唯一無二、野鳥オタクによる中米コスタリカのネイチャーブログへようこそ!野鳥(掲載種600+α)、探鳥事情、蝶、野生蘭、文化、環境問題などに関する配信をしています。
2025年6月
ハジロフウキンチョウ 赤い渡り鳥がいない時期でも問題なし!&ズキンキバラフウキンチョウ
私の好きな色は赤です。ですから必然的に赤い鳥は、お気に入りになります。コスタリカで赤い鳥と言えば、Summer Tanager(ナツフウキンチョウ)が真っ先に脳裏に浮かびます。自宅のバルコニーからも観察できる普通種ですが、北米からの渡り鳥になります。ですから通年観察できません。過去にアップしたナツフウキンチョウ同じく赤い鳥で、Scarlet Tanager(アカフウキンチョウ)が観察できます。全身赤ではありませんが、黒とのコ...
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花鳥風月(第61回)太平洋側南部へ家族旅行に出掛けました!(後編)
前回の続きです。幹には着生植物がギッシリ!Fiery-billed Aracari(アカハシムナフチュウハシ)コスタリカとパナマ西部にのみ生息する限定種です。なんと我が家のバルコニーから、1度だけ観察したことがあります。私が住むエリアには、生息していないんですけどね。下の3枚は息子(当時13歳)が撮影しました。この頃は、まだ息子が野鳥撮影をしていました。そして飛翔シーンの撮影を一任していたのが、良く分かります。σ(^_^;)Sca...
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Sulphur-winged Parakeet(ホオベニインコ)コスタリカとパナマ西部にのみ生息する限定種です。主に高地で観察できるインコですが、1年の後半は標高の低いエリアにも移動します。図鑑ではuncommonと書かれていますが、体感では普通種です。適切なエリアに行けば、容易に観察できます。ツアーで使用していたロッジにはヒメリンゴ園があるのですが、そこでは害鳥扱いのようでした。食事中の姿を頻繁に見かけましたし、地面には食べか...
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カンムリオオツリスドリ 前回は不運が続きましたが・・・・&ミジカオノスリ
Crested Oropendola(カンムリオオツリスドリ)コスタリカにはoropendolaと名が付く鳥が、3種記録されています。どの種も観察は難しくありませんが、カンムリオオツリスドリはパナマ国境エリアまで行く必要があります(車で5時間以上)。「冠」とありますが、寝ぐせ毛が数本あるような感じです。σ(^_^;)前回の遠征時には撮影チャンスが3度ありながら、雨などで「証拠写真」で終わってしまいました。今回は悪天候に悩まされることも...
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クロスジオジロハチドリ uncommon種の定義って?&ルリバネハチドリ
野鳥図鑑には普通種、珍種のように希少度が記載されています。いつも思うのですが、uncommon種の定義って何でしょう?commonは普通種ですから、uncommonは普通ではない種、つまり珍種となります。ですが本当の珍種はrareと書かれていて、日本語だとややこしくなります。英語だとuncommonはcommonとrareの中間だと思いますけど。更にResplendent Quetzal(カザリキヌバネドリ、通称ケツァール)のようにfairly common(割と普通に観...
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カンムリシャクケイ コスタリカの「七面鳥」?&アンデスシャクケイ
Crested Guan(カンムリシャッケイ)スペイン語でpava crestada(冠羽のある七面鳥)と呼ばれていますが、シチメンチョウの仲間ではありません。キジ目内で最古のホウカンチョウ科に属していて、太古の怪鳥っぽい雰囲気がある?準絶滅危惧種に指定されています。理由は生息エリアの減少、違法ハンティングが挙げられます。ですから保護されていないエリアでは、見かけることは少ないです。逆に国立公園、保護区、大きな緑地が存在...
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ベニヘラサギ ひと際目立つ存在です!&ミドリトキ、カオグロトキ
Roseate Spoonbill(ベニヘラサギ)在米時代から見慣れた鳥ですが、いつも強烈なインパクトを放っています。地味系が圧倒的に多い水鳥の中では、反則的な色合いではないでしょうか?カラフルな色合いは正義?その色合いから、フラミンゴと混同されるケースがあります。在米時のエピソードですが、この鳥を見て「あっ、フラミンゴだ~」と指さしている方がいました。右は若い個体で、成鳥になるまで3年を要します。フラミンゴと言え...
