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ごっとさんのブログ
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病気を治すのは薬ではなく自分自身       薬と猫と時々時事
更新頻度(1年)

365回 / 365日(平均7.0回/週)

ブログ村参加:2015/07/29

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ごっとさんのブログさんの新着記事

1件〜30件

  • 全仏オープンテニスついに決着

    2週間にわたって開催されたグランドスラムの全仏オープンテニスもついに決着しました。女子は大波乱の大会となり、前回書きましたようにベスト8のなかにトップシードは第8シードのシフィオンテクしか残っていないという状況となりました。私は昨年19歳で優勝したこのシフィオンテクを応援していたのですが、残念ながら準々決勝で敗れてしまいました。その結果決勝戦は32位のロシアのパブリュチェンコワと33位のチェコのクレイチコバとの対戦となりました。これはフルセットの戦いとなったのですが、残念ながらまるで2回戦あたりの試合を見ている感じでした。2人とも6試合を勝ち上がってきたので、それなりにうまいはずですが、それほど素晴らしいショットもなく、ミスが多いとても決勝戦とは言えないような試合でした。結局クレイチコバが2-1で勝利し、初優勝...全仏オープンテニスついに決着

  • 人間ドックは受けない方が健康のため

    このブログでは以前健康診断のリスクについて書きましたが、どうも受けない方が健康のためには良いという意見が増えているようです。基本的には健康診断に行かないことで病気の発見が遅れたとしても、病気は分からないものだから仕方ないという考え方が出てきているようです。ここでは「人間ドック」の功罪について述べた記事を紹介します。少し前まで人間ドックというのがかなり流行って、多くの人が受診していた感じがあります。最近はその話を聞かなくなったような気がしますが、単に私が引退してしまいそのような話を聞く機会が減っただけかもしれません。健康診断と人間ドックは似ているようですが、機構的には全く異なったものです。会社の健診は労働安全衛生法で義務付けられており、特定健診(いわゆるメタボ健診)は、高齢者の医療の確保に関する法律で義務付けられ...人間ドックは受けない方が健康のため

  • 創薬研究思い出話 その3

    前回治療薬開発のための初期段階について、ターゲットとなる酵素や受容体に作用する化合物の探索について書いてみました。このある程度活性を示す化合物が見つかるというのが、我々の目標ですが、実はここから新たなステージに入ることになります。ここまでは評価も酵素や受容体を使ったいわゆる試験管内でのアッセイで効果を調べているにすぎません。ある程度活性のある化合物が見つかって初めて実際の動物を使った試験が始まるわけです。例えば1回目に例示した血圧が下がる薬を探索でアンジオテンシンという体内の血管収縮物質の生成を妨げる薬を狙った場合、この生成酵素を阻害ずることができても本当に血圧が下がるかはやってみないと分からないわけです。私の研究所の場合は、この動物実験は他の専門とする研究所が担当していました。私も最初の動物実験には見学に行っ...創薬研究思い出話その3

  • 電気を駆使する動物たち

    電気は非常に身近なもので、多くの電気器具に囲まれて生活しています。色々な動物が電気を発生したり、電気の受容器官があることが分かっていますが、ヒトでも筋肉を動かしたりするだけで弱い電場を発生させているようです。電気を利用する動物としてはデンキウナギなどが有名ですが、それだけではなく使い方もさまざまな動物が存在しています。電気を利用する動物が多く生育するのが、淡水の生態系で濁った水の中で視界の悪さを電気を使って補っています。よく知られているデンキウナギを始めとして、約350種の魚が電気を発生させる構造を持っており、その電圧は高いもので860ボルトに達するようです。電気は言うまでもなく電子の流れですが、動物はこれを発生させるものと、この電気を感知する方法で利用しています。電気を発生させる動物は、デンキウナギ、シビレエ...電気を駆使する動物たち

