chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
とさみみぶろぐ https://tosamimi.blogspot.com/

土佐耳袋、略して『とさみみ』。 高知の民俗・風習・伝承などを、少しでも残したいと思い活動を始めました。 たまには高知も出て、津々浦々、好奇心のおもむくままに。

tosamimi
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/04/15

  • 86. ミサキ避けのお地蔵さま

      このブログでも何度かお話ししてきました『七人ミサキ』。 災害や事故、水難などで亡くなった人の霊、もしくはそれを祀ったものを『七人ミサキ』と呼びます。 七人であることが特徴。 いわゆる憑きものの一つですが、海や川で不慮の死を遂げたときにいわれることが多いようです。 高知...

  • 85. 星に願いを 〜壮大な七夕ストーリー〜

      7月7日は七夕さま。 色とりどりの短冊に願い事を書いて笹(もしくは竹)に飾ります。 はなればなれになってしまった織姫と彦星が、晴れていれば天の川を渡って年に一回だけ会うことができる日です。 物語によっては、織女(しゅくじょ)と牽牛(けんぎゅう)という名前になってたり。 ...

  • 84. 神秘の岩を探すの巻

      今回は、個人的感覚の話です。 見えるとか感じるとかのボンヤリした切り口ではない方が好みなのですが、今日は違いますよ。 とらえ方によっては怪しく聞こえるかもしれませんが、やさしい気持ちでお付き合いください。 1ヶ月ほど前、高知インターチェンジから高松方面向けの高速道...

  • 83. 殿さま、馬から落ちるってよ

     使うまいとは思ってるんですよ、小説『桐島、部活やめるってよ』をもじったタイトル。 また付けてしまいました・・・ さて『桐島、部活やめるってよ』は映画にもなっていて、神木隆之介さん主演で高知が舞台でした。 高知で神木さんといえば『らんまん』が記憶に新しいところ。 牧野富太郎さん...

  • 82. 機魔ヶ淵は、不気味に光る

     淵というものは、なぜ怖く感じるのでしょうか。 昔から主が住んでいる、と言われても信じてしまうような底知れぬ怖さ。 覗き込むのさえ腰が引けてしまうくらいの。 濁っていても澄んでいても怖いのだから厄介です。 個人の感想と言われればそうなのですが、伝説の多さを考えるとそうとも...

  • 81. 餅投げは、バースとかバイとか

      昨年あたりからでしょうか、高知では盛んに餅投げが行われています。 コロナで自粛した期間の分を取り戻すかのよう。 道路が開通すれば投げる、道の駅が完成したら投げる、お祭りといえば投げる。 始まる前からみんなのテンションが上がっているので話ははずむし、帰りもみんな笑顔なので...

  • 80. ミサキめぐり 〜比江山神社 編〜

      前回の続きでございます。 長宗我部元親さんの後継問題で切腹させられた比江山掃部介親興(ひえやまかもんのすけちかおき)さん。 その後、数々の怪異が巻き起こります。 当時も怪談がささやかれて後の時代まで恐怖が残るなんて、かなりセンセーショナルな出来事だったのでしょう。 そのあたり...

  • 79. 比江山の七人ミサキ

      災害や事故、水難などで亡くなった人の霊を祀ったものを『七人ミサキ』と呼びます。 七人であることが特徴です。 『 怪異!七人ミサキ 』の回では─── 野や川で変死した人の霊が七人で彷徨っている。 ↓ 生きている誰かに取り憑いてその人が死ぬと七人のうちのひとりが成仏で...

  • 78. 由緒正しき『下』の話

      高知市の介良(けら)にある朝峯神社(あさみねじんじゃ)。 『延喜式神名帳』にも載っている式内社のひとつです。 どうやら大きな岩があるらしい。 聖なる空気感を想像しながら階段を登ったその先に────── どーーーんと現れたのは、男性器を模した石でした。 生殖器崇...

  • 77. 神社姉妹は、個性的!

      世の中には有名な兄弟や姉妹がたくさんいます。 一緒にオリンピックでメダルを取ってしまうなんてことも。 神様界で代表的なのは、天照大神(アマテラスオオミカミ)、月読命(ツクヨミノミコト)、須佐之男命(スサノオノミコト)の姉弟でしょうか。 神社同士が姉妹というパターン...

  • 76. 山姥さん、お邪魔しま〜す【二】〈大滝山〉

      滝や断崖、岩などに住み、飛ぶことができるとされる山姥。 その正体に少しでも近づきたく、住居だったといわれるところを訪ねています。 山姥さんのお宅訪問、第二弾です! 今回訪ねるのは、日高村にある大滝山。 日高村は、高知市から車で30分ほどのところ。 大滝山は標高...

