あっという間に訪れる春であってもようやく辿り着く春だとしてもまた再び春と出逢えるのならもう少し頑張っていようと思う欠けた部分を探す旅も持ち主不在の荷物を届ける旅ももう続ける必要はないのだからここまでの道程が僕の解だった今ここにある形が全てだっ
詩とは、読み手の想うままに…。 僕が見た『感情』と『風景』をここに残す。 いつかあなたの心に響く日が来る事を願う。 Since 2005. #詩 #写真詩
あっという間に訪れる春であってもようやく辿り着く春だとしてもまた再び春と出逢えるのならもう少し頑張っていようと思う欠けた部分を探す旅も持ち主不在の荷物を届ける旅ももう続ける必要はないのだからここまでの道程が僕の解だった今ここにある形が全てだっ
遠くの方で呼ばれた気がして探すのだけれど姿すらなく雑踏と騒音にまみれるもう君は変わってしまった後であの頃のそのままの君には一生逢うことができないそれだけが唯一の心残り
空から降る無数の白とてもちいさく脆い結晶僕の掌に落ちてくるけどあたたかさですぐにとけるカタチある一瞬の美しさと次の瞬間になくなる儚さなんのわだかまりもなくそうやってとけあえたらいい
どうしたって人なのだからとびきり綺麗でひときわ汚い美しい花を茎から切り落として汚れた手でそれを愛でるように今日も生きるものの息吹を奪い取って明日を生きるのだからどうしたって人でしかない少なからず自分のためだけに奪う綺麗ぶるものに虫唾が走るだ
君になんと言われようとどんな汚い言葉をぶつけられてもそれをすべて飲み込む覚悟でいたそれだけ君が正しいのを理解していた相対しようともどうしてもすれ違ってしまう宿命であるのならばそれをすべて受け入れる覚悟でいたたぶん君は既にそうしていると想うから
人間なんてものはぱっと目の前から消えてもう二度と逢えないなんて事すらあるのだからそのくらい脆く儚く護らなければならない存在なのだからあとどれだけ逢うことができるだろう誰もいなくなった後の僕が生きる範囲の世界で
尊い核心をつく詩も突如何を言っているか分からない詩も全ては君の中を通って紡ぎ出されたのだからその言葉の一つ一つを愛さずにはいられなかった濃厚な感性を搾り取って味わうようなひとときどれだけ時が経とうとも僕の目で初めて見た君の文字の羅列に一点の
何度も遠ざけてはその度に大切さを再認識するようなそんな逢い方だった君の持つ純粋さと不器用でも真っすぐでとげとげしい想いがいつも内臓をえぐった戻りながら進む僕と振り返りらずに進む君に交差する点はもうないだから今も美しいまま
そもそもはじめから正しさなど存在しなかったのだ僕が固執して嫉妬した正しさは自分が作った幻想だったのだ僕の人生はこの通りだった数々の分岐があったように見えて実は一本道でしかなかったのだどう歩んでもこの一通りしか辿り着かなかったのだかつて砂浜に描いたあるべき
やっぱりどう頑張っても本当に欲しいものは簡単には得られないよう出来ているのだからこのまま得られず死ぬのか得られるまで積み重ねるのかこんなことが未だによぎる逃げたい自分がいる一瞬の喜びに満足してまたそれなりに生きるのか突き詰めて牛耳るくらいの生き方をしたい
小さな幸せを積み上げることが生きるために必要な栄養だと積み上げたものをしっかり実感して一日を終えるのだとそれが僕にはできなかったから後世へそれを伝える義務があるあの時できなかったからこそいま出来ることがあると思うんだ
残された日をどう生きるか僕らは考えるべきだ今ある日常がこれからもずっと続くとは限らないのだから当たり前にできていたこと後回しにしてきたことその中から今すべきことを選んでその手で取らなければならない大切なものをより大切に手放すべきものを手放して
10年後ではもうダメだったもっと言うと今じゃなきゃダメだった結論を先に延ばすことも期限を何個も作ることも人生としての意味はない感情でふたをしても感覚はもっと素直だから一番の僕でいられる時間など限られているのだから
