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伊藤博史の生涯旅人(itosanubud) https://itosan-ubud.seesaa.net/

1990年、42歳で「寝床を探す旅」に出た。落ち着いたところがインドネシアはバリ島ウブド。

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2022/05/13

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  • 夏が来た・Tシャツとゴム草履の季節だ!(39)

    「ウブドに滞在していて、何が良かったか?」と問われれば、「衣服に気を使うことがなかったこと」と答えるだろう。 ズボラな私は、一年中、Tシャツで過ごせるのが嬉しかった。 周りのウブド人は、質素な衣服だった。 私の対象は、男性です。 黄ばんだヨレヨレのTシャツには、穴が空いてることもある。 穴を補修するということは、考えはないのか。 洗濯機やランドリーのなかった時代だが、洗濯はこまめにして…

  • 猛暑の夏が近づいてきた!(38)

    日本の夏は、近年、半端ない暑さと聞いている。 35年前とは段違いで、熱中症でなくなる人もいるそうだ。 私は日射病という言葉しか知らなかった。 最近も数人が亡くなっている。 多治見市で37度を越した日があった。 土岐市は、隣町なので同じように暑い日だった。 実はこの日、自転車で炎天下を走っていた。 帰宅したら身体がだるかったので、軽い日射病だったのだろう。 「極寒〓️」と叫んだ、寒い…

  • 名古屋の百貨店分布図が変わっていてビックリ !(37)

    私がウブドに沈没している35年の間(1990〜2024)に、名古屋の百貨店分布図が変わっていてビックリ。 名古屋の老舗百貨店・松坂屋の屋上から松坂屋の文字看板が下ろされる写真を、グーグルで見た。 気になって、他の百貨店を調べてみると、すでに撤退した店と来年に営業終了する店とがあった。 私の記憶には、名古屋には4つの百貨店がある。 栄地域に、松坂屋百貨店、丸栄百貨店、オリエンタル中村百貨店の3店舗。 …

  • 年寄りの愚痴を聞いてください!(36)

    身体のあちこちに、不都合が現れてきている。 老眼の度は順調に進み、この頃、寝不足かスマホの見過ぎか瞼の下に違和感。 虫歯は、2ヶ月前に治療してもらい、現在は月一の定期チェック。 鼻の嫌な匂いはするが、花の香りを嗅ぐことができなくなった。 ひと月ほど前、耳鼻咽喉科に行くと、ドライノーズ(鼻の粘膜の乾燥)と診断された。 一度きりの診察で、あとは自分で対処とのこと。 不安ながらも、自己治療…

  • ”関係人口”と”二拠点生活”について思う(35)

    つい先日、地方創生・町おこし・村おこし的な会報誌で、”関係人口”と言う言葉を知った。 「観光以上」で「移住未満」の第三の人口のことを言うらしい。 『移住はできないが地域に興味があり、自分の暮らしている場所以外にも拠点を持つ人が増えている』と書かれていた。 なるほど、こういう言葉があるんだと認識した。 昔々から、こういった暮らしをしている人はいる。 1990年初頭までのウブドは、バックパカー…

  • 昨日は暑かったね!(34)

    前日が雨模様だったので、昨日はルーチンのチャリ・アンギン(cari angin=風を探しに)。 目的地は、何度訪問しても入店できていない珈琲店。 五度目のリベンジ。 今回は、叶いそうな予感がしている。 午後に出発して30分経過、登り坂手前の木陰で小休止。 登り坂は、自転車を引いていく。 あれっ、今日も臨時休日! なかなか、リベンジできないな。 私の予感もアテにできない。 帰路は下り坂なの…

  • 2025年05月19日:闇に棲息する輩と共存するバリ人(33)

    一日は、太陽のある陽の半日と、太陽が隠れる闇の半日とがある。 陽と闇の間には、夜明け(かはたれどき)と夕暮れ(たそがれどき)と言われる、曖昧な時間帯がある。 夜明けは、山々の頂、木々草花の先から明るくなり、正に地球が目覚めていく感だ。 夕暮れは、森の奥、深い谷間から、そして地面の底から暗くなっていく。 夜明けの清々しい気分に比べ、夕暮れは物悲しく感じる。 陽の中間地点は、昼12時。 闇…

  • このあと、チョット怖い体験をした(32)

    クニンガンのあと15日後に、トゥブサヨ村にあるダラム・プリ寺院でチャロナラン舞踊劇が奉納される。 今年は、2025年5月18日。 いつから、どんな理由で毎年奉納されるのか知らないが、毎年、多勢の人々が鑑賞に来る。 地元以外の村からも来ている。 私が最初にダラム・プリ寺院のチャロナラン劇を見たのは、1990年のこと。 寺院は、鬱蒼とした木々に囲まれた小高い丘の奥にあった。 舞踊劇は、土煙が上が…

  • 今回は慢性副鼻腔炎(ちくのう症)のチェックです(31)

    今日は、人生2度目の耳鼻咽喉科に行った。 1度目は小学校の低学年の頃に、鼻の穴にピーナッツを入れて取れなくなった時。 入れた理由は覚えていない。 鍵っ子で一人遊びをしていて、実験したんだと思う。 何の実験か知らないが。 ピーナッツを取り出そうとするのだが、どんどん奥へ入ってしまう。 縁側でうずくまり焦っていたことは、おぼろげに記憶している。 母が帰って来るのを待って、病院に行ってピン…

  • バリ犬のウンチクに、お付き合いください(30)

    ウブドを訪れ、道を歩いていて、犬に吠えられた経験をした人がいるだろう。 一匹が吠えると、次から次へと犬は門前に現れて吠える。 犬は、テリトリーがあるかのように飼い家の前で吠えて、道行く人を威嚇する。 何匹かで吠えたてて向かってきたり、自転車やバイクで通る人を追いかけたりすることもある。 通り過ぎれば、吠えるのを止める。 バリの犬は、吠えるだけで決して噛みつかないと言われているが、そんな…

  • 18年前の古い日記(ミクシー)が出てきた(29)

    日本に帰った今、ダドンとの日々が懐かしく思い出される。 ダドンと最後の晩餐・2007年04月22日 夕方、*ブンブン・カフェに顔を出すと*ダドンがいた。 「ウー、ウー」と、いつものように、しかめっ面をして、理解できない言葉を発している。 どうやら、来るのが遅いと言っているようだ。 私は、いつものように、とぼける。 ダドンは黒いビニール袋を手にして、これは良い匂いがすると袋を鼻に持っていく。…

