『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)と『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)の感想、3回目。著者のDUKE。氏は「新高値ブレイク投資」を学んでもらうための投資塾(新高値ブレイク投資塾)を開塾しているとのことで、そのホームページを見てみた。本を読むだけでなく塾に加入してまで「新高値ブレイク投資」を学んだとしても(ホームペ...
40代で早期退職したさえない素人投資家がひっそりと書き続けるあてにならない自己満ブログ
自己満ブログですが少しでも参考になることがあれば幸いです
『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)と『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)の感想、3回目。著者のDUKE。氏は「新高値ブレイク投資」を学んでもらうための投資塾(新高値ブレイク投資塾)を開塾しているとのことで、そのホームページを見てみた。本を読むだけでなく塾に加入してまで「新高値ブレイク投資」を学んだとしても(ホームペ...
株の売買を頻繁に行うわけではないけど、売買の行為が好きではない。というのも、売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思えるため。今回も、ストライク(6196)を一部売却したあとに株価が上がっていき、Faber Company(220A)を買い増したあとに(一瞬上がったものその後は)下がっていった。まあでも、冷静に考えると、“売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思う”の...
今週は、保有7銘柄の決算発表があった。5/12(月) コーア商事ホールディングス(9273) 3Q決算→決算の内容は悪くないように思えたけど他の投資家さんたちの想定以下だったためか株価ダウン5/13(火) 共同PR(2436) 1Q決算→まだ1Qだけど業績好調で株価アップ5/13(火) ユニフォームネクスト(3566) 1Q決算→利益がほぼゼロだったためか一旦株価ダウンも何故か金曜日の終盤に株価急騰!? ※1Qは繁盛期に向けて広告...
投資する銘柄を調べる際、各企業のパーパスやミッションなどは重視していないけど(胡散臭く感じてしまうため)、印象に残っているものもある。例えば、次のようなもの。ユニフォームネクスト(3566)のミッション『ワークライフをハッピーに』ヴィス(5071)のパーパス『はたらく人々を幸せに。』自分のワークライフ(サラリーマン生活)は地獄のように感じられた(ハッピーや幸せとは真逆だった)ためこのようなパーパスやミッシ...
『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)と『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)の感想、2回目。2冊とも損切りの大切さについて書かれており気になった。これまで自分は損切りを重視してこなかったけど、さっさと損切りした方がよかったのかもと思うケースもあった(例えば、ローツェ(6323)や東洋炭素(5310)への投資)。自分がなぜ損...
今週は、保有4銘柄の決算発表があった。5/7 いであ(9768) 1Q決算→まだ1Qだけど業績がいまいちで株価下落・・・5/8 アクシス(4012) 1Q決算→業績は堅調だけど決算発表後に株価下がって悲しい・・・5/8 システムリサーチ(3771) 本決算→今期の業績予想はよかったけど配当予想が前期と変わらずでちょっと残念5/9 クレスコ(4764) 本決算→業績堅調&増配&自社株買いで来週は株価上がりそう♪なお、今週決算発表もあっ...
新高値ブレイク投資に関する本を読んだ。①『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)②『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)「新高値ブレイク投資」という字面からしてテクニカル分析の話なのかと思っていたけど、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の両方を併用したテクニカルファンダメンタル投資とのこと。さらに、株式市場全体の相場サ...
ジブリ映画「君たちはどう生きるか」が金曜ロードショーで放送されていたので観てみた。映画が公開された当時、「よくわからない」というような評判をネットで見かけたような記憶があるけど、確かに話が進んでいくほどによくわからなくなってしまった。そこで、ネットでいろいろ調べてみたところ、あれは“アート”だという解説がありなるほどと思った。すなわち、理解できるかどうかは問題ではなくどう感じるかが問題であり、表現を...
ゴールデンウィークの連休明けは多くの企業の決算発表が控えている。そこで、決算発表に向けて準備をしておきたく思うけど、(自分のような素人投資家は)そもそもどのような準備をしておくべきなんだろうかと(頭の整理もかねて)改めて考えてみた。その結果をまとめると次のようになった。1.決算を確認する銘柄を決めておく(保有銘柄やその競合銘柄やその他気になる銘柄など)2.決算を確認する銘柄の決算発表の日時を確認し...
最近、証券口座における不正取引のニュースが気になっている。自分は投資資金が少ないため狙われる恐れは小さいのではと思いながら、それでも心配。最も恐れているのは、(今ではなく)もっと年老いてから(証券口座だけでなく)銀行口座なども含めて金融資産のすべてが狙われるような事態に陥ること。まあでも、世の投資家さんたちは、このような脅威への備えだけでなく、これを機にいかに儲けるかを考えていると思われる。例えば...
今週は、ストライク(6196)が増配を発表して大きく上昇した。ストライクは、株価が上がったところで(次の決算発表前に)一部売却することも考えており、そのタイミングを探っていきたいと思う。一方、先週金曜日に(特に材料は無さそうだけど)大きく上昇していたユニフォームネクスト(3566)が、今週月曜日にもさらに上昇したものの、水曜日以降は下落していった。ユニフォームネクストは株価が上昇したところで一旦売る(下が...
先週、業績予想(中間期)の下方修正を発表したストライク(6196)が、本日、2Q決算の発表に合わせて「配当方針の変更(配当性向引上げ)及び配当予想の修正(増配)」を発表した。配当予想が大幅に増える内容であり(102円 → 180円)、現在の株価では配当利回りが6.1%になる計算。下方修正発表後に書いた記事では「アウトじゃないの?」なんて書いたけど、全然アウトじゃなかった。アウトなのは自分の方だったようで、先週100株...
先日、早期退職後としてははじめて帰省した。実家を出てから30年弱になるけど、サラリーマン時代は年1回程度しか帰省しておらず、また、滞在期間も3日間程度と短く、さらに、休み明けの仕事のことも頭をちらつくような(心の余裕のない)状況だったため、それほどゆっくりできないあわただしいものだった。先日の帰省では、春の気持ち良い陽気の中、仕事などの気になることもなく、ゆっくりと過ごすことができた。その中で、早期退...
本日、たまたま朝日新聞を読んでいたら、かつては憧れの対象だった中間管理職が今となっては「罰ゲーム」「無理ゲー」化しているというような話が書かれており気になった。さえない自分の感覚としては、下っ端の平社員として働くことすら「罰ゲーム」「無理ゲー」化しているように思われ(故に早期退職・・・)、もっというと、人間社会を生きていくこと自体が「罰ゲーム」「無理ゲー」化しているように思われるけど、どうなんだろ...
今週は、ほとんどの銘柄が上昇した。その中でも、ユニフォームネクスト(3566)の上昇が特に大きく、金曜日だけで18%以上も上昇した。ただ、特に材料があったわけでもなさそうなので、たまたまこのタイミングで大口の買いが入っただけか(出来高はいつも数千株程度だけど金曜日は10万株もあった)、あるいは、最近話題の不正取引の関係か(不正取引の事例を見ると大きく上がったらその日のうちにすぐに下がっているようなので違う...
会社四季報(2025年2集 春号)で気になった銘柄の一つにGENOVA(9341)がある。業績や財務や株価指標などの点から魅力的に思えた。ただし、懸念点もあるため投資するには至っていない。懸念点はいくつかあるけど、そのうちの一つに信用買残が多いことがある。すなわち、約118万株程度の信用買残がある(信用売残はゼロ)ようなので、(発行済株式数約1781万株と浮動株割合7.6%から単純に計算すると)市場内で流通している株式の約...
昨日書いたように、一昨日ストライク(6196)の下方修正が発表された。その発表を受けて、昨日は案の定株価が下がった。逆に考えると、上方修正が発表されそうな銘柄(上方修正予備軍)を事前に買っておけば、株価アップが期待できるということになりそうだ。とはいえ、上方修正が発表されそうというのが事前にわかるのであれば(自分にもわかるような材料が事前に出ているのであれば)、上方修正が発表される前に株価に織り込まれ...
