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ヒキコモリータの生き抜く途(旧イタリアなのにひきこもり) https://www.hikikomolita.com/

30年間の日本OL生活、離婚経験でメンタルは崩壊。海外旅行未経験の私が無謀にもイタリアへ。何年たってもイタリア生活は驚くことばかり。楽しみは食べること☆

ヒキコモリータ
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2019/02/15

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  • 謙遜

    イタリアで生活していると「謙遜」という言葉は全く意味がない。 日本人が謙遜の中に感じる「美」など「知ったこっちゃない」という感じ。 長年、日本に住んでいた夫でさえそうなのだから、イタリア人に「謙遜」を理解してもらおうとは思わない。 今年2月までの完全に引きこもりと無気力、寝たきりから、春には少し外出やBARに行ったりと活動的になり、そしてまた今は家の中で活動していて意図的に外に出ない。 外出しても人と接触しない。 笑顔で挨拶をしていたが、それももう必要ないかな?とまで思うようになった。 それは、イタリア人に「謙遜」は求めなくても、少しは「敬意」を表してもらいたい。と期待したが、それも難しい。と…

  • 外国で毎日家にいると日本の「愛」が恋しくなる。 ドロドロした「愛」ではなく、清潔で単純な「愛」。 読者登録させていただいている皆さんのブログや米朝さん、市原悦子さん、歌舞伎を楽しむ。 そして、私の大好きなラジオ番組「安住紳一郎の日曜天国」を聞く。 この番組、清潔な「愛」に溢れている。 👇この日は、安住氏の「パンダ」と「放送」に対する愛情が半端なく溢れていた。 そして、安住氏のパンダと放送業界に対する知識と愛情が彼独特のシニカルさで伝えられている。 アシスタントの方の笑い声も「愛」に溢れ、温かい気持ちになる。 上品でシニカルでとにかく何とも言えない現実的な「愛」と「誇り」を感じる番組。 安住紳一…

  • 忘れられない日

    8月26日、15年程前、酔っ払って警察にお世話になった。 当時、離婚調停中だった。 この日は、元夫の浮気が発覚した日。 元夫は夜勤だと言っていた。 翌朝、実家の父が病院に搬送され、携帯を職場で使えない状況の夫に、緊急で連絡するために職場に連絡し、夫の嘘が発覚した。 その翌年だった。 一人で食事をしたくなかった私は、親友と食事をするために約束の場所で待っていた。 しかし、約束時間の30分後、彼女は仕事のために来れない。仕事が終わってから会えない?と言っても難しいということだった。 一人暮らしの部屋に帰るのが嫌でそのまま飲み続けた。 約束のレストランの閉店まで飲んだ。 そして、駆けつけてくれた他の…

  • 護る

    先日、夫と自衛隊音楽祭のYouTubeを見てる時、夫が言った。 「呑気だなぁ~」と。 2005年まであったイタリアの徴兵制度。 銃を持ち、厳しい訓練を受け、集団生活に耐えた夫にとっては自衛隊の歌姫の存在が不思議に思えたらしい。 なので、そんな言葉が自然に出たのだろう。 日本の自衛隊は「護る」が使命。 災害時の彼ら彼女らの救出活動、そして慰問での音楽活動は、被災者にとってどれほど有難いことだろうか。 イタリアの駅、観光地などには必ずライフルを手にした軍隊がいる。 最近では見慣れて違和感を感じることがなくなったが、イタリアに住み始めた当初は彼らを見ると非常に緊張した。 空港のBARで休憩中。 イタ…

  • 言葉

    イタリアは感情豊かな言葉が多い。 「アモーレ(愛)」、「テゾーロ(宝物)」という愛情豊かな言葉は聞いていて微笑ましいが、汚い言葉も多い。 私の周りだけかもしれないが、彼らはどちらの言葉も簡単に発する。 私の事を「アモーレ」「テゾーロ」と呼び近所のおじさん、おばさんに本当に愛されているとは思わない。 わかっていても、言われると嬉しいし、親切にしたくなる。 だけど、親切心が仇となることも多い。 思っていないんだったら、言わないで欲しい。 慣れるしかないんだけど、何年経っても慣れない。 「アモーレ」「テゾーロ」と言うなら丁寧に対応して欲しい。 まっ、自分が本気にしなければいいだけの話なんだけど。 イ…

