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新規会社が安いからと考え無しで無闇やたらと発注し続けた結果の失敗事例です。新規で調査訪問したA鉄工所、品質面は問題無しで、1千万円未満で5百万円前後が妥当な製作能力と発電プラント向けの製缶品の競争見積に入れたところ最安値でした。契約額は500万円前後で、製作工程も順調に進んで納品された品も問題無し。ただし、会社を新規訪問した際の報告書には、大規模製品の製作でなく、500万円前後の見積先として選定すべきとコ...
商社との関係ですが、以下のようなことが挙げられます。 ・同じ製品を複数の商社に見積依頼すると、メーカーへの影響力が分かる。 →メーカーとの関係が密接であるほど、メーカーの出値が低い。 ・拠点が無い場所で工事をする際に、取引の多い商社に工事会社を紹介してもらっている。 ・自社のグループ内商社で購入する。 ・グループ内商社であっても、高ければ他社を選ぶ。 ・化学材料AとBを個別に使用する予定であ...
新規会社を入れた工事の競争見積で従来の会社が頑張った結果起こった「まさか」
競争見積は価格低減を図ることができる手法です。従来からA社が施工していた工事に新規を入れることで、従来のA社が刺激を受け頑張って従来レベルより安く見積を提出しました。 これまでの付き合いもあり、担当同士も顔馴染みで技量も知り尽くしていました。A社下請の工事は順調に進みました。工程に応じ二次三次の下請会社の入れ替わりもあります。ある日配管を切断していた際に、作業員がタイミングを間違え切断し、切った配...
プラント設備の定修など同じ客先から継続して施工している工事は、下請施工会社A社もずっと同じでパートナー的に協力している関係でした。そこで資材部門が新規会社を探して見積に加えることもあります。理由として、・従来からのA社1社では高いか安いか分からない・従来からのA社におんぶに抱っこになっていないのか・工事担当者が汗をかいて新規を使いこなせ などなど。従来施工のA社+新規会社X社を見つけて見積依頼を行...
様々な手法で新規会社を探し有望な会社を探して訪問する際の注意点です。近くであれば1社のみでも良いのですが、例えば東京から関西に1社のみというのは非効率的です。交通費や宿泊費、日当も発生するので費用対効果を考えれば複数社の訪問が理想です。勿論闇雲にリストアップするのでなく、一定のエリアで複数の有望新規取引先をリストアップしていました。客先指定の会社に訪問するのに日帰りで行けるのに、わざわざ前泊して出張...
業種に限らず新規会社を調査する際に良く使われるのがインターネット。該当工事や製作工場に関連するキーワードで検索するのが一般的です。大阪で建築工事会社を探す場合、検索サイトで「建築 大阪」配管工事の場合、「配管工事 大阪」など複数の単語を組み合わせる事で多くの会社がヒットします。単語の組み合わせは、多数あり個人の発想力により異なってきます。ここで大切なのが、物事を多面的に見る力です。配管や制御盤、コ...
新規会社を探す時に、インターネットは役立ちます。ただ闇雲に検索しても時間の無駄。物事を多面的に見ることが大切と考えています。(例)工事担当部署から「岡谷鋼機㈱ 本社配管工事」の工事伝票を受領し、AさんとBさんが担当しました。 Aさん 書類を確認して見積依頼を行い、そのまま契約処理を行う。 Bさん 岡谷鋼機?どんな会社だろう?⇒インターネットで検索 名古屋本社の鉄鋼・機械系商社なんだ。⇒更なる調査...