昨日、ストライク(6196)が業績予想(中間期)の下方修正を発表した。ストライクは、ポートフォリオに占める比率が最も高いため(約2割)、受けるダメージが大きい。取り急ぎ、保有している400株のうち100株だけ売った。来週の2Q決算発表の内容も見て、場合によってはもう少し売ろうかな。なお、今回の下方修正の発表の中で、通期の業績予想については現時点で変更はないと書かれていた。ただ、1Q決算発表の中でも上期業績は...
12月決算銘柄の有価証券報告書が3月末に公開されていたため、保有している銘柄について確認してみた。その際、前回の有価証券報告書と比較してみたところ、以下の2銘柄の変化点が気になった。1.アクシス(4012)前回の有価証券報告書では「経営環境及び対処すべき課題」の項目の中で流通株式比率の低さが挙げられていたけど、今回は言及されていなかった。(昨年社長から会長になられた)小倉氏が保有している株式数の変化を見...
前々回の記事で書いたように、AI(ChatGPTとGemini)の回答に忖度が含まれているように感じた。そこで、人間への忖度があるのかどうか、彼ら(ChatGPTとGemini)に聞いてみた。■ChatGPTの回答(質問内容 : ChatGPTの回答には人間への忖度はありますか?)いい質問ですね!簡潔に言うと、「ある程度の忖度(配慮)はある」と言えます。詳しく説明すると…ChatGPTは、次の2つの理由から人間に対して配慮(=忖度)するように設計さ...
今週は、春の陽気のような穏やかな相場だった。台風一過なのか? それとも、嵐の前の静けさなのか?先週は、運用開始以来のパフォーマンスがベンチマーク(eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX))を半年ぶりくらいに上回ることができたけど、今週の穏やかな相場の中であっさりと抜かれてしまった。まあでも、そもそもベンチマークを意識する必要があるのだろうか? それとも、我関せずでマイペースでいくべきなのだろうか?改めて考え...
数年前からAIが話題になっているけど、これまではほとんど使えていなかった。これでは駄目だと反省して改めてこの週末に調べてみたところ、以前少しだけ使ってみたことのあるChatGPTだけでなく、Geminiというものもあることを知った。そこで、それらを試してみるべく、ChatGPTとGeminiに次のような質問をしてみた。「現代の日本社会において、さえない自分はどうやって生きていけばいいのか教えて」すると、以下のような回答が返...
先日、広末涼子氏のニュースが目についた。芸能界には疎いけど、高校時代に同級生が広末涼子氏の話をしていたのを思い出した。広末涼子氏といえば、40代半ばの自分にとって同年代でもある。さえない自分は同年代をライバル視するような感覚が希薄だったためか、若い頃は同年代というだけで気になることはなかったように思うけど、歳をとってきたためか同年代が気になるようになってきた。同年代の彼らもこれまで多くの苦労があった...
今週は、トランプ関税のごたごたを受けて値動きの激しい一週間だった。前回書いたように銘柄を一部入れ替えたけど、先週末比プラスで終えることができてほっと一息。指数を見るとグロース市場は上昇したようなので(内需株が多いため?)、先週末比プラスで終えることができたのは小型株(内需株)が多いからかもしれない。また、その影響のためか、運用開始以来のパフォーマンスが半年ぶりくらいにベンチマーク(eMAXIS Slim 国内...
トランプショックを受けて、今週も銘柄を入れ替えた。先日書いた半導体関連銘柄(ローツェ、東洋炭素)の売却も含めて整理すると以下のようになる。■4月7日(月)売却 : ローツェ(6323) ※半導体関連はトランプ関税の影響が大きいかもしれないため売却 : 東洋炭素(5310) ※半導体関連はトランプ関税の影響が大きいかもしれないため売却 : ハリマビステム(9780) ※株価の下落が他銘柄と比べて小さかったため売却 : 北恵...
昨日(4/7)、ローツェ(6323)と東洋炭素(5310)を売却した。半導体関連のこれら2銘柄は、半年ほど前に導入していらい低迷が続いていた。そのうち反転するのではと思ってそこまで気にしてなかったけど、トランプ関税を受けて気なってきた(反転どころかますます低迷していく恐れもあるのではと思えてきた)。そんな中、昨日(4/7)、寄り付き前の板を見ていたら保有しているヴィス(5071)とL is B(145A)がストップ安になりそ...
昨日から今日にかけて、トランプ関税とその株価への影響についてネットで調べてみた。いろいろな情報(識者の見解)に触れてみて、共通していると感じたのは次の2点。1.関税が想定以上だったこと(想定外)2.株価の混乱はしばらく続くだろうこと(長期戦)識者にとっても想定外だったというのは、自分のような素人投資家にとってはいいことなのかもしれない。つまり、これまでの経験や知見が通用しにくくプロに出し抜かれにく...
今週は、トランプ関税の影響で10%近く下げてしまった。利益が大きく減ってきており、来週は含み損に突入しそうな勢いだ。また、前回書いたように銘柄をいろいろと入れ替えた。トランプ関税で盛り上がってお祭り騒ぎになってきたけど、万博への関心がますます失われないか心配だ・・・。なお、銘柄を入れ替えた結果、ポートフォリオの中でストライク(6196)の占める割合が大きくなってきた(約20%)。もともと割安ではと思ってい...
今週は、銘柄をいろいろ入れ替えた。■3月31日(月) 売却 : マツオカコーポレーション(3611) ※ミャンマー地震の影響を恐れて 買い増し : ストライク(6196) ※会社四季報で改めて気になっていたため■4月2日(水) 売却 : 相鉄ホールディングス(9003) ※短期投資目的だったけど値下がりしてきたため 新規追加 : ヴィス(5071) ※会社四季報で気になっていたため 新規追加 : ベース(4481) ※会社四季報で気...
早期退職して以来、散歩が日課になっているけど、これまで通ったことのなかった道を積極的に歩くようにしている。今までとは違う景色が見えてくることに新鮮さを感じられるため。今まで行ったことのなかったエリアを歩いてみるのはもちろんだけど、今まで歩いていた道の一本隣の道を歩いてみるだけでも見える景色は違うし、同じ道の反対側の歩道を歩いてみるだけでもだいぶ違う。また、いつも渡っている横断歩道ではなく歩道橋を渡...
会社四季報(2025年2集 春号)に一通りさらっと目を通してみた。その中で、最も気になった銘柄は保有中でもあるストライク(6196)。他の銘柄と比較して(同業他社と比較しても)、成長性や財務の健全性に対してとても割安に思える(売上高の年平均成長率は15~20%が目標(過去5年間の平均は29%)、自己資本比率88.8%、有利子負債ゼロ、総資産のうち約80%が現金及び貯金、会社予想PER10.5倍)。なぜ株価が上がらない(投資家が...
今週は、先日書いたようにマツオカコーポレーション(3611)を新規追加した。また、その資金にするためにハリマビステム(9780)を一部売却し、利確のためにFaber Company(220A)を一部売却した。そして、12月決算の銘柄の配当金の入金があった。なお、ミャンマーで大きな地震があったようだけど、追加したばかりのマツオカコーポレーションの工場がミャンマーにあるので業績に影響がでるかもしれないな。ネガティブな発表が出る...
先週、会社四季報(2025年2集 春号)を入手した。今回は、会社四季報からマクロ経済の動きを把握する、というのをテーマにしてみたい。すなわち、会社四季報に書かれている個々の企業(ミクロ)の動きを足し合わせることでマクロ経済の動きを読む、というようなこと。会社四季報オンラインで以前読んだ『
本日、1銘柄追加した。最近投資した高圧ガス工業(4097)や相鉄ホールディングス(9003)と同じく、今回も株式の売出し(大株主の保有株の売出し)の発表のあった銘柄を狙ってみた。売出しの発表のあった銘柄のうち、業績の割には割安そうに思えたマツオカコーポレーション(3611)に狙いを定めて株価が下がるのを待っていたけど、高圧ガス工業や相鉄ホールディングスのときほど株価は下がらなかった(結局、株価が一番下がったの...