  • 爆睡

    夫は、毎朝6時に家を出て、13時頃戻り、また16時くらいに出勤し夜中まで仕事。というスケジュールで一週間を過ごす。 昨日、夫の仕事は午前中のみで終了。 午後からの時間を、夫は楽しみにしていた。 「アペリティーボに出かけようか」な~んて言っていた。 家に戻り、昼食に夫の大好きなパスタ大盛りを平らげ、美味しそうにワインを飲んでいた。 夫は、テレビでイタリア国会を見ながら、一人ずっと飲み続け、私は、片付けを済ませた後、イタリア語の勉強をしていた。 ふと夫を見ると、白ワイン一本、大ビンビール3本を飲み終えていた。 え~うっそぉ~と思っていると、夫は16時頃にベッドに行った。 私もほんの少し横になろうと…

  • 学び

    最近、入眠時に市原悦子さんの朗読や「日本むかし話」を聞いている。 日本の文化や風習を思い出し、人として大切なものを改めて学んでいる。 ほのぼのと心地良く眠りにつけることが多い。 数日前、それでも眠れない日があり、YouTubeを色々と検索していた。 市原悦子さんの戦時中、戦後のラジオドラマ「幻の街」を聞き、その後、下記のような映像にたどり着いた。 綺麗事だけでは生きていけない時代。 米軍が来たら槍で突き刺す訓練をしていた時代からすればこの映像は信じられないだろう。 終戦から74年... 時代ってこんなに早く変わりゆくものなんだな。 この時代を生き抜いている人達を見て、何て強いんだろう。と思う。…

  • 割り切り

    この国で生きる覚悟はできても自信はない。 時間が経てば経つほど自信が無くなっている。 もう、割り切るしかない。 昨夜、私達夫婦とバカンスに出かけていない独身男性2人の合計4人で食事に出かけた。 みんなの会話が全く理解できない。 早い!早い!「ちんぷんかんぷん」 必死で聞いていてもついていけず、何か言おうと思った時にはすでに次の会話になっている。 その上、私は家の中にいるだけなので会話提供者にもならない。 日本が話題になっても、説明したいことがすぐに口から出てこない。 そうこうしているうちに、夫が言いたいことを全て説明している。 もともと口数の少ない私は、本当に何も話せなくなる。 そのうち、話す…

  • 酒と泪、男と女

    今日は夫の休日。 朝ゆっくり過ごし、リラックスした一日だった。 お酒をたらふく飲んだ私達は日本の音楽を二人で心地よく聞いた。 さだまさしさんの案山子。 北島三郎さんの祭り。 平井堅さんの大きなのっぽの古時計。 美空ひばりさんの「川の流れのように」 そして、私の大好きな曲、河島英五さんの「酒と泪、男と女」を聞いて、さぁ、眠ろうと思った。 河島英五 【Live】 酒と泪と男と女 今も聞いている。 しかし、夫は最後にグローブを聞きたいと言った。 「グローブ?」と聞き返すと、グローブと言う。 私は未だかつて「グローブ」の曲を聞いたことがない。 「何?その思い出って何?」と聞くと、「日本ではグローブでし…

  • 8月15日

    イタリアは聖母マリア被昇天の為、休日。 日本は終戦記念日。 衷心より祈りを捧げる日。 その気持ちとは裏腹に慌ただしい一日が始まった。 夫は5時に起き、6時に家を出る。 夫を送り出した私は、洗濯、掃除を一気に済ませる。 いつもはいい加減に諦める掃除も、今日は止まらなかった。 窓を拭き、家中のガラスを磨き、床を拭き、ワックスをかける。 ふと気づくと10時を過ぎている。 汗だくなのでシャワーを浴び、昼食に帰ってくる夫の食事の準備。 準備を始めたところで夫から「今日は帰る時間がないなぁ~」と連絡が入る。 「ありゃま」 お弁当を届けることにして、街に出る。 そして、夫と合流し、休憩時間を過ごす。 ちょう…

