自分の心の中を吐き出さないと自分を保てなかった介護当初。 誰かに伝えたくて、誰かとつながりたくてブログを綴ったヨメを今見つめています。 お陰で、皆さまのお陰でここまでやってこれました。 「もう大丈夫?」心の中のヨメに聞くとね、「とっくに大丈夫だよ。」って。 「ヨメろぐ」を卒業いたします。🎵🌸 ヨメも ツレも 元気です♪ ばあちゃんは さらに 今日も元気に ちょっぴり いや 結構ワガママに暮らしています🎵 ありがとうございました。🌸
自分の心の中を吐き出さないと自分を保てなかった介護当初。 誰かに伝えたくて、誰かとつながりたくてブログを綴ったヨメを今見つめています。 お陰で、皆さまのお陰でここまでやってこれました。 「もう大丈夫?」心の中のヨメに聞くとね、「とっくに大丈夫だよ。」って。 「ヨメろぐ」を卒業いたします。🎵🌸 ヨメも ツレも 元気です♪ ばあちゃんは さらに 今日も元気に ちょっぴり いや 結構ワガママに暮らしています🎵 ありがとうございました。🌸
障がい者支援施設に行ってきた。18歳以上の方々が入所している。施設からは3、4歳程度の絵本の選書を頼まれた。今日は約40人が集合🎵 大型絵本「もりのおふろ」西村敏雄作を読む。森の動物たちがお互いに背中を洗う。ゴシゴシ シュッシュ ゴシゴシ シュッシュ🎵会場から声が上がり出す。嬉しいなあ〜。みんな、ニコニコ、いや、寝ている?人もいるけどね。聞いてるかも。 昔、そう、ヨメは幼少期に銭湯に行っていた。家には風呂はあったが何故か使われることはなかった。銭湯に行くと色んな人がいて、石鹸やシャンプーを貸し借りしたり、背中を流しあったりしていたなあ。この絵本の動物たちのように。そして風呂上がりにコーヒー牛乳…
ばあちゃんが珍しくボールペンを持っている。「何かな?」と、ヒョイと見てみれば数字を線でつないでいる。デイサービスでもらった数字を順番につなげると文字が出てくる『脳トレ』プリントであった。 「あら、頑張ってるわね。」なーんて思ってたら、「はあ知らんわい!💢」と言って投げ出した。 どれどれ・・・なるほど、40を超えると難しいようだな。 ヨメが後を引き受けトライ!なかなか面白い🎵ばあちゃんはヨメの横でヨメの言う数字を復唱している。 48、49、50、51・・・55!完成! 👩「ほら!文字が浮かんできたでしょ。」 👵「「地」じゃの!」 👩「大正解‼️」いいぞ、ばあちゃん! と、思っていたら・・・ 「ま…
ばあちゃんが我が家に帰って来て1週間^o^ コタツに入ってヨメをジーっと見てる。テレビをつけてもヨメを見る〜(笑) 「ここがええのお〜。」 変わんなーい。そりゃそうよね。その歴史は長いのである。 ばあちゃんの両親は戦後、船で漁に出かけ、5人姉妹はお留守番。1番下の長男だけを連れて船に乗る。そして長女が家の采配をふるっていた。ばあちゃんは4番目。 ひたすら船が帰ってくるのを港で待つ。今日は帰らなかったが明日は帰るかな、と、港で待つのがばあちゃんの仕事であった。 結婚してからはじいちゃんに尽くす。じいちゃんが仕事へ行くのに玄関から3歩で自転車に乗れるようにそれを置く。彼が帰ったら直ぐにお店の冷蔵庫…
明日、ばあちゃんが家に帰ってくる。2ヶ月間、娘さんのとこにstay🎵むっちゃ楽だった〜。 あゝ、幸せだったなあ〜。 明日からまたファイティン! ・・・。 いいや、頑張らないよ。私は「ワタシ」を見つけたんだから。誰かの期待に応えるために本当の「ワタシ」をもう手放さない。 ばあちゃんを前にして、それができるかは分からないけど、「何をするか」「どうするか」「どうしたいのか」ちゃんと自分で選ぼう。「ばあちゃんのせい」にしないで選んだ道に責任を持とう❣️「ワタシ」を生きる🎵 ま、以前の私も「ワタシ」なんだけどね。笑
2025年も8日が過ぎましたね。早い! 昨年10月からブログを休憩して断捨離に励んでいたヨメである。 というのも、義姉がばあちゃんを2ヶ月ほど連れて帰ってくれているのである。寂しそうな顔をしながら心の中では飛び上がったヨメ。 その間に自身のヘルスチェックもしようと思っていたのだが、ついつい病院には足が向かないままであった。 昨日、咳で呼吸が苦しい、ってことでホームドクター受診、精密検査要だと、本日、大病院送りとなってしまった。ホームドクターは我が家事情に精通しているため、ばあちゃんがいない間に早く行くべき、と連絡をとってくれたのである。かねてからの不安である、 ・動悸 ・就寝時の心臓への圧迫感…
ヨメは最近また、ばあちゃんの声や姿にビックとする。気配にさえ反応して心臓がドキドキしだす。息苦しさ・・・。😱 今更であるが、ヨメはばあちゃんが苦手である。相手は変わらないことは重々承知であるが、流せない。 今日はばあちゃんの誕生日、どうしようかな? 「もしもし、お誕生日ケーキ🎂1つお願いします。89才です。」 苦手なのに、お祝いしてあげたいな、と思う自分が分からない。 いい人になりたいのかしら?「〜しなければ」で生きているのか?自分のことが自分でもよく分からない。分かっていることは、 穏やかな空間が好き 静かな場所が好き 1人の時間も好きだが人と会うのも好き 人は好きだが集団は苦手 焦ると不安…
あれ?自動洗濯設定をした洗濯機のボタンが点滅している。 あら!「フタを閉めてください」とサイン。 ああ!「ツレが昨夜、洗濯物を放り込んだ時、閉めるのが甘かったんだな。」 ツレを連れて来て注意喚起する。今や洗濯物担当なんだからね。 ツレは頭をかきながら 「いけんねー!ダメじゃね!」 だから、気をつけ・・・ 「こら!開いてたら、自分で閉めんか!」 えええ〜!そうくる⁉️ 洗濯機をペチッとたたいたツレである。あくまで人(洗濯機)のせいである。
久しぶりの観光ガイドボランティア。やはり楽しいな。人との出会にワクワクする。家から離れるのも実によい。ばあちゃんはツレに任せて出かける。 はるばる海外からの旅客船が小さな島に入港した。大きな船を沖に止めて、ボートに乗ってやってくる。さながら映画のワンシーンのようである。なんでかカッコよく思えてしまうのだ。この憧れは、どこからくるものであろうか? フランスからの方が100名、後はドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、オーストラリアから100名の総勢200名の来航である。 ヨメはフランス語はチンプンカンプンなので、あらかじめ、主要な説明はフランス語で紙に書いておいた。役に立った! おりしもこの日は地…
「わしゃあ、昨日は寝られんかったんで〜。どうしたんかの。」 ばあちゃんは、寝られたら寝られたで「どうしたんかの〜」、寝られなければ寝られないで「どうしたんかの〜」と、ブツブツ言う。 あんまりグズグズ言うもんだから、ついにツレがイライラして言い放った。 「寝られんでも大丈夫よね。そのうち目も開かなくなるけん。」 ‼️ ツレ、言うね〜。 にしても、ちょいとキツイわね。 と、ばあちゃんの様子を伺う。 「やっぱ、聞いてないよねー。♫」 おいしそうにナスの揚げびたしをほおばっていた。笑 それにしても私たちはこの地球に生まれ、そして必ずこの世を去るのである。ツレの言う「目が開かなくなる日」は万人に等しく訪…
ガイド仲間に魚をいただいた。「あこう」である。2匹ともでっかい。こりゃあ、ばあちゃんが小躍りして喜ぶぞ。 案の定、半分にして煮付けた「あこう」を見て、1番でっかいお頭付きを指差した。 「わしゃあ、コレを食う。コレをくれえ。」 🤣🤣🤣 いつもは、長男であるツレに1番大きく、美味しいところをあげようとするのだが、コレは譲れないらしい。 いいぞ!ばあちゃん! しっかり食べて精をだしておくれ。ツレも大きいのがよければジャンケンだね〜。ツレは初めは必ずチョキを出すからばあちゃんはグーを出すんだよ〜。(笑)
夕食を食べていると、ばあちゃんが、ハタと箸を止めてヨメをのぞき込む。 「わしゃ〜、誕生日がくるけえ、お祝いしてくれえや。ワシがお金を出すけん。」 ‼️ 来月、ばあちゃんは89回目の誕生日を迎える。ばあちゃんの誕生日にはいつもご馳走を作り、ケーキ🎂を用意してお祝いしているのだけど。 はて? 今まで祝ってもらっていないような言い草である。 「のお、アンタ〜、どっか食べに連れて行ってくれ〜や。」 なるほど、外食したいのね。 「何が食べたい?」と聞くヨメに「何食べたいか分からん。アンタが作ったのが1番おいしい。」 じゃあ、家でいいじゃんね・・・。🤔 「〇〇さんは孫も来て祝ったんじゃと!」 なるほどね〜…
「日記を1カ月,書き続けたら人生変わるかも」、と思った。何故だか、ふとそう思ったのである。 そして1カ月と思ったのに「TWO YEARS DIARY」を買ったのである。表紙がシックでハリーポッターの「リドルの日記帳」を思い出した。(後で確認すると似ていなかったがw w) いつもの文具屋さんが500円引きの3,000円で売ってくれた。店主は隣にあったドナルドダックの日記帳を1,500円引きの1,000円にするからと勧めてくれたが、いかにも店に置かれて年数が経っている趣であったのでこちらを選んだ。 もう何年も日記をつけている友人がいる。自分の望む夢日記だそうだ。少しずつ夢をかなえている様子を見ると…
ツレが・・・。 出勤前に洗濯物を干している。 食洗機からお皿を取り出し食器棚に戻している。 コーヒーもいれてる・・・。 ? どーした? 今朝でかれこれ3週間。 「どーせ、すぐにやめるだろう。」と思っていたが続いている。なんでそうなったのか、というと、ヨメの爆発💥八つ当たりに近い爆発💥 いつもは、それをのらりくらりとかわしていたツレであるが・・・。 ずっと、続くのかな? ヨメはいつも悶々としていた。「家事一般」は「女の仕事」、「介護」は「女がするもの」という価値観。社会はドンドン変わっていっているというのに。頭では分かっているのに、 そんな価値観にしがみついていたのはヨメなのだ。 そんな時代じゃ…
娘のとこから我が家に着いて「無事帰ったよ」って電話を入れる。ヨメの横でばあちゃんが、代わってくれと手を出している。 やれやれ、はい、どーぞ。♫ 「アンタあ、お母さんが行って大変じゃったの〜。お母さんが世話をかけるの〜。」 😅 なんだ、それ⁉️ヨメの保護者か⁉️ 「こっちがお世話になったんだよ。」って言う娘の声が聞こえてくる。それでもばあちゃん、「大変じゃったの〜。」 マジ、ウケるー🤣🤣🤣 いや、少々、腹立たしい・・・。 まあ、確かに来客があるというのは大変かもね。お世話になったのも事実だわ。 でも、ばあちゃんに言われたくないヨメである。 ばあちゃん、大変なヨメが帰って来たわよ〜。覚悟してよ〜(…
久々に孫に会った。LINE電話でみる孫は大きく感じてたが、会うとちっちゃくて驚いた。 この世に生まれて11カ月。ヨメに何かと話しかけてくる。と言っても何を言っているのか解析不能であるが・・・。 「快・不快」で正直に生きている。人に好かれるとか嫌われるとか、将来への不安とか恐れとか、自分は何者でどこからやって来たのか、なんてお構いなしに生きている。今、ここ、にちゃんと生きている。自由だな〜。 人はいつから迷い出すのかしら? あゝ、何だか幸せだなあ。 さあて、わが家に帰るといたしますか。 空港の待合室で「北海道弁当」を頬張りながらニヤけているヨメである。
「90才までに死にたいわ〜」と言うばあちゃんにその理由を聞いてみた。 ① 今までできていたことができなくなった ② 体がしんどい ③ 友だちも亡くなって話す人も減った ④ 何にもしたくない やりたいこともない ⑤ テレビの言っていることが分からないし、観たい番組もない ⑥ 自分が何をしてるのかよく分からなくなる ⑦ オムツは嫌だ ⑧ 家族に迷惑をかけている ⑨ 1日が長い ⑩ 何で子どもに怒られるのか分からない 11 生きるのも怖いが、死ぬのも怖い。 ・・・。 切実である。 実に切ない。 寿命が尽きるまで、自分をご機嫌に保つことは余程の覚悟や割り切りが必要だな。早めの準備と心構えがいる。 よく…
「90才までには死にたいのお〜。」 ウチのばあちゃん、89才になる。病院の待合室でヨメに言う。 「そりゃあ、無理だね。」ヨメは即答する。 「うんにゃ、死にたいんじゃ。」 「じゃあさ、病院に来るのも、薬を飲むのもやめたら、いいかもね。」 ばあちゃん、あわてて 「そりゃあ、ダメじゃ。ちゃんと病院でみてもらわんとの。」 🤣🤣🤣 だからね〜、ばあちゃん、まだまだ大丈夫だよ。腹をくくって生きて下さいな。 ‼️ 腹をくくるのはヨメか‼️(笑)
