奥飛騨温泉郷を構成する温泉地のひとつである福地温泉は、湯だけでなく手軽に登れて眺めのいい福地山がある。登山口にバス停と日帰り入浴施設があるのも魅力で、過去に何度も訪れたことがある。3月も半ばとなりこのような奥飛騨の山にも春が近づいているが、
奥飛騨温泉郷を構成する温泉地のひとつである福地温泉は、湯だけでなく手軽に登れて眺めのいい福地山がある。登山口にバス停と日帰り入浴施設があるのも魅力で、過去に何度も訪れたことがある。3月も半ばとなりこのような奥飛騨の山にも春が近づいているが、
下呂温泉の西側には南北方向に山並みが立ち上がっている。いまでは全体が下呂市に属しているが、20年ほど前までは飛騨川沿いの下呂町や萩原町と、馬瀬川沿いの馬瀬村とを分けていた山々である。そのなかにある一座が標高1101mの八尾山で、物好きが偶に
2019年12月22日、早朝5時に岐阜県の大垣駅近くにある宿を出発、始発列車に揺られて敦賀駅に到着したのは7時1分のことだった。 敦賀では7時22分発の芦原温泉行きに乗り継ぐ。2年ほど前にも利用したことのある列車で、その時は平日でほぼ満席と
毎年恒例となっている初日の出観賞。列車内・海岸・海上・山上、ひととおりの場所から眺めてきたけど湖からはまだなので、2024年は琵琶湖の西側に狙いを定めた。 そのために大晦日は京都に宿泊したが、前夜の天気予報によると厳しそうなので、急きょ目的
どうしてこんなに暗いんだろう。GR IIIで撮影した画像を最初に見たときの感想である。なにか間違えたのかなと撮り直すも変わらず暗い。露出計がアンダー目に出るのかとマニュアル露出でやってみた結果、これまで使ってきたカメラではちょうどよかったの
2023年4月4日、6時ちょうど発の浜松行きで名古屋を発ったまではよかったが、心地よい揺れにとろとろしてしまい、気がつけば目的の豊橋を過ぎていて、慌てて下車したところは浜名湖を目前にした新所原であった。 やってしまったという思いとともに下り
旅にはカメラを2台持っていく。広角と標準の単焦点レンズを常時付けておくためだ。どちらの画角も欠かせないが、レンズ交換は面倒だしズームレンズは好みでないので、いつしかこのスタイルに落ちついた。 ここで拘っているのがカメラは同じものを用意するこ
GR IIIxのバッテリーを交換したときのこと、バッテリー室のカバーを閉じたところで異変に気がついた。カバーをロックするレバーが動かないのである。 どれだけ力を込めても動く気配すらなく、またかという言葉が頭をよぎった。GRシリーズを使いはじ
GR IIIxのバッテリーを交換したときのこと、バッテリー室のカバーを閉じたところで異変に気がついた。カバーをロックするレバーが動かないのである。 どれだけ力を込めても動く気配すらなく、またかという言葉が頭をよぎった。GRシリーズを使いはじ
旅に出るときはGR IIIとGR IIIxを持っていく。これはもちろん広角と標準を使い分けるためなのだが、撮影比率でいえばIIIxが9割余りを占めている。IIIの出番がほとんどないことを考えると、IIIxとワイコンがあれば十分なくらいだ。も
山地をゆくローカル線というといくつも思い浮かぶ。山深い豪雪地をゆく只見線、JR最高所の路線である小海線、三段スイッチバックの木次線、阿蘇の外輪山を越える豊肥本線、挙げはじめたらきりがない。なかでも私が好んでいるのが大糸線である。上高地・乗鞍
2023年4月3日、約1ヶ月ぶりとなる飯田線の旅に向け、名古屋5時29分発の豊橋行きに乗車した。早朝の始発列車にも関わらず、ほとんどの区間で相席になるほど混んでいた。普通 豊橋行き 100Fここ数日足に合わない靴で旅をしてきたので足指が痛い
