「青い約束」本を読んだ感想
「青い約束」 田村優之(著者) 現役新聞記者が描いたサラリーマンと青春の物語。証券会社のアナリストとして活躍する主人公・修一は高校時代に共にボクシング部で青春を過ごした親友・有賀と20年ぶりにばったり再会する。 二人は高校時代、とある事件をきっかけに絶縁状態となっており、そして修一は恋人を永遠に失ってしまっていたのだ。 そんな二人の再会から、修一は有賀に対してどう接するべきなのか、そして自分がアナリストとしてどう生きるべきなのか深く悩むようになる。 この作品は300ページ弱という短い文章ながらも、帯の紹介文にもあったとおり、現代版夏目漱石「こゝろ」のような感動的というか
2022/02/06 11:32