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2022/06/08

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  • IIJMIOの「データ容量シェア」は思いのほか便利

    スマホやタブレットを何台も持つようになり、IIJMIOの「データ容量シェア」に切り替えた。 当初はメインスマホで大容量ギガ契約してテザリングで対応していたが、メインスマホのバッテリー切れが弱点だった。そこで費用は甘受して2台目、3台目、と格

  • 香川のメサとビュートを作った火山帯

    香川はメサとビュートのメッカだった! 地理の教科書に出てくるメサとビュート。まずはメサから。 メサは差別侵食によって形成され、急峻な崖に四方を囲またテーブル状の台地のことで、「卓状台地」とも呼ばれる。メサは、平坦な軟らかい堆積岩の上に、砂岩

  • 香川には特にため池が多い

    瀬戸内海は雨が少ない 海に面していればどこでも雨量はそこそこあるかというと、そうでもないようだ。南の四国山地と北の中国山地に挟まれる瀬戸内海は、雨や雪が降ったあとの湿度の低い空気が流れ込むのだ。洋上であらたに湿度を蓄えるには瀬戸内海は狭すぎ

  • 環瀬戸内海という文化・経済圏

    環瀬戸内海の諸藩 瀬戸大橋の四国側のふもとにある「瀬戸大橋記念館」。ここの巨大ジオラマを見てあらためて思った。瀬戸内海を中心に四国と中国の土地の起伏が一目瞭然のジオラマなのだが、香川県(讃岐)と岡山県(吉備)は瀬戸内海を挟んですぐの距離で、

  • 鳴門海峡の激流が生んだ渦と鯛とわかめ

    鳴門の渦潮は春と秋に最大化するとのことで、3月中旬、満潮時を狙って鳴門海峡へ。先月も訪れたが不発だったのでリベンジだ。 そもそも潮の満ち引きは月や太陽と地球との位置関係で発生するが、実際の潮汐は海水の慣性や、海流、水温や塩分濃度、気圧、湾岸

  • 水仙の群生地は暖流で水はけのよいところ

    先日行った淡路島の東岸に、灘黒岩水仙郷という水仙の群生地があって、真冬にも関わらずポツポツ観光客が訪れていた。道路の整備も困難な断崖エリアだった。そしてこの度伊豆の南東部、下田市・爪木崎にも水仙の群生地があった。偶然にもともに、日本で三本の

  • 教科書級の玄武岩の柱状節理

    伊豆半島の東南部、下田に爪木崎という岬がある。ここで見事な玄武岩の柱状節理を見ることができた。地元では俵磯と呼ばれているようである。見事な六角柱だ。

  • 北上するフィリピン海プレートと伊豆半島と富士山

    フィリピン海プレートに乗ってやってきた海底火山たち 伊豆半島は本州で唯一、フィリピン海プレート上に位置するのだという。関西に住んでいるとフィリピン海プレートって、紀伊半島や四国や九州のあるユーラシアプレートの下に潜り込んでるプレートという認

  • 潮汐力、海峡地形、月の楕円軌道、カルマン渦・・・鳴門海峡のうずしおは複合アートだった

    四国から大阪への帰り、有名な「うずしお」を見るために鳴門海峡に立ち寄った。なぜか海に写真のような渦が発生するのだ。ラーメンのナルトはここに由来を持つネーミングだ。渦が発生する原因は、潮汐と地形に起因して発生する速い海流だ。 鳴門海峡は、本州

  • 香川のおむすび山が可愛らしすぎる

    車は大歩危小歩危を経由して香川県へ。かわいい山が目に飛び込んできた。通称讃岐富士、飯野山だ。 写真はこちら(wikipedia)より借用しました さらに驚いたことに、同じようなおむすび形をした小山が次から次へと登場するのだ。 実は香川県は火

  • 室戸の海成段丘は身近な愛おしいプレートテクトニクス

    海成段丘を見る どれだけ本を読んでも今一つピンと来なかった「海成段丘」というものをこの目で見て見たかった。以下は室戸岬の西海岸を撮影したもの。絶壁ではないが急角度の壁ができており、上部は緩やかな傾斜の丘になっている。 上から撮影したものも。

