「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、4回目。バフェット氏に関する記事でよく目にするのは、バフェット氏の投資の特徴の一つとして長期投資を挙げてその事例としてコカ・コーラ株をとりあげるようなもの。これまでは、そのような記事を読んで、バフェット氏のコカ・コーラへの長期投資はうまくいくべくしてうまくいった(銘柄選択がすばらしく買った時点で成功は...
40代で早期退職したさえない素人投資家がひっそりと書き続けるあてにならない自己満ブログ
自己満ブログですが少しでも参考になることがあれば幸いです
会社四季報2024年3集夏号を買ったまま放置気味だったけど、ようやく目を通して気になる銘柄をピックアップしてみた。選定基準は、①業績が伸びていること②財務が健全そうなこと③業績に対して株価が高くないことの3点であり、現時点で事業内容などの詳細はまったく考慮に入れていない。結果的に24銘柄になり、コンサル業のようなものが多くなった。157A グリーンモンスター3150 グリムス3771 システムリサーチ3773 アドバンスト・メ...
年初に個別株投資を始めてから半年ちょっとが経過した。現時点での心境を整理してみると、「手応え」と「不安」の両方を感じている、と言えそうだ(「不安」の方が大きい)。まず、「手応え」について、(できるかどうかは別として)こうすればいいのではという指針のようなものが見えてきたように思う。指針とは、(表現が抽象的になってしまうけど)市場の「歪み」を見つけて「流れ」を捉えることが個別株投資の肝であり、その際...
「トップファンドマネジャーの明快投資戦略」(藤野英人 著)という本を読んだ。レオスキャピタルワークスの社長でひふみ投信のファンドマネージャーである藤野氏が25年ほど前に書いた本。相場よりも業績を読むべし、というような話が気になった。ここで私が言いたいのは、株価を形成するのは相場と業績だが、相場を読むことは難しいので、業績を正確に読んでいけば高い運用成果を出せる可能性がある、ということです。まず会社を...
今週は、月曜日から木曜日にかけて下げ続け、金曜日に少しだけ反発した。特に下げ幅が大きかったのはユニフォームネクスト(3566)/クレスコ(4674)/前澤工業(6489)の3銘柄だけど、これらは最近調子が良かったので上げすぎていた反動のように思われる。ただ、最も利益が出ているヨネックスの下げ幅は小さく、調子の良さはまだまだ続くかもしれない。なお、ヨネックスの調子がいいのは、まもなく開会式が始まろうとしているパリ2...
資産運用を思い立った2013年6月に書き始めたこのブログも、12年目に突入した。その間、2013年8月から始めた積立投資が予想以上に順調だったこともあり、アーリーリタイアも現実味を帯びてきた。なお、アーリーリタイアという選択肢があることを知ったのも、このブログを書くようになって他のブログも見るようになったためであり、極端に言うと、資産が増えたのも(なんとか仕事を継続できているうちに)アーリーリタイアできそうな...
『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方』(苦瓜達郎 著)という本の感想、7回目。年間900回以上も上場企業と面談をしている、という話が気になった。 私は年間900回以上、上場企業と面談を行っています。「私たちの会社に投資してほしい」と考える企業の経営者やIR(投資家向け広報)担当者と会って、経営状況などについて直接お話を聞くのです。 これまでに面談した企業は2800社以...
『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方』(苦瓜達郎 著)という本の感想、6回目。自分は正しいと考える人は投資に向かない、というような話が気になった。 また、私は「常に自分は正しいはずだ」と考えるタイプの人は、株式投資には向かないと思っています。 どんなに正しく投資をしているつもりでも、リスクはゼロにできません。 自分が吟味して買った銘柄が値下がりしたとき、その...