プロフィール欄にも書いているように、お金や読書と並んで、自分はお酒が大好きだ。お金が無ければ物理的に生きてこれなかっただろうし、読書が無ければ精神的に生きてこれなかったかもしれないし、そして、お酒が無ければ心理的に生きてこれなかったに違いない。洋の東西を問わず、人類の歴史にはお酒が欠かせないように思うけど、逆に考えると、お酒をもたない文明は繁栄できなかったということなのかもしれない。なお、お酒の中...
今週は、日本株が全体的に良かったこともあり、個別株ポートフォリオも2.1%上昇してくれた。特に上昇が大きかったのは次の4つ。L is B(145A)→企業調査レポートや国土交通省NETISの評価ランクに関する資料などが公開されたためと思われるFaber Company(220A)→光通信による大量保有報告の影響が続いていると思われるクラシコム(7110)→月曜日に発表された2Q決算の内容が良かったためと思われるいであ(9768)→なぜこのタイミ...
「世界遺産」というテレビ番組でメソアメリカ文明が取り上げられていた。その中で、大きな種を蒔き続けることで今のトウモロコシが生まれた、というような話があり印象的だった。つまり、トウモロコシは今のような姿で自然界に存在していたわけではなく、(数千年に渡って)大きな種を選別して蒔き続けることで人間(メソアメリカの人々)が作り出してきたということ。このような話は、個別株式投資についても言えるように思う。す...
「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本を読み返した感想、2回目。「ピッグ」は身を滅ぼす、という話が気になった。保有株がいくら値上がりしようとも売ろうとしない欲張りな豚は結局大火傷することになる、というような話。株式投資は、欲張りすぎてもうまくいかず欲が無さ過ぎてもうまくいかないように思われる。欲が無ければそもそも投資に参戦しな...
今週は、保有株の調子がよく、全体で2.3%上昇してくれた。特に調子がよかったのは次の3銘柄。1.Faber Company(220A)2.前澤工業(6489)3.相鉄ホールディングス(9003)Faber Companyの上昇については、光通信(9435)による大量保有報告が発表された影響が大きいと考えられ、また、前澤工業の上昇は下水道関連ゆえと考えられる。そして、相鉄ホールディングスについては、株式売出しの発表を受けた暴落への反動と思われ...
「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本を久しぶりに読み返した。投機は金持ちになるための有益な手段であり真の分散投資には欠かせない、というような話がありとても印象的だった。投機について改めて考えてみると、機に投じる(利益を得られる機会を見出して投じる)ことを投機というのであれば、割安株投資にも投機的な側面はあるように思われる。す...
早期退職してから毎日のようにウォーキング(散歩)をしている中で、季節の移り変わりを感じることがある。例えば、夜が明ける時間や日が沈む時間が少しずつ変わってきたり、季節の花が咲いてきたり。サラリーマン時代はそんなことを楽しむ余裕もなかったけど、最近はそのような自然の変化を感じることにささやかな幸せを感じている。季節の花といえば、最近は梅が咲いてきたし、水仙もよく見かける。これからますます日が長くなり...
今週は、業績予想の上方修正と増配の発表を受けて愛知時計電機(7723)が大きく上昇したことや、先日書いた高圧ガス工業(4097)の売買などにより、全体的に2%ほどプラスになった。また、昨日書いたように相鉄ホールディングス(9003)を新規追加し、その原資にするためにローツェ(6323)とクラシコム(7110)を一部売却した。昨日も書いたように相鉄ホールディングスは短期投資の予定であり(株式の売出しによって下落した株価...
前回書いた高圧ガス工業(4097)のつながりで、株式の売出しを発表して株価が下がっている銘柄を狙ってみた。直近で株式の売出しを発表している銘柄について調べてみると10銘柄程度あり、その中でも発表後の株価の下落幅が大きいように思え、また、事業的にも問題なさそうに思えた相鉄ホールディングス(9003)を選択した。相鉄ホールディングスは、私鉄大手の相模鉄道などからなる神奈川県を基盤とする相鉄グループの持ち株会社。...
割安株を探していた中で気になっていた高圧ガス工業(4097)が、株式の売出しを先週発表してから株価が下がっていた。大株主が保有している株を売出すだけ(発行済株式数が増えるわけではない)のようなので、需給の関係で一時的に安くなっているだけでそのうち元の株価に戻るのではと思って本日少し買ってみた(他の銘柄の同様の事例を調べると株価が一時的に下がってもそのうち回復しているケースが多かった)。本日の取引終了後...
学生時代に最も印象に残っている科目は高校時代の物理であり、モノを投げたら(初速度と投げる角度がわかったら)落ちてくる時間や位置を計算できるというのがとても新鮮に感じた。そのような運動が従う法則を数式に表したものが運動方程式であり、次のように理解している。m×a=ΣFm:質量(動かしにくさ)a:加速度ΣF:かかる力Fの足し合わせ(合計)無理やり感はあるものの、このようなことは株価の動きについてもいえるように思...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本の感想、2回目。次の話が印象的だった。あなたの投資目的は最安値で買うことでも、底付近で買うことでもなく、成功する可能性が最大になる正しいタイミングで買い始めることにある。これはつまり、あなたが株に手を出す前に、株価が狙いの買いポイントまで上昇していくのを、じっと待つことを学ばなければなら...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本を読んだ。個別株投資を始めてから1年ちょっと、これまではファンダメンタルズとバリュエーションを重視してきたつもだけど、この本ではファンダメンタルズとチャート(と出来高)を重視すべきと説いている。すなわち、ファンダメンタルズの重要さは共通しているものの、PERや配当利回りなどのバリュエーション...
株を保有しているL is B(145A)の社長がYouTubeチャンネル「1UP投資部屋」に出演していた。その中で、次のような話が印象的だった。30%の成長は手堅くいけると思っていたけど、いろいろ予想していなかったことも起こって2024年12月期は25%の成長となった。今期こそ30%成長を確実に達成しようと思っている。というような話。30%の成長を3年間ほど続けてくれたら、株価は2倍くらいになってくれるだろうか。とはいえ、L is Bも...
今週投資したばかりの愛知時計電機(7723)が本日16時頃?に上方修正&増配を発表していることに気がついた。株価が下落途中のように思われて買うタイミングについて迷っていたけど、買うのが1週間遅かったら値上りしてたところだった。買うタイミングは難しいなと改めて思った・・・。...
今週は、ローツェ(6323)が大きく下落したこともあり、また、日本株が全体的に下げたこともあり、個別株ポートフォリオは2.5%のマイナスになった。また、前回書いたようにフコク(5185)と愛知時計電機(7723)を新たに追加した。ローツェの下落は先週(特に材料もなく?)大きく上昇した反動と思われる。こんなことなら先週100株だけでも売っとけばよかったなと思うけど、そううまくはいかないもので、今後の課題にしておきたい...
先日、割安株を買うタイミング(いつ買うべきか?)について書いた。結局、さっさと買うことにして今週水曜日に以下の2銘柄を買った。5185 フコク7723 愛知時計電機両銘柄とも株価は下落途中のようにも思えたものの、下げ止まったかどうかの判断は難しそうであり、また、上がるときは一気に上がって買うタイミングを逃してしまう恐れもありそうであり、どうせわからないことをあれこれ思い悩むのも切りがなく非生産的に思えたため...
『じつは作者自身も「答えがわからない」…サイゼリヤの【難しすぎる間違い探し】ができるまで』という記事がヤフーニュースで目についた。サイゼリヤの間違い探しは何度かやってみたことがあるけど、確かに難しくて全てを見つけられたことはない。間違い探しといえば、改めて考えてみると個別株投資は間違い探し的な側面もあるように思われる。すなわち、値付けが間違えている銘柄を探すゲームというような側面もありそうだ。なお...
