ちゃーもブログ　投資と読書とリタイア生活の雑記

解答例としての先人たちの投資先・・・

今年の1月に個別株投資を始めたばかりの自分にとって、先人たち（投資経験の長い方々）の投資先は参考（解答例？）になるに違いない。投資先やその選定理由をブログなどに書いてくれている先人たちもいるものの、そのせっかくの情報を今までは有効活用できていなかった。先人たちの投資先やその選定理由についてアレコレ考えてみることで、本や実践からでは学べないようなこともたくさん学べるに違いない。ということで、せっかく...

2024/08/31 20:19

全てを織込めるとしたら株価は一定なのか？

株価は日々変化していくけど、もし全てを織り込むことができるとしたら、株価は一定なのだろうか？それとも、例え全てを織り込むことができたとしても、織り込み済みの社会の変化や企業の変化や投資家の変化に連動して株価も変化していくのだろうか？仮に、株価が配当割引モデルに従うとしたら、例え今後の配当を全て織り込むことができたとしても、株価は各年の配当の分布に従って年々変化していくことになりそうだ。まあでも、そ...

2024/08/31 18:47

投資リターンの源泉・・・

「バリュー投資アイデアマニュアル 得意分野を見極めるための戦略の宝庫」（ジョン・ミハルジェビック 著、長尾慎太郎 監修、井田京子 訳）という本の感想、2回目。投資資金がわずかでマーケットにほとんど影響を及ぼさない弱小投資家だとしても、自分が世界中の資金を最高のリターンを生み出すところに配分する役目を担っている資本配分責任者になったつもりで取り組む方が良い結果につながる、というような話があり、さらに次...

2024/08/31 07:03

優れた投資家を真似ても成功できない・・・

「バリュー投資アイデアマニュアル 得意分野を見極めるための戦略の宝庫」（ジョン・ミハルジェビック 著、長尾慎太郎 監修、井田京子 訳）という本を読んだ。グレアム流ディープバリュー投資、グリーンブラットの魔法の公式、小型株への投資、スペシャルシチュエーション戦略など、バリュー投資のいろいろな考え方が紹介されている。優れた投資家から学べることはたくさんあるとしながらも、他人の真似をするだけでは成功できな...

2024/08/31 04:03

個別株ポートフォリオ観察記録 2024/08/31

今週は、全銘柄が上昇し、全体で5.1％も上昇してくれた。10銘柄保有していると、前週比で全銘柄が上昇（あるいは全銘柄が下落）することは珍しい。先のゴールデンウィーク休暇中に10銘柄体制になってから17週間が経過したけど、全銘柄が上昇したのは今週が初めてであり、また、全銘柄が下落したのは7/29-8/2の週の一度のみ。このようなことを考えると、それなりに分散できているのだろうことを実感できる。また、調子の良い銘柄だ...

2024/08/31 02:01

社会の変化、企業の成長、投資家の思惑・・・

「ウォール街のモメンタムウォーカー」（ゲイリー・アントナッチ 著、長尾慎太郎 監修、山下恵美子 訳）という本の感想、4回目。日本株においてモメンタム（順張り）が有効なのか結局よくわからないと前回書いたけど、このような話でポイントとなるのは他の投資家たちがどう考えてどう動くかなんだろう。すなわち、モメンタムが有効だと考える投資家が多ければモメンタムが有効になりそうだし（バブルが崩壊するまで買い続けよう...

2024/08/25 09:07

順張りか逆張りか 米国株とは違う？

「ウォール街のモメンタムウォーカー」（ゲイリー・アントナッチ 著、長尾慎太郎 監修、山下恵美子 訳）という本の感想、3回目。この本には、「モメンタム」は存在し続ける唯一のアノマリーという話が書かれているけど、ネット情報では、日本においてはモメンタムは有効ではないという話もあった。その根拠については特に挙げられていなかったものの、日本では順張り（モメンタム）よりも逆張りが有効というような話が書かれてい...

