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いつも困っている https://torinico.hatenablog.com/

三人姉妹と妻と育児と家事と僕 いつも困っている日々を楽しく生きる!

長女が生まれてすぐにアメリカ(ボストン)に二年、双子が生まれて帰国しました。 育児も少し落ち着いてきたので、育児と主夫のブログをはじめてみました。 楽しんでいただければ幸いです。

トリニコ
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名古屋市
出身
北海道
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2022/02/01

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  • 進級に困る!<4>(自閉症児篇)<情緒級と療育と自発管>

    進級に困る!<3>(自閉症児篇)の続きになります。 長女が通う小学校の情緒級の担任の先生から、「2年生に進級するときには通常級に進級しますか?」と提案された。話を聞いてみると、この提案は、長女の成長などから導き出されたものではなく、通常級を希望する保護者が多いことからなされた提案らしかった。たしかに、長女が通う療育でも保護者の集まりがあって、そこでも「来年は通常級にしたい」と言っている保護者もいた。その保護者たちは別の市町村なので、その小学校の支援級や情緒級がどういう取り組みをしているのか分からないから、どういう意図があってそのように思っているのかは分からない。 ただ一般的に、子供の障害の状態…

  • 進級に困る!<3>(自閉症児篇)<情緒級から通常級という選択肢>

    進級に困る!<2>(自閉症児篇)の続きになります。 長女はこのところとても成長している。勉強面の成長というよりも、精神面の成長とでも言うのか、以前よりも前向きに何事にも取り組むようになっている。これまでも長女が急に成長するようなことはあった。療育などは長女の成長にとってとても良かったと思っている。逆に、保育園などの普通の子たちが成長する場所では、長女は遠慮しがちになってしまったり、ネガティブな気持ちになることも多かったようにも思う。支援や配慮が得られない場所では長女はちょっとした躓きを乗り越えることができないのだろう。ちょっと人よりできない、ちょっと人より理解できない、ということが長女にとって…

  • 進級に困る!<2>(自閉症児篇)<情緒級で成長著しい長女の場合>

    進級に困る!<1>(自閉症児篇)の続きです。 小学校に通う長女は情緒級に通っている。情緒級と支援級の二つがあることを、昭和の時代に小学生時代を過ごした人は知らないことが多いと思う。僕も知らなかった。長女の小学校入学に際していろいろと調べるようになって分かったことでもある。また、小学校によっても若干の取り組みが違っていたりもするので、全部が全部一緒というわけにはいかない。7箇所の保育園を利用してみて分かったのが、どの保育園も違いがあるということで、障害児や多胎児に対する国の方針が出ていることでさえ、手厚い保育園というか市町村もあれば、国の方針に反対する市町村まであるくらいに違いがある。 保育園の…

  • 進級に困る!<1>(自閉症児篇)<支援級・情緒級を選ぶワケ>

    「通常級に進級しますか?」(長女6歳11ヶ月、双子4歳10ヶ月) 困ったことがあった。 自閉症と軽度知的障害を持つ長女は、支援級に通っている。支援級と言っても地域や学校によって様々で、長女の場合は、支援級の段階を三つに分けており、軽度知的障害や発達障害、自閉症などが通えるクラスと、あとは診断がどのようになっているのかで区分は難しいのだけれど、障害に応じて、あと二つの支援級がある。長女が通う支援級は、一般的には情緒級を呼ばれるところで、長女の知的障害はほぼ言語認識能力のみであることから、知的障害などがないか、軽度である児童が通う情緒級になっている。情緒級と言っても伝わらない人も多いし、軽度知的障…

  • 散髪に困る!<7>(ボストン篇)<地元コミュニティとしての床屋>

    散髪に困る!<6>(ボストン篇)の続きになります。 側頭部の長い僕は床屋にあまり行かなかった。しかし、子供が生まれて一年ほど髪を切らないでいるとどうにかしたいと思うようになった。日常のささいなことでも戸惑うことの多い異文化、そしてその戸惑いを助けてくれるはずの言語指示すらも外国語なのであまり理解できない中で、僕は床屋という母国母語であってもハードルの高い場所に行けるのだろうか。 困ったことがあった。 緊縮財政の僕は、このニューヨーク帰りの理髪師みたいな床屋で倍の料金の値段をとられちゃ敵わないと思った。駅の近くのオシャレそうな床屋は避けて、もう少し安そうなところに行こうと思った。地元の人たちだけ…

