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不思議活性 https://blog.goo.ne.jp/fushigikaxtusei/e/9e1b2aad16c5ef22bef0086ebfdd55d3

ちょっとした幸せを感じられたらな

ホームページとして、『太陽とともに・ふしぎかっせい』を作っています。 https://www5d.biglobe.ne.jp/~fushigi/ です。

ふー
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2022/01/25

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  • 小倉百人一首 7

    第七首天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に    出でし月かも  あべのなかまろ        安倍仲麿     (698-770)留学生として唐に渡り、李白らと交流した。船の難破により帰国に失敗し、唐で没した。部位羈旅出典古今集 主題異国で見る月によって催された望郷の念 歌意大空を仰いで見ると、こうこうと月が照り輝いている。かつて奈良の春日にある三笠山の上に昇っていたあの月が、今ここに同じように出ているのだなあ。安倍仲麿呂が、遺唐使清河に従って帰国を志し、蘇州江上にて、折りからの満月を異郷の空に眺め、望郷のおもいにひたってよんだ歌とされている。安倍仲麿呂は、奈良時代に遺唐留学生として唐に渡り長く暮らし、その後、日本に帰国しようとしたが、帰国船が難破し、日本に帰ることはできませんでした。在唐五十四年、帰...小倉百人一首7

  • 小倉百人一首 6

    第六首かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば  夜ぞふけにける      中納言家持   大伴家持(718?-785)、父は旅人。三十六歌仙の一人。部立四季(冬)出典新古今集 主題宮中の冬の霜の夜更けの幻想的な美しさ 歌意かささぎが翼を並べて架けたといわれる天の川の橋。それにたとえられる宮中の橋に真っ白な霜が降りて、その白の深さを見るにつけても、夜もいっそう更けてきたことよ。七月七日のたなばたの夜、かささぎという鳥が、天の川に翼をひろげて橋を作り、織女星を渡したという伝説上の橋ですが、宮中を天上に見立てて宮殿の階段をもいうようになったとのこと。父の死後、衰えつつあった大伴氏の首長として種々困難に遭遇し、政治的には不遇に終った。『万葉集』中もっとも歌数多く、短歌三百九十二、長歌四十五、蓮歌一、詩一首を残し...小倉百人一首6

  • 幻想的写実主義の画家 アントワーヌ・ヴィールツ

    幻想的写実主義の画家、アントワーヌ・ヴィールツ。1806年2月22日。ベルギー・ディナンに生まれる。ヴィールツは子供の頃から好んで彫刻、絵画、版画などを手掛け、14歳のとき富豪の保護者M.ド・メーブの援助で芸術学校に入学。デッサンと音楽を学ぶ。1820年、アンヴェルスの美術学校に通う。昼間は油絵を描き、夜はデッサンをするというように、刻苦勉励する。1832年、ローマ賞コンクールに参加、首尾よく賞を得て、ローマに赴く。このローマ時代が彼の生涯での最も実り豊か時期となる。ローマ滞在ののちブリュッセルに戻り、非常な名声を得る。1865年6月8日、ブリュッセルで没。59歳。『墓のキリスト』1839年解説より。彼の表現上の武器は写実主義であり、それも、見るものを欺くほど真実の世界と一致するような技巧をもった、職業的...幻想的写実主義の画家アントワーヌ・ヴィールツ

  • 老子道徳経 57

    第五十七章淳風(淳徳の爽風)正を以て国を之らしむ。奇を以て兵を用いしむ。無事を以て天下を取めしむ。吾、何を以て其の然ることを知るや。此を以てなり。天下に忌諱(きい)多ければ民弥(たみいよ)いよ貧し。民に利器多ければ国家滋(ます)ます昏し。人に技巧多ければ奇物滋ます起こる。法物滋ます彰れて盗賊多く有り。故に聖人の云く、我無為にして民自ずから化す。我静を好みて民自ずから正し。我無事にして民自ずから富む。我無欲にして民自ずから朴(すなお)なりと。国を治めるには法律や禁令等を守らしめ、兵を用いるときは、敵の意表に出るような術策や経略を用い、天下の人心を得るには、何も目立ったことをしないで、無事のうちに得るようにするのである。どういう理で、そういうことになるかというと、法令に従わせたり、兵の威力を示したりすることは...老子道徳経57

  • 老子道徳経 56

    第五十六章玄徳(玄同の徳)知る者は言わず、言う者は知らず。其の兌(め)を塞ぎ、其の門(くち)を閉ざす。其の鋭むを挫(おさ)え、其の忿(いきどお)りを解く。其の光を和らげ、其の塵を同じくす。是を玄同と謂う。故に、得て親(むつ)まじゅうすべからず。亦得て疏(うと)んずべからず。得て利すべからず。亦得て害すべからず。得て貴ぶべからず。得て賤しむべからず。故に、天下の貴と為る。この章は、いかなる叡智才能も包み、世俗の間に入り、同調して行くことのできる玄同の徳は、天下において、最もと貴いものであることを説く。道を会得している者は、そのことを、人に知らせなければならないとは思っていないものであって、ひたすら、道を実行しようという、心があるばかりである。道は言わずして行うところにあるものであって、人に示そうとするところ...老子道徳経56

