中学受験で大学附属の学校を目指すのであればドコドコ以上のところがいいと言う話を聞くことがあります。 その理由は、就活のときの学歴フィルターの存在です。 会社に…
受験生の親として中学受験に関わりました。 本人は、小4からSAPIX通塾、2022年2月 最難関中学(S67&70)に合格しました。
今日は大晦日。 2023年が終わろうとしています。 来年受験のご家庭では、年末年始だからといって浮かれた感じはないかもしれません。 昨年中学受験した息子は中学…
昨年中学受験した我が子は算数は得意でしたが、国語が苦手で、読解問題や記述式に大苦戦。 人生経験乏しく、人間関係とか人の心の動きに関心もない子にとって、イメージ…
中学入試は、12歳又は11歳という、子どもの成長過程の一時点を取り出し、ペーパーテストで測ることができる「学力」だけで評価するもの。 子どもの受験に伴走した経…
大手塾通塾中の小4の女の子について話を聞く機会があり、このことについて取り上げたいと思います。(RISU塾の話が出てきますが、本内容についてはRISU Jap…
子どもの受験に伴走するかたわら、子どもが問題を解くのを横で見てきました。 「一緒に考えた」こともありました。 抽象的な関数や方程式の概念が必要な数学とは異なり…
来年は2024年。 2024年入試では、2024という数字にちなんだ問題が出題されそうです。 2024という数字の特徴をつかむ上で欠かせないのが、素因数分解。…
最近、冷え込みがきつくなってきて、特に朝晩とても寒い…。 一方、空気はキリキリと澄んでいて、都会の夜空にも星が見えるようになりました。 今日はクリスマス…。 …
首都圏の中学受験は、年明け10日からの埼玉入試を皮切りに本格スタートします。 埼玉入試、千葉入試があり、2月から東京・神奈川入試へと続きます。 1月下旬から2…
先日、アカデミー・ハブという教育会社の取材を受け、「わたしの教育方針」として記事化されました。 わたしの教育方針 ~けるねるねさまのご家庭~ アカデミー・…
埼玉の栄東中は、10年連続で受験者数1万越え。 その充実した学校設備とスクールミッションであるアクティブラーニングは、テレ東の番組「The名門校」でも取り上げ…
偏差値の高い学校に進学し、学力の高い友人たちとともに学校生活を送れば、子どもの学力は周囲からの影響によって上がるものなのか? 子どもの教育を考える上で、非常に…
中学受験において、年々難化していく入試問題に対し、塾による傾向分析と対策が進みます。 勉強ノウハウや受験情報はネットからいくらでもアクセスできるようになり、ま…
以前、書いたことと矛盾しそうですが、中学受験において、「苦手科目を改善」するよりも「得意科目を更に伸ばす」ことを常に優先すべきか、よくわからないこともあります…
中学入試算数の計算問題では、式の途中に▢があって、それを逆算して求める問題がよく出ます。 「還元算」とも呼ばれるタイプで、塾の定期テストや模試でも最初の方に必…
中学受験、特に難関中入試では思考力や応用力が問われるので、詰め込みや丸暗記では対処できない、と言われることがあります。 でも、知識がなければ応用も思考もできな…
昨日はブログで、「苦手科目を改善」するよりも「得意科目を更に伸ばす」ことに時間を使った方がよかったというような話を書きました。 これは最近、会社で仕事していて…
子どもの中学受験に伴走し、横で見ていると、何が得意で何が不得意なのか、何ができていて、何ができていないのかがわかるようになりました。 普段の家での学習をみて、…
子どもの中学受験に伴走した経験から、親と子にとってこんな受験だったらいいのではないかという理想形を考えました。 いくつかありますが、3点挙げたいと思います。 …
中学受験するということは、一部の例外を除き、ほとんどのケースで中受塾に通うことになります。 我が家と同じように中学受験した家庭で、小学校の友だちとは遊べなくな…
以前、SAPIXオープン模試について取り上げました。 『模試データの活用と直前期の仕上げ』御三家など難関中を目指している場合、SAPIXは上位層にフォーカスし…
仕事でも勉強でも、朝早く起きたほうがはかどる「朝型」と、夜遅いほうが頑張れる「夜型」があります。 人によるし、生活パターンやまわりの環境でどちらかになっていく…
2年前に中学受験した息子は、小3の冬から中受塾(SAPIX)に通っていました。 サピのクラスでは、息子も含めて公立小に通う子が殆どのようでしたが、私立小の子も…
大学入試での理系合格率についての興味深いデータがあったので紹介したいと思います。 2023年入試で、国立大(旧帝大理系学部と東工大)理系の現役合格者について、…