  • 日本とウブドで外出時の持ち物の変化(27)

    ウブドでは、リュックに全財産を入れて出かけていた。 現金・銀行通帳などは、無くなった時に、下宿のスタッフを疑うのが嫌なので、持ち歩くようにしていた。 外国人だから、身分証明のためにパスポートとKITAS(暫定居住許可証)を必ず持ち歩く。 下宿にネット設備がなかった時は、ノートパソコンを持ち歩いていた。 ファイルケース(オダラン情報のコピー用紙・パスフィンダーの地図etc) 筆箱(鉛筆・ボールペ…

  • ウブドの洗濯事情・1990年(27)

    ウブドにランドリーがオープンしたのは、1991年頃。 家庭用の洗濯機と乾燥機を揃えたランドリー。 それまでは私も、自分で洗濯をしていた。 電気も満足に普及していなかった時代のこと、ホーム・ステイに洗濯機はない。 これといってすることのない毎日を送っていたので、洗濯は1日のルーチンのひとつであった。 洗濯は、水浴びとトイレを併設したマンディ場で、手もみ洗い。 Tシャツなどは手洗いでよいのだが、ジョーパ…

  • こんな時のためにスペヤー・キーを持っている(26)

    土岐市図書館で、11日に借りた本は、4冊。 外出時に読みたいので、今回はハードカバーを止めて単行本にした。 初見の作家の本です。 『珈琲屋』の三文字に惹かれて、借りた。 実はこの日…

  • COVID19が終息して、2年近くが経とうとしている(25)

    新型コロナウイルスが終息して2年近くが経とうとしている。 (2023年5月5日:WHO緊急自体宣言終了・25日日本の緊急事態宣言解除) 中国湖北省武漢市で2019年12月に発生した新型コロナウィルス肺炎(COVID19)は、想像を絶する速さで世界中に蔓延していった。 2020年1月30日:WHO・緊急事態宣言 2020年2月に入って「在デンパサール日本総領事館」からのメールが頻繁になった。 そのほとんどがCOVID19に関するニュ…

  • 常夏のバリ島に夏という季節はない!(24)

    四季のある日本人から見れば、いつも夏の島だが、バリ人には夏という季節はない。 あるのは乾期(musim kemarau=乾燥した時期)と雨期(musim hujan=雨の降る時期)だ。 季節じゃなくて期間と解釈して、季の字を使わず乾期、雨期と表記した。 乾期は5月から10月まで、雨期は11月から4月までと認識していた。 サコ暦(saka)の第11番目の月(西暦の4月頃)Sasih Jiyestha(ジェスタ)で雨期が終わり、第12番目の月(…

  • 虫歯が欠けた node 歯医者に駆け込む!(23)

    ヨーグルトを食べていて、硬い物を噛んだ。 異物混入商品か?と疑った。 取り出した物は、米の形をした3mm×2mmほどの塊が2つ。 熟視して、虫歯が欠けたのだと理解した。 舌で探ると、親知らずの手前の歯に異変。 痛くはないが、放置していて神経に触れることになれば、泣きを見る。 歯痛に悩む日々を想像しただけで、痛みを感じる。 そんなことは、勘弁してほしい。 苦痛嫌いな私は、歯医者嫌いでもあ…

  • 会うが別れの始めとは!(22)

    2006年09月28日のミクシイの投稿原稿が出てきた。 19年経過しても、私の思いは変わっていなかった。 携帯電話もスマートフォンも普及していなかった頃のウブド。 深夜1時30分頃になると、ウブド上空を通り過ぎるの飛行機の爆音が聞こえる。 東京か、大阪か、それとも名古屋へ向かっている旅客機の爆音だ。 知人の少なかったウブド滞在当初、仲良くなった友人が、ひとり、ふたりとバリを離れて行く時は寂しかっ…

  • バリ島ウブド情報をネタに語り合いましょう!(21)

    日本に帰国してからの日々、楽しく過ごさせていただいております。 これも、周囲の友人・知人のおかげです。 といっても、ウブドのことを懐かしく思い出す日々でもあります。 これからは、刺激的だったウブドの記憶を胸に、移住した土岐市の魅力探索を趣味として生活していきます。 ウブドの記憶を薄れさせないために、皆様の協力を得たいと考えました。 それが今回開催される「バリ島ウブド情報をネタに語り合い…

  • 近況報告・土岐市の事情!(20)

    ウブドでは、下宿を一歩出ると、大勢の人が歩いているのを目にする。 朝から夜遅くまで、観光客で溢れていた。 土岐市に来てからは、人通りを見ることが稀だ。 地域差があるとは思うが、私の下宿のある下石町は、またっく人が歩いていない。 スーパーやコンビニに、若者の姿はない。 当初は、いきなりの環境の変化に戸惑ったが、今は、そんな環境にも慣れて心地良く散策できている。 町を自転車で駆っていて、…

  • カーテンを開けて「あっ!」と声をあげた(19)

    土岐市では、今期これまでにない雪景色。 この冬景色を見て、ウブドにリピーターさんが帰って来る気持ちが少し理解できた気がした。 ウブド在住の時には、大雨で外出を控えた。 毎日が日曜日…

  • ウブドの湿度は、お肌に優しい(18)

    バリから日本に戻って、顔の肌に脂っ気が抜けてカサカサになった。 これは老化による肌の劣化だ、とは思いたくない。 友人に「空港についたら顔の肌がパリパリとヒビ割れてくるよ!」と言われていた。 そこまでではないが、確かに突っ張った覚えはある。 ウブドの湿度は、お肌に優しい。 きっとこれだ。 向こう脛から下もカピカピで、フケのような細かい粉が舞い落ちる。 表皮に異変が起きている。 やっ…

  • 買出しには、リュックが便利!(17)

    自炊するようになってから、スーパーでまとめ買いをするようになった。 買い物の時は、エコバックを持参する。 これはウブド滞在の時に身についた。 Pepitoのエコバックは、大きくて重宝している。

  • スマホが壊れた!と思ったけど(16)

