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映画っていいねえ。本っていいねえ。 https://nhhntrdr.hatenablog.com/

映画と本についての感想ブログ。ストーリーについての考察っぽい記事が中心です。ヒューマンドラマの映画についての感想多め。よろしくお願いします。

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2021/12/02

1件〜100件

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  • 【感謝】ブログ開設から一年経ちました

    先日、このブログ開設から丸一年経ちました。もともと『ディア・エヴァン・ハンセン』を観た感動と興奮を形にしたくて衝動的に立ち上げたという、計画性のない当ブログ。飽き性の私が続けられるか自信はありませんでしたが、何とか2年目に突入することができたようです(更新頻度少ないけど)。 ここまで来られたのも読んでくれている皆様あってこそ。本当にありがとうございます。スターやブックマーク、コメントなどの反応をいただいた方々にも感謝いたします。 ということで、初めて書いた記事を掘り起こし。今となっては読み返すのが恥ずかしいったらないが、とにかく何かを書きたい熱量だけはあるなと我ながら思います。徹夜で書いたっけ…

  • 『Free!-Eternal Summer-』第6話でのBGMの使い方が神がかっているんじゃないかと思った話

    ※注意!『Free!』および『Free!-Eternal Summer-』のネタバレがあります。 TVアニメシリーズの『Free!-Eternal Summer-』第6話についてくっちゃべってみたい。リアルタイムで見ていた頃は今のようにブログを開設していなかったので、思いの丈をぶちまけることができなかったよなぁと、最近になってふと思い出したのだ。

  • 大阪のキタからミナミまでウォーキングしてみた【写真日記】

    実家に関する用事のため、数日間関西に帰省していた。色々と手続きやらでバタバタしていたが、何とかひと段落し自由時間をゲットすることに成功。そういうわけで、大阪梅田をぶらぶらすることにした。 今の家に引っ越す前は、隙あらば梅田に行っては書店を巡回したり、ヨドバシカメラの中をほっつき歩いたり、服を買ったりしていたものだった。一時期は「梅田は私の庭だから」などと豪語していたものだったが、さすがに関西を離れて10年以上経つと、梅田を歩く足がおぼつかなくなる。 というのも梅田は常にどこかで工事が行われており、いつも使っていた道がふさがってしまうことが珍しくない。ただでさえ10年の経過で記憶も薄れている上、…

  • 親しい人にとって重要度の低い存在になることの悲劇について。ドラクエ11Sをプレイしながら考えてみた。

    ※注意!『ドラゴンクエスト11』『ドラゴンクエスト11S』のネタバレがあります。 相も変わらずドラクエ11のプレイは続いている。一時期の「自由時間はすべてドラクエに費やさねば!」「寝る暇があればドラクエをせねば!」といった中毒患者のような状況は脱したが、それでも定期的にゲームを起動しては、ガツガツとモンスターを倒し、しゃこしゃことストーリーを進めるのであった。 今は四周目。裏ボス(ニ◯◯ル◯◯)を倒すと、また最初から始めたくなる。何度やっても面白いものは面白い。制作陣の皆様、神ゲーをありがとう。できるものなら、すべての記憶を消した状態で一から始めたいものだ。ドラクエ8のときも同じことを言ってい…

  • もっとKindle Unlimitedを使いこなしたいぞよ

    気がついたらKindle Unlimitedの品揃えが充実しているような気がする。岩波書店や新潮社の書籍まで扱うようになっていたとは!まだラインナップは限られているものの、岩波新書を読み放題サービスで読めるようになるなんて、有り難いことだ。 Unlimited…、加入してから数年経ったかなぁ。時々中断したり再加入したりしていたが、正直なところ、きちんと使いこなせている自信がない。 読書カテゴリのあるブログ主として非常に恥ずべきことかもしれないが、読むペースが遅いとか、読書する前にネットサーフィン(死語)しようとしたら戻って来られなくなったとか、ドラクエ11やりすぎたとかの理由によって、最近、あ…

  • トラウマ絵本『おっとあぶない』についての記憶

    幼少の頃に読んだ本に今でも影響されている、なんてケースは少なくないと思う。 私の場合、小さい頃に図書館で見つけた『サンドリヨン』と『シンデレラ』と題された絵本に衝撃を受けた記憶がある。この頃の私にとって、シンデレラと言えばディズニーアニメのシンデレラだった。いじわるな継母と義姉に虐げられていたシンデレラが、魔女の魔法によって綺麗なドレスを身にまとい、舞踏会で王子様と出会ったりガラスの靴を落としたりするストーリーですな。 その日、私が見つけた絵本『サンドリヨン』はタイトルこそシンデレラではなかったが、ストーリーは私が知っているシンデレラと同じだった。なのにどうしてタイトルはシンデレラではないの!…

  • ドラクエ11S廃人日記(その4・復讐編)

    ※注意!『ドラゴンクエスト11S』のネタバレがあります。 前回の記事 nhhntrdr.hatenablog.com

  • ドラクエ11S廃人日記(その3)

    ※注意!『ドラゴンクエスト11S』及びドラゴンクエストシリーズのネタバレがあります。 また、ドラクエシリーズを知らない人には何が何だかわからない内容となっています。 その1とその2はこちら。 nhhntrdr.hatenablog.com nhhntrdr.hatenablog.com

  • 【写真日記】YOKOSUKA軍港めぐり

    togetterを閲覧していたら、以下のまとめを見つけた。 togetter.com ミリタリーについては詳しくないけど、何かすごそう!行きたい!となったので、気合いを入れて横須賀まで小旅行することにした。 以前、横須賀でYOKOSUKA軍港めぐりというクルージングツアーに参加したところ、これがもうめっちゃくちゃ楽しかったので、今回も軍港めぐりに参加しようと決意。普段は見られないようなイージス艦とか潜水艦とかが間近に見られるんですよ! yokosuka-gunko.jp

  • 結婚しました(ドラクエ11的な意味で)

    今回の記事も『ドラゴンクエスト11S』のネタバレ全開でお送りします。また、オタク語りも全開となっているので、ご注意を! 【前回のあらすじ】 ドラクエ11をやっていたら、仲間キャラのグレイグにハマったよ。11Sでは仲間キャラと結婚できるので、グレイグのために頑張ってミッションをこなしたんだけど、ネルセンっておじさんから「故郷が復興させるまでは結婚できないよ」と言われちゃったよ。今のパーティのレベルでは故郷の復興ミッションは厳しいから、頑張ってモンスターと戦いまくってレベルを上げることにしたよ。 nhhntrdr.hatenablog.com

  • ドラクエ11廃人になりました

    タイトルの通り、現在『ドラゴンクエスト11』廃人と化している。ずーっとプレイしたかったものの、うちにはプレステもSwitchもないしな、と諦めモードだったのだが、Steamで扱っていたとは! ということで、ようやく念願の『ドラクエ11』をプレイし、案の定、時間を惜しんでプレイするようになってしまった。ひとまず、本編はクリアしたので、ようやくブログ記事を書くことができるようになったわけである。 とはいえ、クリア後にやることもわんさかあるので、まだまだドラクエ廃人から抜け出せそうにないや、ひゃっほう! 〔新価格版〕ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S - Switch スクウェア・エニッ…

  • 最近読んでいる本についての雑感

    またしても更新をサボっておりました。現在、バタバタしておりまして、腰の重い私にしては珍しく、新幹線の距離を行ったり来たりしております。基本的にスーパーインドア体質で外出嫌い。ひどいときは関東から出ないまま一年を過ごした年もあるくらいな人間なのですが、こんなにバンバン出かけることになろうとは。ひぃ、疲れる。でも新幹線で駅弁食べるのは好き。 そういうわけで移動中などに読んだ本の感想をマジで手短に書いてみようかと思います。

  • 最近観た映画の感想を手短に書いてみる(ネタバレあり)

    またまた更新が滞りまして、申し訳ありません。二週間近くサボっていると、すっかり文章を書く感覚も鈍ってしまいまして(言い訳)。 今回の記事は、リハビリも兼ねた短文感想を連発するようなスタイルで行ってみたいと思います。ここ最近観た中で、記憶に残った作品をピックアップしてみました。 ネタバレありの感想なので、ご注意を。

  • 『オテサーネク 妄想の子供』を観て食欲を失ってしまった(ネタバレ感想みたいなもの)

    ※注意!『オテサーネク 妄想の子供』のネタバレがあります。 何というか、かんというか。どんでもねーもんを観てしまった。『オテサーネク 妄想の子供』。 あらすじはこんな感じだ。 子どものいない妻を慰めようと、夫ホラークは木の切株を赤ちゃんの形に削ってプレゼントする。夫人はその切株に本物の子どものように接し、かいがいしく世話をする。しかし、隣に住む少女アルジュビェトカだけは、夫婦のこの奇妙な行動に、チェコに古くから伝わる民話“オテサーネク”との符号を感じていた。それは、子どものいない夫婦が切株を育て、最後にはその切株に食べられてしまうというもの。やがて、ホラーク夫人の切株も民話と同じように生をうけ…

  • 推しって何だ?