  • 高知県室戸の海洋深層水は地域優位性ある期待の新産業

    海洋深層水のまち? 徳島の東海岸を南下し室戸岬へ。室戸市に入ったあたりから、妙に海洋深層水の看板が多い。ひと、ふた昔前に水の通販とかで良く目にしたが最近ほとんど聞かない「海洋深層水」のオンパレードに面くらいつつ、興味を引かれた。 し

  • 阿南市北の脇海水浴場のブラウンシュガーサンド

    朝一の便で和歌山港から自家用車を南海フェリーに載せて徳島港へ。片道12000円の船旅(車を乗せなければ2500円)は、快適というか期待に反して何のトラブルもなく一瞬で終わった。 北の脇海岸 まず立ち寄った阿南市の北の脇海岸という名のビーチが

  • 旅人とエニタイムフィットネス

    旅人のオアシス 旅をしながら、エニタイムフィットネスにお世話になることが少なくない。エニタイムフィットネスは、快適な旅を続けるための重要なツールの一つと思う。 エニタイムフィットネスはご存じの通り24時間365日営業のフィットネスジムで、本

  • 青い温泉と赤い温泉 別府海地獄

    温泉は含有物によって水の色が変わるが、別府では鮮やかな青い温泉とベンガラ色のような赤い温泉を見ることができた。     共に海地獄という名称の施設内にある。青い色は硫酸鉄が溶けこんでいるため、赤い色は酸化鉄、酸化マグネシ

  • テルマエ・ロマエな長湯温泉・御前湯(ごぜんゆ)

    阿蘇から別府へと向かう山中、とつぜん「長湯温泉」の看板が飛び込んできた。そろそろ休憩したいしな、とあまり期待せずに入った温泉が極上だったのだから旅はやめられない。 長湯温泉・御前湯(ごぜんゆ) 長湯温泉は世界有数の炭酸泉であることが特徴なの

  • 大分別府と和歌山串本の日の出時刻はどちらが早い

    日の出時刻の科学 2025年1月の最初の週末は和歌山県の串本で日の出を撮影した。その次の週末は大分県の別府で日の出を撮影した。この季節の日の出撮影は寒さとの闘いなので、日の出時刻を良く覚えている。串本では7時数分過ぎだった。別府では7時17

  • カルデラというものがようやくわかった

    カルデラ鍋ができたわけ 地理の本を読んでいるとたまに目にする「カルデラ」。よく「カルスト」とごっちゃになってしまうのだが、阿蘇に行ってようやく意味がわかった。もう間違えないですむと思う。 以下は阿蘇の東南部にある環境省のビジターセンターのジ

  • 大福型の九州北部の山々とウエハース型の紀伊半島の山々を比べる

    九州北部の山の形 阿蘇、熊本、別府、糸島など九州北部を転々と巡った。一番印象深かったのは山の景色。妙にボコボコしているのだ。各地で撮った写真を並べてみる それぞれ個性あるが、モコモコといわゆる山っぽい形をした山が多く、単独で特所現れ山脈を形

  • こういう施設がもっと欲しい 国立公園の環境省ビジターセンター

    ネイチャー派に嬉しいビジターセンターという情報施設 ジオパーク登録されているエリアを訪れるのは楽しい。どこも地形地質のおもしろさがあるし、ジオサイトという説明スポットもある。ただし弱点はジオロジーの説明に限定されること。やはりその地形地質イ

  • 橋杭岩の日の出アートの科学

    橋杭岩を選んだ理由 和歌山県串本市の橋杭岩の道の駅に陣取って、日の出を待った。これは「東の空に昇る日の出が美しいスポットを探す」ことがテーマの今回の旅のメインイベントの一つである。 水辺から昇る日の出は朝陽が水面に反射するのが美しい。しかし

  • 白崎海岸での車中泊の功罪

    車中泊にもすっかり慣れ、旅先で宿泊施設を探さなくなった。 今さらながら、そもそも私の旅のニーズと、宿泊施設の提供サービスが合わないのだ。 私の旅は日の出から日没まで、日の光のある時間帯は精力的に観光する。日が暮れたら少々の調べものや書き物を

  • 神々しい宮津湾の朝陽

    神々しいとはまさにこのこと。 写真が気に入ったらこちらもクリック にほんブログ村

  • 舞鶴のリアス海岸は地盤沈降でできた?水位上昇でできた?

