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このブログが終了となりますので、アメーバブログに「kgmshy05]のブログとして掲載しています。興味のある方はそちらをご覧くださいごっとさんhttps://ameblo.jp/kgmshy05/まだ私は認知症らしき症状は出ていませんが、78歳になるとそろそろ心配になってきます。母は80歳ぐらいから発症し、89歳で亡くなるまでそれほどひどくはなりませんでしたが、徐々に壊れていくのを見るのはつらいものでした。ここでは認知症予防に効果的といわれる食材について考えてみます。認知症予防に効くといわれる食品はいくつかあります。その中でも今回は大規模調査によって認知症発症のリスクを低下させることが判明した、認知症になりにくいとっておきの食品を取り上げます。まずは「カレー」ですが、以前からカレーに使われるスパイスのうち...認知症になりにくい人が食べている身近な食べ物
少子化問題はこのブログでも時々取り上げていますが、私は若者の結婚数の減少がその原因ではないかと思っています。若い男性には結婚願望があるようですが、女性にその気がないといわれています。現在は誰もが自由な恋愛ができる環境にあるようですが、自由な恋愛はしばしばとても不平等な結果を生みます。恋愛強者3割の法則といわれるように、恋愛力のある割合は今も昔も3割程度しかいません。自由に恋愛してもいいと言われても、必ずしも全員それが可能になるわけではありません。さらに恋愛が自由市場になったことで、恋愛力だけでなく前提としての経済力が必要となってしまいました。自由な恋愛の世界の扉を開けるためには、まずお金が必要になっているのです。結婚できるかどうかはすべてお金で決まるとまではいきませんが、結果としてその可否にお金が大きく左...日本の少子化が止まらない本当の原因
トランプが大統領に就任してすぐ、ロシアのウクライナ侵攻を停戦する動きを見せていましたが、一向に進展する気配がありません。プーチン大統領は2024年6月の外務省演説において、停戦に向けたロシアなりの条件を提示していました。プーチンが主張するのは、(1)現在戦場になっているウクライナ南部の4州(ルハンシク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソン)を未占領地区も含めて丸ごとロシアに引き渡すこと、(2)ウクライナがNATOに加盟しないと約束することの2点です。この2点を呑むと表明すれば停戦交渉のテーブルに着く、と言っています。重要なことは、これがテーブルに着くための条件であって、戦闘を停める条件だとは言っていない点です。実際プーチンは6月の外務省演説でも、その他の場所でもウクライナ戦争の最終目的は別にあると公言してきま...トランプによるウクライナ停戦交渉の真の意図
タイトルの意味は、父親の脂っこいものが好きという遺伝情報が伝わるという当然のことではなく、脂っこいものを食べるとその情報が遺伝子に残り、子供が肥満や糖尿病リスクに影響を与えるという、ドイツの研究者の報告です。研究チームは6週齢のマウスに脂肪分60%という高脂肪食を2週間与え、その精子と子孫を詳細に分析しました。その結果、父親の高脂肪食により生まれた子のマウスで血糖値調節機能の異常とインスリン抵抗性を確認しました。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。鍵となるのは精子の中にあるミトコンドリアRNAという物質です。ミトコンドリアは細胞のエネルギー工場のような働きをする小器官で、独自の遺伝情報を持っています。高脂肪食を摂取すると、精子のミトコンドリアが正常に働かなくなり、その代償として特定のRNAが増加し蓄積...父親の脂っこい食事、精子を介して子供に影響
現在私の家はかみさんと二人暮らしですが、どちらかが認知症になった場合どうするかはさし迫った問題かもしれません。残ったほうが介護をするのか、老人ホームに入居してしまうのかなかなか決断できません。ここではケアワークスが行った老人ホームに関する意識調査を参照しながら、リアルな老後について紹介します。将来老後はどのような暮らし方が理想ですかという質問に対して、できる限り自宅で暮らしたいが40.3%で最も多い結果となりました。次いで必要になったら老人ホームに入りたいが22.0%、わからない/考えたことがないが32.0%、早めに老人ホームに入って安心したいが5.7%という順番でした。老人ホームに入居を希望する人は全体の27.7%にとどまり、多くの人が可能な限り自宅での生活を続けたいと考えていることが明らかになりました...理想の老後について老人ホームに対するイメージ
私の息子たち2人は、いわゆる就職氷河期の真っただ中で卒業しました。それでも長男は獣医の資格を持っており、次男は学生時代から救命救急士を目指していましたが、無事二人とも公務員となり、現在に至っています。大不況の1993~2004年に卒業した就職氷河期世代は、現在40~50代で、1700万人以上いるとされます。ものすごく損をした悲惨な世代というイメージが定着し、7月の参院選でも各党が氷河期世代支援策を打ち出していました。確かに氷河期の就職は大変だったようですが、巷でいわれるような大半の人が就職できず、その後も非正規を転々、低年収で年金も少なく、老後は生活保護しかないといった世代像は、現実と全く違っているようです。ここでは丹念にデータを追い、氷河期世代の意外な実像を明らかにしています。・大企業に就職した大卒は、...就職氷河期時代は不幸と煽られすぎか
胃や大腸の内視鏡検査が一般的になってきましたが、私はこの歳になるまで一度も受けたことがありません。昔勧められたことはありましたが、喉にチューブを入れるのに抵抗があり、結局受けませんでしたが特に問題なく過ごしています。内視鏡検査は胃や腸の内部を直接見ることができる検査で、多くの病気の早期発見につながります。内視鏡検査は、体内に先端がカメラになっている細い管を挿入し、消化管の状態を直接観察できる検査です。特に胃カメラ(上部消化管内視鏡)や大腸カメラ(大腸内視鏡)が一般的で、そこから得られる情報は非常に多岐にわたります。胃に粘膜にできる小さなできものがポリープです。胃ポリープには過形成性ポリープ・腺腫性ポリープ・炎症性ポリープなど複数の種類があり、多くは良性ですが中には形や大きさの変化を伴い悪性が疑われるものも...内視鏡検査で見つかる病気トップ3
私も78歳となり、認知症を心配していますが、これといった予防法はないようです。私の母は80歳を過ぎたころ認知症を発症しましたが、89歳で亡くなるまでそれほどひどくはなりませんでした。認知症は特別な人の病気ではなく、誰にとっても身近な問題です。近年では何気ない生活アイテムや日常習慣が、認知症のリスクと関係している可能性があることが指摘されています。喫煙や過度の飲酒ももちろん認知症のリスク要因として知られていますが、実は難聴は人口当たりでは最も大きなリスクとされているのです。開始時点で認知機能が正常な人々を対象に、25デシベル以上の聴力障害がある群とそうでない群を比較した8年間の追跡調査では、聴力に問題がある人の認知症リスクが1.9倍にまで上昇することが分かりました。加えて中年期における聴力低下が、脳の記憶を...認知症リスクを高める意外な要因
私の家ではちょうど30歳の時長男が生まれ、その後すぐ次男ができました。私もそれなりに育児を手伝いましたが、やはり母性というのはすごいと感じました。この母性とは何かについて、最新研究を見ると母性は女性に特有の本能ではない。子供の世話を積極的ににする中で、母性は誰にでも生まれてくることが分かっているという説もあります。またある心理学者は、母性が生得的な本能であるという考えを否定しています。個体の発達は人生の初期段階であっても、遺伝子で決定される身体的成熟だけでなく、個体の広い意味での全体的な経験にも左右されるとしています。発達とは人生のある段階が次の段階に影響を与えながら段階的に進行するもので、遺伝子や環境要因を含むあらゆる種類の刺激が切り離せない形で融合されると述べています。今日では基本的なことともなされて...母性=女性だけが持つ本能ではない
このブログでも時々学歴を取り上げていますが、現在が学歴社会であることは確かなようです。ただ私は良い学歴でなければできない研究職でしたので、あまり実感としてはよくわかりません。こういう話ではFラン大学という言葉がよく出ますが、これがいわゆる底辺の大学であることは確かですが、なんでその名がついたかはよく分かりません。新卒採用で見たらFラン大卒は厳しいようです。ステータスとしては大卒のプラス要素よりも、Fランのマイナス要素が上回ってしまうこともあり、その点の現実は厳しいでしょう。それでも社会で一番大事な評価軸は実績です。Fラン大卒だろうが、名門大卒だろうが、高卒だろうが実績を出した人が評価されます。学歴があることによって、社会に出るスタート位置は前のほうかもしれませんが、それはその後の成功を約束するものではあり...学歴は人生を左右するものなのか
私の家ではかみさんも家計簿などつけていませんが、大体の1月の収支が分かるようにしています。それは単純にすべての収入や支出をひとつの銀行口座に集めるようにしていることです。光熱費をはじめとして、すべての引き落としをこの口座にまとめています。月初めに一定の現金を下ろし、二人の小遣いや現金支払いが必要なものに当てています。クレジットカードも2,3枚ありますが、この引き落としもこの口座にしてあります。この口座の入出金明細を見ると、その1か月に使った金額がわかり、大体の家計簿的な役割を果たしています。私とかみさんの年金だけでは不足することも多いのですが、その場合は別の口座から振り込み、この家計簿口座は常に一定の金額になるようにしています。この入出金明細はエクセルに入れてありますので、過去の傾向と比較することもできま...買い物時などで格差を感じるのはどんな瞬間
自宅の立地は風雨などの災害には非常に強く、比較的安心できる地域ですが地震に対しては全く無力です。最近は地震について色々取りざたされていますが、私が生きている間は発生しないことを祈っています。北海道から関東で沈み込む太平洋プレートから上に伸びる新たな地震帯である「前弧地震帯」を東北大学と東京大学などのグループが見つけました。海底地震観測網の約4年半のデータをAIで深層学習することで、東日本太平洋の沖合で従来分かっていた約6倍の数の地震を検出しました。前弧地震帯では、プレートから抜け出た水がプレート境界をゆっくり滑らせて巨大地震の拡大を食い止める一方、地表近くまで上昇した水が直下型地震を起こす可能性があります。今後地震活動の分布など特徴や水の役割をより詳細に明らかにすることで、巨大地震や直下型地震の分布や発生...北海道から関東の沖合に新たな地震帯
私は昔は読書が大きな趣味で、よく図書館に行って数冊借りてきて読み終わるとまた行くを繰り返していました。これをいつ頃からやらなくなったのかよく分かりませんが、色々PCの記事を読むようになってからかもしれません。何かを読むことは考えることですが、近年ものを読む人が減少し、反応的な文化が日常化しています。8月に「読書する人は20年前より40%減少している」と題する記事が掲載されました。フロリダ大学の研究によれば、2003年から2023年までの20年間で、個人的な目的で読書をするアメリカ人の割合は28%から16%にまで減少しました。これは読書人口の割合が40%以上も減少したことを意味します。こうした読書離れは、スマートフォンやSNSの普及と歩調を合わせて進んでいることを示す調査もあります。米国の心理学者は、スマホ...読書する人が20年で4割減った
私は78歳と後期高齢者になってしまいましたが、それほど脳が衰えたという実感はありません。それほど脳を酷使するようなことはやっていませんが、このブログの原稿を書くのにやや時間がかかるようになったような気もします。脳の若さを保ち、80歳を過ぎても好奇心を持ち続け、学びを楽しむ人たちが実践していることがあるようです。脳の老化現象はずっと前から始まっており、高齢になってから起きるわけではありません。脳の活動のピークは次のように言われています。もちろん個人差があるので、皆が同じということはありませんが、ハーバード大学での研究機関で調査したデータは以下のようです。(1)情報処理能力のピーク18歳、(2)人の名前を覚える力のピーク22歳、(3)顔を覚える力のピーク32歳、(4)集中力のピーク43歳、(5)相手の気持ちを...能力別に見た脳の最盛期年齢
今年の夏は本当に極暑で、外に出るのが嫌になるほどでしたが、この日はやや暑さが治まった感じがありました。いつものように駅の近くで昼食をとってから雀荘に向かいましたが、やや時間がかかり12時40分ぐらいになってしまいました。H君とSTさんは来ていましたが、SKさんがまだで一服しながら雑談をしていました。すぐにSKさんも見え、いつものようにビールで乾杯して始めました。暑い日に涼しい雀荘で、ビールを飲みながらタバコを吸い好きな麻雀をするというのは至福の時といえそうです。拘っている東の1局ですが、配牌はまあまあでしたが自摸が悪く全く進めないうちにSTさんに上がられてしまいました。その後も手が悪い状況は続きましたが、役もなく何とか聴牌したのでリーチをかけたところ、うまく裏ドラが乗り満貫まで行ったりしましたので、この局...少し涼しくなった定例麻雀
私は78歳になり、運転免許返納を考える歳になりました。特に車の運転に自信がなくなったりはしていませんが、自宅の車庫に入れるときこすったりが出るようになっています。ただ自宅は駅には近いのですが、公共交通があまりよくなく、車必須の地域ですのでまだ迷っています。それでもこのところなるべく車を使わずに過ごしていますが、やはりかなり行動が制限されてしまうようです。高齢ドライバーによる交通事故が相次ぐなか、運転免許の自主返納を促す動きが全国的に加速しています。1998年に制度が導入されて以降、返納者は年々増加し、中でも75歳以上の高齢者が占める割合は顕著に伸びています。背景にあるのは、加齢に伴う判断力や注意力、反応速度の低下です。高齢者が引き起こす事故の中には、ブレーキとアクセルのふみ間違いや、一時停止の見落としなど...まだ大丈夫が最も危ない高齢者の運転免許返納
このブログでは、税金の話などあまり取り上げていませんが、参院選で負けた与党から消費税減税の話が出ていますのでここでは消費税の話を取り上げます。なぜ政府が消費税にこだわるのかといえば、安定財源だからというのが答えのようです。財務省は「もっと知りたい税のこと」(2024年6月)で、社会保障制度を次世代に引き継ぐためには安定的な財源の確保が必要であり、消費税が中心的役割を担うと説明しています。受益する社会保障の負担を世代全体で分かち合うために幅広く薄く徴収される仕組みが不可欠であると強調し、消費税を景気変動に左右されにくい安定財源と位置付けています。現役世代への過度な負担集中を避けられるという理屈が掲げられています。この理屈は誤りであり、消費税の実態は不況時でも国民生活に不可欠な消費行動を通じて、容赦なく徴収さ...なぜ政府は消費税にこだわるのか