「アンタあ、今から2階に行きんさい。ワシがここでテレビを見るけえの」 いいよ〜。 「アンタあ、ここにおってもええで。ワシャあ、自分の部屋へ行くけんの」 ほーい。 ばあちゃん、指示出しに専念する。ツレがいる時は何も言わずに自分の部屋にこもっているのに、ヨメ1人になるとアレやコレやと指示を出す。ヨメが動くまで言い続ける。 実にうるさい。 「お母ちゃんの中に序列があるんだろうね。」とツレ。 序列⁉️ だね〜。 30年前の洗濯事件を思い出すわ〜。干す順番は必ず『じいちゃん、ツレ、子ども、ばあちゃん、最後にヨメ』。作為的にヨメが順番ずらして干したら、ばあちゃん、後で必ず順番どおりになおしてたわね〜。(笑…
何でか頑張っちゃうんだよね〜 頑張るのが好き で、疲れちゃう 「もう頑張らなくていいんじゃない?」亡き母が言った 「ゆっくりしたらいいじゃん」ツレが言う 「30代の頃のようにはいかないわ」ヨメが言う そうね 頑張るモードからのシフトチェンジ 自分を受け入れてきたつもりであったが まだまだ、もがいていたヨメである 頑張る美徳・・・ できないことが増えたのは ばあちゃんのせいじゃない 介護のせいじゃない ・・・のかも 本当はヨメ自身がしたくないのかも 頑張れないのは 本当はヨメが頑張りたくないからかも かもじゃ ないかも ヨメが知っているヨメは 頑張るヨメであるが 頑張りたくないヨメの声に耳を傾け…
「墓参りに行こう!」ばあちゃんが言う。珍しくじいちゃんの夢を見たそうな。 そーだね。行こうかね、と車に乗り込む。朝から暑い。墓参りも暑い時期は大変である。 家に帰って携帯電話をカバンから取り出すと「本日のポートレート」の通知が届いた。時々届くようであるがいつもはスル〜。この度はなぜだか何となくポチッと押してしまった。 ‼️ ひょええ〜。 じいちゃんの写真!思わず後ろを振り返る。 じいちゃん、お盆はまだですが、早目のお帰りだったのね〜。墓参りのお礼にきてくれたのかしらん?とっても不思議な出来事にばあちゃんと顔をむ合わせたヨメである。
ウチのばあちゃん、要介護1。まだらボケでタチが悪い。時折、ボケてるふりしてる?って思う時がある。 ヨメの願いは『ヨメが外出する時は、家でゆっくりしておいてほしい。』ということである。今までにヨメの留守中、ちょっと出かけて気分が悪くなる、1度は救急車で運ばれる、なんてことがあったからである。 なのに・・・。 ヨメが出かけようとすると、自分も出かけようとする。なんで? 「今じゃないといけんの?ヨメが帰ってからにして〜」と言うと「分からん。でもわしゃあ、行ってくる。」などと聞き分けのないことを言う。はあ〜(;´д`) ・・・。 こりゃあ、手に負えんな。途中で倒れてもそれもまた人生、である。ついて歩く…
テレビから流れるニュースに思わず振り向いてしまった。(笑)「1日1回笑う条例案」可決〜!ほー!こんな時代になったのか⁉️笑うことはいいことだけども・・・。 タイムリーにも3日前、美容院で『家庭画報』5月号の五木寛之さんのエッセイ「こころのレシピ」を読んだところだ。「笑う」ことではなく「泣く」ことがテーマで、「泣くことはマイナスか」「泣く力の効用」について書いている。 以下抜粋〜 笑いの効用、というのは言うまでもありません。健康のためにも、対人関係においても、自然に湧きでる笑いは〈百薬の長〉です。 しかし、涙を流して泣くことも、また、笑うこと同様にすさんだ心をうるおし、乾いた体をよみがえらせる力…
昔は嫌いだった言葉『継続は力なり』。親や先生たちが子どもの目の前の絶望を少しでも薄めるために使う言葉だと思っていた。「今はできなくてもね、毎日コツコツと続ければ必ずできるようになるからね。大丈夫。」 あゝ、もう少しやり続ければすごいことになるのかもしれない、と目を輝かせたものである。 しかし、だ。すごいことにはならなかった。やがて自分はこんなものだと諦め、そこそこにそれなりの生活をするに至るわけである。 今なら分かる。続けるのが難しいのである。あと少し、というところでやめていたのだな、勿体無かったな、と思うのである。そもそも夢中になれるものがなかったなあ。普通の枠に入っていればそれでよかったの…
薬局の待合室。幼な子らが周囲を和ませている。何とも愛らしい。2歳と3歳ぐらいであろうか。男性客が目を細め「かわいいの〜。ジッとしとらんの〜。親は大変じゃが、かわいいのお〜。」 ヨメ、思わず吹き出す🤣 ウチのばあちゃんもジッとしとらんわ〜。同じだわ〜。 ‼️ あら?どこ行った? 「アンタとこのおばあさん、外に出たで。」 きっと通りに知り合いを見つけて出て行ったのであろう。後を追う。 あら、いない。近くを探していると、いたいた!知り合いの家に上がりこんでいた。ひと言いってよ〜。 「仏壇に備えてあってお菓子を全部もらったで〜。」とご満悦。 右手に菓子、左手に大量の薬を持って,ばあちゃんは車に乗り込む…
地域の高齢者が集まるサロンでもヨメは体操を教えている。80代のおばあちゃんたち10名。 「長〜く息をはけると長生きできますよ〜。ゆっくり長〜く息をはいてみましょう。」 皆さん 吸って〜 はいて〜ふぅ〜 「のお、先生。わしゃあ、十分、長う生きとる。これ以上、長生きしたら子どもらに迷惑かけるけえの。どうしたもんかの〜。」 ‼️ 切実である・・・。😅 では、皆さん 吸って〜 止めて ・・・。 ブハー。ゲホゲホ〜。 「先生、死ぬかー思うた!」 🤣🤣🤣 「息を吸って、吐けなくなったらこの世とのお別れですが、皆さん、まだまだですね。悩んでいても仕方ないので、ピンピンころりを目指して体操しましょうかね。」 …
あれ?この道午後から『工事のため通行禁止🈲』だって。ってことは、小学生は下校する時に違う道を通らなければならない。チラッと1,2年生に目をやる。ヨメは登校見守り隊である。 「おばちゃん、ボク、道が分からん。皆んな仕事でおらん。」 あら、そうなのね。不安そう・・・。 「じゃあさ、おばちゃんが学校の門のとこで待ってるから一緒に帰ろうか。」 「うん!」と元気な返事とともに走って学校に向かう子どもら。 うふふ、何だか楽しい。 午後2時。 教室から1年生と2年生の男の子がヨメを見つけて飛び出してくる。「おかえり〜。」 「ねえ,ねえ、おばちゃん。道、本当に分かるの?おばちゃん、サングラスかけるとヤンキーみ…
自分の世界がゆらいだとき 足元から崩れるような どうやって立てばよいのか 分からなくなったとき 誰かがそばにいると救われることもあるが 誰かがいてもどうにもならないこともある 誰もいないこともある さて、どうしたものか このまま倒れておこうか 起き上がるか 夢を見た 結局ヨメは起き上がったのか否か 目が覚めて考えるも思い出せない そもそも世界がゆらいだことはあるのか 早期退職の時であろうか ・・・ それも自然の脅威の前には小さなことである 災害や病気で大切な人を失う喪失感に比べれば 比べる必要もないのだが 今日、広島は雨 雨の日は何となく落ち着く 昼からおやつを頬張りながら 倒れっぱなしのヨメ…
ジトジト、ジメジメ、ムカデの季節である。何もしていないのに申し訳なくも思うが、ヨメはムカデを見ると条件反射的にスパーン!と叩いてしまう。 「ムカデと蚊には生まれ変わりたくないねえ。見られるだけで殺されちゃうからねえ。」と、ツレが言う。同感である。😅 先日、シンクに2匹のムカデ発見!ここは叩けない。シューと殺虫剤をふりまく。 観念したか、と,よーく見ると『ヒジキ』であったー! 思い込み、というものは実に怖いものであるな。①黒くて細長い、②2匹(夫婦)でいる、③突然そこにいる。ヨメの3つの基準を満たしムカデ認定。「取ったんか〜?」と、ばあちゃんの叫び声に「取ったー!」と答えたヨメである。『ヒジキ』…
2泊3日の岐阜県への旅行。親友2人と共に温泉へ〜🎵 この日のために、ヨメはスケジュールをこなし、ばあちゃんの朝食の作り置きなど、万全に備えて過ごした。 それがいけなかった。当日、駅まで送ってもらおうと車に乗り込んだ途端に、めまいに嘔吐。 何だー!これ⁉️ すぐにおさまるだろう、というヨメの期待は裏切られ、症状は悪化する。そのまま救急へかけこむことに。 止まらぬ嘔吐にツレもあわてる。ヨメも「こりゃあ、ただごとではないな。マズイ。」と冷や汗💦 友人にそれを伝え旅行はキャンセル。😭 無念すぎる・・・。 血液検査にCT,、頭が揺れると吐き気をもよおす。地獄であった。問診にはもはや答えられずツレが何か説…
NHK朝の連続ドラマ「虎に翼」。戦前、戦中、戦後の人々の暮らしを垣間見る。戦争で多くのものを失った中に立ち上がっていった人々。2度と帰らぬ大切な人を胸に、立ち上がったのである。生きねば、と。 日本・・・ヨメの暮らす国。決して繰り返してはならない戦争。「ヒロシマ」が物語る核の脅威。 今、日本では戦争は起こっていないけれど。ふ〜む、何とも悲しい事件が毎日のように起きている。自殺者の数も先進国の中でおトップと言われる。多様性の認められる社会の中に自由をつかみとったというのに。選択肢が増えた分だけ、迷いが生じるのだろうか。。自分を傷つけ、他人を傷つける。自由なのに不自由になった感も否めない。 「どーし…
思わずポチッと押した本。 「口の立つやつが勝つってことでいいのか」 頭木弘樹(かしらぎ ひろき)著 ヨメはどちらかというと理路整然と話す方がよいという価値観を持っているが、「言葉にしないとわからない。」と迫られて「うまく言葉にできない」なんてことはヨメにもよくある。 「あゝ、自分はまだまだだな。」と反省したものである。 この著者は「理路整然がいい」というのは単なる思い込みではないかと言う。言語化できないことにこそ本質が隠れていることもある、と。 要するに『理路整然としゃべることができる人も素敵だが、理路整然とせずにしゃべることができる人も、また素敵だ。』ということだ。 熱心に読んでいるヨメの横…
ヨメの町に「子ども食堂」を少し拡大した食堂が市民センターにできた。高齢者から赤ちゃんまで、4世代交流できる食堂である。市から補助金も出るのでうどん100円、コーヒー50円と格安で昼食がいただける。 今日はばあちゃんとばあちゃんの同級生2人をご案内。皆んな、何を食べようかとウキウキしている。 ヨメは今回は「中華丼」と決めている。400円と少々高いが市場に比べると安い。この食堂が続くよう協力しなくっちゃ。 ヨメ、ちょっと用事があり、先に注文してくれるようにばあちゃんに頼む。 「ばあちゃん、ヨメは中華丼ね。」 ばあちゃん、アタフタし、「わしゃあ、覚えられん。アンタら覚えとってくれ。」と、友人に頼む。…
ヨメの体操研修会参加のため、3泊4日でばあちゃんはショートステイ。今回利用する施設は内装がルネッサンス調で部屋も広い。謎の「BAR」と看板がついている部屋もある。 ばあちゃんの気に入る施設探しも大変である。 研修が終わり、迎えに行くと、ばあちゃんは満面の笑顔でヨメに手を振るのである。よかった、ご機嫌に過ごせたか。 ばあちゃんと楽しそうにおしゃべりしていた女性が声をかけてくれた。 「またね。」 お友だちできたのね、と思っていると 「はい。ありがとう。もう来ませんから。」 えええええー、なんて事言うんだ!全く理解できん!と思いながら、ばあちゃんの荷物を持ち一緒に団らん室を出る。 出たところで、ポツ…
ヨメの長いような短い休日が終わった。4月からのこの2ヶ月、右足骨折でリハビリ必要なツレは出勤できず、ヨメと家にステイ。ばあちゃんはヨメ1人で2人の介護は大変だということで義姉が連れて帰ってくれた。ツレの退院後の通院は大変ではあったな・・・。 しかしツレと2人暮しとなると1日一食で後はそれぞれ自由に、なんてことができたりする。結構な自分時間を過ごせることになる。1日3食のばあちゃんの食事ってかなりの時間拘束だったのねえ〜。こんなにも違うものか! 「1ヶ月ってあっという間だからね。楽しむんだよ。」との義姉の言葉をいいことにゆっくりすることにした。感謝! ツレは自由人なのでほっといても文句は言わない…