2024/08/25 02:15

合理的に、そして、非合理的に・・・

「ウォール街のモメンタムウォーカー」（ゲイリー・アントナッチ 著、長尾慎太郎 監修、山下恵美子 訳）という本の感想、2回目。「モメンタム」が機能する理由の説明（仮説）として、①合理的な行動に基づくという考え方と②非合理的な行動に基づくという考え方の2つがあると前回書いた。このような2つ（①合理と②非合理）を意識することは、「モメンタム」に限らず、投資全般においてとても重要なことと思われる。もっと言うと、投...

2024/08/24 11:19

順張りか逆張りか 確率的には・・・

「ウォール街のモメンタムウォーカー」（ゲイリー・アントナッチ 著、長尾慎太郎 監修、山下恵美子 訳）という本を読んだ。存在し続ける唯一のアノマリーという「モメンタム」について解説する内容。そもそも、「モメンタム」はなぜ機能するのか？アノマリーというからには詳細はわかっていないようだけど、大きく2つの考え方があるようだ。一つは、大きなリスクをとった見返り（ハイリスク・ハイリターン）という考え方であり、...

2024/08/24 04:42

個別株ポートフォリオ観察記録 2024/08/24

今週は、デジタル・インフォメーション・テクノロジー（3916）と日置電機（6866）が大きく（5％以上）上昇してくれた。それに続いてストライク（6196）もそこそこ（2.4％）上昇し、保有している銘柄の中ではプライム市場の銘柄がおおむね好調という格好になった。一方、最も上昇してほしいグロース市場の銘柄は相変わらずという感じでいまいちだった。指数的にはグロース市場が最も上昇していたのだけど、残念・・・。※今週の各指...

2024/08/24 03:02

個別株投資 自分が勝てるとしたら・・・

個別株投資をしているということは、自分は他の投資家に勝つつもりでいるようだけど、勝つためにはどのように戦うべきだろうか？ 考えを整理してみた。まず、投資家を2種類に分けて考える。①機関投資家②個人投資家これら2種類の投資家に対して、現時点ではそれぞれ次のように戦うべきと考えている。①機関投資家に対しては、勝つことはあきらめて戦いを避けるべく土俵を変える。すなわち、（機関投資家が参戦すると思われる）時価...

2024/08/18 11:27

個別株ポートフォリオ観察記録 2024/08/17

今週は、ポートフォリオ全体で3.5％上昇した（先週末比）。ただ、指数と比較すると上昇率は小さく、1ヶ月ほど前から続いていた下落をまだまだ挽回できていない。各指数の今週の騰落率（先週末比）東証プライム市場指数 ： 7.9％東証スタンダード市場指数 ： 5.0％東証グロース市場指数 ： 8.2％なお、少し現金が余っていたのでcotta（3359）を買い増しした。株主優待の関係で1500株にしたかったため300株買い増ししたところ、...

2024/08/17 04:30

自信がある銘柄 VS 半信半疑な銘柄

今年の1月（正月休み中）に個別株投資を始めてから半年ちょっとが経過した。当初は、よくわからないままに会社四季報（2024年1集新春号、自称「赤本」）だけを頼りに銘柄選定しており、今でもそのときに買った7銘柄のうち3銘柄を保有し続けている。3566 ユニフォームネクスト4012 アクシス7110 クラシコムそして、少しずつ経験を積んでいく中で、値上がりするに違いないと自信を持てる（ように思えた）銘柄も出てきた。そのような...

2024/08/16 19:00

個別株投資と失敗感の克服・・・

自分は、インデックス投資（積立投資）を約10年経験したのち個別株投資にチャレンジしているけど、個別株投資を始めてから既に半年ちょっと経過している。今更だけど、インデックス投資と個別株投資の違いについて改めて考えてみると、「失敗感」の有無の違いが大きいように思われる。例えば、先日ヨネックス（7906）を売ってストライク（6196）を新規購入した際、売るタイミングや買うタイミングに一喜一憂してしまった。というの...

