ホストファミリーの家に着いたのは、夜7時頃だったと思います。 プールがあり、穏やかで賢いゴールデンレトリバーがいて、その犬が元気に走り回れる 広いお庭があって……これから始まる生活に心が躍りました。 その日は予定という予定もなく、夜ご飯の後は自室で休みました。 ところが、素敵なお家に受け入れられ、安心した半面、早速カルチャーショックを受ける ことがあり、夕食前にわたしは泣いてしまいました。 …
飛行機は直行便だったので、乗ってさえしまえば、見送られた後、到着先でお迎えがあり 安全な旅だったと思います。 わたしは初海外だったので、ドキドキというよりは、何をどうしたら良いか勝手が分から ず終始不安に思っていました。 例えば、「出入国カード」という、飛行機の中で記入する紙があるのですが、その存在さえ 知らずにいたので、周りの人の見様見真似で事なきを得たことを今でも覚えています。 また、入国…
出発当日は、同時期にイギリス留学を控えた別の生徒と空港までも電車で一緒に行くことに なっていました。 (一緒に行こうね!と約束していたのではなく、留学を支援する機関側からの指示です。) わたしは大きなスーツケースを持っていなかったので、親戚に借りて1年使わせてもらいま した。 空港まで宅配便で送ってくれるサービスがあるのを知ったのはこの頃です。 手ぶらで安全に行けるので便利だなと思いましたが、…
渡英の少し前、イギリスの提携校から短期留学生が来るのでホームステイの受入先を募集 すると学校から案内がありました。 数か月後には自分自身が体験することになるので、自分が歓迎する側になることに興味が あり、家族にも了承してもらい、いざ、ホストファミリーになることになりました。 ある日学校から帰ると、一通の手紙がわたし宛に届いていました。 宛名は幼稚園児が書いたようなつたない筆跡で、差出人に心当…
直近の記事では、実際に留学前にしてきたことをお話ししましたが、今回は「後になってみて していたら良かったなと思ったこと」をお話ししたいと思います。 1.進学希望の大学は名前や学部だけではなく、教授の専門まで見ること これは留学する・しないに関わらず、受験生に考えてほしいなと思うことです。 学部や学科によってその分野の一般的な知識を学ぶことはできますが、より専門性を問う 内容を学び…
高校2年次の4月から留学を予定していたわたしにとって、高校1年生である時間は長いようで 留学準備、帰国後の進学を見据えた受験準備としてはあまり余裕はありませんでした。 留学準備としてわたしが行ったことは次の通りです。 1.英検2級に合格すること 英語力アップには勿論、わたしは帰国後は日本の大学進学を考えており、かつ推薦入試を 検討していたため、評価に関係するであろう英検は、受験時期が限ら…
留学生として合格し、高校に入学したわたしですが、入学してからも留学に関する手続きは 山ほどありました。 留学をサポートしてくれる団体の方が度々学校に来ては説明を聞いたり、面接に近い面談、 ビザ取得に必要な書類の準備や、英語力を証明する試験の受験などです。 書類はホストファミリー向けの自己紹介に近いものから、家庭の経済状況を示すための通帳 のコピーまで幅広く、わたしだけでは準備できないものの方…
今回は、高校受験までにわたしが実践していた英語の勉強方法についてお話しします。 特別勉強をしていたという意識は無いのですが、学校の宿題以外に取り組んでいたことを 記載します。 1.英語の教科書を音読すること 中学校の教科書は基礎中の基礎ですが、必要なことが全て記載されているので、何度も 繰り返し声に出して読みました。 家族に聞かれるのが恥ずかしかったので、入浴後ドライヤー中に教科…
皆さんお察しの通り、わたしは無事に留学生として合格することができたのですが、受験 当時のわたしからは知りえなかったことがありました。 1.合格者は1名のみだったこと 実はこの試験による合格者は1名だったようです。 わたしが入学した年は、実際に留学することができる定員自体はもう少し余裕があり ましたので、入学後に希望すれば別途試験に合格することで留学生になれたようです。 2.父が…