今日も届かない明日も届かない通じ得ないからまた外に溢れていく溢れ出した言葉を届けようとすることそれが僕がここで生きる意味なのだと宛先不明になって一生届かったとしても
季節外れの暖かさにタイムスリップをしたような錯覚に陥るこれから厳しい寒さへ向かっていくその手前でほっとする柔らかい日差し何年前に戻りたい?なんて昔よく話をしたその願望が強かったでも今は戻るより少しでも綺麗な足跡を残して生きたいと思うこう
振り返って要らなかったと切り捨てることで自分の心が晴れるのならそうすればいいある日突然消失することを知っているからその時点で悔いなきようできることをするのだ、と
このまま綺麗なままで固めてしまいたいとさえ想えた何の言及も真相究明もせず上辺だけの美しい世界に焦がれた隠し持った感情を飲み込み理想に入り浸りたい言えない本音その希釈しても濃厚な世界を矛盾に満ちたままポケットに入れる
この先二度と君に逢えなくていいそう想えるときを迎えられますようにいつまでも優しい君が遠くから僕を支えてくれますように
僕の言葉が君に刺さらなくてよかった散らばった言葉の破片を君が踏まなくてよかった人は言葉で簡単に傷つくという前提から始まる愛情の深さ
奪った答えを継ぎ接ぎして張りぼての看板を掲げた頃を正当化するつもりはない自力で断つことを放棄して人を拒絶していた頃の僕を蹴散らしてやりたいとすら思う忘れてはいけないのはいつも迷子になった僕の手を引いてくれた人々がいたこと
どれだけ埋めても埋まらないものと同じで求め続けようとするほど永遠に続くのだから終わりのないものを自分の意志で終わらせる続いてしまう一本の線を自らの意志で切っていく終わりは作られるのではなく作っていくのだということ
本当は手にあるべきだったものそれを失っていたことに気づく思えば失ったものなど数えきれないのだけれど大抵は取るに足らないものでなくても生きられるものけどそれは違った完全に失ったままだった残りの僕をかけて取り戻す必要があるもの
誰かのためだけに生きない誰かのためだけには生きられない誰かのためだけに生きてはいけないだから僕は生きていられる
鉛筆みたく身を削って役目を果たす大事なことはあくまで目的を達するための手段であり鉛筆自身には問題解決をする力がないのだということ
他に染められたのではない僕自身が良いと思ったから自らの意志で染まったのだいずれ枯れて落ちようとも鮮やかに色付く瞬間のない生き方をしたくはなかった
僕がどれだけ落ち込んでもいつも変わらず穏やかな青雑音が煩わしくなってもそれすら忘れさせてくれる青だから雨の時も雪の時こそ穏やかで落ち着ける僕を
その辺で見かけるありきたりな言葉で君との一瞬を終わらせたくない走り走って息切らして想いを振り切った先とっておきの言葉を添えここで君を待つ
性質というよりも裏表のまったくない素直な感情に惹かれた探し求めていた僕にないものを君であれば知っている気がして
君が見た世界を解釈した世界に触れていたい異質だからこそその存在に惹かれる感性と世界観
君といつか再び逢える日が来るのだろうかその問いかけが反響されることなく空に紛れて見えなくなる
散りばめられた光が空に溶け消えてゆく少し遅れて響く音うっすら残る煙焼き付けたいのはその儚さゆえ追いかけたいのはその尊さゆえ
海を越えても想いは届くし空を通じて言葉は伝わる隔たりだと決め込んでたことがその限りではなくなるまで
自分を裁くのは最後は自分だと信じていたそうすべきだと決めていたけど最後の最後に僕の味方になりうるのも僕しかいないのだからどんな状況下でも本当の意味で僕を救えるのは僕しかいないのだから
ただ君と一緒にこの景色を見たかった愛されたい訳でも心奪われたい訳でもなく二人だけの記憶をいつか君と話したかっただけ
単なる突風や向かい風で簡単に手を離すことがないよう理解と信頼の深さを求めたただ、より大切で大事な存在になることを望みながらも恐れた
