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月の裏側〜reprise〜 https://blog.goo.ne.jp/sakaki45

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。 マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

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2022/11/08

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  • NO.298 PANTA&HAL「1980X」

    PANTA&HALの演奏面を支えていた今剛さんは、1979年5月の日比谷野音のライブをもって、脱退します。そして『日本のTOTO』とも言われたフュージョン系のスーパーグループ『パラシュート』を結成します。実力があっただけに、自分のグループを持ちたいと思ったのは仕方ないでしょう。当時はまだ20歳ぐらいの若さでした。喧嘩別れではなく、円満に脱退したようで、後のレコーディングにも顔を出したといいます。これは、今剛さんと松原正樹さんのツインギターが素晴らしい曲です。因みにプロレスラーの小橋建太さんのテーマ曲としても使われました。メンバーもベースの村上元二さんも脱退、ギターに長尾行泰さんが加入。(後にイルカさんのサポートメンバーとして活躍)、ARBのサンジも一時期加入しています。そして以後もPANTAのバックで活躍...NO.298PANTA&HAL「1980X」

  • NO.297 映画「ブルースの魂」

    2025年は、偉大なるブルーズシンガーである、B.B.キングの生誕100年に当たる年になるそうで。それを記念して、この映画が日本でも上映される事になったようです。2022年の2Kレストア版となります。実はアメリカでもずっと公開されていなくて、2024年に初めて劇場公開された様です。実際にこの映画が製作されたのは、もう50年以上前の事になります。予告編を見る限り、70年代のB.B.キングやバディ・ガイの演奏を楽しめるドキュメントかなと思っていたのですが、実際に見てみたら、ちょっと思っていたものと違っていましたね。最初は刑務農場で働く受刑者が歌う労働歌としてのブルーズが収められていて、ブルーズの歴史を統括するものかと思っていたのですが、何故か、だらしない男とそれに翻弄される女のドラマみたいなものが始まって、何...NO.297映画「ブルースの魂」

  • NO.296 最近のAI事情について

    これまで何度かAIについての記事を書きましたが、最近のAIを使った音楽ソフトの性能が凄かったりします。SUNOというソフトですが、機能制限があるものの、無料版なら1日5回まで曲を作ることが出来ます。詞は自分で用意しなければなりませんが、一応、AIにて作ってもらえることも可能です。詞とどのような感じで作ってほしいかを入力すると、曲がすぐに出来上がります。無料版なら5分弱のものしか作れませんが。まだ課題もありますが、凄い勢いで進化していますね。最近は、こういったソフトを使って色々なものが作られています。以前紹介したのは、アーチストのデータを勉強させて、新曲を作るというのがありましたが、今回紹介するのは、あり得ないアレンジで作ってもらうというものです。例えば、レッド・ツェッペリンが50年代に作品を出していたらと...NO.296最近のAI事情について

  • NO.295 裸のラリーズ「屋根裏 Sept.’80」

    自分は、裸のラリーズの発売予定とかは書くのですが、作品のレヴューについては、なかなか書きづらく思っています。ノイズが主体の為、自分にとってはいいと思っていても、人によっては抵抗があると思いますので。いや、寧ろ抵抗があると感じる人の方が大多数とは思いますが。それでも日本のロックの裏の部分では、欠かせない重要なグループとなりますので、全くの無視は出来ないでしょう。今回、紹介するのは、1980年9月11日、渋谷屋根裏におけるライブ音源です。1980年と言えば、ダイナマイツ、村八分、ティアドロップス等で有名な、山口冨士夫さんが在籍していた時期となります。水谷孝さんと山口冨士夫さんによるツインギターが聴けたのは、ほんの限られた時期となりますので、非常に貴重なものとあります。とはいえ、昔からファンの間にて、比較的音質...NO.295裸のラリーズ「屋根裏Sept.’80」

  • NO.294 「時代はサーカスの象にのって」

    2月5日は、敬愛するPANTAの誕生日だった日です。この日は、PANTA、頭脳警察に関する事を何度か書いていますが、今年もまた書かせていただきます。今回は、PANTAの音楽人生の後半における重要な曲である「時代はサーカスの象にのって」についてです。「時代はサーカスの象にのって」は元々は、寺山修司さん主催の天井桟敷のこけら落とし公演のタイトルです。当初は「時には母のない子のように」がヒットしていたカルメン・マキさんも出演していたそうです。観客参加型の演劇で、1年間のロングランとなっています。寺山修司さんが亡くなった後、1984年に一周忌公演として「時代はサーカスの象にのって’84」が上演されています。なお、この時の音楽担当は、ムーンライダースの鈴木慶一さんでした。PANTAと縁の深い人が、ここでもシンクロし...NO.294「時代はサーカスの象にのって」

  • NO.293 マリアンヌ・フェイスフル死去

    自分にとっての世代ではないですが、やけに印象に残っている女優、アーチストであるマリアンヌ・フェイスフルが2025年1月30日に死去されました。78歳でした。MarianneFaithfullが享年78歳で逝去印象的なヒット曲は「AsTearsGoBy」ですね。他にも色々な曲がありますが、やはりこの曲は多くの人の心に残っていると思います。そしてミック・ジャガーの恋人だったという事もあり、その点でも印象に残っている人が多いでしょう。そして日本ではどちらかというと、映画「あの胸にもういちど」でアラン・ドロンと共演した時の、ライダースーツでバイクに乗る姿が、「ルパン三世」の峰不二子のモデルになったと言われている事の方が印象深いかもしれません。その美貌と歌声から、当時のミュージシャンにとっての女神的存在とされてきた...NO.293マリアンヌ・フェイスフル死去

  • NO.292 ちあきなおみ「あまぐも」

    NO.219で、ちあきなおみさんの「ルージュ」について書いてから、もう1年以上経ってしまいました。「あまぐも」について書くという予告はしましたが、どのようにまとめるか悩んでいるうちに、時間が経ってしまったわけです。「ルージュ」は、中島みゆきさんや井上陽水さんといったニューミュージック系の人の作品を多く取り上げた異色作ですが、「あまぐも」は更に異色の作品となります。A面は河島英五さん、B面は友川かずきさんの作品を取り上げています。ジャケットはビル・エヴァンスの名盤『WaltzforDebby』のオマージュです。そして演奏は、ゴダイゴのメンバーが参加しているというから、何とも豪華なものです。これなら名作となる事を約束されたように思えますが、実際には、ちょっと不満が残る部分があったりします。編曲がスタイリッシュ...NO.292ちあきなおみ「あまぐも」

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