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ボクシングトレーナー椎野大輝 https://boxingtrainer-hirokishiino.com/blog/

チャンピオンを多数育成する現役プロトレーナーの椎野大輝がボクシングに役立つ情報を発信していきます。 【経歴】 元プロボクシング東洋(アジア)チャンピオン 世界ランキング最高7位

椎野大輝
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2023/12/15

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  • 井上尚弥、フェザー級初戦はブルース・キャリントン?現王者4人との相性を徹底分析

    世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手が、自身のXで「バムをダラダラ待つ気はないからフェザー級に行く準備も始めるよ」と投稿しました。ジェシー・“バム”・ロドリゲスとの対戦が不透明となるなか、井上選手のフェザー級挑戦が一気に現実味を帯びてきました。では、井上選手がフェザー級へ転向した場合、現在の世界王者の中で誰との試合が一番面白いのか。僕が最も見たいのは、ブルース・キャリントンとの対戦です。今回はキャリントンをはじめ

  • 井上拓真vs那須川天心2の採点論争――判定の見方と、天心陣営との評価のズレ

    井上拓真選手と那須川天心選手の再戦では、試合後の会見などでも判定についていろいろな声がありました。今回は、この試合を通して、ボクシングの採点について僕なりの考えを話していきます。目次CLOSE1. 僕は116対111ぐらいで拓真選手の勝ちと見ていました2. 4回までのフルマークは、天心選手に厳しいと感じました

  • 松本流星はなぜアコスタに勝てたのか。WBO世界ミニマム級暫定王座決定戦を振り返る

    9月27日、松本流星選手がラッセル・アコスタ選手に判定勝ちし、WBO世界ミニマム級暫定王座を獲得しました。僕は試合前、前に出てくるアコスタ選手に対して、松本選手が動きながらパンチを当てていくと予想していました。展開は大きく外れませんでしたが、松本選手は思った以上に強気でした。そして、アコスタ選手も予想以上に強かった。ポイントでは松本選手が先行していても、最後まで気の抜けない試合でした。松本選手はどうやって勝ち切ったのか。試合を見て感じたことを

  • 西田凌佑はなぜグッドマンに敗れたのか。2度の減点と勝敗を分けた接近戦を椎野大輝が解説

    西田凌佑選手がサム・グッドマン選手に判定で敗れ、2階級制覇はなりませんでした。試合では西田選手に2度の減点があり、その判定が気になった方も多いと思います。僕も減点には納得できない部分がありました。ただ、減点がなければ西田選手が勝っていたかというと、そこは別の話です。グッドマン選手がどのように距離を詰め、西田選手のボクシングを崩したのか。試合を見て感じたことをお話しします。目次CLOSE1. 想

  • 坪井智也はなぜ8回までのリードを守れなかったのか マラジカ戦を椎野大輝が振り返る

    9月27日、坪井智也選手がリカルド・マラジカ選手とのWBC世界スーパーフライ級王座決定戦に臨み、1-2の判定で敗れました。僕は試合前、坪井選手が圧倒すると予想していました。坪井選手のファンとしても期待していたので、結果はかなりショックでした。ただ、試合を見終えてまず感じたのは、マラジカ選手が予想以上に強かったということです。初回の出血が坪井選手にどう影響したのか、8回までリードしていた試合がなぜ逆転されたのか。僕が見た両選手の

  • 井上拓真vs那須川天心2を試合後解説|ダウンを奪っても勝敗を分けた「3分間の使い方」

    2026年9月27日、井上拓真選手と那須川天心選手の再戦が行われました。天心選手が7ラウンドにダウンを奪いましたが、結果は拓真選手の判定勝ちでした。試合直後にもライブで話しましたが、改めて試合を振り返ります。目次CLOSE1. 一番印象に残ったのは、ダウン後の拓真選手の守り2. 初戦から変わった天心選手と、意外だっ

  • 松本流星vsラッセル・アコスタ勝敗予想|前進を外し、左で中盤KOと予想

    9月27日、松本流星選手がラッセル・アコスタ選手とのWBO世界ミニマム級暫定王座決定戦に臨みます。元WBA世界王者の松本選手にとって、再び世界のベルトを手にするチャンスです。アコスタ選手は17戦全勝。前に出て攻撃を仕掛ける力があり、簡単な相手ではありません。ただ、僕は松本選手が少し有利だと見ています。アコスタ選手の攻撃をどう外し、どの位置から打ち返せるか。そこに、この試合の勝敗を分けるポイントがあります。目次CLOSE

  • 坪井智也vsリカルド・マラジカ勝敗予想|ジャブの差し合いを制し、9回ストップ勝ちを予想

    9月27日、坪井智也選手がリカルド・マラジカ選手とのWBC世界スーパーフライ級王座決定戦に臨みます。以前の記事では、坪井選手の世界初挑戦が決まった段階で、両者の特徴や試合の見通しを書きました。今回は試合直前の勝敗予想です。僕は坪井選手がかなり有利だと見ています。マラジカ選手もスピードがあり、きれいなボクシングをする良い選手です。ただ、その戦い方は坪井選手がアマチュア時代から数多く経験してきたタイプでもあります。僕が気になってい

  • 西田凌佑vsサム・グッドマン勝敗予想|僅差の判定を分けるポイントは?

    9月27日、西田凌佑選手がサム・グッドマン選手とのIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦に臨みます。西田選手にとっては、階級を上げてから世界王座への返り咲きを懸ける一戦です。この試合は、僕にとって当日の世界戦の中で最も予想が難しいカードです。両選手とも冷静に試合を運べるだけに、どちらかが一方的に崩れる姿は想像しにくい。一方で、西田選手が前に出て自分の距離をつくれるかどうかで、試合の見え方は大きく変わると思います。階級を上げた西田選手の状態

  • 【井上拓真vs那須川天心2】最終勝敗予想|拓真選手の判定勝ち、後半ストップもあると予想する理由

    9月27日に行われる井上拓真選手と那須川天心選手の再戦。これまで両選手についてさまざまな角度から話してきましたが、今回は試合直前ということで、僕なりの最終勝敗予想をしたいと思います。結論から言うと、現時点では拓真選手の判定勝ち、もしくは後半のストップ勝ちを予想しています。ただ、今回一番読めないのは天心選手が前回からどこまで進化しているのかという部分です。拓真選手が自分の得意な展開に持ち込むのか。それとも、天心選手が前回とは違う

  • 亀田京之介vsエルナンデス試合後解説|2対1判定でも「内容は大差」と見た理由

    亀田京之介選手は、セバスチャン・エルナンデス選手に2対1の判定で敗れました。判定は割れましたが、僕の採点はエルナンデス選手の97対93、もしくは98対92です。ただ、試合前に想像していた以上に亀田選手は強かった。アッパーを当て、左ボディで効かせ、苦しい終盤も打ち返していました。亀田選手が何をできて、なぜ勝ち切れなかったのか。試合を振り返ります。目次CLOSE1. 亀田選手のパンチは当た

  • 佐々木尽、セムジュ・デビッドを6回KO!アジア3冠統一で見えた「勝負強さ」と世界への課題

    佐々木尽選手がセムジュ・デビッド選手に6回KO勝ちし、日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィックのウエルター級3冠を統一しました。結果だけを見れば見事なKO勝利です。しかし、佐々木選手本人は「練習の動きが1割しか出せなかった」と、試合内容には納得していません。実際、セムジュ選手の独特なリズムやタイミングに苦しみ、佐々木選手が思い描いていた試合にはならなかったと思います。それでも相手に完全にペースを渡さず、最後は倒して勝ちました。自分の