今週は、全体で2%の上昇となり、今年1月に個別株投資を始めてからのトータルリターンが26.6%となった。原資の500万円が633万円まで増えたことになる。年始からの各指数の上昇率(下記)と比較してみても、ここまでのところはできすぎなくらいにうまくいっていると言えそうだ。東証プライム市場指数:21.7%東証スタンダード市場指数:10.0%東証グロース市場指数:-1.5%個別株投資を始めたばかりなのにこんなにうまくいくなんて...
『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方』(苦瓜達郎 著)という本の感想、5回目。「株価の天井で確実に売り抜けることなど、できるはずがないのです」という話が印象的だった。 このような経緯と株価チャートを見て、「もっと保有し続けてもよかったのではないか」と感じる人もいるでしょう。 しかし、チャートを見て、あとから「ああすればよかった」「こうすればよかった」と考える...
『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方』(苦瓜達郎 著)という本の感想、4回目。成功確率が高そうな投資対象に関する話が気になった。 一つ補足すると、私が実際に投資するのは「伸び始めのニッチなベンチャー企業」や「成熟した安定成長企業」のほうが多い傾向にあります。(中略) 「投資をして収益を上げやすい対象かどうか」という観点に立てば、「経営者が未熟でも、ニッチで競...
『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方』(苦瓜達郎 著)という本の感想、3回目。適正なPERの水準についての話が気になった。 企業の成長率や成長が見込める期間、成長の確度を総合的に判断して、私が独自に算出している企業の「基準株価」は、今期予想純利益の15倍程度が目安となります。 15倍というのは、「高成長企業ではないものの伸びしろはあり、さほど大きなリスクがない安定成...
『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方』(苦瓜達郎 著)という本の感想、2回目。補足として書かれていた次の話が非常に印象的だった。 ちなみに一つ補足するなら、割安株に投資した場合、もし「すぐに株価が戻りそう」と思えるようなら、それは「何かがおかしいのでは?」と考えるべきでしょう。 今にも株価が上がりそうなのに割安のままに見えるということは、株価を引き下げている...
『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方』(苦瓜達郎 著)という本を読んだ。中小型株への投資を専門とするファンドマネジャーである著者が、投資をするに当たっての考え方を素人に向けて解説する内容(手の内をどこまで明かしているのか不明だけど・・・)。株主は一番後回しにされるけど残りを全てもらえる権利を持つ、というような話が気になった。 つまり、取引先企業や従業員、金融...
『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』(ジョエル・グリーンブラット 著、藤原玄 訳)という本の感想、2回目。魔法の公式はあらがい難いほど理にかなっている、という話が気になった。魔法の公式はあらがい難いほど理にかなっているのであるから、われわれは調子の良いときも悪いときもこの公式に忠実であり続けるべきである。逆に考えると、調子が良いときも悪いときも(不安になって途中で辞めることなく)投資を...
『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』(ジョエル・グリーンブラット 著、藤原玄 訳)という本を読んだ。「魔法の公式」とは、優れた企業を割安価格で買うべし、ということであり、より具体的には資本収益率の高い企業を利益に対して割安な価格で買うべし、ということであり、平たく言えばROEやROAが高くかつPERが低い銘柄を買うべし、というようなこと(と理解した)。この本で印象的だったのは、このような「魔法...
「わが投資術 市場は誰に微笑むか」(清原達郎 著)という本の感想、8回目。参加者が増えるたびに会社の評価は上がっていきPERは切り上がっていく、という話が非常に印象的だった。 業績が好調で増益が続くと、この株に注目する投資家が増え、そのうち小型株を手掛ける目ざといヘッジファンド(我々のファンドもそうですが)が参加してきます。 次に小型株を得意とする証券会社(例えばいちよし証券)のアナリストが会社を訪問...
今週は、前澤工業(6489)と日置電機(6866)の漢字社名コンビが大きく上げてくれた。また、買って以降含み損に沈んでいたcotta (3359)が、わずかながらもようやくプラスに転じてくれた。前澤工業がなぜ月曜日に大きく上げたのかよくわからなかったけど、Yahoo!ファイナンスの掲示板を見てみると、(能登半島地震を受けて)政府が全国の重要施設の水道管の耐震化について緊急点検を行う方針を示したようであり、それが影響...
