「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本を久しぶりに読み返した。投機は金持ちになるための有益な手段であり真の分散投資には欠かせない、というような話がありとても印象的だった。投機について改めて考えてみると、機に投じる(利益を得られる機会を見出して投じる)ことを投機というのであれば、割安株投資にも投機的な側面はあるように思われる。す...
40代で早期退職したさえない素人投資家がひっそりと書き続けるあてにならない自己満ブログ
自己満ブログですが少しでも参考になることがあれば幸いです
「経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術」(小野壮彦 著)という本の感想、2回目。人を見る際の2つの軸について書かれており気になった。 まずは、ビジネスや人生のパートナー選びにおいて、相手の能力について推し量る「人としての優劣さ」の見極めのため。平たく言い換えると、職場などで「できる奴・できない奴」と表現されるようなものだ。 もう一つは、相手が人にもたらす影響について推し量る「人としての害の有無」...
「経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術」(小野壮彦 著)という本を読んだ。意図していたわけではないものの、人材選びと銘柄選びには共通点がありそうだ。例えば、次のような話があった。 理想の到達点は「何も考えなくても正しい方法で人を見れるようになる」ことだ。 なぜなら、「人を見る」というのは、相手の言葉だけでなく、表情や仕草、声の大きさなど、あらゆる言語情報、視覚情報、聴覚情報を一瞬のうちに読み取り...
「回復力 失敗からの復活」(畑村洋太郎 著)という本の感想、3回目。失敗を記録することの大切さが書かれており気になった。そして最も大切なのは、失敗を前にして自分が何をどう考えてどう行動したかを後々までしっかり覚えておくことです。それができれば、自分の判断や考え方、あるいはそれに基づいた行動がどんなふうに間違っていたかを後で確認することができます。これは失敗を正しく理解するための基本です。そして、そ...
「回復力 失敗からの復活」(畑村洋太郎 著)という本の感想、2回目。「“正論”というオバケ」とう話が気になった。 何か失敗が起こると、必ずこの“正論”を振りかざして、失敗した人を責め立てる人が現れます。「もっと注意すれば防げた」とか、「管理の問題云々」というのがそれです。 しかし、こうした正論の通りに行動したところで、実際には失敗が完全に避けられることはほとんどありません。なぜなら、こういう場合に使わ...
「回復力 失敗からの復活」(畑村洋太郎 著)という本を読んだ。失敗は誰の身にも起きるけど、人は弱く、常に失敗に立ち向かえるわけではない(誰でもうつになりうる)。そのようなときは、すぐに挽回しようなどと焦らずに、エネルギーが回復するのをひたすら待つべし。というようなことが書かれている。失敗の多いさえいない自分は特に要注意と思われる。失敗と向き合うことと失敗から目を逸らすことのバランスが大切と考えられ...
今週は、火曜日まではそこそこだったものの、水曜日以降は下げ続け、指数と比較しても残念な結果になった。明日の衆議院議員選挙の結果を受けて、来週も下げ続けるような展開にならなければ良いけど・・・。株価を上げるためには、誰に/どこに投票するべきだろうか?あるいは、投票に行く時間があったら株の調査や勉強に時間を使った方が効果的だろうか?それとも、そんなことよりも、(さえない自分は)インデックスファンドのバ...
これまでの銘柄選定においては、企業分析を重視してきた。すなわち、会社四季報で候補をピックアップし、その各候補についてネットで調べて絞り込んできた。しかし、企業分析だけでなく、社会分析や投資家分析も必要と考えられる。すなわち、企業が成長できるかどうかを判断するためには、その企業が提供するサービスに対する需要がどうなるかが重要なポイントになりそうであり、すなわち、その企業を取り巻く社会がどうなっていく...
将来的に値上がりしそうな株とはどのようなものか? 前回書いた「利益配当請求権」と「残余財産分配請求権」の観点から考えてみる。まず、「利益配当請求権」の観点から将来的に値上がりしそうな株について考えてみると、それは将来的に配当が増えていきそうな株ということになり、すなわち、①将来的に利益が増えていきそうか、あるいは、②将来的に配当性向が増えていきそうか、のいずれかの株ということになりそうだ。さらに、そ...