気になっている割安株がある。5185 フコク6718 アイホン7723 愛知時計電機いずれもPBR0.6~0.7倍程度で配当利回り4~5%程度、かつ、業績が比較的安定してそうで財務も健全そうなプライム市場の銘柄。成長性は乏しそうではあるものの、純資産が増えていくだろうこととPBRを上げようとする力が働くだろうことで、株価(=PBR×一株当たり純資産)は上昇していくのではというような考え。ただ、以下のようなことを考慮に入れたとき、...
今週は、L is B(145A)が決算を受けて大きく下げたものの、ローツェ(6323)が大きく上昇したおかげで全体的にプラスになった。また、昨日書いたようにWiLL Smart(175A)を売却し、北恵(9872)を新たに追加した。ローツェ(6323)は買って以降含み損状態が続いていたけど、今回の上昇でようやく含み損が解消されつつある。このまま上昇を続けて含み益に突入してほしいところだけど、なぜこのタイミングで大きく上昇したのかよく...
本日、北恵(9872)に新規投資した。割安株という観点で会社四季報を改めて見返した中で目に付いた銘柄の一つであり、いわゆるネットネット株へのシケモク投資のように思われる。これまでに投資してきた銘柄の中では藤井産業(9906)がそれ(ネットネット株へのシケモク投資)に近いように思われるけど、北恵はさらにその上をいっているように思われる。ということで、割安株(ネットネット株)へのシケモク投資?も試しつつ、引き...
先日も書いたように、下記3銘柄を先週新たに追加した。いずれも昨年上場した新しい銘柄。145A L is B 175A Will Smart220A Faber Company これら3銘柄とも、買った翌日あるいは翌々日に決算発表があったけど、その結果は先日書いたように2敗1分だった。敗れた2銘柄のうち、Will Smartを今週月曜日に早速売却した。ストップ安になるのではと恐れていたけど、思っていたよりも傷は浅くて助かった。売却に至った主な理由は次...
株式投資の勉強をする際、本を読んで学ぶことが多かったけど、早期退職して以降はユーチューブを見て学ぶことも増えてきた。ユーチューブで学ぶメリットとして、より実践的な話を聞ける点が挙げられる。ユーチューブでいろいろな投資話を聞く中で、今さらながら気付いたことがある。これまで自分は「良い会社に投資する」というようなイメージで投資をしてきたけど、一方で、「良いカタリストに投資する」とでもいえそうなイメージ...
「東大卒ポーカー王者が教える 勝つための確率思考」(木原直哉 著)という本を読んでいる。冒頭に書かれていた次の話が印象的だった。 期待値に忠実にプレーしていると、2つの結論を心に刻むことになります。 まず、期待値が上がるのなら、少しでもいい結果を得られるのなら、限界まで、ひたすら真剣に努力をすること。 そして、その裏返しとして、考えたところでどうしようもないこと、悩んだところで期待値が上がらず、良...
早期退職して自由な身になったこともあり、今回の決算シーズンは決算発表後の保有株の株価の動きをリアルタイムでチェックしていた。その中で、思った以上に株価が上がった銘柄(例えばコーア商事ホールディングス(9273))や思ったよりも株価が上がらなかった銘柄(例えばいであ(9768))があり、自分の感覚と株価の動きにズレがあるように思った。ズレがあるということは、他の投資家たちの総意(いわゆるコンセンサス)と自分...
今週は、新規追加したり一部売却したりしてポートフォリオが大きく変わった。1.新規追加 先日書いたように上場して間もない銘柄を追加してみた。 145A L is B 175A Will Smart 220A Faber Company2.一部売却 上記新規追加の資金を作るために、また、試してみたいと思っている短期投資用の資金を作るために、以下の銘柄の一部を売却した。 3566 ユニフォームネクスト 3771 システムリサーチ 4012 アクシス 4674...
3週間ほど繰り広げられてきた熱い戦い(決算)も今日で終了。保有銘柄は良かったものもあれば悪かったものもあり、決算発表のあった14銘柄に勝敗をつけるとしたら4勝3敗7分という感じだろうか。■勝ちシステムリサーチ(3771) 3Q 増配アクシス(4012) 4Q 好業績&増配コーア商事ホールディングス(9273) 2Q 好業績&増配いであ(9769) 2Q 好業績&増配■負けL is B(145A) 4Q 業績悪い&今期予想もいまいちWill Smar...
個別株投資を始めてから1年ちょっとが経過した。これまでは中長期投資をしようとしてきたけど、資金の一部で短期投資も試してみたいと思う。理由1.短期投資がうまくいきそうか(中長期投資と比べてどうか)確認したいため理由2.短期投資の経験は中長期投資にも活かせるのではと思うため理由3.単純に興味があるためなお、短期投資とは突発的な出来事や一時的な業績良化/悪化などをきっかにした株価の変動を利用するものとい...
会社四季報(2025年1集 新春号)を改めて見たところ上場して間もない銘柄(例えば135A VRAIN Solution)が気になったと先日書いた。そこで、会社四季報(2025年1集 新春号)に掲載されている証券コードの下一桁が「A」の全銘柄について調べてみた。いつもは会社四季報に掲載されている業績や財務や株価指標などの数値をもとに銘柄を絞り込んでいたけど、今回は異なるアプローチを試してみようと思い、下一桁が「A」の銘柄について...
四季報を読めば「マクロ経済」がわかる、という話が会社四季報ONLINEの『
中高生の頃から音楽を聴くのが好きで、最近もユーチューブでよく聴いている。その際、コメントを読むのも好きだけど、コメントの中に“underrated”という言葉を目にすることがある。日本語でいうと“過小評価されている”というようなことと理解しているけど、この“過小評価”というのは投資の世界において重要なポイントの一つと思われる。すなわち、他の投資家から過小評価されている株を狙うのは一つの手と考えられる。ただ、音楽と...
今週は、久しぶりに大きく上昇してくれた。TOPIX(≒東証プライム市場指数)をこんなに大きく上回ってくれたのも半年ぶりくらいのように思われ、リタイア後も土曜日に書いていたこの観察記録を喜び勇んで?金曜日に書いていしまった・・・。なお、大きく上昇した銘柄は本決算が好調で増配の発表もあったアクシス(4012)と、本決算と来期予想が悪くはなかった(決して良かったわけではない!)ユニフォームネクスト(3566)と、そし...
早期退職してから朝の日課になっていることがある。朝起きてすぐにウォーキングに出かけ、帰ってからモーニングサテライト(録画)を見ながら朝食を食べる、というようなたわいもないこと。最近は朝が寒いのでウォーキングに出かけるのは少し億劫ではあるものの、帰宅後にモーニングサテライトのオープニングを目にするたびに「今日も一日が始まるな!!」と前向きな気持ちになる。ウォーキングをしていると公園に集まってラジオ体...
割安株に注目した前回とは異なる観点で会社四季報(2025年1集 新春号)を見てみようと思い、初めの数ページをパラパラ見ていたところ、以下のような上場して間もない銘柄が気になった。135A VRAIN Solution137A Cocolive138A 光フードサービスいずれも成長盛りのようであり、財務的にも良さそうで(上場して間もないから当たり前?)、また、社長の意欲も高そうだ。特に、VRAIN Solutionはうまくいけば成長の余地がとても大きそう...
「メタゾアの心身問題 動物の生活と心の誕生」(ピーター・ゴドフリー=スミス 著、塩崎香織 訳)という本を読んだ。ヤドカリに心はあるのか?タコに心はあるのか?のような問題についてアレコレ考えを展開していく内容。残念ながら要点がよくわからなかったけど、次の2点が印象的だった。1.ヤドカリは反射的に行動するだけでなく、2点以上の事柄を勘案して総合的に判断している素振りを見せるということ2.心は、進化のどこか...
改めて考えてみると、学生時代からサラリーマン時代までのこれまで約40年間、学校や会社のカレンダーに従った人生をお送ってきた。すなわち、6時~8時頃に家を出て17時~24時頃に帰ってくる、1週間で考えると月曜日に始まり金曜日(あるいは土曜日の昼頃)に終わって次の月曜日までは休み、また、1年で考えると4月から新たな年度が始まり春・夏・冬などに休暇があり3月に年度が終わる。リタイアした今となってはそのような従うべき...