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ズグロハシナガタイランチョウ もっと低い場所に降りて来て下さい!
Black-headed Tody-Flycatcher(ズグロハシナガタイランチョウ)ブログ初登場です。カリブ海側の低地や丘陵地にて、観察チャンスがあります。図鑑ではuncommon表記ですが、適切なエリアに行けば、少なくとも声で存在は確認できます。見上げるアングルでしか観察できないことも・・・・。樹冠部を好み、低い場所には降りて来てくれません。声は虫みたいで、興味がない人間であれば野鳥だと認識できないでしょう。同様にBlack-capped...
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唯一無二、野鳥オタクによる中米コスタリカのネイチャーブログへようこそ!
Great Potoo(オオタチヨタカの親子)ご訪問ありがとうございます。この記事はトップに固定表示となっています(最新記事は、この下にあります)。Those who do not understand Japanese: Please keep in mind that blog content is often translated inaccurately with Google Translate, especially names. Thank you for visiting my blog....
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シマムネモリジアリドリ、クリガシラジアリドリ、オリーブジアリドリ(旧名?)まさにチョコボールのキャラ体型です!
Streak-chested Antpitta(シマムネモリジアリドリ)アリドリの仲間で、日本のヤイロチョウを地味にした印象?薄暗い茂った林床を好みますが、早朝や夕方は散策路に出て来たりします。ですからジアリドリの中では、観察が容易な種です。ジアリドリを見ると、チョコボールのキャラ(キョロちゃん)を連想します。嘴はキョロちゃんのように大きくありませんが、丸い体型と尾羽が非常に短いので。ただキョロちゃんのモデルは、架空の...
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花鳥風月(第61回)太平洋側南部へ家族旅行に出掛けました!(前編)
今回は2022年のクリスマス旅行が、花鳥風月の舞台になります。妻が以前からイルカの観察をしたいと言っていたので、太平洋側南部に遠征しました。私は別行動で探鳥でしたが、妻と息子はプライベートツアーに申し込み、多くのイルカを観察したそうです(イルカの写真はありません)。マンググローブ林や周辺で探鳥しました。Masked Tityra(サカツラハグロドリ)我が家のバルコニーからでも普通に観察できるのですが、取り敢えず撮...
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モモアカヒワミツドリ 特徴である赤い腿が見えません!&アカハラヤマフウキンチョウ
Scarlet-thighed Dacnis(モモアカヒワミツドリ)赤い腿が見えません。(T_T)先日の記事で特徴が腰にある場合、「見返り美人」ポーズでの撮影が前提と書きました。この鳥の場合は赤い腿が特徴ですが、隠れて見えないことが多いです。雌の腿も見えません。(T_T)ようやく見えました(雌の腿はサーモンピンク)!俊敏な鳥ですし、ファインダー越しに赤い腿が見えているか確認しながら撮影する余裕が、私にはありません。まだまだ...
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パナマノドジロモリゲラ 母鳥は何してるの?&マミジロミヤビゲラ
Rufous-winged Woodpecker(パナマノドジロモリゲラ)日中の暑い時間帯、軍隊アリの集団に遭遇しました。そのせいでアリドリの仲間を筆頭に、ハチクイモドキ、オニキバシリ、アメリカムシクイ、キツツキの仲間などが集結していました(これらの鳥は軍隊アリの行進に驚いた虫を捕食)。その中でひと際目を引いたのが、パナマノドジロモリゲラの親子でした。父鳥は何度も虫を捕えては、「息子」に与えていました。立派に成長した若鳥...
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ジャノメドリ 今年も撮り損ねてしまいました!&アカチャムジカザリドリ、ノドムラサキカザリドリ
Sunbittern(ジャノメドリ)タイトル通りです。何を撮り損ねたかって?違う場所なのに、上と全く同じポーズ?今年も営巣シーンを撮りに行く機会がありませんでした。他に優先して撮りたい種がいたからということもありますが、毎年のことです。「蛇の目」模様は、いつ撮れる?私の好みの関係で、水鳥はどうしても優先順位が低くなってしまいます。来年こそは?それ以前に、羽を広げているシーンさえ撮れていません。「蛇の目」模様...
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2025年6月
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