「わが投資術 市場は誰に微笑むか」(清原達郎 著)という本の感想、7回目。確実に儲かる投資はなく、儲かる確率を上げていくしかない、というような話の中で「ベイジアン的発想」という話が出てきて気になった。 我々はいくつかの銘柄に対して「この銘柄はロングにしたい。ショートにしたい」というアイデアを常に持っています。そのアイデアの確実性は日々の情報が加わることで変わっていきます。世の中で確実なことは多くあ...
「わが投資術 市場は誰に微笑むか」(清原達郎 著)という本の感想、6回目。「割安小型成長株」を狙うのが日本の株式市場で一番儲けやすい、というような話があり印象的だった。我々が「小型株」投資に傾注してきた理由は以下の通りです。1.割安株が多い2.独自のリサーチがしやすい3.機関投資家が持っていない4.アナリストがカバーしていない我々の戦略は割安小型株の中から「割安小型成長株」を探すということです。手...
「わが投資術 市場は誰に微笑むか」(清原達郎 著)という本の感想、5回目。低PER株は、業績が横ばいでも株価が上がる可能性は十分にある、という話が気になった。「今の日本の長期金利を前提にすると、PERが10倍以下の株は総じて信じられないぐらい割安。長期金利(10年国債の利回り)が3%まで上昇したとしてもまだ十分割安」 (中略) 低PERの株は将来の業績予想をするとき、別に増益になる必要がないのです。業績が...
「わが投資術 市場は誰に微笑むか」(清原達郎 著)という本の感想、4回目。EPS(一株当たり利益)は操作できる、というような話が非常に印象的だった。数あるvaluationの方法の中で私が一番重視するのがこのPERですが、このように「将来の利益から割り出した適正なPER」だけで株式の価値を計測することはできません。会社のバランスシート上の資産や借金を含めて計算しないといけないのです。 (中略) 企業は借金を増やして...
今週は、月曜日に下げた後は一貫して上がり続けてくれた。その結果、500万円を原資とするポートフォリオが半年で600万円を超えるまでに成長した!朝顔の成長に例えると、土を押し上げてようやく芽が見えてきたくらいの段階だろうか。半年で500万円が600万円になった(20%アップ)ということは、単純計算で年率リターンが40%を超えることになり、2年で2倍(→1000万円)、4年で4倍(→2000万円)、6年で8倍(→4000万円)、8年で16倍...
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「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、4回目。バフェット氏に関する記事でよく目にするのは、バフェット氏の投資の特徴の一つとして長期投資を挙げてその事例としてコカ・コーラ株をとりあげるようなもの。これまでは、そのような記事を読んで、バフェット氏のコカ・コーラへの長期投資はうまくいくべくしてうまくいった(銘柄選択がすばらしく買った時点で成功は...
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、3回目。バフェット氏の盟友チャーリー・マンガー氏の「逆の方向から見る」という話が印象的だった。マンガーが概念を組み立てる好みの手法は、数学者カール・ヤコビを髣髴させた。「逆から、つねに逆から」状況や問題を裏返して見る。逆の方向から見る。他人の目にはどう映るか? 自分たちの計画すべてが狂ったらどうなるか...
今週は、前週末比マイナスで終わった銘柄の方が多かったけど、一部の銘柄が大きく上昇してくれたことと配当金が入ってきたことでポートフォリオ全体では1.4%のプラスになった。大きく上昇してくれたのは先月導入したULSグループ(3798)。上がったり下がったり値動きが激しいのが気になるけど、まだまだ上昇してくれることを期待しておきたい。また、金曜日の引け後に3Q決算の発表があったクラシコム(7110)の業績がよく、業績...
