“20世紀最高のグラマー”と呼ばれたラクエル・ウェルチ
映画館で最初に見た洋画が『恐竜100万年』(66)。もちろん当時の目当てはラクエル・ウェルチではなく、レイ・ハリーハウゼンがデザインしたブロントサウルス、アロサウルス、トリケラトプス、アーケロンといった恐竜の方だったのだが…。後になって、あの時のラクエルの衣装?がいかに際どいものだったということに気付くことになる。最近、ケネス・ブラナーの『ベルファスト』(22)に、少年時代の思い出としてこの映画が出てきた時に、ブラナーは自分と同年代なのだと改めて知らされた。『ミクロの決死圏』(66)での、ぴちぴちのボディースーツ、着替え、藻を取るためにラクエルに触りまくる男たちなどのシーンは、男性向けのサービスだったとも思われる。ほかに、男から女へ性転換した主人公を演じた『マイラ』(70)、原作では男性の刑事を演じた『複...“20世紀最高のグラマー”と呼ばれたラクエル・ウェルチ
2023/02/16 23:36