前回、株と競馬を比較する話を書いたときに今さらながら改めて気付いたことは、株式投資は「配当」が肝だということ。すなわち、株式投資がプラスサムゲームになるのは「配当」のおかげであり、つまり、株主が「利益配当請求権」を有するからである(と思われる)。値上がり益(キャピタルゲイン)と配当(インカムゲイン)のうち、個人的には値上がり益を重視して配当はオマケ程度にしか考えてこなかったけど、オマケなどでは全然...
「ゾーン 最終章 ――トレーダーで成功するためのマーク・ダグラスからの最後のアドバイス」(マーク・ダグラス、ポーラ・T・ウエッブ 著、長尾慎太郎 監修、山口雅裕 訳)という本の感想、4回目。カジノでプレーする人々のようなギャンブルではなく、カジノの経営者のようなギャンブルをするべし、というような話があり印象的だった。すなわち、勝率はカジノ運営側に有利になるように設定されているため、プレーが行われれば行...
今週は、指数が軒並みマイナスだった中でかろうじてプラスに踏みとどまってくれた。ただ、最近導入した4銘柄(システムリサーチ、東洋炭素、ローツェ、コーア商事ホールディングス)の調子が悪く、そろって含み損状態になっている。特に、東洋炭素は導入してから3週間ほどで-10%近くまで含み損が大きくなっているというこれまでになかった展開・・・。このような展開は、標準的な人間なら悲しくなる場面の一つに違いなく、逆に...
「ゾーン 最終章 ――トレーダーで成功するためのマーク・ダグラスからの最後のアドバイス」(マーク・ダグラス、ポーラ・T・ウエッブ 著、長尾慎太郎 監修、山口雅裕 訳)という本の感想、3回目。投資を確率の観点から考えられるようにするためにはどうすればいいのだろうか?そのためには、「私はギャンブルをしている」という信念を採用するべし、というようなことが書かれており印象的だった。改めて考えてみると、「貯蓄か...
「ゾーン 最終章 ――トレーダーで成功するためのマーク・ダグラスからの最後のアドバイス」(マーク・ダグラス、ポーラ・T・ウエッブ 著、長尾慎太郎 監修、山口雅裕 訳)という本の感想、2回目。「ファンダメンタルズに基づいてトレードをしているとき、何がわかっているのか」という話が気になった。ファンダメンタルズ分析に基づいてトレードをしている人は企業価値が分かっているかもしれない。しかし、彼らが知らないか、...
「ゾーン 最終章 ――トレーダーで成功するためのマーク・ダグラスからの最後のアドバイス」(マーク・ダグラス、ポーラ・T・ウエッブ 著、長尾慎太郎 監修、山口雅裕 訳)という本を読んだ。投資を確率で考えることの大切さについてこれでもかと諭される本。テクニカル分析に基づくトレードを想定した話だけど、投資全般に当てはまるように思われる。テクニカル分析にしてもファンダメンタルズ分析にしても、いくら分析をしたと...
現実は理想通りにはいかない(かけ離れている)というのは世の常とは思うものの、追い求めるべき理想を掲げることが無意味というわけではないように思われる。というような言い訳じみたことを書いた上で、最近思う株売買の理想形について書いてみる。それは、次のようなもの。①長期的に値上がりしそうな株を割安なタイミングで購入する②その銘柄が割高になったら売却する③長期的に値上がりしそうな株を割安なタイミングで購入する④...
昨日も書いたように、(先々週に続いて)会社四季報(2024年4集 秋号)で目をつけていた銘柄のうち2銘柄を新規導入し、それと入れ替えに2銘柄を売却した(先々週と合わせると計4銘柄を入れ換えたことになる)。■売却した銘柄3359 cotta3566 ユニフォームネクスト■新規追加した銘柄3771 システムリサーチ6323 ローツェ入れ替えた理由を端的に言うと、売却した2銘柄よりも新規追加した2銘柄の方が“値上がり余地×その確率”が...
前回、個別株投資を始めた当初のスターティングメンバー(7銘柄)の惨敗を受けて、想定通りの“成長”を実現できる確度の見極めができていなかった点を反省点として挙げた。今回は、第二弾として、個別株投資を始めてから約3週間後に追加投入した割安株(7銘柄)の株価の現状を確認して学びを得たいと思う(7銘柄の大半は売却済み)。取得日(1/29)から売却することなく保有し続けていたとすると、なんと現在(10/11)全銘柄が含み...
