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「Kowkinsblog・光風抄」 https://kowkinsblog1973.fc2.net/

詩人・木村浩欣の2013年8月からのブログです。  日本文化・東洋思想・神秘思想を基盤に、和歌・俳句・写真詩の創作をして、「祈りの詩文芸」に取り組んでいます。皆々的との楽しい交流を希望しおります。合掌・感謝・詩人・木村浩欣。

詩人・木村浩欣
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2024/04/17

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  • 「梅の枝の目白」

    「梅の枝の目白」 白梅や父に未完の日暮れあり ( 櫂 未知子 )和歌三首 彩雲の風に光りて春来たり 赤子笑みする街の真昼に 浄刹に父母の御心問いし夜に 北極星の真白く光れる 梅が枝を目白ゆらせば春の空 歌に満ちたる常世ありしか俳句七句 二月には梅に遊びし目白かな 梅の枝を目白ゆらせば風笑う 梅林に目白のはらから歌こぼる 風光る人法の世も透き通り 天法の降りて楽しや山笑う 彩...

  • 「チガウという」

    「チガウという」私はチガウと言うチガウ チガウ ソウジャナイ と何がチガウのか何でもいいのさ何が何であれそれはチガウのだこの世が欲する正しさがチガウと 私は云っている私たちが呼吸する大気は何だ私たちが踏みしめる大地は何だ私たちの空想は何だ誰が真実を知っているのか自分だけが真実を知っているのか神か 仏か 先祖か 宇宙か彼らなら真実を知っているのか私はチガウと云うこの蒼天の輝きは 一体なんだ私の心耳に...

  • 「浄刹にても梅咲くか」

    「浄刹にても梅咲くか」 夭折も天寿も梅の花の中 ( 有泉 七種 )和歌三首 色しらぬ白梅ひらく相模の野 鳥の歌にもミロク世ありしか 風ゆるみ春告草の白ひかる 蒼天あおぐ白き輝き 佐保姫の舞のはじまる野をゆけば ホオジロ歩く軽やかさかな俳句七句 神に問う浄刹にても梅咲くか 光降る春告草の仰ぐ空 樹下に座し目蓋とじても風光る 春陰に眼光するどき忠魂碑 生死と云う恐ろしき語と春の...

  • 「紅梅かほる」

    「紅梅かほる」 カントより妻が難解冴え返る ( 坪内 稔典 )和歌三首 紅梅を黄泉の娘にささげたい 泪も涸れた朝の月かな 蒼氓もこの立春に天仰ぐ 地上浄土は我らが開くと 梅の香をたどりて彷徨う枯野には 幽かに舞ひたる詩の神あり俳句七句 立春やモヒカン少年はしり出す 冴え返る海に朝陽の光る道 明け方の海に背を向け春の月 梅月夜第一義なる祈り事す 紅梅の夜明けに咲きて音も無し ...

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