谷中にある「朝倉彫塑館」に妻と二人で行って来ました。本来息子の運転で行く予定だったのですが、体調不良につき彼は参加できず、電車での行き帰りとなりました。 朝倉彫塑館は、文化勲章受章者で日本近代彫塑界の最高峰ともされている朝倉文夫が住宅兼アトリエとして使用していた建物で、敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国名勝に指定され、建物自体は国有形文化財に登録されているのだそうです。彫塑とは彫刻(カービング)と塑造(モデリング)を合わせた言葉で、彫刻はイメージしやすいですが塑造といわれてもピンとは来ません。塑造とは塑像を作ること、そして塑像とは粘土などの材料を用いて造った像のこと。簡単な心木 (しんぎ)…