前回も書いたように、今年の1月に個別株投資を始めた当初のスターティングメンバー(7銘柄)のまま今も投資を続けていたとすると、3勝4敗(7銘柄のうち含み損が4銘柄)で含み損を抱えている状況であり、惨敗していたと言えるように思う。成長とともに株価が上がっていくことを狙っていた当時の銘柄選定のどこが悪かったのか?せっかくの機会なのでこの惨敗から学ぶべくアレコレ考えてみたいと思う。まず、どのように銘柄選定をした...
今週は、調子の悪いグロース市場の保有銘柄のうち、思い切って2つを売却し、それと入れ換えで、会社四季報(2024年4集 秋号)で目をつけていた銘柄の中から2つを新規追加した。■売却した銘柄3359 cotta3566 ユニフォームネクスト■新規追加した銘柄3771 システムリサーチ6323 ローツェ売却したユニフォームネクストは、個別株投資を始めた直後に買ったスターティングメンバー7銘柄のうちの1つであり、思い入れのある銘柄だ...
「絶対悲観主義」(楠木建 著)という本の感想、6回目。投資に関する話が書かれており気になった。この本の著者は競争戦略を専門とする経営学者(一橋ビジネススクール特任教授)ということもあり、投資の内容は気になるところだけど、投資や資産運用に特段の関心はないとのこと。しかし、ゼロ金利が続く時代に銀行貯金はさすがに非合理とのことで、次のような運用をしていると書かれていた。僕の資産運用の基本方針は「低コスト...
「絶対悲観主義」(楠木建 著)という本の感想、4回目。幸福は主観的なもので、あっさり言えば「気のせい」とのことだけど、その感じ方の違いで微分派と積分派に分かれる、というような話があり気になった。 私見では、人は幸福に対する構えで微分派と積分派に分かれます。この分類は、その人が幸せを認識するメカニズムの違いに着目しています。例えば昇進したとか、自分の評価が上がったとか、直前と現在の変化の大きさに幸せ...
「絶対悲観主義」(楠木建 著)という本の感想、3回目。人は「幸福になる」ことと「不幸を解消する」ことを混同しがち、という話が印象的だった。僕を含めて、人は「幸福になる」ということと、「不幸を解消する」ということを混同しがちです。不幸になる要因をどんどん潰していけば幸せになれるかというと、そんなことはりません。その先にあるのはただの「没不幸」です。このような観点で改めて考えてみると、自分が資産形成に...
「絶対悲観主義」(楠木建 著)という本の感想、2回目。絶対悲観主義とは、どうせうまくいかないだろうと思って仕事に取り組むべし、というようなことであり、次のような効用が挙げられていた。効用①実行するのが簡単効用②仕事に取りかかるリードタイムが短くなる効用③リスク耐性が高くなる効用④失敗したときの耐性も高くなる効用⑤自然に顧客志向になり、相手の立場で物事を考えられるようになる効用⑥10年ほどやっているうちに自分...
「絶対悲観主義」(楠木建 著)という本を読んだ。「成功体験の復讐」という話が非常に印象的だった。一流のアスリートほど数多くの成功を積み重ねてきています。成功体験に縛られるというのは本当に苦しいことだそうです。ビジネスでも「過去の成功体験から抜け出すことができずに・・・・・・」という話はよく聞きます。投資においても当てはまりそうであり、すなわち、変に成功してしまった(うまくいってしまった)が故に、(...
今週は、石破ショック?の影響で月曜日に大きく下げたものの、その後はアップダウンを繰り返しながら収束していく減衰振動のような展開だった。先週金曜日に高値で買ってしまった東洋炭素(5310)とコーア商事ホールディングス(9273)が一時的にプラスに転じる局面もあったものの、最終的にはマイナスで終わった。高値で買ってしまった(結果的に高値で買った格好になってしまった)ことをまだ気にしている(引きずっている)よう...
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「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本を久しぶりに読み返した。投機は金持ちになるための有益な手段であり真の分散投資には欠かせない、というような話がありとても印象的だった。投機について改めて考えてみると、機に投じる(利益を得られる機会を見出して投じる)ことを投機というのであれば、割安株投資にも投機的な側面はあるように思われる。す...
