マレーシアで最初に天体物理学者になった女性を紹介します。2010年から2014年までウィーンに所在する国際連合宇宙局のディレクターを務めた。ニュージーランドのオタゴ大学出身。
オランダ領マラッカと近代マラッカのとりまとめ記事です。オランダの統治は183年間も続き、日本の徳川幕府(264年間)には及びませんが、同じ17-19世紀の比較的安定した時期だったようです。当時、日本へのオランダとイギリスの影響は希薄だったことがよくわかります。
以前から、ポルトガルのマラッカ占領について知りたいと思っていました。しかし、ここまで詳細が分かっているんですね。今のパレスチナ問題のような時代がマラッカにあったとは、思いもよりませんでした。ぜひご一読ください。
マラッカがユネスコの世界遺産に登録されたのは、筆者がマレーシアから日本に移動して、家族のロングステイの準備に取りかかる直前の2008年でした。調べてみると、この地の古代からの中国との交流や、欧州列強からの侵略の歴史は非常に興味深いです。まとめてみました。
19世紀に英国によるシンガポールの植民地が始まり、20世紀には日本軍の侵略と進駐を経て、シンガポールはマレー連邦に依存していくが、頼りにしていたマレー連邦は、イギリスからの独立後にシンガポールを一方的に切り離します。まさに波乱でした。
知っているようで知らないシンガポールの波乱万丈の歴史を振り返って、次回この国を訪問するときに、ちょっと違った観光計画を立てましょう。そのための「おすすめ情報」(前半)です。
ペナン島は常に「観光地」として話題になっていますが、この島はマレーシア国がイギリスの植民地になるきっかけとなった場所なのです。イギリス東インド会社のフランシス・ライト(マレー語とタイ語の達人)のペナン島開拓の史実はあまり知られていません。まとめてみました。
セランゴールや他のマレーシアのホタル観賞ツアーの年間売上は、約1,000万ドル(約11億円)、ホタル観賞ツアーの年間利用者数は、約100万人と推定されています。クアラルンプールから日帰りで行ける距離なので、マレーシア旅行やロングステイの思い出になると思います。
グヌン・ムル国立公園はユネスコの世界遺産。公園内の地形は、険しい山頂、急な尾根と断崖、絶壁、渓谷、カルスト塔、洞窟と段丘、温泉、氾濫原、滝で構成されています。そして、注目すべきはギネスブック級の洞窟群です。
Touch ‘n Go (TnG) はマレーシアのフィンテック文化の先駆けでした。1997年に高速料金所に導入され始めて以来、筆者もハイウエイの利用者としてTnGは常に携帯していましたが、MM2H 期間を終えて改めて調べてみると TnG ブランドはあらゆる方面の取引に利用される電子マネーに変貌していました。
日本の緑茶やほうじ茶といえば、特に銘柄や種別は問わないのが一般的です。中国茶の場合も細かな銘柄は覚えきれないのですが、かなり奥が深い世界ですので、発酵度を基準に大別して理解しておくと良いでしょう。必要十分な情報を提供します。
中国のマレーシア向けの投資額が増大しています。たの国に大きく水をあけていますが、資金調達は大丈夫なのか心配になってきました。今後の動静をみていく上で足元の投資額の推移や投資内容を調べてみましたので、ご参考に供します。
Country Gardenこと碧珪園の1,500万ドルの債権が事前連絡無く支払期限切れとなりました。中国最大の民間不動産デベロッパーがオフショア債務で事実上デフォルトしました。ジョホールの森林城市プロジェクトの行方が気になります。
アンワル首相、副首相や外務大臣は相次いでパレスチナへの被害を訴えはじめています。外務大臣は親ハマスの立場にあるトルコの外相との交信で、「イスラエルの暴挙」といった表現を使っており、今後の動静が注目されます。日本では報道されていない深堀り情報です。
【MM2H体験】おすすめ体験(33)ジャラン・アロール(夜市)
クアラルンプールのBukit Bintangの裏道といってしまえばそれだけの場所ですが、この場所はBukit Bintang の街並みとは全く違う、500メートルの「異世界」飲食スペースと言えましょう。飲み食いするものは、どちらかというと観光客向けのお値段です。
華やかな都会の洗練された結婚式だけでなく、馬国には古来の伝統的な結婚式(というより婚儀)があります。都会から離れた田舎での昔からの婚儀に触れた筆者の体験談をご一読ください。
【MM2H体験】おすすめ飲料(31)テータリク (Teh Tarik)
濃いめの紅茶にコンデンスミルクと砂糖を入れた原液(2〜3人分)を二つのハンドカップ(スチール製)に交互に注ぎ込む動作を繰り返すと熱いミルクティーが適度に冷えて泡立ちます。これがテータリク(Teh Tarik)です。