  • 井上尚弥に勝てる可能性があるのは拓真だけ?“井上兄弟対決”を本気で予想する

    先日、那須川天心選手との再戦に向けて行われた、井上拓真選手の公開練習について話しました。その後、細川バレンタインさんが「実は井上尚弥に勝てるのは拓真だけ説」という動画を出していて、非常に魅力的なタイトルだと思いました。もちろん、井上尚弥選手と拓真選手が実際に戦う可能性はないでしょう。ただ、現在の二人を技術的に比較したとき、どのような試合になるのか。今回は“井上兄弟対決”を本気で考えてみたいと思います。目次CLOSE

  • 井上拓真の仕上がりに「これは天心、相当きつい」公開練習から見えた両者の変化

    9月27日、TOYOTA ARENA TOKYOで行われるWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者・井上拓真選手と同級1位・那須川天心選手が再戦します。試合を目前に控え、両選手がそれぞれ公開練習を行いました。那須川選手の公開練習には井上陣営が、井上選手の公開練習には那須川陣営が視察に訪れ、練習後には両陣営から対照的な言葉が出ています。公開練習では、実際にどこまで相手の状態を読み取ることができるのか。那須川選手は前回の対戦からどのよう

  • 18歳・所龍太が元世界挑戦者ジェイク・アンパロに判定勝利|プロ3戦目、初の8回戦を振り返る

    こんにちは。ボクシングトレーナーの椎野大輝です。今回は、担当選手である所龍太のプロ第3戦について、試合結果と感想をお話しします。プロ3戦目にして初のA級、初の8回戦となりました。短い内容になりますが、最後までお付き合いください。https://youtu.be/udGgc804O6U目次CLOSE1. キャリアで大きく上回るジェイク・アンパロとの対戦

  • 【井上拓真vs那須川天心2】再戦の作戦はどう作る?トレーナーが語る対策・スパーリング・試合中の対応力

    井上拓真選手と那須川天心選手の再戦が決まり、試合までの準備もいよいよ本格的になってきます。一度戦ったことのある相手との再戦では、初対戦とは作戦の立て方も変わります。前回うまくいった部分をさらに伸ばすのか、うまくいかなかった部分を修正するのか。さらに、相手も対策してくることを想定して、その次の手まで準備しなければなりません。今回は、再戦に向けてトレーナーと選手がどのように作戦を組み立てるのか、スパーリングではどんな準備をするのか、そして井上拓真

  • 【井上尚弥の弱点】バムは「顎が上がる瞬間」を狙えるのか?攻略が難しい理由

    井上尚弥選手とジェシー・“バム”・ロドリゲス選手の対戦が、来年2月から3月に計画されていると報じられています。そうしたなか、バム選手のトレーナーであるロバート・ガルシア氏が、井上選手について「強いパンチを打つときに顎が上がる」と指摘しました。一方、実際に井上選手からダウンを奪ったラモン・カルデナス選手は、「井上選手は同じミスを繰り返さない」とバム陣営に警告しています。井上選手が強打を放つ瞬間は、本当に攻略できる弱点なのでしょうか。カル

  • 亀田京之介vsセバスチャン・エルナンデスを予想|中谷潤人を苦しめた強敵に勝てるのか

    9月23日に行われる「3150FIGHT 11」で、亀田京之介選手とセバスチャン・エルナンデス選手の対戦が決まりました。エルナンデス選手といえば、中谷潤人選手を相手に苦しい展開を作ったことで、日本のボクシングファンにも強い印象を残した選手です。一方、亀田選手は今回の対戦を前に「自信しかない」「レベルちゃうんじゃないですか」とかなり強気な発言をしています。今回は、エルナンデス選手の強さ、亀田選手との階級・体格差、亀田選手が勝つために必要

  • 中谷潤人は井上尚弥を超えてPFP1位になれるのか――フェザー級での再戦に期待

    こんにちは、ボクシングトレーナーの椎野です。今回は、中谷潤人選手が地元・相模原で行った再起報告会での発言についてお話しします。井上尚弥選手との一戦を経て、中谷選手は今後の目標や、パウンド・フォー・パウンド1位への思いについて語りました。目次CLOSE1. 怪我が治り、前を向いたことが嬉しい2. 井上戦での大

  • 坪井智也の世界初挑戦を徹底分析|プロ5戦目での世界戦とリカルド・マラジカ攻略のポイント

    2026年9月27日、トヨタアリーナ東京で行われる「Prime Video Boxing 16」で、坪井智也選手がプロ5戦目にして初の世界タイトルマッチに挑みます。対戦相手は、リーチを生かしたジャブやストレートを得意とし、16勝のうち12勝をKOで挙げているリカルド・マラジカ選手です。坪井選手はアマチュア時代に世界選手権を制し、プロ転向後も高い技術力と完成度を見せてきました。今回勝てば、プロ5戦目での世界王座獲得となり、日本男子最速タイ記録に

  • 【井上拓真vs那須川天心2】天心は成長している。それでも前回以上に差がつくと予想する理由

    2026年9月27日、WBC世界バンタム級王者・井上拓真選手と那須川天心選手の再戦が行われます。前回の対戦は2025年11月。拓真選手が中盤以降に試合を支配し、大差判定で勝利しました。天心選手にとっては、プロ格闘技を通じて初めての敗戦でした。そこから約10カ月。天心選手はフアン・フランシスコ・エストラーダ選手をTKOで破って挑戦権を獲得し、拓真選手も井岡一翔選手から2度のダウンを奪って勝利しています。前回より成長した両者が、再び世界タ

  • 井上尚弥の次戦はバム・ロドリゲスが最有力 大橋会長が明かしたフェザー級転向プラン

    大橋ジムの大橋秀行会長が、具志堅用高さんのYouTubeチャンネルに出演し、井上尚弥選手の今後の対戦プランについて語りました。大橋会長は、現在WBA世界バンタム級スーパー王者のジェシー・“バム”・ロドリゲス選手について、「次の対戦者の1番手です。井上も燃えています」と発言しています。さらに、井上尚弥選手とバム・ロドリゲス選手の対戦は年明けになる見通しで、その試合を終えた後にはフェザー級へ転向する考えも明かしました。これまでも井上尚弥選

  • 岩田翔吉がダウンを挽回して11回TKO勝利 寺地拳四朗は圧巻の内容で世界3階級制覇

    こんにちは、ボクシングトレーナーの椎野大輝です。今回は、トリプル世界タイトルマッチの中から、岩田翔吉選手のWBC世界ライトフライ級タイトルマッチと、寺地拳四朗選手のWBO世界スーパーフライ級王座決定戦について振り返ります。増田陸選手と比嘉大吾選手のバンタム級の試合については、別で取り上げています。岩田翔吉選手は、無敗の世界1位エリック・バディージョ選手を迎えて防衛戦に臨みました。寺地拳四朗選手は、元世界2階級制覇王者として、世

  • 増田陸が比嘉大吾との激戦を制して世界王者に!判定が割れた理由と今後のバンタム級を解説

    U-NEXT BOXINGで行われたWBA世界バンタム級王座決定戦で、増田陸選手と比嘉大吾選手が対戦しました。結果は判定2対1。増田選手が比嘉選手との接戦を制し、WBA世界バンタム級の新チャンピオンとなりました。採点は、115対113で比嘉選手を支持したジャッジが1人。残る2人は117対111で増田選手を支持しました。今回は、増田陸選手が勝利できた理由や、比嘉大吾選手のディフェンス、判定が割れた要因、そして今後のバンタム級について、ボ

