恋川春町は、江戸中期の戯作者兼浮世絵師です。黄表紙(大人向けの風刺のきいた漫画)の先駆けといわれ、あの蔦重(蔦屋重三郎)を支えた1人でもあります。今回は、武士と戯作者・絵師という二足の草鞋を履きながら、多くの人気作を描き上げた恋川春町の生涯...
『光る君へ』宇治の散策で平安へ思いを馳せる 平等院から宇治上神社、大河ドラマ展へ
大河ドラマ『光る君へ』の主役・紫式部が著した『源氏物語』では、光源氏が亡くなった後の「宇治十帖」の舞台となった宇治市。 藤原道長の邸宅跡に建てられた平等院では藤の花が見ごろとなり、多くの拝観者で賑わっています。 連休初日はあいにくの曇天でし
京都観光のおともに!「京都、オトナの修学旅行」斜め目線の視点が面白い!
「京都、オトナの修学旅行」は、普通の京都観光に飽きた方や京都の隠れた表情を探ってみたい方におすすめの本です。 「中学校や高校の修学旅行では京都の良さを知ることができない、京都は大人になってこそその良さがわかる町だ」という考えのもと、画家の赤
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恋川春町は、江戸中期の戯作者兼浮世絵師です。黄表紙(大人向けの風刺のきいた漫画)の先駆けといわれ、あの蔦重(蔦屋重三郎)を支えた1人でもあります。今回は、武士と戯作者・絵師という二足の草鞋を履きながら、多くの人気作を描き上げた恋川春町の生涯...
2025年の大河ドラマ「べらぼう」では、安田顕さんが演じる平賀源内。科学者でもあり、本草学者でもあり、絵師でもあり、発明家でもありとさまざまな才能を発揮した源内は、蔦屋重三郎だけでなく時の為政者・田沼意次とも交流があったとか。彼の言動は常人...
京都市伏見区深草の地に鎮座する藤森神社は、菖蒲の節句発祥の地として知られ、学問・馬・勝運の神様として広く親しまれています。毎年5月5日の藤森祭では、勇壮な駆馬神事や武者行列が見どころとなっていて、ゴールデンウィークの人気スポットとなりつつあ...
京都の寺社をめぐっていると、御朱印帖を持った参拝者の方をよく見かけます。人気の寺社では授与所に行列ができていることも少なくありません。もちろん私も御朱印めぐりが大好きです。でもそもそも御朱印って何なのでしょうか?今回は、御朱印の歴史や御朱印...
藤森(ふじのもり)神社は、京都市伏見区の深草地区にある神社です。「菖蒲の節句」発祥の地とされ、毎年5月5日の藤森祭では勇壮な駆馬神事が奉納されることでも知られています。藤森神社の御祭神と由緒藤森神社の本殿は中座・東座・西座に分かれており、御...
京都市北区にある等持院は、金閣寺や龍安寺から徒歩10~15分ほどの場所にあるお寺です。金閣寺から龍安寺、そして仁和寺へと続く「きぬかけの路」からは少しそれているためか、他の寺院に比べると参拝者が少なくて、ゆっくりとお参りできる素敵な場所。今...
024年辰年もあと少し。来年は巳年、へびの年です。ということでとっても単純ですが、今回は2025年へび年にちなんでお参りしていただきたい京都の寺社を紹介します!年男・年女の方はもちろん、定番の観光スポットでは物足りない方もぜひご覧ください!...
智積院は、京都市東山区にある真言宗智山派の総本山です。季節の装いが美しい境内や名勝庭園。長谷川等伯らによる圧巻の襖絵など、見どころもたくさん。今回はそんな智積院について、歴史や見どころ、四季の様子などを紹介します。智積院について宗派 真言...
