火曜日はレビューの日。 三月か四月か少し前、コメダ珈琲でランチを食べた。いつもなら、お昼はうどんで済ませる僕だけど、今日は誕生日だからと背伸びしてみた。だってそうでしょ? コメダがどれだけリーズナブルだと言われても、僕には高級レストラン。
スイカ割れた、トマト枯れた、PSBが赤くならない、今日もサヨリは元気です。だから、失敗した時こそチャンス到来。思い起こせば、失敗のたびに喜んで記事を書いていた。それが、取らぬ狸の皮算用なのは言うまでもない。そんな記事でも、友人はワクワクしながら読んでいた。僕にはそれで上出来だった。
夏の収穫が始まるころ、僕のラッタッタに異変が起こる。夏の畑で想い出がいっぱい。それどころか、これじゃ、危険でいっぱいだ。キュンキュンとセルは回れどエンジン回らず。どこを探せど安全地帯が見つからない。動け、動け、動け、動いてよぉ! 掛からぬエンジンが玉置くらいじれったくて、今日もサヨリは元気です。
我が半世紀の人生を振り返っても、この感覚の記憶はない。真実を知ったあの日から、何かのレールの上を走り始めた感覚があった。そこから始まる怒濤の日々の連続に、今日もサヨリは元気です。
秋まで寝かせるつもりの畝を耕し始める。たっぷりと水を含ませた新たな畝。その中によつぼしの株を植え込んだ。復活の可能性はゼロである。それでもやって見ないと気が済まなくて、今日もサヨリは元気です。
今では小説家の真似事まで始めて、今日もサヨリは元気です。こんなブログでも、それなりにコアな読者が定着し始める。ありがたい事である。すると、この場では割愛するのだけれど、ミラクルの連鎖が後を絶たない。
場所を選び、種から育て、ようやくトマトに赤みがさした。そして本日、大玉トマトの初収穫。スーパーで売っていそうなトマトをちぎり、今日もサヨリは元気です、上出来じゃん!
こいつは、こうなってしまうと止まらない。メッセージどおりにやったのに、それでこんなに攻められるだなんて、今日もサヨリちゃんは元気かな? こんなの、お釈迦様でも腑に落ちないよ。それにしても、全く手を緩める気配がない。そんなに深刻な事態なのか?
出版業界の世界では、空白でさえも意味があった。でも、意識低い系オッサンにはそれが見えない。見えないからこその句読点。だから打つべし! 胸を張って長年「。」を打っていたのだから鬱にもなる。いやぁ~ん、恥ずかしい……穴があったら入りたい。穴がなくても潜っていたくて、今日もサヨリは元気です。
時限爆弾の赤と青。文章とは、その二択の連続だった。それを意識するだけで、カモメは飛ばずに迷い道クネクネなのだ。でもきっと、何度も自爆している自覚もあって、今日もサヨリは元気です。
スクーターのマフラーからプシュプシュっと異常音。その原因はエアークリーニングジョイントだった
信号待ちの交差点、その真ん中で立ち往生。僕のスクーターが悲鳴を上げた。エンジンは回っている。なのにどうして進まない? 爆音鳴らせて動きやしない。チョットした爆発音、プシュっとエアーが抜ける音がして、今日もサヨリは元気です。
一瞬で眠い目が覚めるような、清々しいくて、冷めた空気が心地よい。赤く熟したトマトを齧りると昔の記憶が蘇る。夏休みのラジオ体操。行きたくないのに、行くっきゃない。嫌々起きて、嫌々行って、ハンコの帰りに拾って帰ったカブトムシ。昭和のガキはそんなもので、今日もサヨリは元気です。
愛情だけはたっぷりあげたはずなのに、ふたつだけ花を咲かせ、その後で見る見る枯れた。肥料が足りなかったのか? それとも水が不足したのか? その真意は闇の中である。けれど、僕らは決して挫けない。策を練りつつ種をまく。僕の不安をよそ目にミラクルビームは元気に育って、今日もサヨリは元気です(笑)