  • ジャロン・エニス、ザヤスを圧倒。スーパーウェルター級でも“別格”だった理由

    ジャロン・“ブーツ”・エニスが、スーパーウェルター級でも圧倒的な強さを見せました。WBA・WBO世界スーパーウェルター級王座戦で、ザンダー・ザヤスを7回TKOで破り、階級を上げてもなお世界トップレベルの実力を証明したエニス。スピード、スイッチ、カウンター、そして倒し切るパンチ力。どれを取っても完成度が高く、「この階級でも無双するのではないか」と感じさせる内容でした。一方で、ザヤスも決して弱かったわけではありません。エニスを効かせる場面

  • 井上拓真vs那須川天心の再戦浮上でバム戦はどうなる?バンタム級の今後を考える

    こんにちは。ボクシングトレーナーの椎野です。今回は、井上拓真選手と那須川天心選手の再戦が浮上しているという報道について、そしてバム・ロドリゲス選手がバンタム級に上げてきたことで、今後のバンタム級がどう動いていくのかを考えていきます。拓真選手と天心選手の再戦は、日本では大きな注目カードです。一方で、拓真選手とバム選手の対戦も、世界的に見ればかなり面白い試合だと思います。今回は、拓真選手、天心選手、バム選手を中心に、今のバンタム級の流れを

  • バム・ロドリゲスがバンタム級で見せた強さと課題。井上尚弥戦はまだ早いのか

    ジェシー・“バム”・ロドリゲスがバンタム級に上げ、WBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガスに挑戦しました。スーパーフライ級で4団体統一を目指すのではなく、階級を上げてバンタム級に進出したバム。背景には、将来的な井上尚弥選手とのビッグマッチを見据えた動きもあると考えられます。今回のバルガス戦では、バムが6回TKO勝ち。バンタム級でも倒せる力と、高い技術力を見せた試合でした。ただし、試合を見て感じたのは、バムの強さだけではありません。

  • カシメロがネリに圧勝。6度ダウンの衝撃と井上尚弥への挑発発言をどう見るか

    6月6日、愛知県国際展示場で行われたジョンリエル・カシメロ対ルイス・ネリの一戦は、予想を大きく超える衝撃的な結末となりました。元世界3階級制覇王者のカシメロが、元世界2階級制覇王者のネリから合計6度のダウンを奪い、4ラウンドTKO勝ち。試合前から“悪童対決”として注目されていたカードでしたが、内容はカシメロの圧勝と言えるものでした。ネリは前日計量で体重超過があり、試合前からコンディション面に不安を残していました。一方のカシメロも、近年は衰えを

  • 神龍誠が扇久保博正を超えた理由|RIZINフライ級新王者に見えた打撃の進化

    RIZIN LANDMARK 14 in SENDAIで行われた、神龍誠選手と扇久保博正選手のRIZINフライ級タイトルマッチ。神龍選手が判定で勝利し、RIZINフライ級の新王者となりました。今回の一戦は、神龍選手にとって単なるタイトルマッチではありません。前回敗れた扇久保選手へのリベンジであり、地元・宮城でのメインイベント。そして、元師匠でもある相手を超えてベルトを獲るという、大きな意味を持つ試合でした。ここでは、今回の勝利

  • 井上尚弥vsバムは本当に実現するのか?堤聖也の休養王者化で変わるバンタム級の構図

    WBA世界バンタム級をめぐって、大きな動きがありました。堤聖也選手が休養王者となり、アントニオ・バルガス選手が正規王者に。そして、そのバルガス選手はジェシー“バム”ロドリゲス選手との防衛戦を控えています。さらに報道では、バム選手が勝利した先に、井上尚弥選手との対戦構想も浮上しているとされています。単純に「バムが勝てば井上尚弥戦へ進む」という話ではありません。バム選手はまずバルガス選手に勝たなければいけませんし、その先には休養王

  • 所龍太がデビュー2連勝

    5月12日に行われたLemino BOXINGの興行で、担当する所龍太選手のプロ転向2戦目が行われました。この日は、スーパーフェザー級1000万円トーナメントや日本スーパーフェザー級の試合なども組まれており、後楽園ホールは満員。非常に盛り上がった興行の中で、所選手は3ラウンド1分3秒TKO勝利を収め、デビュー2連勝を飾りました。この勝利でB級を卒業し、次戦からはA級ボクサーとして6回戦以上の試合に出場できるようになります。今回

  • ルディトレーナーの「作戦ミス」発言をどう見るか|中谷潤人は井上尚弥との再戦で勝率を上げられるのか

    5月2日の東京ドームで行われた井上尚弥選手と中谷潤人選手の一戦後、中谷選手のトレーナーであるルディ・エルナンデス氏が、気になるコメントを残しました。ルディ氏は、試合後に「最初の数ラウンドでジュントを抑えてしまったのは自分のミスだった」と話しています。この発言は、どういう意味だったのか。中谷選手をもっと積極的に行かせるべきだったという後悔なのか。それとも、井上選手に先に踏み込ませて、そこに合わせるという作戦だったのか。今回は、こ

  • 井上尚弥vs中谷潤人の採点は厳しかったのか。現役ボクシングトレーナーが語る「115-113」とジャッジとのズレ

    5月2日、東京ドームで行われた井上尚弥選手と中谷潤人選手の一戦は、井上選手が3対0の判定で勝利しました。採点は116対112が2者、115対113が1者。試合後、井上選手自身も「2ポイント差は厳しいなと思う」と語り、自分の試合中の感覚や映像を見直した感覚とは、ジャッジの採点に少しズレがあったことを口にしました。では、この採点はどう見るべきなのか。今回は、元プロボクサーであり現役トレーナーの椎野大輝が、井上尚弥選手と中谷潤人選手

  • 中谷潤人選手は眼窩底骨折していた。井上尚弥戦後に見えた「評価が下がらない理由」

    井上尚弥選手との大一番を終えた中谷潤人選手が、試合後に左眼窩底骨折と診断されました。試合直後の応急的な検査では分からず、翌日に改めて専門医の検査を受けて判明したということです。試合中、右アッパーを受けた場面で中谷選手が目をつむるようなシーンもありました。眼窩底骨折という怪我は、ボクサーにとってどれほど大きな影響があるものなのでしょうか。今回は、元プロボクサーであり、自身も眼窩底骨折を経験しているボクシングトレーナー椎野大輝が、試合中の

  • 井上拓真が判定勝利 井岡一翔戦で見えた“差”と試合の流れ

    2026年5月2日、東京ドームで行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチ、井上拓真 vs 井岡一翔。試合は井上拓真が3-0(118-108、119-107、120-106)の判定で勝利し、初防衛に成功しました。前半のダウン、スピード差、そして試合の主導権。この一戦は、スコア以上に内容で差が見えた試合でもありました。本記事では、試合結果とともに、井上拓真が判定勝利(3-0)した理由、井岡一翔の狙いと対応、そして勝敗を分けたポイントを現場目線で

  • 井上尚弥が判定勝利 中谷潤人戦は「めちゃくちゃ面白かった」

    2026年5月2日、東京ドームで行われた井上尚弥 vs 中谷潤人は、井上尚弥選手が3-0の判定で勝利しました。判定は、116-112が2人、115-113が1人。3-0で井上尚弥選手の勝利です。井上選手の試合の中でも、一番僅差だったんじゃないかという内容で、めちゃくちゃ面白かった試合でした。https://youtu.be/XEhmul3N0P4目次CLOSE1. 中谷潤人

