何歳であっても、指導者がきちんとお仕事をして、習う方もきちんとやることをやってくれると、上達する、というお話
ウィーンでピアノ弾きと教師をしています。 オーストリア移住、人生半分をとうに超えました。 娘はヴァイオリニストでウィーン国立音楽大学院とザハール・ブロン・アカデミーの学生です。オーストリア・ウィーンの日常をお伝えしています。
何歳になっても楽器演奏を楽しめるため、私が心がけている毎日のコト 腱鞘炎にならないために
*写真はムスメのLisa-Maria。8月1日のオルフェウス・音楽祭のオープニングでちょっと弾きますのでお時間のある方はどうぞいらしてください。いつものマリアヒルファー・シュトラーセのハイドンの像のある教会でのコンサートです*ご存知の通り、
ウィーンに住みはじめて、日本人としてびっくりしたことを思い出してみる アイスカフェ
オーストリアにピアノのお勉強に来る友人や留学相談の親御さんとお話ししたりして「ああ〜、そうだ〜〜!日本人って、ここにこだわるんだ!」ということを懐かしく思い出したので、書いてみます。そのひとつは、「夏の飲み物に氷が入っていないということが考
欧州での音楽大学でのレッスンの録音や録画についての私見 みんなどうしてる?
*写真はウィーン3区にある、ウィーン国立音楽大学の校舎*こちらとこちらの続きになります。ヨーロッパの音楽大学の一般的な話です。日本の音楽大学の事情を知らないので、日本ではどうなのかしら、と思ったりもします。私の時代は、録音したいと思っても、
ピアノのレッスン 指が独立して動くようになるトレーニングは本当に簡単で効果抜群
写真はウィーンのリンクを通る路面電車から写したもので、中央に見えるのはウィーンの目玉、シュテファン大聖堂の塔です。この塔はとても高いので、ウィーンのあちらこちらから見ることができるのです。さて、本題です。私が最近のレッスンで頻繁に取り入れて
ピアノのコンサートや発表会、入学試験やコンクール。ドレスコードはどんな感じ?
*写真は娘、いつかの夏、マスタークラスでのコンサートの様子です。 今日は欧州のコンサートや学校でのコンサート、
ウィーンの今日この頃の雑記 夏休みで生徒もいないのでピアノ弾いたりしてダラダラしています
今日は特に音楽的なテーマもなく、最近のウィーンの様子を書いてみたいと思います。暑いです〜。日本でもヨーロッパの猛暑の様子は報道されているようですが、ウィーンは、実際に大袈裟に報道されているほど燃えてはおらず、普通に暑いです。34度とかそこら
ヴァイオリンのちびっこコンクール談義 教師・親、いろんな人の態度について思うこと
今日、ちょうどお友達が生徒さんのコンクールに同伴し、集中したい所に保護者さんだか、同業者の先生だかがやたら話しかけてきて、「ちょっとほっといてくれませんか!」オーラを満面に出したのにガン無視、本当に、あれは新手の嫌がらせ?と思ってしまったと
今更ですが、日頃の食事は、毎日の練習にとって、とても大切だということ
*写真はSchottentorにあるCafe Steinのサラダ*娘がよく言うのですが「美味しいけれど、これ以上食べたら練習できなくなるから、やめとく」というヤツです。私なんて別にすごく練習しなければいけない、という場面がここのところないの
ピアノやヴァイオリン、レッスンの前やレッスン中にドキドキしますか?そしてそれ、必要ありますか?ないです
コロナ禍時のオンラインレッスン、結構楽しい!私の場合は、しました。特に小学生高学年で、音楽大学の教授先生のレッスンに通った時は、毎回ドキドキしていました。今考えると、どうしてだろう?と思います。やっぱりヘタだと思われたり、ダメな子と思われる
大切なのはコツコツの継続。残念だけれど、どんなに練習してもいきなり上手くなったりしないという現実的なおはなし
特にアマチュアや趣味の大人の方、先日おはなしさせていただいたような真面目な方だと、絶対にぶち当たる壁があります。それは「なんでこんなに練習しているのに、上手くならない!?」です。残念ながらピアノ、特にヴァイオリンなどの弦楽器は、大人から始め
この夏、生徒になってくださった大人の生徒さんが今週もいらっしゃいました。遥か彼方、子供の頃にピアノを少し習った事があるそうですが、自然消滅、コロナ禍をきっかけにご主人がピアノをお誕生日にプレゼントしてくださって、ピアノのレッスン再開、という
はじめから一定のテンポで弾くことを徹底して教えないと、ダダ崩れになってその癖はちょっとやそっとじゃなおらない話
ただいまウィーンは夏休みです。こちらの夏休みは日本に比べると、非常に長く、州にもよりますが7月8月はどっぷりとお休み、と思っていただいて構いません。で、以前にも書きましたが、子供たちは素晴らしいヴァカンスを楽しみ、余程まじめな子供、もしくは
テロなどでの緊急時での対処法 あなたはとっさに身を守ることができますか?