  • 生きる

    終戦記念日。 毎年この日になると思う。 私は生きている。食べるものもあり、布団の上で眠っている。 なんて有難いことだ。 夫を戦争で失った祖母に戦没者慰霊祭を見ながら話したことがある。 「罰当たりだけど、死にたくなる時がある」と。 祖母は「そう思っても生きてるのは有難いねぇ~」と言った。 「うん、うん」と言い納得したつもりだったけど、ちゃんと理解したのはイタリアに嫁いでから。 祖母が大好きだったアイスキャンディー。 小さい時から、夏になると祖母は大好きなあずきバー、私はホームランバーを食べながら、よくおしゃべりをしていた。 さすがにイタリアでは、あずきバーもホームランバーもないけど、アイスバーを…

  • 個性

    滝川クリステルさんがご結婚されたニュースを見て、イタリアに住み始めた頃に違和感を感じた、イタリアテレビアナウンサーの個性の強さを改めて実感した。 日本のアナウンサーやニュースキャスターは、男女とも美しい顔立ちのアナウンサーの方が多く、容姿、服装は知的でコンサバティブだと思う。 イタリアのアナウンサーはとにかく個性的。 二度見してしまった。 私の頭の中は「鬼瓦権蔵」か、はたまた吉本新喜劇の「藍五郎」でしかない。 そして、私の中の「チッチョリーナ」さん。 女性キャスターの胸元は基本的に大胆。 日本では、滝川クリステルさんや安住紳一郎さんがテレビ局アナウンサーであり、ニュースキャスター。 あまりにも…

  • 一言

    イタリアに住んでいると、ちょっとした一言で気分が良くなることがある。 今日、19.99ユーロの買い物をした。 20ユーロ紙幣を出したら、レジの方が「0.01ユーロ(1.2円ほど)のお釣りですが、小銭が足りないので、0.01ユーロ多めに払ってもらってもいいですか?もし、良ければ...」とおっしゃる。 私は「いいですよ。どうぞ」と言うと「何て親切な方なの。本当に有難うございます。もし、あなたが足りない時、遠慮なくおっしゃってね」と優しい一言が添えられた。 帰り道、トラムに乗ると先頭車両で子供達2人が運転席のすぐ後ろでガラス越しにずっと張り付いて線路を見ていた。 視線に気付いた運転手さんはすぐに声を…

  • 夢みたい

    数年前に亡くなった祖母は「夢みたい...」が口癖だった。 祖母はいつも何事にも感謝し、感動していた。 初めてPizzaを食べた時に「夢みたいに美味しいね」 初曾孫が成人式を迎えた日に「立派になって...夢みたい」 私が老人ホームに顔を見に行ったら「会いに来てくれて夢見たい」 お正月が来るたびに「今年も新しい年を迎えられたね。夢みたい」 誕生日にも「みんなに祝ってもらえて、夢みたい」 いつも感謝で一杯の人だった。 祖母は夫を戦争で亡くし、再婚した相手も出兵し戻らなかった。 祖母の一人息子である私の父は、祖母の宝物だった。 祖母は亡くなる日に老人ホームから家に戻り、「ビールが飲みたい..」と言って…

  • 徹夜

    昨夜、徹夜をした。 大晦日をのぞいて、徹夜したのは何年ぶりだろう。 本当に久しぶり。 昨夜夕食後、ごろごろしながらイタリア語の文法書を読んでいた。 一点、わからないところが解決すると、どんどん面白くなり、復習し始めると頭がハイテンションになって眠くなくなった。 眠くなったら眠ろうを思っていたら、あっと言う間に3時になった。 夫は4時半に起きて、仕事に行くので、もう眠らずに朝まで起きようと決めた。 ブログを書いたり、読んだりしていると4時半になり夫が起きてきた。 3時半頃、究極にお腹が空いた...カップラーメンやカップ焼きそば、おにぎりが食べたくなった。 👇こういうのではなく、 👇こういうのが食…

