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#3935 かなしみは破れし芭蕉の葉を越えて白き硝子を打ちぬ夕暮
令和5年7月16日(日) 【旧 五月二九日 先負】・小暑・蓮始開(はすはじめてひらく)かなしみは破れし芭蕉の葉を越えて白き硝子を打ちぬ夕暮 ~与謝野鉄幹(1873-1935)『相聞』Photo:バショウの実 ~EVERGREEN 芭蕉はバショウ科の多年草で中国が原産のようですが何故か英
٩(ᐛ)و いつも応援くださりありがとうございます。高浜焼寿芳窯の敷地内にある「上田家」指定文化財になっています。 「高浜焼寿芳窯」さんのホームページによりますと、天草陶石の採掘は代々上田家の事業として、江戸ー明治中期を経てその間陶石脈の探査開発を行い、明治45(1912)年高浜皿山に馬車軌道並びに自転巻軌道を施設し、本格的な量産体制に入りました。大正11(1922)年3月に合資会社上田商店を創始したその後、合名会社上田商店と改称し、昭和23(1948)年5月さらに組織を変更して上田陶石合資会社としました。との記載がありました。 昭和7年8月。高浜を訪れた与謝野鉄幹・晶子夫妻が宿泊されたそうです。 「与謝野晶子」は、日本の歌人であり、作家、思想家でもあります。雑誌『明星』に短歌を発表し、ロマン主義文学の中...天草陶石「上田家」住居跡で、与謝野晶子の歌を読みました。
#3801 萌え出づる木の芽を見ても音をぞなくかれにし枝の春をしらねば
令和5年3月4日(土) 【旧 二月一三日 友引】・雨水・草木萠動(そうもくめばえいずる)かれにける男のもとに、住みける方の庭の木の枯れたりける枝を折りてつかはしける萌え出づる木の芽を見ても音をぞなくかれにし枝の春をしらねば ~兼覧王女(平安前~中期) 『後撰和歌集