新横浜駅に行った理由はこのYOKOHAMANAVYBLUEを求めてだった。海老名行きの21000系が来たがこの色はAFの食い付きが悪い・・・。次は湘南台行き快速20000系がやって来る。前面の装飾はアートディレクターの水野学が幼少期に見ていたブルートレインを牽引するEF66のグリルから着想を得たものらしい。撮影日2024.01.2614:15新横浜駅YOKOHAMANAVYBLUEを求めて
主に旬の長野県の鉄道風景を求めて飛び回っています。信州は四季の綺麗な場所を走る鉄道風景が沢山あります。鉄道に乗車して美味しいものをいただく。 そんな日常をしっかり残していきたくて・・・。
「想ひ出の駅舎寂しき花曇り」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・花曇り桜が咲く頃の曇り空この女性も大屋駅を利用して通学していたのだろうか・・・。間もなく取り壊されてしまう思い出の駅舎と桜を写真に収めたかったのだろう。思い出がひとつ無くなる寂しさとサクラが咲く曇り空を詠んでみました。撮影日2023.04.0608:45大屋駅想ひ出の駅舎寂しき花曇り
「あの春も花びら舞い込む大屋駅」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・春若かりし頃この大屋駅から通学していた。(私ではありません)桜が咲いていることも気にせずにいたが、待合室の床には花びらが落ちている。撮影日2023.04.0608:32大屋駅あの春も花びら舞い込む大屋駅
「間もなくの別れ桜と駅舎かな」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・桜しなの鉄道(元信越本線)の大屋駅の開業は1896年。現在の駅舎は築100年以上経過し老朽化のため間もなく建替えられる。その際に駅舎の脇に立つ桜の木も切られてしまう。撮影日2023.04.0608:38大屋駅間もなくの別れ桜と駅舎かな
「菜の花と元地下鉄が陽を浴びて」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・菜の花一面に黄色く咲く花信州では野沢菜になる花のこと春の日差しに黄色い菜の花が元気よく咲いている。東京メトロの元日比谷線の3000系も第2の人生で信州の地上を走り菜の花と同じく陽を浴びている句。撮影日2023.04.0210:55信濃吉田~朝陽菜の花と元地下鉄が陽を浴びて
「地獄谷雪猿登る山桜」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・山桜山地に咲く桜雪猿の雪は季語になるのか不明です湯田中行きの特急「スノーモンキー」が満開の桜並木を横目に通過する。地獄谷のスノーモンキーは温泉に入らず山桜の木を駆上って春を謳歌しているだろう・・・。撮影日2023.04.0212:54柳原~村山地獄谷雪猿登る山桜
「咲き満ちる一会の桜車窓過ぎ」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・桜言わずと知れた日本人の大好きな花満開を迎えた一会の桜が綺麗だ。もう来ることはないかもしれないこの土地への旅。車窓から見えた桜もあっという間に過ぎて行った。撮影日2023.04.0213:03柳原~村山咲き満ちる一会の桜車窓過ぎ
「花盛り見上げる先の鉄橋や」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・花の雲桜が爛漫と咲いたさま満開の桜の下から見上げると鉄橋がある。長野電鉄8500系とともに雲のように咲き誇る桜の枝が広がっていた穏やかな日だった。撮影日2023.04.0212:26柳原~村山花盛り見上げる先の鉄橋や
「満開の桜の隙のロマンスカー」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・桜言わずと知れた日本人の大好きな花桜並木の向こうをロマンスカーが来るが花が満開で良く見えないほど・・・枝の隙間から、やっと電車が見えた状況。反省・・・写真の説明に過ぎないですね・・・撮影日2023.04.0210:10信濃吉田~朝陽満開の桜の隙のロマンスカー
「満開の車窓広がる桜かな」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・桜日本の春を代表する花元小田急のロマンスカー10000形は長野へ来て早17年の時が流れる。特急ゆけむり号として湯田中へ行く車窓には満開の桜が広がっていることだろう。撮影日2023.04.0213:27柳原~村山満開の車窓広がる桜かな