    いやはやアタフタしましたよ。 スマホがストライキ起こしたように、思うように反応してくれない。 挙げ句の果ては、私の今の生きがいである写真が撮れなくなった。 行ってきましたよ、イオンモール内にあるソフトバンクへ。 遠いよ〜。 購入したのが、ここなのでしかたがない。 アパートからだと、丘越えの上り坂。 行く前に心はおおいに拒否したが、スマホが使えないと困っちゃうな〜なので、頑張りまし…

  • ふと、こんなことを考えた!(15)

    ベビーブームの落とし子を「団塊の世代」と呼びようになったのはいつ頃だろう。 1947(昭和22年)から1949年(昭和24年)にかけて生まれた世代の人間をさす言葉で、作家・堺屋太一の命名が定着したと言われている。 1947年生まれの私は、誉ある初代団塊の世代となった。 私が通った名古屋の中学校は、ひとクラス50人以上でP組(16クラス)まであった。 なんと800人以上はいたことになる。 私が3年生時の全校生…

  • いやはや認識不足もはなはだしい!(14)

    日本での滞在が始まれば、公共交通機関が無料で利用できる高齢者優遇パスがもらえるものと考えていた。 ウブドではスクターに乗っていたが、自動車渋滞が激しくなり、老齢ということもあり走行に危険が伴うのを感じるようになった。 日本の自動車免許は、日本帰国を考えていなかったので、早い時期に更新をしなくなっている。 持っていたとしても、高齢者になって返納しただろう。 今回の日本帰国では、バイクも自…

  • 日本に帰国して3ヶ月が経ちました!(13)

    ウブドを離れ、日本に帰国して3ヶ月が経ちました。 各地から救援物資が届き、おかげさまで暖かな正月を過ごすことができました。 エアコン設備のある部屋に、電気カーペット、電気ストーブ、電気あんか、湯たんぽなどが揃い、それぞれを使い分けながら、快適に過ごしています。 厚手のジャンパー、クラシックチェック柄のシャツ、ジーパン、長袖下着、ロングスパッツ下着、厚手の手袋、雪国仕様のブーツ、スカーフ、…

  • たいていの近代設備にも慣れてきた!(12)

    日本滞在も2ヶ月が好き、自動化・無人化・たいていの近代設備にも慣れてきた。 空港での無人化は、帰国時に体験した。 システムの簡素化は想像できる範囲内ではあったが、現場ではアタフタしましたよ。 日本国内の無人化は、想像を超えたもので戸惑うことが多かった。 ガソリンスタンドは、スタッフが飛び出して来て、窓を拭いたり灰皿を変えてくれるのが、私の常識だった。 今回の帰国では、給油がセルフだっ…

  • リピーターさんからの土産本が手に入らなくなる(11)

    ウブドを離れて、なにが辛いと言っても、本が読めなくなることだった。 と、心配していたが、なんと日本には公立図書館がある。 公立図書館は、地方公共団体が運営している。 もちろん、私の滞在する土岐市にもある。 無料で借りられるんですよ。 ウブドに滞在始めた1990年、これまでまったく読書に興味がなかった私が活字に飢えた。 目的もなく滞在しているので、日々、これといってやることはない。 ス…

  • 2025年01月20日:ヒロシです! CookDoってソースのことですか?(10)

    料理ができない私でも、レトルト食品を温めることはできる。 おかげさまで電子レンジが手に入ったので、チンするだけの弁当やレトスト食品は購入できる。 ボンカレー…

  • 田中家一家のサプライズに、驚きと感動!(9)

    窓側にパソコンを構えて、一昨日(12月27日)届いた「宍道湖しじみジンジャーエール」を、Tik TokとXに投稿中のこと。 サエちゃんから電話がかかった。 「めちゃ、声近いね!」の第一声。 「そうだね、こちらも大きく聞こえますよ」と答えた。 窓から外を見るとさえちゃんが、スマホを手に歩いている。 まさか、ウチに向かっているということはないよね。 突然の訪問、驚きながら玄関ドアーを開ける。 「サ…

  • なぜ、土岐市に田んぼがないのか?(8)

    帰国してこの2ヶ月、歩いたり自転車に乗って徘徊した。 距離的には、そんなに遠くへは行っていない。 歩いても自転車でも、片道1時間ほどの範囲内。 この頃、風景になぜか物足りなさを感じるようになった。 ウブドで毎日見ていた、田んぼの景色が見当たらないと気づいた。 ウブドは、ライスフィールド・ヴュー、ライステラス・ヴューで人気の観光地。 田んぼヴューの人気の秘密は、心に残る風景が見られると…

  • ウブドが特別かも知れないね(7)

    土岐市で生活しだしてから、ウブドが便利だったというのを痛感したのは、ネット環境だ。 レストランはもちろん、地元のワルンに行ってもWiFiが使えた。 プンゴセカン村のコス(私の安下宿)ではWiFiがあり、月5万ルピア(およそ500円)で使い放題だった。 ウブドが特別かも知れないね。 土岐市ばかりじゃない、日本全国どこもFree WiFiがないと聞く。 インターネットも理解できないし、プロバイダーとか通信キャ…

  • ウブドと土岐市の洗濯事情(6)

    日本帰国にあたっては、暖房以外にも不安材料はいっぱいある。 スマホの初期ローミングもそうだったが、いざ生活するとなってからの不安。 洗濯に関しても心配だった。 コインランドリーの所在を検索してみた。 数は多くない。 幸いにして、世話になる家の近く一軒ある。 ウブドではワルンの食事代も安いが、もう一つ私にとって助かったのはクリーニング代が安かったこと。 1キログラムあたり1万ルピア、ア…

  • なぜ寒くなる時期に帰るのか?(5)

    なぜ寒くなる時期に帰るの? 夏に帰って、秋から冬へと慣らしていくのがベストでしょう。 そうなんですよね。 残念なことに、リタイヤメントビザの延長期限が12月初旬だったんです。 そして、延長料金が用意できなくて、ウブドを離れることを決意しました。 ビザが切れるギリギリまで滞在するよりは、冬になる前に帰って、少しでも慣らしたいとも考えた。 11月初旬に、コテツちゃんの娘さんの結婚式がウブドで…

  • バリよ、日本のゴミ処理に学ぼう!(4)

    現在、土岐市で世話になっている友人は現役のイラストレーター。 みんなからは親しみを込めて「画伯」と呼ばれている。 今は亡きお父さんは、陶器の絵付師。 特殊が技術が求められる匠の職人です。 私の寝床確保のために、お父さんの仕事場を整理してくれた。 まだまだ使える道具や、使われなく長年眠っていた物が片付けられていく。 処分するゴミが集められたところで、市の処分場に持っていく。 同居人の…

