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  • 原爆の経緯と責任

    ロバート・オッペンハイマー ――愚者としての科学者 (ちくま学芸文庫) 作者:藤永茂 筑摩書房 Amazon 「ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者」(藤永茂/ちくま学芸文庫)は、「原爆の父」として歴史に名を刻んだ米国の理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を原子爆弾の開発に焦点を当てて記したものである。著者はカナダ・アルバータ大学で長年にわたって理学部教授を務めた量子化学者である。 この本を読んで、米国による原爆開発は避けることのできないことだったのだと痛感した。1938年に人為的な核分裂を実現した物理学の発展によって、原子爆弾の開発は目前のものとなった。各国の物理学者たち、…

  • デカブリストの乱

    秘史デカブリストの乱―ニコライ1世の即位 恒文社 Amazon 1819年の夏、若きニコライは、年の離れた長兄のロシア帝国皇帝アレクサンドル1世から、次の皇帝となるべく覚悟をうながされた。このとき、ニコライは絶望のあまり妻とともに泣き崩れた。アレクサンドルには子がなく、すぐ下の弟コンスタンチンは帝位に就くことを嫌ってポーランド総督として駐在するワルシャワを離れようとしなかった。 ニコライは後に帝位に就くのだが(ニコライ1世/1825年~1855年)、皇帝になれと言われて絶望してしまうような国はそうあるものではない。作り話のような話だが、ロシア帝室の秘密文書に記録されたニコライ自身の手記に記され…

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