6050形は、西鉄初の片側4扉車として登場した6000形をベースに設計された車両 で、1995年から1999年にかけて4両編成5本・3両編成2本の計26両が導入されました。 運転席側をパノラミックウィンドウにした貫通型の前面デザインを含め、車体や内装などが6000形に準じていますが、6000形の制御方式が抵抗制御であったのに対して、6050形ではGTOサイリスタによるVVVFインバータ制御が採用され、ブレーキシステムではデジタル演算型の電気指令式空気ブレーキが搭載されました。 なお、制御装置は2016年以降に実施された車体・機器更新の際、SICを採用したVVVFインバータ制御装置に交換されてい…