  • 創薬研究思い出話 その2

    前回ある病気に対する治療薬を開発するためには、まずその病気について徹底的に調べ、治療薬はどんな酵素や受容体をターゲットにするかを決定して行くということを書きました。これが決まると評価グループはその阻害剤や結合剤をどうやって検出していくかの検討に入りますが、場合によってはその酵素や受容体を単離する必要が出てきますので、これだけでかなり大変な仕事となります。その間我々合成グループは当たりを付けるためどんな化合物をつくるかのデザインに入ります。この時センスが問われると前回書きましたが、センスというより総合力かもしれません。非常に面白い化合物をデザインしたとしても、それを容易に入手できる原料(多くは市販品)から何か月もかかって作るようでは探索研究にならないわけです。私の基本的考え方としては、例えば3人で合成した場合、3...創薬研究思い出話その2

  • 創薬研究と生命科学 思い出話

    最近昔の同僚とオンラインで話をしたときに、昔の創薬研究の思い出話が出てきました。このところこのブログも新型コロナの話が多くなっていますので、昔の話を少し書いてみます。プロフィールにも書いていますが、私は有機化学が専門で長いこと創薬研究に携わってきました。薬の研究をしていますと、当然病気についていろいろ調べ、臓器や免疫といった生体のメカニズムも詳しくなっていきます。これは当然のような気もしますが、実は創薬研究、つまりある病気に効く薬をデザインしそれを作り出していく作業にはあまり関係がありません。例えば血圧を下げる降圧剤をターゲットにした場合は、やはりなぜ血圧が上がるのかを徹底的に調査をしますが、これは薬が効くかどうかを調べるグループの仕事で、薬を創る我々は別に知っても参考にならないのです。それでもこういったテーマ...創薬研究と生命科学思い出話

  • 病気でない「加齢現象」を治療?

    歳をとってくるといろいろと身体に不調が生じるといわれていますが、私は今のところこれといって調子の悪いところは出ていません。それでも重いものもって歩いたり急ぎ足で歩くと息が切れるのは加齢現象と言えそうです。厚生労働省が行った高齢者の調査結果が出ていましたが、いろいろ面白い内容を含んでいます。2017年の「高齢者の健康に関する調査」に現在の健康状態を聞く質問があります。これについて「よくない」と回答した人は65〜69歳で13.0%でした。年齢と共にその割合は多くなり、70〜74歳で19.1%、75〜79歳で26.2%、80歳以上で28.9%となっています。80歳以上でも健康状態が良くないと回答した人が3割に満たないというのは意外な感じもします。一方でこれとは様相が異なるデータがあります。2019年の「国民生活基礎調...病気でない「加齢現象」を治療?

  • 全仏オープンテニスも佳境に

    現在今年2回目のグランドスラムである全仏オープンテニスが開催され、4回戦まで進んでいます。今までテニスの話題は日本人選手の経過を中心に書いてきましたが、ここでは全体の流れに触れてみます。女子は第2シードの大坂なおみに注目していましたが、彼女は試合前から記者会見拒否を表明していました。その言葉通り1回戦にルーマニアの選手に2-0で勝ったのち、会見場には姿を見せませんでした。大会本部やWTAはこれを強く批判していましたが、大阪は3年前からうつ病に悩まされていることを公表し、2回戦を棄権してしまいました。これで大坂批判は治まりましたが、今後の大坂の動向が注目されます。次のウインブルドンやオリンピックでその活躍を見たいものです。今大会の女子は大坂だけでなく大きな波乱が続きました。第1シードのバーティが足を負傷して棄権し...全仏オープンテニスも佳境に

  • 高齢者のシミやしわは日光角化症の可能性

    歳をとってくると顔などにしわやシミが出ることはやむを得ないことだと思っています。私が高齢者になってみると、昔よりしわだらけの老人というのをあまり見かけないような気がします。私の麻雀仲間などは私より高齢の人もいますが、あまりしわなどは目立っておらず、やはり栄養状態なども関係しているのかもしれません。こういったシミやしわができる原因が「日光角化症」の可能性があるという記事を読みました。太陽の紫外線を多く浴び続けると、深いしわや目立つシミができる「光老化」という影響が出るようです。さらに紫外線が皮膚の最も外側にある表皮の細胞のDNAを傷つけると、日光角化症を引き起こします。農漁業に従事してきた人や、スポーツやレジャーなどで屋外に出る機会の多かった人がなりやすいとされています。ダメージが長年蓄積された70歳以上の患者が...高齢者のシミやしわは日光角化症の可能性

