【クラシカル・クロスオーバー】ジャンルの垣根を越えた音楽の魅力
クラシック音楽と他ジャンル音楽の融合って、他では味わえない独特な雰囲気と魅力がありませんか? ジャンルの垣根を越えて音楽性を融合させることをクロスオーバーといい、クラシック音楽とポピュラー音楽が合わさった音楽を一般的にクラシカル・クロスオーバーと呼びます。 日本で特に有名なのは、2003年に大ヒットした平原綾香さんの「Jupiter」ですね。 youtu.be この歌で初めて原曲ホルストの「木星」の存在を知り、更にそれをきっかけに「火星」や「金星」など他の曲にハマった方も多いはず。 今改めて聴いてもすごく良い…またこういう曲が流行らないかなぁ。 youtu.be ↑こちらが原曲グスタフ・ホルス…
カリンバのボディ素材、木製とアクリル製の違い。どちらがよりオルゴールっぽい?
カリンバといえば木でできた楽器を思い浮かべる方が多いかと思いますが、透明や虹色のボディの可愛らしいアクリルのカリンバも、演奏動画やネット通販等でよく見かけますよね。 アクリルで作られた楽器自体が珍しいのでぱっと目を引きますし、その音色も見た目と同じくらいキラキラとしていて可愛らしい。 気になるけど、木製と比べるとどこがどういう風に違うのかがわからない。どっちを買おうか迷っている…という方に向けて、ここでは"木製とアクリル製の違い"と、それを含めた個人的な感想をざっくりと書いていきたいと思います。 メーカー毎の具体的な違いは、わかりやすい比較動画を出してくださっているYouTuber様もたくさん…
音楽界隈の中でも色々派閥?みたいなものがあって、時に対立や論争が起こることがあります。 例えば、クラシックvsポップスだとか、吹奏楽vsオケだとか、生演奏vs機械演奏、オペラvsミュージカル、アコースティックピアノvs電子ピアノ…挙げるとキリがなくなりますが、要は「音楽とはこうあるべきだ。そうでないものは音楽とは言えない」的な争い。 ああいう類いのマウントの取り合いがすごく嫌で、私はクラシックが好きですが「クラシックこそ高尚な音楽(他は低俗)だ」と他のポップスやジャズ、大衆音楽等を否定的に見下す傲慢な考え方が特に大嫌いです。 そりゃあ何百年の時を経ても淘汰されることなく愛され続けるクラシック作…
前回の記事↓ yuuzutsu.hateblo.jp 今回も引き続き、癒し効果の高いおすすめクラシック曲を載せていきます。 心が疲れているときに聴きたいクラシック音楽 グリーグ《ペール・ギュント 「朝」》 ビゼー《カルメン 第3幕への間奏曲》 アルルの女(メヌエット) アルルの女(ファランドール) ショパン《雨だれ》 ブラームス《旋律のように》 ドビュッシー《アラベスク第1番》 モーツァルトの讃美歌 アヴェ・ヴェルム・コルプス おわりに 心が疲れているときに聴きたいクラシック音楽 グリーグ《ペール・ギュント 「朝」》 「ペール・ギュント」やピアノ協奏曲などで知られるグリーグ。 もし名前に馴染み…
音楽を聴くとセロトニンやオキシトシンなどの神経伝達物質が分泌される、リラックス効果があるというのは有名な話。 セロトニン(幸せホルモン)には不安感を和らげたり精神を安定させる効果、オキシトシン(愛情ホルモン)にはやすらぎ感をもたらしたり、ストレスを緩和させる効果がありますね。 また、自分の好きな曲や気分が上がる曲を聴くとドーパミン(快楽物質)やエンドルフィン(脳内麻薬)がより多く分泌されるとも言われています。 選曲によっては気持ちが落ち着いて心が癒されたり、逆に感情が昂って悲しみが一層強くなって涙が溢れてしまうこともあったりと、音楽には人の心や精神を揺さぶる不思議な力があります。 癒し効果の高…