    本日、とあるVTuberの活動休止に関するニュースを目にした。恥ずかしながら、このニュースを見るまでその人のことは知らず(老化って、こういうとこでも感じるよね)、これまでの経緯等について詳しいことも知らないという状態。ただ、この方が活動休止を伝えている動画を見ていて、ものすんごく考えさせられてしまった。 当該動画の後半では、その方に熱狂する余り過激化したファンへの苦言が連ねられている。動画やネット記事を見るに過激ファンの行為として、その方の動画*1にふさわしくない言葉をしつこく書き込んだり、コラボ先への迷惑行為、その方へ一方的なアドバイスをする等があったらしい。 事情をよく知らない私ですら、そ…

  • 『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』についての雑感(ネタバレあり)

    ※注意!『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』のネタバレがあります。 私はマクドナルドが好きだ。モスバーガーも美味しいし、バーガーキングやフレッシュネスバーガーも愛好しているのだが、最後にはマクドナルドに戻ってきてしまう。 生まれて初めて食べたハンバーガーはマクドナルドのもの。魂に擦り込まれた味だ。最早、私にとってのソウルフードのひとつと言ってもいい。どんなにチープな味だと言われようが、マクドナルドが好きだ。運良くポテトが揚げたてだった日には、一日ハッピーな気持ちだったりする。 さて、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は、マクドナルド創業者(?)レイ・クロックについての物語だ。 w…

  • 『ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ』感想(ネタバレあり)

    ※注意!『ライフイズストレンジ』シリーズのネタバレがあります。 『ライフイズストレンジ』シリーズの最新作『ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ』をクリアした。 今回はコロラドが舞台。舞台となるヘイブン・スプリングスはカントリーな雰囲気の街で、花にあふれている。景色の良さはシリーズ中最高なのではないだろうか。街を探索しながら、ディズニーランドのクリッターカントリーとかウェスタンランドを歩いているような気分になった。 www.youtube.com 『2』の感想はこちら。 nhhntrdr.hatenablog.com

  • 若い世代の国語力について書かれた記事を読んで、ごちゃごちゃ考えた

    ネットで話題になっていた記事を読んだ。ルポライターの石井光太さんが取材で子供たちに触れる中で、国語力の低下を感じたということについての話である。読んでいて、色々と考えさせられた。 bunshun.jp

  • アマプラでマッチョ・ストリップショーという未知の世界に触れてみる

    アマプラで『夢のマッチョ・ストリッパー発掘ショー』というリアリティショーを見ている。8話構成で、今は4話まで見たところ。とにかく筋肉ムキムキの男性が好きな人は黙って観て欲しい。お腹いっぱい楽しめるので。 私の好みはジャニーズとかK-POPなので、マッチョは正直なところ守備範囲外だ。だが、この番組は結構楽しませてもらっている。 www.amazon.co.jp

  • 『日本の夜と霧』ネタバレ感想

    ※注意!『日本の夜と霧』のネタバレがあります。 大島渚監督の初期作品『日本の夜と霧』。1960年に公開された作品で、学生運動が大きなテーマとなっている。1960年と言えば安保闘争の年。6月、デモに参加していた女子大生・樺美智子が闘争の最中に圧死した事件は、後の世代の私でも聞いたことがある。作中でも樺さんの死に触れられており、鮮度の高さに驚かされる。事件は6月で、映画公開は10月なのだ。この時代の空気を真空パックで保存したような作品だと言いたい。 とはいえ、2022年の現在から見ると62年も前の作品となるわけだし、しかも学生運動の時代ならではの論法や用語が頻出することもあり、なかなか観賞するには…

  • 本日、自分に言い聞かせておきたいこと

    まったく政治に興味もなく、知識もない人間なのだが、さすがに今日の事件にショックを受け、いまだに動揺している状態。 今から書くことは、私自身に言い聞かせておきたいことだ。 とにかく冷静でいること。事実ベースの情報だけを取り入れるか、いっそすべての情報を遮断すること。 決してヒステリックにはならないこと。 第三者の一般人である私が唯一できるのは、以下のことだけだ。 憎しみの再生産だけは絶対にしない。 どうか、一刻も早いご回復をお祈りします。 【同日18:11 追記】 残念な思いで一杯です。ご冥福をお祈りいたします。

  • 『明日、私は誰かのカノジョ』1~10巻 ネタバレなし感想

    よくバナー広告で見かける漫画『明日、私は誰かのカノジョ』(以下『明日カノ』)。読んでみたら、物凄く面白い!一気に最新刊まで読んでしまった。 レンタル彼女、パパ活、ホス狂、配信者の炎上といった、現代ならではのモチーフが散りばめられていて、もはや時代についていけなくなりつつあるBBAは勉強になることが多かった。ちょくちょく知らない単語もあったので、都度検索したりもしましたよ。マジで勉強だなぁ…。 明日、私は誰かのカノジョ(1) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス) 作者:をのひなお 小学館 Amazon 「一週間に一度、私は誰かの"彼女"になる」今、この日本のどこかで存在する恋愛感情を売り物にこ…

  • 『大島渚全映画秘蔵資料集成』を買った

    欲しい欲しいと思っていた『大島渚全映画秘蔵資料集成』を購入した。新文芸坐の『戦場のメリークリスマス』上映会で著者・樋口尚文さんのサイン会が開かれると聞いて、買うなら今だと決断した次第。 6/17(金)は、新文芸坐にて『戦場のメリークリスマス 4K修復版』の上映後、「大島渚全映画秘蔵資料集成」の著者である樋口尚文さん(映画監督・映画評論家)のトークを実施!大島渚監督の《個性》から本作撮影秘話など大いに盛り上がりました👏書籍購入の方にサイン会も!売り切れとなる大盛況ぶり🥳 https://t.co/ABOsJi7sZb pic.twitter.com/s1OXUGVrFB — 大島渚監督『戦場のメ…

  • 『ライフイズストレンジ2』ネタバレ感想⑥(エピソード5~エンディング)

    ※注意!『ライフイズストレンジ2』のネタバレがあります。 私の趣味で始めたゲリラ企画『ライフイズストレンジ2』ネタバレ感想も最終回である。もし良かったら、最後までお付き合いいただけると嬉しい限りだ。 今回は結末についても言及しています。閲覧には特に注意をお願いします。 前回の記事はこちら nhhntrdr.hatenablog.com

  • 『ライフイズストレンジ2』ネタバレ感想⑤(エピソード4)

    ※注意!『ライフイズストレンジ2』のネタバレがあります。 佳境に入ってきた『ライフイズストレンジ2』、感想はじまるよー。ショーンがとにかく大変だよぅ。 前回の記事はこちら。 nhhntrdr.hatenablog.com

  • 『ライフイズストレンジ2』ネタバレ感想④(エピソード3)

    ※注意!『ライフイズストレンジ2』のネタバレがあります。 『ライフイズストレンジ2』の折り返し地点、エピソード3の感想はじまるよー! 前回の記事 nhhntrdr.hatenablog.com

  • 『ライフイズストレンジ2』ネタバレ感想③(エピソード2)