人生100年時代といわれていますが、私もいつの間にか78歳になってしまいました。この歳になるとそれほど長生きをしたいという気はなくなり、平均寿命が男性は81.1歳ですので、その程度で十分のような気がしています。日本人の健康寿命は2019年の調査では女性が75.4歳、男性が72.7歳とされています。健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義されていますので、70代で健康上の制限を受ける人が多いことがわかります。ただ私はまだ健康上の制限を受けていませんし、同年代の友人もそんな気配はありませんので、どの程度正確な数字なのかを疑っています。80代、90代でも健康上の制限を受けず、活動的な生活を送っている人も大勢います。こういう人をスーパーエイジャーと呼びます。スーパーエイジャーとは...年齢より20歳以上若い脳を持つ人の共通点
現在私の家はかみさんと二人暮らしですが、どちらかが認知症になった場合どうするかは迫ったの問題かもしれません。残ったほうが介護をするのか、老人ホームに入居してしまうのかなかなか決断できません。ここではケアワークスが行った老人ホームに関する意識調査を参照しながら、リアルな老後について紹介します。将来老後はどのような暮らし方が理想ですかという質問に対して、できる限り自宅で暮らしたいが40.3%で最も多い結果となりました。次いで必要になったら老人ホームに入りたいが22.0%、わからない/考えたことがないが32.0%、早めに老人ホームに入って安心したいが5.7%という順番でした。老人ホームに入居を希望する人は全体の27.7%にとどまり、多くの人が可能な限り自宅での生活を続けたいと考えていることが明らかになりました。...理想の老後について老人ホームに対するイメージ
歳を重ねていくと、心身に様々な変化が生じるとされていますが、私はいつの間にか後期高齢者になった気がして、あまり衰えたという実感がありません。元々歩くのが嫌いであまり運動をしていませんので、そういった面では感じないのかもしれません。クイズやパズルが好きでネットでよくやっていますが、まだ問題なく解けています。80歳以上になると、脳は使っていても衰えてきます。90歳だったら、テストをしたら6割の人が認知症という結果になるとされています。これには誤解があり、テストの上では認知症でも、話をしてみるとかなり深い話をする人はたくさんいるのです。脳が衰えている、認知症だとされるのは、あくまでもテスト上でのことだと認識してください。実際の生活の上では、何ら問題のない人がほとんどなのです。歳をとると頭が悪くなると思う人がいま...知的レベルの高い人のほうが長生きすることが判明
このブログでも学生時代のギター仲間の合宿などの話題を出していますが、もう50年以上ギターを弾いています。ギターは簡単にできますし、音も小さく近所の迷惑にもなりませんので、ちょっと楽しむのには適しています。ここ半年ほどあまりやっていませんでしたが、またやってみようと思っています。京都大学などの研究チームは、高齢期に始めた楽器練習を続けた人と止めた人では、長期的に認知や脳機能の老化現象に差が出ること明らかにしました。認知症の発症率が低い人たちが親しんでいる趣味のひとつとして楽器の演奏があることは一般的に知られていましたが、学術的検証をするため平成30年に楽器初心者の高齢者66人(平均年齢73歳)を対象とした研究を行いました。片方のグループには週1回、京都市内の老人施設で4か月間にわたって鍵盤ハーモニカのグルー...楽器演奏を4年続けた高齢者は脳の老化が停止
私は若いころから歯が悪くかなり苦労をしましたが、60代のころに入れ歯になってしまい今では歯の苦労は完全になくなりました。若いうちに歯が抜けてしまう大きな原因として侵襲性歯周炎という病気があります。この原因遺伝子の1つがMMD2と呼ばれる遺伝子であることを広島大学の研究グループが明らかにしました。歯周炎には、中年以降に主に発症する慢性歯周炎(いわゆる歯槽膿漏)と、様々な遺伝性の疾患に伴う歯周炎、そして今回研究した侵襲性歯周炎があります。いずれも歯肉内の細菌が増えて炎症を起こし、歯を支えているあごの骨を溶かしていきます。侵襲性歯肉炎は早い人では10代で発症し、バナナを食べただけで口の中が血だらけになるケースもあります。進行が速いことが特徴で、患部の骨が解けることで歯を支えられなくなり、最終的に抜けてしまいます...若年層で発症する侵襲性歯周炎
過去を振り返ってみると、私も高校時代に自転車で車にはねられた時骨折したことがあります。右手の小指の元の手のひら部分でしたが、これでそれほど苦労したという記憶はありません。骨折は老若男女を問わず起こります。多くの場合、スポーツや事故などで骨が強い外的衝撃を受けることで、骨がひび割れたり折れたりします。しかし高齢者の骨折は、若い人の骨折と分けて考える必要があります。高齢者の骨折原因は転倒によるものが多いのですが、高齢になると骨が弱くなるため、ちょっと大きめな家具を移動したり、土の入った植木鉢を持ち上げたりした程度でも骨が折れてしまうことがあるのです。また折れる骨の部位にも特徴があります。高齢者の骨折で多いのは、脚の付け根、背骨、手首、肩の4カ所です。歩くという行為は、人が日常生活を営む上でとても重要です。脚の...高齢者が骨折するとやばい体の部位
幸せかどうかは非常に難しいような気がします。私は不満があればそれを解消する方向に動いてきました。現在は特に不満はありませんので(単に目をつぶっているのかもしれませんが)、幸せといえるのかもしれません。700万年続いたヒトの進化の歴史の大部分は、狩猟と探索、移動の歴史であり、結果的にかなり方向性の決まった変化でした。自然の猛威に左右される面は大きかったですし、常に危険と隣り合わせで乳幼児の死亡率も高く、死からの距離感はかなり近かったと想像できます。1万年くらい前から農耕を始めるようになると、状況は劇的に変化します。収穫が不安定な狩猟・採集生活に比べ、農耕は安定しているというメリットがありました。農耕を始めて変化したことが、移動の生活から定住化しました。これは移動が大変な乳幼児や妊婦、高齢者には多くの恩恵をも...成功したのに不幸な人に共通する特徴
私は現役のころはずっと研究職でしたので、ここで何をしていたのかを紹介します。まず私は属していない評価グループが、ある酵素を阻害すればこういった疾患の治療に使えるのではないかという仮説を立てます。この仮説を実証するために、既存の薬剤などを集めて酵素を阻害し、そういった薬効が出るかどうかを検証します。その結果可能性がありそうであるならば、より良い阻害剤を見つけるという段階に入り、私の仕事が始まるわけです。新しい化合物を合成していくというのが課題となるわけですが、まずどんな構造のものを作るかのデザインから始まります。ただこれも自由にデザインするというより、その時点で入手可能な原料は2,3種が決まっていますので、それから誘導できる化合物という枠でデザインするわけです。こうして大雑把な目標が決まりますので、次は如何...合成研究者の主な役割
最近は本当に現金を使うことが減っています。スーパーやコンビニで買い物をしてもカードで済ませていますし、電車に乗る時もパスモで通っています。趣味のほうでも、碁会所の入場料?500円は現金ですがそれだけです。パチンコも貯玉(スロットですので貯メダルですが)を使っていますので、現金を使うことはほとんどありません。まあ麻雀はそれなりに現金を使用しますので、唯一のお金の使用かもしれません。キャッシュレス決済が普及し、日常生活におけるお金のイメージが紙幣や硬貨から、数字に置き換わっているといえるのかもしれません。お金を使うという感覚は、おそらく20年ほど前から変化しています。さらにその先、22世紀になったらどうなっているのか、お金は存在しているのでしょうか。お金の歴史を考えると、太古の台帳による記録の仕組みがお金を生...お金が消えて亡くなる未来
健康で長生きするためには、通勤など日々の暮らしの中に仕組みとして運動を入れ込むとよく、そのためには家選びが重要としています。私の家は私鉄沿線駅から10分ほどと良い位置にありますが、現役時代は常に車通勤でしたのであまり関係ありませんでした。かつて農業従事者は身体活動量が大変多かったため、肥満はほとんど見られませんでした。ところが整地・播種・収穫などの作業に機械が使われるようになり、運動量が減ったことが大きく影響しています。農家の住む地域は、鉄道が整備された都市部から離れており、移動には車を使う習慣があります。農作業以外の運動量は案外多くないのです。運動量というのは、個人の意識の高さや従事している仕事内容によって変わるのはもちろん、どこに住んでいるかがかなり左右するのです。1日の平均歩数を見てみると、東京都は...専門医が勧める健康にいい家を選ぶための鉄則
血圧の話になると必ず出していますが、私は若いころから低血圧でもう少し高いほうが良いといわれていました。特に問題もなかったのでそのまま放置していましたが、実際のところは血圧をあげるような薬もなかったようです。さすがにこの歳(78歳)になると120程度になっていますが、まだ年の割には低いようです。ここでは6年ぶりに新しくなる高血圧の治療ガイドラインの話です。行動につなげるガイドラインにしよう、という決意が込められているのだそうです。前回2019年の治療ガイドラインができて6年が経ちました。ところがこの6年、血圧がきちんとコントロールできている日本人の割合は、およそ27%でほとんど改善していません。ガイドラインは、さまざまな診療のエビデンスを集めた内容にするのが一般的です。しかし正しいことを言えば世の中に受け入...どう行動につなげる、高血圧の管理と治療
私は現役のころはテレビを見る時間があまりなかったのですが、自宅にいるときはよく見ていたような気がします。現在は1日中家にいることが多いのですが、食事の時間と夜寝る前の時間はテレビを見ており、1日の視聴時間は3,4時間といったところです。しかし最近の調査によると若者のテレビ離れが進んでいるようです。若者の〇〇離れ」という言葉をよく耳にします。若ものの車離れ、若者のビール離れ、若者の海外旅行離れ、などいろいろ言われています。価値観の多様化によって、皆が同じものを求める時代ではなくなったということでしょう。中でも壊滅的といえるほど進行しているのが、若者のテレビ離れです。10代の1日のテレビの視聴時間は、2012年には102.9分だったものが、直近では39.2分へと激減しています。20代も121.2分から53.9...若者のテレビ離れが壊滅的にヤバイ
60歳で定年になってから68歳までいろいろ仕事していましたので、完全に自由になってから10年が経過しました。月に1回程度の麻雀と仲間の囲碁会、週に1回程度の碁会所とパチンコ、最近は月2回の彫刻教室に通っています。音楽が好きで長いことギターを弾いたり、マリンバを習ったりしていました。このところ音楽からやや離れていますので、またギターなどやってみようかと思っています。毎日のブログの更新と記事の入力はそれなりに大変ですが、楽しみの一つといえるのかもしれません。人生100年時代が到来し、60代で定年退職を迎えても残り30年以上の時間が残されています。それまで家庭で義務を果たし、社会にも貢献してきましたが、そこから解放される定年後こそが人生の本番なのです。お金も健康も従来の常識にとらわれず、新たな指標で生きていくこ...定年後こそが人生の本番、自分本位の生活のすすめ
私の歳になると、認知症は身近な問題となってきます。友人の中でもS君は数年前に認知症を発症し、車の運転はもちろんスマフォも持っていないようです。最近は全く連絡を取っていませんが、どんな状況か気になるところです。これはアメリカの研究ですが、高齢者の約10%が認知症に罹っています。まだ原因を正確に特定できていない一方で、研究からは食生活など原因の可能性のある要因が徐々に明らかになりつつあります。新たな研究から、赤肉の加工食品を食べると認知症を発症するリスクが高まる可能性があることが発表されました。医学雑誌に掲載された研究では、ホットドッグやソーセージ、サラミ、ベーコンなど赤肉の加工食品を日常的に食べることと、認知症の発症リスクには関係があることがわかりました。研究者は、研究開始時点では認知症を発症していない13...認知症リスクを高める食品
私は78歳になりましたが、ずいぶん長生きしたような気がしています。母は89歳まで生きましたが、80代で認知症の症状が出始め、それほどひどくはなりませんでしたが見ていて若干つらいものがありました。そういった病気のことも含めて、もういつ死んでもよいと思っています。博報堂が実施した調査によると、日本はアメリカ、中国、フィンランド、韓国、ドイツの5か国と比較して、100歳まで生きたいと答えた人の割合が最下位でした。なぜ日本人は長生きを望まないのでしょうか。この調査では、100歳まで生きたいと思いますか、とアンケートした結果をまとめています。日本では、とてもそう思うが8.1%、そう思うが19.4%と共に最低で、2つ合わせた27.9%という数値を見ても群を抜いて低い結果でした。大阪大学の調査でも、30歳から75歳の人...長寿大国・日本で長生き願望が少ない理由
私は比較的暑さに強い様で、少々の暑さはあまり苦になりません。最近高齢者がエアコンを使わず熱中症になったというようなニュースがあるので、暑い日にはかみさんが時々エアコンを入れているかチェックに来たりしています。今年の夏は、群馬県伊勢崎市で国内最高気温となる41.8℃を記録するなど、例年以上に厳しい暑さの日が続いています。この暑さに強い/弱い、について専門家の解説を紹介します。暑さに弱い人と強い人差は、実際にあるようです。遺伝的要素もありますが、基本的には筋肉や体脂肪、皮膚上の汗を分泌する汗腺が多いか少ないかが、暑さに弱い人と強い人の差になると考えられます。そのため暑さに弱いか強いかは、周囲の環境によって変わる可能性があるといえます。例えば暑い地方に住んでいる人は、熱を生み出しにくくするために基礎代謝が低かっ...暑さに弱い人と強い人は何がどう違うのか
私は親譲りで歯が弱いようです。母は若いころから歯で苦労し、50代で入れ歯になってしまいました。私も50代で入れ歯が増え、完全に総入れ歯になってしまいましたので、タイトルのような苦労はなくなりました。職場の近くの歯医者でしたが、私の入れ歯は5本の指に入るほどよくできたというように、外すのに力がいるほど良くあっています。汗によって体の水分が減り、唾液も少なくなってしまう夏は、歯周病のリスクが高くなってしまう季節です。歯周病とは歯と歯茎の間に汚れがたまって、細菌が繁殖して歯茎が炎症を起こす病気です。一方虫歯は、細菌が作り出した酸で歯が溶ける病気だとされています。歯を失う原因の第1位が歯周病で、初期症状としては口の中がねばつく、歯ぐきから血が出る、歯茎が赤くはれるなどが挙げられるようです。歯茎から血が出る、赤くは...糖尿病や認知症のリスクが高まる歯周病