    リアス式海岸、子供の頃に習ったこの用語を発するとき、なんともくすぐったい気持ちになる。意味はよくわからないくせに、しかも自分も教科書を読んだだけなのに、しったかぶって友達に自慢げに話してた当時を思い出すからだ。 当時と違うのは今はネットを調

  • 加太の燃える夕陽

    瀬戸内海と淡路島を臨む和歌山県の北西のはじっこ、加太。ここにある淡島神社は全国の淡島神社・粟島神社・淡路神社の総本社だとか。もっとも最近では釣りの方が有名かもしれない。とくに鯛が釣れるらしい。 この日は夕陽が見たくて、加太の田倉埼灯台の麓ま

  • 砂礫のビーチ、七里御浜海岸の玉砂利はどこから来た

    東紀州にはウミガメがいた 紀伊半島を奈良吉野から南下し、川上村、上北山村、下北山村、北山村、と間違わずにはいられない似たような名前の村々を抜け、熊野川に沿って走ると海にたどり着く。熊野三山の一つ、熊野速玉大社があるまち新宮市だ。海に沿って新

  • 瀞峡(どろきょう)は静かに流れる

    サンズイ編に静と書いて「どろ」と読む。深い淵では水が静かにながれるように見えるところからこのような漢字となったようだ。 さて、奈良・三重・和歌山の県境を流れる北山川がつくる「瀞峡(どろきょう)」では、絶壁の続く渓谷を碧色の水がとうとうと流れ

  • 下北山温泉 きなりの湯

    ある朝思い立って、吉野から熊野方面へ海を見に行くこととし、国道169号線をひたすら南下した。この国道は道幅がしっかりあって運転しやすい。川上村~上北山村と抜けて、そろそろ休憩したいなと思った場所に「きなりの湯」があった。建物は非常に重厚だ。

  • 削られない火成岩が生んだ那智の滝

    熊野那智大社のそばにある那智の滝(那智大滝)は、133mの落差があり落差日本一だ(ちなみに日光の華厳の滝は97m)。しかし、これほどの大きな滝がなぜこの場所にできたのか。固い火成岩と削られやすい堆積岩の境界にあり、固い火成岩の方は削られにく

  • 目の前は海、その奥に山脈という東空に朝陽が昇り、こんな写真が撮れた

    和歌の浦の朝の空は、雲がおもしろい表情を見せてくれて飽きない。  

  • 国道371号で行く高野山

    高野山という山はなく、あれはお寺の山号である。ただエリアとしての高野山はあって、800-1000m級の山に囲まれた東西約4km長の盆地の平野部のことを言うようだ。橋本方面から高野山に向かう道は主に3つある。①国道480号、②国道370号、③

  • ランチア・イプシロンは山道で本領を発揮した

    久々にランチア・イプシロンで山道を走った。エンジンは歌うようにご機嫌な音を奏で、ハンドリングはテニスのラリーでもしているように私に応答してくれる。なんと楽しい時間だろう?! サイズが小さいから街乗りに・・・と買った車だが、実は街乗り用として

  • ダム湖はなぜ青い?