  • 武尊の引退試合は何がすごいのか。これまでの戦い方と地上波での引退試合から見えるもの

    2026年、武尊選手が引退試合に臨みます。対戦相手は ロッタン・ジットムアンノン。この一戦はカードとしての注目度だけでなく、これまでの戦い方、積み重ねてきたもの、そして地上波で放送されるという点も含めて、大きな意味を持つ試合です。今回は、・武尊選手がどう戦ってきたのか・なぜこのスタイルを続けてきたのか・今回の試合と地上波放送がどう繋がっているのかこのあたりを整理していきます僕はボクシングトレーナーですが、武尊選手の1フ

  • 井上尚弥の次戦は誰になるのか?バム戦の可能性と“現実的な相手”をトレーナー目線で整理

    井上尚弥選手が中谷潤人戦後、「もう1試合やってフェザー級に上げる」という流れを示しています。その中で、スーパーバンタム級でのラスト1戦を誰とやるのかに注目が集まっています。今回はこの次戦について整理していきます。目次CLOSE1. 次戦の相手について2. グッドマンはあるのか

  • 井上尚弥の次戦は誰になるのか?バム戦の可能性と“現実的な相手”をトレーナー目線で整理

    井上尚弥選手が中谷潤人戦後、「もう1試合してフェザー級へ」という発言をしたことで、スーパーバンタム級での“ラスト1戦”に大きな注目が集まっています。その中で名前が挙がっているのが、“バム”ことジェシー・ロドリゲスです。しかし、このカードが本当に実現するのかというと、現実的にはいくつかのハードルがあるのも事実です。今回は、井上尚弥選手の次戦について、トレーナー目線で整理していきます。https://youtu.be/ewdzsSREz

  • 井上尚弥陣営が5人で視察した理由|中谷潤人の公開練習から見えた“本当に見ているポイント”

    5月2日に東京ドームで行われる、井上尚弥選手と中谷潤人選手の一戦。試合まで残りわずかとなる中で、中谷選手の公開練習が行われましたが、そこで一つ特徴的だったのが、井上陣営が総勢5人で視察に来ていたことです。この動きはかなり異例ですし、現場で見ている立場からすると、シンプルにそれだけ警戒しているということだと思います。今回はこの公開練習から見えた部分と、実際に井上陣営がどこに注目しているのかを整理していきます。目次CLOSE

  • 【中谷潤人】LAキャンプで見えた“井上尚弥戦の準備”

    5月2日、東京ドームで行われる井上尚弥選手 vs 中谷潤人選手。この試合に向けて、中谷潤人選手がロサンゼルスで行っていたキャンプの詳細が出てきました。今回はその内容をもとに、中谷選手が何を積み上げてきたのか、そして井上戦にどう繋がるのかを整理していきます。https://youtu.be/V1sn4aZjfj0目次CLOSE1. ■ 100ラウンドのスパーが意味するもの

  • 井上拓真選手の公開練習と井岡一翔選手陣営の「視察なし」──その意味とは

    2026年5月2日、東京ドームで行われる超大型興行で、WBC世界バンタム級王者・井上拓真選手と元4階級制覇王者・井岡一翔選手が対戦します。その試合に向けて行われた公開練習で、ひとつ注目を集めたのが井岡選手陣営が視察に訪れなかったという点です。通常、公開練習には対戦相手の陣営が訪れることも多い中で、今回は事前に「視察しない意向」が伝えられていました。この記事では、井上拓真選手の公開練習の内容とともに、この“視察なし”という判断の意味をト

  • 井上尚弥の公開練習に感じた“違和感”とは

    井上尚弥選手の公開練習を見て、まず感じたのは「ここまで見せるのか」という違和感でした。これまでの公開練習は、どちらかというと調整の一部を軽く見せるような内容が多かった印象です。しかし今回は、シャドーやミット打ち、サンドバッグに至るまで、かなり強度の高い動きを見せていました。この“見せ方の変化”には、明確な理由があると考えられます。今回は中谷戦に向けた公開練習で見えた井上尚弥選手の仕上がりや狙いなどについて書いていきます。目次C

  • 【那須川天心】エストラーダ戦TKO勝利の理由!

    2026年4月11日、両国国技館で行われたWBC世界バンタム級挑戦者決定戦。那須川天心選手が、元世界2階級制覇王者エストラーダ選手に対して9回終了TKO勝利を収めました。再起戦で、しかも相手は長年トップ戦線にいたエストラーダ選手。その相手に対して完勝に近い形で終わらせたこの試合は、大きな意味がある試合でした。今回はこの一戦を、トレーナー目線で整理していきます。https://youtu.be/U_0q0VehNcY

  • 【井上尚弥】“仮想中谷”スパーの意味|想定内にする準備とは

    井上尚弥選手はなぜ、実際よりも大きい相手とスパーを行うのか。2026年5月2日の東京ドーム決戦、中谷潤人選手との一戦に向けて、“仮想中谷”として海外選手とスパーリングを行っています。この調整のポイントは、試合で起きる距離感のズレや違和感を、事前に体験しておくことです。今回はこの“仮想中谷”スパーについて、現役ボクシングトレーナーの目線で整理していきます。目次CLOSE1. ■

  • 中谷潤人はどう勝とうとしているのか。井上尚弥戦の戦略解説

    井上尚弥選手 vs 中谷潤人選手。5月2日、東京ドームで行われる試合に向けて、中谷潤人選手がロサンゼルス合宿に入ります。中谷選手は、「できることを伸ばして完璧にする」「ある程度、戦況は想定している」と話しています。今回は、この発言をもとに中谷選手の戦略を予想していきます。https://youtu.be/JZZigvotW-4目次CLOSE1. 「できることを伸ばす」という

  • 【世代交代】増田陸がドネアを止めた試合

    今回は、増田陸選手とドネア選手の試合について書いていきます。試合は増田陸選手がTKOで勝ったんですけど、内容としては増田陸選手がやりたい形で進めた試合だったと思います。ただ、その中でもドネア選手の怖さは最後まであったな、という印象です。目次CLOSE1. 距離をキープして試合を作った2. ドネア選手は足で追

  • 井上尚弥が言及。井岡一翔選手 vs 井上拓真どうなる?

    今回は井岡一翔選手 vs 井上拓真選手について書いていきます。東京ドームで行われる井上尚弥選手 vs 中谷潤人選手の世界戦と同じ興行で組まれる試合ということで、このカードもかなり注目されています。実績でいえば井岡一翔選手。現在の勢いとスピードでいえば井上拓真選手。ではこの試合、実力差はあるのか。どちらが有利なのか。現場で選手を見ている立場から整理してみます。目次CLOSE1.

  • 井上尚弥選手 vs 中谷潤人選手|差が出るのはここ!