  • 75. 山姥さん、お邪魔しま〜す【一】

      伝説巡りをしていて、「山姥」とつく地名があちこちにあるのが気になり始めました。 住んでいたといわれるところも多く、さまざまな伝説が残っています。 滝や断崖、岩などに住み、飛ぶことができるとされる山姥。 金太郎のお母さんも山姥なんですよね。 昭和世代にはおなじみだ...

  • 74. 『正月女』の言い伝え

      高知県には『正月女』と呼ばれる言い伝えがあります。 基本的に、1月中に女の人が亡くなると女を七人連れていく、というものです。 自分にも降りかかるかもしれない怪異は、やはり恐怖です。 同じ部落の中から年内に七人連れていくとか、川上で女の死者が出ると川下で七人の女の人...

  • 73. 久保村の伝説

    高知の伝説や民俗、風習、伝承を集める。神社巡り、巨木や滝、祭りや民間薬の話も。土佐の耳袋『とさみみ』

  • 乙姫さまと元旦の誓い

    高知の伝説や民俗、風習、伝承を集める。神社巡り、巨木や滝、祭りや民間薬の話も。土佐の耳袋『とさみみ』

  • 一言主神のお引越し 〜土佐神社の礫石〜

    高知の伝説や民俗、風習、伝承を集める。神社巡り、巨木や滝、祭りや民間薬の話も。土佐の耳袋『とさみみ』

  • 70. 宇和島御槇の日切さま

    高知の伝説や民俗、風習、伝承を集める。神社巡り、巨木や滝、祭りや民間薬の話も。土佐の耳袋『とさみみ』

  • 69. 四合渕 、山姥がつく

    高知の伝説や民俗、風習、伝承を集める。神社巡り、巨木や滝、祭りや民間薬の話も。土佐の耳袋『とさみみ』

  • 68. 四合渕

    高知の伝説や民俗、風習、伝承を集める。神社巡り、巨木や滝、祭りや民間薬の話も。土佐の耳袋『とさみみ』

  • 大栃ごりやくさん巡り

      一年に一回、高知県立歴史民俗資料館が集めた資料を一般公開してくれるイベントがあります。 今年のタイトルは『むかしの道具とものべの文化』展。 会場は香美市物部町の旧大栃高校です。 むかしの暮らしや仕事で使われていた道具を見せてもらえたり、空から見た物部の風景の写真コーナー...

  • 桑ノ川の夫婦杉 〜津野町〜

      大杉とか夫婦杉を調べていると『桑ノ川』という地名が2ヶ所出て来て、面白い偶然だと心に残っていました。 ひとつは南国市桑ノ川の鳥居杉。 そして津野町桑ノ川の夫婦杉です。 前回は、南国市の鳥居杉に辿りついた話でした。→ よかったらコチラも どうせならもう片方にも行っ...

  • 桑ノ川の鳥居杉 〜南国市〜

      大杉とか夫婦杉を調べていると、『桑ノ川』という地名が2ヶ所出て来ました。 ひとつは南国市桑ノ川の鳥居杉。 そして津野町桑ノ川の夫婦杉です。 車でも1時間以上かかるくらい離れているので、偶然だと思います。 けど、ちょっと面白い。 ただ、かなりの山道が待っていそう...

  • 元親公の必勝祈願と、富太郎博士の怪火

      高知市から西に少し行くと、日高村があります。 小さい村ですが、美味しいトマトや芋屋金次郎の芋けんぴ、オムライス街道、高知の二宮・小村神社に、忍者茂平の伝説と個性豊かなところです。 そんな日高村の地図を見ていたら、竜石という地名を見つけました。 しかも、その向かいは...

  • 荒瀬の地蔵堂の話

      前回は、宿毛市の湊浦に伝わる皿屋敷伝説を探ってみました。 そしてお話の中で、夜な夜なお皿を数える女中の霊を祀った小堂を、庄屋の息子が荒瀬の地蔵堂のわきに移した─────ということで、やってきました地蔵堂。 地元の方たちがよく手を合わせにきているんだろうな、と感じられるお堂...

  • 幡州皿屋敷 異聞

      夏といえば、やはり怪談。 昭和のころは、幽霊は柳の木の下からヒュードロドロ。 そして必ず「うらめしや~」。 額には三角の布、白い着物が定番でした。 怪談といえば『お岩さん』と『お菊さん』が有名どころだったなあ。 今日は、その『お菊さん』が登場する皿屋敷の話です。 ...

  • 寸劇『りゅうきゅうは盗まれた』

      りゅうきゅうは、盗んで植えんとありつかん ────── 田舎に伝わる俚言には、ときどき物騒なものもあります。 コンプライアンスが厳しいこの頃。 こんなこと子供に教えたりなんかしたら、大問題になりそうな予感。 まず、りゅうきゅうというのはハスイモという植物のことで...

ブログリーダー」を活用して、tosamimiさんをフォローしませんか?

ハンドル名
tosamimiさん
ブログタイトル
とさみみぶろぐ
フォロー
とさみみぶろぐ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用