    十津川から熊野本宮大社へ向かう途中、強烈な青が目に飛び込んできて車を停めた。これは何川? 後から調べたところ十津川の風屋貯水池とのこと。いわゆるダム湖だ。 谷あいのダム湖ってこのような、ターコイズのような鮮やかな青色になりがちだ。深さがある

  • 温泉地(とうせんじ)温泉 滝の湯

    紀伊半島は温泉が多い。白浜→熊野本宮、龍神→十津川など。このあたりに火山はないので非火山性温泉だが、プレートのもぐりこみの影響だろう。線を引いてみると東西の平行線よりやや右肩上がりになる。温泉の立地と地層とがリンクしているのが面白い。 さて

  • 川の露天風呂 川から熱水が噴き出す川湯温泉

    熊野本宮大社から車で10分程度のところに川湯温泉がある。その名前の通り、泉源が川の流れと一致しているようで、川の何か所かでぷくぷくと泡が昇ってくる箇所が確認できた。河川敷にポンプらしきものがあり、近くの温泉旅館などに湯を引き込んでいる様子も

  • 朝陽が水面に橋を架けた新和歌の浦

    海に朝陽が昇るスポットというのは、関西ではあまり聞かない。理由は簡単で、関西では海は西にあるからだ。だから海に日が沈む夕陽の名所は、例えば関空周辺や加太や雑賀崎などが思い浮かぶが、いずれも陸地を背にして西に海を臨む場所だ。逆に水面に日が昇る

  • 海岸で人を見送る白いヒガンバナ

    雑賀崎の岩場に白いヒガンバナみたいな花が一輪咲いていた。 グーグルレンズさんが、ハマユウという海浜植物だと教えてくれた。ヒガンバナの一種。 なかなか立派な葉っぱが何重にも。根もさぞ太いことだろう。 ここには掘っ建てプレハブ小屋が置かれていて

  • 緑色の庭石はここから来ていたのか 紀州青石がどっちゃりな海岸

    そういえば岩ってあまり陸上では見ることがない。都市部ではもちろんだけど、田舎に行ってもない。それは植物が育ってしまって隠れてしまうからだ。その点海岸の絶壁は岩が露顕していて、色や形の違いがよくわかって面白い。 フィリピン海プレートが沈み込む

  • MAXXファンと小窓網戸で車中泊が超快適に

    残暑が続く9月中旬、やや無謀かとも思いながらも車中泊を試みた。私のNV200キャンパーはカーエアコン以外のエアコンはついていないが、MAXXファンという換気扇が天井についているので、これでどこまで耐えられるか、というテストだった。結果は・・

  • 高野山は霧が多いという

    高野山は霧が多いそうだ。しかし、なぜ多いのだ? 山の頂上というのは霧が晴れるものではないのだろうか? この答えを探りながら、大きな発見があった。高野山は金剛峯寺の山号であって、山ではないのだ。確かに、行政区分は和歌山県伊都郡高野町。高野町の

  • タブレットで国土地理院地図カーナビを実現

    カーナビをタブレットにしてみた。最大の狙いは、国土地理院地図をカーナビに使うこと。等高線が引いてあって土地の起伏が良くわかる国土地理院地図で、車を走らせながら地形を堪能したかったのだ。いつの間にか国土地理院地図もGPS位置情報を拾いながら追

  • 曽爾高原というススキの名所の山焼きは環境破壊なのか

    奈良東部の山の中、もうちょっとで三重というところに曽爾村(そにむら)という読みにくい村がある。曽爾村は「日本で最も美しい村連合」に加盟している。この団体に加盟しているのは近畿圏では、京都の伊根と和束、奈良の吉野、兵庫の香美町小代など(※本日

  • 岩場にブロッコリーが生えてる! ハマウドという生物を知った

    車中泊の場所を探す際は、Google Mapとにらめっこしてできるだけ朝が魅力的な場所を探す。車中泊の日の朝は目覚めがよいので、朝陽が楽しみだからだ。今回、蒲郡市で一泊するにあたって選んだのは、伊勢湾に面する松島突堤前の駐車場。そして朝の散

  • ハマヒルガオとハマボウフウ 大湊海岸

    宮川がつくった三角州、大湊海岸に立ち寄った。穏やかな海だった。 砂浜訪問の楽しみの一つは、砂浜ならではの植生、いわゆる海浜植物だ。大湊海岸では砂浜に無数に根を張って、アサガオのようなピンク色の花が無数に咲いていた。ハマヒルガオというらしい。

