2020年 都内公立中高一貫校に合格した子を持つ、ワンオペ、ワーママのブログです。 小さい習慣やメンタル面など、母親目線からの「気づき」などをツラツラと書き留めいきたいと思います。
知人の話です。その人は子供の頃から好奇心がとても強く気になると、とことん調べなくては気がすまず、まわりの大人にも「なぜ?」を常に連発しては、うっとうしがられていたそうです。そんな彼を小学校担任の先生はどうも良く思っていなかったようで、教室内でも露骨に嫌がらせ的な行為もあったようです。時代(昭和)や地域(九州のかた田舎)、高齢の男の教師だったことも影響があったのかもしれません。それとも単にウマが合わなかったというところでしょうか。そんな彼も中学受験の時期になり、担任に報告書の作成をお願いしました。元々、ご両親は担任の我が子に対する態度に疑問を持っていたようで、報告書を持ってきた時息子に開けてみる…
公立中高一貫校へ入学しても、皆が6年間その学校にいるわけではありません。後期(高校)へ進むタイミングで、毎年数名はここを去る生徒がいます。 親の海外転勤や不登校の末などが主です。そんな中、娘の友達Aちゃんは自ら他校の受験を選び、見事に都立高校のトップ校Hに合格しました。凄い! 偉い!一貫校での生活の中、自分だけ受験に挑むことは並々ならぬ精神力がなければできないこと。 もしその受験に失敗しても、ここへは戻れません。思えば入学式での生徒代表はAちゃんでした。 おそらくトップ合格だったと思われます。 更なる向上心と夢に向かって受験を決めたのでしょう。娘も秋ごろからAちゃんの様子に「もしや」と思ってい…
『翼の翼』読みました。 中学受験をリアルに描いた小説でした。 主人公の男の子(翼)の学年が上がり、受験が本格的になってから、周りの人々がちょっとずつおかしくなっていきます。中学受験経験者ならリアリティを感じる小説でしょう。 受験というのは、かなり精神的に追い込まれるものです。勉強だけでなく、それにも小学生は挑んでいきます。 まだ時期尚早であるのなら、今ではないのかもしれません。3年後に高校受験した方が成功する子も多々いますから。保護者もそうです。当時精神的に追い込まれている方々を何人か見かけました。 自分は正常だと思っていましたが、はたから見たらそうでもなかったかもしれません。 情報収集に余念…
親としては何もしてあげられなく、ただただヤキモキする日々が続きます。あとは自分の子どもを信じましょう。思えば、娘は受験時の模試で「A判定」を取ったことは一度もありませんでした。それでも1月に入ってからは顔が変わっていました。やっとエンジンがかかったって感じです。子ども学力は直前まで伸びます。やはり見守るしかないのです。 入試の当日、子どもを見送った後、ふと校門の銘板(学校の名称が記された部分)を見ると、朝日が筋状に当たり、美しく照らされていました。これは幸運と、思わずスマホで写真を撮ったのですが、その後確認をして驚きました。 朝の光の筋だけでなく、半円形の虹の様なものまで写り、それは華やかな1…
昨年末、娘の学校で「音楽祭」(合唱)がありました。前回の音楽祭は、学校として3年ぶりの開催であり、娘にとっては初めての音楽祭でした。 親としても中学生の合唱とはどんなものかと楽しみにしており、舞台上で歌う生徒たちの姿を見ただけで涙ぐんでしまいました。今回は比較的落ち着いて見ていましたが、一つ気づいたことがあります。 各クラス2曲ずつ歌うのですが、「自分を信じる」という歌詞が多く見られたことです。この時代に必要なのかもしれません。 受験生や親にとってこの時期、何かと不安だらけで押しつぶされそうになります。 でも真剣に取り組んだからこそ、不安は湧くものだと思うのです。なんとなくやってみた受験やお試…
公立中高一貫校へ入学しても全員がそこの高校へ進むわけではありません。 なんだか成績が怪しい人には、すでに1年生終盤に「警告」が出され、面談が始まります。 長期休暇中は毎回補習があり、3年の夏休み中には毎週一度は8時から15時まで特別授業があります。 「旅行に行くから」などの理由で欠席は認められません。学校側はなんとか入学した生徒に、そろって高校へ進学してほしいと願っているようです、 そんな中、少数ながらも自ら別の学校へ進む生徒もいます。 レベルの高い高校受験のため、学園祭や宿泊学習を欠席する生徒もいるようです。 ただし、その受験に失敗してもここへは戻れません。また、学校長推薦なども引き受けては…
娘の部活の大会時のこと。 大会中、他校の公立中高一貫校の生徒と話す機会があったそうです。たまたま隣りになった初対面の子と雑談時、 「受験のとき、○○中学受けてたでしょう?」「???」「私、あなたの隣りの席だった。」「!!!」 公立中高一貫校の併願校として有名な中学で、確かにその日娘はその中学を受験していました。 娘は外見的に特に印象に残るタイプではないのですが…。偶然と言うより、その子の記憶力に驚きです。 公立一貫校に合格する子の中には記憶力、観察力がとても優れている生徒がいるという事なのでしょうか。 ↓ 応援クリックお願いします。 にほんブログ村
学園祭は受験生にはその学校をよりよく知ることができるチャンスです。志望校もそれ以外も、数をこなす勢いで出かけてみてください。 いろいろな発見や合格へのヒントが見つかります。娘の受験期、学園祭へ行ったときに必ずやっていたことは、 「その学校の生徒さんに話しかけること」あまり鬼気迫った表情で話しかけると、驚かれてしまうのでぜひ自然体で。「学校は楽しいですか?」 あたりの質問から始めてはいかがでしょう。一人二人の生徒で全体がわかるわけではありませんが、その学校のカラーのようなものを感じる時がありました。娘も今回の自校の学園祭時、何人かの保護者の方から話しかけられたそうです。 今回は娘が入学して初めて…
しょうもない話ですみません。 先日テレビを観ていたら、水泳の池江理沙子さんが「はまっているもの」として「スライム」をあげていました。 凡人には計り知れない、トップアスリートには相当のプレッシャーが日々あるものでしょう。 「そうそう」と、この凡人も思わず納得。 私は過去2回コレにはまったものです。 1回目は出産後半年間ぐらい。社会に出てからは、効率よく成果を上げることが目的で、それによって自分の達成感に繋がっていたものですが、育児は真逆のものでした。そんなことにストレスを感じていたのでしょう。スライムをいじっているとなんとなく落ち着いたものです。 また、美味しそうで涼しげな色合いにも惹かれました…
夏休みもすでに終盤ですね。 最後は身近な場所をご紹介します。 お住まいの地区内にも経験値を上げるものがあるものです。図書館や地域センター、資料館などもよく利用していました。区の文化施設では、小学生用の科学教室に月に一度通っていました。 実験を中心に学校ではやらないことも多く体験できます。 印象的だったのは「ブタの目の解剖」。 怖がるかと思いきや淡々とそして真剣に取り組んでいました。 この施設内では、他にプログラミング、陶芸教室などにも参加しました。図書館でもイベントをやっています。 ここで楽しそうにしていたのは、「1日図書館員」の体験。( 実際は2時間程度ですが ) 図書館をより一層身近に感じ…
夏休みが始まりましたね。遠くへ行ったり、お金をかけなくても普段はできない経験が夏休み中は出来ます。夏期講習がない日は、外出対策をしながら出かけてみてはどうでしょう。大手企業では、工場見学や企業内での見学コースを設けているところが多くあります。 興味のある企業( 製品 )をぜひ調べてみてください。娘が小学生の頃は、よく工場見学へ行ってました。調味料系(ソース、醤油、うま味調味料)、飲料系(ビール、日本酒、乳酸菌飲料、コーラ、ウイスキー)、ヨーグルト、かまぼこ、お菓子類などなど。見学後はスーパーなどでその工場の製品を見つけると、製造工程を思い出したりして親しみが湧いてきます。航空会社の機体工場見学…
夏が目の前ですね。 個人的意見ですが、夏には公立中高一貫校受検生は旅行やイベントなどに出かけるべきだと思います。公立一貫校の受検においては、経験値がものをいう問題(作文)が多いです。 塾の作文指導で、「いりたまご」というのがあります。 それぞれの頭文字を取ったもの。「意見」 「理由」 「体験」 「まとめ」 「誤字、脱字のチェック」「体験」は、実際にあったことではなく、想像でもよいと教えられたようです。ただ、その「想像」というのがクセモノ。 娘は、体験したことがないことを想像する力に欠けていました。とにかくなんでも体感させなくてはと、日頃から考えていたものです。 「火傷しそうな熱い砂の上を歩く感…