2024/08/14 22:36

どっち？ cotta VS 竹内製作所

株価が低迷している保有株cotta（3359）を入れ替えるとした場合の候補として、竹内製作所（6432）を考えていた。竹内製作所は、会社四季報を見て目をつけていた下記24銘柄のうちの1つであり、詳細を確認していく中で2番目に魅力的に思えていた。なお、最も魅力的に思えたのは先日のヨネックス（7906）との入れ替えで導入済みのストライク（6196）。ちなみに、これら2つ以外（竹内製作所とストライク以外）はそこまで魅力的に...

2024/08/14 06:01

結論！ 低迷している保有株の対応・・・

株価が低迷している保有株（下記2つ）をどうするか、この夏季休暇の宿題としてアレコレ考えてきた。①cotta（3359）②クラシコム（7110）結論としては、2つとも投資を継続することにした。クラシコムについては、前回の記事を書いた時点で継続することはほぼ決めていた。宗教的なビジネスモデル？を追求してもらいつつ、ミイラ取りがミイラにならない程度に投資を継続してきたい。一方、cottaについては、入れ替えること...

2024/08/13 18:48

低迷中の保有株クラシコムについて・・・

保有している銘柄のうち、cotta（3359）とクラシコム（7110）が低迷している。今回はクラシコムについて考えてみる。クラシコムは、「北欧、くらしの道具店」というECサイトで雑貨や衣料品などを販売している。といっても、ただECサイトを運営しているだけでなく、SNSや動画共有サイトなどを駆使して集客や固定客化を図っている点に特徴がある（ドラマや映画まで作っている）。極端に言うと、（SNSや動画共有サイトなどを活用して...

2024/08/12 05:23

【続】低迷中の保有株cottaについて・・・

前回に続いて、低迷中の保有株cotta（3359）について考えてみる。大きく2つの論点がありそうと前回書いたけど、そのうちの論点②について考えてみたい。論点① 今期の業績が悪かったとしても将来的に右肩上がりになるとしたら投資を続けるか？論点② 業績が将来的に右肩上がりになるとしたら、その確度と程度はどのくらいか？論点②について考えるにあたり、cottaの売上高の推移（ポイントのメモ書きや目標含む）を整理する...

2024/08/11 20:06

低迷中の保有株cottaについて・・・

保有している銘柄のうち、cotta（3359）とクラシコム（7110）が低迷している。今回はcottaについて考えてみる。cottaは、お菓子やパンを作るための材料や調理道具などをECサイト「cotta」で販売しており、BtoC向けとBtoB向けの大きく2つのサービスがある。ECサイト「cotta」は「製菓製パン業界最大のプラットフォーム」とのこと。このようなcottaについて、①投資した理由②懸念点③懸念点への反論（自問自答）、について考えを整理...

2024/08/11 17:05

低迷している保有株をどうするか・・・

保有している銘柄のうち、cotta（3359）とクラシコム（7110）が低迷している。含み損も膨らんでいるし（買値から20％近く値下がりしている）、先日の暴落からの戻りも悪い。市場からの評価が低いようだ。これら2銘柄をどうするべきか？クラシコム（7110）は全然問題ないように思っているものの、cotta（3359）は疑問に感じてきた。ただ、先入観にとらわれているようにも思うため、これら2銘柄をどうするべきかについてはこの夏季休...

2024/08/11 07:05

投資も仕事も人生も、進化論より変態論・・・

さえない自分は、サラリーマン地獄をなんとか生き抜くために、会社勤めは「変態さを競うゲーム」と割り切ることにしている。すなわち、サラリーマン地獄を生き抜くことができるのは、強い者ではなく、環境の変化に適応できる者でもなく、変態になれる者なのだ！（と自分に言い聞かせることにしている）。そして、僭越ながら、ダーウィンの“進化論”に勝手に対抗して、ちゃーもの“変態論”と名付けている。このような“変態論”は、株式...

