象徴的な事件が起きた。 川崎カリタス学園の子供達が刃物で切りつけられ犠牲者が出た。犯人は岩崎隆一(51才)。 今度は逆、外で隔絶して暮らしていた息子が家へ戻って1週間。その暴力と将来を悲観して 父親が息子を殺した。死んだのは熊沢英一郎(44才)。 特にカリタス学園の事件は無差別殺人だから、皆他人事じゃ無いと同情を誘っている。 私はこの手の事件が起きた時、被害者を同情するのも当然だが、事件を起こした当事者、 そしてその当事者と密接な関係にあった家族の立場、状況を考えると、その家族にも 非常に同情してしまう。 岩崎にしても熊沢の父にしても、人を殺すまで追い詰められた。その前に何か出来なかったのか。 特に熊沢英一郎(44才)は年齢にしても発言にしても非常に日本の現在を象徴している。 つまり、こ..