投資先企業のHPをチェックしていたら気になるニュースが目に付いた。メディア総研(9242)の取締役(営業部長)の辞任に関するお知らせであり、辞任の理由は一身上の都合によるものと書かれている。規模の大きな企業や年配の方の話であれば気にはならなかったと思うけど、メディア総研は従業員約40名の小さな企業であり、また、その取締役は40代前半のようで経営陣の中で最も若いと思われる。主要な人物が1人抜けても事業に支障は...
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投資先企業のHPをチェックしていたら気になるニュースが目に付いた。メディア総研(9242)の取締役(営業部長)の辞任に関するお知らせであり、辞任の理由は一身上の都合によるものと書かれている。規模の大きな企業や年配の方の話であれば気にはならなかったと思うけど、メディア総研は従業員約40名の小さな企業であり、また、その取締役は40代前半のようで経営陣の中で最も若いと思われる。主要な人物が1人抜けても事業に支障は...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、6回目。長期投資はバイ(買う)ですべてが決まる、という話が印象的だった。極論を言うと、長期投資はバイですべてが決まる。良い株を買いさえすれば、あとは何もしなくても、その企業があなたを大金持ちにしてくれるのである。バイをうまくやることができれば書かれているように大金持ちになれるだろうけど、逆に、バイで間違えてしまうと満足す...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、5回目。成長株はいつ買うのが正解か?不人気な成長株を暴落局面で買うべし、というような話が書かれていた。不人気な株とは、例えば知名度が低かったり(プライム市場ではなく)スタンダード市場に上場していたりするような株のことであり、また、暴落局面とは、例えばリーマンショックやコロナショックなどで株価が大きく下がったときのことであ...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、4回目。タイトルにもある通り、この本では「割安成長株」が勧められているけど、なぜ「割安株」ではなく「割安成長株」なのか?すなわち、「割安」なだけでなく「成長」も必要なのはなぜか?大きく2つの理由が考えられる。理由1:株価の上昇余地がより大きくなるから理由2:株価が上昇するきっかけになるから理由1については、単に「割安」な...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、3回目。株は短期的にはネズミ講と似ている、という話が印象的だった。株は短期的にはネズミ講と似ている。何でもよい。何か株が上がりそうなネタを見つけた人間がその株を買い、次にそれを知った人が同じ株を買い、その次に知った人がその株を買う、といった具合に、情報の波及とともに買いが膨らみ、株価が上昇するという短期構造を持っている。...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、2回目。タイトルの通り、この本では割安成長株のバイ&ホールドを勧めている。なぜバイ&ホールドなのか?次の話が印象的だった。情報の泥沼にどっぷりつかり、心理戦の勝ち方を1つ1つ学び、それに精通していくことで、まるでAIのように心理的な癖やバイアスを克服する。これも株で勝つ1つの方法だろう。この方法で成功を収めている短期トレ...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本を読んだ。SNSやネット掲示板との付き合い方に関する話が気になった。まさに今から買おうとする株のとっておきの有効情報をわざわざ他人に先に教えるバカはいない。もし、そんなことをすると、買う前に株価が高くなってしまって、自分に不利に働くからだ。 (中略) 仮にそれが本当に有効な情報ならば、その情報が出回ってほしくない別のプレイヤーが大量...
今週の個別株は、いであ(9768)が下げたものの、全体的に微増だった。前々から気になっていたけど、新コスモス電機(6824)は日々の出来高が少ないようで、昨日はなんと200株のみだった。保有している他の銘柄についても改めて確認してみると、メディア総研(9242)も出来高が少ないようで、昨日は400株、一昨日は100株のみ。出来高が少ないということは、それだけ注目されていないということだろうから、割安で放置されている可...
「ナナメの夕暮れ」(若林正恭 著)という本の感想、3回目。次の箇所が非常に印象的だった。“好きなことがある”ということは、それだけで朝起きる理由になる。もっと言うと、“好きなことがある”ということは、それだけで生きる理由にもなるように思われる。また、“好きなこと”はアーリーリタイア後の生活を充実させるための鍵にもなりそうだ。“好きなこと”と言えば、最近は専ら個別株投資にハマっており、一生モノの趣味になりそう...