Re:ゼロのレムちゃんは簡単に言うのだけれど、毎日となればそう簡単にはいかなくて、今日もサヨリは元気です(笑)
その答えは簡単である。日曜の夕方、仕事が終わってホッとして、事務所の椅子で意識が飛んで、今日もサヨリは元気です。目覚めると七時半。いつもの爆睡。とは言え、夜の畑はH2Oの想い出がいっぱいくらい危険がいっぱい。貞子は出ないがイノシシが出る。そんな場所にノコノコと行く方がどうかしている。だから、水やりを朝に回した。
最高の桃は、二、三日中に発送の予定である。どんなに遅く見積もっても、今週中に友人の元へ届くであろう。どんな顔で食べるのだろうか? 喜んでくれるだろうか? それを想像するだけでウキウキで、今日もサヨリは元気です。
昭和の僕らにとって、夏の風物詩と言えばカブトムシである。だってそうでしょう?、街灯の下に行けばカブトムシが落ちているもの。拾わない方がどうかしている。だから、シレっと拾って持って帰って、今日もサヨリは元気です。
そして気づく。全てがガセだったことに。チビチビとウーロン茶を飲みながら、僕は八方美人を演じ続ける。一応ね、会社のイメージつーのもあって、今日もサヨリは元気です。
どのページも黄金比。完成された記事ネタだった。真夏の畑で一気にポカリを飲み干すように、あっという間に読了した。読了させられたと言うべきか。異次元の熱量と火照った脳。そうだった、そうだった。今日もサヨリは元気です。興奮し過ぎで定番フレーズを書き忘れる所だった(汗)
昨今のブログでは、キャッチーなフレーズに加え、テキスト+画像+動画で記事をまとめるのが主流である。それに加えてネットの声としてSNSの投稿を添える。ユーザーがブログに求める要求がそれなのだから正解である。僕のブログもその線路の上を突っ走っていた。僕のブログがアクセス至上主義だった頃の話で、今日もサヨリは元気です。
今日の畑はいつもと違う。今日はお楽しみがあるからだ。だってそうでしょう?、今日は大玉トマトの収穫予定日。去年は惨敗、今年はリベンジ。一年越しの初収穫にウキウキで、今日もサヨリは元気です。いつもの場所に雷電を置いて、喜び勇んでトマトへGO!
そうだった、そうだった。先日もらった、友人からの手紙にそう書いてあった。重厚な肉の海。次回、それも一緒に盛り込んで、今日もサヨリは元気です。(笑)
僕にとって、ポメラは恋人のようなものである。自分が好きだからそれでいい。良さを知るのは自分だけ。だから、リアル世界でポメラを語る事もない。自分だけの相棒。それが僕にとってのポメラである。つまり、君に話すことなど何も無くて、今日もサヨリは元気です。
これで帰るのも忍びない。やった気が全然しない。だから、他の野菜も見て回る。これが僕の日課である。確認だけの作業だとて、今はやっぱり気が抜けなくて、今日もサヨリは元気です(笑)。
そんな単純な理由から、僕のポメラ生活が始まった。ポメラを使い始めると、徐々に目の痛みから解放されて、今日もサヨリは元気です(笑)。目の不調が改善されると、スマホに向かう子どものように、がむしゃらに画面に向かっていられる。何時間でも書き狂えてしまう。僕にとって、ポメラを選んだ最大の恩恵はこれである。
草刈り機のエンジンを回して数分もすれば、全身から玉のような汗が止まらない。気分爽快、サウナ効果相まって、今日もサヨリは元気です(笑)。
畑のジャングル事件以降、毎日、畑に行くようになった。僕にとって重大なトラブルが畑にあったからだ。最悪は回避出来た。けれど、未だ不安要素が付きまとう。その一件は、状態が安定したら記事に書こうと思っている。それは8月頃になるだろう。とは言え、
