工事会社や工事関連製作工場などをこれまで400社以上(海外40程)調査訪問した経験などを書いていきます。購買に携わる方の参考になることを述べていきます。 購買部門から今は別部署です。
新規会社が安いからと考え無しで無闇やたらと発注し続けた結果の失敗事例です。新規で調査訪問したA鉄工所、品質面は問題無しで、1千万円未満で5百万円前後が妥当な製作能力と発電プラント向けの製缶品の競争見積に入れたところ最安値でした。契約額は500万円前後で、製作工程も順調に進んで納品された品も問題無し。ただし、会社を新規訪問した際の報告書には、大規模製品の製作でなく、500万円前後の見積先として選定すべきとコ...
商社との関係ですが、以下のようなことが挙げられます。 ・同じ製品を複数の商社に見積依頼すると、メーカーへの影響力が分かる。 →メーカーとの関係が密接であるほど、メーカーの出値が低い。 ・拠点が無い場所で工事をする際に、取引の多い商社に工事会社を紹介してもらっている。 ・自社のグループ内商社で購入する。 ・グループ内商社であっても、高ければ他社を選ぶ。 ・化学材料AとBを個別に使用する予定であ...
土木建築、電気、配管、プラント、通信工事など必ず必要なのが材料で、生コン、配管、電線などから制御盤、コンベアなど多岐にわたります。 購買や調達関係の人の中には、商社を入れると高くなると言う人が少なからずいます。 果たしてそうでしょうか? 金額が安い何十種類の材料ものを工事担当や資材部門が個別に手配すると伝票作成・見積・仕様の確認・発注・納品確認などで労力が割かれます。 これを避ける...
新規会社を入れた工事の競争見積で従来の会社が頑張った結果起こった「まさか」
競争見積は価格低減を図ることができる手法です。従来からA社が施工していた工事に新規を入れることで、従来のA社が刺激を受け頑張って従来レベルより安く見積を提出しました。 これまでの付き合いもあり、担当同士も顔馴染みで技量も知り尽くしていました。A社下請の工事は順調に進みました。工程に応じ二次三次の下請会社の入れ替わりもあります。ある日配管を切断していた際に、作業員がタイミングを間違え切断し、切った配...
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