  • まずはテント生活から(3)

    土岐市の駅前に降り立った時、呆然とした。 大都市でもあるまいに、何を期待していたのかな。 たいてい地方都市の駅前は、こんなもんだということを思い出した。 人口10万人も満たない、54,286人の小都市。 年々人口は減少しているようだ。 乗用車の普及が、拍車をかけているのだろう。 土岐氏は陶器の街として古くからある町、私を魅了するものは残っているはず。 歴史はおいおい勉強していくとして、ま…

  • ハノイの夜景を見ながら考えたこと(2)

    窓外の夜景を見下ろしながら、ウブドを離れることに未練はないか?と自問した。 まったくないと言えば、嘘になる。 しかし、感傷的になることはない。 誰一人として知り合いのいないウブドに滞在を始めたのは、1990年の5月。 運が良いことに、この村の若者たちは日本語が覚えたがっていた。 日本人旅行者が増え、会話ができることで収入を得られることを知った。 そんな彼らは私を利用し、私は彼らとのコミュ…

  • 生涯旅人、最後は日本生活です!(1)

    早いもので日本に来てから一ヶ月が経過した。 移住の手続き、アパート探しと入居の準備に時間が取られ、ブログを書く時間が見つけられなかった。 WiFi環境が整っていないのもあるが、環境の変化で自分のペースに戻れていないのも原因だと思う。 11月22日に、アパートの入居。 快適な空間が確保できました。 アパート紹介は、おいおいということで。 ブログはライフワークとして続けたいので、今後ともお付き合…

  • 34年間付き合ってきた「ウブドの伊藤」を返上!(550)

    私のウブド生活は、1990年5月7日から始まった。 その時の話は「ウブドに沈没https://informationcenter-apa.com/ubud-chinbotu.html」が詳しい。 滞在は長期となり「ウブドの重鎮」とか「ウブドのレジェンド」と呼ばれるようになった。 ただ長く滞在しているだけの称号です。 ウブド長期滞在34年間を振り返る今日この頃。 初体験づくしのウブドの生活は、刺激的だった。 毎日が楽しかった。 ウブド好き日…

  • まともな人生を送ってこなかった男の末路だ!(549)

    終活は、日本で生活保護を受けようと考えている。 まともな人生を送ってこなかった男の末路。

  • チャロナラン舞踊劇の見納めは、リノさんの魔女ランダで!(548)

    リノさんからメッセージが届いた。 ケチャの踊り手として有名なテガス・カンギナン村のリノさんだ。 9月5日から17日まで続く、オダラン(寺院祭礼)の奉納舞踊スケジュールだった。

  • ウブドに行ったら、ムルカット( Melukat)儀礼に参加するといいよ!(547)

    バリ島では、伝統衣装(Pakean Adat)に身を包んだバリ人たちが海岸(スガラ=Segara)や川の合流点(チャンプアン=Campuhan)、滝やパンチョラン= Pancoran( パイプから流れ落ちる湧き水)、ベジ= Beji (聖なる泉源)などに供物を持ってやって来て、沐浴する姿を見かける。 この沐浴は、ムルカット(Melukat)と呼ばれるバリ人の信仰するヒンドゥー・ダルマの儀礼であり、慣習の一つでもある。 ムルカット儀礼は、正…

  • バリ島のホームステイって、どんなところ?(546)

    1990年、ウブドで最初に泊まった宿は、カジェン通りの1番地「ロジャーズ・ホームステイ」だった。 ロジャーさんの民宿という意味だ。 ウブドの民家の多くが、ホームステイを営んでいる。 門や塀に、宿を商っているとわかる小さな看板が掛かっている。

  • ウブドの交通渋滞を考える!(545)

    2023年5月、WHOは新型コロナウイルス緊急事態宣言の終了を発表した。 シャッター街と化した閑古鳥の鳴くウブドに、観光客が戻り、通りに活気が出てきた。 散策する人々の姿が見え、バイク、自動車も増えてくる。 日に日に賑やかくなるウブドを見て、嬉しかった。 渋滞さえも嬉しくて、ウルウルした。 あれから、4年と7ヶ月が経過した。 2024年8月現在、ウブドの自動車渋滞は日増しに激しくなっている。 今…

  • クラウドファンディング終了(8月1日23時59分59秒)のお知らせ!

    「スアール・アグン応援クラウドファンディング」への皆様のご支援に大変感謝しています! おかげさまで、目標の80%を超えました。 少し不足分はあるものの、予定していた計画は全て行なうこととなります。 リターンの件ですが、 2500円コースの方へは、お礼のメッセージと、撮り下ろしウブドの写真を8月中にお送りします。 5000円以上の方へは、MP3やハイレゾ版のダウンロードリンクを8月中にお送りして、コンテ…

  • ブサキ巡りのバスは走る!(544)

    ウブドに滞在して34年。 ご存知のように、バリ人はインドを起源とするヒンドウー・ダルモを信仰している。 霊峰アグン山の中腹にある、ブサキ寺院を総本山として参拝する。 ブサキ寺院の創立祭…

  • バリ旅行の楽しみ方のひとつに、習い事をするというのがある(543)

    ウブドに滞在して、習い事をする観光客は多い。 ガイドブックには「伝統文化に触れる」と小さく取り上げている。 観光客が訪れ始めた1990年頃は、舞踊・ガムラン・バリ絵画・彫刻・バティックなどが主だった。 その後、バリ料理・供物(チャナン)作りなどのバリの日常的なものが加わっていく。 私が主宰していた「アパ?情報センター」では、上記以外にバナナ紙作り・ヤシ砂糖作り・ジャムー作りも開催していた。 …

  • ウブドの繁華街から、ワルンが消えた(542)

    衝撃的なタイトルでしょう! モンキーフォレスト通りに、ワルンは皆無。 ローカルの町・プリアタン大通り、ワルン街道・トウブサヨ村スクマ通りには多数ある。 また、ウブド周辺の村にはワルンが残っているが、ウブド内で見つけることが難しくなっている。 ワルンはローカル専用、レストランは観光客にと色分けされたかのようだ。 ワルン派の私は、日々困っている。 ビスマ通りも皆無だと思っていたら、先日…