「駅弁の短かし割箸春田打ち」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・春田打ち冬の間にかちこちになった田の土を耕すこと列車に乗って駅弁の紐をほどき箸を手に取るが、大抵は割り箸が短いもの短い箸でご飯を口に運びながら、ふと外をみるとトラクタが田を耕す光景が見えた早春の列車旅を詠んでみた撮影日2023.03.1614:46牟礼~古間駅弁の短かし割箸春田打ち
「釜めしの蓋の茶飯と田打ちかな」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・田打ち田植えの前に鋤で田を打ち返すこと。現在はトラクターで行う軽井沢駅か・・・何処かの駅で買った「峠の釜めし」の蓋を開けると茶飯が付いていた米粒は春の田起しから始まるのだが、ふと車窓を見ると田打ちをする光景が広がっていた撮影日2023.03.1614:46牟礼~古間釜めしの蓋の茶飯と田打ちかな
「耕や(たがえし)ホームに若者ひとり立つ」なんて一句詠んでみました。季語・・・耕(たがえし)冬の間にかちかちになった田の土を耕すことトラクターが田を耕している先には田舎の駅があるそのホームには都会に進学するのだろうか、就職するのだろうか若者が大きな荷物を持って、凜とした姿で列車を待っている撮影日2023.03.1614:24牟礼~古間耕やホームに若者ひとり立つ
「湘南の色鮮やかなり鳥曇り」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・鳥曇り春、渡り鳥が北へ帰る頃の曇天早朝から晴れていたが、お昼を過ぎた頃から曇り始めた115系の湘南色だけが鮮やかに風景の中に浮かび上がった撮影日2023.03.1613:30古間駅湘南の色鮮やかなり鳥曇り
「木の根開く谷に響ける汽笛かな」なんて一句詠んでみましたが…。季語・・・木の根開く木の根元の雪が丸く解けること木の根回りの雪が解けて春が来た北信濃の谷にトンネルに入る列車の警笛が響く撮影日2023.03.1612:46黒姫~妙高高原木の根開く谷に響ける汽笛かな
「山覚めてローカル線の新車両」なんて一句詠んでみましたが…。季語・・・山覚める眠っていた山が春になって目覚めることまさに「山覚める」とはこの風景のごとくだが、そのローカル線を新型の車両が颯爽と走る様を詠んでみました撮影日2023.03.1612:46黒姫~妙高高原山覚めてローカル線の新車両
「風光る北信濃行く新型車」なんて一句詠んでみましたが…。季語・・・風光る春の日差しが強まり風が光るように感じる事俳句を勉強したことがないので、これはただの説明文か・・・そろそろ桜も咲き始たかな…まだかな…撮影日2023.03.1611:55黒姫~妙高高原風光る北信濃行く新型車
「雪解けて清々しさの妙高山」なんて一句詠んでみました。根雪が解けて澄んだ水溜まりになり、そこには水の流れが見える。待ちわびた春がやってきた。SR1系200番台が静かに通過して行く。撮影日2023.03.1611:55黒姫~妙高高原雪解けて清々しさの妙高山
好天だったが次第に雲が広がり、妙高山が陰ってきた。大地も見え始め春本番近し…を感じさせてくれる日だった。撮影日2023.03.1611:50黒姫~妙高高原妙高山と大毛無山と湘南色
牧草地はまだ一面の雪原状態。遠くには妙高山の隣に鎮座する大毛無山。湘南色115系がモーター音も高らかに軽快に高原を走り去る。撮影日2023.03.1611:50黒姫~妙高高原大毛無山と湘南色115系
雪解け水が豊富な鳥居川にカモの番いが泳いでいたがどこぞへと消えた。川魚も豊富な田舎の河川の脇を初代長野色が通り過ぎて行く。撮影日2023.03.1610:54古間~黒姫雪解け水豊富な鳥居川と115系
画面左から残雪の飯綱山、戸隠連峰、黒姫山が見える。雪解け水が流れる鳥居川の横を初代長野色が行く春の信濃路。撮影日2023.03.1610:54古間~黒姫飯綱山と鳥居川と初代長野色
黒姫山が綺麗に見えるお立ち台ではなく、枯れススキのあるこの場所を選択。雪解け水が滔々と流れる鳥居川。残雪の黒姫山。春霞みの空。そして湘南色。撮影日2023.03.1610:46古間~黒姫残雪の黒姫山と湘南色
桜前線も北上しているが、信州では残雪の山里を行く湘南色がいた。初代長野色も運行されるので、沿線には比較的同業の方が多かった。撮影日2023.03.1610:46古間~黒姫残雪の山里行く湘南色
北しなの線を俯瞰できる場所へ。この日は残雪の妙高山も綺麗。初代長野色が徐々に標高を上げて、山の懐へ飛び込んで行く。撮影日2023.03.1609:48牟礼~古間遠くから俯瞰する北しなの線
飯山方面は晴れている。高社山の麓は霧で霞んで見えない。しかしこの後、霙が降り出し撤収することに…。撮影日2023.03.0407:45信濃平~戸狩野沢温泉走り去る126D
気動車は軽快に走る。南の空は晴れている。天気の境目か…。何とも言いようのない美しい風景が広がっていた。撮影日2023.03.0407:44信濃平~戸狩野沢温泉南の方角は晴れ!