  • 日本は「薬服用大国」になぜなったのか

    生活習慣病という言葉が宣伝され、いろいろなところでこれが万病の元のようなイメージができています。私はこういった自覚症状のない生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症など)は、高齢者は気にする必要が無いものと思っています。ところが注意すべき中壮年者は無視していて、気にしなくてもよい高齢者が治療するという、おかしな逆転現象が起きているようです。その結果高齢者が多剤服用となり、日本は世界有数の薬服用大国となり、OECDの調査によると1人当たりの薬剤費支出額はアメリカに次ぐ2位となっています。厚生労働省の調査では、75歳以上の40.3%が5種類以上の薬を処方されており、7種類以上の処方があった人も23.9%となっています。高血圧などの生活習慣病の薬は、症状を抑えるにすぎず、完治することはありませんのでずっと飲み続けるしかあ...日本は「薬服用大国」になぜなったのか

  • 人獣共通感染症とパンデミック

    現在パンデミックを起こしている新型コロナの起源調査をしたWHO(世界保健機構)の報告書の草案では、新型コロナウイルスの起源はコウモリで、コウモリから別の動物(ウサギやミンクなど)に移りさらに人に感染したと思われると記載されているようです。つまり今回の新型コロナも「人獣共通感染症」と今のところ定義されているわけです。人獣共通感染症は、動物からヒトへ、人から動物へ伝播可能な感染症で、同一の病原体(ウイルスや細菌など)が人にも動物にも感染します。ウイルスを持つイヌやネコにかまれて感染する狂犬病、ブタなどの体内でウイルスが増殖し、蚊を介して人に感染する日本脳炎などが知られています。現在日本には約100種の人獣共通感染症の病原体が存在しているようです。パンデミック(世界的な大流行)を起こした3大感染症が、ペスト、天然痘、...人獣共通感染症とパンデミック

  • 触媒で砂同士をつなげた建材を開発

    現代の建築物は、多量のコンクリートによる頑健な構造により安全な構築物となっていますが、この時に使用するセメント材料の不足が懸念されています。東京大学の研究グループが、セメントや樹脂などの接着成分を使わず、触媒で砂同士を直接つなげた建材を開発したという記事がサイエンスポータルに掲載されました。砂や砂利など二酸化ケイ素(SiO2)を主成分とする材料が使えるようです。実用化すればコンクリートの原料不足の課題を解決するほか、低温でできるため製造時のエネルギー消費の抑制にもつながるとしています。建材などとして広く普及しているコンクリートは、砂と砂利に「つなぎ」の役目をするセメントと水を加えて製造します。ただ適したサイズの砂や砂利、セメントの主原料である良質な石灰石の不足が世界的に課題となっており、長期的に建築や土木工事へ...触媒で砂同士をつなげた建材を開発

  • ガンを分子レベルで早期発見

    多くのガンは新しい治療法の開発や抗ガン剤の登場によって完治可能な病気となってきましたが、やはり治療の根本は早期発見が重要と言えます。明治大学の研究成果を報告するサイトに、早期診断法としての磁性ナノ粒子を用いる方法が掲載されていました。現在ガンなどの疾病を画像診断する方法としては、CTやMRIが一般的で、画像の分解度が非常に高くなり、1ミリ以下のものまで映し出すことができるようになっています。しかし肉眼では1ミリのコントラストを識別することは難しく、ガンの腫瘍の場合1〜3センチくらいの大きさでなければ見つけることは困難です。そこでガン細胞に集まりやすいように細工したトレーサーと呼ばれる物質を体内に投与し、それがどこに集まっているかを確認するという技術が開発されています。明治大学では磁性ナノ粒子、すなわち磁石の性質...ガンを分子レベルで早期発見