私もイヤホンを使ってPC動画などを見ることは多いのですが、耳がかゆくなったり痛くなったりという経験はありません。高温多湿の夏場に気をつけたい耳のトラブルが耳カビ(外耳道真菌症)とされています。見えにくい耳の奥にカビが生えてしまうもので、放置しておくと重篤な状態につながる恐れもあります。7月から8月には、耳のかゆみや痛みを訴える患者が増加するそうです。多くの患者が細菌性の外耳炎ですが、1割弱は耳の奥で緑色や白色の真菌(カビ)が繁殖した耳カビ(外耳道真菌症)の患者となるようです。一般的な外耳炎は、耳の入り口から鼓膜迄の外耳道に細菌が感染して炎症を起こすものですが、耳カビは細菌ではなく真菌が繁殖し、かゆみや耳だれ、痛みといった症状が表れます。自分の声が頭に響くような違和感や、二重に聞こえるような感覚の患者もおり...かゆい、痛い、耳の奥に白いカビが、夏に増える耳カビ
私が住んでいる街は、いわば大学の城下町ですので若者があふれています。単に学生が多いだけではなく最近最寄り駅の近くに100世帯が入る高層アパート(10階ですが)が立ち、その近所に300世帯が入るマンションが建築中です。確かに私のような高齢者は増えていますが、若い所帯も続々参入しているようです。不動産業界に言わせると、たくさんの人が出入りする街の不動産は価格が上がるといわれています。これはかつてのニュータウンがそうでした。ニュータウンができると短期間に住民が増えていきます。新住民は活発に街に出て買い物をする、遊びに出る、周囲から見てあこがれの街になる、そうした構図でした。しかし同じ時期に同じような年齢、同じような家族構成の世帯で形成された街は、その後人の出入りがなくなります。やがて街中の公園で遊んでいた子供た...街の健康状態が一目でわかるある数字
私が住んでいる神奈川県は、都道府県別平均寿命の順位では5位になっているようです。あくまでも平均ですので、この順位がよければ長生きできるわけではないのですが、なんとなくうれしい気もします。長寿県と下位の県を比較するとかなりの差がありますが、なぜこのような差が出るのかは興味がもたれるところです。肥満大国のイメージの強いアメリカですが、実はここ十数年のコレステロール値は意外と低く、日本より低いそうです。日本人の食生活も欧米化が進み、1980年代からコレステロール値が高くなってきています。もちろん治療を受ける人が多くなった影響もありますが、アメリカでは早くからコレステロール値が高すぎることへの警鐘が鳴らされていたからかもしれません。実は気が付けばついあるいは知らぬうちにというのは、生活習慣を変える上で非常に大事な...データが示す健康と住む場所の残酷な相関関係
今年は本当に猛暑となっていますが、私はあまり苦にしていません。元々寒いより暑いほうがが好きですし、適度に冷房が効いている屋内にいることが多いためです。最近の研究によると、この暑さが寿命を縮め老化にも関係しているということです。また暑さが原因で食欲不振・睡眠不足など不調をきたすことを「熱あたり」といい、20歳以上の3分の2もかかっているというデータもあります。アメリカ・南カリフォルニア大学で、暑さと老化の関係を調べた研究が発表されました。この研究で、(1)32℃以上の日が年間10日未満の地域に住む人と、(2)32℃以上の日が年間140日以上の地域に住む人を比べたところ、暑い地域に住む(2)の人のほうが最大14か月老化が進んでいた、ということです。筋肉量減少、皮膚などへの影響、記憶力・判断力低下、動脈硬化など...成人男女の3分の2が熱あたり
最近はずっと家にいるのにあまりテレビを見なくなったような気がします。ほぼ毎日見ているのは、NHKの夜7時のニュースと、朝はゆっくり見られないため12:45分からの朝ドラの再放送ぐらいかもしれません。テレビ業界はフジテレビをめぐる問題をはじめ、大揺れといえるようです。ただこの業界の凋落は今に始まったことではないようです。広告収入はネットの半分になり、全くテレビを見ない若者も急増しています。若者を中心に、テレビ離れが進んでいるといわれてています。ある高校の先生によると、最近の生徒は学校でテレビのことをほとんど話題にしない、のだそうです。中にはそもそもテレビを持っていないという人もいます。かつては家の真ん中にテレビがあって、食事の時間など家族そろってみる、というイメージがあったのですが、今では様変わりしてしまっ...テレビ・国民の16%がリアル視聴をやめた
あまり聞いたことがなかったのですが、最近日本人の大腸ガンが増加しているようです。この原因として食生活の欧米化といわれますが、これも具体的に何を指しているのかわかりません。なんとなく納得してしまいますが、ハッキリしていないので何か変えようという気にならない言葉です。この辺は日本人特有のあいまいな表現といえるのかもしれません。人体では毎日約3000カ所でガンが発生しており、その多くが大腸といわれています。しかし身体に備わる強力な免疫機能がガンを攻撃し、消滅させることで健康は保たれています。その免疫機能の力が失われたとき、生き残ったガンが増殖を始めます。この3000のガン化というのはやや多すぎる気がしますが、細胞の数からいうとこの程度のコピーミスが出そうな気がしています。ガンができる場所は、便が貯留する直腸が3...大腸ガンリスクが高い人の共通点
私は時間だけは十分にありますがお金や体力はあまりなく、消費の主役になっているとは考えにくいです。近年では、高齢者の増加と健康度の向上を背景に、アクティブシニアと呼ばれる健康で社会参加にも積極的な高齢者の消費が存在感を増しています。旅行業界やレジャー産業、健康関連など、アクティブシニアの消費拡大は経済に恩恵をもたらしています。日本全体としての消費を維持する観点で、シニア世代の存在は大きいようです。その活動的な購買行動をいかに支援していくかが、経済の活性化のカギを握るといえるでしょう。日本は世界でも有数の長寿国であり、2024年時点で65歳以上の人口は3625万人と、総人口の29%を占めるに至っています。少子化と人口減少が進む一方で、高齢者人口は今後も増加傾向にあり、2040年には約3928万人と全体の35%...お金も時間も体力もあるアクティブシニアが消費の主役に
昔は朝ごはんの時によく納豆を食べていました。たぶん卵かけご飯と納豆というのが定番になっていたような気がします。食べた後口の中にねばねば感が残るのが欠点でしたが、割と好きだった気がします。いつからこの納豆が消えたかはハッキリしませんが、ここ数年は食べていません。関西医科大学の研究員らは、納豆の摂取量と全死亡率の関連性について、約15年間にわたり前向きコホート調査を行いました。この研究には、65歳以上の男性2174名が参加し、そのうち2012名がベースライン調査を完了しました。研究では参加者の納豆摂取状況を質問票により把握し、その5年後と10年後に追跡調査を行いました。アウトカムとして全死亡率を評価し、Cox比例ハザードモデルを用いてハザード比を算出しました。最終的な解析対象となったのは1548名で、平均追跡...長生きの秘訣は納豆にあり
このブログでは肥満を時々取り上げますが、私自身はやせ形で肥満とは無関係な状況です。むしろ痩せすぎなところがあり、もう少し太りたいのですがこちらもなかなか難しい課題のようです。ドラックストアには食欲を抑える、代謝を挙げるとうたうサプリが多く売られています。サプリは薬ほど体にダメージがない気がするし、健康に役立つというイメージが強いので、体についた脂肪を少しでも減らせるなら、とつい買ってしまうもののようです。しかし市販薬に痩せる効果はどれくらいあるのでしょうか。2024年4月に、新しい抗肥満薬が発売されました。医師の処方箋は不要で、薬局で買うことができます。既に世界120か国以上で販売されていますが、あくまでも予防であって病気の治療薬ではありません。じつは肥満には病気の肥満と、病気とまではいかない肥満があるの...薬局で買える抗肥満薬に痩せる効果は
肝臓ガンは肝硬変などから起きることも多いようですが、これもあまり自覚症状が出ないガンのようです。肥満、飲酒、肝炎といった予防可能な原因への対策を強化しなければ、2050年までに世界の肝臓ガン患者数はほぼ倍増するとの研究が発表されました。グローバル・キャンサー・オブザバトリーのデータによると、肝臓ガンは部位別新規罹患数で6番目に多く、現在の傾向が続けば、新規罹患数は年間87万人から152万人に増加すると予測されています。肝臓ガンは部位別ガン死亡数で3番目に多く、この研究では今世紀半ばまでに137万人の命を奪うと予測されています。しかし国際専門家チームによると、肝臓ガンの5例中3例は予防可能だとしています。危険因子は、飲酒、ウイルス性肝炎、そして以前は非アルコール性脂肪肝疾患と呼ばれていた代謝異常関連脂肪肝(...世界の肝臓ガン、2050年までに倍増
停年後市内の研究所に勤務したり、大学非常勤講師をしたりしていましたが、68歳になりこういった仕事もすべて終わりにしました。その後自宅での内職として、英文特許の翻訳などしていましたが、これも70歳で終わりにして現在の悠々自適の生活となりました。現在はこのブログの入力を日課としていますが、これはできる限り続けたいと思っています。その他は月に1回程度の麻雀と、週に1回程度の碁会所通い、パチンコなどで暮らしています。私はそれほど長生きがしたいとは思っていませんが、人生100年時代は老後が長くなっています。定年後の選択を間違えると、その後何十年にわたって苦しい生活が続く一方、正しい選択をすれば充実の後半生が待っています。人生の後半戦を左右するのが体の健康です。健康のために受けている検査が逆効果になっているケースは多...何を選ぶかで老後の健康が変わる
月に1回クリニックに行ってCOPD用の吸入薬を処方してもらっていますが、所詮3分診療で患者数をこなしている医師ですので、信頼できるかかりつけ医とは言えません。まあ何かあった時に薬を出してもらう医師ということで毎月行っています。医学は常に発展の途上にあり、現在の学説が5年後10年後に覆ることも往々にしてあります。反対に今は間違っているとされている説が、実は正しかったと評価される可能性もあります。例えばかつて植物油から作られるマーガリンは、動物由来のバターよりも健康的であるともてはやされた時期がありました。ところが、マーガリンに含まれているトランス脂肪酸が心疾患のリスクを高めるといわれるようになりました。今ではすっかりマーガリンは不健康な食品という認識が定着しています。ただし日本では大学医学部の教授が絶大な権...75歳から病気よりも気を付けるべき2つのこと
腎臓は重要な臓器という認識はあるのですが、普段あまり気にしていないようです。腎臓が悪くなると、人工透析などが必要になることは分かっていますが、なんとなく他人事のような気がしています。漢方医学の腎は、現代医学の腎臓の役割とやや異なっています。現代医学における腎臓の働きのほかに、泌尿器系、生殖器系、代謝系、自律神経系、免疫系など生命力全般にかかわる働きをすべて併せ持っています。ここでは漢方医学の腎についての課題を紹介します。炎をともしたロウソクが短くなっていくように、腎にある活力は年を重ねるごとに減っていきます。腎の強さは親や祖先から受け継いでおり、持って生まれたロウソクの長さも、ロウソクの短くなるスピードも人によって異なるとされています。腎は先天的な要素が大きいため、後から強くするのは難しく、とにかく悪くな...寿命を決める腎の元気を取り戻す食材と生活術
最近の東洋経済の記事に若い人の顎があまりに細く、小さくて驚くことがあるが、現代人の噛む回数は昭和初期と比べて半分に減っているとありました。確かに最近はするめや硬いせんべいなど食べることが減ったような気がします。よく噛まずに短時間でさっと食べ終える早食いは、メタボリック症候群を発症しやすいというのは、れっきとしたエビデンスのある話のようです。食べる速度というのは、自分でなかなかコントロールできないもののようです。仕事が忙しくて食事時間が不規則だったり、時間が十分とれなかったりする人は、かきこむように食事をしてさっと職場に戻っていきます。やむを得ないとも言えますが、気の毒なのは早食いが次第に当たり前になってしまうことです。そのうえ早食いすると食欲にブレーキがかかりにくくなり、食べすぎに繋がってしまうのです。何...現代人の嚙む回数は半分に減少
私はかなり痩せており、がりがりといわれる体系になっています。食事や睡眠には気を付けており、特に睡眠は問題がないと思っています。歳をとると睡眠時間が短くなるといわれていますが、私はだいたい7時間程度は眠っています。食事も毎日ほぼ同じ時間に摂っていますが、食べられる量が減ってしまったのが太れない原因のようです。夕食はかみさんもいろいろ気を使ってくれますが、どんなに好きなものでもある程度でお腹がいっぱいになってしまいます。健康に良いとされる習慣は世の中にたくさんありますが、本当に大切なのはそれが自分に合っているかどうかのようです。同じ7時間睡眠でも、朝すっきり目覚められる人もいれば、疲れが取れないままの人もいます。運動しても元気になる人もいれば、どっと疲れてしまう人もいます。つまり健康法は人それぞれです。だから...朝食や睡眠、毎日の習慣が未来の体を作る
私はそれなりの大学を出ていますし、一生研究職を通しましたので学歴が問題になることはありませんでした。私の長男と次男の進学についても、ほとんど口出しはしませんでした。長男が高校受験の時、当時の学区の1番の高校に行ける力はあったのですが、長男なりの考えがあり2番手の高校に進学しました。次男も長男と同じ高校がよいということになりました。長男は獣医になりたいということで、1浪しましたが無事獣医学校に進学しました。次男は特に希望がなかったのですが、MARCHのクラスの大学に進学しました。2人とも卒業後は公務員の特別職となりましたので、まあ学歴が問題になることもないようです。現在さまざまな学歴などの付随する形で、Fラン大はダメという意見が多いようです。ここでいうFラン大がどこを指すのかよくわかりませんが、多分聞いたこ...人生で学歴はどこまで重視されるのか
雀荘の予約はいつも終了時点で次回の予定を決め、精算時に次回の予約をしています。今回の分はまだお盆になっていないはずですが、混んでくるので午前中からにしてくれといわれ、通常13:00なのですが12:00からで予約していました。そこで5日前くらいにメンバーに今回は12:00集合を徹底して臨みました。それほど早くいく必要はないと思いましたが、20分ほど前に雀荘に行くともう3人そろってビールを飲んでおり、すぐ開催となりました。拘っている東の1局ですが、まあまあ配牌もよく中盤前にタンヤオドラ1を聴牌しました。今日の運試しということでリーチをかけましたが、数巡後無事自模り満貫スタートという最高の出だしとなりました。親は簡単に流されてしまいましたが、他に大きな手も出ず私もそれなりに上がれましたので、この半荘は無事トップ...お盆前の納涼定例麻雀
私はかなり昔からの習慣として、朝起きたら卵かけご飯を食べています。これはたぶん10年以上続いていますが、簡単に準備ができますし、それなりに食べた気がするということで毎朝続けています。私は若いころからですが、寝ていて起きると朝でなくともすっきりし、いわゆる寝ぼけた状態ということはなったことがありません。毎朝朝食をとっていますが、特にお腹がすいたという感じはないのですが、朝起きてからの一連の流れのようになっています。毎朝欠かさずに食べるという人がいる一方で、食べないという人も少なくないのが朝食です。食べない派の中には、朝食を食べると眠くなる、目が覚めたのにまた眠くなるのが嫌だから、といった理由で食べない人もいるようです。朝せっかく目が覚めたのに、朝食を食べた後に眠くなってしまう。そうした経験がある人の中には、...朝食を食べると眠くなるから食べない
