福島交通7000系は、最近まで同鉄道飯坂線で活躍していた車両で、飯坂線の1,500V昇圧の際に1991年に導入されました。老朽化のため1000系に置き換えが進み、2019年春までに全車引退となりました。 元東急の旧7000系で、制御装置は電動カム軸式抵抗制御で譲渡車すべてが元中間車に運転台を設置したものとなっていますが、福島交通の譲渡車は他社のものと異なり尾灯が角型となっているのが特徴です。 一部編成には床着式冷房装置が設置され、回生ブレーキは使用されていません。 2連のうちの3編成は冷房車となっていますが、冷房装置は補助電源装置と一体型となった床置きタイプで連結面に向かって右側に設置され、こ…