    ※注意!『ライフイズストレンジ2』のネタバレがあります。 引き続き、『ライフイズストレンジ2』の感想です。個人的にエピソード2のショーンは特に好みですよ(どうでもいい情報)。

  • 『ライフイズストレンジ2』ネタバレ感想②(エピソード1)

    ※注意!『ライフイズストレンジ2』のネタバレがあります。 そういうわけで、『LIS2』をプレイした感想を今回から始めようと思う。今回はエピソード①の感想だ。ちなみに前回の記事はこちら。 nhhntrdr.hatenablog.com

  • 『ライフイズストレンジ2』ネタバレ感想①

    ※注意!『ライフイズストレンジ2』のネタバレがあります。 前回の記事で書いた通り、現在も『ライフイズストレンジ2』(以下『LIS2』)のプレイが止まらない状態でいる。しばらくは『LIS2』につきっきりになりそうなので、せっかくだから感想を書こうと思い立った次第だ。 とにかくネタバレ全開なので、閲覧にはご注意を。 nhhntrdr.hatenablog.com

  • 『ライフイズストレンジ2』にハマった

    ※注意!『ライフイズストレンジ2』のネタバレがあります。 うっかり『ライフイズストレンジ2』(以下『LIS2』)にどハマりしていた。『1』にもどハマりしていたことがあるのだが、『2』も負けないくらいに面白い。一回目のプレイ時は、やめ時が見つからずに夜更かししてしまった。 現時点では主なエンディングは一通りチェックし終わったところなのだが、まだ主人公であるディアス兄弟と別れがたくて、未だにゲームを起動してはあれこれ遊んでいるところである。 www.jp.square-enix.com www.youtube.com

  • 『ジョジョ・ラビット』ネタバレ感想

    ※注意!『ジョジョ・ラビット』のネタバレがあります。 『ジョジョ・ラビット』を今さら観た。良かった!めちゃくちゃ良かった!もっと早く観るべきだった! そういうわけで、私は傑作に出会えた喜びで少々興奮している。以下の文章も、興奮が抜けきっていないが、どうかご容赦を。

  • 最近観た映画についてネタバレ感想(2022/5/22、『えんとつ町のプペル』、『君の名前で僕を呼んで』)

    ※注意!『えんとつ町のプペル』、『君の名前で僕を呼んで』のネタバレがあります。 すみません、更新をサボっていました。基本的に気まぐれな人間なので、更新の頻度にムラが出てしまうのがいけないなぁと反省しております。今後も気まぐれ更新で続けていくことになりそうですが、どうぞよろしくお願いします。 さて、今回は軽めの感想を書いてみました。

  • 『エセルとアーネスト ふたりの物語』ネタバレ感想

    ※注意!『エセルとアーネスト ふたりの物語』のネタバレがあります。 子供の頃、『さむがりやのサンタ』の絵本が好きで、何度も何度も読んでいた。その作者レイモンド・ブリッグズ原作の映画ということで、興味を惹かれて『エセルとアーネスト ふたりの物語』を観賞した。 www.youtube.com 絵本のタッチを再現した映像が見事だった。主人公夫婦の家の素朴であたたかみのある描写も良かったが、1928年の夜のロンドンの光景も良かった。ネオンがきらめく街の中を二階建てバスやタクシーが走っている様子のおしゃれなことったら!絵本的なタッチとCG技術の融合にうっとりさせられた。

  • 映画に関する雑記(2022/05/02『戦場のメリークリスマス 4K修復版』等)

    本文でも書いているが、先日、新文芸坐に行ってきた。せっかくなのでビジホを予約して、ホテルでだらーっとしたり、池袋をブラブラしたり、タカノフルーツパーラーで苺パフェを食べたりして、一人旅を満喫したのだった。 いやー、楽しかった!最後の一人旅はコロナ前だったので、久しぶりの感覚が嬉しかったというか何というか。時間も気にせずに外を歩き回ったり、気が向いたときに食事をしたりしていると、一人暮らしをしていた若い頃に戻った気分になった。身体的にはともかく、気持ちだけは若返った気がする。へっへっへ。 写真付け忘れた! pic.twitter.com/FZw9UHawO5— のほほん (@nhhntrdr) …

  • キーホルダーを替えた

    家の鍵に付けているキーホルダーを新調した。先代は30年近く使っていたから、今でも新しいキーホルダーを見るたびに戸惑う。 先代のキーホルダーは確か小学生の低学年あたりの頃にもらったもの。友達が天橋立に行ってきて、そのお土産として私にくれたのだ。天橋立で股のぞきをしている男の子がモチーフとなっている。多分、当時の私は深く考えずにこのお土産のキーホルダーを家の鍵に付けたのだった。 その後、一人暮らしを始めたときも当たり前のように天橋立キーホルダーを使い、結婚して引っ越したときもこのキーホルダーを新居の鍵に付けた。 結婚後、何年か経ったときのこと。夫と話していて、会話が少し食い違っていることに気づいた…

  • 『茜色に焼かれる』――彼女は理不尽さを超えて生きていく

    ※注意!『茜色に焼かれる』のネタバレがあります。 コロナ禍の時代を舞台にしていると聞いていたので、ずっと『茜色に焼かれる』には興味を持っていた。ようやく観ることができて嬉しく思っている。 主人公が歩くシーンで寸刻、主人公からの目線のカットになる。そのとき、画面の下部にちらつくマスクの縁…という部分に、2020年の頃に感じた不安感とか閉塞感とかを思い出したりもした。 と、コロナ禍の話で始めてみたが、ここではコロナ禍そのものよりも、主人公をとりまく理不尽さについて、ごちゃごちゃ考えたことを書き留めてみたいと思う。 www.youtube.com

  • 『戦場のメリークリスマス』感想3回目。作品中の裏切りについて考えてみた。

    ※注意!『戦場のメリークリスマス』、「影さす牢格子」「種子と蒔く者」(ヴァン・デル・ポスト『影の獄にて』収録)のネタバレがあります。 二回ほど『戦メリ』についての感想を書いてきたが、その後で、ふと目に止まった言葉があった。 セリアズ役のデヴィッド・ボウイが語ったという言葉だ。 「原作から映画へ話の形態が変わった時、ヨノイとセリアズのキャラクターはもっと具体的な一対一の関係のようなものになったと思います。ジューダスがキリストを裏切り、恥と罪悪感のあまり自殺したが、二千年に亘ってその過ち、その恥、その罪悪感が繰り返しに繰り返されて来たというか、そんな二千年の重みを原作から感じとったんです。ところが…

  • 映画に関する雑記(2022/4/10、『ディア・エヴァン・ハンセン』『戦場のメリークリスマス』)

    『戦メリ』上映のため片道三時間くらいかけて埼玉県に行ったり、『ディア・エヴァン・ハンセン』のブルーレイが遂に我が家に来たりと、この週末は私の趣味的に忙しかった。 『ディア・エヴァン・ハンセン』をこれからは観たいときに観られるということで、私は満足だ。いや、まだミュージカル版を観たいぞという願望はあるのだが。まだつまみ食い的な観賞しかしていないので、また時間を取ってじっくり観たいと思っている。

  • 『戦場のメリークリスマス』4K修復版のチケットをゲットした

    最近になって『戦メリ』に再ハマりしたから、去年4K修復版の上映が行われていたなんて知らなんだ。あー、何ボーッとしていたんだ、去年の私よ。一回ぐらい「戦場のメリークリスマス」とネット検索すれば、4K上映の情報をゲットできたであろうに! ということで、4K上映に間に合わず、拗ねていた今日この頃。あえて4Kの情報は避けて生きていた(大げさ)。 しかし、よくよく公式サイトを見れば、まだ上映日が控えている劇場があるじゃないか!慌ててチケットをゲットした。 oshima2021.com 欲を言えば複数回見たかったのだが、一度だけでもスクリーンで観賞できることの何と幸運なことか。今からワクワクが止まらない。…