    今回は、正式発表された井上尚弥選手 vs 中谷潤人選手 について書いていきます。日本ボクシングでもかなり大きい試合ですし、いろいろな見方が出ていると思います。今回は勝敗予想!そして、どこで差が出るのかを整理しておこうと思います。目次CLOSE1. この試合は中谷潤人選手次第の部分が大きい2. 井上尚

  • 【ナバレッテ vs ヌニェス】王座統一戦の結果と分析|ヌニェスはなぜ通用しなかったのか

    スーパーフェザー級王座統一戦、エマヌエル・ナバレッテ選手 vs エドアルド・ヌニェス選手。試合結果は11回TKO。ナバレッテ選手が統一に成功しました。もっと接戦になると思っていましたが、実際は明確な差が出た内容でした。なぜヌニェス選手は通用しなかったのか。ナバレッテ選手の強さはどこにあるのか。トレーナー目線で整理します。https://youtu.be/YLrvsgi0KCA目次CLOSE

  • 坪井智也はすでに世界基準。ゲバラ戦は“世界前哨戦”【スーパーフライ級】

    今回は坪井智也選手の次戦についてです。4月11日、両国国技館で元世界2階級制覇王者ペドロ・ゲバラ選手と対戦します。プロ4戦目でこの相手というのは、かなり評価されている証拠です。まず前提として、坪井選手はもう世界基準に入っていると思っています。前戦でカルロス・クアドラス選手に勝った時点で、国内レベルかどうかを議論する段階ではないです。あの内容で勝ったというのは大きい。だから今回のゲバラ戦は、「通用するかどうか」の試験ではありませ

  • 那須川天心再起戦。エストラーダは本当に有利なのか

    こんにちは、ボクシングトレーナーの椎野大輝です。本日は、4月11日に両国国技館で行われる 那須川天心選手 vs ファン・フランシスコ・エストラーダのWBCバンタム級挑戦者決定戦 について書いていきます。再起戦でこの相手。勝てば王座挑戦、負ければ後退。天心選手にとって分岐点になる一戦です。まず率直に言うと、カードとしては面白いです。ただ、面白いかどうかと、勝てるかどうかは別の話です。目次CLOSE

  • 49歳で現役復帰?メイウェザーについて思うこと

    フロイド・メイウェザー・ジュニア が現役復帰するという報道が出ました。まず年齢ですよね。2月24日で49歳になります。エキシビションではなく「現役復帰」という言葉が出ていることが、今回一番気になるところです。今回はそんなメイウェザー復帰について正直に思うことを書いていきます。https://youtu.be/nmfn9xwDBFg目次CLOSE1. エキシビションと

  • 【平岡アンディ vs ラッセル】評価を上げた世界初挑戦。でも世界は甘くない

    アメリカで行われた世界タイトル戦。平岡アンディ選手がラッセル選手に挑戦しました。結果は3-0でラッセル選手の防衛。数字だけ見ると差があったように見えますけど、内容はそんな簡単な試合ではなかったと思います。まず率直に、平岡アンディ選手は強かったです。めちゃめちゃ惜しかったですし、評価を上げる試合だったんじゃないかなと思います。今回はそんな平岡アンディ選手vsラッセル選手の試合について感じたことを書いていきたいと思います。

  • 椎野大輝の現役時代|射場トレーナーと掴んだWBC王座とリベンジ戦

    今回は、僕の現役時代をあらためて振り返ってみます。空手から始まり、高校・大学のアマチュア時代、三鷹ジムでのプロ生活、海外でのタイトル戦、リベンジマッチ、そして引退まで。WBCインターナショナル王座やOPBF東洋太平洋王座を獲得した当時の考え方や準備、後悔、そして射場トレーナーとの時間も含めて、現役時代を整理してみたいと思います。https://youtu.be/VIOTXKTbqpI目次CLOSE

  • 18歳デビュー戦2R TKO。所龍太の本番力とここからの課題

    2026年2月19日、所龍太が18歳でプロデビューしました。結果は2ラウンドTKO勝利。まず正直な気持ちは、とにかく「ほっとしました」というのが一番です。大きく売り出してきた選手ではありませんが、しっかり準備してきました。そして実は、彼が「セコンドについてほしい」と言ってくれたことが、僕がプロトレーナーとしてライセンスを取るきっかけでもありました。だからこそ、無事にスタートを切れたことに安心しています。今回はそんな所龍

  • 【年間表彰式2025】年間4試合は異常レベル。井上尚弥と日本ボクシングの現在地

    2025年度の年間優秀選手表彰式が行われました。最優秀選手賞(MVP)は井上尚弥選手。8年連続9度目の受賞です。まず率直に思ったのは、「ちょっと驚異的ですよね」ということです。年間4試合。しかもすべて世界戦、12ラウンド。3か月に1回ペースでトップレベルの相手と戦い続ける。当たり前のように見えてしまっていますが、想像できないレベルのことをやっています。さらに壇上では、5月東京ドームで中谷潤人選手と本気でぶつかると改めて

  • 増田陸vsドネアはどちらが勝つのか|ボクシングトレーナーが読む勝敗の分かれ目

    3月15日、横浜BUNTAIでWBA世界バンタム級挑戦者決定戦増田陸 vs ノニト・ドネアが行われます。この興行はトリプル世界戦が組まれていますが、その中でこの試合がメインイベントに選ばれました。勝者は、WBA世界バンタム級王者堤聖也選手への挑戦権を獲得します。今回は勝敗予想とその理由を整理します。https://youtu.be/l9To5wNgZms目次CLOSE1.

  • ニック・ボール陥落で見えたフェザー級の現実 フィゲロアは「正直めんどくさいタイプ」

    将来的にフェザー級転向が噂されている井上尚弥選手を軸に、世界フェザー級の動向に注目が集まっています。その中で行われたWBA世界フェザー級タイトルマッチ。王者ニック・ボールが、挑戦者ブランドン・フィゲロアに12回TKOで敗れ、王座から陥落しました。「井上尚弥選手のフェザー級構想」を考える上でも、この結果は見逃せない一戦です。目次CLOSE1. 小さいけれど上手かったニック・ボール

  • ダンガンジムでプロトレーナー復帰!セコンドとして2試合経て今思うこと

    ダンガンジムでプロトレーナーとしてライセンス復帰し、これまでに2試合、セコンドにつかせていただきました。今回は、その2試合を終えた今の時点で、プロトレーナーに戻って感じていることをまとめていきます。https://youtu.be/v8FqkhGExh0目次CLOSE1. 2試合とも勝てなかったという現実2.

  • 前座2試合で見えた“世界との差”キーション・デイビスの別格さとフェザー級の現実

    シャクール・スティーブンソン vs テオフィモ・ロペスのスーパーライト級タイトルマッチの前座で行われた2試合。正直、前座という扱いではありましたが、内容としてはかなり濃い2試合でした。今回は、キーション・デイビス vs ジャーメイン・オルティスブルース・カーリントン vs カルロス・カストロこの2試合を、現場で選手を見ている立場から整理していきます。https://youtu.be/DmhwhOTGk3Y

  • シャクール・スティーブンソンが“別格”だった理由──テオフィモ・ロペスが何もできなかったWBO世界戦を現場目線で見る

    今回の試合は、結果を知ってから見ても、「なるほどな」と腑に落ちる内容だったと思います。WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ。王者 テオフィモ・ロペス に、元WBCライト級王者 シャクール・スティーブンソン が1階級上げて挑戦した一戦です。結果は119-109の3者一致判定。スコアだけ見ても大差ですが、実際の内容も「ほぼ完封」と言っていい試合でした。この試合を、現役で選手を見ているトレーナーの立場から、技術と構造の部分に絞って整理し