  • バリ人の結婚儀礼の意識が変わりつつある・結婚式場のオープン!(541)

    バリ島では、結婚儀礼や火葬儀礼など人の一生に関わる儀礼は、村人のゴトンロヨンhttps://informationcenter-apa.com/kb_gotongroyong.html(相互扶助)で、それぞれの屋敷で執り行わている。 屋敷は、儀礼が執り行なわれるように設計されている。 日本もかつてはそうでしたね。 運がよければ観光客も、そんな伝統的な慣習を見ることができる。

  • 一年ぶりの銀行で、ATM恐怖症がやらかした失態!(540)

    一年ぶりに銀行に行った。 ガラスドアーを引いて中に入る。 居るはずのガードマンの青年がいない。 いつもは青年が要件を聞いて、待ち順カードを渡してくれる。 カードが出てくると思われる機械の前に、誰もいない。 さて困った。 困ってばかりいても先に進まない。 しかたなく自分ですることにする。

  • バリの伝統芸能・ガムラン&舞踊についての私心!(539)<br />

    1990年5月:ウブドに滞在を始めて、最初に興味を持ったのは、伝統芸能だった。 バリのことにまったく知識のなかった私に、強烈な印象を与えたのは、ガムランと呼ばれる青銅鍵盤打楽器オーケストラとガムランの音に合わせて繰り広げられる舞踊だ。 (ガムランには各種あるが、ここでは説明をはぶきます。各々、検索してください) 最初は、耳をつんざく激しい金属音に戸惑ったが、何度も聴いているうちに、BGMで眠れるほ…

  • 食リポについて、考えてみた!(538)

    暗闇では、目の前の景色は白黒となり、物には色彩がなくなる。 色を見分けることができないのが、色覚異常(色盲、色弱etc)。 虹の七色は、みんな同じように見えているわけではない。 この頃、不埒なことを考えている。 料理には、本当は味がないのではないか。 記憶やイメージが、味覚を想像してだけかもしれない。 まさか、そんなずはないと思うが。 そう思わせるほど、私は味覚異常だ。 味覚に…

  • ウブドのトイレットペーパー事情について考える!(537)

    先日、下宿近くにあるコンビニエンス・ストアー(以後コンビニ)に行った時のこと。 鼻風邪が長引いているので、トイレット・ペーパーを買い足しに来た。 なんで鼻水でトイレット・パーパーなの、と不思議に思った方がいますよね。 常識ならティッシュ・ペーパーなんでしょうが、私がウブドに滞在始めた1990年にコンビニは皆無で、テイッシュ・ペーパーも普及していなかった。 ウブドにコンビニが開店したのは2003年…

  • 【皆さまにお知らせとお願いがございます】

    お待たせしました。 皆様、お待ちかねの企画です! シェア&拡散のご協力、よろしくお願いいたします! 関 将さんからのメッセージ! 昨年9月…

  • ウブドにラーメン店が増えている! ラーメン専門屋「you & mie」

    ウブドのラーメン屋1号店は、アンドン十字路西南角のオープンした「イダバグース・ラーメン」。 現在、不動産屋「Ubud Property」になっている。 開店年を正確に覚えていないが、「居酒屋・影武者」1991 年に開店したあと、1992〜3 年にオープンした 日本食「漁師」と同時期だと覚えている。 正確な開店年をご在知の方がいらっしゃったら、情報を待ってます。 イダバグース・ラーメンは数年後に閉店してしまった…

  • プダンダ(高僧)・プマンク(僧侶)の奏でるグンタ(鈴)を求めて!(535)

    ウブドを徘徊していると、どこからともなく清んだ音が聴こえてくることがある。 清んだ音の正体は「GUNTA=グンタ」と呼ばれる鈴。 グンタは、聖職者であるプダンダとプマンクがマントラとともに、バリ人の信仰するヒンドゥー・ダルマの儀礼で使用する。 リ〜ン リ〜ン! 澄んだ音色が聞こえると、今、お祈りをしているところだろうと想像できる。 寺院祭礼のお祈りの場に立ち会うと、瞑想的なグンタの音に心が洗われ…

  • ウブド滞在34目にして思うことは、日本に帰国!(534)

    二度と帰るつもりのない決心で、日本を脱出した。 日本を離れ、終の住まいを探す旅だ。 最初に訪れたのがバリ島。 2日目には、ウブドに居た。 …

  • ウズベキスタンのナシゴレン「Plove」を食べてみた!(533)

    バリ島にロシア人が増えつつあるという噂は、コロナの流行以前からあった。 ウブドには、ロシア村と揶揄されて呼ばれる村がある。 ことの発端は「コワーキングスペースPARQ」ができたからだ。 …

  • 私は親権を妻側に委ねた男!(532)

    この頃、 X(=ツイッター)に「共同親権」という言葉が頻繁…

  • 内緒にしておきたい情報「インディゴ染めの店2軒」!(531)

    インドネシアの国土は東西に広く、アメリカ合衆国の幅と同等の長さに17,000を超える島々を抱える群島国家。 その横長の国を東西に二分して、バティック&イカットの布の文化が分布する。 バリ島を含む西の島々にはイカットが、ジャワ島を含む東の島々にはバティックの伝統が残っている。 イカットに興味を持ちロンボク島、スンバワ島、スンバ島、フローレス島と巡ったことがある。 それぞれの土地に特徴があって、興…

  • あの坂本龍一氏も訪れたマンディ場 @グヌン・カウィ寺院 スバトゥ村(530)

    友人からのメッセンジャーに、家族の近況報告とユーチューブ動画が送られてきた。 動画は「1985年 音楽の旅はるか 坂本龍一YAS-KAZU バリ島」だった。 神々と電子音楽の饗宴 https://www.youtube.com/embed/13b-SGkpL7o?si=5HGexDfS8iJpPngm 友人は、坂本龍一の超々崇拝者。 坂本龍一33歳の姿とバリの風景に感動する。 動画の中でマ…

  • 34年目にして、マディ・クルトネゴロ氏と初対面!(529)

    ウブド東端の十字路を北に向かうアンドン通り。 銀行の支店が10軒ほど出店している地域。 ガソリンスタンドにスーパー・マーケットが2軒とレストランが並んでいる。 私が滞在始めた1990年5月頃には、何もない通りだった。