黄色い表紙の本を薦められた。 「一年一組 せんせい あのね」選者:鹿島和夫 絵:ヨシタケシンスケ 発行:理論社 こどものつぶやきセレクションである。小学校にあがると「せんせい、あのね・・・。」で始まる「あのね帳」を書かされる。(笑) そこからのセレクションブックである。 こども こどもはいつかおとなになるのでしょう おとなはむかしこどもだったんでしょう みんな そのときのきもちを たいせつにしてもらいたいなあ すきなこども おかあさんは かしこいこと げんきなこと はなしをよくきくこと うそつきじゃないこと ふざけないこと やくそくをまもるこが だいすきなんだって ぼくはむりです よびかけ ぼ…
「アンタあ〜、大変じゃの〜。ワシもおって、あの子(ツレのこと)も骨折して大変じゃの〜。」 だね〜。なんか疲れちゃうよ。 「いつかええことがあるわいの。辛抱せんとのぉ〜。」 ・・・。 ばあちゃん、当事者であるあなたが言います?🤣🤣🤣 辛抱しなければいけないってのは余計だね。ここは「世話かけるの〜。」ではないんかい?まあ、こんなことにカリカリしていては身がもたん。 ダン、ダダダダン ダダダダン ダダダダン🎵 ヨメの頭の中で水戸黄門の「主題歌」が流れる。 🎵人生楽ありゃ苦もあるさ 涙のあとには虹も出る 歩いてゆくんだしっかりと 自分の道をふみしめて〜🎵 ボチボチ歩いてりゃ、いつかいいことある気がして…
夢を持とう 自分の得意なことを伸ばそう 自分にしかできないことがきっとあるはず ・・・。 ないとダメなのか? ツレを見舞い、ばあちゃんを病院に連れてきて、延々と順番を待っている間、夢を見た。夢について考えている夢を見た。(笑) 夢は持たないとダメなのか? 「夢は寝てみるもの」と言われつつ、「何者か」になれる様な気がした日々もあったが、なんてことはない。大谷翔平さんや黒柳徹子さんのように夢を叶えられる人ってほんの一握りである。はて、ヨメの夢は何であったか?特段何かになりたいって強い思いはなかったな。 保育士、学校の先生、おおよそ親から、「なったらいいよ〜。」と言われたものである。 好きなものって…
ツレが右足骨折のため入院して2週間。ギブスがとれた足は緑がかっていて痛々しい。加えて今日は顔色が悪い。どーした、ツレ? 「熱が出てね、ぼくコロナだって。」 えええー!マジか! 「なら帰るね。」と、早々に病室を出る。 はて、コロナで4人部屋っておかしくね?確かに熱は出ていたけど、これ、ちょっと変かも。 ナースステーションで聞いてみる。 「ツレはコロナだって言ってるけど、面会に来てもいいですか?」 ナースステーションが騒然とする。「コロナだって!」「ええ〜、誰が?」「ちょっと皆んな集まって!」「確認して!」 ・・・。 「陰性ですね。」😅 看護師さんたちが蜘蛛の子を散らすように業務に戻って行く。どう…
「さえんの〜。」 ばあちゃん、毎日のようにつぶやく。広島弁で「さえん」は2つ意味がある。1つ目は「 ぱっとしない=冴えない」、2つ目は「悲しい、残念」である。ばあちゃんのは2つ目である。 長生きして「さえん」。 死ぬかもしれんから「さえん」。 彼女の矛盾した気持ちは分からなくもないが、毎日聞かされるヨメは、それこそ「さえん」のである。しんどいわ〜。これも方言?(笑) ばあちゃんの友人たちは皆「アンタが1番幸せなんよの。」と励ます。嫁がご飯も作り、病院にも行きたいところに連れて行ってくれる。孫もいて、ひ孫もいる。幸せではないか!と。するとばあちゃん、その友人たちにこう言い放った! 「ほんまじゃの…
リビングから英語。なんだろう? 行ってみるとばあちゃんが相撲を見ていた。解説が英語。 「ばあちゃん、英語で聞いてんの?」 「日本語じゃろうが!」 英語ですけど・・・。😅 リモコンの音声切替のボタンを押してしまったのであろう。ニュースの時間になっても英語が続く。 ばあちゃん、テレビを見続ける。 補聴器は? 装着よし! なら、なんで? 映像を見て理解しているのか。視覚は聴覚を凌駕するのか〜。 ばあちゃん、いつまでも気がつかない。 やれやれʅ(◞‿◟)ʃ。そっと音声を日本語に切り替えたが、それにも気がつかない。 「何のニュースだった?」と聞くヨメに「よー分からんわい。なんか色んなことがあるようなの。…
「ほら患者さんをよく見て!何ができて、何ができないのかを見極めなさい。で、患者さんが自分でできることは自分でやってもらうの。」 廊下で先輩看護師から後輩への指導。そりゃあ、そうよね。現場は人手不足。おまけに入院患者は高齢者が多く,ナースコールが鳴り響く。「来て下さい。助けて下さい。」と叫んでいる人もいる。それでも看護師さん、笑顔で対応する。大変だな。ヨメはばあちゃんのことを思い出しながら病室へ。 あら!ドクターが1人で回診に来て、ツレの足の包帯、ガーゼを取り換えている。「1人でできることは1人で」の方針はどうやら徹底されているようである。 ツレの病室のテーブルの上には薬の数々。管理はツレに任さ…
バレンタイン宝くじ3億円!大当たり〜、を夢見て夢を買う。ツレが言うには「ボクの右足骨折によって当たる確率が上がると思われる。」と。 何だ、それ? ニヤニヤしていたのはそのせいか!妄想の世界に暴走しているツレである。まあ、それで痛みがやわらぐならそれもいいか。 3月15日・・・‼️ 忘れていた! 頼まれていた宝くじ買うの忘れていた! この日、最終日である。急いでばあちゃん連れて売り場に車を走らせる。ここまでする?と自問自答しながら売り場に向かう。振り返るとばあちゃんが手を合わせて拝んでいる。🤣当たるようにと拝んでいる。🙏(笑) クククククッ 連番はすでに売り切れ、残っているのはバラのみ。致し方な…
皆んなバタバタ忙しい。 体が忙しい 頭が忙しい 心が忙しい あゝ、疲れるなあ〜。 小学生のお仲間も「疲れちゃうよ。」ってつぶやく。そうなのね。今の子どもたちは「3つの間」を失っているそうな。 ① 空間(遊ぶ場所) ② 時間(遊ぶ時間) ③ 仲間(遊ぶ友だち) 不審者・事件も増えて、公園も遊びづらい。加えてゲーム世代で家にstay。水泳、習字に英語にダンス、習い事に忙しくて友だちと遊ぶ時間も時間帯の合う友だちもいない。加えてコロナ禍で隔離、隔離の日々であった。 「3つの間」が失われ、人との関わりが苦手な子どもが増えているという。子どもに限ったことではない。大人もしかり。 頭を少〜し休ませて、未来…
お出かけ先のお食事処でまったりと、ばあちゃんとその友人と腰をおろす。ふと外に目をやるとドッグラン。 「ありゃあ、何の?」と聞く友人に「イヌを遊ばせる場所だよ。」と答える。それを聞いたばあちゃんが「ほんなら家から連れてくりゃあええ。」 ん??? 家にはイヌはいない。一体何を連れてくるというのか? ばあちゃん、口をモゴモゴさせて「ワシを連れてきたらええんじゃ。」 へっ? 🤣🤣🤣! おそらく話はばあちゃんの頭の中で迷走している。「そうだね。ばあちゃんにドッグランで遊んでもらおうかねえ。」と話を合わせて打ち切ろうとすると、その友人がつぶやいた。 「あんたあ、イヌより速く走れんじゃろうが。食われるで!」…
「ボクは一大決心しました。」とツレが言う。 ほ〜、ついに決心されましたか。まあ、するわな。酎ハイ片手にプロレス観戦。ちょいとタバコを吸いに庭に出たとこで転倒し右足骨折。6時間に及ぶ大手術と激痛。タバコとお酒、年貢の納め時ですね。正解だよ。👍 「あのね、ゴルフのOBのボールは、もう拾いに行かないことにする。危ないから。」 ・・・。 へっ?そこ? 確かにツレは、コースから外れたボールを拾うのが好きである。薮の中、池の中、急斜面に打ち込んでしまった誰かの無念のボールを拾う。危ないからとメンバーに止められても嬉しそうに拾っているツレである。 ・・・。 そうね。危険な場所に落ちているボールは拾わない方が…
ツレの手術。時間通りには進まず長〜い、長〜い待ち時間である。手術の時間が読めないので、ばあちゃんには急遽、ショートステイに行ってもらった。 「わしゃあ、行くで。アンタあ、気をつけんさいの。」ばあちゃんも協力体制。有難い。 待ち時間、明日の体操教室のメニューを考える。やっぱ、アレだな。 転倒予防!(笑) メニューを考えてるのに、他のことが浮かんでくる。皆んなの優しい言葉を思い出す。 「キミ、1人で大丈夫?ごめんね。」とツレがつぶやいた。 「頑張らんといけんかもしれんけど、ダンナは病院に任せ、姑さんは施設に任せ、自分の身体と時間を大切に!」と友人からのメール。 あゝ、ありがたいな。ヨメは時々、1人…
「折れたみたい・・・。救急車を呼んでくれるかな?」 先週末の夜中にツレ右足骨折。酎ハイ片手にTVでプロレスを見て至福の時を過ごしていたツレ。タバコを一服、と庭に出て転倒。見事に折れている!二つの病院に断られ、家から1番遠い病院へ搬送,入院となる。 救急車のサイレンが響く中、ばあちゃんは爆睡。よかったー!寝ている間にヨメは病院から帰って来れた。朝方の3時半・・・。疲れた😓 朝、ばあちゃんに伝える。案の定、心配のあまり部屋をウロウロ、家を出たり入ったり、おまけに血圧急下降で顔色悪くベッドに横になる。 「何で起こさんかったんか!起こしてくれたら外で待っとったのにのぉ〜。」 だから、なのである。ばあち…
あら!こんなところにステキな洋服。 イカン!イカン! 先日、断捨離したばかりである。何年も来ていない服を、いつか入るかもしれないと思っていた服をやっと手放せたのである。 でもね、ステキなのよ。ステキなポンチョ。チラッと値札を見る。「2,700円」‼️激安である。なぜか周りに人が集まってくる。「いいわねえ〜、それ。」「似合うわよ〜。」ヨメはますますその気になる。 ハッ‼️ばあちゃんとその友人を待たしているのを思い出した。今日は河津桜(カワズザクラ)を見にお出かけ。昼食で順番待ちをしているところであった。洋裁ができるばあちゃんの友人にこの商品の価値を見てもらおうと許可を得て持ち出す。多くの人が順番…
デイサービスの日。ばあちゃんの帰宅時間に間に合わなかった。車を飛ばして急いだのだが。 帰宅すると、家の鍵は開いているのに、ばあちゃんがいない。部屋か?トイレか?家中探してもいない。ばあちゃんの カバンは? ある。 上着は? ある。 クツは? ある。 どこ? 窓から外を見る。 いたー。 畑で何やら小躍りしてる。なんでかヨメのクツをはいて小躍りしている。ちょっとだけヨメの背筋が寒くなる。声をかけると嬉しそうに帰ってきた。 ばあちゃんの首には銀メダル。今日のデイサービスのゲームで2等だったと大喜び。「コレをアンタに見てもらおうと思うて待っとったんじゃ。見てくれえや。」 ・・・。😅 なぜだか一瞬、戸惑…
「嫁は舅、姑の世話をして当たり前」と言うばあちゃんに、苦言を呈す。「今はそんな時代じゃないよ。ヨメたちの世代で最後だね。当たり前ってことはないんだよ。」 「ほーかのお〜。そんなもんかの〜。」と、ばあちゃんは首をかしげながら話を続ける。 「昔は姑は嫁をいじめよったのお〜。ワシらが嫁をいじめたけえ、年とってボケてきたら嫁にいじめられるんとの〜。」 ‼️🤣🤣🤣。 どういうこと? 「みんなが言いよる。」 誰から聞いたのか知らないが、で、どうなの、ばあちゃんは? 「わしゃあ、いじめられとらんと思うがの。アンタ〜、最近、すぐに2階に行くけえの〜。ワシのそばにおりゃあええのに。」 すまん、ばあちゃん。それは…
「いっつも車の乗せてもらうけえ、アンタに1,000円やるわ。」と、ばあちゃん。 「あら、ありがとう。でもコレはツレにあげて。ツレもばあちゃんを買い物に連れて行ってくれてるでしょ。」 「ほーか。それなら、そうしようかの〜。」 ツレには悲しい過去がある。ばあちゃんとの間に、一方的な悲しい過去がある。その思いを今頃になって吐き出しているツレ。ツレには姉がいるのだが、ばあちゃんは、娘には着物だとかピアノだとか何でも買ってやっていたが、息子には何も買ってくれなかったって。グローブが欲しくて欲しくて頼んだけど買ってもらえなかったって。それは娘さんも言っていた。「昔っから、私は何も言わなくても買ってもらえて…