私の知人はやはり高齢者が多いため、ガンを発症する人が出ています。特に増えているという感じはありませんが、私の歳(78歳)ぐらいになるとやむを得ないのかもしれません。米国がん研究所や米国疾病予防管理センターなどの組織は、ガンの現状に関する年次報告書2025年度版を共同で発表しました。この報告書は、男性、女性、子供、思春期・若年成人における、ガンの短期的・長期的な傾向を示したものです。そこから読み取れる特に重要なポイントは、ガンによる死亡者数が全体的に減っている一方で、肥満や生活習慣病に関連するガンは増えているということです。この報告書には、年齢層やガンの種類で分けられてデータが並んでいますが、最も重要な調査結果は次の通りです。・2018~2022年で、ガンによる死亡率は男性で年平均1.7%、女性で年平均1....女性と若年男子のガン患者が増加中
私はかなり前から選択的夫婦別姓の実現を望んでいました。ひとつには日本は海外と違って呼称にほとんど姓を使っています。女性が結婚すると呼び名が変わるというのは、当人にとっても周りもかなり厄介なことでした。確かに夫婦別姓の場合子供の姓をどうするかなど問題はあるかもしれませんが、制度をしっかりすれば不都合なことはなさそうな気がします。結婚した夫婦の95%で女性が改姓をしている現状は、社会による女性の抑圧の問題にもつながっています。選択的夫婦別姓の議論が30年近くも進まないことで、女性を中心に望まない改姓を受け入れざるを得なくさせている社会構造があるわけです。実際名前が変わるのは人格権の問題で、女性の権利が侵害されているということです。旧姓で働き続けている女性がたくさんいて、不都合なことが起きているのだから、通称使...夫婦同姓は理不尽なシステム
私は夜はぐっすり睡眠がとれ、朝の目覚めもすっきりしています。また習性として寝ているときに起こされると、どんな時でも瞬時に目が覚め寝ぼけるということは全くありません。しかし多くの人はたくさん寝たのに朝からしんどいなどということもあるようです。これは体内時計がずれたままの状態になっているためとされています。あらゆる生物は、生体リズムによって生き残るための最適化を図っています。その生体リズムを刻むために体内時計を持っています。哺乳類の場合メインの体内時計は、左右の視神経が交叉する視交叉上核と呼ばれるところにあります。このメインの体内時計は、別名中枢時計とも呼ばれ、時間治療に深くかかわるサーカディアンリズムを作り出しています。中枢時計の周期は1日24時間ではありません。健康な志願者を対象に研究が行われました。それ...1日1時間ずつ狂っていく体内時計をもとに戻す毎朝の習慣
私は78歳となりましたが、若干老化を実感しているものの何とかこの10年同じような生活を続けています。この歳になると寿命を考えることもありますが、まあ長生きをしたいという気もありませんので、あまり健康には気を付けていません。人生100年時代という言葉が飛び交ういま、健康寿命だけでなく生活寿命という新しい視点にも注目が集まっています。生活寿命とは、ある生活行動ができなくなったり、したくなくなったりする年齢のことを指します。博報堂生活総合研究所が2014年、2019年、2024年と3回にわたり、首都圏・阪神圏の20~69歳男女1000人を対象に調査を続けています。その結果、日常の細かな行動について、何歳までそれが可能か、何歳でやめたくなるか、が数字として明らかになりました。たとえば徹夜寿命は39歳5か月となって...健康寿命より話題の新概念生活寿命とは
タイトルの言葉はよくあるのですが、ここでは仏教の内容を紹介しています。私は宗教には全く関心がなく、勉強もしたことがありません。もうかなり前になりますが、自宅の近くの教会で著名なクラリネット奏者の演奏会があるということで、女房と聞きに行きました。演奏自体は素晴らしいものでしたが、そこの雰囲気が異様でした。多分聴衆もほとんどが信者の方だったのかもしれませんが、女房も何か気味が悪かったというほどで表現は難しいのですが、宗教色に染まっていたのかもしれません。ここでは僧侶の話を紹介します。ストックホルム商科大学では、市場経済が繁栄するためにはその市場に関わる誰もが同じデータにアクセスできるように、情報の自由な流れがなければならないと教えられていました。僧院の経営は、すべて周りの人たちからの寛大な寄付や施しによって賄...今よりもっと幸せな人生を送る方法
私は月1回クリニックに行って吸入薬をもらっており、かみさんも一緒に行っていますがアレルギー性鼻炎の薬を出してもらっています。これだけですので薬漬けというほどではありませんが、とりあえず薬を出すという医師は多いような気がします。糖尿病や高血圧、花粉症、不眠症といった現代病に悩む人たちにとって、欠かせないのが内服薬です。頭痛やのどの痛みなどを感じたら、とりあえずドラックストアで風邪薬を買って服用するという人も多いでしょう。専門家によると、薬によって症状が軽減されても、副作用として他の部位に影響が出る可能性があります。元々ヒトの体にはない化学物質でできた薬が体内に入ってくるので、効果もありますが副作用もあるということを理解していない人が多いようです。副作用による不調を新たな病気と勘違いし、医院に駆け込み別の薬を...薬漬けになるリスクが高い危険な薬
私の住んでいるところは、2分も歩けば隣の市になるという端になっています。その隣の市には大きな病院が二つあり、ひとつは結核療養所が国立病院となり、高度医療を謳っています。山の中のやや辺鄙なところにあるのですが、かみさんがこの病院を気に入っており、先日も膵臓のMRIやエコーの検査をし特に何もなくほっとしています。米国では採算の合わない産科や小児科の閉鎖が相次ぎ、妊婦が出産のため2~3時間かけて他州へ移動するケースが多発しているそうです。英国でも状況は変わらず、国民保健サービスによれば、今年3月末時点で約742万人が治療待ちで、約7400人が65週間以上待機を余儀なくされています。救急外来では、75%の患者しか4時間以内に診療を完了できず、救急車の応答時間は平均27分34秒と、目標(18分)を大幅に超過していま...高齢化の行きつく先は高度医療の需要減
私は普通に右利きですが、左利きは10人に1人といわれ、私の周りでも左利きはかなり多くいました。ただ多くの左利きの人は訓練で右でもできるようにしており、いわれないと左利きであることがわからない人も多かったような気がします。あまり感じないかもしれませんが、右利きは右手でしかできないことは非常に多く、訓練で右でもできる左利きの人がうらやましいと感じていました。ここでは左利きの著者が、左利きに焦点を当ていろいろ解説しています。左利きの強みとして、直観力、独創性、ワンクッション思考などを挙げつつ、右利きの人にも役立つ脳の鍛え方を紹介しています。左利きが持つ独創性には理由があり、右利きとは脳のネットワーク構造が異なるからとしています。右利きとは異なる回路で常に脳を使っていますから、本人にとっては普通でも周りから見ると...左利きに天才が多いは本当だった
私はガンについては、細胞分裂時の遺伝子のコピーミスによって起こる、いわば自然現象と考えていますので、これといった予防方法もありませんし、逆にリスクが高くなることもないと思っています。フルーツジュース、特に100%フルーツジュースと聞くと、なんとなく健康的なイメージがあります。コーラなどの砂糖が入った清涼飲料水よりは体によさそうな気がします。スーパーに行くと、リンゴジュースやグレープジュースなどたくさんの種類がありますし、朝はフルーツジュースを飲む習慣がある人もいるでしょう。ガン予防の点からは、フルーツジュースは問題ないのでしょうか。フルーツジュースとガンとの関係について、2019年に報告された論文があります。フランスで実施された大規模な研究で、10万人以上の成人男女(平均年齢42歳)を対象として詳細な食事...健康によさそうだがガンリスクを大幅に高める食品
日本人の胃ガンの罹患率は依然高いようですが、その原因が主にピロリ菌にあるとされています。私はピロリ菌の検査もしていませんので、当然除菌なども行っていません。この歳(78歳)になるとあまりやっても意味がないような気がしています。ただ私の古くからの友人(同級生)が2人亡くなっていますが、2人とも主な原因が胃ガンということで若干気にしてはいます。胃ガンを発症する最大の原因は、ピロリ菌への感染です(私はこの説を若干疑っています)。ピロリ菌は胃の粘膜に慢性的な炎症を引き起こし、長い年月をかけて胃ガンの土台を作っていきます。実際に一般的な胃ガンの約99%は、現在もしくは過去にピロリ菌に感染していた人に発生します。感染経路としては、かつては井戸水や衛生環境が原因とされてきましたが、現在では幼少期に家族間感染が主流となっ...胃ガンはピロリ菌、乱れた食生活が原因
参院選の開票も終わり、新たな議席が確定しました。選挙前の予想どうり自民が議席を減らしましたが、39議席というのは予想外の善戦だったような気がします。与党が参議院でも過半数割れとなった原因は、公明党が敗れたためではないでしょうか。私の勝手な感じですが、公明党は当選に必要な創価学会会員数をもとにしているため、大きく敗れるなどということはないと思っていました。ここでは公明党の退潮と支持母体である創価学会について考察している記事がありましたので紹介します。公明党は選挙区は改選3人区以上で選挙前が7人が4勝3敗にとどまって3減と敗北しました。改選4の選挙区は大阪以外の埼玉・神奈川・愛知で落選し、上位4人にも入れず大都市での衰退が際立ちました。比例区では議席数もさることながら気になるのは得票数で、ようやく500万票台...公明党が参議院選になぜ敗北
このブログでも以前紹介しましたが、抗がん剤に免疫チェックポイント阻害剤というものがあります。これはメカニズム的にも面白く有用と思われますが、タンパク質製剤であるため非常に高価なものになっています。薬価は実用化されると下がってくるものですが、現在どの程度の値段になっているのかはわかりません。またこの薬はよく効く人が非常に少ないことも問題となっていました。国立がんセンターを中心とする研究チームは、この免疫チェックポイント阻害剤が効く患者が持つ腸内細菌を同定し、その作用メカニズムを解明しました。この菌によって免疫応答をつかさどる樹状細胞が腸内で活性化され、腸から離れたガン組織に移動して免疫効果を発揮していました。ガン免疫療法の効果を高める賦活化剤として使用できる期待があります。免疫チェックポイント阻害薬は、免疫...腸内細菌が免疫を活性化するメカニズム
私は子供のころはピーナッツが好きで、いつも食べていたような気がします。ただそのころはピーナッツぐらいしか間食がなかったのかもしれません。特に殻付きのピーナッツをよく食べていました。日本人を対象とした大規模コホート研究「JPHC研究」により、ピーナッツの摂取が脳卒中、特に虚血性脳卒中のリスク低下と関連することが明らかになりました。研究では、45~74歳の男女7万4793人を対象に、中央値14.8年にわたり追跡調査が行われました。研究の結果、ピーナッツ摂取量が多い人ほど、全脳卒中、虚血性脳卒中、心血管疾患の発症リスクが有意に低い傾向が認められました。特にピーナッツ摂取量の最も多い層は、最も少ない層と比べて虚血性脳卒中のリスクが約20%低いという結果が得られました。一方で、出血性脳卒中および虚血性心疾患との関連...脳卒中はピーナッツでリスク低下
普段免疫力などあまり気にすることはありませんが、ウイルスが感染したり細菌感染が起こったりして軽い風邪などの症状が出ても、体内の免疫によって排除され治ってしまいます。こういったとき薬を飲んだりしますが、あくまでの補助的なものであり治すのは免疫の力です。若干体調が悪くなったりしたときでも、特に何もしなくてもよくなるのは免疫の力であり、人は思っている以上に免疫に頼って生きているのかもしれません。こういったさまざまな病気に負けないための免疫力は、日々の食事や生活習慣の改善によって、大幅に高めることができるそうです。しかし巷にあふれる健康や免疫力に関する知識は刻一刻とアップデートされ、間違った情報や古びてしまったものも少なくありません。もともと私たちの体には、外から入ってきた異物や病原微生物や、体内で発生したガン細...免疫力は食事によって高められる
人生100年時代といわれていますが、私もいつの間にか78歳という高齢になってしまいました。今の生活に不安があるわけではないのですが、いくつまで生きられるのかを気にする歳になったといえそうです。ここでは夫婦そろって健康に100年ライフを送るための医学的心得について紹介します。大事なのは、100歳まで今の身体のままでいられるわけではないというのを認識することです。老いは必ずやってくるし、時には車いすや寝たきり生活になるかもしれません。まずはそのイメージを持つことが大切です。そのうえで老後どんな健康状態になるかは、子育て世代といわれる30~40代が大きく影響していることも、しっかり意識しなければばりません。その時点で老後、老化、認知症と並べられてもリアリティがないかもしれませんが、健康的に過ごせるか否かの分岐点...健康を失う人が見落とす落とし穴
今年は孫が大学に入学しましたので、また若干入学試験などに注目していました。既に大学入試の半分が推薦入学になっており、今後は国立大学で推薦入試を拡大するでしょう。中学受験にしろ、高校受験にしろ頑張って難関校に進学するよりは、中堅私立から推薦で大学に行くほうが効率的では、と考える保護者が増えています。そんな中で、北陸地方の名門国立大学、新潟大学の総合型選抜で新しい動きがあり、注目されています。令和8年度の新潟大学の総合型選抜の入試要項が公表されましたが、これがなかなか目を引く内容でした。通常、国立大学の推薦入試では、出願要件として評定平均値4.3以上か共通テストの受験を求めます。ところが新潟大学の要項を見ると、経済学部と工学部は出願要件に評定平均値も求めませんし、共通テストも受験しなくてもいいとあります。経済...総合型選抜でもう入試に学力はいらない
私は囲碁が好きで、碁会所に行ったり友人たちと囲碁の会を開いたりしています。AIと人間(プロ棋士)を対戦させるとどちらが強いか、ということがよく行われていますが、両者が全く違った思考で囲碁に取り組んでいることはあまり知られていません。AIはよく考えれば正解にたどり着く問題を解くのが得意です。アルゴリズム問題とか論理的思考問題という言い方もしますが、系統立てて考えることで、正解や最適解を導くことができます。もう一方のいくら考えても正解にはたどり着かない問題ですが、このような問題はヒューリスティックな問題、あるいは創造的な問題といいます。アルゴリズム問題では、AIも人間も同じ解き方をしますが、ヒューリスティックな問題では、そのやり方が異なっています。そして大事な点は、この正解にはたどり着かない問題を解いても、求...AIとプロ棋士では囲碁のやり方がまるで違う