受験は本人がするものですが、中学受験に関しては保護者の「親力」もある程度必要になるようです。 娘の受験時、勉強のサポートはほとんどしませんでした。 と言うか、できませんでした。 (能力的、時間的に)ですが「親力発揮」は勉強のサポート以外でもできます。 当時心掛けていたのは、精神的に落ち着き穏やかに見えるように毎日を過ごすことでした。私は外見的には落ち着いて見えるようですが、実は小心者でいつもびくついているところがありました。でも、娘にそれが伝わってしまうと不安にさせてしまうと感じていたのです。まずは親がドーンと構える事です。 ママ達の集団に入っていくことも、本来苦手な方ですが、ここでコミュニケ…
新学期最初の保護者会で憂鬱なものと言えば「役員決め」ですね。 娘が小学生の頃は毎年コレを決める時期が苦手でした。 でも、やってもいいと思う係を計画的に引き受けたり、時期(学年)を選んで参加したりしてなんとか乗り切りました。低学年の頃は学級代表とPTAの副会長。 学校内の雰囲気や方針、その学校からの進学先、周辺の塾情報などを活動を通して知ることが出来き有意義でした。5年生時にもPTA役員をやりました。 コレは6年生になった年に順番が回ってこないよう、その前の年に早々に引き受けたものです。低学年の頃から受験を意識していたので、有利になると思いそれらを引き受けました。 実際、PTA役員のお子さんたち…
娘の公立中高一貫校受検時にお世話になったYouTubeチャンネル「ケイティ の公立中高一貫校【適性検査】攻略講座」から、先日新しい動画が配信されました。タイトルは、「通知表のなぞ」今回は、現役の小学校の先生が出演し「通知表」について質問に答えてくれるという内容でした。娘の受検した一貫校は、「報告書」が結構重要と言われていたので、気を使っていたものです。今回は、その報告書にも関係する 「主体性 」「知能」「思考」など評価の基準、 「通知表を良くする秘訣」 「委員会活動はプラス評価になるか」 などの知りたい情報満載です。また以前から個人的には「存在するのでは?」と思っていた第二の通知表である「要録…
公立中高一貫校を受検するにあたり、絶対的に必要な条件は本人が「この学校へ通いたい。」と強く思う意志です。当然ですが、友だちが受検するからとか親に強く勧められたからでは、いくら成績が良くても合格は難しい学校なのです。娘が小学生時の同級生のサッカー少年A君は、そのサッカー強豪の都立中にどうしても入学したいと思っていたそうです。「その学校でサッカーしたいから受検頑張る」「勉強に疲れたら、家の前でサッカーボールを蹴る」「サッカー続けたいからまた勉強頑張る」 無限の最強ループです。 娘を初めて公立一貫校へ連れて行ったのは、小学校3年生の時、某都立中の学園祭でした。活気と楽しそうな雰囲気が( 学園祭なので…
公立一貫校を受検するなら見ておくべきYouTubeチャンネル
「公立中高一貫校」を受検するなら、是非見て欲しいYouTubeチャンネルがあります。 「ケイティ の公立中高一貫校 【適性検査】攻略講座」です。 もともと大手中学受験塾の人気講師でしたが、途中から公立中高一貫校専任になられて、そのクラスでは6割を超える生徒が合格し、一躍有名になった先生だそうです。現在は、この公立一貫校受検に特化したサロンをweb上で開き指導されています。 この先生は都立中だけでなく、全国の国公立中の適性検査に詳しく、これらの知識はピカイチです。とても優しいお声で、聴いているだけで癒されるのですが、一度動画にお顔が写った時、声だけではなくお顔も美しく、娘とひっくり返ったことがあ…
受験お疲れ様でした。 結果についてはそれぞれですが、子も親も今は素直に感情を表に出しましょう。 ちょうど世間的には3連休です。 まずは、これまでの自分のがんばりを自分で褒めちぎりましょう。結果はどうあれ「このがんばり」は、これからの人生の自信になるはずです。その上、結果が思わしく無く、悔しくて、悲しいのなら泣いて深く落ち込むのは全然アリです。 親も子もです。 とことんやっちゃってください。ただし、この3日間だけ。 その点では、子どもの方が切り替えは上手かも知れません。 たまに、子どもの受験結果をずっと引きずっているお母さんを見かけます。落ち込むのは、当たり前です。 でも長時間の落ち込みは、感情…
本番が目の前ですね。 前回、乳酸菌飲料「R-1」のことを書きましたが、受験本番期に飲んで( 食べて ) 欲しいものがあります。1年以上前のブログでも書きましたが、 娘の受験期、この「R-1」とともに「ヤクルト1000」を毎日親子共々飲んでいました。最近もよくCMで見かけますが、「一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレス緩和」と言う受験生にピッタリのコピーに惹かれました。当時の塾の先生からも薦められていました。 逆によろしくないのは、 「 エナジードリンク 」 と言われるもの。最近は子ども用もあるそうです。一見、元気が出そうで良さそうですが、 急にトイレに行きたくなる現象が起こることもある…
今日地下鉄でADトレインに乗りました。それは明治の「R-1」の宣伝車両でした。近年、受験と言えば「R-1」と言うほど、すっかり定着した感がありますね。 娘が受験の時も毎日お守りのように飲んでいたのが、今では懐かしいです。 車内には、 「受験当日の我が子にかけてあげたい言葉とは?」 との質問文に対し、親達からの答えが窓上広告や中吊り広告として一車両に30枚ほど貼られていました。ツイッター上に集まった受験生の親の愛情あふれるメッセージをそのまま広告に活用したそうです。 私の分析は以下のとおり。 (実用的編)「とにかく全部埋めるように」「粘れ」 「事前にトイレ行っとくんだよ」 (明るく励まし編)「ま…
昨年の3月上旬に行われた学年末定期テスト(中1) のことです。 数字のテストの最終問題に出題されたのは、 その1ヶ月半前に行われた 「大学入学共通テスト」の数字の問題からだったそうです。(数字教師談) 「無茶するなぁ〜〜。」 というのが、私の感想でした。 この先生曰く、数字教師団から賛否両論はあったものの、思考に関する問題なので中1でも解けるとのことです。ちなみに、正誤についての成績は、記録には残さないとのことでした。 娘の解答は確認していませんが、( 多分出来ていないはず )コレが解けた子は、大きな自信になったことでしょう。 これも一貫校ならではの試みなのでしょうか。 ↓ 応援クリックお願い…
最終回のドラマ「2月の勝者」の中で、 「開成中」に合格するも、経済的理由を考えた上で「都立大石山」( 小石川! ) へ進学を決めるという場面がありました。またドラマ中で「家庭環境に恵まれない子ども達へ無料で勉強を教える塾」から、都立中へ合格者を2人出す、というくだりもありました。 私立中学受験がメインだと、公立一貫校はこういう視点から見られるものなのでしょうか。 ざわっとしたものを感じてしまいました。 私立校受験に無知な私には、確かに私立の御三家と言われる学校の受験は、計り知れないものがあります。公立一貫校の受検はそれとは全く性質が違うものなので、比較にはならないところが多くあるはずです。 で…
受験後、娘との会話の中で「受験直前期の目標は、ディズニーランドだった。」ということを聞かされ、愕然としたことがありました。 ( 娘 ) 「入学後の様子が想像できなかったから、 それをモチベーションにはできなかった。友達とディズニーランドで遊ぶことを目標に勉強してた。」( 私 ) 「はぁ??」 想像力の欠如と言えばそれまでですが、学校説明会に行ったり、学園祭を見たりしたところで、自分がそこで学ぶ姿までは想像できず、直前期それが強いモチベーションには、ならなくなったとのことなのです。娘の受験の数年前の話ですが、大手都立専門受検塾では、合格後、皆でディズニーランドへ行く事が恒例だったと聞きました。(…
第4話のドラマ「二月の勝者」のテーマは、「塾でかかる費用について」でした。 諸々の費用が表示されていましたが、6年生の1年間で総額約132万円だそうです。 実際、塾の勧める講座を全て取った場合、大手都立校専門塾ではその1〜2割は高かった気がします。私立受験のトップ塾にいたってはさらに高額なのでしょうか。 娘の受験時、 「小学生の勉強は、生きていく上で必要なことばかりだから、受験がダメでも無駄にはならない。」 と言って、ひたすら課金していたお母さんがいました。「え、そこなの??」と感じたものです。 我が家は、「払った分は、元を取る。」が必須でした。 講座選びは自分の子供に合うものを選ばなければな…
前回2回目が終わった、ドラマ「二月の勝者」内でのセリフです。ドラマ内の塾では、成績順に3クラス分けた中の1番下のクラスがこのRクラスでした。うーん、確かに。考えてみれば、娘はお客さま組に近かったと思われます。しかし、犠牲にはなりません。娘の受検時、塾はサービス業であり、営利目的の企業である事はひしひしと感じていました。 今さらですが、当然ですね。夏以降は、1ヶ月に一度程度の合宿、土曜特訓、日曜特訓、冬期講習、直前講習と続き、課金ゲームと言われるのは納得です。これらが全て成果になるのなら、払う価値もありますが、残念ながらそうなるとは限りません。我が家の場合、不要と思う講習や模試は参加しませんでし…