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、2回目。周りがITバブルに浮かれていたときも、バフェット氏は“内なるスコアカード”のおかげで気持ちが揺らぐことはなかった、というような話があり気になった。“内なるスコアカード”とは何か? 次のような説明があった。 人がどうふるまうかを大きく左右するのは、内なるスコアカードがあるか、それとも外のスコアカード...
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本を読んだ。ウォーレン・バフェット氏の半生について書かれた本。バフェット氏本人や関係者に5年以上かけてインタビューした内容を元にしているとのこと。特に気になったのはバフェット氏の人柄についてであり、一言でいうと“投資オタクの天才理系男子”というような印象を受けた。例えば以下のようなエピソードがあった。ウォーレンは...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本の感想、4回目。「理解できることとそうでないことを仕分けする」という話が気になった。実は、自分が理解できることとそうでないことを仕分けするのは、反知性主義に足もとを掬われないようにするために、重要な技法である。なぜなら、反知性主義者の特徴が、自らが理解できていない事柄であっても、自分が欲する形で真理をつかんでいると確信しているところにあるからだ。このような話は投...
今週は、全体で0.6%のマイナスになった。マイナスは残念だけど、半年以上含み損に沈んでいたクラシコム(7110)がようやくプラスに浮上してくれてよかった。これで、保有している全銘柄が含み益の状態になった。過去のデータを確認してみると、全銘柄が含み益の状態になるのは約13か月ぶりのようだ。ただし、クラシコムは来週金曜日に3Q決算の発表を控えているので、その結果によっては・・・。なお、今年はプライム市場よりもス...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本の感想、3回目。勤勉性の高い人は自己コントロールが高く依存症に陥りにくい(反知性主義にも流れにくい)、というような話があり印象的だった。ここでいう“勤勉性”とは、「少ない報酬で努力する能力」と定義されている。このような“勤勉性”は投資においても重要と思われる。すなわち、個別株投資にしてもインデックス投資にしても、はじめのうちは利益を得られなかったりマイナスになったり...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本の感想、2回目。「中途半端に学ぶ」という話があり印象的だった。歴史を中途半端に学ぶと、自分が所属する民族に都合がいい物語を信じ、代弁することに生き甲斐を見出すようになり、反知性主義の罠に落ちてしまう。そうなるとナショナリズムを原因とした戦争を引き起こす可能性が高まる。「中途半端に学ぶ」ことの弊害は、歴史に限らず投資も含めてあらゆることにありそうだ。まあでも、歴...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本を読んだ。「反知性主義」について書かれた本。自分の読解力が乏しいだけかもしれないけど、要点がわかりにくく感じた。「反知性主義」とは何か? 次のような説明があった。反知性主義を大雑把に定義するならば、「実証性や客観性を軽視もしくは無視して、自分が欲するように世界を理解する態度」である。この話を読んで真っ先に思ったのは、まさに投資において問題になりそうな態度だとい...
今週は、ポートフォリオ全体で4%上昇して初めて650万円を超えた。振り返ってみると8週連続で上昇しており調子がいい。今年に入ってから18%ほど上昇していることになり、運用開始以来(2024/01/04~)で30%ほど上昇していることになる。また、前回書いたように銘柄を一部入れ替えた。売却 : システムリサーチ(3771)買い増し : ULSグループ(3798)売却 : クレスコ(4674)買い増し : アクシス(4012)なお、ここ1カ月くら...
今週も、銘柄を一部入れ替えた。■5/26(月) 売却 : システムリサーチ(3771) 買い増し : ULSグループ(3798)■5/30(金) 売却 : クレスコ(4674) 買い増し : アクシス(4012)システムリサーチ(3771)は、売上の3割程度をトヨタグループに依存しているため、トランプ関税のあおりを受けないか前々から気になっていた。現時点では特に影響なさそうに見えるけど、また、トランプ関税のあおりを受けるのかどうかよくわ...
