火曜日はレビューの日。 三月か四月か少し前、コメダ珈琲でランチを食べた。いつもなら、お昼はうどんで済ませる僕だけど、今日は誕生日だからと背伸びしてみた。だってそうでしょ? コメダがどれだけリーズナブルだと言われても、僕には高級レストラン。
土曜の夜ドラと言えば、みなさんは何が思い浮かぶのだろう? 金田一少年? 銀狼? フードファイト? 同情するなら金をくれ? ネットなきテレビ時代なら、このあたりになるのだろうか? 僕はと言えば、さらに時代が遡って〝Gメン75〟だけは外せない。
ニンニクの花言葉は力と勇気。 ニンニクは花言葉の如く、ニンニクは古来より力と勇気の活力剤であり、料理の味を引き立てる役目も果たす。そして、熟成させ漆黒に染まればさらにパワーが増すという。そのニンニクが僕の手の中に...。 ジャンボピーマ
愛猫の猫砂を買いにホムセンに立ち寄ると、山のように陳列された使い捨てカイロが目に飛び込んだ。 なにこれ冬じゃん?冬ソナじゃん! え? もうそんな季節? だってそうでしょう? 今日だってほら、熱中症アラート出ているし……。控えめに言っても夏
「なによ……これ? どうやったらこうなるのよ? いくらジャンボって言ったって、うちのピーマン、こんなに大きくなった事ないんですけどぉ~。加工してない?」 僕が差しだしたスマホの画面に食い入るように見つめる同僚。 なんだよ、なんだよぉ。その不
畑をはじめたきっかけは、さつまいもが目当てであった。そう、韓国でブームを巻き起こしたコグマダイエットのためである。それにハマったのは、一昨年の冬の頃。こりゃすげ〜と正直思った。 喰って良いのは、喰われる覚悟のあるヤツだけだ! だからオレは
徒長した白菜の芽をあっさりと諦め、畝からの再スタートを試みる。二度目の種をまいたのは、9月十八日(敬老の日)のことである。 よつぼし苺の水切れが怖くて、晴れの日には畑に通って、今日もサヨリは元気です。 先週は、毎日のように雨が降った。そん
皆さま、ごきげんよう(笑) わたくし、サヨリの父でございます。SNSでは希にママと間違われることもございます。けれど、漢たるシンボルも、細やかながら標準装備しております(汗) 猫のお世話というのは、それなりに大変でございます。あさの朝食、
みなさんは、お気づきだろうか?...。 〝【お知らせ】当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。〟───この一文が、全ての記事タイトル下に表示されていることを。 X(旧Twitter)で大騒ぎになっている〝ステマ規制〟への対応である
これは、意地悪ではない。それが、正直な答えなのだ。強いて言えば、記事ネタを如何に確保するかの問題である。僕の場合、ネタさえ決まれば、小一時間で書き上げる。それくらいの自信ある。
今僕は、よつぼし苺の苗を買うかどうかで悩んでいた。あたらしい苗を足せば、畝が華やかにもなるし保険にもなる。でも、買うのはよいけど必要か?
白菜を育てた経験ゼロな僕だけに、これが正解なのかも知れないけれど、スーパーに並ぶあの白菜である。どんなにイメージしてみても、この状態は徒長でしょ?