今週は、前澤工業(6489)といであ(9768)が大きく上昇した。前澤工業の上昇は道路陥没事故(水道管破損)の影響と思われる。一方、決算発表を受けてストライク(6196)が大きく下げた。また、先々週に配当予想額の上方修正を発表したシステムリサーチ(3771)が引き続き上げたけど、昨日発表された決算の内容はそこまで良さそうには見えないため、来週は下げるかもしれない。来週も4社の決算発表が控えているため動きがありそう...
プロの銘柄選びから学ぼうということで、これまでに「大和住銀日本小型株ファンド」(三井住友DSアセットマネジメント)と「厳選ジャパン」(アセットマネジメントOne)を見てみたけど、今回はそれらとは毛色が違いそうな「農林中金<パートナーズ>おおぶねJAPAN(日本選抜)」(農林中金バリューインベストメンツ)をチェックしてみた。このファンドは、「持続的に企業価値を増大できる数少ない企業」を見極めて長期投資するファ...
プロの銘柄選びから学ぼうということで、今回も「厳選ジャパン」(アセットマネジメントOne)を取り上げる。このファンドの特色の一つとして、「今後高い利益成長が期待できる20銘柄程度に厳選し投資を行います。」というのが交付目論見書に書かれていた。直近の月次レポートに掲載されている組入上位銘柄(下記)について、“成長”という観点で業績の推移を確認した中で気付いたことがある。“成長”というと、これまでの自分の銘柄...
プロの銘柄選びから学ぼうということで、前回も書いた「厳選ジャパン」(アセットマネジメントOne)について引き続き調べてみた。直近の月次レポートに掲載されていた組入上位銘柄(下記)の株価チャートを確認してみると、どの銘柄も株価は上り調子であり(自分の保有銘柄とは大違い!)、これらのチャートを見る限りではこのファンドの成績はすごくいいのではと思われる。ただ、厳選ジャパンのチャートをインデックスファンド(e...
プロの銘柄選びから学ぼうと思い、前回は「大和住銀日本小型株ファンド」(三井住友DSアセットマネジメント)をチェックしてみたけど、今回は毛色の違いそうな「厳選ジャパン」(アセットマネジメントOne)について調べてみた。交付目論見書によると以下のような特色があるようで、成長性を重視していると理解した。直近の月次レポートによると、組入上位銘柄は以下のようであり、フジクラや三菱重工業など旬?の銘柄も含まれてい...
先日書いたように、プロの銘柄選びから学ぼうと思い立ち、まずは「大和住銀日本小型株ファンド」(三井住友DSアセットマネジメント)の組み入れ上位銘柄(下記)について調べてみた。1.クリヤマホールディングス(3355)2.ナラサキ産業(8085)3.ニチリン(5184)4.綜研化学(4972)5.第一カッター興業(1716)6.パーカーコーポレーション(9845)7.ニッピ(7932)8.ランドネット(2991)9.遠藤製作所(7841)10.ケーユーホール...
今週は、日本株が全体的に好調だったこともあり、全体で2.4%上昇した。特に大きく上昇したのはシステムリサーチ(3771)であり、16%の上昇となった。先週金曜日に発表された配当予想額の上方修正の影響と考えられる。来週以降は決算発表が続くため、しばらくは上下の激しい展開になるかもしれない。なお、指数との比較の表の中に先週からeMAXIS slim 国内株式(TOPIX)を入れているけど、ベンチマークとしてはこれを使っていきた...
個別株投資を始めてから約1年、これまでは、本などから学んだ知識を元に会社四季報などを活用して銘柄選びをしてきた。このような選び方で良いのだろうかと前々から気になっていたものの、選び方が妥当かどうかは結果で判断するしかないようにも思われる。とはいえ、結果をただ待っているだけというのも効率が悪いように思うので、(自分の悪いところを見つけるためにも)他の投資家たちの銘柄選びについて確認してみるのも良いよ...
40代になって老いを感じることが増えたという記事を以前書き(「40代 老いを感じるとき・・・」)、具体的には下記3点を挙げていた。1.記憶力の低下2.外見の老化3.懐古趣味化あれから4年ほどたち、40代も半ばになった今、当時から恐れていた新たな老化現象に襲われている。それは“老眼”であり、会社四季報も見づらくなってきた。近くが見えない・・・。念のため眼科に行ったところやはりただの老眼のようで、また、老眼の程...
「有価証券報告書の見方・読み方」(あずさ監査法人 編)という本を読んだ。有価証券報告書について解説する内容。有価証券報告書はとっつきにくく感じており、これまではあまり読めていなかった。「主要な経営指標等の推移」「対処すべき課題」「事業等のリスク」あたりをサラっと見ていた程度で、全体の構成すら把握できていなかった。この本を読んでもとっつきにくさは解消しきれなかったけど(消化不良気味)、とりあえず全体...
『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』(森和夫 著)という本を読んだ。気象予報士である著者は、投資をはじめた当初はうまくいかなかったものの、気象学と経済学の類似性に気付いてからうまくいくようになったとのこと。気象学と経済学の類似性とは、どちらも「カオス」であり「平均回帰の法則」に従う、というようなことであり、より具体的には、投資における「暴落」は気象における「ゲリラ豪雨」などに例えら...
「新版 財務3表図解分析法」(國貞克則 著)という本を読んだ。会計の専門家ではない人が財務諸表からザックリと会社の状況を分析しようとする場合、まずはたったの4つの数字(下記)をチェックすればいいという話が気になった。①ROE②財務レバレッジ③総資本回転率④当期純利益率図にすると以下のようになる。これまでにも聞いたことのあるような話だけど、このような構図がすぐに頭に思い浮かぶように癖付けしていきたいと思う。な...
「金融と投資のための 確率・統計の基本」(田渕直也 著)という本の感想、2回目。元米財務長官ロバート・ルービン氏が提唱したという“蓋然的思考”に関する話が印象的だった。 自分にとって良いシナリオだけでなく悪いシナリオも考え、どのようなシナリオがどのくらい生じうるか、それぞれのシナリオでどのくらいの損益が生まれるかを冷静に見極めてから判断を下すのです。いってみれば、期待値をできるだけ客観的に算出し、それ...
今週も、よく下げた。9月ごろからほぼ一貫して下げ続けている。一時は630万円を超えていたポートフォリオも530万円以下になってしまっており、このまま下げ続けたらそのうち500万円を割ってしまいそうだ。これだけ下げ続けたら嫌になってしまいそうだけど、めげることなくより一層励んでいきたいと思う(継続は力なり!)。全体的に下がる中、ローツェ(6323)が5%ほど上がってくれた。台湾の半導体メーカーTSMCの決算が好調かつ...
「金融と投資のための 確率・統計の基本」(田渕直也 著)という本を読んだ。株価の変動率の発生頻度に関する話が気になった。株価の変動率の発生頻度の分布は正規分布(ランダムウォーク)からズレているとのことで、図のようなイメージになっているようだ。①重心が右側に偏っている②左の裾が伸びている③ピークが高く中央部分がすぼまっているこのような分布になる理由について、次のような解説があった。大雑把にいうと、平常時...
銘柄を選ぶ際、これまでは会社四季報を読んで候補をピックアップし、それから各候補の詳細を調べて絞り込んでいた。この場合、候補をピックアップする際は主として業績や財務などの数字に着目しており、事業内容の詳細はピックアップした後に調べていた。このような選び方は事業内容よりも業績や財務を重視していることになり、業績や財務は良いけど事業内容はイマイチなものを選んでしまっている恐れがある(候補をピックアップす...
保有している銘柄の中で、東洋炭素(5310)の下げが止まらない。9月末に買って以来下げ続けており、現時点で33%ほどのマイナスになっている。損切りすべき(もっと早く損切りすべきだった)だろうか・・・。そもそもなぜ下げているのだろうか?足元の業績は悪くなく、2月に発表予定の2024年12月度の決算は当初の予想を上回る可能性もあるのではと思う。問題は今後と思われ、投資家たちは今後の業績を懸念しているのだろうと思われ...