今年次男の家の孫が大学に入学しました。第一志望ではなかったようですが、本人も家族も満足しているようですのでよかったと一安心しています。孫が大学生になるまで生きていられたということは、若干感慨深いものがあります。夏は受験の天王山とも言われています。受験生にとって、夏の過ごし方が受験の成否に大きな影響があるとされているからです。近年はさまざまな受験方式が導入されるなど、受験の仕組みも複雑化しており、適切な受験情報を得ることも重要な要素となってきています。今年5月に実施された河合塾第1回全統共通テスト模試での志望校の記入状況を分析したところ、今年は文系学部の人気が高まっており、文高理低の傾向がみられたようです。コロナ禍の時期には、医療系を中心に資格取得にかかわる分野が人気を集めたこともあり、理系人気が高くなって...2026年受験生に文高理低の兆し
私の身近な人で膵臓ガンになった人はいませんが、なんとなく重篤なガンというイメージがあります。これはなかなか早期発見が難しいためのようですが、膵臓自身あまりよく知らないような気がします。膵臓は胃の後ろ側、脊髄の前に位置する、成人で長さ15~20センチ、重さ60~100グラムの臓器です。食べ物の消化に関与する消化酵素を分泌したり、血糖値を調節するホルモンを分泌したりしています。膵臓ガンは、膵臓細胞から発生するガンです。線ガンという組織型がほとんどで、多くは膵管に起こります。初期の段階から膵臓の周りのリンパ節や肝臓に転移しやすく、腹膜播種(腹腔内にガン細胞が広がること)が生じる場合があります。膵臓ガンは初期段階では症状に乏しく、進行すると腹痛・背中の痛みなどが認められるようになります。年齢別では、膵臓ガンの発症...膵臓ガンの早期発見は可能か
糖尿病というとギター仲間だったT君を思い出します。彼は若いころ糖尿病を発症し、それが原因で重い腎臓病となり透析になってしまいました。透析の話はいろいろしてくれましたが、かなり大変で腎臓病にはなりたくないと思っていました。T君はその後ガンを発症し、結局亡くなってしまいました。日本人の6人に1人が罹患しているといわれる2型糖尿病です。糖質や脂質を含む食習慣が主な原因ですが、それだけではなく運動不足も糖尿病を招く大きなファクターになっています。日本の糖尿病の患者数は、糖尿病を引き起こしやすいライフスタイルの広がりと、平均寿命の延伸による高齢者の増加が相まって、増加の一途となっています。食事などで摂取した糖質が、体内で処理しきれずに血液中に高濃度で残ってしまい、持続的な高血糖状態となります。その余分な糖が様々な細...糖尿病になりにくくなる運動のコツ
ついに今日が参議院選の投票日となりました。かみさんと期日前投票に行くかなどと言っていたのですが、結局行けず今日の午後にでも行くつもりです。国政選挙の投票は、民主主義の基本でありいわば国民の義務と考えていますが、どうも日本は投票率はあまり高くないようです。日本では現在法的に投票は義務付けられていませんが、海外には義務化されて投票しないと罰金が科される国もあります。世界には30か国以上、投票が義務化されている国があるとされています。その中から罰則が設けられている代表的な国を紹介します。・オーストラリア:1924年に連邦選挙法で投票義務制度を導入しました。連邦議会の公式サイトによると、きっかけは投票率の低さだったそうです。1922年の選挙で投票率が6割未満だったため、投票が義務化されました。投票を義務付けること...投票しないと罰金、義務化で投票率90%超の国
予防接種というと私は何年か前、新型コロナのワクチンを打って以来全くやっていませんが、帯状疱疹などいくつか予防接種はあるようです。基本的に現在健康だとあまり予防接種はする必要がないという考えが、予防接種後進国となっているのかもしれません。2009年当時は、日本は本当にワクチン後進国で、米国から20年は遅れていたようです。小児の髄膜炎を予防するインフルエンザ菌や肺炎球菌のワクチンも定期化されておらず、子宮頸ガンを予防するヒトパピローマウイルスのワクチンも定期接種ではありませんでした。そもそも定期と任意に分けているシステムそのものが日本独特で、有効性と安全性が確認されているワクチンが、推奨されず定期接種になっていないこと自体が不思議な制度でした。日本の予防接種行政には理念や原則やロジックがなく、小児の髄膜炎を減...予防接種の後進国である日本
私は昔からコーヒーが好きで、よく自分で入れていました。といってもほんどがインスタントコーヒーでしたが、最近はそれも面倒になり缶コーヒーを買ってきています。それでもいわゆるプルトップの蓋ではなく、スクリューコックで開け閉めができるタイプのものを選んでいます。このタイプはいわゆる微糖でそれほど甘くなく、身近なところにおいて置き飲みたくなると一口飲むという方法をとっています。これで平均すると1日に2缶ぐらい飲んでいるようです。毎日1,2杯のコーヒーの摂取は寿命を延ばすのに役立つかもしれませんが、それは飽和脂肪酸を含むコーヒークリームと砂糖を控えた場合に限るようです。私は別に健康を考えて飲んでいるわけではありませんが、私が飲んでいる缶コーヒーにはクリーム類はほとんど入っていないようです。新たな研究で、コーヒーの摂...寿命が延びるコーヒーの飲み方
参議院議員選挙の投票日が近付いてきましたが、私はこういった国政選挙に非常に興味を持っています。投票日に行われる開票速報を見るのが好きで、ウイスキーをちびちびやりながら見ることが大きな楽しみになっています。SNSでは与党の自民公明だけでなく、野党第一党の立憲民主もすべて反日と決めつけ、3党を激しく批判する投稿が相当な数に達しているようです。3党の名前と消費税の単語を加えて検索すると、生活苦の観点から批判する有権者の存在が浮かび上がります。自民党と公明党は公約で消費税減税に触れず、自民党は給付金を前面に打ち出しています。立民は、原則1年間食品にかかる消費税をゼロと訴えていますが、国民民主党や参政党ほど強く減税を主張していません。この結果、生活に苦しむ有権者は3党を批判しています。中には3党が参院選で勝利すると...現役世代が自公・立民ではなく参政党を支持する理由
このブログでも昔書いた気がしますが、私は宇宙にほとんど興味がありません。この理由ははっきりしませんが、宇宙には新しい発見がないということかもしれません。宇宙飛行士がプレッシャーと成長との関係について述べていますので、それを紹介します。競争社会の中で、人はいいプレッシャーを感じて成長するものだという成長神話があり、それがずっと鎮座しているようです。分かりやすい例として少年野球や高校野球があります。苦しい練習を耐えたから勝利に意味があるとか、あのプレッシャーを切り抜けたから成長できたのだとか、そういう価値観が根強く残っています。年長者は、今は大変かもしれないけれど、この難所を切り抜ければもう1段上に行けるから頑張れと声を掛けます。多くの人が経験することとしては、受験勉強もそうでしょう。ここを乗り切れば、この1...プレッシャーで人は成長するは本当か
全国の100歳以上の高齢者が過去最多を更新しました。日本人の平均寿命が伸び続けているいま、老化との向き合い方が人生の充実度を決めてしまいます。老化は全身にさまざまな現象を引き起こします。脳が老化すると神経細胞が減って、脳が委縮して認知症になります。心臓の心筋細胞が老化すると、心臓が収縮しなくなってポンプ機能が低下し、慢性心不全になってきます。腎臓は機能が落ちると尿を作る能力が低下し、半分以下になると腎不全になります。誰でも毎日体の中でガン細胞が生まれていますが、NK細胞や白血球、リンパ球が退治してくれるのでガンの発症が抑えられています。しかし免疫力が低下するとガンになりやすく亡くなる人も増えてきます。また誤嚥性肺炎や感染症で亡くなりやすくもなります。女性の老化には、女性ホルモンエストロゲンの減少が大きく関...放っておいてもいい老化・見逃すと危険な老化
何時も麻雀の日は、最寄り駅にある蕎麦屋でそばかうどんを食べていくのですが、いつもは早いのにこの日はなかなか出てこず、いつもの電車に乗り遅れてしまいました。ところが雀荘に行くエレベーター(雀荘は5階です)を待っていると、STさんが見え一緒に雀荘に入りました。すでにH君とSKさんは来ていましたが、遅くなったということにはならずに済みました。すぐに生ビールを頼み始めましたが、この日はいわゆる猛暑ではなかったのですが、麻雀をしながらのビールは格別です。さて注目の東1局ですが、比較的自摸がよく中盤前にタンヤオを聴牌しました。だまで上がって景気づけをするか迷いましたが、本日の運試しということでリーチをかけました。これは数巡後に無事自模り、幸先の良いスタートを切ることができました。この半荘はその後もあまり良い手はできま...比較的好調だった定例麻雀
私が就職するときは、全く就職活動などせずに決まってしまいました。私が卒論で所属していた研究室に何名か企業からの派遣研究者がいました。就職の時期が近づいたとき、その中のHさんからうちに来ないかと誘いを受けました。よく知らない会社でしたが、それなりの大企業で研究開発を目指す会社ということで、お願いし簡単に決まりました。最近学歴フィルターという言葉があるようですが、企業の人事がMARCH以上にしましょうなどと決めていることはないと思われます。ただボーダーラインはなくとも、限られた時間の中で人を採用ししていこうとなると、どうしても頭のいい学生が優先されるのでしょう。学歴フィルターだと、説明会すら大学名で判別されるという話もあるようです。全員が平等・公平、横並びでスタートなどないため、自分で工夫する力が大事かもしれ...大学と就職にまつわる噂を考える
私は吸入薬を毎日1回使用していますが、忘れないよう風呂から出てきた後に決めています。最近時間治療という概念が出てきて、薬を飲む時間が重要となっているようです。病気によって症状が悪化するタイミングが異なるため、その時間に合わせて服用すれば効果が高まるとしています。この考えは生体リズムという、体に元々備わっている仕組みを臨床の現場に取り入れ、薬物療法に生かすという非常に画期的なものです。生体リズムの研究自体は古くからおこなわれており、すでに300年前に興味深い報告がなされています。植物のオジギソウの葉が、約24時間周期のパターンで動き続けるということが発表されたのです。その後植物、動物および人間を対象に研究が続けられ、生体リズムのメカニズムが科学的に証明されました。1950年代に入ると、生体リズムの概念を取り...処方薬の朝服用にはなにも根拠がない
このブログにはあまり天候のことを書いたことはなかったのですが、今年の夏はあまりにも暑そうですので少し触れてみます。それでも私は大部分の時間を部屋の中で過ごしていますので、それほど暑さに苦労しているというわけではありません。また自宅の近辺は比較的涼しい地形となっているのか、部屋の中はエアコンを入れなくても29度以上になることはほとんどありません。8日(火)も危険な暑さが続いていて、北海道から九州にかけての28都道県に熱中症アラートが発表されています。ただこの危険な猛暑も一旦収束する気配が見えてきたようです。梅雨前線が復活し、ゆっくりと南下してくるためです。また新たな熱帯擾乱(じょうらん)の影響で、太平洋側を中心に大雨となる可能性もあり、これまでの猛暑の場が一変するかもしれません。この熱帯擾乱という言葉はあま...梅雨前線と熱帯擾乱で猛暑の場が変わる予想
私は若いころから低血圧気味で、100前後しかありませんでした。医師によれば何か症状があれば対処するが、特になければ放置しての良いということで何もせず暮らしていました。最近はさすがに歳をとり120程度となっていますが、血圧を気にする必要はなさそうです。降圧剤の問題点については、海外でもこのテーマに関する調査が発表されています。しかしなぜか日本の医学会は、これに注目していないのが現状のようです。2020年6月、英国に本部を置く医療研究団体のコクランが、高齢者が降圧剤を中止するとどのような影響がでるかと題する論文を発表しました。その結論は、・降圧剤を中止しても、死亡リスクにはほとんど影響しないか、全く影響しない、・入院や脳卒中のリスクにはほとんど影響しないか、全く影響しない、というものでした。コクランは今年3月...高齢者に降圧剤は必要ない
私はまだヨボヨボになってきたという実感はないのですが、ここでは牛乳を飲むことを推奨しています。牛乳は朝・昼・晩に飲むとそれぞれ異なる効果が得られ、ヨボヨボな老後を防げるだろうとしています。年齢を重ねると様々な変化と出くわし、悩むことが増えます。中でも多いのが睡眠の悩みで、布団に入っても眠れない、深夜に目が覚めてしまう、朝の目覚めがよくないなどさまざまです。睡眠には、体はリラックスしているけれど脳は活動していて情報などの整理をしているレム睡眠と、体も脳もリラックスしているノンレム睡眠があります。この二つがセットで90~110分サイクルを一晩に4~6回繰り返します。このサイクルがスムーズでないと眠りは浅くなります。またノンレム睡眠は浅い眠りから段階的に深くなるのが特徴ですが、その際深い眠りに到達できない場合が...熱中症予防に効果的な冷蔵庫にある定番の飲み物
私は大学の最先端技術を常に注視する必要がありましたので、多くの大学とかかわりを持ってきました。退職後の2校の非常勤講師はその縁でやったのですが、さすがにこの歳になると関わりがなくなっています。それでも私立大学の定員割れが6割に迫り、経営の悪化が指摘されているというのは気になるところです。実際日本の私立大学の多くが、今厳しい選択を迫られています。2024年度、私立の大学598校、短期大学272校のうち、入学者が定員に満たない定員割れは4年制大学で6割近く(354校)、短期大学では9割以上(249校)に及びました。収入の大半を学費に頼る私大にとって、定員割れは経営危機に直結する問題です。学生の募集停止も相次いでおり、高岡法科大学(富山県)、ルーテル学院大学(東京都)が2025年から、京都ノートルダム女子学院(...留学生増員も定員割れ私立大学6割
日本は糖尿病大国と呼ばれていますが、予備軍も含めた国内の患者数は約2000万人と推定されています。1型糖尿病は遺伝病としてよく知られていますが、生活習慣病だと思われている2型糖尿病も、実は遺伝の影響を大きく受けているそうです。数百万年間に地球上に人類の祖先たちが誕生したのち、長い年月を経て約6万年前、現在の祖先がアフリカの地から地球全体に広がっていきました。寒冷や高温多湿、あるいは食料の不足などの様々な環境条件に適応するということは、身体の形質や機能を生存に適するように改変することに等しいです。生活する環境に適応するために、祖先は遺伝子配列を少しずつ変えながら、今日に至っているのです。現在祖先から受け継いだ典型的な機能のひとつが、食糧が不足している条件でも、できるだけエネルギーを体に蓄えておく能力です。そ...遺伝的に糖尿病になりやすい人の特徴