難しのは、最後まで読んでもらう事である。このハードルを神様は予想以上に高く設定している。だってそうでしょう?。すべてが他力本願なのだから。泣こうが、叫ぼうが、ボヤこうが、悔もうが、自分ではどうにも出来ない未知の領域。ブログでさえこの有り様である。小説なんか読まれる未来など僕には無い。僕にとって、自分の小説への解釈がこれで、今日もサヨリは元気です(笑)。
いつ畑に羽ばたかせようか?。僕は少しワクワクしていた。そのタイミングで嫌なモノを見た。市販の苗が出回り始めたのだ。その苗を見て絶句した。何コレ?、立派やん。うちの苗より大きく太くて、今日もサヨリは元気です。
校正してもらった、誤字脱字の嵐だった、少しトイレで泣いて来る。
これ、思ったのと違うんですけどぉ~。こんなんだっけ、パソコンて?。15インチの見晴らしが悪さでガッカリだ。画面倍率を下げても上げても何だかな?。その操作は、使い慣れたiPadでも可能だけれど、数が数。貞子の数が多過ぎて、今日もサヨリは元気です(笑)。PC使って一気に決め込む。チンタラしてたらサンタさんがやって来る。
最後の仕上げはツイッターボタン。こいつを押すと新記事をツイッターへ投稿できるのだ。自動投稿をやめてから、この手順が僕のルーティンである。という事で、ポチッとなして、今日もサヨリは元気です(笑)。
愛猫サヨリの首輪が可愛そげ。買おう、買おうと思いながらも忘れてしまう。そして、サヨリの顔を見て思い出して、今日もサヨリは元気です。
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火曜日はレビューの日。 三月か四月か少し前、コメダ珈琲でランチを食べた。いつもなら、お昼はうどんで済ませる僕だけど、今日は誕生日だからと背伸びしてみた。だってそうでしょ? コメダがどれだけリーズナブルだと言われても、僕には高級レストラン。
月曜日は畑の話。 ───今日の仕事はネギとニラ! いつだっけ? そうそう、去年の9月の半ばだっけ? 万能ネギとニラの種をまいたのは。でも、思ったように発芽もせずに3月になってやる気を見せた。でも……何かが違う。僕のイメージとはまるで違う。
その日。オッツーは学校帰りに三縁の家でゲームをしていた。オッツーが三縁の家で晩飯を食べる。それは、彼らにとって日常のひとコマでもあった。ただ、オッツー家がシチューの日だけは例外であった。 「悪ぃ~な。俺、これからブログ書くから」 三縁は自
目覚めてすぐにスマホを開く。SNSとメールチェック。それが朝のルーティーン。昨夜は飲みすぎたのだろう……どうも頭がボーっとしている。はっきりとしない意識の中で、いつものように顔を洗い、いつものように歯を磨き、いつものようにスーツに着替える。
金曜日は小説の話。 ───小説を書いています。 それを他人に喋らない。仲良しにも語らない。小説を書く行為に共感する人など見たことないからだ。僕の身の周りは、そんなふうにできている。読む本は漫画だけ! そんな世界で生きてきた。だから、無理し
木曜日は雑談の日。 二日連続で雨が続いた……。 雨が降ろうが槍が降ろうが、バディの日なので畑に行く予定はなかった……そんなにバディは甘くなくて、今日もサヨリは元気です(笑) 二日も降り続いた雨である。水やりする必要はない。でも、今日は
水曜日は猫の話だけど、今宵は、満月だからスイカの話。ちなみに、四月の満月はピンクムーンと呼ばれています。 種をまけども芽が出ない。時期をずらし、場所をずらし、気持ちを込めて、気合いを入れて。結構な数を仕込んでも、スイカの芽が全然出なくて、
火曜日はレビューの日。 さつまいもの芽出しは難しい。だから数で勝負する。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというヤツで、今日もサヨリは元気です(笑) 9月の収穫で形の悪いのや小さなさつまいも。それは、畑のもみがらの中に埋めて越冬させた。畑での冬