  • 緊急事態宣言とオリンピック

    緊急事態宣言とまん延防止措置が再延長されていますが、新規感染者数は若干減少傾向が出ているものの、重症者数などは変わらず医療のひっ迫は続いているようです。このような状態で7月開催のオリンピックを実施できるのかが大きな話題となっています。世論調査では国民の8割程度が延期または中止という結果も出ており、私も中止すべきと考えていました。ところがあるテレビのコメンテーターの発言に驚いています。日本のワクチン接種は、国内での臨床試験が必要ということで、いわば形式的な治験を行ったため欧米に比べ3か月程度出遅れてしまいました。このころ世界中でワクチンの争奪戦が繰り広げられていましたが、日本の外交力はお世辞にも高いとは言えません。ところが必要なワクチン量が比較的早い段階で確保できたのです。この最大の理由が日本がオリンピック開催国...緊急事態宣言とオリンピック

  • 少量のアルコールは健康に良いのか悪いのか

    私は毎晩風呂から出てきて、少量の酒を飲みながらテレビを見るのを楽しみにしています。こういった少量のアルコールが健康に良いのか悪いのかは、いろいろな研究が行われており、結論は出ていないというのが実情かもしれません。私は健康を考えて酒を飲んでいるわけではありませんので、どういう結果が出ても飲酒はやめないと思っています。もともと少量ならば健康に良いという説は、「フレンチパラドックス」が発祥のようです。フランス人は肉やチーズなどの動物性脂肪を多く摂取するのに、他の国に比べると心筋梗塞や脳梗塞などの血管疾患で死亡する人が少ないというデータがあります。これについてフランスの研究者は、1992年にワイン(特に赤ワイン)の消費量と関連がある可能性を指摘しました。これにより赤ワインは体に良いと信じられるようになり、赤ワインブーム...少量のアルコールは健康に良いのか悪いのか

  • 遺伝する家族性高コレステロール血症

    健康診断などで血中コレステロールが高く、高脂血症と診断され薬を飲み始める人も多いようです。私の歳になるともう動脈硬化になってもあまり影響はなさそうですが、一時はスタチン系などの薬剤が大量に使用されていた時期もありました。このような脂肪分の取りすぎなどと違って、生まれつきの体質で子供のころから血液中にコレステロールが溜まって動脈硬化が進む病気が「家族性高コレステロール血症」です。コレステロールは細胞膜やホルモン類、脂肪の消化を助ける胆汁酸などの原料となる重要な物質です。LDL(低比重リポタンパク質)に覆われて全身に運ばれます。LDLコレステロールが血中で増え過ぎると、血管壁にコレステロールが溜まりやすくなり、「悪玉」と呼ばれています。余分な悪玉コレステロールは、本来肝臓の表面にあるLDL受容体というタンパク質を通...遺伝する家族性高コレステロール血症

  • 新型コロナワクチンとアナフィラキシー

    私の住んでいる市はやや対応が遅いようで、先日やっとワクチン接種券が送られてきました。体育館などに並んで集団接種は受けたくないので、かかりつけの医院のHPを見たところ隣の市ですが、既に予約は埋まっているようでした。市の広報に出ていた個別接種できる医療機関の一覧表に自宅のすぐ近くの昨年開業したクリニックがありましたので、そこに電話したところ簡単に1回目が7月上旬、2回目が7月下旬に予約できました。麻雀仲間など友人に連絡したところ、6月中に予約できたのもいれば、まだ予約ができず苦労している等様々なようです。このところワクチンとアナフィラキシーが話題になっていますが、頻度は非常に低いようですのでそれほど気にすることはないのですが、少し調べてみました。ファイザーのコロナワクチンの添付文書には、予防接種を受けることが適当で...新型コロナワクチンとアナフィラキシー