  • 「ALAS HARUM」のナイスビューが Rp50,000-で鑑賞できるって、ホント!(528)

    ウブド近郊に、ルアック・コーヒーの店が出店し始めたのは、いつ頃のことだろう。 どの店も、渓谷沿いの広い土地を所有している。 ルアック・コーヒーの説明、選別、焙煎などのプロセスを見学できる。 インドネシアのコーヒー各種をデミタスカップで無料で提供し、ルアック・コーヒーも試飲できた。 帰路は、土産コーナーの前を通らなければならない導線になっていて、買い物を誘導する。 スゥイング(ぶらんこ…

  • 将来、どんな職業につきたいですか?(527)

    あなたは、何歳の頃から将来の職業を考えていましたか? 今回は、私の話を聞いてください。 私は中学生の頃、百貨店の宣伝部に在籍していた長兄の蔵書の影…

  • ニュークニン村に移店した「和食・影武者」を紹介していなかった!(526)

    影武者は、2014年5月24日に現在のニュークニン村に移店して、すでに10年を経っているのにブログで紹介していなかった。 動画で紹介。

  • バリ伝統絵画から脱却し、ユニーク画風で有名になった天才画家・Mokoh!(525)

    グスティ•サナ・ギャラリー蔵 天才デワ・プトィ・モコ(Dewa Putu Mokoh)は、 1936年プンゴセカン村で生まれ、2010年にこの世を去った。 プンゴセカン村…

  • 老舗ジャムウ屋『Jamu Ubud Sehat』@アンドン通り・ウブド(524)

    体調が100%でないので、アンドン通りにある老舗ジャムウ屋『Jamu Ubud Sehat』に立ち寄った。 ウブドにジャムウ・カフェはここしかないのかな。 他にもあれば教えてください。 2022年3月30日以来だから、約2年ぶりの訪問。 その時は、ジンジャーのジャムウを飲んでいた。 ジャムウ・カフェは2013年に開店。 奥にはアトリエと瞑想場がある。 オーナーのマディ・クルトネゴロ氏は、画家&ヒーラーです。 …

  • クムヌ村の蝶々(Kupu kupu)博物館 @ Kumenuh Batterfly Park(523)

    蝶というのか、蝶々というのが正しいのか? 一頭(蝶の数え方)が蝶で、二頭以上が蝶々と言うわけではないようだ。 どちらも正しいので、雰囲気に合わせて使い分けよ、ということらしい…

  • ウブドを訪れる海外からの観光客は、どこで、どんな食事をしているのだろう?(522)

    旅の楽しみの一つに、地元の料理を食べることがある。 料理は、その土地の文化を知るには、大切なアイティム。 旅先では旅先の料理を食べる、というのが私のコンセプト。 インドネシア全域は中華料理が主流だが、各地方にはそれぞれの食文化がある。 バリには、バリ料理がある。 祭礼時のバビグリンとラワール料理は有名だ。 ワルンと呼ばれるローカル食堂に、東ジャワ料理、スンダ料理、パダン料理、マドゥー…

  • ウブドに増加するロシア人は、何を食べている?(521)

    近頃、バリ島にロシア人&インド人&韓国人の滞在者が増加しているとの噂を聞く。 2023年バリ国際空港の出入国総数と上位10ヶ国を発表(12/29)では、下記となっていた。 ◆入国上位10ヶ国 01位:オーストラリア 1340,190名 02位:インド 441,683名 03位:中国 284,729名 04位:イギリス 256,883名 05位:アメリカ 249,902名 06位:シンガポール 237,883名 …

  • 落書き販売・ウブド長期滞在支援のお願い!第2弾(520)

    落描き新作(artito25〜artito32)を、販売いたします。 旧作は上描きするので、現状で希望の方はお急ぎください。 現地(ウブド)渡し、5,000円になります。 日本までの送料は、4,000円ほどになります。 ■購入希望の落描きを連絡ください。 連絡先は、下記のいずれかでお願いします。 Email:itosanubud@gmail.com フェイスブック:https://www.facebook.com/hiroshi.ito.524/ Twitter伊藤博史:@AB…

  • いい湯だね!バトゥール湖畔の温泉@Bali Volcano Natural Hot Spring(519)

    バリに滞在していて、温泉に浸かりたいと思うことがしばしばある。 常夏のバリ島で、なぜ温泉? 疑問に思う方も多いと思う。 私は、広い湯槽が好きなんです。 でも、温水プールじゃ駄目。 温泉の効能には興味ありませんが、香りがするのは好きです。 バスタブのある生活をしていた時に、日本の名湯の入浴剤を使ったこともあるが、ちょっと虚しかった。 現在、ホットシャワーのない下宿に滞在しているので…

  • 念願だった、風葬の村・トゥルニャン入村を果たす!(518)

    ウブドに長期滞在を始めるようになって、バリの宗教・文化・慣習など様々な事柄に興味を持った。 1990年5月のこと。 その一つに「バリ・アガ」という言葉があった。 ガイドブックには、先住民と説明されている。 同じ意味で「バリ・ムロ」がある。 山間部伝統村をバリ・ムロ、海岸部の伝統村をバリ・アガと言う説があるが、定かではない。 バリ・アガについては、こちらをお読みください。http://informationc…

  • バリ島LOVERの皆さまへ/ジェゴグツアーへのお誘い/拡散希望(517)

    友人から熱いメッセージが届いたので、原文を以下に投稿させてもらいます。 2024年3月頭あたり、バリ島にいるよ!というかた、世界的にも知られているジェゴグの楽団『スアール・アグン』の演奏を聴きに行くツアー、ご一緒しませんか? バリの伝統音楽として青銅でできたガムランがとても有名ですが、実は竹でできたガムランもあり、そのうちの巨大な竹でできた楽器がジェゴグになります。 ジェゴグにはさまざまな大…

  • バリ人男性の血が騒ぐ・熱気渦巻く闘鶏場!(516)

    この頃、マス村のチュンパカ通りを利用するが多い。 私の下宿から、プンゴセカン村とテガス村の自動車渋滞エリアをショートカットして、マス村のメイン道路に抜けることができるからだ。 ホテルやレストランが増え、近頃繁華になりつつあるチュンパカ通りに、お世話になったバリ人・ブリオカ氏の長女がレストラン「Mai Ubud」をオープンしたのも利用する理由でもある。 南下するとT字路に突き当たる。 マス村に向け…