  • 三角州である伊勢に大岩(夫婦岩)がある謎

    川との関係に着目して日本の都市をあらためて眺めてみると、川の下流域の三角州に作られた都市が数多くあることに気づく。淀川下流の大阪市、那珂川下流の福岡市、太田川下流の広島市、紀ノ川下流の和歌山市などなど。三角州は川から流れてきた土砂が堆積して

  • 野迫川村の雲海撮影にトライ

    雲海(うんかい)、雲の海というのは、霧が大量に発生してまるで雲の海に山の頂が島のように浮かんでいる様子を眼下に見下ろした景観のことを言う。奈良県の野迫川村は雲海の著名スポットだそうだ。 地元の宿店主によると、野迫川村で霧が発生する根本要因は

  • 手取峡谷はなぜできた

    峡谷と渓谷の違いは、谷間の幅が狭いものを一般に峡谷というのだそうだ。手取川を走っていて見つけた手取峡谷(てどりきょうこく)は峡谷の方。約8kmの長さに渡り、高さ20-30mの絶壁が続くらしい。 訪問日は雨の翌日だったので水が濁っているが、水

  • 越前加賀車中泊旅の風呂と野営地の備忘録

    NV200キャンパーでの最初の二回目の旅の記録を備忘録にまとめておく。   【今回の風呂と野営地】 ●初日 風呂:敦賀きらめき温泉 リラ・ポート 野営地:気比の松原(松原公園) ●2日目 風呂:福井市内のエニタイムフィットネス

  • 木の鳥居を持つ平泉寺白山神社に心が澄んだ

    日本で三番目に高い霊峰、白山は石川県、福井県、岐阜県の3方向からのアプローチが可能だという。この道を禅定道といい、それぞれ加賀禅定道、越前禅定道、美濃禅定道というらしい。そしてそれぞれの出発点に白山神社がある。 今回は越前禅定道の白山神社、

  • 車のガラスのウロコが溶けた

    買ったNV200キャンパーの窓ガラスは、普通の洗車では取れない水垢みたいなのがこびり付いてまだら模様になっていた。中古車にままあることらしいが、これはガラスのウロコと呼ばれているもので、雨や水道水などに含まれていたミネラル分が徐々に固まって

  • 砂防 SABO はここで必要だったのか 白山手取川ジオパーク

    砂防(さぼう)という言葉は大学の研究室などで聞いたことはあったが、それ以外の場所では全く耳にしなかったので、すっかり忘れていた。そんなレアワードを、手取川では頻繁に見聞きすることになった。白山市白峰に、国土交通省運営の白山砂防科学館なる施設

  • 麦畑が黄金色に輝く5月の収穫期

    景勝地東尋坊にむかう途中、農地に見慣れない作物が育っているのを見た。 5月だというのに黄金色の穂が風に揺られたなびいている。どうやら麦のようである。 麦は秋にタネを撒き、6月頃に収穫するのだそうだ。その後に田植えをして稲を収穫する。つまり二

  • 恐竜を餌に人間をおびき寄せる大自然史博物館

    何も下調べせずふらっと立ち寄った福井県立恐竜博物館が圧巻だった。 リニューアルしたばかりのきれいで大型の博物館内で、大量のリアルサイズの恐竜模型が動いたり吠えたりして大人でも楽しいのだが、何よりも関心したのは、展示物の裏に研究者による研究の

  • 織田家のふるさとを訪ねてスサノオに会った

      敦賀から越前町と海岸を充分に堪能したので、次は山方面を目指す途中で出会ったまちが織田だった。これで「おた」と読む。戦国武将の織田家のルーツの地である旨の案内板に従ってたどり着いたのは劒神社(つるぎじんじゃ)。これが思いのほか由