  • 自己満足

    昨日、このアパートの清掃業者もバカンスの為、ピンチヒッターの業者が入った。 私が外出から帰ってくると、アパートの玄関でピンチヒッターの方々が困っていた。 「清掃業者の者ですが、お水を汲む場所の鍵を本来の業者から預かっていません。住人の方から借りるように言われたのですが、玄関オートロックは解除してくれたのですが、その後、誰もインターフォンに出てくれません。あなたは洗い場の鍵をお持ちですか?」 「私は持っていないけど、誰かに聞いてみましょう」と言うと「誰もいらっしゃらないようなのです」と言う。 「でも、オートロックは開けたんだから、誰かいるでしょう。誰も出なければ、電話をしてきいてみますね。それで…

  • 違い

    街に出ようとバスに乗り、そして、トラムに乗る。 扉は自分でボタンを押さないと扉が開かない。 ボタンを押してトラムに乗り込み、座ろうと思うが、足が地面につかない席がある。 余程の体格でないと、足が地面につかない。 私が座ると足がブラブラする。 ということで、違う席を探して座る。 街に着き、銀行ATMに行く。 3つあるATMのうち2つ壊れている。 たった一つ動いているATMには出金しようとする警官が3人並んでいる。 店内では犬まで並んでいた。 日本だったらクレームを言う人がいるだろう。 ①大人でも足がつかない公共交通機関の座席。 ②営業時間内にもかかわらず銀行ATM3台のうち、2台が壊れていても誰…

  • 目標

    イタリアで暮らし始め、ただ「生きる」「生き抜く」ことだけが目標だった。 「ベッドから出る」「言葉を発する」ということだけでも精一杯の年月を過ごした。 数年経過し、ようやく具体的な目標を設定しようと思う。 友人には孫が生まれているという年なのに、具体的な目標を設定するなんて、手後れかな? と思いながら、何か目標設定しないと「甲斐」がない。 日本にいる時は、「仕事」と「美」(老化、ダイエット)のことばかり考えていた。 今思うと日本で私は重度の鬱病でありながらそれなりに幸せだったんだな。 仕事をやり遂げる事、体重を何キロにする。セルライトを取りたい。とかあの服が入るようになりたい。とか、なんて平和だ…

  • さぁ!

    ようやく、ジメジメ、くさくさしている自分に嫌気がさしてきた。 この数週間、暗かったぁ~ 笑顔が消えてしまっていた。 笑おうと思っても、動こうと思っても、何もかもがウジウジした。 そんな時には、いい「気」が流れないということを目の当たりにした。 片付けていても、掃除をしていても、洗濯、お料理をしていても楽しくなく、イライラしていた。 食事もお酒も全く楽しくなかった。 気分転換に街に出てもイライラしていた。 このイライラは夫にまで感染したような気がする。 家の中にいてもいい、話さなくてもいい、ただ笑顔で平穏でいることがどれほど大切なことなのかということを実感した。 頭でわかっていても、なかなか実感…

  • 距離感

    夏目漱石が草枕の冒頭でいっている。 「智に働けば角がたつ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は生きにくい」 先週、激しいホームシックが私を襲い、しばらく心にシャッターをおろして家族以外と話さなかった。 それは、紛れもなく自己防衛だった。 「そんなこと言ってたら、いつまでたってもイタリアに馴染めないよ」 「イタリアで生きていくんだったら、日本の家族と離れるのは仕方ないこと」 「誰でも淋しくなる。あなただけじゃない」 「FORZA(がんばれ)!FORZA!FORZA!」 ・・・ どの言葉も励ましの言葉。 有難く受け取らなくてはならない。 わかっている、わかっているけどどうしよう…

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