『愚か者のブルース』

『愚か者のブルース』

『愚か者のブルース』(2022.11.15.リモート試写)30年前、伝説の映画を監督したが、その後映画を撮らず、今や過去の人となっている大根(加藤雅也)は、ピンサロ嬢として働くタマコ(熊切あさ美)のヒモとなり、空虚な生活を送っていた。そんなある日、タマコの昔の男(仁科貴)が現れ、大根とタマコは、大根の大学時代の後輩の那須(横山雄二)が館長を務める広島のストリップ劇場に逃げ込む。同じ場所を舞台にした、加藤主演、横山企画プロデュースの『彼女は夢で踊る』(19)の“姉妹作”とも呼ぶべき一作。コロナの影響で公開が遅れたのだという。一言で言えば、次回作を作る勇気がないヒモ状態の映画監督と、その後輩でストリップ嬢に惚れている劇場の館長が繰り広げるダメ男の物語。『彼女は夢で踊る』では、館長役が加藤でヒモ役は横山だったが...『愚か者のブルース』

2022/11/15 12:46