因幡薬師は、烏丸五条から少し北へ入ったところにある寺院です。 町衆のお堂として古くから親しまれ、毎月8日の手作り市などで今も多くの参拝客でにぎわっています。 ビルに囲まれた町中に建つ歴史ある因幡薬師は、がん封じ・病気平癒のお寺として昔も今も
正寿院は、風鈴の寺として知られている宇治田原の寺院です。 たくさんの風鈴がつるされて、とても夏らしい景色が広がる境内とハート形の猪目窓や美しい花天井が見どころ! 今回は娘と2人、京阪宇治駅から可愛い宇治茶バスを利用して正寿院へ行ってきました
新選組の史料によく出てくる隊士たちの錦絵を描いたのが、今回紹介する中島登(のぼり)です。 新選組隊士として中島の名前が出てくるのは、大政奉還が行われた慶応4年(1867)10月頃ですが、実際はもっと早い時期から探索活動をしていたといわれてい
今回は、先日行ってきた素敵なイベントを紹介します。 それが建仁寺の夜間特別拝観! といってもただの夜間拝観ではありません。 脳が”ととのう”音楽と光、静寂の空間を楽しむ癒しのイベント。 昼間に見る建仁寺とは、また違った表情を見られた貴重な体
今回紹介するのは、天保の改革で暗躍した鳥居耀蔵(とりいようぞう)によって窮地に立たされたある人々の痛快復讐劇。 私の好きな作家さんの1人、五十嵐貴久が書かれた時代小説で、舞台は江戸後期の天保年間です。 天保の改革の名の下、厳しい取り締まりを
蔦重こと蔦屋重三郎は、2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公です。 江戸中後期を描く大河ドラマは、数十年ぶりだとか。 その上蔦重を横浜流星さんが演じるということで、すでにワクワクモードです! 今回は大河ドラマに先駆けて、有名な絵師や作家
蔦谷重三郎は、江戸の出版プロデューサーとして、葛飾北斎や十返舎一九、写楽など多くの芸術家を産んだ人物です。 2025年の大河ドラマ「べらぼう」の主人公でもある彼の魅力をたっぷり楽しめるのが、今回紹介する『蔦重の教え』です。 作者は、江戸料理
ガーデンミュージアム比叡は、比叡山山頂にある庭園美術館です。 ルノアールやゴッホなど印象派画家たちの作品をモチーフにした庭園には、季節の花が咲き、ハーブが香る素敵な癒しスポットとなっています。 今回は、初夏花々が見ごろを迎えたガーデンミュー
洛北大原エリアにある三千院は、四季を通じて美しい景色の広がる庭園と荘厳なお姿の阿弥陀三尊像で知られた寺院です。今回は、紫陽花が美しく咲きそろい、新緑も見事な初夏の三千院を紹介します。あなたも一緒に三千院を散策しましょう!
今回紹介するのは、霜月りつさんの『本屋のワラシさま』です。 霜月りつさんは、時代小説から現代もの、ファンタジーミステリーなど様々な作品を書いておられる方で、私の好きな作家さんの1人です。 『本屋のワラシさま』は、霜月律さんの作品という以外に
彰子は、平安時代最も権力を持った藤原道長の長女として生まれました。 まさに生まれながらのお姫様だった彰子は、わずか11歳で一条天皇のもとに嫁ぎます。 この時代では珍しいほどの長寿だった彰子は、夫や子の死に直面しながらも藤原一門を統率しました
大河ドラマ『光る君へ』の主役・紫式部が著した『源氏物語』では、光源氏が亡くなった後の「宇治十帖」の舞台となった宇治市。 藤原道長の邸宅跡に建てられた平等院では藤の花が見ごろとなり、多くの拝観者で賑わっています。 連休初日はあいにくの曇天でし
洛北大原エリアにある三千院は、四季を通じて美しい景色の広がる庭園と荘厳なお姿の阿弥陀三尊像で知られた寺院です。今回は、紫陽花が美しく咲きそろい、新緑も見事な初夏の三千院を紹介します。あなたも一緒に三千院を散策しましょう!