恵方巻き。吉方を向いて巻き寿司を食べることから「恵方巻き」。陰陽道で、その年の福徳を司る年神様がいる方向、恵方に向かって事を行なえば、「何ごとも吉」とされていることにルーツがあるらしい。 ヨメが幼き頃にもあったのであろうか?豆まきとイワシはあった。いつからか、巻き寿司1本を丸ごと食べる。 恵方向き 黙々モグモグ 福来たる。 ヨメは巻き寿司が好きなので、この行事にのっかる。早速3本ご購入。 この日はツレが夕食当番。購入巻き寿司なのでテーブルにのっけるだけ。ボクがやると名乗りをあげる。 任せた、今宵の夕食タイム。 ・・・。 う〜む、とばあちゃんと顔を見合わせる。巻き寿司持って、顔を見合わせる。 巻…
私はワタシで あなたはアナタで 雨は雨☂️ 晴れは晴れ☀️ ビオラはビオラで アリッサムはアリッサム そんなことは分かっているのに ヨメの心が反応する。 「ありえない!」と反応する。ヨメにとっての「ありえない」は誰かにとっての「ありえる」ことであるのだ。分かっているのに・・。 「ゴミ出し手伝って〜。」「分かった!そこに置いといて。」とツレが言う。「そこ」に置かないと持っていかないのか?2階から「そこ」まで誰が持って降りるんだよ!セッセと運ぶヨメの横でプカ〜とタバコをふかしている。早よ手伝えよ!今だろ!と思うヨメ。 だが、ツレは「あとで」と言う。 朝、バタバタしてコーヒーが沸かせなかった。「ツレ…
コンタクトを入れるとゴロゴロする。不快感。ここ2、3年のヨメの悩みの種。メガネもあるが、なにぶん高度の近視。外出時にはコンタクトが必須なのである。いいものを見つけた。レンズうるおう新習慣!レンズにのせてつけるだけの『コンタクトレンズ装着薬』。1〜3滴たらすだけ。ゴロゴロがかなり解消。目とレンズの間にうるおい成分。 “うるおい”といえば・・・ ドアがギィギィ、油をさす。 くちびるバリバリ、リップクリーム。 カサカサお肌に美容液。 傷んだフロアにワックスかける。 ゴワゴワタオルに柔軟剤。 傷んだ髪の毛、コンディショナー。 乾燥には加湿器を。 何かをちょこっと加わえれば、解決することってありますね。…
施設に入所したばあちゃんの姉の話。職員も皆、親切でいうことないのだが食事がまずくてまずくて残念だと嘆く。しかし「もうここで生きていくと決めたからには我慢する。」と、涙をこらえる。ボーリング、カラオケ、書道、用意されたアクティビティには全て参加するという。おばちゃん、91歳。この1月初旬から車イスになり家で暮らすのは難しく入所。 食事待ちの時に、入所者の男性が「おーい、おーい。」と呼ぶそうな。職員は配膳に忙しく返事ができない。そんな時、おばちゃんは、代わりに「はーい。はーい。」と返事をするそうな。男性はそれで落ち着くからと。🤣 「返事がないとかわいそうだからねえ。職員が忙しい時はいつも代わりに返…
ばあちゃんの女子会。構成メンバー5名。年齢層86才〜88才。月1回、開かれる。目的はお互いの生存確認とやることのない長い1日にやることをつくること。 ばあちゃん、帰宅後、気分が悪いと言ってベッドに倒れ込む。疲れたか? ばあちゃん、その日は「もうアンタらとは話はせんわい!」と啖呵を切って帰ってきたらしい。後日、女子会まとめ役の方から延々と愚痴を聞かされる。どうやらばあちゃんは、女子会に参加するも自分が話題に入れないときは、いつも部屋から出て1人で廊下に座っているらしい。どうにかならんか、と言うご相談。 ありゃりゃ。 ばあちゃんの言い分は、自分の姉の悪口を言われたから、と言うことらしい。ま、それと…
最強のセールスマン,それはばあちゃん。デイサービスやショートステイをしぶる方々に「そんなもんじゃないで。周りのためにもワシら行かんとの〜。アンタも歩けんじゃろーが。危ないんで。」と話し説得したらしい。その数、3名。それを得意満面にケアマネージャーに話す。 ほー、分かってんじゃん。 すごいよ、ばあちゃん。 では、言い出しにくかったけど 「来月、ヨメの体操研修出張のため、ショートステイをお願いできる?」 ばあちゃん、ハタと真顔になって 「わしゃ嫌じゃ〜。」 ええええ〜、なんじゃそれ! ケアマネが気の毒そうにヨメを見る。ばあちゃん、人に言ったんでしょ。人に勧めておいてそりゃないんじゃない。ねえ、ばあ…
町の図書館に絵本を借りに行く。月1回の絵本の読み聞かせ。日本語と英語で読む。今回のお話は『わにわにのごちそう』お腹いっぱいのわにわに。Oh what a happy Allie Gator! 幸せそうね。 なーんて絵本を眺めていたらささやき声が聞こえてきた。 🐷「お正月はいかがでした?」 🐮「娘婿がインフルエンザで大変でした。」 「昨年は私がコロナでねぇ。」 🐷「最近,またコロナが流行っていると聞きますねえ。」 🐮「そうらしいですねえ。菌もどんどん猛毒化してるのでしょうかね。」 🐷「そうかもしれないですねえ。でも、1番猛毒化してるのは人間かもしれませんよ。」 ヨメ、思わず笑ってしまった。 ‼️…
ピンポーン。 「キミに何か荷物が届いたよ。」とツレが小箱を運んでくる。 はて? そうであった。先日ポチしたシャンプーだ。中身は何かと聞くツレに「白髪が黒くなるシャンプーなんだって。」 ・・・。 🤣🤣🤣 2人同時に「ナイ ナイ ナイ‼️」。 ヨメもハタと正気に戻る。そう言えば、ツレも何やら買ってたよね。確か「車のどんなキズでも消すというクリーム」メンテナンス製品。 「ナイ ナイ ナイ‼️」 何度やっても、どんなキズも消えはしなかった。だよね〜。そんなので、すり傷とか消えたら奇跡だよねえ。なんで買ったの?ツレ〜。 というヨメも「白髪がなくなるシャンプー」購入。これで減ったらいいなと思ってしまった。…
お寺で版画を展示しているという。10年前に亡くなった秋山巌さんの作品展。山頭火やフクロウのモチーフが多いと聞く。 ふらりと寄ってみると展示会は1月10日までであった。中からご住職さんが現れて「作品を送り返す作業中であるが上がって見ていきなさい。」と声をかけてくれた。 よろしいのですか? そこで出会った「カメレオン」。秋山さんの息子さんの作品だそうだ。いいな〜。 カメレオン・・・変色竜。周囲の環境に合わせて体色をコロコロ変える。 置かれた場所に順応し、色を変えてその場に馴染む。誰からも攻撃を受けないように。もしくはそこでの目的に近づくために。「自分はカメレオンである」と自覚してるのか? カメレオ…
友人宅でリフレッシュ。美味しい豚汁と食後のコーヒーに癒される。あゝ幸せだなあ。 友人の義母は介護施設に入所している。 「施設の義母さん、元気になったのよ〜。一人暮らしの時は食事も偏ってたけど、施設では何でも食べるんだって。この調子だと100歳まで生きそうだわ。」 へえ〜、そうなんだ。 「ばあちゃんも元気になってるわ!前はパタパタ倒れてたけど。病院の先生にも栄養状態がいいってほめられたわあ〜。やっぱり食事よね〜。」 ‼️ 「食べさせない方がいいかしら?」 ・・・。 🤣🤣🤣 あっ!ヨメの心の声がもれてしまった⁉︎ 100歳かあ〜。だって、その時、ヨメは70歳を超えているじゃん。ヨメの人生はどうなる…
またやっちまいました。膀胱炎を発症。インドネシアで初めて発症、血尿を経験して以来、ヨメはコレを繰り返している。カロナールを勝手に服用してみたが、一時的にはよくなるも・・・。 残念。 ドクターが言う。 「年をとっていくと膀胱が下がってくるんですよね。そうすると膀胱と肛門が近くなり女性は特に菌が入りやすくなります。骨盤底筋を鍛えている方やl体幹を鍛えている方以外、ほとんどの方が下がります。」 ‼️ 骨盤底筋、体幹・・・。 なんということか!ヨメは今、体操の先生であるのに。イカン!と思っているヨメにドクターの追いうち。 ①2リットル以上、水を飲むこと ②膝を痛めない程度にスクワット ③1日7,000…
「アンタあ〜、2階に行くんか?」 そうですけど、何か? ばあちゃん、何か用があるのかしらと思い、聞くも「別に用はない。」と。行こうとすると上目使いでヨメを見る。上がりづらくなり、ばあちゃんの横に座り一緒にテレビを見る。 なんだこれ? 心を鬼にしてスクッと立ち上がる。ばあちゃんがヨメを見上げるが見ないふりして「またあとでね。」 ばあちゃん、何か話したいわけではない。なにも会話しなくても一緒に居たいようである。ヨメにとってはその空気感がつらいのであるが。10分くらいは付き合うか。 寂しいのだな。 ヨメは1人の時に孤独を感じることはあるし、集団の中で、それを感じることもある。寂しい時もあるし、気楽で…
カチカチカチ・・・。 ん? 芯が出ない。補充するとするか。 へ?どこから? お尻のキャップを外したが、芯が入らない。どういうこと?ヨメが使っている多機能ペン。赤・黒のボールペンとシャーペンが一緒になってる便利なやつ。頂き物で初めて芯がきれたのであるが。 はて?先端を外してみる。異常なし! ん?真ん中から分解か?まさかな⁉︎ 誰かに聞いてみるのも何だか恥ずかしい。「今さら」だよな。いつから変わったのか?いや、初めからそうなのか?芯は後ろから入れるものであると思っていた。 ‼️ そうであった!ググればよいのだ! あった!動画までついている。結構分からない人がいるのかもしれないな。いてほしい。😅 先…
みんな違う。それぞれがそれぞれの正義を持っていたりする。同じような価値観だとしても全く一緒ということはない。 「そうよ。人は皆んな違うのよ。だから人は分かり合えないの。」と、彼女。 そうなのか?それってさみしいじゃん。 ‼️ 続きがあった。 「でもね、分かり合えないから、人は分かろうと努力するの。で、もし分からなくてもそれはそれで仕方ないのよ。そんな時は、違いを自分が受け入れるだけ。違いを認めちゃえばいいの。どっちがいいとかジャッジしないの。皆んなが自分を分かってくれるなんてないわ。そんなのつまらないわよ。人に期待してどうすんのよ。」 そうね。 人は分かり合えない。でも、認め合える生き物かもし…
「ぜんざいが食いたいのお〜。」 おっ!ヨメもちょうどそう思っていた。 「小豆があるから作ろうか!」のヨメの言葉にばあちゃん、満面の笑み。こりゃ、長生きしそうだわ。🤭 ヨメは「ぜんざい」は大好きであるが、作るのは苦手である。あの大量の砂糖を鍋に投入するのに勇気がいる。あの量を見てしまうと食べるのを控えたくなるのである。 ちょっと少な目にしましょうかね。😅 「こりゃあ、ぜんざいじゃあないの〜。」と、ばあちゃんが実に残念そうな顔でつぶやく。 やはり、そうか。 しかし健康にはよいのではないか? うっ・・・。確かに不味い。 もう少し、もう少しだけ、と砂糖をたしていく。 ‼️ 美味しくなった! 結局、かな…
七草粥を炊いてみた。と言っても『七草粥セット』を買って入れただけであるが。 「ねえ、ばあちゃん。どれがどれだか分かる?」 「はあ分からんのお〜。昔は取りに行きよったがの。」 横からツレが口を出す。 「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ だろ〜。」ドヤ顔。 それはそうなのだが、 「じゃあ、それがそれぞれどれか分かる?」 ツレ、無言で視線をそらす。😑 我が家から日本の伝統文化がなくなっていく。餅つきもしなくなり、今や石臼はメダカの住処に。ウラジロを山に取りに行くこともなくなり簡単パッケージの飾り餅である。今年、雑煮を食べたのは、ばあちゃんとヨメだけであった。 なんだろう…
『ニュースで学ぶ「現代英語」』の今日のトピックに驚いた!兵庫県西宮神社で300ある絵馬のうちの幾つかに願い事と氏名を隠すステッカーが貼られているって。別の神社では4年前から絵馬全体を目隠しする小袋が提供されているとか。 はあ、そんな時代なんだな。 確かに今の時代、絵馬に書かれた願い事や氏名がSNS上で暴露される危険性は否定できない。暴露されて困るようなことは書かなければよい、と言われそうだが、そもそも絵馬は「神様」へのお手紙なのである。世間一般に暴露されるものではないのであるが。 なんだか寂しいなあ〜。 なんだか難しい世の中だなあ〜。 どうぞ人類が人を愛し慈しむことを忘れないよう願うばかりであ…