月曜日は畑の話。 三月にセルトレイにトウモロコシの種をまいた。品種はいつものゴールドラッシュ。景気よさげなネーミングと、採りたてを生で頬張る楽しみが魅力である。真夏の畑で汗を流す。その後、もぎたてのトウモロコシを生でかじる至福の時。黄色い
中二の春。 のんとゆいは、二年でも同じクラスになった。それは偶然なのか? それとも、不登校だったゆいへ学校側からの配慮なのか? それは誰にも分からない。けれど、のんと同じクラスにゆいはとても喜んだ。 「またウチら同じクラスだね。よろしくね
(小五郎ちゃんが、小五郎ちゃんが、小五郎ちゃんが……) 恵子の向かう先は厚い雲で覆われてた。小さな雨粒が恵子の頬を叩き、やがて土砂降りへと姿を変えた。それでも恵子は突き進む。小田切が務める交番を目指して。 先代から受け継いだ食堂は、交番
金曜日は小説の話。 文章で熱量が出せるのか? 畳みかけるような勢い。そんな表現が可能なのか? 出せるものなら出してみたい。ブログ王では大人しく書いたけれど、今回は熱を帯びた物語を書きたくて、今日もサヨリは元気です(笑)日々、それを考えてい
───木曜日は雑談の日。 2024年4月17日23時14分ごろ。豊後水道で最大震度6弱の地震が発生しました。この地震で被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。四国地方で発生した大きな地震ということもあり、僕へご心配のご連絡をくださいま
───水曜日は猫の話。 この文献はUMA(未確認生物)を目撃した、とある農夫の貴重な証言記録である。そして、この証言記録は紛れもなくフィクションである……。 あれは蒸し暑い夜の日の出来事でした。妻が私に言うのです。 「ネズミの姿を最近見
火曜日はレビューの日。 今日は、ご機嫌なカップラーメンのご紹介です。名前が少し長いのだけれど〝最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨〟。これは知人からの頂き物で、今日もサヨリは元気です(笑) 世界初のインスタントラー
月曜日は畑の話。 ───どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 あれが、これ? 枯れた苺に顔面蒼白な僕がいた。 その原因は水切れだった。定期的に雨は降った、でも、それでは足りなかった。ベリーポットでは保水力が少なすぎたのだ。つまり、僕
オッツーは待っていた、何日も何日も待っていた。 日曜日の午後の時間帯。ある男が道の駅で休憩する。そんな噂話を聞きつけて……。そこで、彼が自動販売機でコーラを買うらしい……雨の日も、風の日も、オッツーはひたすら彼を待ち続けた。あの人にオレはな
鬼ヶ島の帰り道。 金銀財宝を積んだ荷車を引きながら、イヌは浮かない顔をしていた。 「どうした? イヌ?」 後からリアカーを押していたサルが、心配そうにイヌの顔を覗き込んだ。 「気に入らない……」 ぽつりとつぶやくイヌに、サルは優しく話
金曜日は小説の話。 新作は、バカでいいから勢い欲しい! 根拠も理由もなくていいから、なんかこう……アツいお話しに仕上げたい。ワケもなくアツいといえば、バカっぽいけど心震えるのは、僕の中では天元突破グレンラガンしかあり得ない。十年以上も見て
木曜日は雑談の日。 去年、相棒からサツマイモをもらった。 ───水でしっかり洗ったから……。 そう、土を洗い流したサツマイモの発芽率は極端に落ちる。だが、温存しておいた二本から芽が伸びる。詳細は、去年書いた記事のとおりである。 可能