そろそろ担任の先生へ、報告書についてのお話しを始める時期でしょうか。娘は、変におちゃらけたところがあるので、運動会準備期間など、せっせとお手伝いをかって出ては、 「○○(名前)は受検組で〜す。報告書お願いしま〜す。」と何気に( ちゃっかり )アピールしていたようです。( 担任談 )下手な行動は逆効果ですが、この時期報告書を意識して日々行動する必要はあります。 思春期前特有の反抗的態度、特に異性の先生に対して嫌悪感を表に出すことは要注意です。心証の悪さが、意外なところで評価につながることがあるからです。 娘の小学校は2学期制だったのですが、前期の成績イコール報告書の点数ではありません。当然年内い…
結論から言えば、そんなことはないと思うのです。 まだまだ間に合います。 ( 公立中高一貫校受検に関してですが) もちろん夏の間にぐんと実力がつけば、それに越したことはありません。それで自信がつけば、精神的におおいに有利にはなります。でも、所詮通過点でしかありません。 2学期に入ると親の方が焦りの色が濃くなり、 あれやこれや言いたくなります。ですが、ここはじっと我慢の時です。 今頃から10月いっぱいぐらいが、精神的にずっしりきていました。 (私の場合) 子どもに対しては努めておおらかに接し、そして親自身も心や体をご自愛ください。 不安でいっぱいなこの状態は、 残念ながらこの先2月のゴールまで続い…
受験生にYouTubeは「害」と思われがちですが、有益なものも沢山あります。何かに取り組む時、検索すれば何かしら知りたいことにヒットするものです。私はほぼ毎日利用しています。 これらが無料というのは、素晴らしいことですね。 「公立中高一貫受検」についても、例外ではありません。娘の受検時は、某先生のYouTubeチャンネルにはたいへんお世話になりました。この先生は「公立中高一貫受検」に特化し、まだお若いのに ( 多分 ) 経験も豊富で人気の先生です。 現在は違うかたちで指導されているようで、YouTubeにはなかなか新作がアップされませんが、今でも60以上のコンテンツがあるので受検生は必見です。…
こども霞が関見学デーをご存知ですか? 毎年夏休み期間中の2日間、文部科学省を中心に各省庁内で行われる小中学生向けのイベントです。 霞が関の省庁の多くが参加し、内部を見学できるのですが、各所工夫をこらし見応え十分です。 2日間通っても、全て見ることはできません。その省庁に関係する民間企業も多く参加し、見本市のようにたくさんのブースが並んでいる所もあります。数ある省庁の中には、自分の興味がある分野を所轄するところが必ずあるはずです。「自由研究」はもちろんですが、「適性検査型入試」に役立つ展示もあります。娘が小学生の頃は、毎年参加していました。 残念ながら昨今の状況で、昨年に続き今年も会場開催は中止…
受験生にとって夏休みは忙しい時期ですが、勉強の合間にオリンピック観賞をオススメします。自分に勝とうとしている姿は、受験にも重なるところがあります。 トップアスリートの競技を観ると自然と 「やる気」も湧いてきます。頑張る姿を見ることは、モチベーションアップにもつながっていくのです。 受験期は、気がつくとネガティブ沼に入ってしまうことがありますが、 そんな時こそ、トップアスリートのメンタルの強さをお手本にできます。 感動する場面があれば、それを作文の 「ネタ」にもできますね。 さらにパラリンピックアスリート達からは、もっと何か強いメッセージを、子どもたちは感じ取ってくれるかもしれません。 ↓ 応援…
中学受験には、モチベーションの維持がひとつのポイントになってきます。 11〜12歳の子に、常に勉強への「やる気」を持たせることは難しいことです。( 大人もですが ) そこで、 「モチベーションを上げる」 というより 「モチベーションを下げない」 ことが大事だと考えます。 夏休み中は夏期講習中心の学習になりますが、その他はルーティン化してしまうことです。 そこで大事なこと。 調子がいいと、 「よし、あと1ページやろう。」 とか、 「もうちょっと頑張ろう。」 となりがちですが、あえてやらないことです。 余韻を残しつつ、予定通りいけば本日は終了。 もし、時間を決めて進めているのであれば、 「キリがい…
「夏休み中の補習に招ばれた。」 「 …だろうね。」 お盆時期を除き夏休みの間、週に一度4時間行われる補習に出席するよう声がかかりました。まぁ、そうでしょうね。あの成績なら。むしろラッキーかもしれません。グレーゾーンにいるのなら、いっそみっちりやってもらったほうが、9月から期待が持てるものです。 思えば、春休みも補習に出席していました。こちらは任意の出席でしたが、例年は学年で20人ほどの希望者なのに、今年は70人以上が集まり、先生方から「前代未聞」と言われました。もともとは数学の補習クラスでしたが、1クラスに収まらず、2クラスになったため、「数学」1教科のはずが「数学と体育」という長期休暇中の補…
先日最終回を迎えた 「ドラゴン桜」 をご覧になった方も多いと思います。ドラマとはいえ、受験者全員が東大に合格はありえません。合格に至らなかった子もいました。それでも、それぞれの生徒にストーリーがあり、どの子の未来も明るく感じ、勇気と希望をもらいました。 ところで、「受験」は誰を幸せにするのでしょうか。 それは「将来の本人(受験生)」だと思います。 10代前半のこの時期、真剣に勉強に取り組んだ経験は必ずその子を成長させてくれます。小学校時代に 「サッカーにのめり込んだ」や 「バレエの練習に一生懸命通った」 などと同じように 「中学受験に必死に取り組んだ」 という事実は、その後の人生の励みになりま…
以前、 「趣味は、子どもの受験。」 と言っていたお母さんがいました。 確かにそうかもしれません。高額を支払い、時間的に拘束されてもそれらのことをいとわない。むしろ分析などして楽しんだり、日頃は行かない地域( 模試、説明会など )へ出かけ、ワクワクする。そしてそれをブログなどに載せたりもする。 はい、コレは趣味ですね。 でも、そう考えた方が精神衛生上よいのかもしれません。「親の義務」とか 「子どもの将来の為」とか 考え込むのはつらいです。 お勧めしたいことがあります。 子どもの受験期に合わせ、親も何か資格試験に挑戦してみることです。勉強は隙間時間を中心にやります。塾の送り迎え途中や模試の待ち時間…
学校説明会へ出席すると、そこの卒業生が登場してお話ししてくれることがあります。マイクを持って、話してくれるのは、「本校○○年度卒業、東京大学○年在学中の○○さん」や「本校○○年度卒業、○○大学卒業後現在は ○○省にお勤めの○○さん」。 ……。 毎回気持ちが、ざわっとしてしまいます。 これらの方々に頼む学校側の気持ちはわかりますが、りっぱな肩書きはいらないです。 延べ10回ほど参加した中で印象に残っている説明会がいくつかあります。 (2年前なので、今とは状況が異なります。) ある学校では、開始時間になるといきなり吹奏楽部の生徒さん達が合奏で迎えてくれました。一瞬で場の雰囲気が和み、素晴らしい演奏…
先日職場で 「アンガーマネジメント」 という講習を受けました。アンガーマネジメント( anger management )とは、 怒りや苛立ちといった感情を適切に管理、 コントロールすることだそうです。怒りは感情表現のひとつなので、 抑える必要はありません。大切なのは 「怒りの区別」ができるかということと 「怒り方」なのだそうです。 受験日が近づいてくると、親としてはついつい怒りっぽくなってしまいますね。 私たちを怒らせるものとは、 「理想」と「現実」のギャップなのだそうです。 ○○する「べき」なのにしていない…など。例えば、電車内ではマスクを着用する「べき」なのにしていない人を見て腹を立てて…
中学受験に挑もうとしている子達は、既に小学校での成績が、比較的良い子達だと思われます。その子達が2〜3年間、かたちは様々ながら目標に向かって勉強するのです。受験をしない子達に比べたら、膨大な「学習の財産」が得られます。 それを元手に中学以降は、その財産を大きく増やすことができるのです。 中学生活当初は、その財産で楽々生活出来てしまいます。「人生楽勝じゃん。」 と、早くも勘違いしているかもしれません。 しかし、 残念ながら財産もただ使い続ければ、底を尽いてしまうのです。しかもその速度は、思っている以上のスピードです。さらに上の学年に進めば、その「財産」は全く通用しなくな る時がやってきます。 要…