  • 散髪に困る!<6>(ボストン篇)<床屋はハードルが高いと思う>

    散髪に困る!<5>(ボストン篇)の続きになります。 日常の大したことのない習慣的なことでも異国での生活では不便というよりも、ちょっとしたことでどうしていいのか分からないことがある。スーパーマーケットにしても駅にしてもそうだ。そして、そもそも、日本でも習慣的にというほど使いこなせてもいなかった床屋に至っては、僕はどうすればいいのか分からない。いつも床屋さんで僕は何をしたかあまり覚えていないのだ。短く切ってくださいくらいは行ったと思うけれども、細かいことを言われてもよく分からず、ではそのようにしてください、としていたような気もする。床屋さんの言語指示が僕は難しかったのかもしれない。 僕は床屋さんに…

  • 散髪に困る!<5>(ボストン篇)<レジ一つで大変なのだから散髪なんか、もう>

    散髪に困る!<4>(ボストン篇)の続きです。 異なる習慣や文化の中で、普段やっていたことをやるときに思わぬ躓きに会う。何度も書いているけれども、僕の場合は、スーパーマーケットのレジでも躓いたものだ。もちろん、他のことでもたくさん躓く。駅の切符などは躓き易い。日本でもそれは同じだ。そういえば、バスも降りる場所で金額が変わるバスもあれば一律のところもある。何が違うかというと乗るときに支払うか降りる時に支払うかという違いがある。これも習慣になっていればなんということもないが、習慣とは違うときには言語指示や見様見真似でどうにかするしかない。 そういえば、ボストンではないけれども、違う国に行ったとき、路…

  • 散髪に困る!<4>(ボストン篇)<異文化で言語指示が理解できないと困る>

    散髪に困る!<3>(ボストン篇)の続きになります。 習慣的なことでも少し変わると言語指示によるフォローが必要になる。普段使っているスーパーマーケットでセルフレジができたくらいでも利用者は混乱している。多くの利用者からすれば、「こちらは現金の使えるレジです」「こちらは現金が使えないレジです」というわかりやすい言語指示によって、レジの選択が行えるけれども、言語指示を聞いていなかったり、理解していなかったりする場合は、レジの前で当惑することになる。言語指示を聞いていない人というのは、そのときに何か考え事をしていたということもあるかもしれないが、きっと、言語指示を聞いたところで理解できないという習慣に…

  • 散髪に困る!<3>(ボストン篇)<異文化異習慣だとレジにすら戸惑う>

    散髪に困る!<2>(ボストン篇)の続きです。 何気なく行っている習慣的なことでもちょっとしたことでできなくなることがある。そんなときに言語指示などによって補えることもあるけれども、長女のように知的障害などがあると言語指示が苦手ということもある。軽度知的障害で難しいのが一見普通に見えるし、僕くらいの世代であれば支援級や情緒級を勧められることもないまま、ちょっと不注意な人、不器用な人、まごついたり、バタバタする人、話が通じにくい人という程度の個性として受け止められてきたけれど、今ではそれを言語認識能力の中の一つの項目が苦手であるとして訓練して向上させている。いい時代になったものだ。 今回のブログは…

  • 散髪に困る!<2>(ボストン篇)<言語指示の理解は難しい?>

    散髪に困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 海外生活で困ることの一つは、普段の習慣と違うことだったりする。日常で何気なくやっていたことほど、それこそ習慣的にやっていたことこそ、ちょっと違うだけで戸惑うものだ。これは何も海外生活だけじゃなく、日本に住んでいても、普段使っていたスーパーマーケットがセルフレジになっているだけでちょっとした混乱が起こる。そんな混乱が起きないために、「言語指示」というものがあるわけなんだけれども、日本語を使用する人に対して日本語で言語指示があったとしても、分かる人、分からない人というのがある。海外で暮らす場合は、母語でなら言語指示に従える人でも異国語による言語指…