中学入試の社会では、地理、歴史、公民、時事問題と幅広い分野から出題されます。 年々、受験生のレベルが上がっていくので、範囲が広いわりに差がつきにくくなっている…
御三家など難関中を目指している場合、SAPIXは上位層にフォーカスした塾なので、SAPIXのオープン模試や学校別模試のデータが参考になります。 難関校志望者が…
前回、サピックス・オープン模試データから開成中志望者の偏差値別構成をみました。『開成中志望者の偏差値別構成』12月に入り、小6の受験生は最終コーナーに差し掛か…
「鉄緑会」という東大受験専門塾があります。 一説には「東大合格に一番近い塾」(?)ということで入塾のハードルは高く、いわゆる「指定校」の生徒であるか、高水準の…
12月に入り、小6の受験生は最終コーナーに差し掛かっていると思います。 この時期までに塾の模試はほぼ終わり、あとは本番に向けた最終調整。 いよいよ出願もスター…
前回からの続きです。 中学受験に伴走した経験から、効果があったと思うことについて書いていました。 質問と対話 子どもが問題を解いたら、ふり返り。 ここで子ども…
我が子の受験に付き添い、3年間伴走しました。 ふり返るとあっという間のような気もしますが、長く辛く感じた時間もあったなと思い出されます。 中学受験は未熟な子ど…
中学受験をスポーツチームにたとえれば、受験生は選手、保護者は監督、塾の先生はコーチといったところでしょうか。 監督というと偉そうですが、塾の送り迎えや食事を始…
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中学受験で大学附属の学校を目指すのであればドコドコ以上のところがいいと言う話を聞くことがあります。 その理由は、就活のときの学歴フィルターの存在です。 会社に…
中受塾の合格実績において、開成合格者数と筑駒合格者数を比べてみると、殆どの場合、前者の方が後者よりも多くなっている。 ともに入試が難しい学校の代表格で、募集人…
受験において塾の選択はとても重要。 大手塾の場合、通える校舎が複数あったり選択できたりする場合があります。 塾が決まっても、その中でどの校舎にするか迷うことも…
中受算数問題の難化。 今に始まったことではないと思いますが、20年前の開成の問題が今では「標準」。 年々難化を繰り返し、受験生の負担が増加してきました。 「中…
受験にチャレンジするという目標を立て、その目標を達成するまでの道のりを一言でお言い表すのは難しいと思います。 決して平たんで歩きやすい道だったわけではなく、む…
この問いに対する自分なりの答えを持てるか(持っているか)。 小学生の子どもが受験生の場合、受験が自分事になりにくいところがあると思います。 未だ人生経験が短く…
受験塾には志望校合格のメソッド、ノウハウがあります。 動画配信もありますが、対面でのライブ授業の方が感じが出ます。 塾では、入試に出る最も重要なところを取り上…
受験塾では、授業ときに小テストが行われることがあります。 中学受験のときに子どもが通っていた塾では、授業前に毎回、算数の小テストがありました。 そのほかの科目…
子どもが入試が難しい学校に合格できた理由としてはいろいろ考えられますが、決め手を特定することは難しいと感じます。難関校の受験生は、一部を除き、誰が受かってもお…
最近、仕事で繋がりがある人から相談というかグチを聞かされた。 その人は有名大を出てピカピカな会社に勤めている。 一般にはエリート社員、と言える。 聞くと、社内…
子どもを学習塾に通わせていると、塾との関わりを考える機会があります。 塾により様々ですが、定期的に子どもの塾での様子や留意点などを各家庭にこまめにフィードバッ…
前回からの続きです。 子どもが中受塾に入塾して半年ごとの塾のテストの偏差値を比較していました。 当初半年間の平均を基準として、半年ごとに見て、どれくらい変化し…
子どもが小3の冬に中学受験をスタートしました。 大手塾に入って3年間。 塾では毎月テストがあり、順位や偏差値が出ました。 各回ごとの変動が大きいため、偏差値は…
仕事の関係で接点がある人と雑談をしていて、受験や教育が話題になることがあります。 意外なところで小学校受験や中学受験に関わったという人がいて新たな発見もありま…
我が家では子どもが小3の冬、小4になる直前から中学受験をスタートしました。 子どもが通っていたS塾では毎月のようにテストがありました。 主として内部生が受ける…
経済的な余裕がないと中学受験は大変だと言われる。 塾の費用はかなりかかりました。 学年が進むと雪だるま式に増えますし、受験や入学以降の費用もかかります。 今年…