真夏の剪定更新から一ヶ月後。2023年、待望の秋茄子の初収穫を実施した。この気温、この暑さ、この枝振り……。これからジャンジャカ採れる予感。これならスーパーにも負けないビジュアルである。いいぞぉ~、もっとやれ(笑)
キャベツも、白菜も、僕にとっては未知の生物。だってそうでしょう? 僕の経験値の中に、彼らの成功事例がまるでない。だから、成長イメージがつかめない。
そのメアドは思ったとおり、現在、使われていないメアドであった。だとすれば、考えられるのは〝なりすまし〟である。
おでん大根の畝の上、ニョキニョキと、見慣れぬ双葉を発見した。たぶんそう、きっとそう。種をまいたのは九月十二日。発芽の確認は十五日。
種を買い忘れたミニ白菜。準備できなかったミニ白菜。その種をまく時間が取れそうもなくて、今日もサヨリは元気です。
セルトレイに玉葱のたねを仕込んだ。それは根気を要する作業であった。あのチマチマとした作業は、やっぱり嫌いじゃ。
茄子の実の調子がよくないお盆前。今年は〝切り戻し〟をしながら、この夏を駆け抜けるつもりであった。けれど、この夏は、気温がオニ。収穫した実から〝茄子のなり疲れ〟の症状が顕著にみえる。
帰り際、畑を見渡し我思う。アイツはいったい何なんだ?(汗)
実はあれこれ浮気をしている。
昼休みの休憩時間。その記事をゆっくり読んで、今日もサヨリは元気です。そうだった、そうだった。あの時、僕は頭を抱えてたっけ(汗)
バディの段取りの悪さから、全く予定が立たないのだ。急に「明日でええか?」なんてザラである。だから、この長月は、行き当たりばったり。それでやるしか道がなくて、今日もサヨリは元気です。
だってそうでしょう? 秋野菜の準備はこれから。小説だって焦ってるのに、今日もサヨリは元気です(笑)。
スマホの友人からの+メッセージが軽くオコ。そのクッキーは、友人の息子ちゃんからのイギリスみやげで、取りに来いとの連絡があったのだ。けれど、忙しさにかまけて受け取りに行けなくて、今日もサヨリは元気です。
気弱なトミーとの掛け合いが面白くて、水曜日の午後八時になると、テレビのチャンネルをTBSに合わせて、今日もサヨリは元気です。これが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です(笑)
あの時、ココイチは、どうやって米不足を凌いだのだろう。やっぱ、あの何とも言えない〝タイ米〟なんぞを使ったのだろうか? ココイチのカレーを食いながら、今日もサヨリは元気です(笑)
小説を書く作業。それって、カウンセラーと似ていると思う。老若男女。自分で作ったキャラのお悩み相談ばかりしている。もうね、それが人生に一度あるかないかレベルのお悩みで、今日もサヨリは元気です(笑)
ほっともっとで注文すれば、必ずもらえる引換券。その数字が、ゾロ目とか連番だとか、そんな番号をもらえると、軽くうれしくなるのも不思議です。今日の番号は二度見したけど(汗)――ようやっと、飯が食える! 今日は仕事の都合で、お昼ご飯を食べそこね
まぁ、ぶっちゃけね、下手すりゃ変態ロリコン小説になってしまう。それは不味い。可能な限り、仕事をしながでもトライ・アンド・エラーを繰り返した。何度やっても無理は無理。僕の中で何かが切れて、今日もサヨリは元気です。
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火曜日はレビューの日。 三月か四月か少し前、コメダ珈琲でランチを食べた。いつもなら、お昼はうどんで済ませる僕だけど、今日は誕生日だからと背伸びしてみた。だってそうでしょ? コメダがどれだけリーズナブルだと言われても、僕には高級レストラン。
月曜日は畑の話。 ───今日の仕事はネギとニラ! いつだっけ? そうそう、去年の9月の半ばだっけ? 万能ネギとニラの種をまいたのは。でも、思ったように発芽もせずに3月になってやる気を見せた。でも……何かが違う。僕のイメージとはまるで違う。
その日。オッツーは学校帰りに三縁の家でゲームをしていた。オッツーが三縁の家で晩飯を食べる。それは、彼らにとって日常のひとコマでもあった。ただ、オッツー家がシチューの日だけは例外であった。 「悪ぃ~な。俺、これからブログ書くから」 三縁は自