早期退職してから毎日のようにウォーキング(散歩)をしている中で、季節の移り変わりを感じることがある。例えば、夜が明ける時間や日が沈む時間が少しずつ変わってきたり、季節の花が咲いてきたり。サラリーマン時代はそんなことを楽しむ余裕もなかったけど、最近はそのような自然の変化を感じることにささやかな幸せを感じている。季節の花といえば、最近は梅が咲いてきたし、水仙もよく見かける。これからますます日が長くなり...
今週は、業績予想の上方修正と増配の発表を受けて愛知時計電機(7723)が大きく上昇したことや、先日書いた高圧ガス工業(4097)の売買などにより、全体的に2%ほどプラスになった。また、昨日書いたように相鉄ホールディングス(9003)を新規追加し、その原資にするためにローツェ(6323)とクラシコム(7110)を一部売却した。昨日も書いたように相鉄ホールディングスは短期投資の予定であり(株式の売出しによって下落した株価...
前回書いた高圧ガス工業(4097)のつながりで、株式の売出しを発表して株価が下がっている銘柄を狙ってみた。直近で株式の売出しを発表している銘柄について調べてみると10銘柄程度あり、その中でも発表後の株価の下落幅が大きいように思え、また、事業的にも問題なさそうに思えた相鉄ホールディングス(9003)を選択した。相鉄ホールディングスは、私鉄大手の相模鉄道などからなる神奈川県を基盤とする相鉄グループの持ち株会社。...
割安株を探していた中で気になっていた高圧ガス工業(4097)が、株式の売出しを先週発表してから株価が下がっていた。大株主が保有している株を売出すだけ(発行済株式数が増えるわけではない)のようなので、需給の関係で一時的に安くなっているだけでそのうち元の株価に戻るのではと思って本日少し買ってみた(他の銘柄の同様の事例を調べると株価が一時的に下がってもそのうち回復しているケースが多かった)。本日の取引終了後...
学生時代に最も印象に残っている科目は高校時代の物理であり、モノを投げたら(初速度と投げる角度がわかったら)落ちてくる時間や位置を計算できるというのがとても新鮮に感じた。そのような運動が従う法則を数式に表したものが運動方程式であり、次のように理解している。m×a=ΣFm:質量(動かしにくさ)a:加速度ΣF:かかる力Fの足し合わせ(合計)無理やり感はあるものの、このようなことは株価の動きについてもいえるように思...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本の感想、2回目。次の話が印象的だった。あなたの投資目的は最安値で買うことでも、底付近で買うことでもなく、成功する可能性が最大になる正しいタイミングで買い始めることにある。これはつまり、あなたが株に手を出す前に、株価が狙いの買いポイントまで上昇していくのを、じっと待つことを学ばなければなら...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本を読んだ。個別株投資を始めてから1年ちょっと、これまではファンダメンタルズとバリュエーションを重視してきたつもだけど、この本ではファンダメンタルズとチャート(と出来高)を重視すべきと説いている。すなわち、ファンダメンタルズの重要さは共通しているものの、PERや配当利回りなどのバリュエーション...
株を保有しているL is B(145A)の社長がYouTubeチャンネル「1UP投資部屋」に出演していた。その中で、次のような話が印象的だった。30%の成長は手堅くいけると思っていたけど、いろいろ予想していなかったことも起こって2024年12月期は25%の成長となった。今期こそ30%成長を確実に達成しようと思っている。というような話。30%の成長を3年間ほど続けてくれたら、株価は2倍くらいになってくれるだろうか。とはいえ、L is Bも...
今週投資したばかりの愛知時計電機(7723)が本日16時頃?に上方修正&増配を発表していることに気がついた。株価が下落途中のように思われて買うタイミングについて迷っていたけど、買うのが1週間遅かったら値上りしてたところだった。買うタイミングは難しいなと改めて思った・・・。...
今週は、ローツェ(6323)が大きく下落したこともあり、また、日本株が全体的に下げたこともあり、個別株ポートフォリオは2.5%のマイナスになった。また、前回書いたようにフコク(5185)と愛知時計電機(7723)を新たに追加した。ローツェの下落は先週(特に材料もなく?)大きく上昇した反動と思われる。こんなことなら先週100株だけでも売っとけばよかったなと思うけど、そううまくはいかないもので、今後の課題にしておきたい...
