低温プラズマ(大気圧誘電体バリア放電)の基本的な原理
誘電体バリア放電プラズマ(低温プラズマ)の基本的原理 プラズマ発光 もう一度誘電体バリア放電の基本的な原理について説明しておこう と思います。 誘電体バリア放電は,片側もしくは両側の電極上に誘電体(絶縁体)層があることが基本的な特徴になります。金属の上に誘電体が存在する構造によって、過度の電流が流れることによるアーク放電への移行が抑止されています。 放電電流が流れると、誘電体に電荷が蓄積され、その蓄積電荷による誘電体問の電圧が印加電圧と逆であるために、自動的に誘電体のギヤツプ間電圧が放電維持電圧以下まで低下することになります。この原理では、放電は 1回きりですが、逆符号の電圧を更に印加すること…
2024/12/03 22:01