先日の許せない、とても悲しい出来事が世界を震撼させました。オーストリアのニュースでも報道されました。あの平和な日本で、あのようなことが起きるなんて、深い悲しみに包まれた数日です。心からご冥福をお祈りいたします。さて、Twitterなどでは、
「クラシック音楽が『わかる』」ってどゆこと?クラシック・コンプレックスについて私見
私がこちらにきて本当に疑問に思ったことが、この、日本人のクラシックに対するコンプレックスです。まず、海外に仕事などで出てきて「クラシック音楽というものがわからなければいけない」と思い込んでいる人のなんと多いことか。そして、こちらの人間とビジ
私の大好きな大人の生徒さん達。可愛らしい嘘つき(?)さんのおはなし
さて、以前にもお話しした様に、私は大人の生徒さんのレッスンが大好きです。なぜなら、やる気が断然あるから。大人の生徒さん、みなさんとても愛すべき方々です。今日もそのおひとりがレッスンにやってきました。彼女はウィーンで活躍する弁護士さんですが、
私の大好きな大人の生徒さん達。可愛らしい嘘つき(?)さんのおはなし
さて、以前にもお話しした様に、私は大人の生徒さんのレッスンが大好きです。なぜなら、やる気が断然あるから。大人の生徒さん、みなさんとても愛すべき方々です。今日もそのおひとりがレッスンにやってきました。彼女はウィーンで活躍する弁護士さんですが、
お金がないと音楽家にはなれない?お金がありすぎて苦労する親と、とお金を活用して子供を成功させる親のお話
結論から先に言うと「お金があるかどうか」は大した問題ではなく、結局はその人(親)が子供をどうやって教育してきたか、どういう環境を与えてきたか、が大切なんだなあ、と実感したお話です。ある欧州国のお金持ちのお父様が嘆いていました。息子さんにピア
ピアノやヴァイオリンを始めるのに理想の年齢っていくつ?のお話。
*今日の写真は下から撮ったカフェ・モーツァルトのチョコレートケーキ、Rehrruecken*アジアやアメリカの一部では、「まだこの子、赤ちゃんじゃない?!」と思えるような年齢からヴァイオリンやピアノを習わせることが、めずらしくありません。実
「ブログリーダー」を活用して、ピアノ佳奈ドットコム・ウィーンさんをフォローしませんか?
何歳であっても、指導者がきちんとお仕事をして、習う方もきちんとやることをやってくれると、上達する、というお話
クラシック音楽とタトゥーについて
久しぶりに日常ブログ、4月のウィーンのお天気は狂ってますの巻
ヴァイオリニスト・ピアニストの卵は、なぜに爪もしくは指の皮をかじるの?優れものの水絆創膏「ササムケア」や「パワーキズパット」
今日は、「ピアノやヴァイオリン(きっと他の学科でも)複数の先生に習うということ」について、私の思うことを書いて
ピアノ教師にとって「才能のある子」「素質のある子」「教えやすい子」
音楽(海外)留学をするのに、語学は必要でしょうか?はい、絶対に必要です。
久々のブログ スイスから「お月謝」「レッスン料」について
外国、オーストリアでもどこでも良いのですが「移住したいな」と思う人の心をよぎることのひとつに、この「差別に対す
私は留学斡旋業を営んでいるわけでは、全くないのですが、定期的に音楽留学のご相談のメッセージをいただきます。 で
日本でいう、音楽大学の附属中学校・高校というものはオーストリアに存在しません、という話
ウィーンにてアパートのトラブル 蟻の被害について
あまりにブログが放置プレイ(悲しいほど死語)になっているので、ちょっと書きます。 別にお気楽なご隠居生活を送っ
私は欧州に住んで35年くらいになるし、子供達もここで生まれて育っているので、日本の平和な裕福な家庭で育った音大
昨日は、「自分で自分にレッスンする」というトレーニングについて触れましたが、同様に大切なトレーニングはこの、お
留学などでどうしても耐えられえない人と一緒にいなければいけない状態になってしまった時の対処法
ピアノにハマる生徒さんたちと、教える事のありがたさについて
きらいな楽器はありますか?面白い生徒嬢からの質問で思い出したこと
マウント取りはくだらないよ、というお話
素人さんの発言は恐るべし、ホロヴィッツみたいに弾けない?