セロトニンは、体内で合成される神経伝達物質です。情緒や食欲などの調節に必要な物質で、幸福感やリラックス感をもたらすことが知られています。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれるだけではなく、睡眠と覚醒のリズムを作るために必要なメラトニンというホルモンの生成にも使われており、睡眠の質の向上に関与しています。セロトニンを増やす方法はさまざまありますが、ここではサプリメントや漢方薬で補う方法について紹介します。食事・運動・生活習慣を整えつつ漢方薬を服用することで、セロトニン不足による不調をサポートするのもおすすめです。漢方薬は、心療内科でも自然由来の治療薬として使われています。セロトニン不足になる原因としては、ホルモンバランスの乱れやストレス、緊張、過労などが考えられます。そのためセロトニン不足による不調の対策には、...幸せホルモンセロトニンは漢方で補える
私は退職後も2つの大学の非常勤講師をするなど、いろいろ大学に関わってきました。今年は次男の長男(孫)が大学進学しましたので、また大学を注目していました。しかし大学の変化は大きく、とても把握することができない状況になっています。入学制度も推薦入試が増加し、指定校推薦や総合型選抜など、一般選抜以外の推薦入試での入学者が半数近くなっているようです。東北大学が2050年までにすべてを総合型選抜に移行すると公にコメントし話題となっています。これは25年後ですが、そのころには他の大学の入試もすべて総合型選抜をはじめとする推薦入試になっているかもしれません。2025年の大学入学者のうち半数が推薦入学組で、私立大学に限れば6割が推薦入学組になってきています。この理由として、これからの時代学力だけでなく他の能力も大切だ、と...大学が推薦入試を拡大せざるを得ない事情
歳をとると脳の機能が低下して認知症になるのはやむを得ないと思っていましたが、タイトルのようにアルコール性認知症というのもあるようです。これは文字通り、長時間にわたる過剰なアルコールの摂取によって引き起こされる認知障害のことです。アルコールというと一時的に酔っぱらうだけで、肝臓以外には影響は残らないと思っていましたが、どうもそれ程単純ではないようです。国立がんセンターからの報告によると、5年間飲酒を繰り返していると認知症になるリスクは1.34倍から1.96倍に上るとしています。厚生労働省のe-ヘルスネットでは、大量飲酒による認知障害をアルコール性認知症として、注意喚起を促しています。アルコール性認知症の代表的な症状は次の通りです。・記憶力の低下:アルコール性認知症の患者は、新しい情報を保持することが困難です...アルコール性認知症になりやすい人の特徴
私が勤務していた会社の大先輩は、緑内障から失明してしまいました。友人・知人にも緑内障と診断され、眼圧を下げる目薬で治療している人もいます。現在は多くの情報が視覚から入ってきますので、目の健康は重要性が増しているといえそうです。眼球の内部の圧力(眼圧)が高くなって視神経が傷つく緑内障は日本人の失明原因の1位です。眼圧を下げて進行を抑えることが治療の基本です。国内の患者は推定465万人に上り、加齢はこの病気になるリスクを高めます。目の中の前のほうは房水という透明な液体で満たされています。白目と黒目の境目の裏側で作られた房水は目に栄養を与え、出口にあたる目の表面近くの隅角と、その奥にあるフィルター状の組織線維柱帯を通って排出されます。この房水の流れが滞ると眼圧が上昇し、視神経が傷ついて視野が欠けてきます。この病...40歳以上は気をつけたい緑内障
かみさんの友人にもう何年も前から膝が痛みいろいろ治療している人がいます。しかし根本的にはよくならず、膝の人工関節手術しかなく踏み切るか迷っているようです。画像診断にはレントゲン撮影とMRI撮影がありますが、それぞれ得意な部分があります。・レントゲン撮影(単純X線検査)放射線を使って撮影する検査です。主に骨の異常や関節の状態を観察するのに有効です。例えば骨折やO脚、関節の隙間の消失などがわかります。しかしレントゲンでは骨の外見しか見ることができません。骨の内部や軟部組織の半月板や靭帯、軟骨などは見ることができません。・MRI撮影強力な磁石と電波を使って体内の組織を詳細に映し出します。骨だけでなく、半月板や軟骨、靭帯など、骨以外の組織まで見ることができるため、膝の痛みの原因を特定しやすくなります。たとえば半月...膝のMRI検査で何が分かる、レントゲンとの違い
もう30年以上前になりますが、インドに2週間ほど行ったことがあります。やはり問題は食事で、別に毎日カレーというわけではありませんが、すべてにスパイスが非常に効いておりすぐに嫌になりました。それでも外国人用レストランがあり、そこでは普通の食事と酒が飲めましたので、やや高いのですがほとんどそこで食べていました。タイトルのようにインド人は、カレーに含まれるクルクミンを食べているので認知症になりにくいという説があるようです。ただクルクミンは脳血管関門を通過できないといわれているようで、この説も怪しいのかもしれません。それでもこのクルクミンと同じような作用があり、関門を通過できるような薬物の研究が進み、GT863という化合物が開発されています。比較的高分子で脳血管関門を通過できないはずのクルクミンの作用がなぜ脳内で...なぜインド人は認知症になりにくいのか
もう50年も前ですが、パーキンソン病というと忘れられない思い出があります。当時私は会社の研究所でDOPAというクスリの研究をしていました。このことを友人のお父さんの医師に話したところ、ぜひ持ってきてほしいと頼まれました。深く考えず精製DOPAを何グラムか持ってきたところ、この先生の重篤な患者に投与したようです。すると患者のかなり重い症状がよくなったと喜んでいました。この時期はパーキンソン病の薬はなく、DOPAが効くかもしれないといわれていた時期ですので、この行為はかなりの法律違反になります。別に問題にもなりませんでしたが、この数年後にやっとDOPAが承認されました。パーキンソン病は、1817年に初めて報告された病気で、脳の神経細胞の一部の働きが悪化し体をうまくコントロールできなくなる難病のひとつです。有病...パーキンソン病の原因となりやすい人の特徴
じめじめした蒸し暑い梅雨の時期は、カビが発生しやすいとされています。ただ自宅ではどこかにカビが生えたなどという経験はあまりなく、風呂場のタイルの目地が若干変色したのがカビなのかもしれません。カビは湿度が高いだけでは発生せず、水がないとだめです。風呂や水道の蛇口といった乾きにくいところにカビが生えやすくなります。冬は寒暖差で結露した窓などが要注意で、年間を通してカビ対策は必要です。カビを防ぐには、水分をふき取り水がない環境にすればカビは生えませんが、手垢のような養分が少しあるだけでカビは増えてしまいます。カビはキノコのように、胞子で空気中を舞っているため、建物の中に入れないのはほぼ不可能です。体に良いカビとしては、麴菌は日本特有のカビで、病原性がない特殊な菌として食品に使われています。日本酒やみそ、醤油など...梅雨の時期に知っておきたいカビ対策
最近かみさんはエコー検査やMRIなどガンの早期発見に努めていますが、私はもうあきらめようかと思っています。私はもう手術はできませんし、副作用の多い抗がん剤などやりたくもないので、痛み止めなどの緩和療法だけにしようと思っています。ガンには、生活習慣病によるものと感染症によるものとの2つのタイプがあります。感染症によるものといっても、ガンが直接うつったりはしません。たとえばC型やB型肝炎ウイルスの感染で慢性肝炎に罹患した場合、その一部が肝臓ガンを発症することがあるということです。世界がん研究基金が2007年に、腎臓ガン、膵臓ガン、子宮体ガン、大腸ガン、乳ガンの6つとおそらく胆のうガンを加えた7つのガンには肥満がかかわっている、と報告しています。リスクを下げるには適正体重の維持が肝要であり。BMIを20~25未...軽度の高血糖でもガンのリスクを高める
私はうつ病というのは、気分の問題程度のそれほど重篤ではない病気と思っていました。ところが退職後務めた研究所で隣の実験室を使っている若手がうつ病を発症しました。その行動を見ていると私の認識は間違っており、非常に大変な病気であることがわかりました。最近アメリカの大学が、うつ病と診断後における心不全のリスクの関連性について研究結果を発表したという記事を見ました。2025年5月にヴァンダービルト大学医療センターの研究員らが、うつ病とうつ病診断後の心不全リスクに関する研究結果を発表しました。この研究はアメリカ退役軍人省(VA)のコホートデーターを用いて行われ、対象となったのは1945年~1965年に生まれ、2000~2015年の間にVA医療システムを利用した退役軍人284万人以上です。研究の目的は、退役軍人における...うつ病が及ぼす心臓への悪影響
タイトルの病気は希少疾患で、私の周りにも聞いたことがなく全く知らない病気です。この病気の記事を読んだとき、なかなか難しく興味を持ちましたので、ここで紹介します。遺伝性血管性浮腫(HAE)は、腫れやむくみが顔や手足、消化管、のどなど体のさまざまな部位に発作として起こる希少疾患です。咽頭周囲の発作は、死に至るリスクもあるようです。治療法はありますが、医療関係者の認知度は低く、専門医はこの病気への啓発を進め、早期診断・発見が大事だと強調しています。HAEは、C1-INHというタンパク質の機能低下や欠損が原因です。ブラジキニンという物質が血管から液体を漏らし、血管浮腫を生じさせます。日本の患者は5万人に1人とされ、多くが10代に発症します。皮膚や顔がパンパンに腫れ上がり、アレルギーの症状とは異なります。消化器の場...命に関わる遺伝性血管性浮腫
私はガンの発生原因は、細胞が分裂する際に遺伝子が複製されるとき間違ってしまうことという、コピーミス説に賛成しています。この傍証としては、ほとんど細胞分裂をしない心臓にはガンが発生しないことが上げられます。最近は胃ガンがヘリコバクター・ピロリによって引き起こされるという説が主流になっていますが、ピロリ菌を完全に除菌しても上記コピーミスによってガンは発生するので、胃ガンを完全に抑えることはできないでしょう。ピロリ菌は胃の中に生息する細菌の一種で、胃炎や胃潰瘍、さらには胃ガンの原因菌としても知られています。特に日本では、かつての水道環境の影響から、中高年層を中心に感染していると推計されています。感染率が高いとされるのは40歳以上の世代です。特に若いころ井戸水や簡易水道を使っていた経験のある人は、感染のリスクが高...胃ガンの原因ピロリ菌の検査を
このブログでも何回か書いたような気がしますが、私は歩くのがかなり嫌いです。少し離れた集積所にごみを出すのも自転車を使っています。別に疲れるとか苦しくなったりするわけでもないのですが、歩いていくということに嫌な気分となります。もちろん階段も嫌いで、エスカレーターやエレベーターがあれば必ず利用しています。階段を上ることは、一時肺が悪くなった時やや息苦しくなるというのが原因かもしれません。ここでは主に階段を使うデメリットについて紹介します。階段は多くの健康効果が期待できますが、実は逆効果になる人もいます。階段の上り下りは、足腰と心臓への負担が大きい動作です。それらを鍛える一方で以下の人は階段を運動代わりにすることは避けたほうがいいと思われます。・すでに膝やまた間接に変形性関節症や痛みがある人、・心臓や肺に病気が...階段を使うと健康になる人、かえって危険な人
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このブログが終了となりますので、アメーバブログに「kgmshy05]のブログとして掲載しています。興味のある方はそちらをご覧くださいごっとさんhttps://ameblo.jp/kgmshy05/まだ私は認知症らしき症状は出ていませんが、78歳になるとそろそろ心配になってきます。母は80歳ぐらいから発症し、89歳で亡くなるまでそれほどひどくはなりませんでしたが、徐々に壊れていくのを見るのはつらいものでした。ここでは認知症予防に効果的といわれる食材について考えてみます。認知症予防に効くといわれる食品はいくつかあります。その中でも今回は大規模調査によって認知症発症のリスクを低下させることが判明した、認知症になりにくいとっておきの食品を取り上げます。まずは「カレー」ですが、以前からカレーに使われるスパイスのうち...認知症になりにくい人が食べている身近な食べ物
少子化問題はこのブログでも時々取り上げていますが、私は若者の結婚数の減少がその原因ではないかと思っています。若い男性には結婚願望があるようですが、女性にその気がないといわれています。現在は誰もが自由な恋愛ができる環境にあるようですが、自由な恋愛はしばしばとても不平等な結果を生みます。恋愛強者3割の法則といわれるように、恋愛力のある割合は今も昔も3割程度しかいません。自由に恋愛してもいいと言われても、必ずしも全員それが可能になるわけではありません。さらに恋愛が自由市場になったことで、恋愛力だけでなく前提としての経済力が必要となってしまいました。自由な恋愛の世界の扉を開けるためには、まずお金が必要になっているのです。結婚できるかどうかはすべてお金で決まるとまではいきませんが、結果としてその可否にお金が大きく左...日本の少子化が止まらない本当の原因
トランプが大統領に就任してすぐ、ロシアのウクライナ侵攻を停戦する動きを見せていましたが、一向に進展する気配がありません。プーチン大統領は2024年6月の外務省演説において、停戦に向けたロシアなりの条件を提示していました。プーチンが主張するのは、(1)現在戦場になっているウクライナ南部の4州(ルハンシク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソン)を未占領地区も含めて丸ごとロシアに引き渡すこと、(2)ウクライナがNATOに加盟しないと約束することの2点です。この2点を呑むと表明すれば停戦交渉のテーブルに着く、と言っています。重要なことは、これがテーブルに着くための条件であって、戦闘を停める条件だとは言っていない点です。実際プーチンは6月の外務省演説でも、その他の場所でもウクライナ戦争の最終目的は別にあると公言してきま...トランプによるウクライナ停戦交渉の真の意図
タイトルの意味は、父親の脂っこいものが好きという遺伝情報が伝わるという当然のことではなく、脂っこいものを食べるとその情報が遺伝子に残り、子供が肥満や糖尿病リスクに影響を与えるという、ドイツの研究者の報告です。研究チームは6週齢のマウスに脂肪分60%という高脂肪食を2週間与え、その精子と子孫を詳細に分析しました。その結果、父親の高脂肪食により生まれた子のマウスで血糖値調節機能の異常とインスリン抵抗性を確認しました。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。鍵となるのは精子の中にあるミトコンドリアRNAという物質です。ミトコンドリアは細胞のエネルギー工場のような働きをする小器官で、独自の遺伝情報を持っています。高脂肪食を摂取すると、精子のミトコンドリアが正常に働かなくなり、その代償として特定のRNAが増加し蓄積...父親の脂っこい食事、精子を介して子供に影響