ファインダーを覗いていて、キハの美しいシルエットを撮りたくなった。丁度正面に来た時にシュート。少しカーテンが閉まっていたが太陽光が演出してくれた。撮影日2023.03.0407:44信濃平~戸狩野沢温泉美しいキハのシルエット
太陽光によって千曲川の辺りには白いベールが黄金色に輝いている。この風景が好きで、此処に足を運んでしまう。美しい故郷の鉄道風景。撮影日2023.03.0407:44信濃平~戸狩野沢温泉ベール漂う常盤の田んぼ
東の方角を向くと山の稜線から太陽が昇ってきた。射し込む太陽と北風が押す暗雲とが上空でせめぎ合いを始めた。撮影日2023.03.0407:44信濃平~戸狩野沢温泉北風と太陽のせめぎ合い
霧が晴れたかと思うとキハの行く手にはベールのような霧が漂う。まるで生きているかのように白い霧は動いている。上空は晴れていることが分かるくらいに霧は薄くなってきた。ベールのような霧は美しい。千曲川からの産物だ。撮影日2023.03.0407:04信濃平~戸狩野沢温泉ベールのような霧に包まれ
霧中から現れた124Dをファインダー内で追う。振り向くと霧は晴れ…。遠景も見え始めたが、私の立っている場所が霧の境目だった。撮影日2023.03.0407:04信濃平~戸狩野沢温泉振り向くと霧は晴れ……
俯瞰していても霧は晴れそうもないので、線路際に降りて来た。生き物のように濃淡を繰り返す霧の中から124Dが現れた。撮影日2023.03.0407:03信濃平~戸狩野沢温泉霧の中から現る…
125Dの通過時間になっても霧は晴れそうもない…。しかし竜のように動く霧は突然薄くなり、列車を捉えることができた。撮影日2023.03.0406:49信濃平~戸狩野沢温泉朝霧の中を気動車が行く
戸狩野沢温泉発の122Dの通過の時間にこの日一番の朝焼けになった。黒姫山が赤く染まる。遠くからジョイント音が聞こえてくる。信濃平は雲海に包まれて列車の姿は見えず…。小気味よい音だけが聞こえる。黒姫山と斑尾山が朝日に包まれる。気持ちの良い朝だった。撮影日2023.03.0406:30信濃平~戸狩野沢温泉音は聞こえるも姿は見えず
この日の天気予報は快晴。モルゲンロートを期待して早起き。しかし頭上を境に暗雲が垂れ込めて来た。薄らとピンク色だが…。信濃平の常磐の田んぼには霧が流れ込み雲海となった。2,000m級の黒姫山、地蔵山は赤くなりつつあるが…。撮影日2023.03.0406:17信濃平~戸狩野沢温泉(列車は写っていません)モルゲンロートを期待して
桜前線が動き始めたと言うのに、まだ雪景色をお送りしている。しかしどうやら今シーズン最後の雪景色となるであろう飯山線の風景。撮影日2023.02.2513:35信濃平~戸狩野沢温泉今シーズン最後の雪景色
淡雪か、綿雪か…。降っても積もらず、はかなく消えて行く。春が近いことを感じさせる雪だが、降りが激しい。撮影日2023.02.2513:35信濃平~戸狩野沢温泉春待つ綿雪…
見通しは200m程か…。ヒドくはないがホワイトアウト状態。建築物がないと方向が分からなくなる。天も地も真っ白だ…。ホワイトアウト状態
新沼謙治の歌に「津軽恋女」があるが、その歌詞に7つの雪が出てくる。粉雪、粒雪、綿雪、粗目雪、水雪、固雪、氷雪。これはどの雪だろうか…。撮影日2023.02.2513:35信濃平~戸狩野沢温泉信濃には7つの雪が降るとか
太陽光のない真っ白な雪原でも雪が降っていることを写さないといけない。遠景は霞むほどに雪が降っている。上手く写せただろうか…。撮影日2023.02.2513:35信濃平~戸狩野沢温泉真っ白な雪原でも…
あの災害から早12年が経過した。大槌町に通った2011年。被災された方々や亡くなった方を慮る…立春も、とうに過ぎ2月下旬だというのに吹雪く雪原…。気動車は音もなくやって来た。春よ来い、早く来い。撮影日2023.02.2513:29信濃平~戸狩野沢温泉吹雪く雪原。春はまだ先…
雪崩防止か風除けか、飯山線の冬構えとも言えるスノーシェッド。彼方此方に設置されている、安全な運行を支える大切な鉄道施設だ。撮影日2023.02.2512:35信濃白鳥~平滝飯山線の冬構え
冬来たりなば春遠からじ…。暖かい春は直ぐそこまで来ている…。厳しい冬を超すからこそ、生命の息吹を感じる春が愛おしい奥信濃である。撮影日2023.02.2512:35信濃白鳥~平滝冬来たりなば春遠からじ
奥信州の駅もあと2駅となる北端の平滝駅周辺も積雪が減って来た。都会の方々には分からないかもしれないが、春近しを感じる雪質と降り方。撮影日2023.02.2512:35平滝駅積雪も減り春近し…