なんとなく親としては、気忙しくなり始める頃でしょうか。 それに引き換え子どもは、 まだまだのんびりモードでハラハラしてしまいます。 この時期はあえて復習に力を入れるのはどうでしょう。 先日放送されたテレビドラマ「ドラゴン桜」では、東大受験を目指す高校生が小2の算数の問題を解き始めるシーンがありました。「数の暗黙知」(考えなくても感覚でやれる力のこと)が必要なのだそうです。 娘の受験時(6年生時)にブログで拝見したお母さんが、4年生分からやり直す為にすでに捨ててしまった教科書を買い直した、という話しを思い出しました。 我が家はそこまでしませんでしたが、作文が苦手だった娘にある先生から、「( 朝五…
知り合いの娘さんの話です。 この2月に中学受験を経験しました。 5年生の頃から受験勉強をスタートさせ、私立の某有名女子校志望でした。無事当日( 2月1日 )を迎え、その夜の発表では合格をもらいました。 ですが、 試験終了直後から何やら様子が変だったそうです。 試験中、 「ここは私が通いたい学校ではない。」 と感じたのだそうです。 娘さんの意志は固く、2月1日の夜は自室に閉じこもり自らネットで調べまくり、ある共学の私立一貫校を受験したいと言い出しました。 名前さえ聞いたことのない学校でした。 普段はおっとりしていてあまり自己主張するタイプではないのですが、急に女子校を嫌り、またその後の行動に家族…
規制が入る前の土曜日、散歩をしていると母親と子どもの2人組みが、何やら大勢歩いているのを見かけました。もしやと思い調べたら、その近くにある私立中高一貫校の説明会でした。公立一貫校の併願校としてもお馴染みの学校です。「早っ。」 とは思いましたが、例年この時期から始まるものなのでしょうか。 昨年は軒並み中止だったようですが、今年は少しずつ開催されているのでしょう。 娘の受験時は、私立進学は全く考えていませんでした。 行かない学校を受ける必要はないと、調べもしませんでした。 しかし12月も半ば頃、「私立も受けるべきではないか。 進学するかどうかは別としても、本命に向けてなにか利点があるのではないか。…
少し前ですが、校内で「保護者会」がありました。 「入学説明会」以来1年1ヶ月ぶり、在校生の親としては初めて校門をくぐりました。教室内ではぐるりと円になり座ります。 出席率は9割ほど。そこで担任から 「お1人ずつお名前をおっしゃってください。」との指示。担任に会うのも、クラスメイトの保護者に会うのも初めてです。おそらく立ち上がって、名前を言って、座るということを想定していたのだと思います。ところが、 全ての方が自己紹介をかねてお話しをしていました。用意していた原稿があるのでは?と思ってしまうほどです。3分ほどにまとめ、笑いあり、ウルっとくる話しありで、みなさん人前でのお話しがあまりにも上手なのこ…
中学受験に挑もうとしている子達は、既に小学校での成績が、比較的良い子達だと思われます。その子達が2〜3年間、かたちは様々ながら目標に向かって勉強するのです。受験をしない子達に比べたら、膨大な「学習の財産」が得られます。 それを元手に中学以降は、その財産を大きく増やすことができるのです。 中学生活当初は、その財産で楽々生活出来てしまいます。「人生楽勝じゃん。」 と、早くも勘違いしているかもしれません。 しかし、 残念ながら財産もただ使い続ければ、底を尽いてしまうのです。しかもその速度は、思っている以上のスピードです。さらに上の学年に進めば、その「財産」は全く通用しなくな る時がやってきます。 要…
よく言われていることですが、一貫校のデメリットのひとつに「なかだるみ」があります。 娘は….すでにその最中です。受検時の勉強の習慣はすっかり消えてしまいました。今般の状況もあるでしょう。 それにしても、目に余るものがあります。もともとギリで入学できたと思われ、その上でのこの状態ですから、学年での成績は底辺をさまよっています。それでも本人はしれっとしているとこが、こちらとしてはイラッとします。 学校の先生からは、「中学受験を経験してきた子達ですから、何もしなくとも1年生までは、どうにかなります。ですが、2年生以後はやらなければ、ついていけなくなります。(特に数学) 」 と、言われています。 そり…
もうすぐ桜の季節ですね。今年に入ってから、私的にナンバーワンのCMがあります。 以前のプログでも少しふれましたが、https://jasming07.hatenablog.com/entry/20210119/1611010285 カロリーメイトのCMです。 CMは大学受験を設定にしていますが、 今年中学受験をされたお子さんの保護者の方々にも、共感してもらえると思います。 森山直太朗さんのYouTubeチャンネルよりフルバージョンです。 ハンカチをご用意の上、ぜひご覧ください。(清史郎君大きくなったねぇ〜〜) https://youtu.be/gX2YMXVxkhI ↓ 応援クリックお願いしま…
先日、娘の学校で新入生への入学説明会があった様です。 あれから、1年経ったということです。 私としては、娘が中学生になった実感がまだありません。なぜならあの1年前の説明会以来、学校へ行ったことがないのです… ちょっと寂しいです。 入学式、体育祭、学園祭を始め、保護者(希望者)が参加する講座なども多い学校ですが、 行けることもなく過ぎてしましました。 今年度は回復が見込まれますが、私的には今年の新入生と一緒に入学する感じです。( 娘はそうは感じていないと思いますが ) 4月から新たな生活に入る方も多いことでしょう。 どうか今年は、親も参加可能な入学式が迎えられますように。 そして、今年は受験生が…
受験では、「合格・不合格」という結果に一喜一憂します。 ですが、合格したら必ずその子は幸せになるのかというと、それはまた別の話しのようです。 滑り止め校に入学しても、学生生活を存分に楽しみ、成績もトップクラスをキープし続け、指定校推薦で一流大学に入学したというのは、よく聞く話し。 娘は運よく公立一貫校に入学し、すでに1年 が経とうとしていますが、クラスの中に不登校の子がいます。原因は不明です。 高倍率を経て入学したのに 「もったいない」 と感じてしまうのは、私だけではないはずです。 でも「その子」にとって、学校に来ることが苦痛なら、幸せではないのです。 意中の学校に入学することが幸せなのか、滑…
だいぶ前のことですが、娘に 「宗教って結局は何?」 と聞かれたことがありました。 「う〜ん。そうねぇ〜。」 無宗教の家に育ち、幼稚園から大学まで 一度も宗教系の学校へは行ったことがない私にとって、難しい質問でした。 海外の人とは 「宗教と政治の話しはタブー」 とよく言われますが、避けられなかったことがありました。 「無宗教」 と、答えると「かわいそうに」 残念そうな顔をされました。 「えぇー、私ってかわいそうなの??」 と、思ったものです。 それから、「宗教とは心の支え」 なのかもしれないと考えるようになりました。 無宗教の私にとって、辛い時踏ん張れるものは何なのでしょうか。 辛い時ほど、それ…
ふと気がつくと、発表の日のことを考えていることでしょう。 その日が来なければ、なかなか次のことが始められませんね。 ここはひとつ「受験断捨離」をしてみてはいかがでしょうか。 受験で使用したテキスト、プリント、問題集を全て捨ててしまうのです。 どこの中学へ進んでも、これらのものを再び使うことはありません。 小学校受験では、使用したテキスト等を積んで、その子の身長までいけば合格する( ⁈ )と言われているそうです。12歳の子の身長までは無理だとしても、 その量を見ると感慨深いです。 こんなに頑張ったんだ。 さっぱりしたその場所には、中学の新しいテキストがくるのです。 この週末は、お天気も良さそうで…
まずはお疲れ様でした。 子どもからの言葉や態度で一喜一憂してしまいそうですが、とりあえず一息入れましょう。 結果は別として、長距離を走り抜いたような清々しさを感じているかもしれません。 そして一息入れたら、つぎの作業です。 不合格だった時のシミュレーションです。子ども( 親も )のメンタルケアはどうするか。進学先はどうするか。 併願校へ行くか、地元中か。結果が出る前に、再度考えておきましょう。 合格だった時のシミュレーションはいりません。ただ、書類を提出するだけですから。 ↓ 応援クリックお願いします。 にほんブログ村
試験終了後、待ち合わせた校門前で 最初にかけた言葉は 「何食べたい?」でした。 「どうだった?」と、 聞きたい気持ちは、ぐっと堪えました。 まぁ、よく出来たにしろ、ダメにしろ もう済んだことです。 そして、聞いたところで その答えから合否が明らかになることはありません。 あとは「結果を待つのみ」なのです。 試験終了がお昼頃だったので、何か食べさせてクールダウンさせることが必要だと思いました。食事中、娘は試験中のことや出題された内容を予想外にもペラペラと喋り続けました。 今までの緊張がやっととけたのでしょう。 とりあえず、 当日を元気に迎えることができたこと、 そしてなによりも 長かった中学受験…