「ナナメの夕暮れ」(若林正恭 著)という本の感想、2回目。天才に関する話が気になった。天才は自らの劣等感や焦燥感を埋めるために必死だ。作品が評価を受ける度に、それによってさらに高くなったハードルを越えるために苦心する。その繰り返しに一生を費やし、ついにそれが叶わなくなった時にこの道を志した時から何も変わっていない欠落の深さを目の当たりにして絶望する。「今までなんだったのだ」と。「評価を受ける度に、そ...
「ナナメの夕暮れ」(若林正恭 著)という本を読んだ。お笑いコンビ・オードリーの若林氏のエッセイ。ゴルフに関する話が投資にも通じるところがありそうで印象的だった。ゴルフの不思議。力を抜いた方が飛ぶこと。 (中略) 構えた時に、まず遠くに飛ばそうという欲を消す。方向を確認した後は、ボールをクラブが当たるまで最後まで見つめる。目標を見ないで今日だけ。今だけ。遠い夢はもう見ない。 (中略) 力を抜いて、欲...
前回書いたように新メンバー(3916 デジタル・インフォーメイション・テクノロジー)を迎えたものの、今週の個別株はほぼ全滅だった・・・。保有銘柄だけでなく、今週は日本株が全体的に下落しており、来週以降も下落傾向が続くようであれば買うチャンスになるかもしれない。全体的な下落が続いた場合、保有銘柄を買い増すか? それとも、「安くなったら買いたい銘柄リスト」の中から選んで買うか? 下落のチャンスを逃さないよ...
「安くなったら買いたい銘柄リスト」を作りたいと1月半ほど前に書いた。実際に作って株価の動きを観察していると、特に気になっていた銘柄がだんだん安くなってPERが15倍を切ってきたので、反転しない今のうちにと思って木曜日に買ってみた。すると、木曜日の終盤と金曜日にさらに安くなってしまった。買うのが早すぎたか・・・。■買った銘柄 デジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)■気になったポイント ・業績(売...
明日から新年度が始まる。2029年3月末でのアーリーリタイアを夢見ている自分にとって、(その通りに実現できるとしたら)サラリーマン生活も残り5年となった。これまで約20年やってきたことを考えると、ようやく最終章の入り口あたりにたどり着いた感じだろうか。とはいえ、新年度から仕事を取り巻く環境が若干変わることもあり、そしてそれは間違いなくハードな方向に変わってしまうこともあり、さえない自分が最終章を最後まで演...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再読した感想、5回目。「持っているものではなく、やっていることを好きになる」という話が気になった。達人――投資のプロセスに深い思い入れを抱く(また自己充足もそこで得る)。個別の投資対象には思い入れを持たない。負け犬――自分の持っている投資対象を愛す。今年1月に投資を始めた当初は、会社四季報の...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再読した感想、4回目。「大きなリターンを得るためには、大きなリスクをとる覚悟が必要」というのは間違った信念、という話がとても印象的だった。前回書いたリスク管理の話と関連があるけど、成功している投資家たちは非常にリスク回避的とのこと。「ハイリスク・ハイリターン」という言葉をたびたび聞いてき...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再読した感想、3回目。成功している投資家は自分流の「安全余裕度」をもっている、という話が印象的だった。バフェットの基本的なリスク管理手法は、彼が「安全余裕度」と呼ぶものを持っておくということである。この言葉はベンジャミン・グレアムとウォーレン・バフェットに結びつけられているが、実際は、成...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再読した感想、2回目。「自分の投資ニッチは何か」という話が気になった。成功している投資家についてあまり知られておらず、また通常見過ごされているのは、彼らは特化しているという点である。バフェットやソロスのような投資の巨人も数兆ドルに及ぶ投資市場の小さな一角を占めているにすぎない。何十億ドル...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再読した。この本は個別株投資の勉強を始めてすぐくらいに読んだけど、個別株投資を実際に経験してみた今読むと当時と違った学びがあるかと思い再読してみた。成功する23の習慣のうち、分散投資に関する話が気になった。達人分散投資なんて小鳥さんのやることだと信じている負け犬一つの投資に大きなポジション...
先週から原資を500万円に増額した個別株ポートフォリオは、今週もおおむね順調だった。先週追加した2銘柄(6489前澤工業と6824新コスモス電機)がタイミングよく上がってくれたのと(反動で来週は下がる?)、3566ユニフォームネクストや7110クラシコムも上がってくれた。合計で550万円を超え、500万円の原資に対して1割増しになった。なお、今週は12月決算の3銘柄(3566ユニフォームネクスト、4012アクシス、9768いであ)の有価証...