2023年3月8日、午前7時をまわったばかりの豊橋駅は、黒っぽい服装に白っぽいマスクの集団でごった返していた。いわゆる通勤通学のラッシュタイムである。これを避けるために1時間ほど遅くから行動したかったけど、今日は三河富士こと本宮山に登る予定
2023年3月7日、豊橋9時8分発の本長篠行きで旅をはじめる。もうすこし早い列車に乗るつもりだったけど、豊橋から豊川にかけての区間は利用者が多いので通勤通学ラッシュを避けようと、ゆっくり8時半にやってきたら9時過ぎのこの列車までなかった。普
2023年3月6日、名古屋駅で6時43分発の豊橋行きに乗車した。車内は通勤利用者で混んでいたけど辛うじて座ることができた。目指すは豊橋を起点とする飯田線である。早朝の名古屋駅飯田線は潮風の感じられる東海道沿いの豊橋から、農山村をめぐり、信州
GRのリングキャップといえば外れやすいが二の句のようになっている。知らぬ間に外れて紛失したという話はめずらしくない。私の所有するGR IIIも勝手に外れたことこそないが、軽くつまんで回せるほどには緩い。ところがGR IIIにつづいて購入した
2023年1月1日、名古屋駅前の安宿を出たのは午前5時をまわったところだった。晴れているのか曇っているのかすら判然としない暗い空のもと、灯りのまばらなビルに見下され、往来のない大通りを横断する。街にはまだ深夜の雰囲気が漂っていた。JR名古屋
雨や雪の写真が好きだ。見るのも撮るのもいい。悪天候になるほどカメラを手に出かけたくなる。それ故にカメラは防塵防滴であることが望ましい。長年旅を共にしてきたX-T1は雨に打たれても問題なく働いてくれるいいカメラであった。それに代わって使いはじ
近鉄線三重県の山といえば御在所岳が思い浮かぶ。温泉やロープウェイにスキー場などを従えた風光明媚な観光地であると同時に、登山やクライミングの対象としても有名で、それらを紹介する番組や書籍の多さから、訪れたことがないのに知識だけは頭に刷り込まれ
旅をしているときの手洗い洗濯や、キャンプをしているときの食器洗いなど、ちょっと水を溜めておきたいことがある。現地に利用できるものがあれば問題ないが、そうでないことも往々にしてあるため、泊りがけで出かけるときにはSEA TO SUMMITの「
2023年3月7日、豊橋9時8分発の本長篠行きで旅をはじめる。もうすこし早い列車に乗るつもりだったけど、豊橋から豊川にかけての区間は利用者が多いので通勤通学ラッシュを避けようと、ゆっくり8時半にやってきたら9時過ぎのこの列車までなかった。普
2023年3月6日、名古屋駅で6時43分発の豊橋行きに乗車した。車内は通勤利用者で混んでいたけど辛うじて座ることができた。目指すは豊橋を起点とする飯田線である。早朝の名古屋駅飯田線は潮風の感じられる東海道沿いの豊橋から、農山村をめぐり、信州
GRのリングキャップといえば外れやすいが二の句のようになっている。知らぬ間に外れて紛失したという話はめずらしくない。私の所有するGR IIIも勝手に外れたことこそないが、軽くつまんで回せるほどには緩い。ところがGR IIIにつづいて購入した
2023年1月1日、名古屋駅前の安宿を出たのは午前5時をまわったところだった。晴れているのか曇っているのかすら判然としない暗い空のもと、灯りのまばらなビルに見下され、往来のない大通りを横断する。街にはまだ深夜の雰囲気が漂っていた。JR名古屋
雨や雪の写真が好きだ。見るのも撮るのもいい。悪天候になるほどカメラを手に出かけたくなる。それ故にカメラは防塵防滴であることが望ましい。長年旅を共にしてきたX-T1は雨に打たれても問題なく働いてくれるいいカメラであった。それに代わって使いはじ