  • 北前船と損保ジャパンとのつながりを知った

    帆かけ船の時代、北前船は日本の流通の大動脈だったようだ。日本海側の津々浦々と大阪港に寄りながら一年に二往復くらいする。その間商品を仕入れては売り、仕入れては売る。主要な利益は北海道からのニシンだったそうだ。肥料として高値で売れたらしい。 い

  • 気比の松原

    気比の松原に立ち寄った。 ここは一面の松林。景勝地ながら地域の日常生活の舞台の一部となっているようで、夕刻は近くの中高生が連れ立ってだべってた。朝はジョギングや散歩の方が多かった。 約2万本弱の松があるとのこと。品種としてはアカマツが多いの

  • 桜のトンネル

    青々とした新緑のトンネルもいい 海津大崎にて

  • NV200の遮熱サンシェード(アコーディオン型)の交換

    車中泊車なのでフロントガラスのサンシェードは必須だ。もともとついていたアコーディオンカーテン型のサンシェードがみすぼらしくなっていたので交換した。 内張りをはがして、プラ部分にネジ穴開けて、サンシェードの片端と車とをネジで固定して、内張りを

  • 高野山の杉盛りと丸に抱き沢潟紋

    5月3日、高野山の安養院前を通りかかると、青々とした杉玉がまるで神社で見る狛犬のように山門の両脇に置かれていた。良く見ると他の寺院のいくつかも同じようにしている。   この杉玉は杉盛といって、新酒ご用意してます(失礼!)ではなくて

  • 全てが美しすぎた金剛三昧院

    それぞれ由緒あるストーリーを持つ高野山の寺院の中でも、源頼朝、実朝を菩提を弔うために北条政子により建立されたという金剛三昧院は気になっていた。多宝塔は国宝、ご本尊の愛染明王は運慶作の源頼朝公の座像だという。ホームページにしっかり説明あり。

  • 三輪山の新緑

    一の鳥居から撮影 ひょんなことから奈良桜井の三輪山を訪れた。数日前の出雲大社に続いての国津神系の主要スポット訪問。古代日本の政治図、勢力図にだいぶ詳しくなったと思う。

  • 日の没する地にて素戔嗚命に出会う 日御碕神社

    ジオロジーの旅をしていると、歴史的に重要な聖地と出会う。その反対に、歴史上の重要スポットを巡って旅をしていると、ジオロジー上も重要なスポットを発見する。両方とも良くあること。日本文化の根底には自然崇拝があることの証左だろう。最近は知らんけど

  • 大国主命を祀る出雲大社

    出雲大社のご祭神は大国主神(大国主命)。天照大神の孫の瓊瓊杵尊に国を譲って自身は幽界に隠居したという国譲りの物語が記紀にあるようだ。 社紋は二重亀甲剣花菱。本殿は北の八雲山を背に立ち、周囲を境内社が囲む。神楽殿は西に向き、その先には海を臨む

  • 一反もめんの雲梯に妖怪キャラならではの可能性を感じた

    境港の水木しげるロードに立ち寄ってみた。端的にいえば水木しげる作品の妖怪の銅像が駅前から商店街に向けてたくさん設置されているだけなのだが、さすがGWの週末ということもあるのか小さなお子様のいるファミリー層を中心に大勢の観光客が来ていて、お土

  • 三泊四日の山陰地方車中泊旅の風呂と野営地

    NV200キャンパーでの最初の車中泊旅の記録を備忘録にまとめておく。 浜坂の郷 景色はないがコンビニは徒歩圏 まず行き先として鳥取砂丘と出雲大社を目的地として山陰方面を選んだのは大正解で、GW前半でも大きな渋滞はなく、純粋に旅を楽しめた。

  • 宍道湖はほのかにしょっぱい

    宍道湖は「しんじこ」と読む。私は知らなかった(ずっと「ししどこ」だと思ってた) ハワイ(羽合)温泉に行こうと車を走らせたら宍道湖があった。意外と湖岸ギリギリに道路が走っていて、よそ見できない道路だ。 道の駅に車を停めて、夕陽が落ちるのを見守

  • 砂丘は風力発電に向いている?

