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よも 言葉のアトリエ http://apismos.blog.fc2.com/

言葉で描くみえないこころ。 縦横高さ、時間軸、いつか 見えてくるでしょうか? 拙いながらの一綴り、ジャンルは絵のように…詩や小説の創作物を載せています。 どうぞお気軽にお立ち寄りください。

上遠野世方
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2020/06/20

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  • 日照り夏

    日照り夏 葉の丸まりて 芽は枯れて 群がる蟻も 枯草に隠れ水滴の ふき出す先から 地に落ちる 雨を補給し 汗を放水す日常を 悪夢の底へ 落すかな 天災は忘れる 前にやってくる…洋楽で Imagine Dragons の 「 Demons 」を...

  • 夏草のかおり

    空高く 分水嶺から 吹き下ろす 野分ビル風 雷鼓のうたげ夏草の 香りかぐわし 雨上がり かかる虹にも 秋風の立つ風の道の そうそうと鳴る 草千里 馬草食みて 雲にいななき…「 夏影 」を...

  • 白き雲棚

    海鳥と 台風一過の 土用波 雲棚連れて 白き手を振る夢のごと 立って座って 時失せて 老いた目で見た 現世のまぼろし 治めの夏 障子に影の モミジかな 枝をのばして 傘を捧げん…haruka nakamuraさんで『 Alone together 』を...

  • 初音鳴き

    初音鳴き 夏は時雨て はた織の 音色すずしや 秋津たたずむ波騒ぐ ネットの海に 魚影あり 捕らえて上げた 雑魚と私と草闇の 奥で奏でる 蟋蟀の 眠りに落ちる ビオロンの絃…haruka nakamura×細川亜依 さんで 『食卓とピアノと』を...

  • アクアマリンの滴

    雲切れて 光りさす世に 数知れず 青の落した ベリルのしずく 杞憂なる 未来も今も 誰ぞいる 数の論理に 個は失われメデューサの 首散らばって 落ちる空 ペルセウス座 冠いだいて…paniyoiodで『 ひかりのにおい 』を...

  • 虫語り

    わびしくも 夏の一夜の 虫語り 秋立てばはや 潮騒とならん 炎天に 息を引き取る 蚯蚓かな 土から産まれ 土にぞ帰る星海の 上下左右に 底知れぬ 光と闇に ひとり棲み分け… [.que] で 「twilight 」...

  • 風の平手

    つけ火かな 決意の程も 酒の宴 ガス欠過ぎの 空ぶかしもまた虫の音の 騒ぐ月夜に 一陣の 風の平手に 秋も立つかな目をみはる 頭上に蒼い そらがある 下にくすんだ わが身を置いて…[.que] さんで『 海辺にて 』を...

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