2025年の首都圏中学受験者数は6万2200人、受験率は21.5%でした(日能研調べ)。 2024年が6万5600人(受験率22.7%)だったので、数も比率も…
以前、ある親子の話を取り上げましたが、その続きです。 高学歴な父親の過剰な介入により子どもが勉強嫌いになったケースでした。 その家にはもうひとり子どもがいまし…
子どもの受験に伴走した経験から思うのは、今の中学受験はある程度親が関与しないと難しいということと、親が仕事をしていても(仕事をしているからこそ)できることはあ…
ある親子の話について書きたいと思います。 父親は難関国立大卒。 父親は、息子さんが小3のときに中学受験させることにしました。 大手有名塾に入れ、大学受験を突破…
筑駒は、難関大に大勢の生徒を送り出すことを主眼とした「進学校」ではありませんが、学校HPには卒業生の進学状況が掲載されています。 大学の学部別に合格者数と進学…
学校HPに卒業生の進学先の大学が学部別に掲載され、現役と既卒者の内訳ものっています。 1人で何校も受かったデータが含まれる「合格実績」ではなく、実際に進学した…
前回と前々回、「好き」という感情は記憶力を高め、逆に「嫌い」という感情は記憶力が低下するという話を取り上げました。 ある科目が一旦「嫌い」になってしまったら、…
前回、ポジティブな感情が記憶力を活発化させるという話を取り上げました。 「好きな勉強」はどんどんはかどり、学習したことがよりよく定着していく…。 すると問題が…
脳の中に、「扁桃体」(へんとうたい)とよばれる、アーモンドの形の器官(神経細胞の集まり)がある。 ここは感情をつかさどるところで、「快・不快」を生み出す。 人…
ネット記事を読んでいて、ある教育心理学の専門家の方が書かれていたことを読んで腑に落ちるところがありましたので取り上げてみたいと思います。 専門家が指摘するとこ…
中学受験で御三家と言われるような、超難関校に通う子はどんな子なのか?と聞かれることがあります。 そうした学校に通う子ども達やその親をリアルに知っているので、何…
前回、会社の採用面接について書いた。 今回は、私立小の「お受験」での保護者面接について取り上げてみたい。 突拍子もない感じがするかもしれませんが、この2つの面…
この時期、企業の採用活動が本格化している。 6月からは面接が解禁となった。 採用選考で面接官をする機会があり、志望する学生と面談することがある。 選考プロセス…
19世紀に、イギリス人のサミュエル・スマイルズという人が書いた、「自助論」という本がある。 「天は自ら助くる物を助く。」で始まる一節は、聞いたことがあるかも知…
今年の開成中の入試(算数)で、「1から9までの数字と四則演算を使って2024を作れ」という問題が出ました。 「1つの数字を2個以上使えない」「2個以上の数字を…
子どもの中学受験に伴走した経験は、改めて家庭における親(父親)の役割について考える機会にもなりました。 受験は競争の世界なので、どうしても、他の子、他の家庭の…
子どもの中学受験に伴走していました。 受験が終わり、周りの知人から『中学受験をして一番良かったことは何?』と聞かれたら何と答えるだろうか。 息子が○○中に受か…
中学受験の弊害としてしばしば指摘されることとして、入試で出題される算数の問題が、あまりに「特殊で独特な」問題になっていて意味がない、というものがあります。 最…
子どもの受験に伴走し、また自身の資格試験での経験から、夜寝る前に暗記モノを集中的にやることと、朝起きて朝食前に計算や論理的思考力など頭を使う学習をするのが効果…
子どもの中学受験が終わると、親も子もそれまでの「受験一色」の生活から変わりました(解放された、と言った方がいいかもしれない)。 子どもは「中高一貫校」という全…
先日に続いて、今の学生に人気のある就職先の会社について、経済誌によるアンケート(2025年卒業予定の主要国公立及び私率の学部生及び院生5000人以上への調査)…
問題を解くまではいいが、答え合わせをして間違えると、落ち込む、苦痛を感じる、拒絶反応が出る、学習意欲がなくなる…。 中学受験の専門家によれば、そうした子どもの…
中学受験の先には大学への進学(場合により大学受験)があり、その先には就職があります。 もちろん大学を卒業しても就職せずに、研究する、留学する、各種国家資格を取…
日本の大企業では、採用者の出身大学はメジャーな大学に集中する傾向があります。『大手商社の採用大学ランキング』先日、「コスパ最強の学歴」についてブログで取り上げ…