  • ピテカントロプスの商業施設「マサマサ(Masa-Masa)」(516)

    コロナが収束した2022年に入って、ウブドはレストランの開店ラッシュとなった。 出店する店舗は、どれもモダンなデザイン。 ウブドのイメージを一変する勢いだ。 早くも人気店が出現している。 今回はウブドの人気店ではなく、日本人観光客の間で噂になっているポイントを紹介したい。 ポイントと表現したのは、そこは複合店舗だからである。 と言ってもモールではなく、一社で経営されている商業施設。 そ…

  • 中部ジャワ・ボロブドゥールの旅・最終回(8)

    中部ジャワの旅ブログは、今回の第8回で終了します。 お付き合いいただき、ありがとうございました。 最終回は、第7回に続いてジョクジャカルタ観光です。 是非、寄りたかった場所は、クラトン(王宮)前ロータリーの露店市、通称・泥棒市。 骨董品が見たかった。 残念なことに、泥棒市は姿を消していた。 ジョクジャカルタもウブド同様に、古き生活が消え、整理された街に変貌している。 クラトン周辺を…

  • 中部ジャワ・ボロブドゥールの旅・ジョグジャカルタ観光(7)

    バダさんの奥さん・リカさんが頼んでくれたグラブモビル(グラブカー)に乗ってジョクジャカルタへ。 帰りはジョグジャカルタ電車駅に迎えに来てもらう約束をしたので、待ち合わせ場所の下見に、グラブカーに駅まで行ってもらうことにした。 ドライバーに「はい、ここです」と言われたのは、駅舎も線路も見えないところ。 どうせ知らないだろうから、適当なところで降ろされた感じ。 しかたがないので、駅舎を目指し…

  • 中部ジャワ・ボロブドゥールの旅・田舎を徘徊!(6)

    この日は、宿にしている「Kopi Mpat(Kampoeng air Mpat)」の周辺を散策することにした。 まわりは田んぼばかりなので、散歩も楽しい。 以前、バダさんは毎週日曜日の早朝に、スタッフ一同を引き連れて、東方面、西方面、南方面、北方面と毎回レートを変えて2時間ほどの散歩していた。 べべ(アヒル)約100羽の行列に遭遇したり、手土産持参で老人宅を訪問したり、時には河原まで下りたりする。 べべの行列同士のす…

  • 中部ジャワ・ボロブドゥールの旅・「Gubung Kopi Borobudur」(5)

    この日はバダさんが、午後のお祈りが終わったら施設に子供を迎えに行くまでの時間を利用して、出かけようと言ってくれた。 車を出発させると、目的地はボロブドゥール・Karang rejo村のアグス君家だと教えてくれた。 アグス君には、これまでに数回お会いしている青年だ。 初対面は、Kopi_Mpatだった。 ボロブドゥール観光の今後につい、バダさんとディスカッションしていた。 ボロブドゥール村内観光をワーゲンサ…

  • 中部ジャワ・ボロブドゥールの旅(4)

    パソコンのキーボードが壊れてしまった。 口に含んだお茶を、霧吹きのように吹いたのが原因だ。 キーボードの取り替えが高額なので、外付けのキーボードを購入した。 しかし、いろんなところに不都合が生じて、作業がはかどらない。 そんな状況の中で、やっとブログを書き上げました。 今回のボロブドゥールの旅は、大原さんが同行している。 大原さんにとっては、30年前に訪れたボロブドゥールとジョクジャ…

  • 中部ジャワ・ボロブドゥールの旅(3)

    到着した日の翌日は、ボロブドゥール市内観光。 バダさんが、車を用意してくれた。 もちろん案内もしてくれる。 ボロブドゥール遺跡には、1990年に初訪した。 その後、バダさんが仕事先のジャカルタから移り住むまでの間に4〜5回は訪れている。 最後に訪れたのは、2019年の10月。 2020年の4月からは、移住を予定していた。 3年と10ヶ月ぶりのボロブドゥール訪問。 ストゥーバのある上層部に登れないと…

  • 中部ジャワの旅・ボロブドゥールの旅(2)

    午前8時前後の到着だった深夜高速バスは、途中のバイパスが整備されて、前回より2時間も早い到着予定。 バダさんは「迎えに行くよ!」と言ってくれたが、そんなに早い時間に迎えに来てもらうのが悪いので、私は乗合バスに乗るつもりでいる。 バスが走っていない場合には、ゴジェックかグラブ・タクシーを探するつもりでいた。 深夜高速バスは、停車場に早朝6時に着いた。 高速バスを降りると、バダさんの姿が見えた…

  • 中部ジャワ・ボロブドゥールの旅(1)

    2019年12月、中国湖北省武漢市で発生したと言われる「新型コロナウィルス肺炎(COVID19)」が、瞬く間に世界中に広まっていった。 2020年2月に入ると、私の滞在するバリ島ウブドにも影響が現れ始めた。 「在デンパサール日本国総領事館」からコロナ関係のメールが頻繁に届くようになり、対岸の火事と安心していた災難が自分にも降りかかった。 コロナ禍以前からの計画であった、ウブドを離れて中部ジャワ・ボルブドゥー…

  • ジョニーさんの「ワルン・タマン」を探せ!(514)

    今はもう、伝説となってしまった中華料理の「ワルン・タマン(Warung Taman)」。 タマン村にあるからワルン・タマンという、わかりやすい店名。 2004年の開業。 ウブド大通りからスリウェダル(Jl. Sri Wedari)通りを30メートルほど北上した左側にある。 (現在、アジアン料理「Hujan Locale」のあるところ)

  • ボナ村のケチャ(Cak BONA)、復活物語が始まった!(513)

    公演会場は、ボナ村プセ寺院前道路 ウブドの南約6キロ、車で15分ほどの地点にある、竹細工の村として知られているボナ村。 ボナ村は、1930年代ウブド在住のドイツ人画家ヴァルター・シュピース(Wal…

  • 取って置きの癒しの場所に、ご案内!(512)

    私のお気に入り「癒される風景」を巡る徘徊です。 今回は老人二人が、日本人女性を二人をバイクで案内します。 ウブドの中心地・サレン王宮前で集合、出発。 スゥエタ通りを北上して20分、ジャラン・チンタを抜けると、右手にビンギン樹の林が見える。 はい、ここはDalem Kauh寺院(Pejengaji , Tegallalang)です。 ここでは、ビンギン樹のエネルギーをもらいます。 ●極楽通信・UBUD/ビンギン (Bingin) htt…