あの角を曲がったら、伴走者の役目は終わりです。 今年は、沿道で旗を振って応援してくれ人達はいないけど、きっと心の中でエールを送ってくれているはずです。 よくここまで来たね。 逃げなかったね。 えらかったよ。 さあ、行きなさい。あとは自分の力だけで、ゴールの白いテープを切りなさい。 最後まで見ているからね。 ↓ 応援クリックお願いします。 にほんブログ村
ここまでくれば受かりたい。 なんとしてでも受かりたい。 最下位で構わない、この先の運を全て使ってもいいから受かりたい。 本気でそう願っていました。 でも、現実は神頼みで合格できるほど甘いものではありません。 娘は、本番の1週間前にいきなりエンジンがかかりました。その横顔はいつもの娘の顔とは違っていました。本番を迎える自信が湧いてきたのでしょうか。 「最後の最後まで諦めない姿勢」 私のこれまでの人生には、なかったことのような気がします。 「子育て」という作業の中の1つで、思いもかけないよい機会を体験できた思いでした。 ↓ 応援クリックお願いします。 にほんブログ村
本番まで、あとわずかですね。 「もうすぐ終わる」という喜びと、 「まだ本番に臨めるほど、学力が達していない」という焦りと、 「何をしたらよいのか」という不安と、 「ダメだった時は…」という動揺と。 昨年の今頃は、多くの感情でぐちゃぐちゃになり、挙動不審者の様になっていました。いっそ自分が受験したら、もっと気が楽だったことでしょう。 やっていた事と言えば、同じ思いを抱いている保護者の方々、またはそういう思いを経験してきた保護者の方々のブログを読んでいました。「そうそう、そうなのよねぇ〜。」と、「そ、それは、違うんじゃない…。」の連続でしたが、キツイのは自分だけじゃないと思えるようになっていました…
昨年中学受験を経験した娘は、今や思春期に入り反抗期真っ只中です。たった1年しか経っていませんが、去年の今頃が今の状態だったらと思うと、ゾッとしてしまいます。(汗) 合格直後もそうでしたが、この1年言い続けていたことがありました。 「ホント、運が良かった。」 これは本心ですし、事実です。これまでの成績や最終倍率、本番の点数を見ても、「受験の神様」の気まぐれ?お情け?にしか考えられません。それには、ただ感謝です。 ですが、ひとつ反省があります。「運がよかった」 が、口癖になってしまっていたこと。 「まぐれ合格」でも、そのチャンスを掴み取れたのは、娘がこれまで積み重ねてきたものがあったからこそなので…
本番がもう目の前です。今年は例年とは違うので、なおさら不安ですね。合格させるために必要なことは、 「自信を持たせること」。 そのため、この時期は新しい問題にチャレンジすることは控えましょう。 具体的には、 「初めて見るタイプの問題」には取り組まないことです。 それをやったところで、本番で出題されるとは限らず、わからなかった時のダメージの方が大きいと思われるからです。 その分、今まで解いてきた(お馴染みの)問題を確実にすることで、自信になります。 また、正解率の高い問題を確実に得点することはとても重要です。 漢字や計算問題を朝のルーティーンにすることも、効果的だと思います。 私立中を進学先に考え…
昨年のこの時期は、不思議な感覚がありました。本番が早く来て、全て終わってほしいという気持ちと、このまま今の状態が続いてほしいという気持ちが交差していたのです。少し前の「不安だらけ」の時期は過ぎて「まな板の上の…」の心境に入っていたのでしょうか。塾からも「アフター受験」のメンタルケア( ? )が始まります。保護者会ではいろいろなお言葉をいただきますが、私には牽制に聞こえました。 「○○中は倍率○倍なので、この教室の人数でいくと合格は、○人くらいです。」 「人生全て思い通りに進む人などいないのですから…」 「公立一貫校は、賭けですね。」 「ここにしなきゃ、絶対に受からなきゃ、と思うと苦しいですから…
「いつまで受検の話ししてるの?」 あんなに大変だったのに、すでに半年以上経った公立一貫校の受検は、娘にとって遥か前の出来事のようです。 入学式もないまま、会ったことがないクラスメイトとのリモート授業から始まりましたが、今ではすっかりこの学校で「日常」を過ごしています。 確かにあの後、世界中でひっくり返るような出来事が起こり、すでに過ぎてしまったことに対して、いつまでも感慨深い思いに浸っている場合ではありませんでした。 でも、私はいつまでも浸っていたかったのです。 娘の中学受験(検)は、心配の連続でしたが過ぎてみれば、楽しい思い出にもなりました。 人生の中では、ほんの一瞬の出来事でしたが、母親と…
塾や講習、模試から帰って来た時はいつも、「楽しかった?」と聞いていました。 返事はいつも、「ふつうー」「べつに」なのですが、本命の検査後に言った言葉は、「すっごく楽しかった!」と初めて聞く返事だったので、期待してしまいます。 合格発表の日、「結果がどうあれ、自分の目で確かめたい。」という本人の希望で、発表の時間に合わせて学校へ向かうことにしました。ところがバタバタしてしまい、結局移動の途中で発表の時間をむかえてしまいました。「結果は教えないで。掲示板を見たいから。」と娘が言うので、失礼して私だけスマホを見ることにしました。緊張でうまくスクロールできません。 番号ありません…ん!画面をちゃんと上…
公立一貫校受検の数週間前ごろから、各塾からの案内が届き始めます。 ダメだった時を想定した (失礼な!) 都立高受験のための講座や、 ( 驚きの ) 中学1年からの大学受験講座などです。 この商魂たくましさには、イラっとさせられましたが、逆に利用しようと思いました。某塾が主催する 「都立高校受験についての説明会」 に参加してみました。もし娘が公立一貫校に合格しなければ、地元の中学に進み、その後都立高を目指すつもりでしたので、都立高受験の現状を知りたかったのです。おかげで新たに知ることもいくつかあり、参加したかいがありました。 娘から、「もし地元中学に入ったら、都立〇〇高校を目指そうと思う。」と、…
当日は、校門前に塾の先生達が並びます。在籍塾生を激励するのが中学受験の「風物詩」で、この時期テレビのニュースでもよく見かける光景です。 子ども達は、胸に自分が通っている塾の缶バッチを付け「気迫」「やる気」共に充分です。中には、「日の丸ハチマキ」の子もいて驚きました。( 後日談ですが、この「ハチマキ君」はのちに娘のクラスメイトになりました。中間テスト時にこのハチマキ姿で挑もうとして、先生に怒られていたそうです…。)この缶バッジが目印となり、各塾の先生達が次々と声を掛けていきます。以前在籍していた塾の見知った顔を何人か見かけて、懐かしささえ感じていました。 最後に通っていた塾の先生にご挨拶をした時…
結論から言えば、「その子による」「その子次第」です。 季節柄インフルエンザ、 更に今年は別の感染も気になるし、 1〜2週間休むことは、ありだと思います。 ただし、もともと勉強の進みが安定していてペースを崩したくない子、学校が好きで通っていれば落ち着く子、学校へ行くことによりストレス発散出来る子は、休む必要はありません。 1点でも多く得点する為に、その子にとって何がベストか考えましょう。 我が家の場合、休ませず毎日学校へ行かせるつもりでしたが、 直前になり予定を変更し1 週間休むことにしました。 お休みする前には、家での1 週間のプランを立てました。勉強の内容は公立一貫校の受検に合わせましたが、…
娘が合格できたのは、「運がよかったこと」につきます。 解ける問題が出た( たまたま ) ということです。模試で「A判定」という文字は、最後まで見たことはありませんでした。塾内の成績は、 いつも真ん中あたりにいたようですし、 6年生の夏期講習では3つに分けたクラスの 2番目のクラスでした。 「2番目のクラスからも合格者は出ているって、 先生が言ってた。」と、娘から聞いた時、「ダメって意味じゃん…」真剣に落ち込みました。 それはそうです。大手都立専門塾生でも、合格は約3.5人に1人ですから。 強いてほかの合格の理由をあげれば、「受検中、平常心でいられたこと」ひょうひょうとした子で頼りないのですが、…
前回の続きです。 ②長期休み中の講習は、全てには行かなかったこと4年生の時は、全く参加しませんでした。5年時は夏期講習から転塾した為、新たな塾での講習はお試し10日間に参加。 費用はかかりませんでした。6年時の夏期講習は、最初の週にコソコソと旅行などしたので行きませんでしが、その後は、怒涛の勢いで講習の嵐が待っています。9月に入ってからも平日授業のほか、何かと土日に「特訓」的なものが入ってきていました。ここからが、加速的に経費がかかってきます。不参加は考えられない状況に追い込まれるのです。まさに、課金ゲーム状態です。 抜けられません。娘の場合、まだ志望校が決まらないまま払い続けるべきか迷いまし…