なのだから。成功体験は自信に変わる。昨年の経験則から、そんなに出来ないだろうが出来るに変わる。太陽光線も気温もこれからである。もうね、PSBが増えるのが楽しみで楽しみで。僕の処女作を楽しみに待っていた、友人の旧友に見せてあげたい衝動に駆られる。『よくできました』と、あっちの世界で二人が見てくれている気になるのも不思議です。
そんな畑に向かう途中でローソンに立ち寄った。飯喰わんでも戦えるけれど、やっぱり、飯を喰って戦おう。とは言え、コンビニ弁当は高くなった。値段が上がって手が出ない。だからおにぎりを2個買うつもりで、今日もサヨリは元気です。
ちなみに、僕を桃の摘果に巻き込んだ相棒は作業の辛さでリタイアを宣言している。だから今年は来ないであろう。それを踏まえて気合いを入れねば終わらねぇ案件である。コレが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です。このお手伝いが終わる頃、良い感じの細マッチョに仕上がっているのでしょうな(笑)。
1粒だったけれど、人生初の苺狩りを楽しんだ昨日。PSBも良き色に仕上がっていた。PSBがうまく出来ないという話も良く耳にする。PSBは地球の食物連鎖の最下層に位置する生物である。つまり、細菌やバクテリアが混入すると試合終了。だから僕の場合は、ペットボトルは死ぬ気で洗い、カラッカラに乾燥させた状態で水道水を満杯にしてカルキで殺菌する。その後に培養作業を行った。それが良かったのかどうかは知らないけれど、同じ方法で次はこの倍に増やそうと考えている。
初めてのよつぼし、何とかここまで漕ぎ着けました。苺栽培の正解なんて、一切知らない僕だけれど、普通に上手く出来たと思う。よつぼしは四季成り品種である。これから何度もこんな感じの実がなるのだろう。
現時点で、ストーリー構成は固まっている。頭とお尻は既に書いた。個々のエピソードも頭の中には出揃った。けれど、ブログと小説とは別物である。長文過ぎてまとまらないのである。同じ文字を使うのに勝手が違う。そこで、小説というテイのブログを書きはじめた。
その思考はブログランキングに対しても同じである。少しでもランキングを上げたい。アクセスも上がるから。その為にはランキングバナーを押してもらわなければ始まらない。僕は邪な誘導作戦に打って出る。薄い作戦は直ぐに友人に見破られる。
話す内容は同じだけれど、何かに例えて話すだけで眠らずに聞いては貰える。目の前でウトウトされたらそりゃ凹むから。それは、若い頃に散々経験させてもらった。ゼロ年代、僕は高齢者向けの担当であった。だから主に「水戸黄門」と「暴れん坊将軍」を使ってパソコンを説明していた。気が向けば「必殺仕事人」も偶に使った。ご婦人たちには「奥様は18歳」のウケが良かった。遠い昔の話である。はじめてのおつかいならこんな感じ。
完結にまとめると、ナガミヒナゲシとは、超子だくさんで毒を持ち、畑の野菜の生長を阻害する物質をまき散らす。そんな可愛い見かけの悪魔であった。一株あたりに種が16万粒出来ますよってクズじゃん……あーあ、うちの畑、終わったな。そんな気にもなる。
そう言えば、何が苺を実らせたのであろう。はっきり言って、畑の中でズズメバチしか見たことが無い。黄色いコンテナを椅子にして畑を見渡しているとミツバチが飛んでいた。とんでもない数であった。去年も来ていたのだろうか?、みつばちなんて見たっけ?。その記憶が全くない。
雷鳴轟く嵐の直前であった。5分先は土砂降りであった。畑で遭難した日の出来事であった。念のためにと猫砂の中を覗いてみると、緑の何かが目に飛び込んだ、まさか……雑草?。違和感というより期待感。それは、小さいながらも昨年、散々、見た記憶のある葉の形。はじめまして、こんにちは(笑)。夢にまで見た、小さな、小さな、さつまいもの葉っぱとのご対面にほくそ笑む。この夏はこの葉で勝負出来るだろう。昨年、6月の半ばに植えつけた芋蔓は30本程度。順調に育てば昨年の植えつけ時期に十分間に合う。いいぞ、いいぞ、もっとやれ!。