  • 老子道徳経 55

    第五十五章玄符(玄妙に符合する者)徳を含むの厚きをば、之を赤子に比す。毒虫も螫(さ)さず、猛獣も拠(つか)まず、攫鳥(かくちょう)も搏(う)たず。骨弱く筋柔らかにして、握ること固し。未だ牝牡(ひんぼ)の合を知らざれども朘作(さいさく)するは、精の至ればなり。終日号(な)けども唖(むせ)ばざるは、和の至ればなり。和を知るを常と曰う。常を知れば日に明らかなり。生を益せば日に祥(まさ)る。心、気を使えば日に強(こわ)し。物、壮んにして則ち老ゆ。之を道にあらずと謂う。道にあらざれば早く巳(お)わる。この章は、人が天から与えられている偉大な徳を充分に役に立てるためには、常に和の心を主とし剛強であったり、身神を使い過ぎたりしてはならないことを説く。赤子は、骨は弱く筋肉は柔かいが、握ることは、しっかりと固く握るものであ...老子道徳経55

  • 一枚の絵画と詩 15『ガラテア』ギュスターヴ・モロー

    『一枚の絵画と詩』15『ガラテア』1880年ギュスターヴ・モロー(1826~1898)写実主義と自然主義の時代に生まれたギュスターヴ・モローですが、彼の作品ほど現実から遠いものはないし、彼の作品ほど、生活から遠く離れたものはない。と言われています。この一枚の絵『ガラテア』も、巨人族キュクロプスの中で特に粗暴で知られる一つ目の巨人≪ポリュペモス≫が、海神ネレウスの娘の中のひとりで、水晶より輝き白鳥の綿毛より柔らかと称された美しい海のニンフ≪ガラテア≫を覗き見る場面が描かれています。しかし、この幻想的な一枚の絵画『ガラテア』ですが、ガラテアに絡みつくかのような海中植物は、より写実的に描写されており、この絵を見る私たちは、つかの間、現実の出来事として受け入れているのではないのでしょうか。まさしく、この一枚の絵画...一枚の絵画と詩15『ガラテア』ギュスターヴ・モロー

  • 一枚の絵画と詩 14『朝日に向かって立つ女』ダヴィト・フリードリヒ

    『一枚の絵画と詩』14『朝日に向かって立つ女』1818年頃カスパール・ダヴィト・フリードリヒ(1774~1840)フリードリヒは、自然の中に、神の世界、聖なるものを見続けたドイツ・ロマン派の巨匠です。「神的なものは至る所にある。一粒の砂の中にも」と語って、人々がぬかずくべき祭壇としての風景画を描いたと。この絵については、日の出の風景であるとする説と日の入りの風景であるとする説があり、意見が分かれているとのことですが、私は、『朝日に向かって立つ女』と見ます。道の脇には岩が、女性の右手に1つ、左手に2つあり、岩の周りには、白色の小さい花が生息している。画面左手奥に描かれた2本の木の間の後方に、教会堂が小さく見えています。この『朝日に向かって立つ女』は、女性は妊娠しており、子どもが誕生する瞬間が表現されているの...一枚の絵画と詩14『朝日に向かって立つ女』ダヴィト・フリードリヒ

  • 一枚の絵画と詩 13 『吹雪』 ターナー

    『一枚の絵画と詩』13『吹雪・アルプスを越えるハンニバルとその軍隊』1812年頃ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)ターナーの風景画は、半ば瞼を閉じ、まつ毛のあいだに散乱する光を通して、その光の震えを捉えようとするかのような瞬間の世界を描きだしていると言われます。また、ターナーの描く作品は「崇高」の感情に浸された自然現象または気象現象のイメージには違いないが、同時にまた、彼の内部から生まれた幻想的なイメージに外ならないと。この作品はハンニバル戦役を描いたもので、ハンニバルは吹雪の中アルプスを越えていきローマ軍から勝利。ハンニバルが必死の思いで峠を越える様子が描かれています。暗い岩陰に逃げ込む兵士たちの集団の上に重く不気味に覆いかかる巨大な恐ろしげな空には圧倒されます。まさしく、自...一枚の絵画と詩13『吹雪』ターナー

  • 小倉百人一首 5

    第五首奥山にもみぢ踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ  秋は悲しきさるまるたゆふ猿丸大夫     (生没年不詳)『古今集』真名序に名が記されている歌人。各地に伝承が残るが経歴は不明。三十六歌仙の一人。部位四季(秋)出典古今集 主題暮れてゆく秋山の寂寥と哀感 歌意遠く人里離れた奥山で、一面散り積もった紅葉の枯れ葉を踏み分けながら、恋の相手を求めて鳴く雄鹿の声を聞くときこそ、秋の悲しさはひとしお身にしみて感じられるものだ。定家は、この歌を高く評価していたが、猿丸大夫という人は、まったく伝不詳で、『猿丸大夫集』という一つの古歌集の名前と結びついて、しだいに歌人像が作られていったようです。定家も『古今集』では「よみ人しらず』の歌であることを知った上で、だいたい『百人一首』は、秀歌例の一つとして、人よりも歌を重視し、定家が...小倉百人一首5