ユニフォームネクスト(3566)についてYouTubeで検索すると、社長がランチェスター戦略を解説する動画が出てくる。ランチェスター戦略といえば“弱者の戦略”だけど、そのような解説を動画で聞きながら、個別株投資の分野において弱者な自分はどのような戦略をとるべきだろうか?と改めて疑問に思ってきたため、自分のような投資弱者がとるべき戦略についてアレコレ考えてみた。なお、投資弱者はインデックス投資が最適解なのかもし...
株価 = PER × EPS株価 = PBR × BPSこれらの式を踏まえると、株価 = 投資家の妄想(PERやPBR) × 企業の実態(EPSやBPS)というようなことになるように思う。つまり、とある企業の将来の株価について考える際、その企業の今後について考えるだけでなく、その企業に対する投資家たちの今後の妄想について考える必要があると思われる。すなわち、その企業はどうなっていくだろうか? それはなぜか?? だけでなく、その企業に対す...
2025年の初めの週は全体で2.7%も下げてしまった。システムリサーチ(3771)やクレスコ(4674)が6%~7%ほど下げて、また、東洋炭素も3%ほど下げた。東洋炭素はとうとうPBRが1倍を割ってしまったけど(実績PBR 0.97倍、会社予想PER 11.4倍)、どこまで下げるのだろうか・・・。なお、昨日から書いているように、4銘柄を追加して、代わりに保有している銘柄の中から4銘柄を半分ずつ売却した。■追加した銘柄3566 ユニフォームネク...
今週追加した4銘柄について、前回までにとりあげた3銘柄(ハリマビステム(9780)、藤井産業(9906)、エスティック(6161))に続いて、今回はユニフォームネクスト(3566)を選んだ理由について整理してみる。ユニフォームネクストはこれまでにとりあげた3銘柄とは異なり以前にも投資したことがあるため、前回投資したときの理由と売却した理由についても書いてみる。前回(2024年1月)投資した理由(当時の選定基準のコピペ)1...
今週追加した4銘柄について、昨日とりあげたハリマビステム(9780)と藤井産業(9906)に続いて、今回はエスティック(6161)を選んだ理由について整理してみる。選んだ理由1.指標的に比較的割安(会社予想PER 8.0倍、実績PBR 0.95倍) 2.財務が健全そう(自己資本比率86.6%、有利子負債ゼロ)3.コロナ時の落ち込みはあるものの業績はおおむね右肩上がり4.確認できた範囲(2009年以降)で当期純利益はプラス5.ROEが比較...
前々回書いたように4銘柄を追加した。前回とりあげたハリマビステム(9780)に続いて、今回は藤井産業(9906)を選んだ理由について書いてみる。なお、選んだ理由がハリマビステムと似ているため、前回と同じような内容になってしまう。選んだ理由1.指標的に割安(会社予想PER 6.3倍、実績PBR 0.61倍) ※12.財務が健全そう(キャッシュが潤沢そうで株主還元の余地がありそう ※1)3.業績がおおむね右肩上がり(当期純利益...
前回書いたように4銘柄を追加したけど、今回は、そのうちの1つであるハリマビステム(9780)を選んだ理由について整理してみる。選んだ理由1.指標的に割安(会社予想PER 7.8倍、実績PBR 0.72倍)2.財務が健全そう(株主還元の余地がありそう)3.業績が安定して右肩上がり(12期連続増収、50期連続黒字)4.ROEが比較的高く(実績ROE 9.4)、引き続き純資産が増えていきそう5.景気や為替等の影響を受けにくそう(ビルメ...
今週、4銘柄を追加した。銘柄を追加する際、これまでは保有銘柄と入れ替えていた、すなわち、追加する代わりに保有銘柄を売却して保有銘柄数を10程度に保っていた。今回は、資金を作るために売却はしたものの、保有している10銘柄のうちの4銘柄を半分ずつ売却するにとどめ、保有銘柄数としては純増して14銘柄にした。保有銘柄数を増やした理由は少しでも多くの経験を積みたいと考えた(保有銘柄数を増やした方が経験値が増...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再々読した感想、3回目。投資の達人が使うリスク回避戦略について書かれており、4つの戦略が挙げられていた。1 投資しない。2 リスクを抑える(これはバフェットのやり方の鍵だ)。3 能動的にリスクを管理する(ソロスが驚異的にうまいのがこの戦略である)。4 リスクをアクチュアリ的(数理的)手法...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再々読した感想、2回目。神に従うがごとく自分のシステムに従うべし、という話の中で次のように書かれており気になった。投資家が自分の性格からまったくかけ離れたシステムを用いた場合、結果は散々なものになる。仮にそのシステムが誰か他の人にとってとてもうまくいくものであってもだ。能力や好みなどが自...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再々読した。この本を読むのは3度目であり、個別株投資を始める前に一度、はじめた直後くらいにも一度読んだことがある。前回読んだときもとりあげたように思うけど、“分散”に関する話が一番気になった。達人 ―― 分散投資なんて小鳥さんのやることだと信じている。負け犬 ―― 一つの投資に大きなポジションを取...
少しでも若いうちに少しでも多くを学んでおきたく、リタイア生活において当面は個別株投資に注力していきたいと考えている(歳をとるほどに覚えが悪くなりそうなため・・・)。“注力”するとは具体的に何をするのか? 考えを整理してみた。大きいところでは①調査と②実践の2つが考えられ、より具体的には下記のようなことが考えられる。また、小さいところではこのブログ(③言語化)も挙げられそうであり、考えを整理するために書...
去年の今ごろに始めてゲットして以来、会社四季報との付き合いも今回で5冊目になった。今回は、割安さを重視してチェックしてみたところ、以下の14銘柄が気になった。2153 E・Jホールディングス4752 昭和システムエンジニアリング5185 フコク5699 イボキン6161 エスティック6430 ダイコク電機6488 ヨシタケ6912 菊水ホールディングス7539 アイナボホールディングス7723 愛知時計電機9691 両毛システムズ9780 ハリマビシステム985...
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『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)と『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)の感想、3回目。著者のDUKE。氏は「新高値ブレイク投資」を学んでもらうための投資塾(新高値ブレイク投資塾)を開塾しているとのことで、そのホームページを見てみた。本を読むだけでなく塾に加入してまで「新高値ブレイク投資」を学んだとしても(ホームペ...
株の売買を頻繁に行うわけではないけど、売買の行為が好きではない。というのも、売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思えるため。今回も、ストライク(6196)を一部売却したあとに株価が上がっていき、Faber Company(220A)を買い増したあとに(一瞬上がったものその後は)下がっていった。まあでも、冷静に考えると、“売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思う”の...
今週は、保有7銘柄の決算発表があった。5/12(月) コーア商事ホールディングス(9273) 3Q決算→決算の内容は悪くないように思えたけど他の投資家さんたちの想定以下だったためか株価ダウン5/13(火) 共同PR(2436) 1Q決算→まだ1Qだけど業績好調で株価アップ5/13(火) ユニフォームネクスト(3566) 1Q決算→利益がほぼゼロだったためか一旦株価ダウンも何故か金曜日の終盤に株価急騰!? ※1Qは繁盛期に向けて広告...
投資する銘柄を調べる際、各企業のパーパスやミッションなどは重視していないけど(胡散臭く感じてしまうため)、印象に残っているものもある。例えば、次のようなもの。ユニフォームネクスト(3566)のミッション『ワークライフをハッピーに』ヴィス(5071)のパーパス『はたらく人々を幸せに。』自分のワークライフ(サラリーマン生活)は地獄のように感じられた(ハッピーや幸せとは真逆だった)ためこのようなパーパスやミッシ...
『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)と『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)の感想、2回目。2冊とも損切りの大切さについて書かれており気になった。これまで自分は損切りを重視してこなかったけど、さっさと損切りした方がよかったのかもと思うケースもあった(例えば、ローツェ(6323)や東洋炭素(5310)への投資)。自分がなぜ損...