太陽のように存在自体に紛れがなくこの世にひとつしかないものをずっと信じていたかったピンクがかったあの日の夕焼けすごくきれいな空、と知らせる君の目に映った夕焼けも僕の目に映る夕焼けも遠く離れていても同じ空それ以外にはない唯一の事実
時として事実を捻じ曲げなければならないもの最終形が正しくなるようそこにあった真実を書き換えることその内容の如何にかかわらず避けては通れない障壁だったこと1点を捻じ曲げたことにより均整が崩壊するリスクを受容することそれが分かってもらえなかったと
絶対絶命の時には扉を開けて来てくれた答えを求めて外を探すとその答えは内側にあると行動で示す人だった重く固い扉を叩いて君が閉ざした先を追う遠いようで実は近く近いようで限りなく遠いその距離は変わることなく
もうこの世界は元に戻せないほど汚れた場所だから綺麗に見える作りものその実は全て偽なのだと元から世界にあるもの自然に存在していたものそれだけを信じることそれが物事の終わりが行き着くところなのだと
頭に文字が流れ続ける言葉は全く出ないどんな手を使っても打開の余地はなかった時間枠いっぱいに詰め込んだ感情と心情嬉しくも苦しくも同じ一日に変わりはないその上で、知った上で君は笑顔だったのだと
本当は人が好きなのに一人でいた君の手を引っ張って一人が幸せという君に本心ではないと決めて入り込んで結果を良い方へ変えるために僕らは出来る限り尽くすのだと変えたくても変えたくてもどうしても変えられないもの
風のように予告なく変わるきまぐれな風見鶏だから状況次第でどちらにでも行けるよう道を残したずるさいつでも離せる手は未だ掴んだまま
そうして完全に僕らは分離をしていくさよならもないまま全ての接点を消して陽が温かく穏やかで爽やかな風の一日だったこんな日でよかったこんな日だからこそだった
もし君が僕のためにこの世界に存在してくれているのならもうやめていいんだよもし君が自分のためにこの世界に存在しないのであればもうやめていいんだよもう僕には君が言いたいこともおそらく伝えたかったことももう知る機会がないから
徐々に空気が澄んできて遠くを走る車の音が聞こえる沈む太陽にさようならと今宵の月が昇り言うまたこの景色を見られたとなんだかほっとする瞬間随分冷えて切ない空気秋の映画が閉館になる間際
込めた願いが届こうがどうでもいい込めるほど真剣に願った事実だけでいい叶わないなと一度も思わなかったのなら君を信じ切れたと思えばいい
いらないと思った記憶はパソコンみたくボタンひとつで消せたらいいのに許して薄めて忘れていくなかなか消えてくれない君をそうして僕から消していく
簡単に手にしたものはどうしたって溶けるように消えるから暗いトンネルの中見えなかったものが見得るようになるまで君を待つ364日はそれ以外のたった1日で報われる
何も大したことじゃない必死に拾い集めてきたものと最初から持っていたものを互いに持ち寄っただけなのだから泣けてしまうほど美しく笑ってしまうほど誇らしく結局は照れてしまうのだけど僕が胸を張っていい十分な理由
新たに得ていくというより優しさや人らしさを取り戻していく感覚に近い
癖も習性も知った上で包み隠さず曝け出す一切の雑音を遮断して感覚全てを研ぎ澄ませてただ必要とされたいそのひとつだけだった
表面的な美しさなどどうでもいい枝葉には見向きもせず幹にしがみつく葉先の綺麗さなどどうでもいい一心に惑うことなく根にしがみつく
一度たりとも同じ景色を見せることのない雲に重ねてある段階、ある地点に依存することのない常に流れる雲に自分を乗せて
大粒の雨の音が聞こえる心地よい騒音に心紛れる地面に落ち弾ける様がいつもなら届かぬ底の方を潤していくのだろうかそれとも隠れた孤独を音でかき消すのだろうか降り切ってしまいさえすれば晴れるであろう明日の展望いっそう澄み渡る朝焼けを待つ
ふーっと吹き消せば跡形もなく消えてしまうそんな弱々しさだったずーっと先の未来まで自ら照らしていけるよう小さな灯火を大切に護った愛しているよこの世界の中に存在する何よりも