  • 【Q&A】ボクシングの柔軟性・脱力・メンタル・トレーナー問題

    現役トレーナーが“誰にも聞けない悩み”に答えるボクシングトレーナーの椎野大輝です。今回は、以前Instagramなどで募集していたQ&Aへの回答をまとめました。かなり時間が空いてしまい、申し訳ありません。改めて、いただいた質問にしっかり答えていきます。技術の話だけでなく、「勝てない理由」「メンタル」「トレーナーとの関係」「移籍の悩み」など、選手が本当は聞きたいけど、なかなか表で聞きづらい内容も含めて話しています。

  • アマ6冠・片岡雷斗はどんな選手か――現役トレーナーが語る「安定感の正体」とプロ初陣

    こんにちは。ボクシングトレーナーの椎野大輝です。今回は、まもなくプロデビュー戦を迎える片岡雷斗選手について、印象を整理して書いてみようと思います。動画でも話しましたが、「片岡雷斗ってどんな選手なのか」そこが一番知りたい方も多いと思います。プロ初戦を前に、トレーナーとしての視点でまとめます。目次CLOSE1. 正直な第一印象は「高校上がりのボクシングじゃない」

  • ムラタラvsクルス|118-110はなぜ生まれたのか

    IBF世界ライト級タイトルマッチ、レイモンド・ムラタラ 対 アンディ・クルス は、マジョリティ判定でムラタラが王座防衛を果たしました。スコアは118-110、116-112、114-114。数字だけを見ると差があるようにも見えますが、試合内容は超僅差のハイレベルな技術戦だったという印象です。なぜこの点差が生まれたのか。ヒット数と印象が食い違った理由はどこにあったのか。そして、プロの世界で「勝ち切るボクシング」とは何なのか。現場で選手を

  • ルディ・エルナンデスの「判定なら勝てる」発言をどう見るか――中谷潤人vs井上尚弥を現場目線で考える

    中谷潤人選手のトレーナーであるルディ・エルナンデスが、井上尚弥戦について「KOできる可能性は低いが、判定なら勝てると思っている」とコメントした、という記事がありました。この言葉を見たとき、僕は率直に「難しい」と感じました。井上尚弥選手相手に、判定で勝つ、というのはいちばん難しい勝ち方だと思うからです。今回はその発言のyoutube解説はこちらhttps://youtu.be/9i6UQkr86Kg目次CLO

  • 井上尚弥はなぜ軽量級で40億円を稼げたのか大谷翔平と並んだ年収ランキングの裏側

    「軽量級は稼げない」ボクシング界では、長い間そう言われてきました。そんな中で今回、井上尚弥 が軽量級で約40億円規模のファイトマネーを得た、というニュースが出ました。さらに米メディア「Sportico」が発表した2025年アスリート年収ランキングでは、大谷翔平 が8位、井上尚弥が25位にランクイン。日本人2人が、世界の高額年収ランキングに並んだ形です。今回はこのニュースをきっかけに、なぜ軽量級は「稼げない」と言われてきたのか、

  • ご報告|プロボクシング界に戻ります

    こんにちは。ボクシングトレーナーの椎野大輝です。今回は、ひとつご報告があります。三鷹ジムを退職してから約1年半、フリートレーナーとして活動してきましたが、この度 DANGAN GYM よりプロトレーナーライセンスを取得し、プロボクシング界にトレーナーとして復帰することになりました。なぜ今、もう一度プロボクシングの世界に戻るのか。フリーで活動してきたからこそ感じたこと、そしてトレーナーとして一番大事にしたい想いについて、書いていきます。

  • 井上尚弥のバンテージ問題は何が起きていたのか──ボクシングトレーナーが見た「海外では珍しくない話」

    サウジアラビアで行われた井上尚弥 vs アラン・ピカソ。この試合前、バンテージチェックの場面で井上選手が珍しく感情を表に出したシーンが話題になりました。SNSでは「失礼すぎる」「動揺作戦じゃないか」といった声が多く上がっています。ただ、セコンドとして海外の試合を何度も経験してきた立場から見ると、この出来事はそこまで珍しい話ではありません。今回は、「バンテージ問題って実際何なのか」「なぜ選手が一番嫌がるのか」そのあたりを現場目線

  • 新年のご挨拶|2026年も現場で、格闘家と世界を目指して

    2026年が始まりました。ボクシングトレーナー椎野大輝です。プロボクシングの世界を離れてから、気づけば1年半ほどが経ちました。現在はフリーの立場で活動していますが、正直なところ、今の環境でとても楽しくトレーナーとしての仕事ができています。こうして現場に立ち続けられているのは、頼ってくれる選手の存在、そして応援してくれる方々のおかげです。まずはそのことに、心から感謝しています。今回は、この1年半で見えてきたこと、自分が大切にしているスタ

  • 井岡一翔はバンタム級で通用するのか――初戦KOを現場目線で見た正直な印象

    大晦日のメインイベント。バンタム級に階級を上げた 井岡一翔選手が、初戦でKO勝利という結果を残しました。今回はこの試合の見方、井岡一翔という選手の「これから」の見え方を整理していきます。youtube解説はこちら目次CLOSE1. 井岡一翔選手が、バンタム級初戦でKO勝利2. 階級アップの影響はあっ

  • なぜ朝倉未来は「技術を使えなかった」のか──シェイドゥラエフ戦をボクシングトレーナー視点で考察します

    2025年大晦日に行われたRIZINフェザー級タイトルマッチ、朝倉未来 vs ラジャブアリ・シェイドゥラエフの一戦は、1ラウンド2分54秒、グラウンドパウンドによるTKOという衝撃的な結末を迎えました。試合後には「34発のパウンドは打ちすぎでは?」「レフェリーストップは遅かったのでは?」といった声が多く上がっています。本記事では、ボクシングトレーナーとしての“打撃・ダメージ・フィジカル”の視点から、この試合を整理していきます。yout

  • 井上尚弥vsアラン・ピカソ|判定でも完勝。それでも「想定外に強かった」

    2025年12月27日、サウジアラビア・リヤドで世界スーパーバンタム級4団体統一戦が行われました。井上尚弥選手がアラン・ピカソ選手に3-0の判定で勝利し、防衛に成功。世界戦27連勝となり、世界新記録を更新しています。スコアは大差。記録だけを見れば、圧勝と言っていい内容です。ただ、試合を見終えたあとに強く残ったのは、「数字」や「記録」よりも、ピカソ選手が想像以上に簡単には崩れなかったことでした。youtube解説はこちら

  • 中谷潤人、Sバンタム級初戦は判定勝ち|vsエルナンデス「正直、ポイントはかなり怪しかった」

    2025年12月27日、サウジアラビア・リヤドで行われたスーパーバンタム級ノンタイトル12回戦。中谷潤人 選手がセバスチャン・エルナンデス 選手に判定勝ちを収め、Sバンタム級転向初戦を白星で飾りました。結果だけを見れば勝利ですが、リングの中で起きていたことは、かなりタフな内容でした。今回は、ボクシングトレーナー椎野大輝が試合をフルラウンド見た上で感じた率直な印象と、試合の中身を整理します。youtube解説はこちら

  • 中谷潤人選手はスーパーバンタム級でどう変わる?初戦エルナンデス選手戦の不安と注目点

    12月27日、サウジアラビア・リヤドで行われるスーパーバンタム級ノンタイトル戦、中谷潤人選手 vs セバスチャン・エルナンデス選手。中谷潤人選手にとって、この試合はスーパーバンタム級転向後の初戦となります。すでに勝敗予想については別動画で触れていますが今回は「直前だからこそ整理しておきたいポイント」、不安要素はどこにあるのかどこを見れば“次につながる試合”か分かるのかこのあたりを、トレーナー目線でまとめていきます。