去年の秋のメールに書かれていた内容を、僕はそのまま実践しているに過ぎない。幸いにも苺の実が盛大についていて、今日もサヨリは元気です。大きな実や小さな実が……ん?、苺って摘果しなくても良いのだろうか?。昨年、ナスでもキュウリでも育ちそうもない実は摘果していた。桃に至っては相当なもので、一枝に対して3個の実しか残さない。苺の摘果も至極当然のように思えてくる。
空は一気に暗くなり、滝のような雨である。激しい雨に、さっきまで煩かった選挙カーの声も消えた。ブルーシートの下で雨宿り。この屋根の実力とやらを見てやろう。そんな気分で外を眺めた。あちこちで空が光り、その数秒後に轟音が鳴る。こりゃ、雷のデパートだな。限界を越えた排水路から雨が噴き出し始め、ただの夕立だと舐めていた自分が、実は遭難しているのだと悟り始める。天井を強化した屋根はびくともしなかった事が不幸中の幸いであった。
今回のカレーチャーハンの材料は、米二合、玉ねぎじゅんこ一個、豚肉少々、カレールー適当。これだけである。玉ねぎを焦がした失敗が無くても美味しくは見えないだろう。そして今思う。これ、エビを入れたらもの凄く豪華に見えると。次はエビを入れてみよう。美味しかったらの条件付きだけれど。
その中に差し込む「今日もサヨリは元気です」 昨年のある日、それを入れ忘れた日があった。文脈の中に入れ込む余地がなかった記事だから。いつものフレーズが絶妙に文章のバランスを崩すように思えのだ。だから意図的に外した。
賢くて、優しくて、気立てがよくて、芯のとおった、薩摩おごじょの声である。昔から知っていたような響きもあった。ふたつの音源を穏やかな気持ちで聴き終えた。元素と原子の話なのに、「苺ジャム好きだけどね……」彼女らしいな。その語らいに笑みが零れた。優しさとは強さの裏返しである。この場で友の全てを語ることなど不可能だけれど、その強さに僕の心臓が大きく揺れた。
オクラだったら、今から種でも間に合うだろう。苗の購入は最悪の時でも遅くない。昨晩、透明のアクリルコップの中に水を含ませたキッチンペーパーを入れ、湿ったキッチンペーパーの上にオクラの種を並べた。数日中には種から根っこが出るだろう。そうなれば占めたもの。オクラの種を窓際に置き、翌朝、オクラの種は発根していた。
後は材料を教科書どおりに混ぜ合わせるのみである。だがしかし、話はそこで終わらない。終わったように見せかけて、さらば宇宙戦艦ヤマトのガトランティスが如く、教科書を一枚捲るとカカロット。スーパーストチュウ水のつくり方が顔を出す。そのバリエーションは全四種類。さしずめ、ストチュウ水のデパートだった。
オカンは、小膝叩いてそう言った。直訳すれば、「アンタが物干しに干しときな」と言う意味である。僕は無言で家の裏にある物干し場へ向かい、無言で物干し竿に玉ねぎを吊す。物干しに吊された玉ねぎに違和感というより嫌な予感。洗濯物を干すスペースが無くなった。これ、後で絶対に怒られるやつである。
可愛いにゃんこの画像には、大きく「迷い猫」の文字が躍る。それは、迷い猫のチラシ作成用のテンプレであった。テンプレの提供元はマイクロソフト。その記載に世界的猫ブームのそよ風を感じた。そう、こう言うのは凄く大事なのである。チラシやポスターをつくり慣れている人間ならば、迷い猫のチラシ作成など造作もない。数分もあれば出来てしまう。けれど、慣れない人にとっては難問である。必要な情報の記載漏れがあれば、折角、あちこちにチラシを貼っても無意味である。