現在私の家はかみさんと二人暮らしですが、どちらかが認知症になった場合どうするかはさし迫った問題かもしれません。残ったほうが介護をするのか、老人ホームに入居してしまうのかなかなか決断できません。ここではケアワークスが行った老人ホームに関する意識調査を参照しながら、リアルな老後について紹介します。将来老後はどのような暮らし方が理想ですかという質問に対して、できる限り自宅で暮らしたいが40.3%で最も多い結果となりました。次いで必要になったら老人ホームに入りたいが22.0%、わからない/考えたことがないが32.0%、早めに老人ホームに入って安心したいが5.7%という順番でした。老人ホームに入居を希望する人は全体の27.7%にとどまり、多くの人が可能な限り自宅での生活を続けたいと考えていることが明らかになりました...理想の老後について老人ホームに対するイメージ
私の息子たち2人は、いわゆる就職氷河期の真っただ中で卒業しました。それでも長男は獣医の資格を持っており、次男は学生時代から救命救急士を目指していましたが、無事二人とも公務員となり、現在に至っています。大不況の1993~2004年に卒業した就職氷河期世代は、現在40~50代で、1700万人以上いるとされます。ものすごく損をした悲惨な世代というイメージが定着し、7月の参院選でも各党が氷河期世代支援策を打ち出していました。確かに氷河期の就職は大変だったようですが、巷でいわれるような大半の人が就職できず、その後も非正規を転々、低年収で年金も少なく、老後は生活保護しかないといった世代像は、現実と全く違っているようです。ここでは丹念にデータを追い、氷河期世代の意外な実像を明らかにしています。・大企業に就職した大卒は、...就職氷河期時代は不幸と煽られすぎか
胃や大腸の内視鏡検査が一般的になってきましたが、私はこの歳になるまで一度も受けたことがありません。昔勧められたことはありましたが、喉にチューブを入れるのに抵抗があり、結局受けませんでしたが特に問題なく過ごしています。内視鏡検査は胃や腸の内部を直接見ることができる検査で、多くの病気の早期発見につながります。内視鏡検査は、体内に先端がカメラになっている細い管を挿入し、消化管の状態を直接観察できる検査です。特に胃カメラ(上部消化管内視鏡)や大腸カメラ(大腸内視鏡)が一般的で、そこから得られる情報は非常に多岐にわたります。胃に粘膜にできる小さなできものがポリープです。胃ポリープには過形成性ポリープ・腺腫性ポリープ・炎症性ポリープなど複数の種類があり、多くは良性ですが中には形や大きさの変化を伴い悪性が疑われるものも...内視鏡検査で見つかる病気トップ3
私も78歳となり、認知症を心配していますが、これといった予防法はないようです。私の母は80歳を過ぎたころ認知症を発症しましたが、89歳で亡くなるまでそれほどひどくはなりませんでした。認知症は特別な人の病気ではなく、誰にとっても身近な問題です。近年では何気ない生活アイテムや日常習慣が、認知症のリスクと関係している可能性があることが指摘されています。喫煙や過度の飲酒ももちろん認知症のリスク要因として知られていますが、実は難聴は人口当たりでは最も大きなリスクとされているのです。開始時点で認知機能が正常な人々を対象に、25デシベル以上の聴力障害がある群とそうでない群を比較した8年間の追跡調査では、聴力に問題がある人の認知症リスクが1.9倍にまで上昇することが分かりました。加えて中年期における聴力低下が、脳の記憶を...認知症リスクを高める意外な要因
私の家ではちょうど30歳の時長男が生まれ、その後すぐ次男ができました。私もそれなりに育児を手伝いましたが、やはり母性というのはすごいと感じました。この母性とは何かについて、最新研究を見ると母性は女性に特有の本能ではない。子供の世話を積極的ににする中で、母性は誰にでも生まれてくることが分かっているという説もあります。またある心理学者は、母性が生得的な本能であるという考えを否定しています。個体の発達は人生の初期段階であっても、遺伝子で決定される身体的成熟だけでなく、個体の広い意味での全体的な経験にも左右されるとしています。発達とは人生のある段階が次の段階に影響を与えながら段階的に進行するもので、遺伝子や環境要因を含むあらゆる種類の刺激が切り離せない形で融合されると述べています。今日では基本的なことともなされて...母性=女性だけが持つ本能ではない
このブログでも時々学歴を取り上げていますが、現在が学歴社会であることは確かなようです。ただ私は良い学歴でなければできない研究職でしたので、あまり実感としてはよくわかりません。こういう話ではFラン大学という言葉がよく出ますが、これがいわゆる底辺の大学であることは確かですが、なんでその名がついたかはよく分かりません。新卒採用で見たらFラン大卒は厳しいようです。ステータスとしては大卒のプラス要素よりも、Fランのマイナス要素が上回ってしまうこともあり、その点の現実は厳しいでしょう。それでも社会で一番大事な評価軸は実績です。Fラン大卒だろうが、名門大卒だろうが、高卒だろうが実績を出した人が評価されます。学歴があることによって、社会に出るスタート位置は前のほうかもしれませんが、それはその後の成功を約束するものではあり...学歴は人生を左右するものなのか
私の家ではかみさんも家計簿などつけていませんが、大体の1月の収支が分かるようにしています。それは単純にすべての収入や支出をひとつの銀行口座に集めるようにしていることです。光熱費をはじめとして、すべての引き落としをこの口座にまとめています。月初めに一定の現金を下ろし、二人の小遣いや現金支払いが必要なものに当てています。クレジットカードも2,3枚ありますが、この引き落としもこの口座にしてあります。この口座の入出金明細を見ると、その1か月に使った金額がわかり、大体の家計簿的な役割を果たしています。私とかみさんの年金だけでは不足することも多いのですが、その場合は別の口座から振り込み、この家計簿口座は常に一定の金額になるようにしています。この入出金明細はエクセルに入れてありますので、過去の傾向と比較することもできま...買い物時などで格差を感じるのはどんな瞬間
自宅の立地は風雨などの災害には非常に強く、比較的安心できる地域ですが地震に対しては全く無力です。最近は地震について色々取りざたされていますが、私が生きている間は発生しないことを祈っています。北海道から関東で沈み込む太平洋プレートから上に伸びる新たな地震帯である「前弧地震帯」を東北大学と東京大学などのグループが見つけました。海底地震観測網の約4年半のデータをAIで深層学習することで、東日本太平洋の沖合で従来分かっていた約6倍の数の地震を検出しました。前弧地震帯では、プレートから抜け出た水がプレート境界をゆっくり滑らせて巨大地震の拡大を食い止める一方、地表近くまで上昇した水が直下型地震を起こす可能性があります。今後地震活動の分布など特徴や水の役割をより詳細に明らかにすることで、巨大地震や直下型地震の分布や発生...北海道から関東の沖合に新たな地震帯
私は昔は読書が大きな趣味で、よく図書館に行って数冊借りてきて読み終わるとまた行くを繰り返していました。これをいつ頃からやらなくなったのかよく分かりませんが、色々PCの記事を読むようになってからかもしれません。何かを読むことは考えることですが、近年ものを読む人が減少し、反応的な文化が日常化しています。8月に「読書する人は20年前より40%減少している」と題する記事が掲載されました。フロリダ大学の研究によれば、2003年から2023年までの20年間で、個人的な目的で読書をするアメリカ人の割合は28%から16%にまで減少しました。これは読書人口の割合が40%以上も減少したことを意味します。こうした読書離れは、スマートフォンやSNSの普及と歩調を合わせて進んでいることを示す調査もあります。米国の心理学者は、スマホ...読書する人が20年で4割減った
私は78歳と後期高齢者になってしまいましたが、それほど脳が衰えたという実感はありません。それほど脳を酷使するようなことはやっていませんが、このブログの原稿を書くのにやや時間がかかるようになったような気もします。脳の若さを保ち、80歳を過ぎても好奇心を持ち続け、学びを楽しむ人たちが実践していることがあるようです。脳の老化現象はずっと前から始まっており、高齢になってから起きるわけではありません。脳の活動のピークは次のように言われています。もちろん個人差があるので、皆が同じということはありませんが、ハーバード大学での研究機関で調査したデータは以下のようです。(1)情報処理能力のピーク18歳、(2)人の名前を覚える力のピーク22歳、(3)顔を覚える力のピーク32歳、(4)集中力のピーク43歳、(5)相手の気持ちを...能力別に見た脳の最盛期年齢
今年の夏は本当に極暑で、外に出るのが嫌になるほどでしたが、この日はやや暑さが治まった感じがありました。いつものように駅の近くで昼食をとってから雀荘に向かいましたが、やや時間がかかり12時40分ぐらいになってしまいました。H君とSTさんは来ていましたが、SKさんがまだで一服しながら雑談をしていました。すぐにSKさんも見え、いつものようにビールで乾杯して始めました。暑い日に涼しい雀荘で、ビールを飲みながらタバコを吸い好きな麻雀をするというのは至福の時といえそうです。拘っている東の1局ですが、配牌はまあまあでしたが自摸が悪く全く進めないうちにSTさんに上がられてしまいました。その後も手が悪い状況は続きましたが、役もなく何とか聴牌したのでリーチをかけたところ、うまく裏ドラが乗り満貫まで行ったりしましたので、この局...少し涼しくなった定例麻雀
私は78歳になり、運転免許返納を考える歳になりました。特に車の運転に自信がなくなったりはしていませんが、自宅の車庫に入れるときこすったりが出るようになっています。ただ自宅は駅には近いのですが、公共交通があまりよくなく、車必須の地域ですのでまだ迷っています。それでもこのところなるべく車を使わずに過ごしていますが、やはりかなり行動が制限されてしまうようです。高齢ドライバーによる交通事故が相次ぐなか、運転免許の自主返納を促す動きが全国的に加速しています。1998年に制度が導入されて以降、返納者は年々増加し、中でも75歳以上の高齢者が占める割合は顕著に伸びています。背景にあるのは、加齢に伴う判断力や注意力、反応速度の低下です。高齢者が引き起こす事故の中には、ブレーキとアクセルのふみ間違いや、一時停止の見落としなど...まだ大丈夫が最も危ない高齢者の運転免許返納
このブログでは、税金の話などあまり取り上げていませんが、参院選で負けた与党から消費税減税の話が出ていますのでここでは消費税の話を取り上げます。なぜ政府が消費税にこだわるのかといえば、安定財源だからというのが答えのようです。財務省は「もっと知りたい税のこと」(2024年6月)で、社会保障制度を次世代に引き継ぐためには安定的な財源の確保が必要であり、消費税が中心的役割を担うと説明しています。受益する社会保障の負担を世代全体で分かち合うために幅広く薄く徴収される仕組みが不可欠であると強調し、消費税を景気変動に左右されにくい安定財源と位置付けています。現役世代への過度な負担集中を避けられるという理屈が掲げられています。この理屈は誤りであり、消費税の実態は不況時でも国民生活に不可欠な消費行動を通じて、容赦なく徴収さ...なぜ政府は消費税にこだわるのか
人生100年時代といわれていますが、私もいつの間にか78歳になってしまいました。この歳になるとそれほど長生きをしたいという気はなくなり、平均寿命が男性は81.1歳ですので、その程度で十分のような気がしています。日本人の健康寿命は2019年の調査では女性が75.4歳、男性が72.7歳とされています。健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義されていますので、70代で健康上の制限を受ける人が多いことがわかります。ただ私はまだ健康上の制限を受けていませんし、同年代の友人もそんな気配はありませんので、どの程度正確な数字なのかを疑っています。80代、90代でも健康上の制限を受けず、活動的な生活を送っている人も大勢います。こういう人をスーパーエイジャーと呼びます。スーパーエイジャーとは...年齢より20歳以上若い脳を持つ人の共通点
現在私の家はかみさんと二人暮らしですが、どちらかが認知症になった場合どうするかは迫ったの問題かもしれません。残ったほうが介護をするのか、老人ホームに入居してしまうのかなかなか決断できません。ここではケアワークスが行った老人ホームに関する意識調査を参照しながら、リアルな老後について紹介します。将来老後はどのような暮らし方が理想ですかという質問に対して、できる限り自宅で暮らしたいが40.3%で最も多い結果となりました。次いで必要になったら老人ホームに入りたいが22.0%、わからない/考えたことがないが32.0%、早めに老人ホームに入って安心したいが5.7%という順番でした。老人ホームに入居を希望する人は全体の27.7%にとどまり、多くの人が可能な限り自宅での生活を続けたいと考えていることが明らかになりました。...理想の老後について老人ホームに対するイメージ
私は昔からコーヒーが好きで、よく自分で入れていました。といってもほんどがインスタントコーヒーでしたが、最近はそれも面倒になり缶コーヒーを買ってきています。それでもいわゆるプルトップの蓋ではなく、スクリューコックで開け閉めができるタイプのものを選んでいます。このタイプはいわゆる微糖でそれほど甘くなく、身近なところにおいて置き飲みたくなると一口飲むという方法をとっています。これで平均すると1日に2缶ぐらい飲んでいるようです。毎日1,2杯のコーヒーの摂取は寿命を延ばすのに役立つかもしれませんが、それは飽和脂肪酸を含むコーヒークリームと砂糖を控えた場合に限るようです。私は別に健康を考えて飲んでいるわけではありませんが、私が飲んでいる缶コーヒーにはクリーム類はほとんど入っていないようです。新たな研究で、コーヒーの摂...寿命が延びるコーヒーの飲み方
参議院議員選挙の投票日が近付いてきましたが、私はこういった国政選挙に非常に興味を持っています。投票日に行われる開票速報を見るのが好きで、ウイスキーをちびちびやりながら見ることが大きな楽しみになっています。SNSでは与党の自民公明だけでなく、野党第一党の立憲民主もすべて反日と決めつけ、3党を激しく批判する投稿が相当な数に達しているようです。3党の名前と消費税の単語を加えて検索すると、生活苦の観点から批判する有権者の存在が浮かび上がります。自民党と公明党は公約で消費税減税に触れず、自民党は給付金を前面に打ち出しています。立民は、原則1年間食品にかかる消費税をゼロと訴えていますが、国民民主党や参政党ほど強く減税を主張していません。この結果、生活に苦しむ有権者は3党を批判しています。中には3党が参院選で勝利すると...現役世代が自公・立民ではなく参政党を支持する理由
このブログでも昔書いた気がしますが、私は宇宙にほとんど興味がありません。この理由ははっきりしませんが、宇宙には新しい発見がないということかもしれません。宇宙飛行士がプレッシャーと成長との関係について述べていますので、それを紹介します。競争社会の中で、人はいいプレッシャーを感じて成長するものだという成長神話があり、それがずっと鎮座しているようです。分かりやすい例として少年野球や高校野球があります。苦しい練習を耐えたから勝利に意味があるとか、あのプレッシャーを切り抜けたから成長できたのだとか、そういう価値観が根強く残っています。年長者は、今は大変かもしれないけれど、この難所を切り抜ければもう1段上に行けるから頑張れと声を掛けます。多くの人が経験することとしては、受験勉強もそうでしょう。ここを乗り切れば、この1...プレッシャーで人は成長するは本当か