年末年始、孫との交流に心ウキウキ。しかし下の子は人見知りが強く、「抱っこチャレンジ」は幾度となく失敗。特に親が側にいると、もうギャン泣きは止まらない。そりゃあ、そうだよね。上の子と遊ぶとするか。 と、そこへばあちゃんが、お嫁さんに近づいて、 「アンタが来んかったらのお、あの子もええ子しとるのに。アンタを見んかったら、ワシにも来るんで。」 ‼️ 出た〜!ばあちゃん、何を言っとるんか分かっとる?皆んな目が・、である。 ちょっと目を話した隙に泣きわめく子を引きずりながら抱き上げようとする。膝痛で自分もいつ転倒するかわからないというのに。 「なあに、これくらい出来るわい!」 ‼️ こりゃあ,どうしたも…
息子家族の1週間の帰省終了。笑顔で元気に帰って行った。「頑張れ」の思いを込めて手を振り見送る。 楽しかったな。 ツレもばあちゃんも、ボーッ。 家の中が広く感じる。 シーン・・・。 冷蔵庫の中も空っぽ。 ヨメの心も空っぽじゃん。 好きなビデオでも見てゆっくりするか。 ・・・。 あゝ、ヨメはなんと自分勝手だな。元旦からの地震で苦しんでいる人がいるというのに。心は空っぽなんかにはならない。悲しみや喜びや驚きや感動が詰まっている。 石川県大地震、日本航空516便炎上、なんということか。それでも残された者は生きていく。心に勇気を、心に祈りを。
今年も色々ありました。しんどいこともあったけど、こうして無事一年を終えることができ感謝です。 目が覚めて 今日の1日が2度とない 特別な日であることに 気づく 忙しい時には忙しさを楽しみ、暇な時には暇を楽しみ、大変な時も明日の小さな奇跡を信じてへこたれず、全ての出会いに感謝して卯年から辰年へと歩みます。 皆さま よいお年をお迎えください。感謝
息子家族の帰省。下の子の人見知り発動。ギャン泣きである。あゝ、打つ手なし。むしろ社会性の芽生えを喜ぶべきなのかもしれない。 ヨメ、側にいてもアレコレかまわない作戦に出た。「何も危害は加えませんよ〜。キミの味方だよ〜。」作戦。昔で言うならば、徳川家康である。「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」である。 そこへ,ばあちゃん登場。いつも通り距離感がつかめないので、ほっぺたをくっつけにいってギャン泣きされる。大人しく遊んでいる時も下からぬうーっと顔を出しギャン泣き。息子に叱られるハメになる。アレだな。ばあちゃんは豊臣秀吉だな。「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」 😅 ツレにいたっては、ばあ…
夕方になり、ばあちゃんが部屋から出てきた。 「ケーキ買っちゃる。25日になると安くなるって言いよった。」 マジ‼️ 夕飯支度時で忙しいが、ばあちゃんの気が変わらないうちにケーキを買いに行くことにした。 ヤッホー‼️ ん?安くはなってないな。 まあ、いいか! ケーキ3つ・・・あ、ワイン🍷も1本,買っちゃうか。 何となくクリスマスになった我が家である。🎄 ケーキを食べた後、ツレがつぶやく。 「ねえ、僕たち、ばあちゃんが買ったケーキを食べちゃったね。」 食べたけど何か? 「もしかして桃太郎のキジとサルになるのかな?」 へ? なに? きび団子食べたら、桃太郎について行くってやつ? なんでー! 食べたの…
月に1回、ばあちゃんは女子会に出かける。 「今日は楽しみじゃの〜。〇〇さんが来られんけえの〜。よかったわ。わしゃ、どっちか言うと好かんけえの〜。」 ・・・。 あゝ、この年になってもそんなこと・・・。 ばあちゃんはウキウキとミカンを人数分持って出かけて行った。 その10分後、〇〇さんから電話がかかる。 「やっぱり行くことにしたから一緒に行こう」とのことであった。😅 ありゃりゃ〜。 ばあちゃんの顔が目に浮かぶ。ミカン🍊どうするんだろ。 クッ・・・ククク、ふふふ。🤣🤣🤣 申し訳ないけど笑えてくるわ〜。 合う合わないがあるのは分かるけど、だんだん友人も減っていっちゃてるし、選ぶ余地は狭まってくる。その…
👩「クリスマス🎄だね〜。」 👦👵「そうだねえ。」 👩「クリスマスケーキ🍰当たらなかったねえ。」 👨「だねえ。ホッカイロだったねえ。」 👩「クリスマスツリーも出さなかったねえ。」 👨👵「そうだねえ。」 👩「サンタさん、来るかねえ〜。」 👨👵「来ないねえ〜。」 👨「お迎えも来ないねえ。」 👵「・・・。」 👩「昔、イルミネーションの下歩いたねえ。」 👨「そうだねえ。」 👵「ワシも行ったよの〜。」 👩👨「・・・。」 👩「チキンじいちゃん好きだったねえ。🍗」 👨👵「そうだねえ。」 👩「食べる?」 👨👵「あまり欲しくないねえ。」 👩「お茶漬けにしよっか?」 👨👵「それがいいねえ。」 ズズズズ、ポリポリポリ…
先日の高齢者問題研修会で一人の若者が発言。 「僕の祖母なのですが、家族から「危ないからアレするな、コレするな」って言われたり、「そんなこと言うな、古臭い。」って言われたりして、結局黙ってボーっと座っているんですよね。確かに足も悪いので色々すると危険だし、昔ながらの考え方で差別的な発言したりするからしかたないんですけどね。かわいそうだなって思ったり、仕方ないなと思ったり。最近は「早く死にたいわ。」って言ってます。」 ああ、同じだな。 そうして老人が活力を失っていくことは、ばあちゃんを見ていてよく分かる。だからと言って本人が自分の状態を把握できない場合、好きなようにやってもらうことは危険をともなう…
金曜日の夜、「ただいま〜。」 「あのね、あのね、今日ね・・・」話しかけるヨメの横を通り過ぎ、いきなりテレビのスイッチを入れるツレ。 ・・・。 だめだ!ツレはテレビの画面に釘付けである。金曜日夜のプロレス放送。 ヨメ、話すのを諦め二階に上がり枕に八つ当たりする。 何ということか!ヨメはこの一週間、忍耐強くばあちゃんと向き合ってきたというのに。愚痴のひとつも聞かないのか。ツレの親だぞ!テレビなんて、テレビなんて・・・。 ・・・。 いや~、見たいものは見たいよな、そりゃあ。で、金曜日の夜のお話になると決まって「ばあちゃんへのヨメの愚痴」である。どうしようもない出口のない話。 愚痴を聞く < プロレス…
チラッと目をやったTVに思わず爆笑。住友生命「創作四字熟語」は今年で34回目だそうな。知らなかった・・・。ツレとやんややんやと盛り上がる。 電光石火(でんこうせっか)→ 電高節夏 電気代高いし大変だったな。 一家団欒(いっかだんらん)→ 一家断卵 卵が急騰!しばらく卵買わんかった。 ウケる!うまいこと言うもんだな。 あら? 盛り上がった割にはこの2つした覚えていない。 ・・・。 何かないかな?なかなかムズイ。思いつかん。 これはどうだ?1才の孫の一言一言にジジババは笑顔になるのを表して、 一期一会 → 一語一笑 う~ん、苦しい・・・。 あ、岸田総理の記者会見。自民党、腐っとるな、と思いつつ 不…
「最高の贅沢だわ。」彼女が言う。香川県から鈍行列車に乗り継ぎ乗り継ぎやって来た。ヨメの体操教室に参加するためやって来た。そしてまた鈍行列車に乗って帰っていった彼女。 「瀬戸内海をゆっくり眺めながらボ〜とする電車の旅。最高。新幹線や高速道路じゃ味わえない。今は時間はあるのよね。ゆったりと時間を過ごすなんて最高の贅沢じゃない?」 ・・・。 贅沢なの? 時間かかって大変じゃない? 時間を気にしない・・・贅沢かも? そうね。急ぐ必要ないものね。 海見て、山見て、人を見て、体操して(笑) ボーッと自分だけの時間。 確かに贅沢だよね〜。 彼女もまた、十分に働いて来た。退職後の今は自給自足を目指した生活を夫…
2025年、大阪・関西万博開催。1970年の大阪万博で話題を呼んだ「人間洗濯機」設計者の山谷英二さんが、再度、新たな「人間洗濯機」開発に若い技術者と共に開発を進めている、とニュース報道。ほう〜。 1970年「人間洗濯機」 すごいな。介護に役立つじゃないか! ヨメの亡き母は施設でお風呂に入るのを楽しみにしていたが、男性職員に洗ってもらうのは苦手だった。最後まで乙女であったなぁ😅。2025年のそれは、浴槽につかるだけで、体だけでなく「心も洗える」未来の人間洗濯機を目指していると言う。心も癒せるのか〜! 感心してニュースを見ているヨメの横でツレがつぶやいた。 「心もいいけど人生を洗濯できたらいいよね…
スーパーで特売キャベツが1つ残ってた〜!✌️ ラッキー✌️。自分の強運にニンマリしながら手を伸ばす。 あれ⁉️ な、ないー! ヨメの狙ったキャベツは若いお母さんの手の中に。不覚であった・・・。😱 一瞬の差。 ペコリと頭を下げる若者に「どうぞ、どうぞ。」と苦笑い。「子育て世代は大変なのだ!応援しなくっちゃ。」と思うも、誠に残念であった。(笑) 次のスーパーでティッシュ特売!こちらは山積み。手を伸ばそうとするヨメに年配の女性が耳打ちする。「あなた知ってる?これって安いけど、いつものより枚数も少ないのよねえ〜。」 なんと‼️ 思わず手を引っ込める・・・。うーむ🤔。 スーパー特売に集まる強者たち。家計…
12月2日、母の四十九日法要。なんとなくではあるが一区切りついたような気がする。 母が亡くなって四十九日まで、ふわりふわりとした世界の中で生きていた。あまり思い出せない。その間、娘夫婦も来てくれて孫も抱くことができたというのに・・・だ。 禁煙宣言をしたツレがタバコを吸いながら家から出てきた。 「あっ!吸ってる!現行犯逮捕!」 ツレがにやりと笑って切り返してきた! 「きみは肥満の常習犯逮捕!だねえ~。」 小学生の集団登校見守りで3年生がつぶやく。 「1年生ってホンマ元気よね。若いわあ~。ランドセル背負ったままで走れるもんね。」 なんと!あなたも十分若いですよ、三年生!ヨメ、笑いが止まらない。 日…
女3人、年に1度のリフレッシュ休暇。それぞれの家庭事情を抱え、それぞれの自分事情を抱えた3人のトロ〜ンとしたプチ旅行。というか逃避行。(笑) 今回は1泊2日、近場でまったり。 娘の出産、母の逝去、ばあちゃんやツレとの日々の葛藤・・・疲れた心と体を引っさげたまま出かける。 非日常の中に自分回復❤️🩹・・・しあわせだな。 近況を聞き合い、美味しい料理に舌鼓。自分で作ったり、片付けたりしなくてよいってのは何よりのご褒美だと笑い合う。 ホテル貸し出しの「人生ゲーム」。ルーレットを回しコマを進める。違った人生があったかもと考えなくもないが、もう一度やり直すのは大変だ。そんな気力はヨメにはない。今を楽し…
「ゆっくりしていって。」と娘。娘夫婦の子育ては大変ではあるが、実に楽しそうである。互いに「ありがとう」が飛び交っている。孫を抱っこしながら「子育ては女の仕事」時代は過去のものになりつつあるのを感じる。非常識が常識になる時代。誰もが少しずつでも自由に、楽になるならそれがいい。♫ 「寝不足辛いわ〜。」の言葉に飛んで来たヨメであるが、大丈夫であった。😅 お掃除でも、と思ったが、娘1人の時とは勝手が違う。あれこれつつくのはやめておこう。さて、ホテルに戻ってゆっくりしようか、again.(笑)。 大浴場、先客あり。「ご旅行ですか?」今回はヨメから声をかけてみた。 仕事上がりの従業員の方だったー。(笑) …
娘の出産祝いに東京へ。親として手伝ってやらねば、と行ったものの、夫婦で見事な連携プレー。何の心配もいらない、出る幕なしであった。時代が変わったのだな。ホテルへ戻ってゆっくりするか。 ホテルの大浴場でプカプカ浮いていると声をかけられた。 「ご旅行ですか?」 この一言から約1時間半ほど『介護問題』について話が盛り上がる。 彼女の家では「お互いの家族には干渉しない」ルールがあり、夫は夫の両親を、妻は妻の両親を介護する。実家から離れて都会で暮らすためには、確かにそうでないと手がまわらないな。色んな家庭があっていい。 「自分のことも大切にしなくっちゃね。」 顔を見合わせてうなづく。見知らぬ人、おそらくも…
BS7時15分朝ドラ「まんぷく」。主題歌であるドリカムの「トゥラッタッタ」が流れる。 🎶もらい泣き もらい笑い もらい怒り もらいっ恥(ぱ)じ どんと来い!🎶 大声で歌っていると、ばあちゃんが 「あんたあ、大丈夫か〜?」 🤣🤣🤣♫ たぶん〜。 泣いて、笑って、動いて、歌って、おいしいもの食べて、前に進む!👣 『丸まってる背中に もらい泣き恥じだって一緒に あなたとならトゥラッタッタ♪ 飛行機雲ぼんやり眺む 心ここに在らず年間トータル もししたら 付き合うあたしすごい? とぼけてる眉毛に もらい笑い照れだってなんだって あなたとならトゥラッタッタ♪ 肩が上がる下がる 微妙なあなたの動向を目の端で…