    鳥取砂丘を後に島根方面に向かって走っている途中、発電用と思われる風車を目にした。北条砂丘風力発電所のものだと思われる。風力発電所はもう1か所あったし、建設中のところもあった。そもそも砂丘も風によってつくられたものだが、このあたりは風が強く風

  • 鳥取砂丘は小さくなって大きくなった

    今回の旅のメインイベントの一つ、鳥取砂丘訪問。初めての鳥取砂丘の印象は、思ったより大きい!ということ。上下には砂の壁が行く手を阻むようにそそり立ち、東西の砂丘の幅もけっこう長い。そして晴天にも恵まれて砂と青のコントラストが鮮やかで美しく、い

  • 砂が鳴くのではなく石が鳴る浜

    通りがかりで見つけた鳥取県中部、琴浦町の「鳴き石の浜」。砂がキュッキュッと鳴くのは、例えば京都府の琴引浜などがある。いわゆる鳴き砂だ。しかし石が鳴るとはどういうことだ。琴浦町という町名も期待させるではないか。 浜に降りていくと、鳴き石の意味

  • 砂浜を見つけたら川を見よ 新温泉町山陰海岸ジオパーク館

    山陰海岸ユネスコ世界ジオパークに指定されており、新温泉町にもビジターセンター「山陰海岸ジオパーク館」がある。初日この町で野営(車中泊)した理由は、翌朝にここを訪れて知識を得てから翌日の観光をスタートしたかったからだ。その土地の自然がどうその

  • 蛇口をひねれば温泉が出るまち

    家の水道の蛇口をひねれば温泉が出るまちが、この世に実在した! 兵庫県美方郡の新温泉町の、湯村温泉エリアと浜坂温泉エリアである。町の名称からしてもうお湯が湧いちゃってる。 『湯村温泉』の総湯量は1分間に2.100リットル。(なんと1分で牛乳パ

  • 川とコイノボリは相性抜群

    奈良県五條市新町の吉野川の土手には、コイノボリが気持ちよさそうに並んで泳いでいた。40-50体あったと思う。まあまあ使い込んだものや家紋がついているのもチラホラあったところから察するに、近隣から集められたのだろう。 しかし川とコイノボリって

  • クスノキが最も美しい季節(2)

    藤森神社のクスノキ。ここはクスノキで並木が出来ていて、この時期は特に気持ちがいい。 常緑樹のクスノキは新緑の出るこの季節に古い葉を落とすので、実は落ち葉はきが大変な季節。GWのお祭りを控え、造園業者さんが何人も来て落ち葉を回収していた。 &

  • クスノキが最も美しい季節

    藤の花やハナミヅキが鮮やかに咲く4月下旬の京都。しかし、クスノキの美しさはそれ以上だと思う。花ではなくて、鮮やかな黄緑色の新緑を無数につけたクスノキが異常に美しくなる季節なのだ。 写真は龍谷大学の大宮キャンパスのクスノキ。雨に打たれてさらに

  • YAKIMAのサイクルキャリアは丈夫だが積載重量が意外に低かった

    eBikeを積んで旅をしたい。以前の愛車のフリードスパイクでも自転車を積めたが、自転車を積んでしまうと車中泊は難しかった。そこでNV200キャンパーに買い替えたのを機に、サイクルキャリアを取り付けた。 サイクルキャリアも屋根に載せるもの、リ

  • レンゲソウの咲く原風景

    滋賀県高島市の安曇川周辺を自転車で走っていると、ピンク色のじゅうたんを敷いたかのような鮮やかなお花畑が目に入ってきた。ところがこのお花畑、田植え前の田んぼに咲いているのだが、どうも咲き方が規則的なのだ。田んぼの区画に合わせるかのように、一面

  • 黄色い桜、キザクラ

      サクラ色って何色だったっけ?