目覚めてすぐにスマホを開く。SNSとメールチェック。それが朝のルーティーン。昨夜は飲みすぎたのだろう……どうも頭がボーっとしている。はっきりとしない意識の中で、いつものように顔を洗い、いつものように歯を磨き、いつものようにスーツに着替える。
金曜日は小説の話。 ───小説を書いています。 それを他人に喋らない。仲良しにも語らない。小説を書く行為に共感する人など見たことないからだ。僕の身の周りは、そんなふうにできている。読む本は漫画だけ! そんな世界で生きてきた。だから、無理し
木曜日は雑談の日。 二日連続で雨が続いた……。 雨が降ろうが槍が降ろうが、バディの日なので畑に行く予定はなかった……そんなにバディは甘くなくて、今日もサヨリは元気です(笑) 二日も降り続いた雨である。水やりする必要はない。でも、今日は
水曜日は猫の話だけど、今宵は、満月だからスイカの話。ちなみに、四月の満月はピンクムーンと呼ばれています。 種をまけども芽が出ない。時期をずらし、場所をずらし、気持ちを込めて、気合いを入れて。結構な数を仕込んでも、スイカの芽が全然出なくて、
火曜日はレビューの日。 さつまいもの芽出しは難しい。だから数で勝負する。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというヤツで、今日もサヨリは元気です(笑) 9月の収穫で形の悪いのや小さなさつまいも。それは、畑のもみがらの中に埋めて越冬させた。畑での冬
月曜日は畑の話。 三月にセルトレイにトウモロコシの種をまいた。品種はいつものゴールドラッシュ。景気よさげなネーミングと、採りたてを生で頬張る楽しみが魅力である。真夏の畑で汗を流す。その後、もぎたてのトウモロコシを生でかじる至福の時。黄色い
中二の春。 のんとゆいは、二年でも同じクラスになった。それは偶然なのか? それとも、不登校だったゆいへ学校側からの配慮なのか? それは誰にも分からない。けれど、のんと同じクラスにゆいはとても喜んだ。 「またウチら同じクラスだね。よろしくね
(小五郎ちゃんが、小五郎ちゃんが、小五郎ちゃんが……) 恵子の向かう先は厚い雲で覆われてた。小さな雨粒が恵子の頬を叩き、やがて土砂降りへと姿を変えた。それでも恵子は突き進む。小田切が務める交番を目指して。 先代から受け継いだ食堂は、交番
金曜日は小説の話。 文章で熱量が出せるのか? 畳みかけるような勢い。そんな表現が可能なのか? 出せるものなら出してみたい。ブログ王では大人しく書いたけれど、今回は熱を帯びた物語を書きたくて、今日もサヨリは元気です(笑)日々、それを考えてい
───木曜日は雑談の日。 2024年4月17日23時14分ごろ。豊後水道で最大震度6弱の地震が発生しました。この地震で被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。四国地方で発生した大きな地震ということもあり、僕へご心配のご連絡をくださいま
───水曜日は猫の話。 この文献はUMA(未確認生物)を目撃した、とある農夫の貴重な証言記録である。そして、この証言記録は紛れもなくフィクションである……。 あれは蒸し暑い夜の日の出来事でした。妻が私に言うのです。 「ネズミの姿を最近見
火曜日はレビューの日。 今日は、ご機嫌なカップラーメンのご紹介です。名前が少し長いのだけれど〝最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨〟。これは知人からの頂き物で、今日もサヨリは元気です(笑) 世界初のインスタントラー
月曜日は畑の話。 ───どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 あれが、これ? 枯れた苺に顔面蒼白な僕がいた。 その原因は水切れだった。定期的に雨は降った、でも、それでは足りなかった。ベリーポットでは保水力が少なすぎたのだ。つまり、僕
オッツーは待っていた、何日も何日も待っていた。 日曜日の午後の時間帯。ある男が道の駅で休憩する。そんな噂話を聞きつけて……。そこで、彼が自動販売機でコーラを買うらしい……雨の日も、風の日も、オッツーはひたすら彼を待ち続けた。あの人にオレはな