わんわん声をあげて泣く。 喉がかれるほどに・・・泣きわめく。 声を出して泣くのは赤ちゃんとドラマの中でのことだと思っていた・・・。 今日、施設にある母の私物を引き上げてきた。姉と相談して、衣類類は全て処分していただき、小物は持ち帰った。指輪にネックレス、裁縫道具に爪切り、眼鏡、コップ。ヨレヨレになったカバンの中にぎっしりと詰まったノート。 主人を失った物たちは所在なく、一様にくたびれて見える。再び時間が止まる。 大量のノート・・・おそらく母のつぶやきが書かれているのであろう。 見ない。 母は人に愚痴など言わないのだが、ノートにそれを吐き出す。ヨメは一度、こっそり見てしまい後悔したことがある。ブ…
あゝ、疲れたなあ。ヨメの時間が止まっている。周りと進み方がズレてる感じ。動きそうで、動かしたくないというか、動けない、というか・・・。 ドッヨーン・・・。 母が立って元気よく歩いていた・・・夢。車椅子じゃなかったな。 今日はツレも忌引き休暇。仕事を休めて楽しそう。 ならば、今日の夕食お任せしてみようか。 「ムリ!」との即答にヨメ、うつ向いてみる。(笑) 「いいよ。何食べたい?」 きた〜!この質問。 「なんでもいいよ。」と言ってやった。さて、今宵の夕食は何かしら?頑張れ、ツレ!私はもう一晩、母の思い出にひたります。 チン‼️ 「ご飯だよ〜。」 「レンチン」でもツレのは格別においしいや。 ありがと…
金曜日の午後から町内広報のミーティング。なんだか頭がクラクラする。疲れているのかな? 帰途、ふと車の時計を見ると「3:33」。 ❗️ このゾロ目・・・、母が亡くなったか? 携帯には着信はない。無事か・・・。 3時33分、もう一度つぶやいてみる。 今日、お葬式の朝。姉から電話。 こんな喪失感に襲われるとは思わなかった、と。まだパジャマのままだと言う。ヨメも同じである。パジャマのまま家の中をウロウロしている。「ねえ、死亡時刻は何時?」 姉が応える。 3時33分。 やはりそうであったか。偶然か?いやいや、母が知らせに来たのだな、と思うヨメである。 不思議だなぁ。
母が逝った。覚悟はしていたが泣けて、泣けて仕方がない。 こんなに思い出すんだな。いろいろなことを。 1日前に会った時は、もう目は開かず、「みんないるから大丈夫だよ。」と言うと小さくコクンと頷いた・・・気がした。あれが母を見た最期となった。 今日お葬式。 娘の出産祝いに東京へ行く予定をキャンセルしていてよかった。虫の知らせ? 1つの時代が終わった・・・と思う。 母、91歳、大往生。 よく頑張った。戦時戦後を力強く生き抜いた母の姿を何度も何度も思い出す。 彼方でゆるりと休んでください。 ありがとうございました。 広島の天気は今日は晴れ
「おぎゃあ~!おぎゃあ~!」 なんとも元気な泣き声である。顔を真っ赤にして泣くひ孫の動画を母は微笑みながら見ている。 「どっちなの?」 「女の子」 「そう」 母が「もって2,3日」とお医者さんから言われた前日に生まれた子である。5月、母がこの子の誕生まで「あと少し、頑張るわね。」って言ったのを思い出す。覚えているだろうか。「会えてよかった。」としみじみ思うヨメである。 「私のひ孫・・・順番だから仕方ないわね。」 産まれてくる子と、最期を迎える母。母の覚悟を垣間見る。人はみな、等しくこの道をたどるのである。 ツレがつぶやく。「順番ならいいじゃないか。」 そうだね。「順番がいい」とヨメも思う。この…
ヨメの実母91才。老人介護施設で暮らしている。5月に体調を崩して以来、点滴で命をつないでいるが、いよいよその針も入りにくくなり、腕に点滴ルートを埋め込むことにした。 「ありゃ~、これでは手術はできないな。血液検査からするとかなり状態が悪い。もってここ数日、2,3日でしょう。」 えっ? 医者の言葉に、気持ちがついていかず、「そうですか。」というのが精一杯であった。姉と施設と、かかりつけ医にそのことを伝え、母と面会してトボトボ帰る。 2日おいての面会日。これで最期かも・・・。目を開けているであろうか? 「待ってたよ。遠いのによく来てくれたわね。」 えええええっ・・・。 大きな声でよくしゃべる。「今…
今年あなたは一つ歳をとる その度に、 「歳相応」にとか「いい歳をして」とか そんなつまらない言葉があなたを縛ろうとする あなたは耳を貸す必要なんてない 世間のみる目なんて いつだって後から変わる 着たことのない服に袖を通して 見たことのない自分に 心躍らせる 他の誰でもない 「私」を楽しむ 年齢を「脱ぐ」 冒険を「着る」 「わたし」は、私 ー「世間の目」樹木希林ー なんだろう・・・偶然目にしたこの言葉。 樹木希林さん、亡くなってなお、人の心を揺さぶってくる。勇気づける。きっと彼女はそんなこと、気にもかけていないのだろうけど。 今宵は満月🌕 先人たちは何を思って見上げたのだろうか。 月々に月見る…
家出から家に戻って1カ月。何か変わった? いいえ。 生活にさして変化はなく、いつも通りの時間の流れの中を泳いでいく。(笑) だけど、今のところ溺れていない。自分の負の思考の中で溺れていない。 溺れそうになった時、逃げ出した自分を初めてほめてやった。(笑) そして支えてくれた人たちに感謝。 相手が何を求めているのかを見極めるのは難しい。ただただ話を聴いてほしいのか?背中を押して欲しいのか?具体的なアドバイスが欲しいのか? 1人で抱えきれなかったものを誰かが受け止めてくれた、気持ちに寄り添ってくれた、親身になってもらった、一緒に悩んでくれたという体験の記憶がこれからを生きることを支えてくれる。 あ…
「ばあちゃん、今日、施設でなんか言われたんじゃない?」 「知っとるんか?」 バレていないとでも?🤣 だって施設長から電話があったもん。ばあちゃんが施設のお気に入りの職員さんの電話番号を入手して勤務時間中に電話をかけてきて困っている。電話番号を書いた紙を返却させてほしい。と。 やってしまったか‼️ ・・・でも、これってそもそも電話番号を書いて渡した職員が悪いんじゃあ・・・。その職員さんが言うには「ばあちゃんがしつこく言うから仕方がなかった。」と。 ばあちゃんのしつこさはヨメもよく知っている。しかし、だ。職員が自分の電話番号を利用者に渡しちゃダメでしょう。 結局、ヨメは施設から注意を受けて、ばあち…
4泊5日の休日。1人でこんなにゆっくりしたのは初めてだな。インドネシア単身赴任の時はメイドさんとドライバーさんがいつも一緒だったから。こんな時間が持てて幸せだな。 北海道の偉大な友人が言っていた。「カードで内観できるよ。」そうだね。聞いてみましょうか。 Relaxation Love Gateway New Beginning Going forward Fulfiillment あら、なんだか幸先いいわね。 “You no longer need to put the needs of others ahead of your own needs.“ 自分を優先していいじゃんね。他人は変えら…
賑やかであった町・商店街・人々 原爆投下 全てが一瞬のうちに焼き尽くされた。この破壊された町を目の当たりにして12、3才であった父は何を思ったのだろう。かつてアメリカ兵が言っていた「臭いが忘れられない。写真では感じることはできない恐ろしいほどの臭い。」胸がつまる。 復興したヒロシマ・祈り・語り続ける被爆者 知ること、創造と破壊が繰り返されていることを 人間の欲 略奪と施し 憎しみと愛 苦しみと癒し 被爆の惨禍を生き抜いた樹木や焼け焦げた樹木の株から再び芽吹いた被爆樹木が、現在でも爆心地から概ね半径2km以内に160本(令和5年4月1日現在)残っているそう。NHK朝ドラ「らんまん」を思い出す。人…
昨日、施設の母に会いに行った。家出したことを伝えると「バカねえ。」なんて笑いながら言うのだろうか? ・・・。 今まで見たこともない母がそこにいた。 「お前ら、毎日毎日いじめやがって。早く死ねばいいと思ってんだろ。殺せや。コーヒー持ってこい。」 職員さんに悪態をつく母。ビックリして 「落ち着いて。これ、母さんにもらったペンダントだよ。大切にしてるよ。」と伝えると、 「盗んだな!返せ!」 ・・・。 初めて見た母。施設の方が言うには、今週は体調が悪く医師から「絶食」の指示があり、その日は昼過ぎに目覚め、突然に怒り出したと言う。施設の方々もこの様な鬼気迫る母を初めて見たと言う。 ショックであった。何が…
人生初のプチ家出。いつもはスーツケースにパッキングまでするのだが後一歩が出ず、2階にこもるのが精一杯であったが。(笑) ホテルを4連泊予約して車に乗り込む。案外スルスルっとできてしまって驚いている。土曜日には帰ると言ってある。出る日の夕食準備して帰る日を伝えて家を出るのを「家出」というかどうか分からないが、家から離れてやっと「深呼吸」できた。 誰も気遣うことなくホテルでゴロンゴロン。好きなDVDを何度も見る。不思議であるが罪悪感を感じない。わがままかもしれないけど、ヨメは自分を許します。癒します。 ・・・海を見ながら考える。 ヨメは「不足」にばかり目がいっていたんだな、と今思う。 何でヨメばっ…
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自分の心の中を吐き出さないと自分を保てなかった介護当初。 誰かに伝えたくて、誰かとつながりたくてブログを綴ったヨメを今見つめています。 お陰で、皆さまのお陰でここまでやってこれました。 「もう大丈夫?」心の中のヨメに聞くとね、「とっくに大丈夫だよ。」って。 「ヨメろぐ」を卒業いたします。🎵🌸 ヨメも ツレも 元気です♪ ばあちゃんは さらに 今日も元気に ちょっぴり いや 結構ワガママに暮らしています🎵 ありがとうございました。🌸
障がい者支援施設に行ってきた。18歳以上の方々が入所している。施設からは3、4歳程度の絵本の選書を頼まれた。今日は約40人が集合🎵 大型絵本「もりのおふろ」西村敏雄作を読む。森の動物たちがお互いに背中を洗う。ゴシゴシ シュッシュ ゴシゴシ シュッシュ🎵会場から声が上がり出す。嬉しいなあ〜。みんな、ニコニコ、いや、寝ている?人もいるけどね。聞いてるかも。 昔、そう、ヨメは幼少期に銭湯に行っていた。家には風呂はあったが何故か使われることはなかった。銭湯に行くと色んな人がいて、石鹸やシャンプーを貸し借りしたり、背中を流しあったりしていたなあ。この絵本の動物たちのように。そして風呂上がりにコーヒー牛乳…
ばあちゃんが珍しくボールペンを持っている。「何かな?」と、ヒョイと見てみれば数字を線でつないでいる。デイサービスでもらった数字を順番につなげると文字が出てくる『脳トレ』プリントであった。 「あら、頑張ってるわね。」なーんて思ってたら、「はあ知らんわい!💢」と言って投げ出した。 どれどれ・・・なるほど、40を超えると難しいようだな。 ヨメが後を引き受けトライ!なかなか面白い🎵ばあちゃんはヨメの横でヨメの言う数字を復唱している。 48、49、50、51・・・55!完成! 👩「ほら!文字が浮かんできたでしょ。」 👵「「地」じゃの!」 👩「大正解‼️」いいぞ、ばあちゃん! と、思っていたら・・・ 「ま…
ばあちゃんが我が家に帰って来て1週間^o^ コタツに入ってヨメをジーっと見てる。テレビをつけてもヨメを見る〜(笑) 「ここがええのお〜。」 変わんなーい。そりゃそうよね。その歴史は長いのである。 ばあちゃんの両親は戦後、船で漁に出かけ、5人姉妹はお留守番。1番下の長男だけを連れて船に乗る。そして長女が家の采配をふるっていた。ばあちゃんは4番目。 ひたすら船が帰ってくるのを港で待つ。今日は帰らなかったが明日は帰るかな、と、港で待つのがばあちゃんの仕事であった。 結婚してからはじいちゃんに尽くす。じいちゃんが仕事へ行くのに玄関から3歩で自転車に乗れるようにそれを置く。彼が帰ったら直ぐにお店の冷蔵庫…
明日、ばあちゃんが家に帰ってくる。2ヶ月間、娘さんのとこにstay🎵むっちゃ楽だった〜。 あゝ、幸せだったなあ〜。 明日からまたファイティン! ・・・。 いいや、頑張らないよ。私は「ワタシ」を見つけたんだから。誰かの期待に応えるために本当の「ワタシ」をもう手放さない。 ばあちゃんを前にして、それができるかは分からないけど、「何をするか」「どうするか」「どうしたいのか」ちゃんと自分で選ぼう。「ばあちゃんのせい」にしないで選んだ道に責任を持とう❣️「ワタシ」を生きる🎵 ま、以前の私も「ワタシ」なんだけどね。笑