日本経済新聞の「ニッキィの大疑問」という記事に終身雇用について書かれており気になった。終身雇用を前提としない企業や終身雇用の維持に対する不安を公言する企業が増えているという話や、転職サービスへの新社会人の登録が増えているという話なども書かれていたけど、特に気になったのは45~54歳の正社員の約6割が転職経験があるという話。40代半ばの自分も他人事ではなく、いつまで今の仕事を続けられるかわからない。とはい...
『年金開始が「62歳→64歳」だけで火の海に…フランス人と日本人の「老後の感覚」が決定的に違う理由』という記事がプレジデント・オンラインに掲載されており気になった。大規模なデモも起こっているフランスの年金制度改革に関する内容であり、大騒ぎになっている理由について次のように書かれていた。①フランス人は仕事に喜びを見いだす度合いが少なく、早く引退生活を好きなように過ごすのを楽しみにしている。②週休二日や有給休暇な...
「プラグマティズム」(W・ジェイムズ 著、桝田啓三郎 訳)という本を読んだ。プラグマティズムとは何か?読解力不足により1割も理解できなかったように思うけど、プラグマティズムとは要するに次のような考え方と理解した。プラグマティズムが真理の公算を定める唯一の根拠は、われわれを導く上に最もよく働くもの、生活のどの部分にも一番よく適合して、経験の諸要求をどれ一つ残さずにその全体と結びつくものということである...
「投信番付」という日本経済新聞の記事に追加型株式投資信託の2022年度の資金流入額ランキングが掲載されており気になった。トップ5のうち、1位~4位は米国や全世界の株式で運用する低コストなインデックスファンドが独占しており、改めて人気の高さを感じた。5位にようやくアクティブファンドが入っている。1.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 資金流入額 7312億円2.eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 資金...
「世界はもうすぐ終わるのに、バカなみんなはわかっていない…環境保護団体がテロ活動に走る根本原因」という記事がプレジデント・オンラインに掲載されていた。過激な環境保護団体(「ジャスト・ストップ・オイル(JSO)」「最後の世代(LG)」など)の問題点について書かれた内容であり、次のような話が気になった。JSOやLGを批判的に見る人(そこには私も含まれる)は、彼らを「おかしな人」たちと考える。しかし気候変動を並々な...
次の話が気になった。日経ビジネス(2022年11月21日号)の書評のコーナーに書かれていた内容。そもそも、本は服でいえば、フリーサイズで誰にでも合うように作られる。裏返して考えれば、「そのまま読めば誰にも合わない」ということにもなる。「フリーサイズで誰にでも合うように作られる」というのは、服や本に限らず多くのサービスに当てはまりそうな話。そうしないと売れないから。ただ、投資信託などの金融サービスについては...
「新・生物物理の最前線 生命のしくみはどこまで解けたか」(日本生物物理学会 編)という本を読んだ。物理学を用いて生物を理解しようとする生物物理学を紹介する内容(“最前線”といっても2001年に出版された本)。詳細はよくわからなかったけど、我々人間をはじめとした生物はとても複雑にできていて、かつ、(そのような複雑なものが)うまく機能しているというのはすごいなと改めて感じた。そして、誰かが設計して作り上げた...
「系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに」(三中信宏 著)という本の感想、3回目。“教科書を学ぶ”と“教科書で学ぶ”の違いについて書かれており気になった。自分が関心をもつ専門分野の「教科書」と呼ばれる本を読むときには、二通りの読み方が考えられます。まずはじめに、とにかくその本を読みきって、そこに何が書かれているのかを理解し、その上で自分がそこから何か吸収すべきものがあるのかどうかを判断するという読み...
「系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに」(三中信宏 著)という本の感想、2回目。演繹法と帰納法に次ぐ第三の推論様式として「アブダクション」が紹介されており気になった。演繹法や帰納法は従来の科学哲学の中では、物理学や化学などのように普遍類(たとえば、化学ならばある原子番号をもつ元素の集合、天文学ならば赤色巨星の集合のような類)を対象とする学問における、反復観察や再現実験を踏まえた論証方法として繰...