  • 喜寿で思うことは「日本帰国」の四文字(511)

    本日7月25日、77歳を迎えました。 世間では、喜寿と呼ぶらしい。 7という数字が好物なので、7のダブルは二重に嬉しい。 これまで楽しい人生を送ってこられたのは、友人・知人の皆様のお陰だと思っている。 感謝です! ウブド滞在は、34年目に入っている。 幸運にも、バリの神々に守られて来たかのように、平穏に過ごしています。 人生80年と考えているので、残すところあと3年の余命となった。 残り…

  • 落書き販売・ウブド長期滞在支援のお願い!(510)

    私の落描きを、販売します。 送料込み(バリから日本国内)で一枚8,000円で、お願いしたいと思います。 ■購入予定の絵を連絡ください。 連絡先は、下記のいずれかでお願いします。 TEL / LINE:+62 812-3737-1549 Email:itosanubud@gmail.com フェイスブック:https://www.facebook.com/hiroshi.ito.524/ Twitter伊藤博史:@AByKh2jQifuhRDh インスタグラム:itosanubud ■在庫確認の上、振込先…

  • リトリート・ヴィレッジ(Retreat Village)” 道(Michi)”ってな~に?(509)

    リトリートという言葉をご存知ですか? もちろん知っていますよね。 世間知らずの私が、知らなかっただけのようです。 ウブドがヨガのメッカ的な地域になってから、リトリートという言葉を…

  • 「バリ・アート・フェスティバル(Bali Arts Festival)」が始まっている(508)

    バリ・アート・フェスティバル、インドネシア語では「ペスタ・クスニアン・バリ(Pesta Kesenian Bali)」と呼ばれている。 その頭文字を取って「P・K・B(ペー・カー・ベー)」が通称。 バリ島あげての、芸術のお祭りだ。 インドネシアでもっとも古いアート・フェスティバルだと言われている。 コンセプトは、文化的価値を保存し促進すること。 1979年の第一回を皮切りに毎年開催されている。 コロナ禍で、…

  • 絶景の沐浴(ムルカット=Melukat)場を発見の巻!(507)

    何を思いついたのか、ちょっと遠出して、沐浴(ムルカット)場を探す旅に出た。 *ムルカット:https://informationcenter-apa.com/kb_melukat.html 以前、知人に見せていただいた動画に、心を惹かれる寺院の沐浴場が写っていた。 寺院に名前は「ムングニング(Mengening)」。 どうしても、行ってみたいと寺院名を頼りに、グーグルマップで検索。 沐浴場として有名なティルタウンプル寺院近くにあった。 ティ…

  • リピーターさんが宿泊するホームステイ「プラサンティ」を訪ねて!(506)

    ツイッターで知り合ったリピーターさんが、ペネスタナン村のホームステイ「プラサンティ」に泊まることになった。 プラサンティは、仲良しさんが経営していて、協力できることはないかと気にかけているホームステイ。 リピーターさんが宿泊するのを機会に、訪問がてら取材することにした。 ペネスタナン村は、ヤング・アーティスト・スタイルのバリ絵画の村として有名で、今でも村内を歩くと身近に見ることができる。…

  • パサール・サヤンのセンゴール(夜市)ツアーは「アパ?情報センター」で(505)

    何度もユーチューブで紹介している「 パサール・サヤンのセンゴール」。 パサール・サヤンは、ウブドの「サレン王宮」から約4キロほど西方に位置します。 バトゥブラン村とパヤンガン村を繋ぐ幹線道路沿いで、サヤン通りとトゥボンカン通りが逆Y字で交わる地点にある。 正確には、シンドゥ(Sindhu)村に位置するようなのでパサール・シンドゥと呼ぶのが正しいのだが、サヌール地区のパサール・シンドゥが有名なので間…

  • ダラム寺院ビユーの珈琲専門店 @ Jaya Coffee Roasters(504)

    5月12日、よく晴れた日曜日。 毎日が日曜日の旅行者の私には、日曜日は特別の日ではない。 久しぶりの晴天だから外出しようと思うのだが、ウブド中心部への道路は混んでいることが予想できる。 自動車渋滞を避けたいので、愛スクター・スクーピーの方角を郊外に向けた。 この頃、お気に入りの村・ニュークニン村の対岸のシンガクルタ村ジュクパク集落(Singakerta Banjar Jukutpaku)に行こう。 先日見つけて、気…

  • サテ・カックール(タニシの串焼き)は食べたことありますか?(503)

    タニシっていったい何?という方もいると思いますので、ちょっと説明を。 腹足綱原始紐舌目タニシ科 Viviparidae に分類される ”巻貝” の総称で、南米と南極大陸を除く各大陸とその周辺地域の淡水に生息し、雌雄異体の卵胎生である、とグーグルさんは教えてくれた。 この説明を見ても、すんなりとは記憶できませんよね。 外見的には、タニシは巻貝が尖っている三角錐で、カタツムリの場合は山が低いと認識している。 …

  • 「MIXUE の ICE CREAM & TEA」が、凄い勢いで出店!(502)<br />

    安くて美味しいソフトクリームの店「MIXUE(ミクエ)」が、バリ島内のあちこちでオープンしているとの風聞が届いた。 あなたの耳にも届いていますか? なんと値段が、Rp8,000-と安いのだそうですね。 ソフトクリームに目がない私は、耳がダンボになっちゃいましたよ。 最近、「耳をダンボ」は使わないか。 とにかく、興味を惹かれたのです。 ウブドで、ソフトクリームが食べられるところはない(と思う)。 …

  • オリンピックは、もう開催しないでください!(500)

    今年5月、インドネシアで、FIFA(国際サッカー連盟)「第23回U-20ワールドカップ」が開幕されるはずだった。 はずであったと過去形で言うのは、問題があってキャンセルになったからだ。 2021年にインドネシアで開催予定だった「第23回U-20ワールドカップ」は、コロナ禍で中止となっている。 2023年にずれ込んでの開催。 U-20は、FIFAが主催する20歳以下のナショナルチームによるワールドカップ。 20歳以下と言っ…

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伊藤博史の生涯旅人(itosanubud)
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