少し濃くなった髭を触り月日が経つのは早いものだと感じるそのうち嫌でも切り離さなければならない時が来るからその時に迷わず僕が手を離せるよう今すべきことへ向かっていく澄んだ夕焼け、10年目の秋が来て季節の移り変わりを感じる
かつてもらったコメントからリンクを辿るもほとんどの人はもはや生存確認すらできないかつての自分がそうであったようようにだからこそ僕はできるだけ長く続けようと思うよいつか思い出してここへ来てくれることを信じていつかまたこの世界で逢えることを信じ
本質を理解していたその上で跨ぐ世界線無意味の繰り返しと不確かの積み重ねこの世界の概念や感情より重視したもの助けたい救いたいから助かりたい救われたい、へいつもの自分へ戻るため再び跨ぐ世界線
言の葉が溢れる言葉の海の底に沈んだ誰にも見られないような言葉その中から響くものを探して目印にしおりをつけるなぜ今の僕に響くのかなぜその言葉を欲したのかを反芻し噛み締める
結局僕は、かたちが変わってしまうことを拒んだ変わったり染まったりしてはいけないものを差し出して魂を売ってしまうならばもうそれは僕のかたちをした別の人なのだからたとえ正論だったとしてもそれが今に当てはまらないのならば全く以て意味をなさないよ
君の明日がやさしく朗らかな一日でありますように
自分が助かる方法すら分からずただただ周りにすがっていた笑顔で埋めても発散で埋めても今思えばどれも正解だったただ、どれだけ穴を埋めても今どうすべきか、だけが宙ぶらりんだったそれがとてつもなく深い穴に感じそこにフタをしたまま足跡を残す
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教科書から学んだことではなく自分が視て選んで大切丁寧に積み上げてきたものを信じることそれは僕が集めた答えのかたまり他の誰とも重ならない自分だけのものすごく当たり前のことだけどまず自分だけのものを大切にすること
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電車に乗っているような感覚このまま乗っていれば目的地まで着くことはできると思うただ、途中で降りてしまうと二度と同じ道へ戻ることはできない目的地も変わってしまうかもしれない問題は、どちらの目的地が正しいかは、分からない、ということ
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もうこれ以上頑張らない。それだけ。
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再び生まれ変わっても紆余曲折を経たのちまた君を愛するだろう数えきれない星の中から僕から見て一番輝いているのがたぶん君なんだろう
途切れずにずっと道が続いていくことを願う
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子供のころ家族が嫌で仕方なかった家庭を顧みない父価値観がずれていた母意思疎通できず荒んでいく心疑心暗鬼と自信喪失の先は最悪の状態だった家族という強制的な塊は舵が効かず一度沈没したその舵を今、自分が取っている荒波に飲まれようとも明く
どう足掻いても今一歩届かないことは直感的に分かっていたただなるべく近くへ少しでも長く居られることを望んだ何とか叶えたい要望と決して叶わない願望もう諦める他なかったその日はとても清々しく青々とした空の新緑の透き通る若葉の日だった
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冒した罪と犠牲にした時間決して見えない罪の重さをずっと心に背負っていく誰かの心を傷つけても罰はないだけど傷つけたその事実を僕はずっと心に背負っていく
今存在している君ではなくあの頃の君に会いたかった繊細で感性の冴え渡る思考規格外な言葉の選び方今でも心に残る言葉たちはとうとう僕では辿り着けなかったけどあの頃の君はもういないだから二度と会うことはないブロトピ:詩を書きましたブロトピ:ブロ