  • 金蓮花『銀葉亭茶話』シリーズの思い出を語ってみる

    ※注意!『銀葉亭茶話』シリーズ各巻のネタバレがあります。 中学生の頃にハマり、今でもたまに読んでしまう作品がある。コバルト文庫から刊行されていた『銀葉亭茶話』シリーズだ。 小学校高学年の頃はもっぱらコバルト文庫ピンキーの作品を購入していたので(『赤ずきんチャチャ』のノベライズとか)、中学になって本家のコバルト文庫に手を出したとき、「私は大人になった!」と感動したものである。 kotobank.jp ただ、中1の私に『銀葉亭茶話』シリーズの話は難しく、きちんと理解しきれなかった。歴史物の作品だったため雰囲気が硬派だったし、文語調の文章も、あの頃の私には硬すぎた。にもかかわらず、不思議な魅力を感じ…

  • 『コーダ あいのうた』に関する雑感

    ※注意!『コーダ あいのうた』のネタバレがあります。 『コーダ あいのうた』について、過去にちょろっと語ったのだが、もう少しだけ語りたくなってきた。 観賞したのがかなり前なので、内容について勘違いしている可能性があるかもしれない。これについては、あらかじめお詫びしておきたいと思う。 nhhntrdr.hatenablog.com

  • 好きなのに、もう一度観ることができないトラウマ映画たちを語ってみる

    ※ネタバレあります。ご注意ください。 好きなのに、できることならもう一回観たい気持ちもあるのに、観ることができない映画が私にはある。 簡単に言うと、トラウマなシーンがあるために再度観賞ができないのだ。「そのシーンだけ目をそむけたり、薄目を開けて観りゃいいじゃんかよう」と自分で自分に言ってやりたいが、それでもビビりの私はトラウマ映画から逃亡してしまうのであった。 今回は、そんな私にとってのトラウマ映画(でも好き)の話である。

  • 「Hey Joe」という歌に惹きつけられて仕方がない

    ※注意!『テルマ&ルイーズ』のネタバレがあります。 「Hey Joe」を知ったのは、ラース・フォン・トリアー監督の『ニンフォマニアック』を観たからだった。 この映画、色情狂の女性を主人公にしたもので、観ている者の暗部を揺さぶり、引きずりだし、ずたずたにするような作品だった。色々と私の理解を超えているので、「せいよくってこわいなとおもいました」という小学生並みの感想以外言えそうにない。 脳みその隅から隅を蹂躙された後、エンディングロールに突入。そのときに流れるのが主演のシャルロット・ゲンズブールが歌う「Hey Joe」だ。シャルロット・ゲンズブールのウィスパーボイスに、浮遊感に満ちたアレンジ。「…

  • 映画に関する雑記(2022/03/27)

    今回は映画に関する雑記にしようと思う。観たばかりの作品から、かなり前に観賞して、少し内容はうろ覚えの作品まで。 色々とネタバレしてあるので、ご注意いただきたい。 実写版『ジョゼと虎と魚たち』 『ディリリとパリの時間旅行』 『黒線地帯』 『故郷よ』

  • ヴァン・デル・ポスト『影の獄にて』を読みながら『戦場のメリークリスマス』をもう一度考えてみる

    ※注意!『戦場のメリークリスマス』、ヴァン・デル・ポスト『影の獄にて』のネタバレがあります。 先日『戦場のメリークリスマス』の感想を書いたのだが、その際に繰り返し本編を見たことで、うっかり『戦メリ』熱が再燃してしまった。(コメントをいただいたり、言及をいただいたりして、非常に嬉しく思います。ありがとうございました!) 数年前に初めて観たときも「素晴らしい映画だ!」と感動したのだが、今回は感想を書くために何度も観たことで、寝ても起きても『戦メリ』のことを考えてしまうようになった。自分で自分を沼に突き落としてどうする、と自分自身に呆れているところだ。 それはともかく、この勢いで積ん読状態だった原作…

  • 最近観た映画についての雑記――『コーダ あいのうた』、『東京战争戦後秘話』など

    以前の記事で『コーダ あいのうた』が気になっていると書いていたのだが、ようやく映画館まで観に行くことができた。 nhhntrdr.hatenablog.com 公開から時間が経っているので、最寄りの映画館では上映が一日一回に縮小されていた。本当にギリギリ滑り込みでの観賞になったわけだが、きちんと映画館で観ることができて良かったと思っている。

  • 『戦場のメリークリスマス』――異文化同士の衝突を経て、理解の種が蒔かれた

    ※注意!『戦場のメリークリスマス』のネタバレがあります。 気がつけば、アマプラに『戦場のメリークリスマス』が加わっていた。というか、大島渚監督作品が大量に増えていた。 大島氏の作品については『戦場のメリークリスマス』のほかは『愛のコリーダ』(この作品のDVDを購入するために、初めてAmazonのアダルトショップを利用した)ぐらいしかきちんと観ていないので、この機会に開拓してみたいものである。 さて、今回は『戦場のメリークリスマス』(以下『戦メリ』)についての感想だ。

  • 『ザ・フード -アメリカ巨大食品メーカー』――食という視点からアメリカの歴史を見つめた快作ドキュメンタリー!

    突然で恐縮だが、アマプラで配信されている『ザ・フード -アメリカ巨大食品メーカー』というドキュメンタリーが面白い。アメリカ発の食品メーカーが、いかにして誕生し、どのように拡大したのかを紹介している作品である。

  • 『デスノート 前編』『デスノート the Last name』――これは、高らかに歌われた人間讃歌なのだと思う

    ※注意!『デスノート 前編』『デスノート the Last name』及び原作版のネタバレがあります。 先日テレビをつけたらWOWOWで『デスノート the Last name』が流れていたので、懐かしさに見入った。 リアルタイム時、前編後編ともに映画館に観に行ったなぁ。もともと原作が好きだったので、映画化は不安もあったけど、楽しみがそれ以上に大きかった。 結果、前後編どちらも楽しんで観賞できて、あー満足だったと感じたのだった。内容は面白かったし、原作ファンとしても納得のいくアレンジだった。 エンターテイメント作品として合格点の作品だったと私は思う。 だが、特に後編の『デスノート the La…

  • アーシュラ・K・ル・グウィン『オメラスから歩み去る人々』を読みながら、罪悪感について考えてみる

    ※注意!アーシュラ・K・ル・グウィン『オメラスから歩み去る人々』のネタバレがあります。 『オメラスから歩み去る人々』を知ったのは、BTSの「Spring Day」のMVを見たのが(そして、MVの考察サイトを閲覧しまくったのが)きっかけだった。 www.youtube.com 動画の1:06辺りに出てくるモーテルには、「Omelas」と書かれたネオン看板が掲げられている。この元ネタとなったのが、『オメラスから歩み去る人々』だという。 かくしてBTSのMVで興味を持ったのをきっかけに、私は『オメラスから~』を読んでみたわけだ。

  • 『ドラゴンクエストⅣ』第三章クリアに半年かかってしまったという話

    先日、小学生の頃に『ドラゴンクエストⅣ』でRPGに初めて触れ、四苦八苦する中で戦士のライアンさんにハマってしまったという話をした。 nhhntrdr.hatenablog.com この記事で第三章に苦戦したことについて少し触れているのだが、その件について語ろうと思う。 なお、これを語るに当たってドラクエ4第三章のネタバレを盛大にしているので、どうかご注意いただきたい。

  • 『ディア・エヴァン・ハンセン』ブルーレイ発売決定などなど、映画に関する諸々のこと

    さて!『ディア・エヴァン・ハンセン』のブルーレイ発売が先日告知された。もう一回ぐらい映画館で観たかったなぁという悔しさはあるが、家で好きなときに観賞できるのは嬉しい限りである。 わがままを言えば、お値段が張ってもいいから、コレクターズエディションも出してほしかった。特典映像だけで四時間とか五時間とかあるような感じで!ブロードウェイのミュージカルも収録してくれたら、一万円超えても喜んで買ったんだけどなぁ。でも、メイキングと劇中曲解説は非常に楽しみだ。 『ディア・エヴァン・ハンセン』の感想を書きたいという気持ちありきで当ブログを開設したため、やっぱり作品への思い入れはひとしおだし、今後も推していき…