思い起こせばもう数十年前、私は子供時代になんてまあ、沢山の好きでもない曲を弾いていたんだろうと思います。当時の日本では、ピアノの先生に「この曲は嫌いです。やりたくない」なんて口が裂けても言えません。与えられたものを、「やらなければいけないも
ムスメ関係で交友が始まったあるご夫婦のお話です。表現の仕方がわからないので「良い人間」と書いたのですが、本当にどう表現していいかわからない、とにかくこの人達がとても「良い人達」なのです。そして、そのご夫婦の周りのご友人達も「良い人達」具体的
子供の頃にピアノを習っていて、大人になって再開したくなった、もしくは、全くピアノを触ったことがないのだけれど、
その男の子が一番初めにうちに来たのは、約4歳の時でした。日本の子供は2、3歳であっても芦田愛菜ちゃん(さん)さながら、頭が良くて、おしゃべりも大人顔負け!という子がいますが、こちらでは(とざっくり言って良いのかも疑問だけれど)子供はまだまだ
そのものずばり、お題通りです。それがピアノやヴァイオリンでなくても同じです。大昔の話です。私がサラリーマンだった頃、当時のある上司が、自分があるファイナンスの資格試験に合格する為、毎朝ミーティングで私達にレクチャーをしました。名目は、「会社
*写真は本文と関係ないけれど、ムスメとランランさん昨日は音大の教授試験を見ての「理想の教授とは」でしたが、昔書いたものをちょっと引っ張り出してきました。私はピアノの教師ではあるものの、一般の企業で働いた経験もあります。なので、「理想の上司」
ウィーン国立音楽大学は国立であるため、ほぼすべての試験は公開で行われます(これは音大の事務局が私に言ったので本当)私が喜んで足を運ぶのは、ヴァイオリンの教授の試験です。まずは自分の演奏、30分。そして2人の違う生徒のレッスンをします。合計2
昭和の時代と違い、今は「人と自分を比べることはやめよう」という考えが広がっています。昔は「あの人に負けるな!」とか「誰よりも我慢する事が美徳!!」といった価値観が賞賛されましたが、現代ではこれらを全て受け入れることは問題視されます。さらに「
これは大人になってからピアノを始めた人から良く聞く言葉です。 「一生懸命に毎日練習して、頑張ってるんだけれど、
娘は現在ウィーンからマドリードに留学中です。私のように東京からウィーンという距離に比べれば、たった2時間のフライトで何が留学だよと突っ込みたくもなりますが、まあ、一応留学です。生まれて初めてひとり暮らしを経験し、違う言語の中で、違うメンタリ
「あの人って、何でもバリバリ弾けるのよ!」「あ〜、早くショパンの木枯らしエチュードがバリバリ弾けるようになりたい!」「バリバリ弾けてカッコいい!!!」こういう言葉を日本ではいつも耳にしてきたし、私も日本に居たときは普通に言っていたと思います
わたしのピアノの生徒さんは、本当に例外なしにみんな「頭が良い」です。いわゆる、ざっくりと「子供」の生徒さんは、私と譜読みや部分練習をしている間に、さっさと暗譜しちゃうから「次までに暗譜しておいてね」なんて言ったことないし、ティーンエイジャー
写真は娘のメトロノーム。昔はよく、練習中に大バトルをして、ブン投げて、壊して、買ってを繰り返していましたが、今はそれも懐かしい(?)思い出です。メトロノームさん、心からごめんなさい。幸い、今はもう、何年も新しいメトロノームを買っていません。
これは、本当に絶対にそう!と言いたいのは、私が食いしん坊で食べることが大好きだからです。 という自分勝手な解釈
プロであっても、大人になってから新しいことを始めるのは「歳のせいで無理だ!!!」と思い込み、決めつけている人は、結構います。ある、もうかなり昔に引退したコレペティの先生は「絶対に新しい曲はやらない!(なぜなら歳を取っちゃってできないから)と
いろいろな親御さんがいるのですが、それはズバリ、 「子供がピアノを楽しそうに弾いていて、幸せなこと」 だと思い
弾けないところ、覚えにくいところ、そんな所はちょっと時間をかけたり、工夫をするだけであっという間に弾けるように
ある日、うちに新しく来た小学校低学年の生徒くん。うちに来る前に2年間、毎週ピアノを習っていたそうですが、楽譜を
ピアノやヴァイオリンのレッスン料、オーストリアと日本の違いを書いてみます。留学やこちらでのご参考になると嬉しいです。
日本在のピアノの先生とお話をしていると、毎回浦島太郎状態を実感している私ですが、今日はこの「発表会」について書いてみたいと思います。お友達によると、日本のピアノのお教室では(音大以下の学年を想定しています)年に1〜2回、発表会を行うそうです