激しい降雪でファインダー内で白こっとを確認出来たのはこの位置。なごり雪には早いが、春を感じるボタン雪の中を「おいこっと」車両が行く。撮影日2023.02.2512:05津南~越後田中白こっとが付いて来た
越後路に入ると予報通り雪が激しくなってきた。それでも2月後半。気温は高めでボタン雪。5分も立っているとジャンパーがビチョビチョになった。撮影日2023.02.2512:05津南~越後田中降雪激しい越後路……
雪に埋もれそう…に見えるが掘割りに入って行く場所。今シーズン最後かと思われる冬景色の中を単行列車が行く。撮影日2023.02.2509:24西大滝~信濃白鳥雪に埋もれて…
飯山線沿いに北上すると信濃白鳥から津南にかけては雪深い。しかしこのところの高温で大分融けたことだろう…。撮影日2023.02.2509:24西大滝~信濃白鳥まだまだ雪深い奥信濃
今シーズン最後の雪景色かもしれないと思い飯山線へ向かう。単行列車が冬景色の山間を力行する姿に夢中でシャッターを下ろす。撮影日2023.02.2509:01足滝~越後田中冬景色の山間を行く気動車
針葉樹や広葉樹が入り交じった里山の雪景色が美しい。冬季閉鎖の踏切をいくつも越えてキハは雪原を疾走する。撮影日2023.01.2911:59信濃平~戸狩野沢温泉美しい雪の花が咲いた里山
車内には4名ほどの人影が確認できるが、ガラガラ状態の132D。僅かに雪煙を上げながら雪原を疾走するキハ110系に心を奪われる。撮影日2023.01.2911:58信濃平~戸狩野沢温泉ガラガラの132Dが雪原を行く
段丘上には豊田の集落、下には照里の集落も見えるが新しい家が多い。古民家はほとんど見られなくなった。列車は常磐の田んぼを滑るように行く。撮影日2023.01.2911:58信濃平~戸狩野沢温泉常磐の田んぼを滑るように行く
戸狩野沢温泉駅を出た132Dは照里の集落を抜けて来た。拡大して見ると1階は降った雪と屋根の落雪、除雪した雪で埋まっている。撮影日2023.01.2911:57信濃平~戸狩野沢温泉照里集落を抜けて
飯山市照里の集落と段丘上に広がる豊田の集落と棚田が美しい。住民にとっては厄介な雪も降らないと美味しい米が獲れない。(列車は写っていません)長野からの131Dは2両で来て戸狩野沢温泉で1両だけが越後川口行きとなる。しかし大雪で運休のため戸狩で交換するキハを連れて3両で帰って来た。撮影日2023.01.2911:57信濃平~戸狩野沢温泉照里の集落と豊田の棚田
雑木林は広葉樹が多いのでクリスマスツリーにならないが花を咲かせたように。段丘の上には棚田が雪に覆われ山里の風景が広がる冬の北信州である。撮影日2023.01.2911:33信濃平~戸狩野沢温泉雑木林と棚田と気動車
河岸段丘のようにも見える丘の上下に集落が広がっている。段丘には杉がクリスマスツリーに変っていて気動車が通り抜けて行く。撮影日2023.01.2911:33信濃平~戸狩野沢温泉集落とクリスマスツリーと気動車
人家から距離があるがすべて水田でこの季節は雪原に見える。僅かに雪煙を上げながら、気動車は疾走して行く。撮影日2023.01.2911:33信濃平~戸狩野沢温泉雪原を疾走して行くキハ
昼近くになって集落の屋根の雪が滑り落ちる家々が多い。131Dは本来、越後川口行きだが戸狩野沢温泉で運転打ち切りとなった。撮影日2023.01.2911:33信濃平~戸狩野沢温泉豪雪地帯の集落とキハ
信濃平から戸狩野沢温泉間の常磐の水田地帯を2分ほどで駆け抜ける。遠望していると構図を変えて何枚も撮れるが、クリスマスツリーのような林をバックに。撮影日2023.01.2911:33信濃平~戸狩野沢温泉クリスマツツリーとキハ110
10分遅延して信濃平駅を発車した131Dは雪景色の箱庭へ溶け込む。段々と家々から遠ざかり、常磐の雪に覆われた水田地帯を滑るように走る。撮影日2023.01.2911:32信濃平~戸狩野沢温泉131Dは雪景色の中へ
信濃平駅を10分ほどの遅延で発車した131Dが見えてきた。雪にスッポリと覆われた常磐の集落と田んぼが美しい。撮影日2023.01.2811:32信濃平~戸狩野沢温泉信濃平を発車して…
戸狩野沢温泉以北が運休ということはENR-1000の出番か…。待つこと暫し。やはり現れた。ENR-1000「千曲川」飯山駅配備の1000馬力級投排雪保守用車である。ENR-1000は車体側面の黄帯が1段なのが前位で、4段が後位である。十日町駅配備のENR-1000は「信濃川」という愛称が付いている。JR東日本には30両以上のENR-1000が配備されているものと思われる。撮影日2023.01.29信濃平~戸狩野沢温泉ENR-1000出動!