  • 新しい相棒 NV200のキャンパー

    近畿圏はだいぶ走り回ったので、遠出欲が出てきた。次は北陸や中国四国や東海方面だ。しかし休みが不定休なので、直前でホテル予約などすることに貴重な時間を取られたくない。適当な宿が見つからない時は車中泊でいっか、くらいの気持ちの方が週末が有効に使

  • 恐竜も陽気に誘われて

    陽気に誘われて出てきました~   ここは和歌山県かつらぎ郡の花園にある「小原洞窟恐竜ランド」。 この地で恐竜の化石が発見されたとかではなく、かつて銅を掘っていた鉱山洞窟の跡地を、恐竜テーマパークとしてしまったようだ。中には入らず。

  • もう一つの福泉寺の庭木が素晴らしい

    咲きだした桜を求めてぶらぶらと車を走らせていると、福泉寺というお寺にたどりついた。 ソメイヨシノとしだれ桜が並んで咲いている。その隣の若芽が赤いのはモミジかな。庭木がとてもきれいにメンテされていて気持ち良い。 大月市の福泉寺で調べると近くに

  • 日本三奇橋の一つ、猿橋

    日本三奇橋の一つを謳う「猿橋」なるものを、山中湖行の復路、見つけた。むかしからの景勝地の大半は地形、地質的におもしろい場所にある。景勝地はジオぶらり旅のフラグの一つだ。猿橋は甲州街道の宿場町。 両岸から四層のはね木で支える構造が非常に珍しい

  • 3月の長谷寺

  • ヤドリギ銀座

    宇治川沿いを散策。この季節は広葉樹の葉っぱが落ちてるので、ヤドリギを見つけやすい。しかしこのあたりはヤドリギが多い。

  • ブレーキエラーランプ点灯!どこに修理に持っていけば

    イプシロンに乗り始めて二か月。恐れいていた事態が起こってしまった。ある日突然、フロントパネルにオレンジ色の「STOP!」エラー表示がついたのだ。 「STOP!」・・・止まれ!? でも車は普段通り走っていてエンジンまわりのトラブルのようには思

  • 875ccの2気筒ツインエアの実力を見損なっていた

    ランチア・イプシロンを購入して、後悔したことが一つだけあった。それは快適性に関するもので、思った以上にエンジン音がボボボボッ!とうるさく、また特にローギアの切り替え時に車がガックンガックンと揺れる事だ。小さな車なので狭い道もスーイスイ♪とい

  • 南紀白浜の白良浜はビーチリゾートだった

    ブラタモリで見て以来、訪問機会をうかがっていたのがここ、白浜の白良浜。 この白い砂はオーストラリアからの輸入ものなのだけど、かつては実際に真っ白の砂があったとのこと。花崗岩が崩れてできた白砂が海に流されて長い時間をかけて砂岩化し、それが岸に

  • 奇絶峡には川沿いに砂岩巨岩が転がっていた

    龍神温泉から白浜に向かって南下してくる途中に、奇絶峡という名の気になる景勝地の看板が目に入ったので立ち寄ってみた。右会津川という川沿いに巨岩がごろごろしており、絶壁からは滝が流れ落ちていた。 産総研の地質図を調べたところ、砂岩らしい。風化し

  • 日高川と椿山ダム

      日高川の一部は多目的ダムになっており、ダム湖が形成されている。 和歌山は雨が多いからなあ。

  • IIJmioのeSIMをアンドロイド携帯にいれてみた

    カーナビ&カーステレオ用途として、車に置きっぱなしにすべく、スマホを一つ購入した。 買ったのは Motorolaのg52j 5G。6.4インチという画面サイズ、3万円を切る本体価格、いまやLenovo傘下ではあるのだがあまり中華っぽくないと

  • カーナビ&カーステレオはandroidスマホを新調

    イプシロンは中古で買ったので、前所有者の痕跡がところどころにある。 その中でどうしてもいただけなかったのが、PanasonicのGORILLAナビだった 地図が古いうえに、見た目に高級感がなく、センターパネルとの統一感もなく、そして思いっき

  • 並行輸入車は自動車保険の対象となるのか

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