  • 【井上尚弥 vs アラン・ピカソ】試合直前|「性能が違いすぎる」見ておくべきポイント

    こんにちは、ボクシングトレーナー椎野大輝です。今回は 井上尚弥 vs アラン・ピカソ。すでに勝敗予想の動画は出していますが、試合直前ということで、現地入り後の見え方や、今どう見ているかをあらためて話します。youtube解説はこちら目次CLOSE1. 井上尚弥「いつも通りでバッチリです」2. 直前フェーズで

  • 堤聖也 vs ノニト・ドネアを振り返る|前半の恐怖と、後半の生命力――トレーナー目線で見えた“本当の強さ”

    こんにちは、ボクシングトレーナー椎野大輝です。今回は、12月17日に両国国技館で行われたWBA世界バンタム級タイトルマッチ堤聖也選手 vs ノニト・ドネア選手について、試合を見た率直な印象を、トレーナー目線でまとめます。元5階級制覇王者のドネアと、現王者・堤聖也。試合はスプリット判定で、前半はドネア、後半は堤という、かなり評価の分かれる内容でした。まず結論から言うと、予想通りといえば予想通り。でも、前半は正直めちゃくちゃ怖かったです。

  • 高見亨介はなぜ“勝ってる感覚”でも負けたのか|サンティアゴが支配したライトフライ級統一戦のリアル

    こんにちは、ボクシングトレーナー椎野大輝です。今回は、WBA世界ライトフライ級王者・高見亨介選手とWBO世界ライトフライ級王者・レネ・サンティアゴ選手による2団体王座統一戦について話します。結果は、判定1-2で高見選手が敗戦。王座陥落となり、統一はなりませんでした。試合を見終わってまず思ったのは、「これは“内容でボコボコにされた試合”じゃないな」ということ。むしろ、最後までどっちが勝ったのか分からない試合だったと思います。ただ

  • 【WBO世界フライ級】桑原拓 vs オラスクアガ|1Rのジャブですべてが変わった試合

    2025年12月17日、両国国技館。WBO世界フライ級タイトルマッチ、挑戦者・桑原拓選手と王者アンソニー・オラスクアガ選手の一戦が行われました。結果は4ラウンドTKO。試合後、桑原選手は「1ラウンドでジャブをもらって二重に見えた」「距離感が分からなくなってパニックになった」と語り、右眼窩底骨折の疑いも明かしています。この試合を見て、正直に一番強く残った印象は――オラスクアガ選手の攻撃力が、とにかく際立っていたということでした。今回は、

  • 藤木勇我|なぜ高校生で全日本優勝できたのか?井上尚弥に“要チェック”と評された理由をプロトレーナーが語る

    こんにちは、ボクシングトレーナーの椎野大輝です。今回は、アマチュアで飛ぶ鳥を落とす勢いの“怪物高校生”藤木勇我(ふじき・ゆうが)選手 について、僕が感じていることをまとめておきます。高校生で全日本選手権優勝49戦49勝(33RSC)井上尚弥選手から「要チェックだ」「ジャブがいいね」と評価数字だけ見てもとんでもないですが、映像を見ていても「これはちょっと別格だな」と感じる部分が多い選手です。この記事では、

  • 那須川天心×エストラーダ挑戦者決定戦の可能性|現役ボクシングトレーナーが語る「相性」「課題」「バンタム級の未来」

    こんにちは、ボクシングトレーナーの椎野大輝です。WBCが発表した 那須川天心 vs フアン・フランシスコ・エストラーダ の挑戦者決定戦について、感じたことをまとめていきます。youtube解説はこちら目次CLOSE1. ■ 第一印象:本来こうなるはずだったカードという感覚2. ■ 天心が連敗となった場合のメ

  • テオフィモ・ロペス vs シャクール・スティーブンソンはどうなる?

    2026年1月31日に決まったテオフィモ・ロペス vs シャクール・スティーブンソン の試合。これは正直、ニュースを見た瞬間に「マジかよ!」って声が出た くらい楽しみにしていたカードです。どっちも僕は昔から好きな選手だし、日本のボクシングシーンとも繋がりが深い2人。個人的にも思い入れがあるんですよね。今回はそんなカードの勝敗予想をしていきたいと思います!youtube解説はこちら準備中・・・目次CLOSE

  • 井岡一翔が名指しした「拓真」──実現すれば日本人最高峰の技術戦に

    こんにちは、ボクシングトレーナー椎野大輝です。今回は、井岡一翔選手が会見で明言した「井上拓真選手とやりたい」という発言を受けて、井岡×拓真は実現するのか。そして今のバンタム級はどうなっていくのかについて話していきます。目次CLOSE1. ■ バンタム級の流れは「確実に変わった」2. ■ 井岡×拓真は「日本人

  • デビン・ヘイニー vs ブライアン・ノーマン|3階級制覇の裏で見えた“世界の壁”とボクシングの現実

    こんにちは、ボクシングトレーナー椎野大輝です。サウジアラビアで行われた WBO 世界ウェルター級タイトルマッチ、デビン・ヘイニー vs ブライアン・ノーマン を観ました。この日は他にも注目カードがあって、僕の中でのメインはバム・ロドリゲス vs マルチネスだったんですが、同じ興行だったのでヘイニー戦もしっかり観ました。最初に言いますが、僕は ノーマン応援 でした。パワーで勝つかなと思っていたし、どっち予想?と聞かれたら僕はノーマンと言

  • バム・ロドリゲス vs マルティネス3団体統一戦を見て思ったこと

    こんにちは、ボクシングトレーナー椎野大輝です。11月23日に行われたジェシー“バム”ロドリゲス vs フェルナンド・マルティネスの3団体統一戦 をリアルタイムで観たので、感じたことを書いていきます。この試合のためにDAZNとPPV買いました。それくらい楽しみにしていたカードです。目次CLOSE1. 正直、“どうしようもないぐらい強かった”

  • 【増田陸・坪井智也・中野幹士】天心×拓真、前座3試合を解説

    こんにちは、ボクシングトレーナー椎野大輝です。今回は 増田陸選手・坪井智也選手・中野幹士選手 が戦った、井上拓真選手×那須川天心選手の前座3試合について話していきます。世界前哨戦、ランキング上位対決、挑戦者決定戦──どれも前座とは思えないレベルの試合でした。それぞれの内容、勝敗、感じたポイントを現場目線でまとめていきます。youtube解説はこちら目次CLOSE1. ■ ① 増

  • 那須川天心 vs 井上拓真|WBC世界バンタム級王座決定戦

    WBC世界バンタム級王座決定12回戦、那須川天心 vs 井上拓真。試合は判定3-0で井上拓真選手の勝利。新チャンピオン、そして“王座帰り咲き”となりました。井上拓真選手、本当におめでとうございます。個人的には「めちゃくちゃいい試合だった」「感動した」というのが率直な感想です。そして内容・展開・結果…すべて“ほぼ予想通り”でもありました。youtube解説はこちら目次CLOSE1.