「雪のおいこっと」を撮るために行ったのだが大雪でウヤになった。なので、空いた時間にウロチョロして絶景を探し歩いた。戸狩温泉スキー場の全景。今では全長2,000mの「雪ちゃりスノーライド」がある。なんと雪の上をファットバイク(自転車)でスノーライドするアクティビティだ。撮影日2023.01.2911:44信濃平~戸狩野沢温泉幻想的な雪景色
この場所に何度か立っているが妙高山が見えたのは初めて…。ああ、此処から見えるんだと感激したが、直ぐに雲の中へ隠れた。因みに飯山線は見えているが、列車は走っていません。撮影日2023.01.2911:01信濃平~戸狩野沢温泉妙高山と飯山常磐の水田
気温が低く乾いた雪でないと、雪煙は上がらないがこの日は正にそう。キハ110系程度のスピードでも雪煙が上がり床下に凍り付いていく。撮影日2023.01.2812:25替佐~蓮雪煙を上げてキハが行く
雪が小康状態になって昼が過ぎてから空も少し明るくなってきた。千曲川も見えてきたが、風が木に咲いた雪の花を吹き飛ばしてしまった。撮影日2023.01.2812:25替佐~蓮小康状態の雪とキハ
雪景色の中を4箱のキハ110系が行く。機関士や運転士をしていた父は車両を箱と呼んでいたせいか、私も4連と言わず4箱と言ってしまう。雪がすべての音を吸収して静寂な山間にトンネル進入のためキハの警笛だけが響いた。撮影日2023.01.2812:18替佐~蓮4箱のキハ110系が行く
飯山でのホワイトアウト状態を脱して戻って来たのは例年の場所。しかし雪降りとは言え、お昼の時間では雪の花が綺麗ではない…。おお、朝の124Dで見ることが出来る4連がこの列車でも…。戸狩野沢温泉以北は運休になったので、運行のなくなった車両を戻すため。撮影日2023.01.2812:18替佐~蓮雪景色の林を裂いて…
替佐~蓮間は雪が小降りだったので北上すると飯山はこの有様。激しく雪が降り、風も強くホワイトアウト状態…。それでも地域の足は休むことなく動き続けるのは頼もしい限り。これでは写真にならないので、このワンショットで飯山を撤収することにした。撮影日2022.01.2810:04蓮~飯山ホワイトアウトの飯山
この笠倉地域には縄文・弥生時代の遺跡が発見されている。太古の昔から千曲川とともに人類が生活していた証。中・近世では笠倉館(やかた)があり土塁や堀があったようだ。かつては上杉か武田の陣城だったか。そんな故郷の雪景色である。撮影日2023.01.2809:17替佐~蓮豊津笠倉地域と飯山線
下り列車の129Dは長野駅を定刻に発車したようだが替佐駅で足止め。上りを2本やり過ごす。お陰で20分遅れだが上り列車優先は仕方なしか…。本日戸狩野沢温泉までの2往復目のキハは薄化粧といった感じ…。こんな日はジョイント音やエンジンの唸りも雪に吸収されてしまう。撮影日2023.01.2809:17替佐~蓮下り列車129Dは20分遅れ
激しく降っていた雪雲の境目らしく、薄日も差してきた。レンズに付いた雪に薄日が反射しゴーストが現れた。撮影日2023.01.2809:13替佐~蓮雪は止むか…薄日が…
40分遅れで126Dが通過し、替佐駅で上下の列車交換がある。今度は下り列車が来ると思い込んだところに128Dが音もなく来た。126D通過後22分だが、この列車も15分遅れ。下り列車は替佐に足止め。長野から戸狩野沢温泉の折返しだがこの列車も雪を抱えて来た。撮影日2023.01.2809:13替佐~蓮続いて128Dが来た
神様がいるかのように列車が来た瞬間、薄日が差し込んだ。つい先ほどまで吹雪いていたのに。やはり此処が天気の境目か…。信州には川一本で天気がガラリと変る場所がいくつもある。キハの腹には重いほど雪がビッシリと凍り付いていた。撮影日2023.01.2808:51替佐~蓮薄日が差した瞬間…
飯山線はまさに豪雪地帯を結んでいる大切な鉄路だ。こんな大雪でも運休することなく地域を結んでいる。ただ赤字だと言って廃止ありきの検討は乱暴だと思う…。撮影日2023.01.2808:51替佐~蓮豪雪地帯を結ぶ鉄路