鬼ヶ島の帰り道。 金銀財宝を積んだ荷車を引きながら、イヌは浮かない顔をしていた。 「どうした? イヌ?」 後からリアカーを押していたサルが、心配そうにイヌの顔を覗き込んだ。 「気に入らない……」 ぽつりとつぶやくイヌに、サルは優しく話
金曜日は小説の話。 新作は、バカでいいから勢い欲しい! 根拠も理由もなくていいから、なんかこう……アツいお話しに仕上げたい。ワケもなくアツいといえば、バカっぽいけど心震えるのは、僕の中では天元突破グレンラガンしかあり得ない。十年以上も見て
木曜日は雑談の日。 去年、相棒からサツマイモをもらった。 ───水でしっかり洗ったから……。 そう、土を洗い流したサツマイモの発芽率は極端に落ちる。だが、温存しておいた二本から芽が伸びる。詳細は、去年書いた記事のとおりである。 可能
なのだから。成功体験は自信に変わる。昨年の経験則から、そんなに出来ないだろうが出来るに変わる。太陽光線も気温もこれからである。もうね、PSBが増えるのが楽しみで楽しみで。僕の処女作を楽しみに待っていた、友人の旧友に見せてあげたい衝動に駆られる。『よくできました』と、あっちの世界で二人が見てくれている気になるのも不思議です。
そんな畑に向かう途中でローソンに立ち寄った。飯喰わんでも戦えるけれど、やっぱり、飯を喰って戦おう。とは言え、コンビニ弁当は高くなった。値段が上がって手が出ない。だからおにぎりを2個買うつもりで、今日もサヨリは元気です。
ちなみに、僕を桃の摘果に巻き込んだ相棒は作業の辛さでリタイアを宣言している。だから今年は来ないであろう。それを踏まえて気合いを入れねば終わらねぇ案件である。コレが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です。このお手伝いが終わる頃、良い感じの細マッチョに仕上がっているのでしょうな(笑)。
1粒だったけれど、人生初の苺狩りを楽しんだ昨日。PSBも良き色に仕上がっていた。PSBがうまく出来ないという話も良く耳にする。PSBは地球の食物連鎖の最下層に位置する生物である。つまり、細菌やバクテリアが混入すると試合終了。だから僕の場合は、ペットボトルは死ぬ気で洗い、カラッカラに乾燥させた状態で水道水を満杯にしてカルキで殺菌する。その後に培養作業を行った。それが良かったのかどうかは知らないけれど、同じ方法で次はこの倍に増やそうと考えている。
初めてのよつぼし、何とかここまで漕ぎ着けました。苺栽培の正解なんて、一切知らない僕だけれど、普通に上手く出来たと思う。よつぼしは四季成り品種である。これから何度もこんな感じの実がなるのだろう。
現時点で、ストーリー構成は固まっている。頭とお尻は既に書いた。個々のエピソードも頭の中には出揃った。けれど、ブログと小説とは別物である。長文過ぎてまとまらないのである。同じ文字を使うのに勝手が違う。そこで、小説というテイのブログを書きはじめた。
その思考はブログランキングに対しても同じである。少しでもランキングを上げたい。アクセスも上がるから。その為にはランキングバナーを押してもらわなければ始まらない。僕は邪な誘導作戦に打って出る。薄い作戦は直ぐに友人に見破られる。
話す内容は同じだけれど、何かに例えて話すだけで眠らずに聞いては貰える。目の前でウトウトされたらそりゃ凹むから。それは、若い頃に散々経験させてもらった。ゼロ年代、僕は高齢者向けの担当であった。だから主に「水戸黄門」と「暴れん坊将軍」を使ってパソコンを説明していた。気が向けば「必殺仕事人」も偶に使った。ご婦人たちには「奥様は18歳」のウケが良かった。遠い昔の話である。はじめてのおつかいならこんな感じ。
完結にまとめると、ナガミヒナゲシとは、超子だくさんで毒を持ち、畑の野菜の生長を阻害する物質をまき散らす。そんな可愛い見かけの悪魔であった。一株あたりに種が16万粒出来ますよってクズじゃん……あーあ、うちの畑、終わったな。そんな気にもなる。
そう言えば、何が苺を実らせたのであろう。はっきり言って、畑の中でズズメバチしか見たことが無い。黄色いコンテナを椅子にして畑を見渡しているとミツバチが飛んでいた。とんでもない数であった。去年も来ていたのだろうか?、みつばちなんて見たっけ?。その記憶が全くない。