  • 【勝敗予想】寺地拳四朗 vs ウィリバリド・ガルシア|巻き込まれずに“空回り”を作れるか

    12月27日にサウジアラビアで行われるIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ。挑戦者・寺地拳四朗選手が、王者ウィリバリド・ガルシア・ペレス選手に挑みます。今回はこの一戦について、僕なりの勝敗予想と見立てを書かせていただきます。youtube解説はこちらhttps://youtu.be/Y5nxXAmuMAM目次CLOSE1. 荒さに巻き込まれないことがカギです

  • 【勝敗予想】堤聖也 vs ノニト・ドネア|堤は“焦らない勇気”で主導権を握れるか

    12月17日、両国国技館で行われるWBA世界バンタム級王座統一戦。正規王者・堤聖也選手と、5階級制覇の暫定王者ノニト・ドネア選手の対戦が正式に発表されました。前回の動画では「意外な組み合わせだけど楽しみ」と話しましたが、正式発表されたことで、改めてこの試合について勝敗予想をしていきます。youtube解説はこちらhttps://youtu.be/qEUMYTq8lUE目次CLOSE1.

  • 中谷潤人 vs セバスチャン・エルナンデス|スーパーバンタム初戦で試される“受けの強度”

    こんにちは、ボクシングトレーナーの椎野大輝です。12月27日にサウジアラビアで行われる「ナイト・オブ・ザ・サムライ」。井上尚弥選手に続いて、今回は中谷潤人選手の勝敗予想を話していきます。相手は、20戦20勝(18KO)のハードパンチャー──セバスチャン・エルナンデス。中谷選手にとっては、スーパーバンタム級初戦になります。youtube解説はこちら目次CLOSE1. 「このカード

  • 【井上尚弥vsアラン・ピカソ】“危険すぎる挑戦”に挑む理由と、現場トレーナーが見た勝敗の行方

    12月27日、サウジアラビア・リヤドで行われる「ナイト・オブ・ザ・サムライ」。4団体統一王者・井上尚弥選手に、無敗のアラン・ピカソ選手が挑みます。世間では「危険すぎる挑戦」「勝てるわけがない」という声も目にします。ただ、挑む側には挑む理由があり、そこに“覚悟の価値”があるのも事実です。現場トレーナーの目線で、両者のスタイル、勝敗を分ける要素、そして僕の結論をまとめました。youtube解説はこちらhttps://youtu.

  • 堤聖也vsドネアが浮上──“世代交代の一戦”にボクシングトレーナーが見るリアル

    WBA世界バンタム級の団体内統一戦として、休養王者・堤聖也(角海老宝石)と、元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の対戦が浮上しています。当初は堤vsアントニオ・バルガスの線が濃厚でしたが、バルガスの事情により対戦が見送りになり、代役としてドネアが名乗りを上げたという報道が出ました。日本開催の可能性も高いとされ、SNSではすでに「世代を超えた戦い」「前半決着か」「堤が仕留めるべき試合」など、多くの意見が飛び交っています。今回はこのカ

  • 亀田京之介がカシメロに完勝。倒しにいかない“冷静さ”が勝負を分けた|現場トレーナー椎野大輝の分析

    こんにちは。ボクシングトレーナー椎野大輝です。今回はジョンリール・カシメロ vs 亀田京之介の試合を、トレーナーの立場から話していきたいと思います。youtube解説はこちら準備中・・・目次CLOSE1. 🥊 試合結果:亀田京之介が元3階級制覇王者カシメロに3-0完勝2. 試合の流れと印象

  • 【ルイス・ネリ】“中谷潤人と戦いたい”発言の真意──田中恒成とのミットで見えた現在地

    10月17日、ルイス・ネリが来日し、元4階級制覇王者・田中恒成さんとミット打ちを披露しました。そしてその場で口にしたのが、「中谷潤人と戦いたい」という一言。井上尚弥戦から1年半。敗戦を経てフェザー級に上げたネリが、なぜ今このタイミングで中谷選手の名前を出したのか。強気な発言の裏には、“再起への狙い”と“自分をもう一度証明したい気持ち”が見えます。この記事では、ボクシングトレーナーとしての視点からネリの今の状態と発言の意味を整理していきます。

  • 【那須川天心】“戦ってない奴が戦ってる奴を笑う時代”──現場トレーナー椎野大輝の答え

    「戦ってない奴が、戦ってる奴を笑う時代なんだと思います」。那須川天心選手がSNSに投稿した一言が、大きな反響を呼びました。匿名で誰もが意見を言える時代、試合や選手への評価が簡単に拡散される時代に、プロアスリートはどう向き合うべきなのか。現役時代にリングに立ち、現在はトレーナーとして多くの選手を支えている椎野大輝が、現場目線で語ります。youtube解説はこちらhttps://youtu.be/BlmGwQJYlLA?si=Irzac

  • 減量失敗はなぜ起こるのか?

    ボクシングという競技において「減量」は、避けて通れないものです。しかし、減量の失敗は単に「体重を落とせなかった」だけの問題ではありません。体調を崩し、試合で動けなくなったり、時には命を落とすこともある。僕自身、現役時代に倒れた経験があります。また、トレーナーとして選手の減量を見てきた中でも、「これは危ない」と感じる場面は何度もありました。今回は、「減量に失敗した時、何が一番怖いか」というテーマで、現場で感じてきたことを率直にお話ししたいと思い

  • 118秒KOで2階級制覇。ジャロン・エニスは“次の時代”を連れてくるのか

    2025年10月11日(現地)フィラデルフィア。元ウェルター級統一王者のジャロン・“ブーツ”・エニスが、ウイスマ・リマを118秒TKO。WBA世界スーパーウェルター級の暫定王者となり、2階級制覇を決めました。ボクシングトレーナーの立場、そして“クロフォードファン”としての本音も交えて、今回の試合と今後を整理します。youtube解説はこちらhttps://youtu.be/_g5BDGEZPoM目次CLOSE

  • 井上尚弥・拓真も走り込み合宿へ|合宿は「鍛える」より「気持ちを作る」時間

    10月初旬、井上尚弥選手と井上拓真選手を中心に、大橋ジムの選手たちが走り込み合宿を行いました。約3年ぶりの屋外合宿ということで、ニュースにもなっていましたね。走り込み合宿というと、「体を鍛える」「根性をつける」といった印象を持つ人が多いと思います。でも僕の感覚では、それはちょっと違います。合宿は、“体を鍛えるため”ではなく、“気持ちを作るため”の時間です。試合に向けてのスイッチを入れる、リセットのための数日間。それがプロボクサーにとっての“合

  • 天心vs拓真の前座がメイン級!帝拳の中野幹士選手・坪井智也選手・増田陸選手が挑む“世界前哨戦”を徹底解説

    2025年11月24日|東京・トヨタアリーナ東京こんにちは。ボクシングトレーナーの椎野大輝です。11月24日、トヨタアリーナ東京で那須川天心選手 vs 井上拓真選手のWBC世界バンタム級王座決定戦が行われます。日本中が注目するカードですが、僕が一番注目しているのは——実はその前座です。今回の興行には、帝拳ジムの中野幹士選手、坪井智也選手、増田陸選手が出場します。3人とも、次の世界を見据えた“本気の試合”。メインだけ見て帰るのは本当にも

  • カシメロの挑発をどう見るか|井上尚弥との現実性、いま必要なこと

    カシメロ選手が、また井上尚弥選手に挑発的な発言をしたようです。昔から“ちょいちょい”口にしてきたタイプで、今回は来日中の露出(亀田京之介戦のためのプロモーション)に合わせて、アフマダリエフ戦への評価まで広げてコメントしていました。「また言ってるな」と思う反面、リングに立ちたい気持ちは本物だとも感じます。ただし——言葉と仕上がりがリンクしていない。ここが、いま一番の問題です。今回はそんなカシメロの発言について井上尚弥選手との現実的な可能

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