我が家にとって、費用は最重要項目。 最小で最大の効果が必須と考えていました。 受験の最大の目標は合格ですが、 どれだけお金をかけたところで、 必ずしも合格できるわけではないところが、 公立一貫校の難しいところです。 4年生から受験塾に入れたとしたら、 概算で300万円近くかかると言われています。 我が家の場合、その約半分強の費用で済みました。 理由として、① 合宿には参加しなかったこと大手都立専門塾では、長期休み中の講習には合宿付きのものがありましたが、全て「通いの講習」にしました。また、6年生になると、週末の合宿がちょこちょこありましたが、参加せず。 これは、本人が泊りがけを嫌がったのが理由…
併願校受験時は、 入口で校長先生が迎えてくれました。2月の早朝、寒空の下、 1人1人と握手してくれます。「どうか、うちの学校に来てくれ〜。」と、心の声が聞こえたように感じました…。 校長先生と握手する娘の背中越しに「どうか、特待合格をください〜。」と、こちらは思ったのでした…。 ホールに入ると、受け付けの前のスペースに 各塾の先生が並んでいました。公立一貫校のように校門手前ではなく、 室内です。 手厚いのです。 そういえば、 併願校の願書をネットで申し込む際、「通っている塾 (どこの場所かも) 」を書き込む欄がありました。 公立一貫校の併願私立校にとっては「塾もお客様」なのでしょう。 そして、…
その場にいたわけではありませんが、 校内に入ってからの流れを紹介します。 適性検査当日、 校門から教室へ向かうのさえも緊張しそうです。 入口に貼ってある案内を見て、 自分が行く教室を探さなくてはなりません。 なんとか教室に到着。 その教室内では、いろいろな指示を受けます。 「上着は椅子の背もたれに掛けてください。」 「バックは椅子の下に置いてください。」 「えんぴつと消しゴムと受検票を机の上に出して、左側に置いてください。」 そして終了時には、「解答用紙は廊下側に、問題用紙は窓側に置いてください。」等々。 緊張のあまり、聞きそびれてしまうことがあるかもしれません。 そのひとつひとつが、 直接合…
適性検査が近づいてくると、倍率ばかり気になるようになっていました。 「去年より2000人都内の出生数が多いから… 」 「その内、受験生は…」 「さらに公立適性検査型を受検するのは…」 「○○は、昨年倍率が跳ね上がったから、今年は、下がるはず…」 「受検生自体が増えても、○○の倍率は例年並みか…」 と、頭の中をぐるぐる自論がまわりました。 机上の空論でした。 ただの気休めです。 そんな中で、こう考えることにしました。倍率は、「2倍」受かるか、受からないか。 所詮、できる問題が出れば受かり、出なければダメということです。 これが、公立中高一貫校の受検です。 倍率ばかり気にすることに、意味はありませ…
塾の先生からアドバイスされたことがありました。 「過去問集には、インデックスを付けること。」学校名や教科別や年度などを、開く側に貼るのです。できれば親がやってあげましょう。見た目もキレイに仕上がるので、結局は効率的で時短につながります。 気晴らしに、本人にやらせるのもありですが。 そしてもう一つ。実は、私は解答欄で目的の答えを見つけるのが苦手でした。どこを見ればよいか、わかりづらいです。 いつも娘に聞いていました。その解決策として、解答にはマーカーを使って色分けをするとわかりやすいです。大問の数字部は黄色、小問の数字部はピンクなどにするのです。 ちょっとした工夫が、手間を省き成果につながる事も…
小学生の頃、担任の先生に自宅学習は 「学年×10分」と言われていました。塾では、受験をするなら「学年ー1 時間 」 (6年生なら 5時間 )と言われました。 量はやがて質に変わっていくと言うのです。 う〜ん。 どうでしょうか。 がむしゃらにやっても時間の無駄です。とくに公立中高一貫校受検の場合、必ずしも当てはまらないような気がするのです。 合格者の手記を読んでいたら「勉強は塾以外は30分」という子がいました。よっぽど要領がよかったのか、地頭がよいのか。 でも要は、その子次第です。 作戦を見直しましょう。 「志望校の検査内容に合った勉強をしているか」「この塾 (講師) に最後まで通って本当に大丈…
娘は10月生まれなので「キンモクセイ」の香りが漂う頃になると、誕生の頃を思い出します。 高齢出産だったのでいつまで親が生きていられるかわかりません。ひとりでもたくましく生きていける人になって欲しいと思っていました。 まだまだ道半ばですが、ほんの数年前まで「九九」が覚えられずにびーびー泣いていた子が、中学受験 (検) に挑むとは驚きでした。 11〜12歳の子ども達が、中学受験 (検) という荒波にひとりで立ち向かおうとしています。 あまりのたくましさに、見ているこちらが涙してしまいます。 今この状態でも挑もうとしていることに感心し、感動します。 この「成長」を見守りましょう。 ↓ 応援クリックお…
昨日のえんぴつに続き、今日は消しゴムの話。 当日は絶対に「新しい消しゴム」を持たせましょう。 新しい消しゴムは、消しやすいだけではありません。救世主になるかもしれないのです。 算数系の問題で、立体やサイコロの問題が出ることありますが、その時「イメージする」ことに使えるのです。 検査中、机の上に置いてよいのは「受検票」「えんぴつ」「消しゴム」です。 問題に「長方体を斜めに切る」や「立方体の展開図」などが出てきたら、この消しゴムを見つめましょう。 イメージがしやすくなります。 加工した消しゴムを持っていってはいけません。必要以上に触ったり、転がしたりしてもダメです。 不正行為とみなされてしまいます…
願書提出日が近づいてきました。 あえて大安を選び、銀行の窓口へ受検料を振り 込みに行きました。 銀行の窓口へ行くだけなのに、緊急してしまいます。 番号を呼ばれ、受検料を支払うと受付の方が 「よろしかったお使いください。」と、 割り箸袋のようなものを差し出しました。 中には、えんぴつが2本入っていました。五角形(合格)のえんぴつです。 小さな気遣いでしたが、 思わず涙ぐみそうになってしまい、 気付かれぬよう窓口の方にお礼を言うと、 足早に立ち去りました。 いよいよ始まると、身構えていたのかもしれません。 小さいプレゼントにさえも涙腺が弱くなっていることに、 ちょっと情けなくなってしまいました。 …
街中では、塾のネーム入りリュックを背負った小学生に目を留めてしまいます。皆凛々しい顔つきに見えます。世の中いろいろあったとしても、この1年は本当に早く過ぎていきました。 娘がボソッと言いました。「去年は、今ごろが1番辛かったなぁ。」「えっ、そうだったの?!」確かに私は10月ごろが精神的に1番辛かったのですが、娘もそうだったことは今、知りました。娘は感情をあまり顔に出さないタイプなので、気づきませんでした。 「学校」 「塾」 「家」どこが1番辛かったかを聞くと、「塾」と「家」との答え。 「えぇ〜〜。」「塾」はわかるけど、まさか「家」も、とは…。理由は、「母が、いつもイライラしてたから。」うっそ!…
平常心で臨むために、忘れ物をしないことが大切です。 意外に忘れてしまいがちなのが、「上履き」です。もし忘れてしまったところで、学校にはスリッパがあるので貸してくれるそうです。スリッパを借りたことで、減点になるとは思えません。ただ、ある子は当日「上履き」を忘れてしまい、そのことでパニックになって泣き出してしまったそうです。実力が出し切れませんでした。 本番間近の頃、塾の先生に「腕時計」を用意するよう言われました。必要なのかな?? とは思いましたが、先生が言うのだからと、 急いで買いに行ったことがありました。 着け慣れないため、 当日持っていくことをすっかり忘れてしまったのですが、その事に気づいた…
公立中高一貫校に合格するには、1点でも多く点数を取ることが必要です。まずは報告書から取れる点は、全て取る勢いでいきましょう。各学科 3 点( 満点 ) が取れればよいですが、そうもいかないでしょう。 でも「行動の記録」なら、まだ希望があります。学校により内容が違うのかもしれませんが、娘が受けた学校の「行動の記録」には、思いやり 協力 責任感 自主性 公平など10数項目ほどありました。 これらは点数制ではなく、 満たしている状況にあると判断された場合は、○がもらえるようです。全てに○がもらえるようにするため、常に意識するように声をかけましょう。 「思いやり」の項目は二重丸が欲しいですね。 (二重…
