日本銀行保有のETFはどうなる?出口戦略を考える
中央銀行がETFを買い入れるという世界でも例を見ない金融政策を日本銀行は行ってきました。 中央銀行が多くの企業の大株主であり続けることは、ガバナンスの問題など弊害が多く正常とは言えません。 金融政策の方向転換の可能性が増してきている中、保有しているETFの出口戦略が決められる日も近いかもしれません。 この記事では現時点で予想される、日本銀行が保有するETFの出口戦略を解説します。 日銀ETFの概要 出口戦略 ETFばらまき 格安購入 基金創設 市場売却 GPIFへの簿価譲渡 日銀ETFの概要 日本銀行のETF(上場投資信託)の買い入れは、白川総裁時代に始まりました。 その後、黒田総裁に代わって…
2022/11/29 15:03