  • 散髪に困る!<1>(ボストン篇)<いつもと違うときは戸惑うものだ>

    「ボストンで床屋を探した」(長女1歳) 困ったことがあった。 外国で困ることはたくさんある。とくに僕のように外国語もままならない者にとっては、なにをするにつけても困ることだらけだ。また、僕のように日本にいてもいつも困っているような者の場合は、困ることの二乗といった趣すらある。僕個人の問題としての困りやすさにすると困りごとの迷路みたいなことになってしまうので、できるだけ僕個人の枠から飛び出て、不慣れな「一般」ということを一応は考えて、このブログは書いているのだけれども、一般化、相対化、客観化はなかなか難しいところもあるため、僕が「普通こうだろう」「一般的にこうだろう」みたいなことを思っていても、…

  • 妥協に困る!<7>(新築篇)<妥協しない家づくりのケース>

    妥協に困る!<6>(新築篇)の続きになります。 家づくりには妥協がつきものだけれども、妥協しない部分ももちろん必要になる。土地に妥協せずに予算を大幅に超える好立地の土地を選んだ結果、家本体では妥協しなければならなくなって、最終的に、欠陥住宅となってしまったという話はした。ひとつひとつの決断が間違っていたというよりも、施工業者との相性が悪かったというか、タイミングが悪かったとか、いくつかの要素が組み合わさってしまって欠陥住宅となってしまったのだと思う。しかしながら、妥協せずに決めた土地はいざとなれば売ることができる。家本体は売るときに買い叩かれるかもしれないが、低予算で建てている家であれば、まだ…

  • 妥協に困る!<6>(新築篇)<家づくりは信頼づくりかもしれない>

    妥協に困る!<5>(新築篇)の続きです。 地元工務店で家を建てると欠陥住宅になる、ということではない。工務店にとてもよくしてもらって値段も安く、満足のいく家を建ててもらったという話も聞いたことがある。そんないい話と同じように、欠陥住宅だった話や、見積もり時と比べて請求金額が大幅に増えていたという話も聞く。 三井ホームの場合は、欠陥住宅の主な原因でもある施行ミスを防ぐために、施行責任者が目を光らせ、そして引き渡し前に7名もの人が施行チェックをするらしい。もちろん、そんな中でも施行ミスは起こることはあるだろうし、欠陥住宅になることもあるだろう。しかし僕が言いたいのは、「絶対に」ということではなく、…

  • 妥協に困る!<5>(新築篇)<工務店で建てた家が欠陥住宅だった>

    妥協に困る!<4>(新築篇)の続きです。 家づくりはいくつもの決断が迫られる。小さいな決断でいえば、防犯カメラを増やすのか減らすのかみたいなものもあるけれど、大きな決断だと、どのハウスメーカーにするのか、あるいは工務店にするのか建築家に頼むのか、それとも自分で建てるのか、というのもあるかもしれない。そんな大きな決断の中でも僕が大事だと思っているのが土地選びになると思う。 土地は値段ばかりで決められるものではないけれども、資産価値の低い土地と高い土地で考えると、自分だけではなく、その後の今話題の実家じまい問題まで考えるとすると、資産価値の高い土地の方が選択肢は増える。土地建物込みの総予算が同じ場…

  • 妥協に困る!<4>(新築篇)<地元工務店で建てるのは賭けなのか?>

    妥協に困る!<3>(新築篇)の続きになります。 土地を持っていない者や、土地代が安い地域に住んでいない者にとっては、家を建てるときの土地購入費用が予算以内に済むか、予算を超えてしまうかで、その後の家づくりの選択肢が大きく変わってしまう。また土地購入には、手数料や税金、そして細々とした費用もかかってくるものだから、土地購入費用が高くなればなるほど、家の建設費を圧迫する。土地の値段だけ見て判断するのも危険だ。手数料や税金がなければ、施工面積を大きくすることも、好みのオプションを迷わずにつけられるのに、と思うこともある。土地購入費用が予算を超えた結果、予定していたハウスメーカーではなく、地元の工務店…

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