「系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに」(三中信宏 著)という本を読んだ。「系統樹思考」とは何か? 「分類思考」との対比で次のように理解した。■分類思考現在眼の前にある対象物をカテゴリー化する人類が無意識のうちに昔から採用してきた(生まれながらに備えている)考え方分類思考によって世界を単純化して(上位概念でくくって)考えることができる生きていくために必要不可欠な考え方■系統樹思考現在眼の前にある...
「正義感強い子 生きづらい?」という記事が先日の日本経済新聞に掲載されていた。子どもの正義感について書かれており気になった。ルールを守らない友達を注意して煙たがれる、マナー違反をすぐ指摘する――子どもの正義感が強すぎて、人付き合いがうまくいかないのではと心配になることがあるかもしれない。 (中略) 子どもが「正しいことを正しい」と言えるのは、とても良いことだ。親が「あんまり言い過ぎないように」「見て...
『50歳前後で
若い頃、写真(カメラ)に興味をもっていた時期があり、当時のカメラを今も保管している。今日は天気がよくお花見日和だったため、久しぶりにカメラをもって近所の公園に出かけてみた。使用したカメラは2003年に発売されたオリンパスのデジタル一眼レフ初号機E-1であり、発売から20年ほど経過しているものの、まだまだ普通に撮影できてしまう(地味にスゴイ!!)。写真は撮るのも見るのも好きだけど(好きなだけで腕はない)、撮...
『「死ぬ時に貯金残高が最高に達する」お金をコツコツ貯めた人が死の間際に必ず後悔すること』というプレジデント・オンラインの記事の感想、2回目。「ゼロで死ぬ」という話が気になった。『DIE WITH ZERO』というタイトルが意味するのは、「ゼロで死ね」、つまり「死ぬ時までにお金はすべて使い切ってしまおう」ということです。ところが、実際には多くの人は「死ぬ時に最もたくさんお金を持っている」ようです。(中略)このお金...
『「死ぬ時に貯金残高が最高に達する」お金をコツコツ貯めた人が死の間際に必ず後悔すること』という記事がプレジデント・オンラインに掲載されており気になった。前回とりあげた記事同様、大江英樹氏の著書『90歳までに使い切る お金の賢い減らし方』(光文社新書)の一部を再編集した内容。お金を貯め続けることは幸せなのか? というような話が書かれており気になった。『DIE WITH ZERO』というタイトルが意味するのは、「ゼロ...
『「老後2000万円問題」は単なる作り話にすぎない…お金のプロが
「人はどこまで合理的か」(スティーブン・ピンカー 著、橘明美 訳)という本(下巻)の感想、8回目。この本の感想の最後として、合理性とは何だろうかと改めて考えてみた。進化との対比で考えてみると、進化が種の存続を志向しているのに対して(結果的に種が存続するに至った一連の変化を進化と呼んでいる)、合理性は個の繁栄を志向しているように思われる(合理的に考えようとする内容は種の存続よりも個の繁栄に関することが...
「人はどこまで合理的か」(スティーブン・ピンカー 著、橘明美 訳)という本(下巻)の感想、7回目。なぜ人々はこんなに非合理なのか? という話の中で、わたしたちは世界を2つのゾーンに分けているという話が出てきて気になった。2つのゾーンとは「現実ゾーン」と「神話ゾーン」とのことで、「現実ゾーン」は合理性が求められる世界、「神話ゾーン」は非合理な世界、ということのようだ。わたしたちは世界を2つのゾーンに分...
「人はどこまで合理的か」(スティーブン・ピンカー 著、橘明美 訳)という本(下巻)の感想、6回目。なぜ人々はこんなに非合理なのか? という話の中で、アメリカで見られるような右派と左派の分断の要因として説明されていた「マイサイドバイアス」が気になった。自分たちに都合の良い真実を信じたり自分たちに都合良く解釈してしまったりする「マイサイドバイアス」は、他の認知バイアスに陥らないような賢い人でも陥ってしま...
「人はどこまで合理的か」(スティーブン・ピンカー 著、橘明美 訳)という本(下巻)の感想、5回目。なぜ人々はこんなに非合理なのか? という話の中で、「私たちは直感的な科学者ではなく、直感的な弁護士として進化してきた」というフレーズがあり非常に印象的だった。わたしたちは自分の信念を承認してくれる議論を求め、逆に自分の信念の反証になるかもしれない議論からは身を守ろうとする(社説に目を通すとき、内容が政治...