レジン治療の功罪
最近患者さんのお口の中を見ていて気になることがいくつかあります昔は奥歯の治療は金属で治すのが常識でいわゆる「銀歯」を多くの患者さんが装着していました最近、保険治療でレジンの性能が上がりレジンによる奥歯の治療が増えてきました安くて早く治療が終わってしかも白いので多くの患者さんがレジンによる治療を望まれますところが性能が上がったとはいえレジンは樹脂、いわゆるプラスチックです写真のようにアクセサリーでもよく見かけますよねレジンは金属に比べると耐久性が低く、人によっては2、3年ですり減ってしまい原型を保っていない状態になっていますそれだけならいいのですがすり減った部分に噛み合わせの相手の歯が移動してきたり、たくさんレジンで治していると残っている歯に負担が集中してその歯が壊れたりレジンが分解して汚れが溜まり口臭や虫...レジン治療の功罪
2023/06/14 08:26