散りゆく花も朽ちてゆく木もいずれ終わりを迎えるのだから永遠にすら思えた僕の道も何がゴールかも分からないまま終わりに向かってのびてゆく胸に刺さったままの悔いと使命自ら決めたゴールへ道を紡ぐブロトピ:詩を書きましたブロトピ:ブログ更新のお知らせブ
探し当てた宝物の価値など別の物差しで測る必用はない片手に収まるほどしかなくても僕たちにとってそれらが喜びとなり満足となるよう生き抜いていくことそれだけを意識するだけでいいそしてそれを大事にしよう共有していつか笑い話をしよう
結局のところ嘘でも本当でも僕にとってはどうでもいいそれを信じられるなら僕にとって見えたものがすべて本当なだけだもっと言えば付いた嘘の意図さえ見えなければいいこの世の中のほとんどは僕にとって見えないこと取るに足らないことだ
君の考えなど分かる訳がなかった分かる訳ないからこそそこに思いや優しさを巡らせた分かれない部分をそれでカバーすることで知ろうとした分からなさより先に君にしてあげられることを探した
なるほどたしかにただの備忘といえばそれまでその時の感情や風景を忘れないように残しているただそれだけにしたくなかった独自の世界をここに作りたい
全くと言っていいほど君の面影の記憶がなくむしろ言葉であったり繊細な感性であったり君から発せられたものとその時の風景や感情が僕の中に残っているそうであるべきだと思うそうでなければならない何もかもが新鮮なままで記憶に留められるとしたらず
ある時突然理屈だったり物言いだったりに嫌気が差すことがあるこの曖昧な重さや思いが時折襲ってきては大切さを内側からぼんやりさせるだから自問自答する本当に大切なものは何か残していきたいものは何か
これ以上行けないと思った上でその先へとても歩ける場所でなくともそこへ進もうと思ったなら意志が伴ったわけでなく進めるうちに辿り着く偶然に開けた道の先そこで自分の意志と再会する
またひとつ得てまたひとつ失うずっとその繰り返しきっと昔から続いてきたまたひとつ得てまたひとつ失うそうやって道が出来てその歩みで人が出来る最後に得たものをぎゅっと握りしめる
「ブログリーダー」を活用して、fuwariさんをフォローしませんか?
あっという間に訪れる春であってもようやく辿り着く春だとしてもまた再び春と出逢えるのならもう少し頑張っていようと思う欠けた部分を探す旅も持ち主不在の荷物を届ける旅ももう続ける必要はないのだからここまでの道程が僕の解だった今ここにある形が全てだっ
遠くの方で呼ばれた気がして探すのだけれど姿すらなく雑踏と騒音にまみれるもう君は変わってしまった後であの頃のそのままの君には一生逢うことができないそれだけが唯一の心残り
空から降る無数の白とてもちいさく脆い結晶僕の掌に落ちてくるけどあたたかさですぐにとけるカタチある一瞬の美しさと次の瞬間になくなる儚さなんのわだかまりもなくそうやってとけあえたらいい
どうしたって人なのだからとびきり綺麗でひときわ汚い美しい花を茎から切り落として汚れた手でそれを愛でるように今日も生きるものの息吹を奪い取って明日を生きるのだからどうしたって人でしかない少なからず自分のためだけに奪う綺麗ぶるものに虫唾が走るだ
君になんと言われようとどんな汚い言葉をぶつけられてもそれをすべて飲み込む覚悟でいたそれだけ君が正しいのを理解していた相対しようともどうしてもすれ違ってしまう宿命であるのならばそれをすべて受け入れる覚悟でいたたぶん君は既にそうしていると想うから
人間なんてものはぱっと目の前から消えてもう二度と逢えないなんて事すらあるのだからそのくらい脆く儚く護らなければならない存在なのだからあとどれだけ逢うことができるだろう誰もいなくなった後の僕が生きる範囲の世界で