早期退職して時間に余裕ができたこともあり、漫画でも読んでみようと思って「ワンピース」(尾田栄一郎 著)を17巻まで読んでみた。敵と戦ったり仲間を増やしたりしながらお宝を求めて冒険の旅を繰り広げていくような内容であり、また、笑いあり涙ありで感情を刺激してくるような感じであり、子供時代に読んだドラゴンボールを思い出した。改めて考えてみると、ワンピースやドランゴールのような漫画は子供たちの感情を刺激する装...
「たった一人の熱狂」(見城徹 著)という本の感想、3回目。“遊び”について書かれており、ゴルフや麻雀が取り上げられていた。見城氏はゴルフや麻雀が好きなようだ。ゴルフも麻雀も人生や仕事に通じるところがあるとのことで、次のような類似点が挙げられていた(と理解した)。ゴルフ・リスクとリターンを天秤にかける必要がある・環境の変化に翻弄されながら不確定要素をマネジメントする必要がある麻雀・偶然と必然があり、運...
「たった一人の熱狂」(見城徹 著)という本の感想、2回目。著者の経験をベースにして書かれたこのような本から学ぶ際、能力差と再現性に注意が必要と思う。能力差生まれもった性質が著者とは異なる自分がやってもうまくいくことなのか? それとも、著者だからうまくいくことなのか?再現性何度やっても(生き直しても)うまくいくことなのか? それとも、偶然が重なってたまたまうまくいっただけなのか?著者だからうまくいく...
「たった一人の熱狂」(見城徹 著)という本を読んだ。見城氏(幻冬舎代表取締役社長)の仕事観や人生観について書かれた内容。熱くストイックな体育会系の極みのような印象を受けたけど、見城氏は燃え尽きたいんだなと感じた。人生に悔いを残さないように、燃え尽きてから死にたそう。見城氏の熱量と比較すると、自分は冷めきっているように思われ、燃え尽きるどころか凍りついてしまいそう。まあでも、投資に限っていえば、「熱...
今週は、上昇した銘柄と下落した銘柄がおおよそ半々くらいだったけど、全体的には1%ちょっと上昇してくれた。また、昨日書いたように銘柄の入れ替えを行った。新規追加ULSグループ(3798)一部売却L is B(145A)すべて売却学情(2301)全体的に上昇してくれて好調な感じだけど、ここからが勝負だと思っている。というのも、前回600万円台に到達できたときは、700万円台に突入することなく500万円台に戻ってしまった。今回こそ700...
新規追加ULSグループ(3798)一部売却L is B(145A)すべて売却学情(2301)これまで会社四季報を読んできた中で、株価が下がったら買いたいと思う銘柄がいくつかあった。今回、決算シーズンだったこともありそれら銘柄の現状を一通り確認してみた。その中で、特に気になったのがULSグループ。情報システムに関するコンサルティングなどを行っている会社。先日発表された本決算を見ると、前期の業績は好調で、かつ、今期予想は前期...
『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)と『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)の感想、3回目。著者のDUKE。氏は「新高値ブレイク投資」を学んでもらうための投資塾(新高値ブレイク投資塾)を開塾しているとのことで、そのホームページを見てみた。本を読むだけでなく塾に加入してまで「新高値ブレイク投資」を学んだとしても(ホームペ...
株の売買を頻繁に行うわけではないけど、売買の行為が好きではない。というのも、売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思えるため。今回も、ストライク(6196)を一部売却したあとに株価が上がっていき、Faber Company(220A)を買い増したあとに(一瞬上がったものその後は)下がっていった。まあでも、冷静に考えると、“売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思う”の...
「賢明なる個人投資家への道」(かぶ1000 著)という本の感想、2回目。外国人投資家の視点を意識するべし、というような話が印象的だった。日本の株式市場の取引のおよそ70%を占めているのは、外国人投資家です。彼らは、日本円ベースではなく、米ドルベースで日経平均株価や個別株の値動きを見て投資しています。 (中略) 日本の投資家も、ときには金価格ベース、米ドルベースなどで相対的に株価を評価する視点を持つこと...
