メリンダ・ディロンの映画 その4『ハリーとヘンダスン一家』

メリンダ・ディロンの映画 その4『ハリーとヘンダスン一家』

『ハリーとヘンダスン一家』(87)(1987.8.24.日劇プラザ)ナンシー・ヘンダスン普通の一家の物語ひょんな事から伝説の生物ビッグフットと遭遇し、保護することになったヘンダスン一家とその周囲で起きる騒動を描く。製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。あの『世にも不思議なアメージング・ストーリー』(87)の中の傑作「パパはミイラ」のウィリアム・ディアの監督作。しかもキャストは、わが贔屓のジョン・リスゴーとメリンダ・ディロンが夫婦を演じ、加えてドン・アメチとくれば、どうせ話は『E.T.』(82)の二番煎じのようなものと思いながらも、見ずにはいられなかった。見てみると、『未知との遭遇』(77)や『E.T.』といった、未知の者との出会いを描いたスピルバーグ作品の影を感じるのは否めないにしても、ディア流に味付け...メリンダ・ディロンの映画その4『ハリーとヘンダスン一家』

2023/02/11 07:16