今週は、保有4銘柄の決算発表があった。5/7 いであ(9768) 1Q決算→まだ1Qだけど業績がいまいちで株価下落・・・5/8 アクシス(4012) 1Q決算→業績は堅調だけど決算発表後に株価下がって悲しい・・・5/8 システムリサーチ(3771) 本決算→今期の業績予想はよかったけど配当予想が前期と変わらずでちょっと残念5/9 クレスコ(4764) 本決算→業績堅調&増配&自社株買いで来週は株価上がりそう♪なお、今週決算発表もあっ...
新高値ブレイク投資に関する本を読んだ。①『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)②『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)「新高値ブレイク投資」という字面からしてテクニカル分析の話なのかと思っていたけど、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の両方を併用したテクニカルファンダメンタル投資とのこと。さらに、株式市場全体の相場サ...
ジブリ映画「君たちはどう生きるか」が金曜ロードショーで放送されていたので観てみた。映画が公開された当時、「よくわからない」というような評判をネットで見かけたような記憶があるけど、確かに話が進んでいくほどによくわからなくなってしまった。そこで、ネットでいろいろ調べてみたところ、あれは“アート”だという解説がありなるほどと思った。すなわち、理解できるかどうかは問題ではなくどう感じるかが問題であり、表現を...
ゴールデンウィークの連休明けは多くの企業の決算発表が控えている。そこで、決算発表に向けて準備をしておきたく思うけど、(自分のような素人投資家は)そもそもどのような準備をしておくべきなんだろうかと(頭の整理もかねて)改めて考えてみた。その結果をまとめると次のようになった。1.決算を確認する銘柄を決めておく(保有銘柄やその競合銘柄やその他気になる銘柄など)2.決算を確認する銘柄の決算発表の日時を確認し...
最近、証券口座における不正取引のニュースが気になっている。自分は投資資金が少ないため狙われる恐れは小さいのではと思いながら、それでも心配。最も恐れているのは、(今ではなく)もっと年老いてから(証券口座だけでなく)銀行口座なども含めて金融資産のすべてが狙われるような事態に陥ること。まあでも、世の投資家さんたちは、このような脅威への備えだけでなく、これを機にいかに儲けるかを考えていると思われる。例えば...
今週は、ストライク(6196)が増配を発表して大きく上昇した。ストライクは、株価が上がったところで(次の決算発表前に)一部売却することも考えており、そのタイミングを探っていきたいと思う。一方、先週金曜日に(特に材料は無さそうだけど)大きく上昇していたユニフォームネクスト(3566)が、今週月曜日にもさらに上昇したものの、水曜日以降は下落していった。ユニフォームネクストは株価が上昇したところで一旦売る(下が...
先週、業績予想(中間期)の下方修正を発表したストライク(6196)が、本日、2Q決算の発表に合わせて「配当方針の変更(配当性向引上げ)及び配当予想の修正(増配)」を発表した。配当予想が大幅に増える内容であり(102円 → 180円)、現在の株価では配当利回りが6.1%になる計算。下方修正発表後に書いた記事では「アウトじゃないの?」なんて書いたけど、全然アウトじゃなかった。アウトなのは自分の方だったようで、先週100株...
先日、早期退職後としてははじめて帰省した。実家を出てから30年弱になるけど、サラリーマン時代は年1回程度しか帰省しておらず、また、滞在期間も3日間程度と短く、さらに、休み明けの仕事のことも頭をちらつくような(心の余裕のない)状況だったため、それほどゆっくりできないあわただしいものだった。先日の帰省では、春の気持ち良い陽気の中、仕事などの気になることもなく、ゆっくりと過ごすことができた。その中で、早期退...
本日、たまたま朝日新聞を読んでいたら、かつては憧れの対象だった中間管理職が今となっては「罰ゲーム」「無理ゲー」化しているというような話が書かれており気になった。さえない自分の感覚としては、下っ端の平社員として働くことすら「罰ゲーム」「無理ゲー」化しているように思われ(故に早期退職・・・)、もっというと、人間社会を生きていくこと自体が「罰ゲーム」「無理ゲー」化しているように思われるけど、どうなんだろ...
今週は、ほとんどの銘柄が上昇した。その中でも、ユニフォームネクスト(3566)の上昇が特に大きく、金曜日だけで18%以上も上昇した。ただ、特に材料があったわけでもなさそうなので、たまたまこのタイミングで大口の買いが入っただけか(出来高はいつも数千株程度だけど金曜日は10万株もあった)、あるいは、最近話題の不正取引の関係か(不正取引の事例を見ると大きく上がったらその日のうちにすぐに下がっているようなので違う...
会社四季報(2025年2集 春号)で気になった銘柄の一つにGENOVA(9341)がある。業績や財務や株価指標などの点から魅力的に思えた。ただし、懸念点もあるため投資するには至っていない。懸念点はいくつかあるけど、そのうちの一つに信用買残が多いことがある。すなわち、約118万株程度の信用買残がある(信用売残はゼロ)ようなので、(発行済株式数約1781万株と浮動株割合7.6%から単純に計算すると)市場内で流通している株式の約...
昨日書いたように、一昨日ストライク(6196)の下方修正が発表された。その発表を受けて、昨日は案の定株価が下がった。逆に考えると、上方修正が発表されそうな銘柄(上方修正予備軍)を事前に買っておけば、株価アップが期待できるということになりそうだ。とはいえ、上方修正が発表されそうというのが事前にわかるのであれば(自分にもわかるような材料が事前に出ているのであれば)、上方修正が発表される前に株価に織り込まれ...
昨日、ストライク(6196)が業績予想(中間期)の下方修正を発表した。ストライクは、ポートフォリオに占める比率が最も高いため(約2割)、受けるダメージが大きい。取り急ぎ、保有している400株のうち100株だけ売った。来週の2Q決算発表の内容も見て、場合によってはもう少し売ろうかな。なお、今回の下方修正の発表の中で、通期の業績予想については現時点で変更はないと書かれていた。ただ、1Q決算発表の中でも上期業績は...
12月決算銘柄の有価証券報告書が3月末に公開されていたため、保有している銘柄について確認してみた。その際、前回の有価証券報告書と比較してみたところ、以下の2銘柄の変化点が気になった。1.アクシス(4012)前回の有価証券報告書では「経営環境及び対処すべき課題」の項目の中で流通株式比率の低さが挙げられていたけど、今回は言及されていなかった。(昨年社長から会長になられた)小倉氏が保有している株式数の変化を見...
前々回の記事で書いたように、AI(ChatGPTとGemini)の回答に忖度が含まれているように感じた。そこで、人間への忖度があるのかどうか、彼ら(ChatGPTとGemini)に聞いてみた。■ChatGPTの回答(質問内容 : ChatGPTの回答には人間への忖度はありますか?)いい質問ですね!簡潔に言うと、「ある程度の忖度(配慮)はある」と言えます。詳しく説明すると…ChatGPTは、次の2つの理由から人間に対して配慮(=忖度)するように設計さ...
「みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト 独学で学びたい読者のための35冊」(みきまるファンド 著)という本の感想、6回目。「デイトレード」(オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ 著)という本から引用された次の話が印象的だった。確実を求める欲求は、多くのトレーダーが嵌り続ける罠。株式市場において、確実を得ることはあり得ない投資に確実を求める欲求は、初心者の自分にはなおさら弊害が大きそうであり...
「みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト 独学で学びたい読者のための35冊」(みきまるファンド 著)という本の感想、5回目。「マーケットの魔術師」に続いて「マーケットの新魔術師」も取り上げられており、その中で、ビクター・スペランデオ氏の言葉が紹介されており印象的だった。トレーダーとして成功するためには、自分の誤りを認める度量がなければなりません。トレーディングに関しては、自分の誤りを素直に...
「みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト 独学で学びたい読者のための35冊」(みきまるファンド 著)という本の感想、4回目。35冊のうちの1冊に「マーケットの魔術師」が取り上げられており、その中で、「意識と潜在意識を金儲けと調和させる」というエド・スィコータ氏の言葉が出てきて印象的だった。投資行動は、意識的に考えることだけでなく無意識な部分(本能、感情、過去の経験などからくる無自覚な反応)か...
今週は、明暗の分かれた(暗の方が大きい)一週間だった。月曜日にヨネックス(7906)がストップ高になるなど、先週金曜日の決算の内容がよかったヨネックス(7906)とクレスコ(4674)は期待通り上がってくれたものの、その他はおおむね散々な状況だった。値下がりしたもののうち、ユニフォーム・ネクスト(3566)と新コスモス電機(6824)については決算の内容が悪かったため、それが素直に株価に現れたと考えられる。ただ、デジ...
「みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト 独学で学びたい読者のための35冊」(みきまるファンド 著)という本の感想、3回目。「バリュー投資はいまだかつて流行を見せたことがない」というウォーレン・バフェット氏の話が紹介されており、その話に関連して次のように書かれており印象的だった。バリュー投資はシンプルで分かりやすい投資手法ですが、短期間で見れば効果を発揮しないことも、そしてうまう行かないこ...
「みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト 独学で学びたい読者のための35冊」(みきまるファンド 著)という本の感想、2回目。「バリュー→モメンタム戦略」という話が気になった。私はこのリバモアの言葉から、現在の自分の投資方針である、“不人気な時期にバリュー株としてそっと静かに買い、株価の上昇局面をグロース株として圧力強く楽しくホールドし、ついにモメンタム(勢い)が失われたときに売却し、ポッケに...
「みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト 独学で学びたい読者のための35冊」(みきまるファンド 著)という本を読んだ。数百冊の投資本を読み倒してきたという著者が、その中からベストオブベストの35冊について紹介する内容。S級・超A級の投資家の多くは“極度の変人”、という話があり印象的だった。 以前から何度も指摘していますが、世の中のS級・超A級の投資家の多くは実際には“極度の変人”です。まったく常識が...
最近は個別株投資の話ばかり書いているけど、今でも主力はインデックス投資(先進国株)であり、金額的には個別株投資よりも圧倒的に多い。そんなインデックス投資(先進国株)は放っておいても順調なようで、確認してみると今週も最高値を更新しているようだ(円安の影響も大きい?)。そんな中、今朝の日本経済新聞のコラム(春秋)で永久機関について書かれているのを見て、このように放っておいても増え続けるインデックス投資...
「1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本」(山本潤、皆木和義 著)という本を読んだ。簡単にいうと、次のような株に投資するべし、というような話と理解した。1.営業費用売上比率が1.15倍以上(売上高営業利益率13%以上に相当)2.配当性向が5割以上、または、直近4年連続で増収3.中期経営計画を公表している4.商品の永続性と数量見通しの観点で将来性がある5.将来想定される配当が平均的な水準と比較して割...
今週は、全体としては大きな増減はなく微増だった。先週急増した日置電機(6866)が大きく崩れることも想定していたものの、今週も増加で終わってくれた。また、先週末時点でマイナスだったデジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)がプラスに転じた。これで、マイナスはヨネックス(7906)だけになったけど、ヨネックスは昨日(金曜日)発表された本決算の内容がよかったため、来週はプラスに転じることが期待できる!...
明日から再開する仕事健康を損ねた後の老後の生活そのうち起きるだろう巨大地震進行していく温暖化少子高齢化と人口減少耐えない紛争などなどまともに考えると絶望しかない(ように悲観的な自分は思う)けど、どうするか?①考えすぎず今を楽しむ、絶望を忘れる②絶望は人生のスパイスだ、絶望を楽しむ③絶望こそが人生だ、絶望を味わう ・ ・ ・良い案が思いつかず絶望しかないけど、とりあえず、絶望しすぎず/しなさすぎ...
個別株投資を始めてから4カ月が経過した。個別株投資はこういう姿勢で臨みたいという現時点の理想象のようなものが思い浮かんでいるけど(下記4項目の矢印の先)、それらは、さえない自分の性質が逆にプラスに働いている内容のようにも思われる。というより、さえない自分の性質がプラスに働いてくれればという願望からきているように思われ、バイアスがかかってしまっているに違いない。まあでも、バイアスを抜きにたとしても、...
前回もとりあげた鎌倉投信のホームページを見ていたら、「投資実行前の調査には最短でも1年程度の時間を費やします」と書かれており気になった。「結い 2101」では、投資先が「いい会社」である限り全部売却を前提としない運用方針をとっているため、投資実行前の調査には最短でも1年程度の時間を費やします。調査活動では、経営者等へ取材をおこなうことに加え、オフィスや工場・販売拠点などの現地へ足を運び社員さんが働いてい...
ファンドマネジャーなど優れた投資家を模倣することについて一昨日書いたけど、その話を書きながら鎌倉投信が頭に浮かんでいた。インデックス投資を始めた10年ほど前、短期間ではあったもののアクティブファンドにも投資していたことがあり、その一つに鎌倉投信の「結い2101」があった。「いい会社」(経済面だけでなく社会的にも「いい会社」ということだったような)に投資することを特徴としていたように記憶している。当時はそ...
ポートフォリオの多様性を高めるために高配当株への投資もしてみようと思い立ったことを受けて、高配当株投資について調べてみた。今まで配当を重視してこなかったので配当についてまともに考えたことは無かったけど、改めて調べてみると、一番のポイントは次の点のように思った。すなわち、市場で決まる株価と違って、配当は企業が決める(企業は事前に予想も公表する)ということ。それゆえ、株価が上がる株を選ぶのは困難だけど...
個別株投資を始めてから約4カ月、これまでは成長株や割安株への投資を実施してきたつもりだけど、ここにきて、ポートフォリオの多様性をさらに高めていくべく、高配当株への投資にもチャレンジしてみることにした。といっても、投資している銘柄のうち、いであ(9768)の平均取得単価に対する予想配当利回りは4.6%であり、高配当と言えるレベルなのかもしれない。まあでも、いであは割安株として投資したつもりであり、高配当を狙...
「楽しみながらがっちり儲かる 優待バリュー株投資入門」(みきまる 著)という本の感想、7回目。「マーケットタイミングを計らずに、常にフルインベストメントで臨む」という話が気になった。全体相場の下落を想定して運用資産の現金比率を高めておき、実際に下がった時に受けるダメージを低減すると同時に、全体相場の下落に伴って割安になった銘柄の購入信金に充てる。一見、非常に賢明な対応に感じられますが、そもそも株式...
「楽しみながらがっちり儲かる 優待バリュー株投資入門」(みきまる 著)という本の感想、6回目。逆張り投資に関するジョン・テンプルトン氏の言葉が紹介されており印象的だった。「いつも同じ資産を選んではならないし、いつも同じ銘柄選択手段を取ってはならない。投資家は常に柔軟でなければならず、固定観念にとらわれてはいけない。長期にわたって最大のリターンを確保するには、人気のある証券や手法から人気のないものに...
「楽しみながらがっちり儲かる 優待バリュー株投資入門」(みきまる 著)という本の感想、5回目。分散投資の是非に関する話が気になった。 「卵は一つのカゴに盛るな」という投資格言を目にしたことのある方も多いでしょう。確かに、カゴを落として卵が全部割れてしまったら悲惨です。実際、投資家として駆け出しのヒヨッコだった時に大きな損失を被らずに済んだのは、分散投資をしていたことが大きかったと思います。 ですが...
「楽しみながらがっちり儲かる 優待バリュー株投資入門」(みきまる 著)という本の感想、4回目。銘柄選定について、優れた投資家の模倣は有効な手段、という話があり気になった。運用成績が良好な投資信託のファンドマネジャーや腕利きの個人投資家が保有する銘柄の中から、自分の評価基準を満たすものをとり入れるべし、というような話。やっている人はやっている話のようにも思えるけど、「盗作は罪である」という社会的倫理...