「賢明なる個人投資家への道」(かぶ1000 著)という本を読んだ。パーティーが始まってから参加するくらいがちょうどいい、というような話が非常に印象的だった。 投資で大切なのは、大底で買って、最大限の値上がり益を得ようとする必要はないということです。 パーティーが始まり、まあまあ盛り上がった段階で、「どうやらいい銘柄があるみたいだぞ」と噂を聞きつけて参加するくらいがちょうどいいのです。 100人規模のパーテ...
今週は、木曜日に全体的に下落する局面もあったものの、先週末比1.5%の増加で終わった。先週含み益に転じたデジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)が引き続き好調であり、また、ヨネックス(7906)のリターンが50%に迫ってきた。一方、クラシコム(7110)は引き続き低調に推移している・・・。そんな低調なクラシコムは、昨日、2024年7月期第3四半期の決算発表があり、併せて業績予想の上方修正(従来予想比で当期...
もし今サラリーマン生活に行き詰って、半強制的にアーリーリタイアをせざるを得なくなったとしたら(残念ながら再就職できる自信が無い・・・)、資金的にアーリーリタイアは成り立つだろうか?アーリーリタイアした場合の資金計画について考えてみた。まず、現在の金融資産は(節約生活をすることが大前提で)生活費の約30年分程度ありそうだ。すなわち、70代半ばになるまでの生活費はあるということになる。さらに、65歳から公的...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、7回目。「保有銘柄よりもずっと良い銘柄をみつけたら乗り換えろ」という売り時に関する話が気になった。この比較手法は恐らく投資で一番難しい問題、つまり売り時の判断にとって非常に有用なツールとなる。ジョン叔父さんは長年この問題に取り組んできたが、最終的に到達...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、6回目。企業価値と株価のズレに関する話が気になった。資産バブルがもつ主な特徴なひとつは、資産に関係する市場価格が買い手が強気に支配されているときは高く上がりすぎ、その後、売り手が弱気になって市場が急落すると、資産価値に比べて下がり過ぎることだ。このよう...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、5回目。「忍耐」の重要性について書かれており気になった。不人気株の投資家として戦いを進めるためには心理的な武器が必要となる。不人気株投資の問題は成功に忍耐が欠かせないということだ。文字通り数年も待たされることがある。ジョン叔父さんの場合、一九六〇年代の...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、4回目。「人一倍の努力の原理」という話が印象的だった。人よりもほんの少し余分に努力する気になれば正しい答えが得られる場合が少なくない。ジョン叔父さんは投資だろうがほかの仕事だろうが、そうした徹底した労働倫理こそが成功を支える基本哲学だと常に考えていた。...
今週は、大きな増減はなく、全体的には若干のマイナスで終わった。そんな中、少し動きがあったのは、残っていた現金でcotta (3359)を100株買い増ししたこと。もう少し値下がりしたら買い増ししようとかなと思っていたけど、値下がりするよりも値上がりしていきそうな気配を感じた(ぐずぐずしていると値上がりしてしまって買い増しするチャンスを逸してしまうように感じた)ので我慢できずにこのタイミングで買い増しをした...
サラリーマン生活がますます辛くなってきているのと反比例してアルコールやアーリーリタイアへの欲求がますます高まってきているこの週末、アルコールと戯れながらアーリーリタイア関連情報をネット空間で探っているけど、最も重要なことがよくわからない。それは、お金に関することであり、アーリーリタイア資金は結局いくら必要なのかということ。よくわからないのはなぜだろうか?理由1.今後の株式相場がどうなるかわからない...