  • 香りのデジタル化で脳を活性化

    好きな香りを嗅ぐと気持ちが安らいだり、気分転換できたりするのは香りに情動を動かす力があるからとされています。香りは数千年前から注目され、多くの研究がなされてきましたが、近年「香りの研究」が盛んになってきたようです。嗅覚は五感の中で唯一嗅覚細胞などを介して喜怒哀楽などの感情を司る大脳周辺系に直接つながっているため、情動と関連付けしやすいとされています。香りの感覚に個人差が大きいのは、嗅覚受容体の遺伝的差異や記憶、人生経験とも密接につながっています。地球上には数十万種類ものにおい分子があるといわれています。ヒトはそれらを鼻腔の奥にある約400種類の嗅覚受容体を使って感知しています。一つひとつの匂い分子は複数の嗅覚受容体によって認識され、どの受容体と結合するかは匂い分子ごとに異なっています。香りの研究をさらに複雑にし...香りのデジタル化で脳を活性化

  • 気が付きにくい不整脈、脳梗塞や心不全の恐れも

    常に動いている心臓ですが、自分の心臓の鼓動による脈拍を意識することはほとんどないような気がします。私は若いころ脈拍が速いのではないかと心配していた時期があります。何かあるとすぐにドキドキし、脈拍数が90ぐらいとなっていました。その後会社の健康診断に心電図が入るようになり、その結果全く異常は見つかりませんのでやや早い体質だろうということで特に受診もしないまま過ごしています。脈がバラバラになる不整脈は、脳梗塞や心不全などの重い疾患につながる恐れもあり、日常自分の脈拍に注意することが大切なようです。心臓が働く仕組みは、心臓の筋肉にごく微量の電気が流れて筋肉が収縮し、心臓は全身に血液を送り出すポンプの役割を果たします。この電気信号に変調が起きると、脈拍が乱れて不整脈を起こします。不整脈には速すぎる「頻脈」と遅すぎる「徐...気が付きにくい不整脈、脳梗塞や心不全の恐れも

  • 「健康寿命」を伸ばすための5つのM

    日本人の平均寿命は男性が約81歳、女性が約86歳と報告され、年々伸びているようです。しかし単に生きるだけではなく、「元気に自立して生きる」ということが重要です。この目安として「健康寿命」という言葉が定義されており、内閣府によって毎年調査されているようです。日本人の健康寿命は男性が約72歳、女性が約75歳と報告されており、平均的に最後の約10年を支援や介護を受けて生きているということを意味しています。しかし私はこの健康寿命の数値には大いに疑問を持っています。まずこの健康寿命の調査方法は、アンケートというあまり正確さが無い方法が取られています。詳しい数値は分かりませんが、各世代にアンケートを実施し、現在健康かどうかを調べるというものです。例えば若者がたまたま風邪をひいており、健康でないと答えたり、中年がやや疲れてい...「健康寿命」を伸ばすための5つのM

  • 「ガン悪液質」に治療薬が登場

    ガンの患者が重症化する理由の一つに「悪液質」という症状があります。これは私が現役のころはよく出てくる言葉でしたが、その後あまり聞かなくなりこの概念は無くなったのかと思っていました。今年4月に国内初の治療薬が開発されたという記事があり、まだ現在でも問題になっているようです。ガン悪液質は、「通常の栄養サポートでは完全に回復することはできず、進行性の機能障害に至る骨格筋量の持続的な減少を特徴とする多因性の症候群」と定義されています。つまり体重が減少し、特に筋肉が痩せて歩けなくなる状態です。ガン患者の体重が減少する主な原因は二つあり、ガンの症状や治療の副作用で思うように食べられず栄養不足になることとこのガン悪液質です。ガン悪液質では、筋肉や脂肪の分解が進むため、食べても痩せ食欲自体も落ちてきます。半年間で体重が5%以上...「ガン悪液質」に治療薬が登場