クアラルンプールのど真ん中を盾に走るモノレールがあります。観光目的でKLを眺めるなら、まずはモノレールの窓から全体を視察、そしてKLタワーの展望レベルからKL全体を眺めるのがよろしいかと思われます。モノレールの利点は料金が安いことです。駅から目的地までの「歩き」を想定に入れて利用してください。
「碧桂園」は、外貨建ての債務について期日までに支払えない可能性があるという見通しを明らかにしました。会社は今後、債権者との協議を進めるとしていますが、協議は難航が予想され、経営の先行きへの懸念が一段と強まっています。(2023年10月10日NHK報道)
マレーシアの麺はミーゴレン(焼きそば)、ワンタンミー(ワンタン麺)、そしてラクサの3大区分がありますが、筆者のおすすめはワンタンミーとラクサです。ミーゴレンは何度食べても納得いきませんでした。この記事で馬国独自のワンタンミーとラクサが解ります。
【MM2H体験】おすすめ料理(27)ナシレマ (Nasi Lemak)
馬国の国民食であり定番の朝食であるナシ・レマは、この国を象徴する料理です。馬国を訪ねれば必ず食べることになりますが、調理法や歴史について知る機会は少ないと思いますので、そういう意味でこの記事を読んでいただけると嬉しいです。
Malaysia Airlineとは切り離してAsia Xだけについて近況をまとめてみました。筆者自身はMM2Hの期間(パンデミック前)は殆ど100%AsiaXを利用して馬国と日本を往来してきました。費用対効果としてはOKですが、財政難が気になりますね。
日本にもチャイナタウンがあります。筆者は横浜に馴染みがありますが、馬国でも頻繁にチャイナタウンの露天商や漢方の店を見てまわりました。今度渡航する際は寺院を見て回りたいと考えています。
「人は居らん(オラン)、ご飯は無し(ナシ)、魚はいかん(イカン)、でもお菓子は食え(クエ)」というのは、日本語とマレー語の関係をうまく駄洒落でまとめた例です。覚えておくと便利です。
筆者は馬国のコーヒー(ご当地の発音では「コピ」)はあまり飲みません。あまりにも甘すぎて日本の「お汁粉」や「甘酒」のようです。ただし、多くの日本からの訪問者が推奨する「ホワイト珈琲」だけは「おすすめ80選」からはずせませんでした。
筆者家族の長男はクアラルンプールの日本人クラブで剣道を始めるまで、普段の姿勢が猫背で、家でも寝そべっていることが多かったのですが、剣道の有段者になることには、背筋が伸び、普段の生活もぴんとして礼儀ただしく生まれ変わったようになりました。
あまりにも有名なレストランなので、他の紹介ブログと同じ記事ではお役に立てません。料理、半露店の雰囲気、雨のときの自動キャノピー、ビール(アンカーとカールズバーグ)を継いでくれる女性店員、店内のにぎやかさ、車のVallet Parkの全てを体験していただきたいです。
アンワル首相が北米で国連会議に主席した後、多くの米国投資家と膝づめの協議をしてきたことは報道のとおりですが、馬国の首相そのひとが米国の大手企業15社の首脳と面談するのは異例ですし、日本でも中国でもない米国の投資をここまで協調するのは筆者の記憶では初めてです。
馬国には政府公認のカジノがあります。筆者も何度か遊びに出かけました。初回はパスポートを持って行かなかったので、入場できませんでした。筆者は典型的なマレーシア顔なので、イスラム教徒と認定されたのです。遊んでみたいけど、どんなところ?といった疑問にお答えします。
ご紹介はマレーシアのおすすめフルーツ5選です。一つひとつの紹介はネットにあふれていますので、この国の主要なフルーツをまとめて評価します。バナナとパイナップルは日本でも一般的なので除外しています。
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マレーシアで最初に天体物理学者になった女性を紹介します。2010年から2014年までウィーンに所在する国際連合宇宙局のディレクターを務めた。ニュージーランドのオタゴ大学出身。
ついに馬国も鉄道の駅ビルを開発する計画を開始しました。日本の場合は商業ビルが一般的ですが、マレーシアでは居住区を開発しようとしています。
海外ではよく「博愛主義者」という著名人の称号を見かけますが、この人も芸術分野での育成や民主化活動の支援者としてマレーシアでは名高い存在です。類まれな才能を世界に向けて展開した教育者です。現地の人は誰でも知っているLKW。
この事件には、報道の裏に潜むマレーシア社会特有の“闇”が見え隠れしているように感じてならない。国家権力と個人の関係、民族間の力の差、そして司法の不透明性。
馬国の全ての空港の運営を司る最高責任者が任命されたというニュースです。運営組織が民営化されたことが背景にあります。
マレーシアでは人口5万人あたり1人のEPしかおらず、世界標準である2万人あたり1人を大きく下回っている。理想的な救急医と患者の比率は3,000人に1人ですが、マレーシアは5,000人に1人。日本はどうか?