先進国株が好調に推移しており、また、個別株投資を始めたこともあり、金融資産に占めるリスク資産の割合が高くなってきた。気付いたら65%(約3分の2)にもなっている。そこで、リバランス(先進国株を一部売却)しようと考えている。先進国株は2013年8月から2023年12月までの10年間積み立てたけど(それ以降新規の積み立てはせずホールド中)、その間、積立金額を調整することはあってもリバランスをしたことはなかったので、初...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、3回目。冷静さを保つことの重要性について書かれており気になった。だれもが知っているように、人は投資以外の生活分野でも感情に支配された性急な意思決定を行う。大事なのは、そうした性急な行動が株式市場に持ち込まれることがあり、それが原因でバーゲンハンターにと...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンター市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、2回目。ジョン・テンプルトン氏が一番よく用いた指針はPER(株価収益率)だったとのことで、次のように書かれていた。成功の確率を高めるためには企業の全般的な長期的収益見通しや長期的収益力を基準としたPERが非常に低い銘柄を探すのがよい。この戦略を実行できる...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンター市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本を読んだ。ジョン・テンプルトン氏の投資哲学/投資手法を解説する内容。「群衆よりも良い成績を上げたいのなら群衆と異なることをしなければならない」という言葉が紹介されており印象的だった。関連して次のように書かれていた。どんなときも他人と異なる投資(異なる国、異なる方...
今週は、水曜日に全銘柄がマイナスになるなど下げる局面もあったものの、木曜日からヨネックス(7906)が大きく上昇したこともあり、全体としては0.7%のプラスに終わった。500万円の原資に対して13.3%増加している計算になり、週末としては過去最高になった。各指数の年始からの騰落率(下記)と比較して見ると、東証プライム指数には及ばないものの、東証スタンダード指数や東証グロース指数は上回っている。東証プライム指数:...
最近は個別株投資の話ばかり書いているけど、単に面白くてハマっているからというだけでなく、なんとかアーリーリタイア後の収入源にできないかと必死になっているからというのもある(インデックス投資だけに頼らずに個別株投資との両輪にしたいという思いがある)。というのも、あと5年くらいでアーリーリタイアできないかと思っていたけど、果たしてあと5年も継続できるのだろうかと心配になってきている。個別株投資を早く軌道...
「高配当・連続増配株投資の教科書」(藤本壱 著)という本を読んだ。高配当・連続増配株投資とは、成長している企業の株に長期投資して高配当(増配)と株価アップの両方の恩恵を受ける投資、といようなことが書かれていた。また、そのための投資対象銘柄の条件が挙げられていた。条件①:毎年増配しているか、または減配していない(長期的に増配傾向)条件②:売上や利益が順調に伸びている条件③:現状の配当利回りがなるべく高い...
個別株投資を始めた当初、会社四季報の数字だけで銘柄を選んでいた。それではダメだと思い、ビジネスモデルなど数字以外の面も考慮する必要があると考えているけど、現時点ではなかなかできていない。最近追加した3銘柄(日置電機(6866)、ヨネックス(7906)、cotta(3359))を選んだときはどうだったかと改めて考えてみると、一番重視したのはやはり数字だけど、その次に重視したのは実は社長の雰囲気ではないかと思えて...
投資をはじめた当初、保有銘柄のほとんど(86%、7銘柄中6銘柄)がグロース市場の銘柄だった。それが一転、現在は、新たに追加したcotta(3359)を含めてもグロース市場銘柄の割合は30%(10銘柄中3銘柄)まで低下している。ポートフォリオの多様性を意識していることもあり、グロース市場銘柄(30%)、スタンダード市場銘柄(40%)、プライム市場銘柄(30%)、にバランスよく分散している(つもり)。なお、現在の損益を...
新コスモス電機(6824)を売却して新規にcotta(3359)を組み入れた。もともと入れ換えるつもりはなく、決算発表を受けてcottaが値下がりしたら、残っている現金(約10万円)で買ってみよう程度に思っていた。cottaはゴールデンウィークに銘柄探しをしたときから気になっており、値下がりしたら買いたい銘柄リストに入れていた。思惑通り決算発表を受けてcottaが値下がりしたものの、決算の内容的にはそこまで悪いように...