2025年も8日が過ぎましたね。早い! 昨年10月からブログを休憩して断捨離に励んでいたヨメである。 というのも、義姉がばあちゃんを2ヶ月ほど連れて帰ってくれているのである。寂しそうな顔をしながら心の中では飛び上がったヨメ。 その間に自身のヘルスチェックもしようと思っていたのだが、ついつい病院には足が向かないままであった。 昨日、咳で呼吸が苦しい、ってことでホームドクター受診、精密検査要だと、本日、大病院送りとなってしまった。ホームドクターは我が家事情に精通しているため、ばあちゃんがいない間に早く行くべき、と連絡をとってくれたのである。かねてからの不安である、 ・動悸 ・就寝時の心臓への圧迫感…
ヨメは最近また、ばあちゃんの声や姿にビックとする。気配にさえ反応して心臓がドキドキしだす。息苦しさ・・・。😱 今更であるが、ヨメはばあちゃんが苦手である。相手は変わらないことは重々承知であるが、流せない。 今日はばあちゃんの誕生日、どうしようかな? 「もしもし、お誕生日ケーキ🎂1つお願いします。89才です。」 苦手なのに、お祝いしてあげたいな、と思う自分が分からない。 いい人になりたいのかしら?「〜しなければ」で生きているのか?自分のことが自分でもよく分からない。分かっていることは、 穏やかな空間が好き 静かな場所が好き 1人の時間も好きだが人と会うのも好き 人は好きだが集団は苦手 焦ると不安…
あれ?自動洗濯設定をした洗濯機のボタンが点滅している。 あら!「フタを閉めてください」とサイン。 ああ!「ツレが昨夜、洗濯物を放り込んだ時、閉めるのが甘かったんだな。」 ツレを連れて来て注意喚起する。今や洗濯物担当なんだからね。 ツレは頭をかきながら 「いけんねー!ダメじゃね!」 だから、気をつけ・・・ 「こら!開いてたら、自分で閉めんか!」 えええ〜!そうくる⁉️ 洗濯機をペチッとたたいたツレである。あくまで人(洗濯機)のせいである。
久しぶりの観光ガイドボランティア。やはり楽しいな。人との出会にワクワクする。家から離れるのも実によい。ばあちゃんはツレに任せて出かける。 はるばる海外からの旅客船が小さな島に入港した。大きな船を沖に止めて、ボートに乗ってやってくる。さながら映画のワンシーンのようである。なんでかカッコよく思えてしまうのだ。この憧れは、どこからくるものであろうか? フランスからの方が100名、後はドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、オーストラリアから100名の総勢200名の来航である。 ヨメはフランス語はチンプンカンプンなので、あらかじめ、主要な説明はフランス語で紙に書いておいた。役に立った! おりしもこの日は地…
「わしゃあ、昨日は寝られんかったんで〜。どうしたんかの。」 ばあちゃんは、寝られたら寝られたで「どうしたんかの〜」、寝られなければ寝られないで「どうしたんかの〜」と、ブツブツ言う。 あんまりグズグズ言うもんだから、ついにツレがイライラして言い放った。 「寝られんでも大丈夫よね。そのうち目も開かなくなるけん。」 ‼️ ツレ、言うね〜。 にしても、ちょいとキツイわね。 と、ばあちゃんの様子を伺う。 「やっぱ、聞いてないよねー。♫」 おいしそうにナスの揚げびたしをほおばっていた。笑 それにしても私たちはこの地球に生まれ、そして必ずこの世を去るのである。ツレの言う「目が開かなくなる日」は万人に等しく訪…
ガイド仲間に魚をいただいた。「あこう」である。2匹ともでっかい。こりゃあ、ばあちゃんが小躍りして喜ぶぞ。 案の定、半分にして煮付けた「あこう」を見て、1番でっかいお頭付きを指差した。 「わしゃあ、コレを食う。コレをくれえ。」 🤣🤣🤣 いつもは、長男であるツレに1番大きく、美味しいところをあげようとするのだが、コレは譲れないらしい。 いいぞ!ばあちゃん! しっかり食べて精をだしておくれ。ツレも大きいのがよければジャンケンだね〜。ツレは初めは必ずチョキを出すからばあちゃんはグーを出すんだよ〜。(笑)
夕食を食べていると、ばあちゃんが、ハタと箸を止めてヨメをのぞき込む。 「わしゃ〜、誕生日がくるけえ、お祝いしてくれえや。ワシがお金を出すけん。」 ‼️ 来月、ばあちゃんは89回目の誕生日を迎える。ばあちゃんの誕生日にはいつもご馳走を作り、ケーキ🎂を用意してお祝いしているのだけど。 はて? 今まで祝ってもらっていないような言い草である。 「のお、アンタ〜、どっか食べに連れて行ってくれ〜や。」 なるほど、外食したいのね。 「何が食べたい?」と聞くヨメに「何食べたいか分からん。アンタが作ったのが1番おいしい。」 じゃあ、家でいいじゃんね・・・。🤔 「〇〇さんは孫も来て祝ったんじゃと!」 なるほどね〜…
「日記を1カ月,書き続けたら人生変わるかも」、と思った。何故だか、ふとそう思ったのである。 そして1カ月と思ったのに「TWO YEARS DIARY」を買ったのである。表紙がシックでハリーポッターの「リドルの日記帳」を思い出した。(後で確認すると似ていなかったがw w) いつもの文具屋さんが500円引きの3,000円で売ってくれた。店主は隣にあったドナルドダックの日記帳を1,500円引きの1,000円にするからと勧めてくれたが、いかにも店に置かれて年数が経っている趣であったのでこちらを選んだ。 もう何年も日記をつけている友人がいる。自分の望む夢日記だそうだ。少しずつ夢をかなえている様子を見ると…
ツレが・・・。 出勤前に洗濯物を干している。 食洗機からお皿を取り出し食器棚に戻している。 コーヒーもいれてる・・・。 ? どーした? 今朝でかれこれ3週間。 「どーせ、すぐにやめるだろう。」と思っていたが続いている。なんでそうなったのか、というと、ヨメの爆発💥八つ当たりに近い爆発💥 いつもは、それをのらりくらりとかわしていたツレであるが・・・。 ずっと、続くのかな? ヨメはいつも悶々としていた。「家事一般」は「女の仕事」、「介護」は「女がするもの」という価値観。社会はドンドン変わっていっているというのに。頭では分かっているのに、 そんな価値観にしがみついていたのはヨメなのだ。 そんな時代じゃ…
娘のとこから我が家に着いて「無事帰ったよ」って電話を入れる。ヨメの横でばあちゃんが、代わってくれと手を出している。 やれやれ、はい、どーぞ。♫ 「アンタあ、お母さんが行って大変じゃったの〜。お母さんが世話をかけるの〜。」 😅 なんだ、それ⁉️ヨメの保護者か⁉️ 「こっちがお世話になったんだよ。」って言う娘の声が聞こえてくる。それでもばあちゃん、「大変じゃったの〜。」 マジ、ウケるー🤣🤣🤣 いや、少々、腹立たしい・・・。 まあ、確かに来客があるというのは大変かもね。お世話になったのも事実だわ。 でも、ばあちゃんに言われたくないヨメである。 ばあちゃん、大変なヨメが帰って来たわよ〜。覚悟してよ〜(…
久々に孫に会った。LINE電話でみる孫は大きく感じてたが、会うとちっちゃくて驚いた。 この世に生まれて11カ月。ヨメに何かと話しかけてくる。と言っても何を言っているのか解析不能であるが・・・。 「快・不快」で正直に生きている。人に好かれるとか嫌われるとか、将来への不安とか恐れとか、自分は何者でどこからやって来たのか、なんてお構いなしに生きている。今、ここ、にちゃんと生きている。自由だな〜。 人はいつから迷い出すのかしら? あゝ、何だか幸せだなあ。 さあて、わが家に帰るといたしますか。 空港の待合室で「北海道弁当」を頬張りながらニヤけているヨメである。
「90才までに死にたいわ〜」と言うばあちゃんにその理由を聞いてみた。 ① 今までできていたことができなくなった ② 体がしんどい ③ 友だちも亡くなって話す人も減った ④ 何にもしたくない やりたいこともない ⑤ テレビの言っていることが分からないし、観たい番組もない ⑥ 自分が何をしてるのかよく分からなくなる ⑦ オムツは嫌だ ⑧ 家族に迷惑をかけている ⑨ 1日が長い ⑩ 何で子どもに怒られるのか分からない 11 生きるのも怖いが、死ぬのも怖い。 ・・・。 切実である。 実に切ない。 寿命が尽きるまで、自分をご機嫌に保つことは余程の覚悟や割り切りが必要だな。早めの準備と心構えがいる。 よく…
「90才までには死にたいのお〜。」 ウチのばあちゃん、89才になる。病院の待合室でヨメに言う。 「そりゃあ、無理だね。」ヨメは即答する。 「うんにゃ、死にたいんじゃ。」 「じゃあさ、病院に来るのも、薬を飲むのもやめたら、いいかもね。」 ばあちゃん、あわてて 「そりゃあ、ダメじゃ。ちゃんと病院でみてもらわんとの。」 🤣🤣🤣 だからね〜、ばあちゃん、まだまだ大丈夫だよ。腹をくくって生きて下さいな。 ‼️ 腹をくくるのはヨメか‼️(笑)
「アンタあ、今から2階に行きんさい。ワシがここでテレビを見るけえの」 いいよ〜。 「アンタあ、ここにおってもええで。ワシャあ、自分の部屋へ行くけんの」 ほーい。 ばあちゃん、指示出しに専念する。ツレがいる時は何も言わずに自分の部屋にこもっているのに、ヨメ1人になるとアレやコレやと指示を出す。ヨメが動くまで言い続ける。 実にうるさい。 「お母ちゃんの中に序列があるんだろうね。」とツレ。 序列⁉️ だね〜。 30年前の洗濯事件を思い出すわ〜。干す順番は必ず『じいちゃん、ツレ、子ども、ばあちゃん、最後にヨメ』。作為的にヨメが順番ずらして干したら、ばあちゃん、後で必ず順番どおりになおしてたわね〜。(笑…
何でか頑張っちゃうんだよね〜 頑張るのが好き で、疲れちゃう 「もう頑張らなくていいんじゃない?」亡き母が言った 「ゆっくりしたらいいじゃん」ツレが言う 「30代の頃のようにはいかないわ」ヨメが言う そうね 頑張るモードからのシフトチェンジ 自分を受け入れてきたつもりであったが まだまだ、もがいていたヨメである 頑張る美徳・・・ できないことが増えたのは ばあちゃんのせいじゃない 介護のせいじゃない ・・・のかも 本当はヨメ自身がしたくないのかも 頑張れないのは 本当はヨメが頑張りたくないからかも かもじゃ ないかも ヨメが知っているヨメは 頑張るヨメであるが 頑張りたくないヨメの声に耳を傾け…
自分の世界がゆらいだとき 足元から崩れるような どうやって立てばよいのか 分からなくなったとき 誰かがそばにいると救われることもあるが 誰かがいてもどうにもならないこともある 誰もいないこともある さて、どうしたものか このまま倒れておこうか 起き上がるか 夢を見た 結局ヨメは起き上がったのか否か 目が覚めて考えるも思い出せない そもそも世界がゆらいだことはあるのか 早期退職の時であろうか ・・・ それも自然の脅威の前には小さなことである 災害や病気で大切な人を失う喪失感に比べれば 比べる必要もないのだが 今日、広島は雨 雨の日は何となく落ち着く 昼からおやつを頬張りながら 倒れっぱなしのヨメ…
ジトジト、ジメジメ、ムカデの季節である。何もしていないのに申し訳なくも思うが、ヨメはムカデを見ると条件反射的にスパーン!と叩いてしまう。 「ムカデと蚊には生まれ変わりたくないねえ。見られるだけで殺されちゃうからねえ。」と、ツレが言う。同感である。😅 先日、シンクに2匹のムカデ発見!ここは叩けない。シューと殺虫剤をふりまく。 観念したか、と,よーく見ると『ヒジキ』であったー! 思い込み、というものは実に怖いものであるな。①黒くて細長い、②2匹(夫婦)でいる、③突然そこにいる。ヨメの3つの基準を満たしムカデ認定。「取ったんか〜?」と、ばあちゃんの叫び声に「取ったー!」と答えたヨメである。『ヒジキ』…
2泊3日の岐阜県への旅行。親友2人と共に温泉へ〜🎵 この日のために、ヨメはスケジュールをこなし、ばあちゃんの朝食の作り置きなど、万全に備えて過ごした。 それがいけなかった。当日、駅まで送ってもらおうと車に乗り込んだ途端に、めまいに嘔吐。 何だー!これ⁉️ すぐにおさまるだろう、というヨメの期待は裏切られ、症状は悪化する。そのまま救急へかけこむことに。 止まらぬ嘔吐にツレもあわてる。ヨメも「こりゃあ、ただごとではないな。マズイ。」と冷や汗💦 友人にそれを伝え旅行はキャンセル。😭 無念すぎる・・・。 血液検査にCT,、頭が揺れると吐き気をもよおす。地獄であった。問診にはもはや答えられずツレが何か説…