  • 生存に不利でも生き残れる「自然淘汰」の不思議

    生物の進化というのは本当に面白いものですが、環境に適応するように進化すると考えられています。生物の進化は基本的には遺伝子の突然変異によって何らかの変化が起き、それが環境に即していれば生き残り、適していなければ滅んでしまうという、いわば結果論ともいえます。これを「自然淘汰」と呼んでいますが、生きていくために不便な特徴が進化することもあるという記事を読みました。生きていくために便利な方向よりも、子孫をより多く残せるような方向に進化することを「性淘汰」と呼んでいます。その代表例として、ここではシュモクバエを取り上げています。シュモクバエは主にアフリカやアジアの熱帯に生息するハエで、左右の眼が非常に離れています。頭部から眼柄(がんぺい)と呼ばれる棒のような構造が左右に伸びており、その先端に眼がついています。眼柄はオスに...生存に不利でも生き残れる「自然淘汰」の不思議

  • 幹細胞の老化が寿命を決めるのか

    生物の寿命を考えると、ある種の魚や昆虫のようにプログラムされた寿命できっちり死ぬ種もありますが、ヒトは「老化」の過程で死ぬとされています。このブログでも「老化細胞」を除去することによって寿命が伸びるという説やある種の薬によって老化細胞を除去できるなどを書いてきましたが、ここでは幹細胞の老化が寿命を決めるという説を紹介します。老化は細胞レベルで起きる不可逆的な「生理現象」で、細胞の機能が徐々に低下し分裂しなくなり、やがて死に至ります。細胞の機能低下や異常はさまざまな病気を引き起こし、表面上はこれらの病気によって死ぬ場合が多いのですが、大元の原因は免疫細胞の老化による免疫力の低下や、組織の細胞の機能不全によるものです。ヒトのような多細胞生物も元は1つの細胞(受精卵)から始まります。これが何度も分裂して、細胞の数を増...幹細胞の老化が寿命を決めるのか

  • 変異株に効くエイズワクチンの突破口

    日本ではあまり問題になっていないエイズですが、比較的良い治療法が開発されたとはいえ、世界的にはまだ難しい課題が多いようです。エイズはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスによって発症するわけですが、このウイルスの特徴は非常に変異が早いという点です。通常ウイルス性疾患はウイルスが体内に入ってくると、それに対する抗体が作られウイルスを撃退することができます。現在の新型コロナもこのメカニズムによって大部分の患者が自然に治ります。しかしHIVの場合は感染者が抗体を作ってもすでに変異しており、効果を出すことはできないほど速い変異で、エイズ患者は自力で治すことはできないとされています。当然HIVが発見されてからワクチンを作る研究は行われているのですが、50年以上たった現在でも有効なワクチン候補は存在しません。2021...変異株に効くエイズワクチンの突破口

  • ネコの腎性貧血治療薬を開発

    ネコは高齢になると腎臓が悪くなり、食欲がなくなって死に至ることが多いようです。私の家の多くのネコもこの腎不全によって亡くなってしまいました。現在はこの治療薬がなく、獣医さんによると皮下点滴により老廃物を出してやるのが唯一の治療法としています。家でもこの皮下点滴をやっていましたが、腎機能が低下している以上尿の量を増やしてもあまり意味が無いような気がしていました。最近このネコの腎性貧血治療薬が開発されそうです。科学技術振興機構は、化学企業のカネカに委託した猫用の腎性貧血治療薬の生産技術開発に成功したと発表しました。カネカは技術を国内の動物医薬品企業に供与し、国の承認を経て1〜2年後に製造販売される見込みのようです。高齢のネコに多い慢性腎不全から生じる貧血の初期段階から継続投与できるため、食欲が低下し元気がなくなる症...ネコの腎性貧血治療薬を開発

  • 「ヒトの組織」を模した抗菌素材を開発

    ヒトの組織内に含まれる微量元素である「亜鉛」は、血液や骨、筋肉や肌などに含まれ、細菌やウイルスから身体を守る役割を果たしています。この仕組みに着想を得て、オランダの企業が亜鉛を独自の方法でポリマーやプラスチックに組み込んだ「サニコンセントレート」と名付けられた添加剤を開発しました。この記事では免疫という言葉を使用していますが、単に細菌などの「疫」を免れるという意味で、ヒトの免疫システムとは全く関係がありません。サニコンセントレートは使い方もシンプルで、さまざまなプラスチック製品の原料の3%をこの添加剤に代替するだけで、その製品にウイルスやカビなどに対する抗菌性・抗ウイルス性を与えられるようです。その性能も高く日本産業規格(JIS)や国際標準化機構(ISO)に準じた試験では、99.9%以上の抗菌性を示しています。...「ヒトの組織」を模した抗菌素材を開発