  • 拗らせ系女子高生だったあの頃の自分が愛した音楽を振り返ってみる

    先日、CDショップの前を歩いていると、ものすごく聴き慣れた歌が耳に飛び込んできた。新商品コーナーから流れているらしい。そこに置かれていたのが、以下の商品だ。 ザ・ベスト・オブ・クライマックス [50 J-POP TRACKS] '95-'99 (特典なし) アーティスト:ヴァリアス SMD Amazon 95~99年のベストアルバム! こういう年代別のベストアルバムは昔から存在していたが、自分の青春時代の音楽もこのような形でリリースされるようになったのね……と嬉しさ半分、悲しさ半分である(年取ったなぁ)。 昔の私が見たら、よだれ垂らして飛びつくだろうなぁというラインナップだ。これだけの曲を3,…

  • 大学生の頃、趣味系サークルと聞かされて入ったところが、新興宗教系のサークルだったという話

    タイトル通りの話をしたいと思う。あまりライトな内容ではないし、楽しい話でもない。ただ、今でも大学の新入生を狙って良からぬ団体が勧誘行為を行っている話は耳にするので、こんな私の体験談でも注意喚起として役に立てるならと思った。 先日、共通テストが終わったばかりで、今は二次試験が控えているような時期で大学入学まではまだ時間がある。 だが、警戒心を持つなら早めの方が良いと思う。受験生の方々は今まさに追い込み中だろうから、こういうブログを読む暇もないかと思うが、身近に大学入学予定の学生がいる人が気をつけてあげてくれると幸いだ。 なお、これから語ることはアラフォーの私が大学生だった頃という、相当昔の話で、…

  • 桐野夏生『夜の谷を行く』についての雑感

    ※注意!桐野夏生『夜の谷を行く』のネタバレがあります。 以前にお伝えしていたプライベートでのバタバタがひと段落して、ようやく自宅に戻ってきた。一ヶ月ほど家を離れて故郷にいたことになる。今は久しぶりの我が家でダラダラしているところだ。「とにかくゆっくり休んで疲れを癒して」と言ってくれている夫には感謝しかない。はい、のろけてすみません。 というわけで、疲れが抜けるまでもう少しだけ、レビューではなく、簡単な雑記のアップを続けようと思う。 今回は故郷に滞在中に読んでいた『夜の谷を行く』についての雑感である。

  • 関西出身の人間が語る「関西帰省時に食べるもの」

    もはや映画&読書ブログの面影がなくなってしまって恐縮である。 私は関西の某県で生まれ育ち、10年前から関東に引っ越した。10年経っても標準語が身につかないのが泣けてくるわけだが……。

  • 『ドラゴンクエストⅣ』のライアンさんにのぼせていた頃の話

    前回に引き続き、またしても自分語り記事で恐縮である。 現在、実家に滞在中なのだが、ふと本棚に小説版『ドラゴンクエストⅣ』があるのを発見し、懐かしくなってしまったのだ。 私のドラクエデビューを飾ったのが『Ⅳ』なので、この作品は特に思い入れがある。その中でも私はプレイヤーキャラの1人であるライアンさんにのぼせていたのだった。

  • 『赤ずきんチャチャ(主にしいねちゃん)』『絶対無敵ライジンオー』にて性癖を決定づけられたという話

    今回はただの自分語りな記事で恐縮な限りだ。だが、語らせていただきたい。 タイトル通り、私が『赤ずきんチャチャ(アニメ版)』と『絶対無敵ライジンオー』によって性癖を決定づけられた話である。 ここにおける性癖は、オタク界隈で使われている意味合いでの性癖で捉えていただきたい。 以下で語る内容は完全なオタク女子的語りであり、BLにも言及しているので、苦手な方は注意していただきたい。

  • 【随時更新】歴史系記事まとめ。古代中国、近代タイなど。

    歴史を扱った記事、事実をもとにした映画や書籍などの感想記事をまとめてみた。今後も該当する記事を作成したら、ここに付け加えていこうと思う。

  • 綿矢りさ作品まとめ

    綿矢りさ氏の作品についての記事も増えてきたので、まとめさせていただいた。

  • 近況報告

    あけましておめでとうございます。 先日、プライベートがバタバタしているとご報告しましたが、やや終わりが見えてまいりました。 ぶっちゃけて言いますと今回は親の介護問題で、普段は両親と遠距離で暮らしているところに急激な変化があり、手続き等のため地元に帰ってバタバタしていたという形となります。 よく親が倒れたときに備えて、元気なうちに銀行口座は何を使っているか、暗証番号は何なのか等々、確認するように言われておりますが、まったくその通りだなと痛感した次第です。 この文章を読んでいる方で親御さんが元気な方!マジで今のうちに銀行口座や貯金の額について親御さんに聞いておくべきです! 倒れた後で、お金どうしよ…

  • 映画版『ひらいて』についての雑記。原作ファンも楽しめる作品でした!

    ※注意!『ひらいて』原作、映画版のネタバレがあります。 今回は映画版『ひらいて』についての備忘録にしようと思う。観賞日からかなり経ったので、少々うろ覚えなところもあるが、だからこそ書きつけて記憶しておきたい。

  • お知らせ

    当ブログを読んでいただき、ありがとうございます! まだまだ始めたばかりの未熟者ですが、あたたかく見守ってもらえると嬉しいです。 現在、私生活のほうがバタバタしておりまして、今までのような映画や書籍の感想記事のアップが難しい状態です。 今後しばらくは軽めのものを書けるときに書いて更新していきたいと考えております。 また、PC作業のできない環境のため、スマホから更新となる予定で、PC閲覧の方からは見にくい画面構成になるかもしれませんが、どうぞご了承ください。 身辺が落ち着きましたら、また今までのスタイルでの更新に戻す予定です。 あっという間に年末ですね。今年は念願だったディア・エヴァン・ハンセンを…

  • 映画版『私をくいとめて』ネタバレ感想――綿矢りさ×大九明子の名タッグ再び!おひとり様女子の痛々しくも愛しい物語

    ※注意!映画版『私をくいとめて』のネタバレがあります。 名タッグが帰ってきた! 殻に閉じこもり、みつ子はおひとり様をエンジョイする 脳内相談役「A」という存在 みつ子は変化を恐れる Aとの別れ 最後に 名タッグが帰ってきた! 綿矢りさと大九明子が再びタッグを組んだ!なんと喜ばしいことだろう。この二人が起こす化学反応はマジですごい。

  • 『魔法にかけられて』ネタバレ感想――おとぎばなしの王子様と現代のバツイチ弁護士。ディズニープリンセスが選んだのは?

    ※注意!『魔法にかけられて』のネタバレがあります。 『魔法にかけられて』の続編『Disenchanted』が2022年に配信決定とのことで、今からワクワクしている。日本公開は2008年だったので、14年ぶりかと感慨深い気分だ。

  • 彼にも弱い時代があった!若かりし岡田准一の姿を楽しもう!