126Dは沿線の状況を確認する意味合いもあり運行されることが多い。この列車の後は戸狩野沢温泉から越後川口間は運休でした。真っ白な髭を生やしたような顔のキハ110-225は頼もしい。地域を繋ぐ単行列車は40分遅れても運休することなくやって来た。撮影日2023.01.2808:51替佐~蓮雪まみれのキハ110-225
全国的に寒波に襲われた飯山線もやっと冬景色になりました。住民にとっては大雪は勘弁ですが、降る時にはやはり降らないと…。十日町からの126Dが40分遅れでやって来ました。もう雪まみれの姿ですが、キハ110系は頼もしい…。撮影日2023.01.2808:51替佐~蓮寒波に見舞われた飯山線
最後の3500系を何処で撮るか。この日は夕方まで快晴の空。冬の陽は落ちてしまったが、何となくアーベンロートが残る。振り向くと、ホンノリと焼けた空が残っていた。さよなら3500系。長い間ありがとう。そしてご苦労さまでした。撮影日2023.01.1916:43桐原~信濃吉田さよなら…3500系
地下区間から上がって来た3500系は本郷駅を通過して行く。車体だけを見ると引退?と思うほど若々しい姿を保っている。まるで真夏のような陽炎の向こうに3500系は消えて行く。今思えば、冬将軍はこの老体の引退を待っていたかのよう…。撮影日2023.01.1913:17本郷~桐原通過して行く3500系よ…
地下区間から上がって来た3500系には凜としたものを感じた。おでこの広いステンレス車両はスカートが無くてもカッコイイ。ビス打ちが目立ち、職人手作り感満載のおでこに惹かれる。長野電鉄の一大勢力だった3500・3600系の終焉が迫って来た。撮影日2023.01.1913:16善光寺下~本郷凜とした姿の3500系
地方鉄道で地下区間になったのが早い長野電鉄。昭和58年に開通した地下区間を3500系が上がって来た。この場所から長野電鉄を撮影したことはないが、いつも考えていた。3500系の引退で、是非とも撮影したいと思っていた。しかしこの風景を撮りたいと思っても、二度と撮ることは出来なくなった。39両あった3500系、3600系は一時、長野電鉄の最大勢力だった。撮影日2023.01.1913:16善光寺下~本郷地下区間を出る3500系
本郷駅から長野寄りの約2kmは地下区間となって4駅がある。元日比谷線で活躍したので、地下を走るのはお手の物だろう…。真冬だというのに陽炎が立つ始末。まるで春先の風景。地下に入って行く際にも、徐行でゆっくりと下って行く。真冬だから遠くも空気が澄んでハッキリと写るだろう…という目論見は完全に外れた…。まあ、これはこれで…。撮影日2023.01.1912:43善光寺下~本郷地下に消えゆく3500系
いよいよ長野電鉄3500系が引退する日になりました。穏やかな薄曇りで寒さもなく静かな引退となりました。お立ち台の盛況は知りませんが、3500系が走った普段の風景を撮りたくて…。ここは同業の方は誰も居ず、静かに見送ることが出来ました。撮影日2023.01.1912:42善光寺下~本郷いよいよ引退の日
特急ゆけむり号を待避した3500系は4分ほど停車して発車。一路、長野へ向かう104列車として最後のご奉公…。後方の高井富士スキー場は雪不足のため営業していないよう…。還暦の3500系にとっては、最後の信州の冬は優しかった。車内は立ち客も出ているほどの盛況で何より…。日比谷線から続く営団3000系、長電3500系は消滅することになる。撮影日2023.01.1512:13中野松川~信濃竹原信濃竹原駅を出る3500系
湯田中から下りてきた3500系が信濃竹原駅に停車中。特急ゆけむり号の通過待ちのため4分ほどの停車。そして特急ゆけむり号がゆっくりと40‰を上って行きます。りんごの木が広がる中野ですが雪がありません。今日は大寒波で大雪の予報が出ていますが、さて…。撮影日2023.01.1512:11中野松川~信濃竹原信濃竹原駅に停車中の3500系