NHK朝の連続ドラマ「虎に翼」。戦前、戦中、戦後の人々の暮らしを垣間見る。戦争で多くのものを失った中に立ち上がっていった人々。2度と帰らぬ大切な人を胸に、立ち上がったのである。生きねば、と。 日本・・・ヨメの暮らす国。決して繰り返してはならない戦争。「ヒロシマ」が物語る核の脅威。 今、日本では戦争は起こっていないけれど。ふ〜む、何とも悲しい事件が毎日のように起きている。自殺者の数も先進国の中でおトップと言われる。多様性の認められる社会の中に自由をつかみとったというのに。選択肢が増えた分だけ、迷いが生じるのだろうか。。自分を傷つけ、他人を傷つける。自由なのに不自由になった感も否めない。 「どーし…
思わずポチッと押した本。 「口の立つやつが勝つってことでいいのか」 頭木弘樹(かしらぎ ひろき)著 ヨメはどちらかというと理路整然と話す方がよいという価値観を持っているが、「言葉にしないとわからない。」と迫られて「うまく言葉にできない」なんてことはヨメにもよくある。 「あゝ、自分はまだまだだな。」と反省したものである。 この著者は「理路整然がいい」というのは単なる思い込みではないかと言う。言語化できないことにこそ本質が隠れていることもある、と。 要するに『理路整然としゃべることができる人も素敵だが、理路整然とせずにしゃべることができる人も、また素敵だ。』ということだ。 熱心に読んでいるヨメの横…
ヨメの町に「子ども食堂」を少し拡大した食堂が市民センターにできた。高齢者から赤ちゃんまで、4世代交流できる食堂である。市から補助金も出るのでうどん100円、コーヒー50円と格安で昼食がいただける。 今日はばあちゃんとばあちゃんの同級生2人をご案内。皆んな、何を食べようかとウキウキしている。 ヨメは今回は「中華丼」と決めている。400円と少々高いが市場に比べると安い。この食堂が続くよう協力しなくっちゃ。 ヨメ、ちょっと用事があり、先に注文してくれるようにばあちゃんに頼む。 「ばあちゃん、ヨメは中華丼ね。」 ばあちゃん、アタフタし、「わしゃあ、覚えられん。アンタら覚えとってくれ。」と、友人に頼む。…
ヨメの体操研修会参加のため、3泊4日でばあちゃんはショートステイ。今回利用する施設は内装がルネッサンス調で部屋も広い。謎の「BAR」と看板がついている部屋もある。 ばあちゃんの気に入る施設探しも大変である。 研修が終わり、迎えに行くと、ばあちゃんは満面の笑顔でヨメに手を振るのである。よかった、ご機嫌に過ごせたか。 ばあちゃんと楽しそうにおしゃべりしていた女性が声をかけてくれた。 「またね。」 お友だちできたのね、と思っていると 「はい。ありがとう。もう来ませんから。」 えええええー、なんて事言うんだ!全く理解できん!と思いながら、ばあちゃんの荷物を持ち一緒に団らん室を出る。 出たところで、ポツ…
ヨメの長いような短い休日が終わった。4月からのこの2ヶ月、右足骨折でリハビリ必要なツレは出勤できず、ヨメと家にステイ。ばあちゃんはヨメ1人で2人の介護は大変だということで義姉が連れて帰ってくれた。ツレの退院後の通院は大変ではあったな・・・。 しかしツレと2人暮しとなると1日一食で後はそれぞれ自由に、なんてことができたりする。結構な自分時間を過ごせることになる。1日3食のばあちゃんの食事ってかなりの時間拘束だったのねえ〜。こんなにも違うものか! 「1ヶ月ってあっという間だからね。楽しむんだよ。」との義姉の言葉をいいことにゆっくりすることにした。感謝! ツレは自由人なのでほっといても文句は言わない…
黄色い表紙の本を薦められた。 「一年一組 せんせい あのね」選者:鹿島和夫 絵:ヨシタケシンスケ 発行:理論社 こどものつぶやきセレクションである。小学校にあがると「せんせい、あのね・・・。」で始まる「あのね帳」を書かされる。(笑) そこからのセレクションブックである。 こども こどもはいつかおとなになるのでしょう おとなはむかしこどもだったんでしょう みんな そのときのきもちを たいせつにしてもらいたいなあ すきなこども おかあさんは かしこいこと げんきなこと はなしをよくきくこと うそつきじゃないこと ふざけないこと やくそくをまもるこが だいすきなんだって ぼくはむりです よびかけ ぼ…
「アンタあ〜、大変じゃの〜。ワシもおって、あの子(ツレのこと)も骨折して大変じゃの〜。」 だね〜。なんか疲れちゃうよ。 「いつかええことがあるわいの。辛抱せんとのぉ〜。」 ・・・。 ばあちゃん、当事者であるあなたが言います?🤣🤣🤣 辛抱しなければいけないってのは余計だね。ここは「世話かけるの〜。」ではないんかい?まあ、こんなことにカリカリしていては身がもたん。 ダン、ダダダダン ダダダダン ダダダダン🎵 ヨメの頭の中で水戸黄門の「主題歌」が流れる。 🎵人生楽ありゃ苦もあるさ 涙のあとには虹も出る 歩いてゆくんだしっかりと 自分の道をふみしめて〜🎵 ボチボチ歩いてりゃ、いつかいいことある気がして…
夢を持とう 自分の得意なことを伸ばそう 自分にしかできないことがきっとあるはず ・・・。 ないとダメなのか? ツレを見舞い、ばあちゃんを病院に連れてきて、延々と順番を待っている間、夢を見た。夢について考えている夢を見た。(笑) 夢は持たないとダメなのか? 「夢は寝てみるもの」と言われつつ、「何者か」になれる様な気がした日々もあったが、なんてことはない。大谷翔平さんや黒柳徹子さんのように夢を叶えられる人ってほんの一握りである。はて、ヨメの夢は何であったか?特段何かになりたいって強い思いはなかったな。 保育士、学校の先生、おおよそ親から、「なったらいいよ〜。」と言われたものである。 好きなものって…
ツレが右足骨折のため入院して2週間。ギブスがとれた足は緑がかっていて痛々しい。加えて今日は顔色が悪い。どーした、ツレ? 「熱が出てね、ぼくコロナだって。」 えええー!マジか! 「なら帰るね。」と、早々に病室を出る。 はて、コロナで4人部屋っておかしくね?確かに熱は出ていたけど、これ、ちょっと変かも。 ナースステーションで聞いてみる。 「ツレはコロナだって言ってるけど、面会に来てもいいですか?」 ナースステーションが騒然とする。「コロナだって!」「ええ〜、誰が?」「ちょっと皆んな集まって!」「確認して!」 ・・・。 「陰性ですね。」😅 看護師さんたちが蜘蛛の子を散らすように業務に戻って行く。どう…
「さえんの〜。」 ばあちゃん、毎日のようにつぶやく。広島弁で「さえん」は2つ意味がある。1つ目は「 ぱっとしない=冴えない」、2つ目は「悲しい、残念」である。ばあちゃんのは2つ目である。 長生きして「さえん」。 死ぬかもしれんから「さえん」。 彼女の矛盾した気持ちは分からなくもないが、毎日聞かされるヨメは、それこそ「さえん」のである。しんどいわ〜。これも方言?(笑) ばあちゃんの友人たちは皆「アンタが1番幸せなんよの。」と励ます。嫁がご飯も作り、病院にも行きたいところに連れて行ってくれる。孫もいて、ひ孫もいる。幸せではないか!と。するとばあちゃん、その友人たちにこう言い放った! 「ほんまじゃの…
リビングから英語。なんだろう? 行ってみるとばあちゃんが相撲を見ていた。解説が英語。 「ばあちゃん、英語で聞いてんの?」 「日本語じゃろうが!」 英語ですけど・・・。😅 リモコンの音声切替のボタンを押してしまったのであろう。ニュースの時間になっても英語が続く。 ばあちゃん、テレビを見続ける。 補聴器は? 装着よし! なら、なんで? 映像を見て理解しているのか。視覚は聴覚を凌駕するのか〜。 ばあちゃん、いつまでも気がつかない。 やれやれʅ(◞‿◟)ʃ。そっと音声を日本語に切り替えたが、それにも気がつかない。 「何のニュースだった?」と聞くヨメに「よー分からんわい。なんか色んなことがあるようなの。…
「ほら患者さんをよく見て!何ができて、何ができないのかを見極めなさい。で、患者さんが自分でできることは自分でやってもらうの。」 廊下で先輩看護師から後輩への指導。そりゃあ、そうよね。現場は人手不足。おまけに入院患者は高齢者が多く,ナースコールが鳴り響く。「来て下さい。助けて下さい。」と叫んでいる人もいる。それでも看護師さん、笑顔で対応する。大変だな。ヨメはばあちゃんのことを思い出しながら病室へ。 あら!ドクターが1人で回診に来て、ツレの足の包帯、ガーゼを取り換えている。「1人でできることは1人で」の方針はどうやら徹底されているようである。 ツレの病室のテーブルの上には薬の数々。管理はツレに任さ…
バレンタイン宝くじ3億円!大当たり〜、を夢見て夢を買う。ツレが言うには「ボクの右足骨折によって当たる確率が上がると思われる。」と。 何だ、それ? ニヤニヤしていたのはそのせいか!妄想の世界に暴走しているツレである。まあ、それで痛みがやわらぐならそれもいいか。 3月15日・・・‼️ 忘れていた! 頼まれていた宝くじ買うの忘れていた! この日、最終日である。急いでばあちゃん連れて売り場に車を走らせる。ここまでする?と自問自答しながら売り場に向かう。振り返るとばあちゃんが手を合わせて拝んでいる。🤣当たるようにと拝んでいる。🙏(笑) クククククッ 連番はすでに売り切れ、残っているのはバラのみ。致し方な…
皆んなバタバタ忙しい。 体が忙しい 頭が忙しい 心が忙しい あゝ、疲れるなあ〜。 小学生のお仲間も「疲れちゃうよ。」ってつぶやく。そうなのね。今の子どもたちは「3つの間」を失っているそうな。 ① 空間(遊ぶ場所) ② 時間(遊ぶ時間) ③ 仲間(遊ぶ友だち) 不審者・事件も増えて、公園も遊びづらい。加えてゲーム世代で家にstay。水泳、習字に英語にダンス、習い事に忙しくて友だちと遊ぶ時間も時間帯の合う友だちもいない。加えてコロナ禍で隔離、隔離の日々であった。 「3つの間」が失われ、人との関わりが苦手な子どもが増えているという。子どもに限ったことではない。大人もしかり。 頭を少〜し休ませて、未来…
お出かけ先のお食事処でまったりと、ばあちゃんとその友人と腰をおろす。ふと外に目をやるとドッグラン。 「ありゃあ、何の?」と聞く友人に「イヌを遊ばせる場所だよ。」と答える。それを聞いたばあちゃんが「ほんなら家から連れてくりゃあええ。」 ん??? 家にはイヌはいない。一体何を連れてくるというのか? ばあちゃん、口をモゴモゴさせて「ワシを連れてきたらええんじゃ。」 へっ? 🤣🤣🤣! おそらく話はばあちゃんの頭の中で迷走している。「そうだね。ばあちゃんにドッグランで遊んでもらおうかねえ。」と話を合わせて打ち切ろうとすると、その友人がつぶやいた。 「あんたあ、イヌより速く走れんじゃろうが。食われるで!」…
「ボクは一大決心しました。」とツレが言う。 ほ〜、ついに決心されましたか。まあ、するわな。酎ハイ片手にプロレス観戦。ちょいとタバコを吸いに庭に出たとこで転倒し右足骨折。6時間に及ぶ大手術と激痛。タバコとお酒、年貢の納め時ですね。正解だよ。👍 「あのね、ゴルフのOBのボールは、もう拾いに行かないことにする。危ないから。」 ・・・。 へっ?そこ? 確かにツレは、コースから外れたボールを拾うのが好きである。薮の中、池の中、急斜面に打ち込んでしまった誰かの無念のボールを拾う。危ないからとメンバーに止められても嬉しそうに拾っているツレである。 ・・・。 そうね。危険な場所に落ちているボールは拾わない方が…
ツレの手術。時間通りには進まず長〜い、長〜い待ち時間である。手術の時間が読めないので、ばあちゃんには急遽、ショートステイに行ってもらった。 「わしゃあ、行くで。アンタあ、気をつけんさいの。」ばあちゃんも協力体制。有難い。 待ち時間、明日の体操教室のメニューを考える。やっぱ、アレだな。 転倒予防!(笑) メニューを考えてるのに、他のことが浮かんでくる。皆んなの優しい言葉を思い出す。 「キミ、1人で大丈夫?ごめんね。」とツレがつぶやいた。 「頑張らんといけんかもしれんけど、ダンナは病院に任せ、姑さんは施設に任せ、自分の身体と時間を大切に!」と友人からのメール。 あゝ、ありがたいな。ヨメは時々、1人…