日本の政府や教育機関は、より一層質を高め、「量より質」を重視した国力向上策を計画的に進める必要がありそうです。
デザインや創作において「オリジナリティ」とは何か、それがどこまで守られるべきかは、今や世界共通の課題です。大阪万博のマレーシアの出展内容に同じような問題が起きました。
2025年4月22日、マレーシアの華人系全国紙 *The Star* のオンライン報道によると、同国のアンワル首相(Datuk Seri Anwar Ibrahim)は、記者団の質問に対し、政府施設間を歩いて移動する際にコメントする形で、米国への報復関税について語りました。
以前は移民労働者として東南アジアで働いた英国の活動家がマレーシアの移民の労働市場について警鐘を鳴らしています。マレーシア政府は昨年移民労働者を抑制しましたが、今年から再開します。労働市場に報道各社が注目しはじめます。
昨日紹介した馬国での大型のパイプラインの破断と火災について、本日のオンライン記事 (The Star online) に、世界の工業規格・基準に関連した原因究明に関するものが配信されていますので紹介しておきます。
セランゴールのスバンジャヤ近辺で高圧ガスの輸送パイプラインが損傷して引火した大量のガスが空高く噴出しました。死亡者は出ていませんが、家屋や車両が多数焼失・損壊しました。
1回の乗車が1RM(約40円)で、KL市内を自由に移動できて、社内のWiFiも無料で使い放題のGOKLバス。このブログでも何度もご紹介しております。この路線に「連節バス」の導入が進められています。
今回のアイキャッチ画像の写真は、写真家Alphaさんが、Flickrに投稿されたライセンス付きの転載可能写真です。詳しくはこちらを参照ください。時間をかけて構築中のマレーシアの偉人を紹介する「馬国人列伝」です。今回は、固有名詞を出せないので...
今から20年近く前の出来事を振り返ってみると、それはまさに「運命」の悪戯と言える出来事ばかりでした。いろいろなことが非現実的でしたが、実際にそれらのことが目の前に展開していったのでした。
例えば日本に3日間出張するなら、ビンセントは毎日3社との商談と終業後の飲み会のアポイントを計画する。3日で12社の商談と懇談を続けるのだ。同行するアシスタントや準幹部は過労で倒れていた。筆者も一度同行して2日目に動けなくなり、最終日をスキップしたことがある。
ビンセントと初めて遭遇した外国人やマレーシア人は、ほぼ100%彼に対して強い印象を持たなかった。その風貌・容姿は日本で言えば、背が低く痩せてひ弱な中高生だったからだ。彼をひと目見て、これが年商20億円の中小企業の社長だと言い当てられる人はいなかった。
リュウと私が一緒に過ごした一年弱の歳月は、いかにも不思議なものでした。リュウはダライラマを師と仰ぐ仏教徒でした。今でも、彼が工面してくれた金を返したいのですが、彼は一切の返金は無用だと言います。地獄に仏とはこのことです。
事業に失敗して精神的に追い込まれてしまう日本人よりも、縁の切れ目をさらっと受け入れてさっさと転職していくマレーシア気質の方が、おそらくはよほど幸せな人生なんだろうと今でも実感しています。日本人は考え過ぎなんだろうと思います。
この人物のことを知らない人は、マレーシア通とは言えません。マレー人社会に関わりのある人は(ビジネスで、主婦の話題で、井戸端会議で)カマルディン議員の話題を出すことで、ちゃんとマレーシアを勉強した人という評価を受けることができます。
ヒト・モノ・コトの3部門でマレーシアが世界記録を樹立した事実を紹介しています。この特集記事は、新たな記録が報道される度に更新をかけて行きます。情報があればお問合せフォームからお知らせください。掲載します。
注意深く見ていないと、さらっと見逃してしまいそうな程「静かに」報道されたMM2Hの新条件の閣議承認と受付開始のニュースです。申請代理店の承認基準も新たに設定されて、運用体制がようやく整った西マレーシアのMM2H最新情報をお届けします。
本日紹介するTVETプログラムは、高額な公立大学の学費の費用対効果を納得できない学生と家族や、先進技術の熟練者を国内人材市場からリクルートできない馬国雇用者の悩みを、総合的に調整・解決するアイデアとして秀逸です。
世界の主要都市のうち、最もインター校の学費が安いのは、馬国のイポ市。アジア圏では、イポ、ジョホール、クアラルンプールの3都市が、アジア圏全体のうち、最も学費が安い5つの都市の3つだという驚異的な競争力。
5分57秒。メリンダ・カウルは手錠をかけた状態で1マイルを走る最速の女性です。短い休憩の後、彼女は素足で1マイルを6分4秒で走り切り、ギネス世界記録の認定を受けたそうです。マレーシアの尾藤朋美です。