今回紹介するのは、霜月りつさんの『本屋のワラシさま』です。 霜月りつさんは、時代小説から現代もの、ファンタジーミステリーなど様々な作品を書いておられる方で、私の好きな作家さんの1人です。 『本屋のワラシさま』は、霜月律さんの作品という以外に
彰子は、平安時代最も権力を持った藤原道長の長女として生まれました。 まさに生まれながらのお姫様だった彰子は、わずか11歳で一条天皇のもとに嫁ぎます。 この時代では珍しいほどの長寿だった彰子は、夫や子の死に直面しながらも藤原一門を統率しました
大河ドラマ『光る君へ』の主役・紫式部が著した『源氏物語』では、光源氏が亡くなった後の「宇治十帖」の舞台となった宇治市。 藤原道長の邸宅跡に建てられた平等院では藤の花が見ごろとなり、多くの拝観者で賑わっています。 連休初日はあいにくの曇天でし
「京都、オトナの修学旅行」は、普通の京都観光に飽きた方や京都の隠れた表情を探ってみたい方におすすめの本です。 「中学校や高校の修学旅行では京都の良さを知ることができない、京都は大人になってこそその良さがわかる町だ」という考えのもと、画家の赤
藤原道隆の娘・定子(ていし・さだこ)は、一条天皇の皇后として、深く愛されながら若くして亡くなってしまった女性です。 藤原家の長男のもとに生まれ、何不自由なく育った定子は、3歳年下の一条天皇に入内し、幸せな結婚生活を送っていました。 ところが
原田マハさん初読みの「旅屋おかえり」 前から気になっていたのですが、なぜか読む機会がなく、今回初めての出会いです 温かい涙が止まらない、素敵なお話でした。 「旅屋おかえり」登場人物とあらすじ 物語の主人公は、元アイドル、今は売れないタレント
新幹線で京都へ来ると必ず目にするのが、東寺の五重塔です。 京都市民なら「ああ京都に帰ってきた」とほっとする、京都のランドマーク。 平安京が作られたときから、ずっと京を守ってきた東寺。 今回は、そんな東寺の深~い歴史と魅力を紹介します。 東寺
相国寺は、日本最古の法堂建築と広大な寺域で知られた臨済宗のお寺です。 辰年の2024年春の特別拝観では、「鳴き龍」と呼ばれる「幡龍図」を見ることができます。 また、境内にある美術館には、伊藤若冲や円山応挙、長谷川等伯らの作品が収蔵されていま
京都市右京区にある梅宮大社は、嵐山渡月橋の下を流れる桂川(渡月橋を超えると大堰川が桂川と名を変えます)の東にある神社です。 境内には、梅に椿、八重桜、つつじにカキツバタ、青もみじにあじさい、そして紅葉までも楽しめる神苑が! 今回は、嵐山から
京都の寺院には、数々の龍図があります。 私が調べたところ、京都市内だけでも25ヶ所ほど確認できました。 最も多いのが法堂や本堂などの天井に描かれた龍図です。 そこで今回は、通常公開・期間限定公開・外から覗くことができる、天井に描かれた龍図を
今回は、2023年11月16日にオープンした素敵な和菓子屋さんを紹介します。 築100年以上の町家をリノベーションした店内は、誰もが優しい気持ちになれるようなはんなりした空間となっています。 苔が美しい坪庭を眺めながらいただく可愛い和菓子は
2024年は、辰年! 昇り龍のごとく、運気がどんどん上がるように、新年は龍神様に会いに行きませんか。 ということで今回は、京都の数多い神社の中から、龍神様がお祀りされていて特にパワーがすごい注目の神社を紹介します。 辰年にちなみ限定公開も!
清少納言は、平安時代の女流歌人で、随筆家で、そして天皇の后である中宮・定子の教育係を勤めた女性です。一説には紫式部とライバル関係にあったとも言われています。 ところが、清少納言が書いた『枕草子』について、学校で習ったのはあの「春はあけぼの…