    ※注意!作品のネタバレがあります。目次を見てやばいと思ったら、迷わずバックしよう! 先日の記事でも書いたが、私はV6のファンだ。 nhhntrdr.hatenablog.com 特に応援しているのが岡田准一くん。常に全力で応援していたとは言えないので(すみません、他のアイドルに浮気したりもしまして……)、彼の出ている作品をすべて観賞してはいない。ただ、細く長く応援してきた分、今の彼を見ると、「ああ、あのときの少年が逞しくなって」としみじみ思ってしまうのだ。

  • 私の『SP 革命篇』を返して

    今週のお題「忘れたいこと」 私は岡田准一くんのファンである。彼が関西なまりでしゃべっている頃からのファンだ。もちろんV6としての活動も応援していたし、俳優業での活躍も嬉しく思っていた。 岡田くんの代表作と言えば、『永遠の0』や『図書館戦争』シリーズなどが挙がってくると思うが、彼の転機になったシリーズと言えば間違いなく『SP』シリーズだろう。激しいアクションを要求されるこのシリーズにより、岡田くんは本格的にアクション俳優への道へと踏み出した。 V6ファンとしても、『SP』シリーズは思い出深い。この頃のV6は(ファンとしては使いたくない言葉だが)所謂「低迷期」だった。 彼らの看板番組『学校へ行こう…

  • 『孫子』を読むなら、元阪神監督・岡田彰布氏のコメントを解読するデイリースポーツ記者の気持ちになってみようという提案

    私事だが、今年の7/10に開催された三国志学会主催の「第7回“三国志”の作り方講座」に参加した。 sangokushi.gakkaisv.org このときのテーマが三国志研究の第一人者・渡邉義浩先生による「後漢末から三国時代における教育」で、三国時代を生きた人々がどの機関で教育を受けたのか、何を学んだのかについて知ることができて、大変ためになる講義だった。 さて、そこで『孫子』についても取り上げられていた。そう、最近ではビジネスマンにも愛好されている、中国古代の兵法書『孫子』である。 孫子・三十六計 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典…

  • 『ディア・エヴァン・ハンセン』感想7回目。シンシア・マーフィーが果たした役割は何だったのか。

    ※注意!映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』のネタバレがあります。 はじめに 「物語論」で『ディア・エヴァン・ハンセン』を見る 「非日常世界」へ誘われたエヴァン シンシアがエヴァンに与えたもの 最後に はじめに 『ディア・エヴァン・ハンセン』記事も第7回目だ。今まで色々と書いてきたが、ゾーイとコナーの母シンシアに関して、いまいち考えがまとまらずにいた。 3回目の観賞を経て、「これかも」というものが浮かんだので、今回も妄想濃度97%の記事を書きたいと思う。 「物語論」で『ディア・エヴァン・ハンセン』を見る 今回の記事では物語上の役割について注目したいため、登場人物の感情自体にはあまり触れないでお…

  • 【随時更新】映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』感想記事まとめ

    『ディア・エヴァン・ハンセン』とは? 過去の感想記事一覧 当ブログの『ディア・エヴァン・ハンセン』記事が増えてきたので、まとめページを作ってみた。古いものから順番に並べている。 考えがあっちへ行ったりこっちへ行ったりしている過程がまるっと残っているかと思う。これからも考えが変わることもあるかと思うが、その都度記事を最後尾に付け加える予定だ。 何しろ数が多いので、すべて読んでほしいと言うわけにもいかないとわかってはいるのだが、本音を言うとすべて読んでもらいたい。私のこの映画への想いを聞いてほしい。 だが、それ以上に『ディア・エヴァン・ハンセン』本編を見てほしいと願っている。 私はとにかく、一人で…

  • 映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』感想6回目。リンゴが何を象徴していたのか。前回の記事を訂正しつつ、妄想してみる。

    ※注意!映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』のネタバレがあります。 ようやく『ディア・エヴァン・ハンセン』3回目の観賞ができた。相変わらず「Waving Through a Window」のイントロが聞こえた時点で泣き、「You Will Be Found」でズビズビ鼻を啜り、「Words Fail」「So Big / So Small」でしみじみと涙を流したのだった。我ながらチョロい。 さて、今回は改めて観賞して考えが改まった部分が出てきたので、そこについて書いてみたいと思う。 前回、リンゴについての記事を書いた。 nhhntrdr.hatenablog.com キリスト教における「禁断の果…

  • 少年は成長し、やがて親殺しを果たす――ほったゆみ、小畑健『ヒカルの碁』

    ※注意!ほったゆみ、小畑健『ヒカルの碁』のネタバレがあります。 はじめに 「俺TUEEEE」的な序盤 ヒカルはアキラのライバルを目指す 佐為とのすれ違い ヒカルは親殺しを果たした 北斗杯編について 最後に はじめに 今年で『ヒカルの碁』20周年だそうで、うわぁ、もうそんなに経つのか、早いなぁ、私も年を取るわけだ、と思った次第である。 かつて囲碁ブームを巻き起こしたこの作品。これをきっかけに囲碁を始めた人も多く、中にはプロ棋士にまでなった人もいる。芝野虎丸九段もその一人だ。 diamond.jp あれ、私も『ヒカルの碁』のゲームは買ってプレイしたんだけどなぁ。悲しいぐらいに私の棋力は上がらず、恐…

  • 外出先で聴けない!私選「号泣映画音楽」はこれだ!

    ※注意!複数の作品のネタバレを含みます。目次を見て危険だと思ったら、バックだ、バック! ※スマホからだと一部埋め込み動画が見られないようです。申し訳ありません。ただ、どの曲もオススメなので、気になったらぜひ検索して聴いてみてください。 「アバウト・タイム」テーマ:『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』 「I Am Moana」:『モアナと伝説の海』 「音楽はいつまでも」:『リメンバー・ミー』 「The Wings」:『ブロークバック・マウンテン』 「主よ御許に近づかん」:『タイタニック』 「Keating's Triumph」:『いまを生きる』 「This Is Me」:『Camp Ro…

  • 死者をメンターにして、彼女は旅に出る――『モアナと伝説の海』

    ※注意!『モアナと伝説の海』『シャーロットのおくりもの』のネタバレがあります。 はじめに 海の外に憧れる少女 死者の導きで、モアナは海を越える 祖母と祖先マタイ 「海に選ばれた」というアイデンティティを失うモアナ モアナが行き着いた結論「I Am Moana」 押しつけがましさのない見事な演出 道を知ったモアナに迷いはない 最後に 余談 はじめに 前回の記事では「感動で泣きすぎて、むしろ命の危険を感じる作品」として『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』について取り上げた。 nhhntrdr.hatenablog.com 「感動で泣きすぎて、むしろ命の危険を感じる作品」としてもうひとつ名を…

  • タイムトラベルができたからこそ彼は時間の大切さを知った――『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』

    ※注意!『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』のネタバレがあります。 はじめに 不遇な映画『アバウト・タイム』 確かに主人公ティムのことは羨ましい 実は万能ではないタイムトラベル能力 タイムトラベル能力があったからこそ、ティムは気づいた 最後に はじめに 涙活という言葉が流行ったことがあったなぁとふと思い出す。 今でも私は映画で涙活してはスッキリすることが多い。もともと感動しやすい人間なので、ちょっとしたことですぐ涙ドバーである。 そんな私にとって、もなや泣きすぎて死の危険すら感じてしまう作品がある。 ひとつは『モアナと伝説の海』。「I am Moana」という歌が流れるシーンがあるのだ…

  • 知性と知性のぶつかり合いが、愛へと変わる――『アンナと王様』

    ※注意!『アンナと王様』『王様と私』『アンナとシャム王』アニメ版『王様と私』のネタバレがあります。 はじめに イギリス人女性とシャム国王のラブストーリー 婉曲的な恋模様 「未亡人」アンナ シャムの古い慣習と戦う 王としての苦悩 アンナとモンクット王の愛の形 最後に 余談 私、モンクット王に恋していました タイ史におけるモンクット王の功績 タプティム死んでないよ! はじめに 昔、「『アンナと王様』が好きです」と言ったところ、相手から「あんな映画はダメだ。『王様と私』を観なさい」と言われた。『王様と私』も観た上で、『アンナと王様』が好きなんだよ私は、と少し泣きたい気持ちになったものだった。どうして…

  • 自己実現は喜びばかりではない。罪悪感に囚われた少女の物語――『サーミの血』

    ※注意!『サーミの血』『アナと雪の女王2』のネタバレがあります。 はじめに サーミ人の少女エレ・マリャは自由を求める スウェーデンの先住民「サーミ人」 虐げられるエレ・マリャたち スウェーデン人に憧れるエレ・マリャ 自分らしく生きたことへの代償 最後に はじめに Amazonプライムビデオの「見放題が終了間近」のカテゴリにあったので、なんとなくのノリで観賞した。アマプラのあらすじを見て、「なるほど。旧態依然とした生まれ故郷が嫌になっていたところで都会の青年と出会い、主人公が新たな世界を知る話なのか」と思っていたが、そんな甘いものではなかった。 あらすじは以下の通り。 1930年代、スウェーデン…