  • 小倉百人一首 4

    第四首田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に  雪はふりつつ やまべのあかひと      山部赤人(生没年不詳)聖武天皇に仕えた宮廷歌人。自然の美しさを詠んだ叙景歌が特に優れる。三十六歌仙の一人。部位四季(冬)出典新古今集 主題富士山の神聖な美しさへの感動 歌意田子の浦の海岸に出て、はるか向こうを仰いで見ると、神々しいばかりの真っ白な富士山の頂に、今もしきりに雪は降り続いているよ。今、田子の浦と呼ばれているのは富士市に属するが、古代はさった山の麓から由比・蒲原・岩淵あたりまでの海岸をさしたらしい。山部赤人は、歌人としては柿本人麻呂と並び称される。長歌より短歌に秀作が多く、特に叙景歌にすぐれていた。『万葉集』に長歌十三首、短歌三十四首を残す。小倉百人一首4

  • 小倉百人一首 3

    第三首あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む     かきのもとのひとまろ  柿本人麻呂    (生没年不詳)三十六歌仙の一人。官位は低く任地の島根県で没したという。後世、歌聖と呼ばれた。部位恋出典拾遺集 主題長い夜をひとり寝るさびしさの嘆き 歌意垂れ下がった山鳥の尾羽のような長い長いこの秋の夜を、離ればなれで寝るという山鳥の夫婦のように、私もたった一人で寂しく寝ることになるのかなあ。「しだり」は「しだる」の連用形。長くたれさがっている尾。恋しい人とも離れて、たったひとりでさびしく寝ることであろうかな。キジは、雄は尾が長い。夜は雌雄谷をへだてて寝るという。『新古今』のころは、山鳥といえば、この習性が思いおこされた。万葉時代最大の歌人で、長歌・短歌ともにすぐれ、『万葉』に長歌に二十首。短...小倉百人一首3

  • 小倉百人一首 2

    第二首春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山持統天皇(645-702)天智天皇の皇女で、天武天皇の皇后。飛鳥浄御原令を施行、藤原京へ遷都した。部位四季(夏)出典新古今集 主題さわやかな夏のおとずれ、時の推移 歌意いつの間にか春が過ぎて夏が来たらしい。どうりで、夏になると白い衣を干すと言い伝えのある天の香具山の麓に、目にも鮮やかな真っ白な衣が干してあるのが見えるよ。衣ほすてふは、といふの約。天香具山は奈良県。天香具山の山麓に天岩戸神社があり、奈良の昔話では、古事記でおなじみの岩戸伝説にまつわる伝承があります。天香具山は、もとは天にあって、それが降りてきたという神話から、とくに神聖視されてきました。吉野をはじめ諸所に巡遊され、その旅を契機として、柿本人麻呂のすぐれた長歌が多く生まれ、万葉歌風の最盛期が...小倉百人一首2

  • 小倉百人一首 1

    『小倉百人一首』1先日、部屋の片隅から『小倉百人一首』を見つけました。私は名前を聞いたことがあるだけで、そのなかみはというと何も知らないのでした。で、つれづれなるままに『小倉百人一首』を、一首一首を紹介できたらなと・・・・。「百人一首(ひゃくにんいっしゅ)とは百人の和歌を一人につき一首ずつ選んで作られた秀歌撰(詞華集)。百人首(ひゃくにんしゅ)とも言われる。藤原定家が京都小倉山の山荘で鎌倉時代初期に揮毫した小倉山荘色紙和歌に基づくものが「歌がるた」として広く用いられ、後世に定着して小倉百人一首(おぐらひゃくにんいっしゅ)と呼ばれていると。」では、歌人たちの思いをのせた百人一首ですが、『百人一首』島津忠夫訳注よりの紹介です。第一首秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ    天智天皇  (62...小倉百人一首1

  • ふるさとにて

    令和六年・甲辰(きのえたつ)明けましておめでとうございます。みんな幸せな日々でありますように、本年もよろしくお願いいたします。ブログ仲間で毎日更新している人はすごいなと思います。ブログでは、自分が行ったことのない所の景色や情報に触れることが出来るのがいいですね。それも、ブログ作成者の目を通した情報であり、自分が行ったことはないのに身近に感じることが出来ます。また不思議ですが、続けて訪問していると、顔は見えないのにブログを書いた人の思いとか考えかたが伝わってきて、なんだかほっとします。面と会わなくても一つのリアルなのだと・・・・。それは、一つの詩を読んで、一枚の絵を見て感じる何かに通じるのでしょう。私は、もう人生はひと通り終わったかなと思うときもあります。でもブログ仲間の自分より一回りも上の人が、しっかりと...ふるさとにて

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