雷鳴轟く嵐の直前であった。5分先は土砂降りであった。畑で遭難した日の出来事であった。念のためにと猫砂の中を覗いてみると、緑の何かが目に飛び込んだ、まさか……雑草?。違和感というより期待感。それは、小さいながらも昨年、散々、見た記憶のある葉の形。はじめまして、こんにちは(笑)。夢にまで見た、小さな、小さな、さつまいもの葉っぱとのご対面にほくそ笑む。この夏はこの葉で勝負出来るだろう。昨年、6月の半ばに植えつけた芋蔓は30本程度。順調に育てば昨年の植えつけ時期に十分間に合う。いいぞ、いいぞ、もっとやれ!。
去年の秋のメールに書かれていた内容を、僕はそのまま実践しているに過ぎない。幸いにも苺の実が盛大についていて、今日もサヨリは元気です。大きな実や小さな実が……ん?、苺って摘果しなくても良いのだろうか?。昨年、ナスでもキュウリでも育ちそうもない実は摘果していた。桃に至っては相当なもので、一枝に対して3個の実しか残さない。苺の摘果も至極当然のように思えてくる。
空は一気に暗くなり、滝のような雨である。激しい雨に、さっきまで煩かった選挙カーの声も消えた。ブルーシートの下で雨宿り。この屋根の実力とやらを見てやろう。そんな気分で外を眺めた。あちこちで空が光り、その数秒後に轟音が鳴る。こりゃ、雷のデパートだな。限界を越えた排水路から雨が噴き出し始め、ただの夕立だと舐めていた自分が、実は遭難しているのだと悟り始める。天井を強化した屋根はびくともしなかった事が不幸中の幸いであった。
今回のカレーチャーハンの材料は、米二合、玉ねぎじゅんこ一個、豚肉少々、カレールー適当。これだけである。玉ねぎを焦がした失敗が無くても美味しくは見えないだろう。そして今思う。これ、エビを入れたらもの凄く豪華に見えると。次はエビを入れてみよう。美味しかったらの条件付きだけれど。
その中に差し込む「今日もサヨリは元気です」 昨年のある日、それを入れ忘れた日があった。文脈の中に入れ込む余地がなかった記事だから。いつものフレーズが絶妙に文章のバランスを崩すように思えのだ。だから意図的に外した。
賢くて、優しくて、気立てがよくて、芯のとおった、薩摩おごじょの声である。昔から知っていたような響きもあった。ふたつの音源を穏やかな気持ちで聴き終えた。元素と原子の話なのに、「苺ジャム好きだけどね……」彼女らしいな。その語らいに笑みが零れた。優しさとは強さの裏返しである。この場で友の全てを語ることなど不可能だけれど、その強さに僕の心臓が大きく揺れた。
オクラだったら、今から種でも間に合うだろう。苗の購入は最悪の時でも遅くない。昨晩、透明のアクリルコップの中に水を含ませたキッチンペーパーを入れ、湿ったキッチンペーパーの上にオクラの種を並べた。数日中には種から根っこが出るだろう。そうなれば占めたもの。オクラの種を窓際に置き、翌朝、オクラの種は発根していた。
後は材料を教科書どおりに混ぜ合わせるのみである。だがしかし、話はそこで終わらない。終わったように見せかけて、さらば宇宙戦艦ヤマトのガトランティスが如く、教科書を一枚捲るとカカロット。スーパーストチュウ水のつくり方が顔を出す。そのバリエーションは全四種類。さしずめ、ストチュウ水のデパートだった。
オカンは、小膝叩いてそう言った。直訳すれば、「アンタが物干しに干しときな」と言う意味である。僕は無言で家の裏にある物干し場へ向かい、無言で物干し竿に玉ねぎを吊す。物干しに吊された玉ねぎに違和感というより嫌な予感。洗濯物を干すスペースが無くなった。これ、後で絶対に怒られるやつである。
可愛いにゃんこの画像には、大きく「迷い猫」の文字が躍る。それは、迷い猫のチラシ作成用のテンプレであった。テンプレの提供元はマイクロソフト。その記載に世界的猫ブームのそよ風を感じた。そう、こう言うのは凄く大事なのである。チラシやポスターをつくり慣れている人間ならば、迷い猫のチラシ作成など造作もない。数分もあれば出来てしまう。けれど、慣れない人にとっては難問である。必要な情報の記載漏れがあれば、折角、あちこちにチラシを貼っても無意味である。