尊い核心をつく詩も突如何を言っているか分からない詩も全ては君の中を通って紡ぎ出されたのだからその言葉の一つ一つを愛さずにはいられなかった濃厚な感性を搾り取って味わうようなひとときどれだけ時が経とうとも僕の目で初めて見た君の文字の羅列に一点の
何度も遠ざけてはその度に大切さを再認識するようなそんな逢い方だった君の持つ純粋さと不器用でも真っすぐでとげとげしい想いがいつも内臓をえぐった戻りながら進む僕と振り返りらずに進む君に交差する点はもうないだから今も美しいまま
そもそもはじめから正しさなど存在しなかったのだ僕が固執して嫉妬した正しさは自分が作った幻想だったのだ僕の人生はこの通りだった数々の分岐があったように見えて実は一本道でしかなかったのだどう歩んでもこの一通りしか辿り着かなかったのだかつて砂浜に描いたあるべき
やっぱりどう頑張っても本当に欲しいものは簡単には得られないよう出来ているのだからこのまま得られず死ぬのか得られるまで積み重ねるのかこんなことが未だによぎる逃げたい自分がいる一瞬の喜びに満足してまたそれなりに生きるのか突き詰めて牛耳るくらいの生き方をしたい
小さな幸せを積み上げることが生きるために必要な栄養だと積み上げたものをしっかり実感して一日を終えるのだとそれが僕にはできなかったから後世へそれを伝える義務があるあの時できなかったからこそいま出来ることがあると思うんだ
残された日をどう生きるか僕らは考えるべきだ今ある日常がこれからもずっと続くとは限らないのだから当たり前にできていたこと後回しにしてきたことその中から今すべきことを選んでその手で取らなければならない大切なものをより大切に手放すべきものを手放して
10年後ではもうダメだったもっと言うと今じゃなきゃダメだった結論を先に延ばすことも期限を何個も作ることも人生としての意味はない感情でふたをしても感覚はもっと素直だから一番の僕でいられる時間など限られているのだから
今日も届かない明日も届かない通じ得ないからまた外に溢れていく溢れ出した言葉を届けようとすることそれが僕がここで生きる意味なのだと宛先不明になって一生届かったとしても
季節外れの暖かさにタイムスリップをしたような錯覚に陥るこれから厳しい寒さへ向かっていくその手前でほっとする柔らかい日差し何年前に戻りたい?なんて昔よく話をしたその願望が強かったでも今は戻るより少しでも綺麗な足跡を残して生きたいと思うこう
振り返って要らなかったと切り捨てることで自分の心が晴れるのならそうすればいいある日突然消失することを知っているからその時点で悔いなきようできることをするのだ、と
このまま綺麗なままで固めてしまいたいとさえ想えた何の言及も真相究明もせず上辺だけの美しい世界に焦がれた隠し持った感情を飲み込み理想に入り浸りたい言えない本音その希釈しても濃厚な世界を矛盾に満ちたままポケットに入れる
この先二度と君に逢えなくていいそう想えるときを迎えられますようにいつまでも優しい君が遠くから僕を支えてくれますように
僕の言葉が君に刺さらなくてよかった散らばった言葉の破片を君が踏まなくてよかった人は言葉で簡単に傷つくという前提から始まる愛情の深さ
奪った答えを継ぎ接ぎして張りぼての看板を掲げた頃を正当化するつもりはない自力で断つことを放棄して人を拒絶していた頃の僕を蹴散らしてやりたいとすら思う忘れてはいけないのはいつも迷子になった僕の手を引いてくれた人々がいたこと
後ろ向きになりたくないからその原因を可能な限り除いたとかげのしっぽみたく体を切り捨てて生き延びる術そしてこの命をつなぐのが本能に刻まれた自然の摂理なのだと少し暖かい春風とともに指先に戻っていく体温を感じる
劣等感や使命感から歩みをやめないのだといっそ止まってしまえば簡単に放棄できてしまうから蒔いた種に芽が出るよう大きく伸びて花が咲くよう願いながら毎日水をあげる心が枯れないよう水をあげる日常に重ねた深層の吐露僕が頑張れば何も崩れない
何も失わずに生きることの方が難しいポケットに入る量が限られているから日々失いながらも、大切なものだけをズボンのポケットに詰め込んでいく