先日、割安株を買うタイミング(いつ買うべきか?)について書いた。結局、さっさと買うことにして今週水曜日に以下の2銘柄を買った。5185 フコク7723 愛知時計電機両銘柄とも株価は下落途中のようにも思えたものの、下げ止まったかどうかの判断は難しそうであり、また、上がるときは一気に上がって買うタイミングを逃してしまう恐れもありそうであり、どうせわからないことをあれこれ思い悩むのも切りがなく非生産的に思えたため...
『じつは作者自身も「答えがわからない」…サイゼリヤの【難しすぎる間違い探し】ができるまで』という記事がヤフーニュースで目についた。サイゼリヤの間違い探しは何度かやってみたことがあるけど、確かに難しくて全てを見つけられたことはない。間違い探しといえば、改めて考えてみると個別株投資は間違い探し的な側面もあるように思われる。すなわち、値付けが間違えている銘柄を探すゲームというような側面もありそうだ。なお...
気になっている割安株がある。5185 フコク6718 アイホン7723 愛知時計電機いずれもPBR0.6~0.7倍程度で配当利回り4~5%程度、かつ、業績が比較的安定してそうで財務も健全そうなプライム市場の銘柄。成長性は乏しそうではあるものの、純資産が増えていくだろうこととPBRを上げようとする力が働くだろうことで、株価(=PBR×一株当たり純資産)は上昇していくのではというような考え。ただ、以下のようなことを考慮に入れたとき、...
今週は、L is B(145A)が決算を受けて大きく下げたものの、ローツェ(6323)が大きく上昇したおかげで全体的にプラスになった。また、昨日書いたようにWiLL Smart(175A)を売却し、北恵(9872)を新たに追加した。ローツェ(6323)は買って以降含み損状態が続いていたけど、今回の上昇でようやく含み損が解消されつつある。このまま上昇を続けて含み益に突入してほしいところだけど、なぜこのタイミングで大きく上昇したのかよく...
本日、北恵(9872)に新規投資した。割安株という観点で会社四季報を改めて見返した中で目に付いた銘柄の一つであり、いわゆるネットネット株へのシケモク投資のように思われる。これまでに投資してきた銘柄の中では藤井産業(9906)がそれ(ネットネット株へのシケモク投資)に近いように思われるけど、北恵はさらにその上をいっているように思われる。ということで、割安株(ネットネット株)へのシケモク投資?も試しつつ、引き...
先日も書いたように、下記3銘柄を先週新たに追加した。いずれも昨年上場した新しい銘柄。145A L is B 175A Will Smart220A Faber Company これら3銘柄とも、買った翌日あるいは翌々日に決算発表があったけど、その結果は先日書いたように2敗1分だった。敗れた2銘柄のうち、Will Smartを今週月曜日に早速売却した。ストップ安になるのではと恐れていたけど、思っていたよりも傷は浅くて助かった。売却に至った主な理由は次...
株式投資の勉強をする際、本を読んで学ぶことが多かったけど、早期退職して以降はユーチューブを見て学ぶことも増えてきた。ユーチューブで学ぶメリットとして、より実践的な話を聞ける点が挙げられる。ユーチューブでいろいろな投資話を聞く中で、今さらながら気付いたことがある。これまで自分は「良い会社に投資する」というようなイメージで投資をしてきたけど、一方で、「良いカタリストに投資する」とでもいえそうなイメージ...
「東大卒ポーカー王者が教える 勝つための確率思考」(木原直哉 著)という本を読んでいる。冒頭に書かれていた次の話が印象的だった。 期待値に忠実にプレーしていると、2つの結論を心に刻むことになります。 まず、期待値が上がるのなら、少しでもいい結果を得られるのなら、限界まで、ひたすら真剣に努力をすること。 そして、その裏返しとして、考えたところでどうしようもないこと、悩んだところで期待値が上がらず、良...