  • 抗老化物質を女性に投与してみると

    老化細胞を除去すると老化が抑制されるという研究は非常に盛んで、このブログでも取り上げています。しかし現在までマウスでの研究成果出ていますが、まだヒトでの臨床試験は実施されていませんでした。最近ワシントン大学の研究グループが、動物で老化を抑える効果が確認された物質をヒトに応用した研究結果を発表しました。50〜70代の女性の筋肉で、血糖値を調整するインスリンの働きが改善されることが分かったとしています。この物質は「ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)」と呼ばれる薬剤で、体内に存在しブロッコリーや枝豆などにも含まれています。このNMNは摂取されると体内でNAD(ニコチンアミド・ジヌクレオチド)に変化して補酵素として働くという説もあります。このNADが老化に関わる遺伝子であるサーチュイン遺伝子を活性化します。なお...抗老化物質を女性に投与してみると

  • 既存薬からコロナ治療薬を探索

    新型コロナ感染症は、非常事態宣言で抑えられるかどうかの瀬戸際のような気がします。高齢者へのワクチン接種も始まっていますが、私の市ではやっと近々ワクチン接種券を配布するという予定で、実際の接種はかなり先になりそうです。このワクチン接種でどの程度感染が抑えられるのかは、若干疑わしいところがあり、やはり治療薬の開発が急がれるところです。比較的簡単と思われる既存薬から治療効果がある薬を探す研究は盛んになっているようです。最近の成果として京都大学と長崎大学がiPS細胞を使って治療薬候補を見つける手法を開発しました。また九州大学は抗うつ薬に感染抑制効果があることを明らかにしています。京都大学と長崎大学の共同研究グループは、人間のiPS細胞に特定の化合物をかけるなどの措置をして、新型コロナと同じRNAウイルスの一種であるセン...既存薬からコロナ治療薬を探索

  • 医療ビッグデータの解析から見えてくるもの

    コロナの感染拡大が続き、医療現場のひっ迫や一部では既に医療崩壊が起き始めているという観測もあるようです。医療のビッグデータを解析して医療現場の現状を把握するという動きもありますが、当然時間がかかるため現状を反映するまでには至っていないようです。東京大学の研究グループが昨年度のデータを解析し、医療崩壊についての研究結果が発表されました。ここでは多くの病院から入院データを集めている企業と協力して、全国272の大規模病院の傾向を観察しており、これで全国の入院患者数の14%程度になるようです。全体の入院患者数は、2020年3~5月の過去3年の平均と比べて、約40%減少していました。入院理由別では、気管支炎や肺炎、胃腸炎で顕著に減少していました。これはマスクや手洗いなどの感染予防対策や、外出自粛で人込みを避けたことなどに...医療ビッグデータの解析から見えてくるもの

  • 健康診断の検査にもリスクが

    私は現役のころは会社の定期健康診断を必ず受け、引退後は市の補助がある健康診断を受けています。しかしこの検診で若干の異常値が出たことはありますが、特に病気が見つかったことはありません。新潟大学の先生の無駄な検診もたくさんあるという話が、ポストセブンに掲載されていました。受診することで体に負担をかけたり病気や不調を呼び込んだりと、健診そのものがリスクになる可能性があるようです。その代表的なものとして胃のバリウム検査を挙げています。実は私は長年検診を受けていますが、バリウム検査は一度も受けたことがありません。ここで使用するのは硫酸バリウムですが、これは実験で使うことのある化合物です。全く水に溶けず体内に吸収されることはないと分かっていますが、実験に使用するような試薬を大量に飲むということに抵抗があり、いろいろな理由を...健康診断の検査にもリスクが

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