以前、こちら↓の記事で少しだけ拍子記号(8分の6拍子)について触れました。 yuuzutsu.hateblo.jp 今回は改めて、五線譜のト音記号の隣に書かれた数字=拍子記号について解説していきたいと思います。 拍子記号の基本の読み方 よく使われる拍子記号 4分音符が拍の基準になっている拍子 2分音符が拍の基準になっている拍子 8分音符が拍の基準になっている拍子 変拍子とは? おわりに 拍子記号の基本の読み方 ト音記号の隣の数字は分数になっています。 同じ数字に見えてこの上下の数字、持つ意味は全く別物なんです。 分母(下段)=1拍の基準となる音符の長さ 分子(上段)=1小節に含まれる拍数(つま…
楽器や音楽をしていれば、誰しも一度は思うこと。 「誰かとアンサンブルをしてみたい!」 1人でももちろん楽しいのですが、それでも無伴奏より伴奏音源に合わせて演奏する方が気分も上がりますし、機会があるのなら誰かと一緒にハモったり二重奏三重奏ができたらもっともっと楽しめそう…。 そんな方々におすすめの楽譜やツールを色々ご紹介します。 まずは伴奏音源などで オカリナ用の伴奏動画でも代用可能 楽譜動画を見ながらお手本演奏と合わせて弾くのもアリ カリンバアンサンブル用の楽譜 誰かとリアルタイムでアンサンブルがしたい! オンラインでセッションができるアプリ グループレッスンやサークル等に参加してみる カリン…
ドレミ、CDE、ハニホ…音の高さを示す名前は、なぜ何種類もあるの?
音階というと、真っ先に思い浮かぶのが「ドレミファソラシド」 。 これが元はイタリア語からきた言葉だという事は、なんとなくご存知の方も多いと思います。 でも、この音階の名前を「Do maggiore(ド マッジョーレ)」と同じイタリア語で呼ぶ日本人は多分かなり少ない。 ほとんどの方が日本語で「ハ長調」と呼んだり、英語の「C Major(シーメジャー)」、またはドイツ語の「C Dur(ツェードゥア)」のどれかで呼んでいるはず。 音楽用語の基本はイタリア語が元になっているものが多いですが、全てイタリア語で統一されている訳ではなく様々な言語が混在し、更にそれがジャンルやシーンによって使い分けられていま…
趣味、お仕事等で楽器演奏や楽譜を読む練習をされている皆様。 楽譜を読みながら、タイトルについて疑問に思ったことはありませんか? 前回こちらの記事で、音部記号(ト音記号・へ音記号)や音名に関するお話をしました。 yuuzutsu.hateblo.jp 今回は大事なオタマジャクシの部分、音符についての説明や名前の由来などを書いていこうと思います。 1拍分の長さなのに…なぜ「4分音符」? 基準は全音符 「4分音符=1拍分」になった理由 6/8拍子の考え方 おわりに 1拍分の長さなのに…なぜ「4分音符」? 音楽や楽器に関する用語は、よくよく考えたらこの名前の由来ってなに?なんでこう呼ぶようになったの?…
世界には色々な種類の楽譜がありますが、最も有名で今の楽譜の基本とも言える楽譜といえば「五線譜」ですよね。 何か趣味で楽器を始めたくても、五線譜が読めないからハードルが高い…という方や、「ト音記号はなんとか読めるけどへ音記号が…」という方も意外と多いはず。 五線譜には音の高さ、音符の種類(長さ)、拍子など読めるようになるためには色々な知識が必要になりますが、今回は音の高さを正確に読むコツについての解説と、五線譜は読めるけどこれは初耳かもしれない?ちょっとした雑学なんかも書いていこうと思います。 大譜表 高音部譜表と低音部譜表 大譜表は「ド」の位置が鏡合わせになっている 音部記号 「ト音記号」の名…
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