特急ゆけむり号が40‰の下り勾配を降りてくる。真冬だというのに、運転席の窓が開き暖冬を物語る。そして40分程待つと、こんどは湯田中行きの1000系が来た。信濃竹原駅には3500系が停車中。白銀にこの車両は合うのですが…。撮影日2023.01.1511:2812:11中野松川~信濃竹原長野電鉄1000系が行く
中野市街地は写真の左手だがBCリーグの信濃グランセローズの本拠地が見える。球場を回り込んで40‰の上り坂を駆け上がってくる3500系。それにしても今シーズンは雪が少なく冬景色が撮影出来ていない。例年ならば除雪でこの場所からは撮影出来ないのだが…。撮影日2023.01.1511:26中野松川~信濃竹原40‰を駆け上がる3500系
ため息が出るほど綺麗な雪景色とはいきませんでした。夜間瀬川橋りょうを3500系が渡って行くジョイント音が聞こえる。お立ち台には10数人の人影。画面上で炎が上がっている。この日はこの界隈で「どんど焼き」が行われていた。撮影日2023.12.0812:07信濃竹原~夜間瀬夜間瀬川橋りょうを渡る3500系
夜間瀬駅を出た3500系は大きく左へカーブして来る。リンゴや桃、ブドウ棚が広がる果樹の里であることが良く解る。今シーズンは本当に暖冬で雪の少ない信州である。それでも最後に冬景色とともに撮影出来たのは嬉しい限り…。あ~この愛着のある車両が引退してしまう…。どこが?と聞かれても上手く言えないが好きなんだなあ。撮影日2023.01.0812:07信濃竹原~夜間瀬夜間瀬を下る3500系
湯田中から夜間瀬までは大きなS字カーブになっている。白銀に覆われた山ノ内町を降りてくる3500系を捉える。雪が止んで霧が晴れて白銀の町並みと3500系をコラボ出来た。この鉄道風景も、もう見納めか…。夜間瀬駅に停車中の3500系。撮影日2023.01.0812:05夜間瀬~上条S字カーブを降りてくる3500系
木造駅舎が多い長野電鉄ですが、3500系との最後はどの駅にするか。色々、賛否はあると思いますが、私は中野松川駅を選択した。こじんまりとしているが、地元の手入れも行き届いていて綺麗です。今も中野小学校前に店舗がある旭製パンだが、「おやき」が主力らしい…。地元高校生デザイン、中学生がパーツ組立、青年会議所寄贈のステンドグラス。志賀高原、りんご、薔薇と3500系。これは後世に残して欲しい。撮影日2023.01.0811:23中野松川駅中野松川駅と3500系
本日をもって長野電鉄3500系が完全に引退します。引退記念として長電は定期列車やイベント列車を走らせてくれました。この日は朝から霧や雪で悩まされましたが、それもまた北信州の風景。しばらく3500系引退シリーズが続きますが、お付き合いください。撮影日2023.01.0810:26信濃竹原~夜間瀬雪降りの中を3500系が行く
長野駅コンコースの片隅にある「駅そば」ナカジマ会館。歴史は古く昭和25年12月28日に5番線ホームと待合室に開業した。明治25年から続く「中島屋弁当店」がナカジマ会館の発祥。駅弁を細々と販売していたが平成19年に撤退も平成27年に駅そばが復活した。駅に漂う駅そばの出汁の香りは何ともいいようのない風情。正月早々、天ぷらそばに舌鼓を打ったが、外には順番待つ客が並んでいた。撮影日2023.01.0307:47長野駅「ナカジマ会館」駅そば…長野駅コンコース
2022.12.30~2023.01.15まで8500系T2編成で掲げられたHM。朝陽さくらラッピング車両に掲出されたが、毎年HMと言うより幕だね。4社共同と言うものの、デザインは各社のキャラが中央に配置されている。来年もあるとしたら4社コンプリートしないといけませんね…。撮影日2023.01.1509:20桐原駅より長電8500系「謹賀新年」HM