夏休みに入ってすぐに、担任との個人面談があったので、その時に 「受検する事」と「報告書のお願い」をしました。 娘の小学校は、1年間が2期制 (前期と後期) なのですが、前期終了前の保護者会で、先生はなんと「前期の成績表は、少し厳しめにします。」 と、言い出したのです。 「え????? 嘘でしょ。」 小学校最後の年、 前半は少し厳くして頑張らせ、 後半は若干甘めにして、 結果良い成績にさせた上、 卒業させたかったのではないか、と推測します。 いえ、いえ、ウチは結構です。 と、言いたい気持ちでした。報告書で良い点数が欲しいのは、「前期」です。後期の成績は悪くてもいいです。 (入試終わってるし、卒業…
プラセボ効果というのを、ご存知でしょうか。 ググってみたら、こんな説明でした。「 効き目のある成分が何も入っていない薬を服用しても、患者さん自身が、自分が飲んでいる薬は効き目があると思い込むことで、病気の症状が改善することがあります。」 小学校受験時の「あるある」ですが、 試験前日に塾の先生が生徒に「アメ」をあげて、「これは魔法のお薬だから、試験の日の朝に食べるとよく効くよ。」 数日後に生徒は報告に来ます。「先生! お薬効きました!」 中学受験の子に「魔法の薬」と言うのはムリですが、応用はできそうです。 いかがでしょうか。 ↓ポチッとお願いします。 にほんブログ村
娘は、完全に夜型です。普段は11時過ぎまで、勉強をしていました。 (ダラダラと。)塾の宿題が終わらなくて、夜中の3時までやっていたことも数回ありました。毎日8時 (!)に寝ていた私の小学生時代とは、大違いです。 それでも、さすがにやっと (ホントやっと) エンジンがかかった1月に入った頃から、朝型にシフトしてきました。と言っても、すごく早く起きていたわけではありません。本来は、本番を意識して6時前には起きる練習が必要でしたが、できませんでした。 7時前にやっと起きて、朝食を食べ ます。(トースト、バナナ、牛乳、ヨーグルト、 ヤクルト1000) 勉強の内容は、 「計算」「漢字」「できなかった問題…
作文…。コレには、本当に悩まされました。始めの頃は、文字通り書けないのです。1〜2行で手が止まってしまいます。「何を書けばいいの?」「う〜ん、塾の先生に聞いてよ〜。」親の方も????? 作文苦手だったしなぁ。 少し書けるようになってからは、 文を引っ張りながら (?) 書くようになりました。 接続詞を増やしたり、語尾を長く書いたりしてました。 とにかくマスを埋めたいのです。娘曰く、 「尺を伸ばす」気持ちは分かるけど、採点する側にはバレバレだと思うけど。内容も薄い。そして、1番困ったのは、 私が「採点の仕方がわからない」こと。8割は取れたでしょうと思っていても、 帰ってきた答案は、「20点」ポイ…
大手都立中専門塾へ通っていた時、10月頃に娘が塾からもらってきた冊子に「中学入試 進学資料」というのがあります。地味な名前ですが、A5版の大きさで230ページほどある資料集です。前年度の都内の国公立適性検査型受検校全13校の合格者のデータが載っています。見開き2ページを合格者1人分として、たっぷり情報が記載されています。その数、114人分。この冊子を入試が終わるまでの間、ほぼ毎日眺めていたような気がします。内容は、「報告書の点数 (5、6年時の成績をそれぞれ24点満点とした時の点数) 」「併願校とその合否」「学判 (塾内で月イチで行われるテスト) 偏差値データグラフ」「学校別合判偏差値データグ…
もし、類似問題を試験の翌日にやったとしたら、合格者の半数は入れ替わるのではないか、 と言われています。 それだけボーダーラインにいる受験者が多い、または本番で出る問題の振り幅が大きい、と言うことでしょうか。 ある公立一貫校であった話。入学後の「あるある」ですが、 「入試で何点だったか」 という話しを生徒の間でするそうです。そこで、 「おそらくトップクラスで合格した子」と 「補欠で合格した子」との点数差が、それほどなかったというのです。そこは、1000点満点での採点ですが、 熾烈さを表すエピソードです。 1問が命取りになることは、充分にあります。完敗なら諦めもつきますが、これでは悔やんでも悔やみ…
余談になりますが、さらに併願校の話。 併願校を調べていくと、いろいろわかったことがありました。公立一貫校の併願先になる学校は、どこも良い生徒を集めることに必死です。わずかの差で公立一貫校に不合格になってしまった優秀な生徒が、ぜひ欲しいという気迫を感じました。中堅校に届かない学校でも、良い学校はたくさんあります。 「学校説明会」と並び「試験相談会」を開く学校もありました。 試験問題作成担当者と思われる先生が、過去問の内容を細かく説明してくれます。 その勢いで、今回の試験に出る問題まで教えてくれちゃうんじゃないかと思わせる解説まであったのです。2年分の過去問集の配布まであったところもあり、かなりの…
やっぱりここかな。 比較的家から近く、私が学生の頃から知っている学校です。昔からあまりパッとしない印象の学校でした。 (失礼ながら)いつのまにか、公立適性検査型受検生にはお馴染みの併願校になっていたのには、驚きました。 実際の受験に先駆けて、その学校では12月下旬に本番さながらの模試を行います。無料です。 まったく知りませんでしたが、その前にも数回行っていたようです。子どもたちがその模試を受けている間、保護者は学校説明を聞くことになります。 なんと、そこでの説明を聞いているうちに、私はその学校をすっかり気に入ってしまいました。 いいじゃないの。 公立一貫校がダメなら、ここいいかもと思い始めたの…
もしこの受検がダメだったら、地元中学へ行かせるつもりでした。行く予定もない私立校を、受ける必要もない と思い調べもしませんでした。 しかし、決戦の日が少しずつ近づいてくると 「1校ぐらい受けておくべきかも。」 と、思い始めます。すでに12月半ば。(遅い〜〜) さて、本命受検に役立つ併願校はどこ? ネットで調べると、受ける一貫校によりだいたい併願校も決まってくるようです。 作文の先生から併願校についてアドバイスをいただきました。 「受けるとしたら、あくまでも練習のためだけですから、近い&偏差値低めなところに絞って探してください。過去問を1冊買ってみて、それで現状何点取れるかをチェックしてから決め…
おいしい (?) 指定校推薦について (ある公立一貫校の場合)
早過ぎますが、大学受験の話を少し。 公立中高一貫校に限りませんが、 「指定校推薦」 という、「枠」 を持っている学校があります。 簡単に学校が推薦してくれるとは思えません。「校内選考」がまずたいへんそうですが、はっきり言って この「枠」 狙っています。 ある学校の持っている推薦枠の人数は、高3の生徒数を上回っているそうです。つまり、もし大学(学部)を選ばなければ、そして校内選考をクリアできれば、一般入試を待たず全員どこかの大学へ進めるという計算になります。 おいしい… ある公立中高一貫校の説明会に参加した時、 こんな話が出ました。その学校は名門W大学(学部は不明) に2つの「枠」があったにもか…
娘の小学校からは、約20名が公立中高一貫校を受検したようです。小学校から徒歩圏内に都立専門塾が2校あり、受検組はそこを中心にどこかしらの塾へ通っていました。 結果は、合格者 2名 あまりにも厳しい現実です。 娘はクラスの中で、決して飛び抜けて勉強ができたわけではありません。受検生20人の中には、娘より成績の良い子は何人もいました。 その中の多くは、トップクラスの学校を狙ったようです。 もちろん「その学校」でなくてはならない、そのため全力でぶつかり、ダメなら近所の公立中学、また私立へ進むという取り組み方もあります。 娘曰く、 そのトップ校でなければ、合格しそうな子は何人かいたそうです。 我が家の…
「適性検査型受検 」楽しいかどうかが問題(そして親はどうなのか)
普段はどちらかというと図太い方ですが、子どものことになるとダメでした。 昨年の10月ごろは、だんだん決戦の日も見え始め、怖気づいていました。 例年の倍率を見ただけで、めまいがしてしまいます。我が子が、 「こんな倍率の中を勝ち抜けるはずがない」 と感じていました。 わかっていても、いざ不合格になった時、 どんに傷つくだろうか。(娘も私も)それまでやってきたことは、 決して無駄にはならない と本当に思えるようになるだろうか。そして娘の前で、 「今までよく頑張ったね。」 と明るくて振る舞えるのだろうか。 そんな中、志望校の説明会で、そこに参加していた卒業生から思わぬ言葉をもらいました。 「今日、この…
受験の時期、娘によく聞いていたことがありました。 「楽しい?」 受験生にこの質問をして、 「うん、楽しい。」 と、答える子は稀でしょう。娘の答えはいつも、 「別に。」か 「ふつうー。」でした。 受験は「おもしろおかしい」ものではないですが、目標を持って進んでいれば、「やりがい」や「手ごたえ」を「楽しい」と感じてくれるはずだと思っていました。 夏季講習などのバタバタが終わり、学校も始まり、少しずつ秋が深くなっていくこの時期、立ち止まってしまう子もいるようです。 いつもの会話の中、「あれ?」と感じたら、このままゴールまで走れるか、確認することも必要かもしれません。 「いやならやめてもいいよ。」 受…
