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よも 言葉のアトリエ http://apismos.blog.fc2.com/

言葉で描くみえないこころ。 縦横高さ、時間軸、いつか 見えてくるでしょうか? 拙いながらの一綴り、ジャンルは絵のように…詩や小説の創作物を載せています。 どうぞお気軽にお立ち寄りください。

上遠野世方
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2020/06/20

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  • 九、尸解仙になった少年

    九、尸解仙になった少年 夏穂の前で地面に蠢いていた黒い影が立ち上がった。影は立ち上がって体をしならせて前後左右に動いている。死者だ。死者の群れが立ち上がった。夏穂は思った。そう思えた瞬間丹生川神社の社殿も庫裡も燃えている。また同じだ。あの時代に戻っている。振り返るといたるところで火の手が上がり燃えている・中で影が呻き叫び声を上げている。阿鼻叫喚というやつだ。どうしてみんな焼け死んでいるの?焼夷弾の...

  • 八、丹生川神社に影が踊る

    八、丹生川神社に影が踊る その頃響鬼沢へ向かった夕夏と紗英4それに亮の三人は町から移ったお稲荷様の前にいた。「ここも響鬼沢だけど、ホントの響鬼沢ってもっと上流でしょ」「そう、川に石がごろごろあるの」「じゃあ石が響くかもね」亮が言った。「どういうこと?」「洪水の時とか大きな石が大量に転がるとかも考えられるよ」「洪水だなんて今は雨も降らないよ」「やっぱり夏穂が言ったように飛行隊の轟音かもしれない。シ...

  • 七、場所の記憶の中で

    ...

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