「長靴をはいた猫」に類似する昔話
「長靴をはいたねこ」は、1697年にペロー、それ以前には1634年出版のものにみられるという。またグリム童話の初稿にも「くつはきねこ」というタイトルで。タイトルだけでは、なかなか内容がわかりません。・ペール殿下(ノルウエーの昔話/アスビョルンセンとモー編大塚勇三・訳/福音館書店/2003年)両親がなくなり、三人兄弟の末っ子のペールがもらったのはネコ。ネコは、王さまの歓心をひくため、トナカイ、シカ、ヘラジカを脅かし、王さまに献上させます。つれていったペールは、そのたびごとに、心づけのお金をたくさんもらいました。王さまは、ペールのことが知りたくて宮殿に来るようにいいます。ネコは、馬車や馬や衣装など、ペールが必要なものをそろえ、ペールと一緒に宮殿に向かいます。王さまが、ペールに、なにをだしてみせても、なにを見せ...「長靴をはいた猫」に類似する昔話
2023/07/06 16:00