「願書」に貼る写真の話です。 願書提出時期になると、ネット上に「受験写真はどうすればいいですか?」と、言う質問を見かけます。 私立の女子校なら話しは違うのかもしれませんが、公立に限っては、あまり気にする必要はないと思います。 写真が原因で落ちることは、まずないでしょう。 「写真を貼る際の注意書き」を守れば、問題ないと思います。 「写すときの洋服は、私服か受験用か」とか、 「女子の場合、髪の毛は結ぶほうがいいか」 などの質問も見かけますが、「どちらでも可」だと思います。「3か月以内に撮影の写真」と、書いてあることに対し、 「手持ちの写真は4か月前のものなのですが。」 と言う質問を見かけたことがあ…
少し早いですが、受験番号の話。あまり気にされない方もいますが、個人的にはすごく気にしていました。 随分前のネットの投稿で、合格発表で合格者の番号にかなりの偏りがあると、受験生のお父さんが憤慨していました。合格者の3分の2が100番内にかたまっていたそうです。 でもこれは、決して偶然ではないです。早い番号を良いとする傾向はあるのです。受験に対する熱意が強いとか、またその結果その早い番号の教室は、よい緊張感があるとか。 真偽は不明です。 でも郵送だから、どうにもならないし…。 と、思われることでしょう。 これは小学校受験時のことですが、 申し込み初日にその管轄の中央郵便局では、前日夜11時45分く…
入試に向かう電車の中、もしくは最寄り駅から会場へ向かう時、ぜひ食べてもらいたいものがあります。 ガムです。 早朝のことが多いと思うので、ミント系がよいですね。最近は、機能性ガムと呼ばれる「記憶力を維持する」と言われれているものもあるので、効果は??ですが、ゲンカツギには良いかもしれません。ガムの成分は別として、 「噛む」という動作は、脳を活性化させるのに良いそうです。 ガムを買う習慣がない我が家ですが、この時だけは噛ませていました。 また、ラスト3か月に毎日飲ませていたのは、「R1」と「ヤクルト1000」でした。 「R1」は、受験生の冬の必要品として、すっかりメジャーになりました。明治 R-1…
低学年のころ、学習塾とはまた違う「知育塾」的なところに通っていました。楽しく思考力を伸ばすことに力を入れる指導で、今だに娘は「楽しかった。」と言います。 その中で、私が印象に残っている先生の言葉が、「物事を3次元で考えなさい。」平面ではなく、立体で考えるということの例えだったようですが、算数のこの分野がいまだ苦手な私には、????? でした。 公園のジャングルジムで遊ぶことでも、立体感覚はつかめるようです。 低学年のうちは、意識的に公園へ行くのもいいかもしれません。我が家は、あまり行くことはありませんでしたが、娘は自分の手を使って立体をよくイメージしていました。 公立一貫校の入試にも「立体」や…
模試はほとんど受けませんでした。 まず、合格判定があてにならないと感じていました。A判定ばかりだった子でも、結果は不合格だったり、その逆という話はよく聞きます。 問題自体や会場の雰囲気など、「本番の練習」になると言われますが、まったくベツモノです。学習の進み具合の目安にはなりますが、その程度です。あくまでも 「模擬試験」 ですので、一喜一憂する必要はありません。 塾の授業内で行われていた模試では、志望校は軒並みC,Dランクでした。合格可能性50%が出た時は、娘は大喜びしていました。「合格できるかも! 2分の1の確率でしょ!?」 絶句です。こんな数字で喜ぶ人を初めて見ました…。 絶望感。 この状…
10月からでも間に合う子の話 (もう1つ、そして我が家のこと)
昨日の続きを1つ。実は身近に、もうひとりいます。親戚の子です。 地方の私立中で、そこの学力のレベルは知らないので少し状況は違いますが、やはり6年生の10月に受験したいと言い出しました。彼の目的は、サッカーでした。 サッカーファンでなくても、その名を知られている学校です。 入部したところで、2軍 (?) に100人以上いるそうです。彼の頭にはレギュラーになることなどなく、ただそのチームに入りたい一心でした。受験の神様は、微笑んでくれました。やはりその学校へ入学することへの熱意が大切です。 それがあれば、「運」と「縁」は来てくれるかもしれません。 我が家の場合、昨年の9月には、まだ志望校が絞り切れ…
受験のサイトでたまに見かけるのが、 「すでに6年生ですが、公立一貫校の受験に間に合いますか。」という質問。 私は、可能だと思います。ただし、本人が合格を本気で熱望しているのならですが。 知り合いの息子さんは、6年生の10月に突然、 「都立中受検したい!」と言って、周りを驚かせたそうです。10年ほど前なら、準備なしでもいわゆる記念受検で合格する子がいたそうですが、近年はまず難しいでしょう。その息子さんが、受験することにあまりにも熱心だったので、ダメ元でやらせてみようということになり、急いで入れてくれる塾を探しました。そこからの集中力が、ものすごかったそうです。(男の子にこういうタイプいますよね。…
娘が2年生と5年生の時に、PTA役員をやりました。 仕事をしているので正直しんどい事もありましたが、よい経験でした。役員をやったからと言って、受検時の報告書にプラスになるような事はありません。(親についての欄はないので)でも、結果的に役員経験者のお子さんたちがなぜか受験に合格しています。娘の学年もPTA副会長さんのお子さんが、都立中に合格しました。PTA役員は、もともと学校に協力的だし、教育熱心な方が多いです。上に兄弟がいる場合は、中学受験経験者率も高い気がします。 私が役員をやっていた時は、開成中や都立中などの難関校に上のお子さんが通っている方がいました。 受験についての情報や地域の塾事情に…
本来なら、9月の第1〜2週目の週末は、多くの都立中学が学園祭を行っていました。今年は中止になったところがほとんどのようです。 娘の学校の学祭も中止になってしまいました。 初めて都立中の学祭に連れて行ったのは、小学校3年生の時でした。娘は何もわからずただ「学校のお祭り」を楽しんでいました。どこの学校でも小学生 (受検生) を対象にしたブースがあります。その学校では生徒が小学生に授業をする教室があり、娘を参加させてみることにしたのですが、これが大失敗。娘は長身なので、6年生の中に座っていてもあまり違和感がなかったのですが、授業の内容はその学校の「入試の過去問」でした。さすがに3年生では問題の内容さ…
塾を変えたことにより、娘の学力で足りない部分がいろいろと見えてきました。(この時すでに11月)まず、読解力が弱過ぎること。これは致命的です。そして、基礎力の底上げ。「朝5分ドリル 文章読解」の4年生用 ( ! ) からやらせました。「5分・4年生用」というところがポイントで、さすがにあっという間に終わったので、この勢いで全シリーズを4年生分からやらせてみました。基礎ができていないと言うよりは、「過去問中心の学習」になってしまっていたので、すでに基礎を忘れてしまった( ? )感じです。そこで、「教科書ワーク」の社会と理科、 そして、「中学受験 漢字1560が7時間で覚えられる問題集」(この問題集…
10月まで都立中専門塾に通っていた時は、毎日の塾の宿題が大変でした。これは、塾の授業と宿題で受検勉強が完結するようになっていたと思われます。 要領の悪い我が子は、毎日夜中までやっていました。そこはこじんまりした教室でしたし、授業以外は生徒同士仲良く共に学び、励ましなが受験特有の悩みも話し合っていたようでした。移動した塾は、違いました。大きめの教室で行う授業は、大学の講義を思わせるものでした。授業の終わりには、ほぼ毎回課題( 宿題とは言わない) が出ますが、次回には正解のプリントが渡されます。提出ではなく自分で採点し、 「わからないところがあれば聞きなさい。」というスタンスでした。授業は分かりや…
個人的には、いわゆる「受験塾」に通うのは5年生からでよいと思っていました。娘の場合は、4年生から受験に焦点を当てて勉強を始めると、飽きてしまい最後まで続かない気がしました。 かと言って、いきなり「塾通い」を5年生から始めたのでは、通うことに疲れたり.勉強のリズムがつかめなかったりしてしまいます。実際には、1〜3年生は週に1度「知育塾」的なところに通い、4年生時は週2で大手進学塾の「公立校進学コース(地元の中学進学コース)」に通いました。 そして、5年の夏季講習から都立中専門塾に行くことにしました。6年生の後半では、紆余曲折があり11月に塾を変えるという賭けに出ました。 (やっぱり適性検査型受検…
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