早期退職して自由な身になったこともあり、今回の決算シーズンは決算発表後の保有株の株価の動きをリアルタイムでチェックしていた。その中で、思った以上に株価が上がった銘柄(例えばコーア商事ホールディングス(9273))や思ったよりも株価が上がらなかった銘柄(例えばいであ(9768))があり、自分の感覚と株価の動きにズレがあるように思った。ズレがあるということは、他の投資家たちの総意(いわゆるコンセンサス)と自分...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、5回目。投資対象の選別にあたって最も重要な項目の一つとして「無成長産業であること」が挙げられており気になった。多くの人が目立つ成長産業に投資したがるが、私は違う。 (中略) 無成長産業でとくに退屈で嫌われるものは、競争の心配がない。他に興味を持つ人...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、4回目。「株で成功する資質」について書かれており気になった。資質として出てくるのは、忍耐強さ、自主性、常識、苦痛についての耐久力、こだわりのない自由な思考力、利害に対して超然としていられる強さ、根気、謙虚さ、柔軟性、独自の調査をする意欲、失敗を認め...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、3回目。「株式投資は科学というより芸術」という話が気になった。今振り返ってみて、株にかかわる仕事への準備としては、統計学などをとるより、歴史や心理学を勉強していてよかったと思っている。株式投資は科学というより芸術であり、何でもはっきりと数量化したが...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、2回目。「よい投資」とは何だろうか?株価が上がったら「よい投資」と言えるのだろうか?「よい投資」に関する次の話が印象的だった。もし、投資に関連して間違った考え方を一つだけ選ぶとするなら、私は、株価が上がったからよい投資をした、と信じられていることを...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本を読んだ。この本は、資産運用を思い立った2013年にも1度読んだことがあり、当時の感想を読み返してみると、体系的ではなくイマイチな内容だったというようなことが書かれている(当時は結局インデックス投資をすることにした)。個別株投資を始めた今読み返してみると、(確...
売却した株のその後を勉強のために観察するようにしているけど、そのうちの1つであるサクシード(9256)が今週の月曜日・火曜日・水曜日と3日連続でストップ高になっていて驚いた。株価(終値)の推移3/1(金) 858円3/4(月) 1008円 ※ストップ高3/5(火) 1308円 ※ストップ高3/6(水) 1608円 ※ストップ高3/7(木) 1597円 ※高値1825円3/8(金) 1235円ストップ高になった発端は、先週金曜日(3/1)に発表された配当...
今週の200万円ポートフォリオは、全体的には約2%成長したものの、クラシコム(7110)が約5%後退して含み損に転落した。また、先週ストップ高があったメディア総研(9242)は、ずるずる落ちていくかもと思っていたものの踏みとどまっている。なお、メディア総研の第2四半期決算短信が昨日アップされたので確認したところ、可もなく不可もなく(予想通り)という印象を受けた。ストップ高を受けて期待が高まっていただろうから、...
先進国株への積み立てを続けて10年ちょっと、新規の積み立てを終了することにした(積み立て済み分は継続して運用予定)。理由1.株価が好調で金融資産に占める株式の割合が高くなってきたため(60%を超えてきた)理由2.アーリーリタイアに向けて安全資産(貯金)を増やしていきたいためなお、現時点で含み益が積立額の約1.5倍にまで膨らんでおり、はじめた当初はこんなにうまくいくとは思っていなかった。今まで生きてきた中で...
「株式、為替、商品、金利 金融マーケットの教科書 アナリストの相場観に学ぶ、“勝つ”投資戦略」(真壁昭夫 著)という本を読んだ。金融マーケット(株式、為替、商品、金利)について解説する内容。マクロな視点を持つことの大切さについて書かれた箇所が気になった。 大切なポイントは、世界の経済の全体像を見るマクロの視点=“鳥の目”を持つことです。鳥が空から市場の風景を見渡すイメージというと分かりやすいかもしれま...
今週月曜日、保有しているメディア総研(9242)がストップ高になったのを受けて、利確について考えさせられた。個別株投資をはじめてから約2カ月、まだ利確らしい利確をしたことがない。しいて挙げらればグッピーズ(5127)を売却したときだけど、TOBを受けての売却だったので公開買い付け価格近くでさっさと売っただけであり、売るタイミング(売る時期やそのときの株価)を見計らったわけではない。今週月曜日にメディア総研がス...