一日の終わりに見上げる空たったひとつのものを求めて歩いた僕の旅も結局空や海や子供の笑顔のように普遍的で無意識で受け入れられるもの、それが求めた解であったのだと思うかけがえのないものがあってそのために必死に生きているのなら間違えてもカッコ
人の根底にある意思や信念がその人に惹かれる元になる人の持つ分りやすさとブレにくさそこに勝手に想像して期待するのだとその意思や信念が変わってしまった時あの人はいなくなってしまったと錯覚する人とはそれぞれの想像上の生き物でそれぞれの記憶の中で創られて破棄され
言葉にできなかったことをこうやって言葉にしていくことその中で変わらないものを自分の中から見つけ出すことなんのクモリもクスミもない透き通って曲がらない志どれだけ周りが変わってしまっても相変わらずの自分でいるための志
明日この世界が終わったとしても最期に良かったと想える自分でいよう分厚い長編の小説を読み終えてその世界に浸りながら本を閉じる時のように満ち足りた僕でいることにしよう明日も物語の続きを書くことができますようそしてずっと変わらず唯一の物語であり
遠くの世界へ行ってしまった君へ帰っておいでよとは言わない間違っているとも言わない君に言いたいことは何もないただ、その生き方について肯定することが出来なかった僕が決めることじゃない君がいいのならそれが答えなのだと
成算の持てる明日なんてないからこそ明日を創造しようと必死に藻掻くそのとき必死だった自分が明日の自分の存在を肯定していくたとえ辛く悲しい日々であってもそれを信じて1日ずつ明日へ繋ぐぼんやりした輪郭が実線になる感触白黒だった体に血が巡ってい
その生涯の核心の部分で求めた答えと巡り合えたなら重ねた失敗の代償以上に意味のある事だったと想える得た瞬間には確証がなくてもその後の数十年で受け止めて僕の中でカタチとなるのならそれは本望だったと想える
綺麗ごとだけ並べて出来た道を歩くことがあの時に出来た精一杯だった物事を見極めた上でそれを敷き詰めて並べた道を歩く事が出来たなら
この先どれだけ言葉を紡いでも僕の想いは決して届くことはないそれでも僕は続けようと思ったこの先再び逢うこともなく霞むほど遠くへ行ってしまってもだからこそ君を詩おうと思ったこの想いが消えてしまわぬよう届かない詩を今日も送る
何気ないスペース埋まることのない行間言葉が出ないほどに見とれた夕焼けの空その瞬間を焼き付け言葉を紡ぎだしていくあと数分で沈む太陽墜ちていくグラデーション
必ず乗り越えなくてもいい耐え続けるだけでいい時もあるそう想うと少し荷が下りる目を凝らして突き止めた真実また過去の記憶に救われて深く沈んでいた体が浮上してゆく残りの人生あと何度すれ違ったら君の本心に逢える?
空くまで君の望むカタチを願っていたその言葉の通りに受け取って飲み込む戦いの後のつかの間の休息足りない部分を繋ぎ合わせる充足矛と盾を以てしても説明できない再び空を見上げるための手段
カタチのないものをカタチにすることが僕に与えられた使命であるならば僕が見ている世界と感じた言葉を切り取って君へ発信するよどうか10年後の君にこの想いや価値観が届きますように
何が正しいかなど分からないだからこそ受け取りすぎない必要以上のコトバもその裏の意図や思惑も今信じられるものはひとつだけ
絶え間なく行き交う車と眩しく光るビルの光賑やかな足音や騒音立ち止まることを許さないぽつぽつと間隔を空けて伸びる銀杏の樹が並ぶ樹から落ちる葉は冷たいコンクリートに溜まる繰り返して街は生きている来年も僕はこの街を見ていたい
何度だって言おう君に救われて今の僕があるから二度と逢えなくても構わないからどうか元気で居てほしい幸せな家庭を持って健やかに暮らしていてほしい幸せ以外の君を想像したくないから
必要以上に縛られるべきではないとおもった今の僕を構成する要素が一つでも欠けてはならない欲張りでもなんでもなく片手に収まるほどのものこの世にそれだけしかなく代えのきかないもの