全国の100歳以上の高齢者が過去最多を更新しました。日本人の平均寿命が伸び続けているいま、老化との向き合い方が人生の充実度を決めてしまいます。老化は全身にさまざまな現象を引き起こします。脳が老化すると神経細胞が減って、脳が委縮して認知症になります。心臓の心筋細胞が老化すると、心臓が収縮しなくなってポンプ機能が低下し、慢性心不全になってきます。腎臓は機能が落ちると尿を作る能力が低下し、半分以下になると腎不全になります。誰でも毎日体の中でガン細胞が生まれていますが、NK細胞や白血球、リンパ球が退治してくれるのでガンの発症が抑えられています。しかし免疫力が低下するとガンになりやすく亡くなる人も増えてきます。また誤嚥性肺炎や感染症で亡くなりやすくもなります。女性の老化には、女性ホルモンエストロゲンの減少が大きく関...放っておいてもいい老化・見逃すと危険な老化
何時も麻雀の日は、最寄り駅にある蕎麦屋でそばかうどんを食べていくのですが、いつもは早いのにこの日はなかなか出てこず、いつもの電車に乗り遅れてしまいました。ところが雀荘に行くエレベーター(雀荘は5階です)を待っていると、STさんが見え一緒に雀荘に入りました。すでにH君とSKさんは来ていましたが、遅くなったということにはならずに済みました。すぐに生ビールを頼み始めましたが、この日はいわゆる猛暑ではなかったのですが、麻雀をしながらのビールは格別です。さて注目の東1局ですが、比較的自摸がよく中盤前にタンヤオを聴牌しました。だまで上がって景気づけをするか迷いましたが、本日の運試しということでリーチをかけました。これは数巡後に無事自模り、幸先の良いスタートを切ることができました。この半荘はその後もあまり良い手はできま...比較的好調だった定例麻雀
私が就職するときは、全く就職活動などせずに決まってしまいました。私が卒論で所属していた研究室に何名か企業からの派遣研究者がいました。就職の時期が近づいたとき、その中のHさんからうちに来ないかと誘いを受けました。よく知らない会社でしたが、それなりの大企業で研究開発を目指す会社ということで、お願いし簡単に決まりました。最近学歴フィルターという言葉があるようですが、企業の人事がMARCH以上にしましょうなどと決めていることはないと思われます。ただボーダーラインはなくとも、限られた時間の中で人を採用ししていこうとなると、どうしても頭のいい学生が優先されるのでしょう。学歴フィルターだと、説明会すら大学名で判別されるという話もあるようです。全員が平等・公平、横並びでスタートなどないため、自分で工夫する力が大事かもしれ...大学と就職にまつわる噂を考える
私は吸入薬を毎日1回使用していますが、忘れないよう風呂から出てきた後に決めています。最近時間治療という概念が出てきて、薬を飲む時間が重要となっているようです。病気によって症状が悪化するタイミングが異なるため、その時間に合わせて服用すれば効果が高まるとしています。この考えは生体リズムという、体に元々備わっている仕組みを臨床の現場に取り入れ、薬物療法に生かすという非常に画期的なものです。生体リズムの研究自体は古くからおこなわれており、すでに300年前に興味深い報告がなされています。植物のオジギソウの葉が、約24時間周期のパターンで動き続けるということが発表されたのです。その後植物、動物および人間を対象に研究が続けられ、生体リズムのメカニズムが科学的に証明されました。1950年代に入ると、生体リズムの概念を取り...処方薬の朝服用にはなにも根拠がない
このブログにはあまり天候のことを書いたことはなかったのですが、今年の夏はあまりにも暑そうですので少し触れてみます。それでも私は大部分の時間を部屋の中で過ごしていますので、それほど暑さに苦労しているというわけではありません。また自宅の近辺は比較的涼しい地形となっているのか、部屋の中はエアコンを入れなくても29度以上になることはほとんどありません。8日(火)も危険な暑さが続いていて、北海道から九州にかけての28都道県に熱中症アラートが発表されています。ただこの危険な猛暑も一旦収束する気配が見えてきたようです。梅雨前線が復活し、ゆっくりと南下してくるためです。また新たな熱帯擾乱(じょうらん)の影響で、太平洋側を中心に大雨となる可能性もあり、これまでの猛暑の場が一変するかもしれません。この熱帯擾乱という言葉はあま...梅雨前線と熱帯擾乱で猛暑の場が変わる予想
私は若いころから低血圧気味で、100前後しかありませんでした。医師によれば何か症状があれば対処するが、特になければ放置しての良いということで何もせず暮らしていました。最近はさすがに歳をとり120程度となっていますが、血圧を気にする必要はなさそうです。降圧剤の問題点については、海外でもこのテーマに関する調査が発表されています。しかしなぜか日本の医学会は、これに注目していないのが現状のようです。2020年6月、英国に本部を置く医療研究団体のコクランが、高齢者が降圧剤を中止するとどのような影響がでるかと題する論文を発表しました。その結論は、・降圧剤を中止しても、死亡リスクにはほとんど影響しないか、全く影響しない、・入院や脳卒中のリスクにはほとんど影響しないか、全く影響しない、というものでした。コクランは今年3月...高齢者に降圧剤は必要ない
私はまだヨボヨボになってきたという実感はないのですが、ここでは牛乳を飲むことを推奨しています。牛乳は朝・昼・晩に飲むとそれぞれ異なる効果が得られ、ヨボヨボな老後を防げるだろうとしています。年齢を重ねると様々な変化と出くわし、悩むことが増えます。中でも多いのが睡眠の悩みで、布団に入っても眠れない、深夜に目が覚めてしまう、朝の目覚めがよくないなどさまざまです。睡眠には、体はリラックスしているけれど脳は活動していて情報などの整理をしているレム睡眠と、体も脳もリラックスしているノンレム睡眠があります。この二つがセットで90~110分サイクルを一晩に4~6回繰り返します。このサイクルがスムーズでないと眠りは浅くなります。またノンレム睡眠は浅い眠りから段階的に深くなるのが特徴ですが、その際深い眠りに到達できない場合が...熱中症予防に効果的な冷蔵庫にある定番の飲み物
私は大学の最先端技術を常に注視する必要がありましたので、多くの大学とかかわりを持ってきました。退職後の2校の非常勤講師はその縁でやったのですが、さすがにこの歳になると関わりがなくなっています。それでも私立大学の定員割れが6割に迫り、経営の悪化が指摘されているというのは気になるところです。実際日本の私立大学の多くが、今厳しい選択を迫られています。2024年度、私立の大学598校、短期大学272校のうち、入学者が定員に満たない定員割れは4年制大学で6割近く(354校)、短期大学では9割以上(249校)に及びました。収入の大半を学費に頼る私大にとって、定員割れは経営危機に直結する問題です。学生の募集停止も相次いでおり、高岡法科大学(富山県)、ルーテル学院大学(東京都)が2025年から、京都ノートルダム女子学院(...留学生増員も定員割れ私立大学6割
日本は糖尿病大国と呼ばれていますが、予備軍も含めた国内の患者数は約2000万人と推定されています。1型糖尿病は遺伝病としてよく知られていますが、生活習慣病だと思われている2型糖尿病も、実は遺伝の影響を大きく受けているそうです。数百万年間に地球上に人類の祖先たちが誕生したのち、長い年月を経て約6万年前、現在の祖先がアフリカの地から地球全体に広がっていきました。寒冷や高温多湿、あるいは食料の不足などの様々な環境条件に適応するということは、身体の形質や機能を生存に適するように改変することに等しいです。生活する環境に適応するために、祖先は遺伝子配列を少しずつ変えながら、今日に至っているのです。現在祖先から受け継いだ典型的な機能のひとつが、食糧が不足している条件でも、できるだけエネルギーを体に蓄えておく能力です。そ...遺伝的に糖尿病になりやすい人の特徴
セロトニンは、体内で合成される神経伝達物質です。情緒や食欲などの調節に必要な物質で、幸福感やリラックス感をもたらすことが知られています。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれるだけではなく、睡眠と覚醒のリズムを作るために必要なメラトニンというホルモンの生成にも使われており、睡眠の質の向上に関与しています。セロトニンを増やす方法はさまざまありますが、ここではサプリメントや漢方薬で補う方法について紹介します。食事・運動・生活習慣を整えつつ漢方薬を服用することで、セロトニン不足による不調をサポートするのもおすすめです。漢方薬は、心療内科でも自然由来の治療薬として使われています。セロトニン不足になる原因としては、ホルモンバランスの乱れやストレス、緊張、過労などが考えられます。そのためセロトニン不足による不調の対策には、...幸せホルモンセロトニンは漢方で補える
私は退職後も2つの大学の非常勤講師をするなど、いろいろ大学に関わってきました。今年は次男の長男(孫)が大学進学しましたので、また大学を注目していました。しかし大学の変化は大きく、とても把握することができない状況になっています。入学制度も推薦入試が増加し、指定校推薦や総合型選抜など、一般選抜以外の推薦入試での入学者が半数近くなっているようです。東北大学が2050年までにすべてを総合型選抜に移行すると公にコメントし話題となっています。これは25年後ですが、そのころには他の大学の入試もすべて総合型選抜をはじめとする推薦入試になっているかもしれません。2025年の大学入学者のうち半数が推薦入学組で、私立大学に限れば6割が推薦入学組になってきています。この理由として、これからの時代学力だけでなく他の能力も大切だ、と...大学が推薦入試を拡大せざるを得ない事情
歳をとると脳の機能が低下して認知症になるのはやむを得ないと思っていましたが、タイトルのようにアルコール性認知症というのもあるようです。これは文字通り、長時間にわたる過剰なアルコールの摂取によって引き起こされる認知障害のことです。アルコールというと一時的に酔っぱらうだけで、肝臓以外には影響は残らないと思っていましたが、どうもそれ程単純ではないようです。国立がんセンターからの報告によると、5年間飲酒を繰り返していると認知症になるリスクは1.34倍から1.96倍に上るとしています。厚生労働省のe-ヘルスネットでは、大量飲酒による認知障害をアルコール性認知症として、注意喚起を促しています。アルコール性認知症の代表的な症状は次の通りです。・記憶力の低下:アルコール性認知症の患者は、新しい情報を保持することが困難です...アルコール性認知症になりやすい人の特徴
私が勤務していた会社の大先輩は、緑内障から失明してしまいました。友人・知人にも緑内障と診断され、眼圧を下げる目薬で治療している人もいます。現在は多くの情報が視覚から入ってきますので、目の健康は重要性が増しているといえそうです。眼球の内部の圧力(眼圧)が高くなって視神経が傷つく緑内障は日本人の失明原因の1位です。眼圧を下げて進行を抑えることが治療の基本です。国内の患者は推定465万人に上り、加齢はこの病気になるリスクを高めます。目の中の前のほうは房水という透明な液体で満たされています。白目と黒目の境目の裏側で作られた房水は目に栄養を与え、出口にあたる目の表面近くの隅角と、その奥にあるフィルター状の組織線維柱帯を通って排出されます。この房水の流れが滞ると眼圧が上昇し、視神経が傷ついて視野が欠けてきます。この病...40歳以上は気をつけたい緑内障
かみさんの友人にもう何年も前から膝が痛みいろいろ治療している人がいます。しかし根本的にはよくならず、膝の人工関節手術しかなく踏み切るか迷っているようです。画像診断にはレントゲン撮影とMRI撮影がありますが、それぞれ得意な部分があります。・レントゲン撮影(単純X線検査)放射線を使って撮影する検査です。主に骨の異常や関節の状態を観察するのに有効です。例えば骨折やO脚、関節の隙間の消失などがわかります。しかしレントゲンでは骨の外見しか見ることができません。骨の内部や軟部組織の半月板や靭帯、軟骨などは見ることができません。・MRI撮影強力な磁石と電波を使って体内の組織を詳細に映し出します。骨だけでなく、半月板や軟骨、靭帯など、骨以外の組織まで見ることができるため、膝の痛みの原因を特定しやすくなります。たとえば半月...膝のMRI検査で何が分かる、レントゲンとの違い
もう30年以上前になりますが、インドに2週間ほど行ったことがあります。やはり問題は食事で、別に毎日カレーというわけではありませんが、すべてにスパイスが非常に効いておりすぐに嫌になりました。それでも外国人用レストランがあり、そこでは普通の食事と酒が飲めましたので、やや高いのですがほとんどそこで食べていました。タイトルのようにインド人は、カレーに含まれるクルクミンを食べているので認知症になりにくいという説があるようです。ただクルクミンは脳血管関門を通過できないといわれているようで、この説も怪しいのかもしれません。それでもこのクルクミンと同じような作用があり、関門を通過できるような薬物の研究が進み、GT863という化合物が開発されています。比較的高分子で脳血管関門を通過できないはずのクルクミンの作用がなぜ脳内で...なぜインド人は認知症になりにくいのか
もう50年も前ですが、パーキンソン病というと忘れられない思い出があります。当時私は会社の研究所でDOPAというクスリの研究をしていました。このことを友人のお父さんの医師に話したところ、ぜひ持ってきてほしいと頼まれました。深く考えず精製DOPAを何グラムか持ってきたところ、この先生の重篤な患者に投与したようです。すると患者のかなり重い症状がよくなったと喜んでいました。この時期はパーキンソン病の薬はなく、DOPAが効くかもしれないといわれていた時期ですので、この行為はかなりの法律違反になります。別に問題にもなりませんでしたが、この数年後にやっとDOPAが承認されました。パーキンソン病は、1817年に初めて報告された病気で、脳の神経細胞の一部の働きが悪化し体をうまくコントロールできなくなる難病のひとつです。有病...パーキンソン病の原因となりやすい人の特徴
じめじめした蒸し暑い梅雨の時期は、カビが発生しやすいとされています。ただ自宅ではどこかにカビが生えたなどという経験はあまりなく、風呂場のタイルの目地が若干変色したのがカビなのかもしれません。カビは湿度が高いだけでは発生せず、水がないとだめです。風呂や水道の蛇口といった乾きにくいところにカビが生えやすくなります。冬は寒暖差で結露した窓などが要注意で、年間を通してカビ対策は必要です。カビを防ぐには、水分をふき取り水がない環境にすればカビは生えませんが、手垢のような養分が少しあるだけでカビは増えてしまいます。カビはキノコのように、胞子で空気中を舞っているため、建物の中に入れないのはほぼ不可能です。体に良いカビとしては、麴菌は日本特有のカビで、病原性がない特殊な菌として食品に使われています。日本酒やみそ、醤油など...梅雨の時期に知っておきたいカビ対策