一切衆生の苦しみを救おうと願い、これを必ず成し遂げようと誓うこと。 メリークリスマ~ス...