馬国のオーソドックスな政党政治に新風を吹かせようと、日本の立花孝志や百田尚樹のような、世襲制でも連立嗜好でもない、ネット民の支援ないしは、クラウド・ファンディング系のアイデアを持ち込む新党があります。報道機関によって評価に大きな違いが見られます。今後の活躍に注目です。
オンライン報道で紹介された有識者のご意見。馬国のSPMというイギリス仕込みの「進学試験制度」に、鋭く疑問を投げかける有識者の論評が、今どきの世界の就業環境と、大学という育成期間を「忖度なし」で評価しているあたり、圧巻です。FMTはこの点優れていますね。
政府の政策というものは、時として、実体経済や社会の足元の変化がどうあろうと、「一度決めたものは実行する」という立場を崩せない場合が多いようです。今や、名実ともに「幽霊都市」となっているジョホールの森林城市(フォレストシティー)もそのひとつのようです。
マレーシアのように、5G環境が国の後押しで進んでいる環境でも、ちょっと独占的な状態ができると、あっという間にサービス提供の範囲が限定されて、特定の株主の利害が優先されてしまいます。政府の調整能力が期待される部分です。
デジタルバンクの大きな課題。それは、銀行取引をすべて「オンライン」で行う上での、「安全性とセキュリティ」について、国民の信頼を得ることです。馬国のデジタル・バンクの全容がわかる優れた記事を紹介します。
西暦1996年ごろの、マレーシア日本人クラブの案内所に書いてあった紹介文に、マレーシアの魅力は、世界80カ国で仕事をしてきた大手商社マンが、引退後の居住地や保養地として選ぶ国がマレーシアだという話がありました。
首相のアンワル氏は、ギグワーカーが将来の国政選挙の票田になることを理解していましたから、首相就任時に、ギグワーカーの働く環境を改善することを公約していました。就任2年目の今年8月には、ようやくギグワーカー新法が成立する運びとなりました。
首相のアンワル氏は、ギグワーカーが将来の国政選挙の票田になることを理解していましたから、首相就任時に、ギグワーカーの働く環境を改善することを公約していました。就任2年目の今年8月には、ようやくギグワーカー新法が成立する運びとなりました。
今週の最新報道。日本のビットコイン流失事件で、馬国の報道記事の技術的なレベルが、日本国内のそれより若干「高い」と感じます。記事は専門アナリストの見解を紹介していますし、「盗難のラベリング」が行われた事実が伝えられています。日本の報道内容は、単に「流出した」という表現だけで、深みがありません。
マレーシアUAVアライアンス協会(Muva)は、来年の第3四半期に予定されている、無人航空システム交通管理(UAS TM)の実施について、「ドローン運用の安全性と効率性を確保するもの」としています。英語:The Malaysian UAV Alliance Association (Muva), Unmanned Aerial System Traffic Management (UAS TM)
東京都にマレーシア料理のお店があるのは知ってましたが、馬国の大手新聞社の News Straits Times が記事にするようなお店があるとは知りませんでした。それに、このお店の店長も料理人も全員日本人ではないそうです。継続は力の典型ですね。
Batu Cave のカルティケーヤを象徴するムルガン像は、マレーシアで最も高いヒンドゥー教の神像。高さは42.7メートル(140フィート)で、バトゥ洞窟のふもとに位置している。3年の建設期間を経て、2006年1月のタイプーサム祭りで公開されました。
シートベルトの重要性に大きな変化。航空安全の専門家は、乗客がシートベルトの着用についてしばしば軽視しているとしています。気象学者は、レーダーで検知できない「晴天乱気流」が、気候変動の影響で、悪化していると警告しています。
投資貿易産業省(MITI)の発表です。米 Google社は、マレーシア国内で Google のデータセンターと Google クラウド・リージョンを建設するため、94億RM(20億米ドル、約3,000億円)の投資を決定しました。関係分野で 26,500 の雇用創出、約150.4億RM(約4兆5,120億円)の経済効果が期待されています。
馬国に在住するインフルエンサーについて、税務当局のIRBが集中的に税務申告を要請しています。これは外国人である日本人のブロガーやSNS関係者も注意すべき動きです。IRBには専門の担当官が配置されていて、インフルエンサーとして活躍する個人に直接メールで納税を指導しています。徹底してますね。