2024/08/10 21:04

新規銘柄追加 暴落を機に入れ替え・・・

月曜日の暴落を受けて、銘柄の入れ替えを行った。ヨネックス（7906）を売却し、ストライク（6196）を新規追加。ヨネックスは、今年のゴールデンウィーク休暇中に購入して以来好調が続いており、月曜日の暴落後もすぐに回復。含み益は約65％でPER（会社予想）は約20倍まで高まっていた。そして、金曜日に決算発表を控えていた。一方、ストライクは、会社四季報を読んで目をつけていた銘柄の一つであり、株価は7月半ばの直近のピーク...

2024/08/10 08:07

個別株ポートフォリオ観察記録 2024/08/10

今週は、月曜日に歴史的な？暴落があり、保有株も大きく値下がりした。昼休みに確認したときはそこまで下げてなかったものの、仕事終わりに確認したときにその下げっぷり（ストップ安！！）に驚いた。■保有株の値下がり率ランキング（2024/08/05（月））①4012 アクシス ：-22.6% （ストップ安）②7110 クラシコム ：-22.6%③3359 cotta ：-18.0% （ストップ安）④3916 DIT ：-14.4%⑤6489 前澤工業 ：...

2024/08/10 06:06

投資アイデアの隠されたヒントを探し出す・・・

「グリーンブラット投資法」（ジョエル・グリーンブラット 著、奥脇省三 訳）という本の感想、4回目。企業分割・合併・リストラなど、割安な投資対象がある特殊状況はどこで見つけられるのか？次のように書かれていた。何百分も発行されている新聞が、人の通らない裏道で掘り出し物を探すのに良い場所などとは思ってもいないだろうが、実はそうなのである。事実、ウォール・ストリート・ジャーナルなどは、新しい投資アイデア提供...

2024/08/04 10:32

企業分割・合併・リストラは花の山？

「グリーンブラット投資法」（ジョエル・グリーンブラット 著、奥脇省三 訳）という本の感想、3回目。この本では、企業分割・合併・リストラなど、割安な投資対象を見つけ出すことができる状況について事例を挙げて解説されている。残念ながら初心者の自分には難しい内容であり、すぐに活かせそうな話ではなかったけど、そのような投資対象に着目するに至る次の考え方は心に留めておきたいと思う。ほかの情報通の投資家が一心に追...

2024/08/04 08:42

確信がもてるときのみ投資する・・・

「グリーンブラット投資法」（ジョエル・グリーンブラット 著、奥脇省三 訳）という本の感想、2回目。勝負する場所を選ぼう、という話が気になった。競馬で最も成功する人は（私に言わせれば損の一番少ない人）、レースごとに賭けたりせず、はっきりと確信が持てるレースにだけ賭ける人だ。投資も投資環境に十分な知識があり、確信が持てるときにのみ投資するのが理屈にかなっているし、そんなときの成功率は非常に高くなる。もし...

2024/08/03 04:42

すべての投資話はポジショントーク・・・

「グリーンブラット投資法」（ジョエル・グリーンブラット 著、奥脇省三 訳）という本を読んだ。アナリストの予想を信用してはならない、というような話が気になった。要は、ポジショントークにすぎないということ。極端に言うと、全ての投資話は多かれ少なかれポジショントークと思われる。もっというと、投資話に限らず、全ての話はポジショントークなんだろう。したがって、アナリストの予想を信用してはならないというだけでは...

2024/08/03 03:14

個別株ポートフォリオ観察記録 2024/08/03

今週は、全体的に大きく下げて先週末比-7.1％となった。日銀の利上げ決定、米国の利下げ観測、それらを受けた円高の進行、米国の景気減速懸念と米国株急落、などを受けて日本株が全体的に大きく下げた格好になっている。東証プライム市場指数：先週末比-6.0％東証スタンダード市場指数：先週末比-5.2％東証グロース市場指数：先週末比-9.6％積立投資をしていた頃、コロナショックなどで大きく下げたときは安く買えてラッキーと思っ...

2024/08/03 02:03