  • 「主人公が成長しない作品」に対する雑感。三宅隆太『スクリプトドクターの脚本教室・初級篇』を読みつつ。

    ※注意!映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』のネタバレがあります。 映画や小説をはじめとするストーリーもののレビューに対して、ちょくちょく「主人公の成長が見られない」という指摘を見かける。かく言う私も主人公の成長が感じられないと、割とモヤモヤするタイプだ。私を含め、なぜ一部の人はこんなにも主人公の成長を望むのだろう、というのを考えてみたくなり、今回の記事を書いている。つらつらと思うことを書いていくのでまとまりに欠けるかもしれないが、どうかご容赦いただきたい。 何を以て「主人公の成長」とするかによっても、不満を感じる度合いに変化が出るのではないかと思う。当ブログで頻繁に取り上げている『ディア・エ…

  • 本や映画を紹介しつつ、私の三国志遍歴を辿ってみる

    ファーストコンタクト 北方三国志で沼にはまる 「呉作品」を漁る 呉メイン以外も漁ったよ! 『レッドクリフ』がやって来た! 最後に ファーストコンタクト 突然だが、三国志が好きだ。ガチ勢と名乗るのは憚られるが、赤壁や官渡に行ったことがあるレベルにはファンである。 そもそもの出会いは高校生のとき。その頃の私は津田雅美『彼氏彼女の事情』を読んでいた。手元にないので確かなことが言えないが、6巻の巻末だったと思う。おまけページで津田氏が三国志について語っていたのだ。氏の三国志との出会いは日テレ版『三国志』。 ja.m.wikipedia.org 彼氏彼女の事情 6 (花とゆめコミックス) 作者:津田雅美…

  • 映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』感想外伝。ビジネス垢とのDMを通じて「他者との対話」について考えてみた。

    今回はそこまで映画本編には関係のない話なので「外伝」とさせていただいた。今までの『ディア・エヴァン・ハンセン』記事の内容を踏まえつつ、つらつらと述べてみたい。 ちなみに少々性格の悪い内容なので、ご注意願いたい。 このブログを始めたのをきっかけに、Twitterでブログ垢を開設してみた。IDはサイドバーにあるので、興味のある方は是非どうぞ。大したことは呟いていなくて恐縮です。 さて、ちょこちょこビジネス系のアカウントからフォローをいただいた。プロフィールに「副業」とか「ブログで収益」とか書かれているようなタイプだ。こちらがフォローを返すと、DMがやって来る。どのアカウントも言うことは大体似たり寄…

  • 映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』感想5回目。「禁断の果実」リンゴを中心に妄想してみる。

    ※注意!映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』のネタバレがあります。 はじめに リンゴが出てくる物語 トラウマ体験がもたらす枷 最後に はじめに 懲りもせず、『ディア・エヴァン・ハンセン』記事である。もし過去記事をすべて読んでくれた方がいるとしたら、私は地面に額を擦りつけて、深い感謝の意を示したい。こんな妄想記事につき合っていただいて、何とお礼を言うべきか……! 3回目あたりから妄想度合いが高まってきている当ブログの『ディア・エヴァン・ハンセン』感想記事だが、今回も妄想と思い込みだけで書き連ねている。ほとんど宇宙から受信した電波レベルなので、あ…

  • 神の前では誰もが無力。そして、この映画は無力感に立ち向かった少女たちの物語だ――『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』

    ※注意!『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』のネタバレがあります。 はじめに 依存と自立を描いた作品 絶対的センター平手友梨奈 ブレイクスルー 平手友梨奈の脱退 最後に はじめに 今回は、欅坂46のドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』についての感想である。 本文に入る前に、まず私の欅坂46(櫻坂46)に対するスタンスを説明させていただきたい。 私は欅坂が好きだ。だが、メンバー全員の顔と名前は一致していないし、全局押さえているわけでもない。いわゆるライト層だ。 推しは、現役メンバーでは小林由依と小池美波、元メンバーでは石森虹花、…

  • 映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』感想4回目。コナーを自殺に追いやったのは何だったのか。

    ※注意!映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』『アナと雪の女王』『アナと雪の女王2』『JOKER』のネタバレがあります。 はじめに エヴァンとコナーを分けたもの 最後に はじめに 今回は、前回の記事で取り上げきれなかったコナーの自殺について考えてみようと思う。 nhhntrdr.hatenablog.com この記事で「エヴァンは本編中に殻を破ったが、コナーは破りきれずに自殺に至った」と述べたが、二人の結末を分けたのは何だったのかについては考えがまとまらず、保留にしていた。 現時点で私としての解釈は「他者との絆があったかどうか」である。「うわ、絆とか言ってきたよ。絆なんて、胡散臭い、きれいごとじ…

  • 世界は残酷で、私たちの願いなんて聞いてくれない。でも、希望はきっとある。――『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』

    ※注意!『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』『「鬼滅の刃」無限列車編』のネタバレがあります。 はじめに 油断できない「逆詐欺映画」 残酷な世界とすみっコたち さいごに はじめに 『TVアニメ「鬼滅の刃」無限列車編』が最終回を迎えたこともあり、LiSAの「炎」をリピートしていた。 www.youtube.com 改めて聴くと、歌詞の中に炭治郎の無力感が繰り返し現れているように思えた。『無限列車編』は長い物語の一部分だから、あまり単体で考えにくい。少なくとも私は『無限列車編』のテーマはこれだ、というものを見いだそうと思っていない。 ただ、最後に残る炭治郎の絶望と無力感。これはテーマそ…

  • 映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』感想3回目。親愛なるエヴァン・ハンセンへ。今日も君への手紙が止まらないよ!

    ※注意!映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』のネタバレがあります。 はじめに 『Waving Through a Window』への違和感 エヴァンって、そもそも可哀想なのか? 「窓越しに」手を振るエヴァン エヴァンよ、君のことが知りたい! 「思考パターン」から見るエヴァンとコナー エヴァンとコナー 二人のトラウマ体験 二人の作り上げた「思考パターン」 エヴァンの場合 コナーの場合 さいごに はじめに 『ディア・エヴァン・ハンセン』感想3回目である。 記事を公開した直後から「あ、やべ。これ書き忘れた」「なんかわからんが、新しい考えが浮かんできた」となってしまう。この映画のことを考え、妄想するの…

  • 映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』感想2回目。「自分さがし」は身が引き裂かれるほどに辛く苦しいもの。それでも、私たちは本当の自分との対峙を続けなければならない。

    ※注意!『ディア・エヴァン・ハンセン』のネタバレがあります。 はじめに ペルソナとエゴ ペルソナに囚われたエヴァン 「コナーの親友」という仮面 影との対話 母との絆がエヴァンをこちら側につなぎ止めた さいごに はじめに 『ディア・エヴァン・ハンセン』2回目の観賞を終えた。前回は少し消化不良に感じたのだが、今回はただただ心が洗われる思いをした。モヤモヤしていた部分がストンと腹に落ちたのだ。 前回の記事で何度も「本当の自分」という言葉を出したが、ここで白状させていただきたい。ごめんなさい、口先だけで言っていました。本編中でエヴァンが「本当の自分」と言っていたから、私もそう言っただけなのである。情け…

  • そうだ!私は人間ではなかったのだ!――村田沙耶香『コンビニ人間』

    ※注意!村田沙耶香著『コンビニ人間』のネタバレがあります。 はじめに 「正常であれ」と強いられ 古倉さんが言及する「コンビニ店員」とは さいごに はじめに 「あー、コンビニ好きな人の話なのね」と思っていたら、そうではない。コンビニを命がけで愛している人の話だった。 あらすじは以下の通り。 36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。 「いらっしゃいませー!!」お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。 ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかし…