2月末時点の資産状況を確認したところ、株が絶好調であり、含み益が生活費1年分程度増加している。株は11月から4カ月連続で上昇しており、この4カ月で含み益が生活費4年分程度増加したことになる。グラフの傾きもすごいことに・・・。なお、株のほとんどは先進国株のインデックスファンドだけど、1月からはじめた個別株投資も好調であり、2月の成績は日経平均を上回った(個別株投資11.4%上昇、日経平均7.9%上昇、先進国株4.8%...
今週はアップダウンが激しかった。月曜日にメディア総研のストップ高もあり、木曜日が終わった時点で先週末比プラス12万円ほどで絶好調だったものの、金曜日に総崩れに遭ってしまって結局プラス6万円ほどで終わった。メディア総研がストップ高になったけど、なぜこのタイミングでストップ高になったのかよくわからない。特に何かの発表があったわけでもないようであり、また、理系人材の不足という社会情勢にマッチしているからだ...
最近はもっぱら個別株投資に励んでいるけど、流行りの言葉を使うと「リスキリング」という位置付けでもある。すなわち、普段「アーリーリタイア」と呼んでいる「個人投資家への転職」に向けた職業訓練というわけだ。そして、あわよくば、このリスキリングで得た個別株投資のスキルが生涯にわたって使える飯の種にならないかとも考えている。なお、あと5年くらいでアーリーリタイアを実現できないかと考えているけど、その間の5年間...
あと5年くらいでアーリーリタイアできるかなと前々から思っていたけど、具体的な実施時期までは考えていなかったので、仮で一旦設定してみることにした。前回も書いたように、以下のような条件で計算すると2028年4月ごろにリタイア資金が貯まりそうなので、そこから少し余裕もみて、また、約5年後できりもいいため、2029月3月まで働いて2029年4月にアーリーリタイアを実現するというのを仮の実施時期としたい。とはいえ、極簡単化...
今リストラされたらどうやって生きて(生活費を確保して)いくか?再就職なんて無理がありそうなさえない自分にとっては切実な問題だけど、昨年5月時点では、生活費を今の60%ほどに抑えれば働かなくてもやっていけそうな計算になった。あれから9カ月たち、その間株価が好調で資産はかなり増えたけど、状況はどうなっているだろうか?改めて計算してみたところ、生活費を今の75%に抑えれば働かなくてもやっていけそうな結果になっ...
投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んだ感想、3回目。横井氏の経営の肝は「ランチェスター戦略」にあるようであり、「ランチェスター戦略」や「弱者の戦略」といキーワードがたびたび登場する。例えば、次のような感じ。ランチェスター戦略の弱者の戦略には大事な3つのキーワードがあります。1位になること、差別化すること、そして、集中することです。5段階評価で下から2番目が定位置になっ...
前回に続いて、投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んで気になった話。借金に関する次のような話があり、なるほどと思った。以前は、なるべく借金を増やさないようにするためにギリギリで借りていたとのことだけど、その結果、支払日のたびに各銀行の預金を集めるなど資金繰りに時間がかかっていたとのこと。しかし、そのような時間は何の生産性もない非効率な仕事だと気づいて(学んで)からは...
投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んでいたら、「何のために上場したのか」という話があり気になった。会社を上場させたいろいろな人と話をしてきた横井氏の経験上、上場する理由を突き詰めていくと結局のところは「お金が欲しい」からか「カッコ良い」からかの二択とのこと。横井氏もカッコ良くありたくて上場を目指したのが本音とのことで、金沢大学の学生に内定辞退された(聞いたことのな...
個別株投資を始めてから2カ月弱が経過したけど、安い時に買うことの大切さを実感している。例えば、3年で1.5倍の成長を実現しそうな銘柄に投資するとしたら、PERが10倍のときに買うことができればPERが15倍のときに買う場合と比較して時間を3年も短縮できる計算になる。といっても、ただ安い銘柄を買えばよいという訳ではなく、良い銘柄が安くなったタイミングで買うことが重要と思われる。それを実現するためには、(これまでに読...
個別株投資を始めてから2カ月弱、金額も含めてポートフォリオを公開している。公開といっても、誰も見てくれないこの自己満ブログにひっそりと書いているだけだけど・・・。今はまだ運用資産も大きくなく、また、まったくの初心者でもあるため、(良い意味でも悪い意味でも)他に与える影響はゼロだろうから問題はないと思っているけど、投資と同じく長期目線で考えてみると、もしかしたら想定以上にうまくいって多少の影響を与え...