今日は前回に引き続き、高校受験についてお話します。 英語科の留学生枠を志望したわたしは、一般の入試に加えて、本人の英語面接と保護者面接 を受けることになりました。 保護者面接の面接官は校長と英語科担任の2名で、30分程度の個人面接だったようです。 (わたしは同席せず、父のみが面接に臨みました。) 主な内容は、子どもが1年間親元を離れることになるが大丈夫そうかと、経済的に問題ないか の2点だった…
今日は、高校受験についてお話します。 わたしが目指した高校の制度は、2年次の1年間イギリスの現地校に通い、帰国後はそのまま 進級することになっていました。 留学生は基本的には英語科に所属するようで、入試の段階で英語科の留学生枠を志望して 受験しました。 試験内容は、一般の受験生と同じ筆記試験の他に、英語面接、保護者面接がありました。 ちなみに留学生の筆記試験は、一般の受験生とは別室で行われ、…
週末はポケモンのゲームのアジア大会を見に行ってきました。 海外生活とは一見関係のない話のようですが、このゲームで世界一強いと言われている 海外選手と会話して来たので、記念にお話ししたいと思います。 わたしは最近、ポケモンユナイトというゲームが好きでよくプレイしています。 5対5のオンラインゲームで、制限時間内に得点を競うゲームです。 Switchとスマートフォンいずれも無料で遊べるので、ユーザーの年齢…
手っ取り早くハリー・ポッターに携わるには、イギリスに移り住むことと考えたわたしは、 早速家族に伝えました。 流石に中学生1人を長期間海外へ送り出すことはできないと反対されましたが、高校生に なれば実現可能ではないかと提案され、次のような方向で進学先を探すことにしました。 ・イギリスの提携校に留学できる日本の高校に進学する(留年あり) ・イギリスの提携校に留学できる日本の高校に進学する(留年な…
映画『ハリー・ポッター』シリーズでは、重要なキャラクターの募集にはオーディションが ありました。 その門戸は広く開かれており、わたしの友人もオーディションに参加していました。 アジア人であり、英語力も乏しければ演技経験もないわたしには夢のまた夢の話題でしたが 映画シリーズにはエキストラ募集のお知らせがありました。 その条件は1点のみ。 「イギリス在住であること」 国籍、性別、年齢は一切問わ…
わたしを虜にした『ハリー・ポッター』は、皆さんご存じの通り映画化され、その名を 知らない人はいないほどになりました。 原作や映画の続報を求め、毎日のようにWebサイトを見て回ると、世界中のファンが 様々な情報発信を行っていることが分かり、中にはファンレターを書いて、サイン入り の写真を貰ったという人を何人も見つけました。 わたしは作品の世界観自体が好きだったので、特定のキャラクターや俳優さんが…
『ハリー・ポッター』シリーズに出会ったのは、賢者の石のハリーと同い年くらいの頃 でした。 子どもの頃からファンタジーが大好きだったわたしは、毎日のように物語や漫画を読み ふけっていました。 『ハリー・ポッター』に出会ったきっかけは、当時大好きだった漫画、立川恵先生作 『夢幻伝説タカマガハラ』の柱に、作者が最近読んだ本として挙げられていたことです。 まだ世間ではそれほど有名な作品ではありませんで…
わたしの夢と魔法に満ちた経験の始まりは、思い返せば従姉妹の存在でしょう。 彼女はわたしより年上で、子どものわたしから見れば遠い世界の人のようでした。 小さい頃から芸能事務所に何度もスカウトされるほど美しく、アクティブで社交的で…… 彼女はわたしの憧れでした。 ある日、彼女がわたしに1枚のはがきを見せてくれました。 赤と黒の2色で、カンフーの様なポーズをしたシルエットが描かれたそれは、一目見たら…
わたしの親しい友人たちはわたしのことを 「マンガの主人公みたい」 と話すことがあります。 ひとから見れば夢物語のような体験も、わたしにとっては毎日の積み重ねです。 それでも、これまでのわたしの生活のお話が、誰かの一助になれば わたしも少し幸せになれる気がしたので、この機会に筆を執ることにしました。 また、ブログだけでなく、ご質問などがあれば何かの形でお応えできればいいなと 考えており…
「ブログリーダー」を活用して、宇沙美海子さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。