  • 歌はセリフより雄弁だ!――『キャンプ・ロック』

    ※注意!『キャンプ・ロック』のネタバレがあります。 はじめに 「自分さがし」がテーマのミュージカル 主人公の心に寄り添う音楽 最後に はじめに 2008年だったか2009年だったか。何とはなしにテレビをつけたままにしてパソコン作業をしていた私は、突然流れてきた歌に耳を奪われた。 何、この歌?え、CM?『キャンプ・ロック』って映画だか海外ドラマだかのCM? 慌てて『キャンプ・ロック』という作品名を手もとのパソコンで調べて出会ったのが、ディズニー・チャンネルのオリジナルドラマ『キャンプ・ロック』の劇中歌「This Is Me」だった。 ちなみに、私が見かけたのはDVDのCMだったのかな?間もなくC…

  • 思春期を描いた名作を読みつつ、あの頃のギラギラした苛立ちについて考えてみる――原田宗典『十七歳だった!」、綿矢りさ『インストール』『蹴りたい背中』

    今回はネタバレをしない予定なので、いつもの注意書きはナシの方向で。 原田宗典さんにハマっていたあの頃 10代の鬼才が書いた名作『インストール』『蹴りたい背中』 お馬鹿で愛おしい思春期 原田宗典さんにハマっていたあの頃 久しぶりに原田宗典著『十七歳だった!』を読んだ。著者の17歳のころを綴ったエッセイである。 著者・原田宗典については、今だと原田マハの兄というとわかりやすいだろうか?宗典さんの著作にはちょくちょく妹さんの描写があったので、マハさんのことを知ったときは「エッセイの中に出てきたゆきこちゃん!?」と非情に馴れ馴れしく無礼な反応をしてしまった。ついでに「幼い頃、お兄さんから空中飛び膝蹴り…

  • あの凶悪犯と私たちは全く違う人間だと断言できるだろうか?――加賀乙彦『悪魔のささやき』

    ※注意!映画『教誨師』のネタバレがあります。 はじめに 普通の人が凶悪犯に変わる さいごに はじめに 映画『教誨師』を観たとき、終盤のシーンでゾッとした。女性死刑囚が花粉症のつらさについて愚痴るシーンだ。 「神父さん花粉症やないの?」 「ほんまぁ、幸せな人やな。でもわからんで。ある日突然なるんや。何の前触れもなしに。気がついたときは手遅れや」 引用元:佐向大『教誨師』、マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム これ、「花粉症」を「死刑囚になる」に置き換えてみると、物凄く恐ろしい。犯罪なんて無縁に生きているつもりでも、気がつけば闇の世界につながる陥穽にはまり込んでしまうかもしれない。 教誨師 大…

  • 神よ、作者の意図を読み取れない愚かな私をお許しください――『あした世界が終わるとしても』

    ※注意!『あした世界が終わるとしても』についてのネタバレがあります。 はじめに 私は教科書が読めない よし、テーマを探してみよう! ……我、敗北せり 映像体験としてはオススメ! はじめに 突然だが私は、名レビュワーの残念映画評が好きだ。そして、うっかり興味を持ってしまい、実際に観賞しては絶望するタイプの面倒くさい人間である。 www.youtube.com そういうわけで、こちらの動画のレビューを観て今作に興味を持った次第である。 幸か不幸かdアニメストアで見放題だったので、すぐに観ることができた。 えーっと、ああ、うん…… あらすじは以下の通り。 幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな…

  • 悪女?ビッチ?否!私は全力でサマーを擁護する!――『(500)日のサマー』

    ※注意!『(500)日のサマー』のネタバレがあります。 はじめに この映画には意図的にバイアスがかけられている サマーはトムを愛していた 妄想のサマー、現実のサマー トムよ、君はサマーの何を知っている? サマーにもトムにも幸あれ! はじめに 『(500)日のサマー』の感想を検索すると、ヒロインのサマーに対する文句をちょこちょこと目にする。 いったん、それらの文句を「サマーは主人公トムを振り回した挙げ句、別の男と結婚した悪女」と要約させていただく。 そして私は、サマーを擁護させていただきたい。「サマーは悪女ではない!」と。 というわけで、これは私がサマーのことを切々と擁護するだけの記事である。最…

  • 春生まれのブタは冬が来るとハムになる!?――『シャーロットのおくりもの(2006)』

    ※注意!『シャーロットのおくりもの』についてのネタバレがあります。 シャーロットのおくりもの (字幕版) ジョン・クリーズ Amazon か~わいい~~! 主人公の子ブタ・ウィルバーがめちゃくちゃかわいい映画である。 子ブタってだけでもかわいいのに、無邪気で人懐っこい。ぴょこぴょこ動き回る。 日頃、動物映像を見てはニヤニヤしている人間なので、至福の映画体験だった。 ※私のニヤニヤ動画 youtu.be 今作品は同名のベストセラー絵本を原作としている。 あらすじは以下の通り。 農場の娘ファーンに育てられた子ブタのウィルバーは、自分がいずれクリスマス用のハムとして食卓に乗る運命にあることを知る。脅…

  • 『鬼滅の刃』の考察記事にアドレナリンが出た!

    ※注意!『鬼滅の刃』についてのネタバレあり。 realsound.jp とても面白い記事だった! 「うわ〜、こういう考え方が好きだわ〜」と思いながら、楽しんで読ませていただきました、感謝感謝。 この中で特に興味深かったのは、 この『鬼滅の刃』は、「血鬼術を使える鬼」と「呼吸法を使える鬼」との戦いを描いた物語だと言っても過言ではないのである という部分。 こういう「主人公側と敵側は実は紙一重で違っただけの存在」という描写がとても好みだったりする。 ユング派分析家・河合隼雄氏の著作が好きなのだが、そこにはしばしば「ひとりの人間の中にある“主人公的な面”と“敵対者的な面”」といった観点から古今東西の…

  • 小ずるいおじさんが、皆の希望を背負った英雄へと変わる――『タクシー運転手 約束は海を越えて』

    ※注意!『タクシー運転手 約束は海を越えて』のネタバレあり とにかく熱いストーリー 小狡いおじさん・マンソプ 光州の異常な光景 わだかまりを捨て、打ち解けるマンソプたち ひとり娘・ウンジョン 究極の選択 マンソプは英雄へと変わった 余談 とにかく熱いストーリー 韓国映画がすごいと言われるようになって久しい。実際、韓国映画を見ると、ドラマチックなストーリーに心だけでなく脳みそまで揺さぶられるし、演出もハイクオリティだし、俳優たちの演技にも引き込まれる。何より、韓国映画には観たあともしばらく映画の世界から抜け出せなくなる魔力がある。あーでもない、こーでもないと考えずにいられない作品が多いのだ。 い…

  • 彼氏と元カノが同棲!?辛くイタい三角関係――綿矢りさ『かわいそうだね?』

    ※この記事には、綿矢りさ著『かわいそうだね?』のネタバレがあります。 感情移入しやすい主人公・樹理恵 健気に尽くす女・樹理恵 樹理恵と対照的なアキヨ 現実逃避の末に 顕在化された問題 余談。河合隼雄著『無意識の構造』と絡めてみる。 感情移入しやすい主人公・樹理恵 綿矢りさ『かわいそうだね?』を初めて読んだときは、主人公の樹理恵にひたすら感情移入しながら読んでいた。 彼氏・隆大の元カノ・アキヨの行動に憤慨したし、樹理恵が終盤に感情を爆発させて大立ち回りを演じているシーンには爽快感を感じたし。あと、隆大。この自分勝手な優柔不断男め! 爽快感は感じつつも、結局隆大の隣に残ったのがアキヨだったのを不満…

  • 姥皮を身にまとったエヴァン・ハンセンは何を手に入れた? 映画版『Dear Evan Hansen』

    ※この記事では、映画版『Dear Evan Hansen』のネタバレがあります。 ブロードウェイに行かなくても『Dear Evan Hansen』が観られる喜び! 映画版『Dear Evan Hansen』とは、結局どんな話だったのかを考えたい エヴァンは姥皮を身にまとい、仮の姿をとった 姥皮を脱ぐとき――大人への転換 ブロードウェイに行かなくても『Dear Evan Hansen』が観られる喜び! 映画版『Dear Evan Hansen』を観てきた。初日の初回上映。このときを待っていた! youtu.be ブロードウェイ・ミュージカルを基にした今作、かねてから観たくてたまらない作品だった。…

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