新年恒例の上田電鉄「八木沢まい」、長野電鉄「朝陽さくら」、アルピコ交通「淵東なぎさ」しなの鉄道「上田れむ」の鉄道むすめキャラクターのヘッドマークが付いた。長野寄りにはHAPPYNEWYEAR2023の文字と可愛いキャラ。前日の妙高高原までの運転で付いた雪が凍り付いていた。軽井沢寄りはこんな感じのHMだが、八木沢まいと朝陽さくらは人気投票で1位の実績。渕東なぎさは正式にはTOMYTECの鉄道むすめではなく単独で生まれている。撮影日2023.01.0307:40長野駅しなの鉄道「謹賀新年」HM
雨模様から晴天へと変わった北信濃で柿の木は佇んでいた。「おいこっと」と柿の木がコラボしているような色が広がっていた。撮影日2022.11.2109:55蓮~飯山青い空と柿の木と「おいこっと」
この盆栽のような枝ぶりの柿の木に心奪われていた。たまに日が差すと真っ赤な柿の実が輝きだす…。畑の主からも見放されたような動くことのない柿の木である。静と動で表現すると面白いか…。どうだろうか…。撮影日2022.11.2109:05立ヶ花~上今井赤い柿の実とキハ110系
刈り終わった田に稲藁が残って、盆栽のような柿の木がある。冬間近といった北信州の晩秋の風景がそこにあった。ガラガラと乾いたエンジン音でキハ110系がやって来る。流れの早い黒い雲が空を覆い冷たい雨が落ちてきた。撮影日2022.11.2608:49立ヶ花~上今井晩秋の柿の木と飯山線
露出ギリギリのタイミングで千歳からの定期便が降りて来た。青い空に浮かぶ機体も綺麗だがローズピンクの空に浮かぶ機体も綺麗だった。この写真以上に暗い信州まつもと空港にタッチダウン!今度は滑走路のライトと輝く機体を撮影してみたい…。撮影日2022.11.1216:46信州まつもと空港定期便晩秋のタッチダウン!
北海道千歳からの定期便が信州の空に現れる。晩秋の太陽は稜線に沈み弱弱しい光が残っていた。FDAでは一番新しいバイオレットのERJ-17516号機。ローズピンクの空にバイオレットの機体が浮かび上がっていた。撮影日2022.11.1216:45信州まつもと空港定期便と晩秋の夕暮れ
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新横浜駅に行った理由はこのYOKOHAMANAVYBLUEを求めてだった。海老名行きの21000系が来たがこの色はAFの食い付きが悪い・・・。次は湘南台行き快速20000系がやって来る。前面の装飾はアートディレクターの水野学が幼少期に見ていたブルートレインを牽引するEF66のグリルから着想を得たものらしい。撮影日2024.01.2614:15新横浜駅YOKOHAMANAVYBLUEを求めて
長野の地下区間は暗く闇鉄が出来ないので、新横浜駅へ行ってみた。流石に明るく、やって来る車両も豊富で面白い。まずは東急5000系。埼玉高速鉄道は浦和美園から都心を抜けてやって来る。新横浜線が開業して大きく変った鉄道ネットワークである。撮影日2024.01.2614:07新横浜駅新横浜駅へ地下鉄を求めて
土曜日の夜明けはオフィス街も静まりかえりビルの灯りも少ない。空が白々と明けて、新幹線も動き出し通勤電車が行き交う。大手町プレイスイーストタワーに日本橋のビルが映り込む。かつて此処は東京国際郵便局だったが1~3階の造りは当時のビルを模している。ビルの隙間から冬の太陽が射し込んでビルや電車を赤く染める。新しい一日が始まる活気に満ちた時間が足早に流れていく。撮影日2024.01.2706:27東京~神田夜明けの東京駅と静かなオフィス街
有楽町から神田に戻り30数年ぶりにガード下の居酒屋で一杯。すっかり夜景となった東京駅と大手町のビル街と中央線快速。花金も21時を回るとビルの灯りも少しずつ減ってきた。流石の東京駅でも発着する列車が減り寂しくなってくる。とうとう東京駅の煉瓦ドームの照明も消えて暗くなってきた。これにて東京駅の鉄道風景の撮影は終了した。撮影日2024.01.2621:17東京~神田夜の東京駅と中央線快速
満月の日で東京タワーは「満月ダイヤモンドヴェール」で半分が消灯状態だったので浜松町から有楽町へ移動してウインターイルミネーションとN700系を撮影に行った。撮影する場所が分からず下から見上げるようなアングルに・・・。真っ黒な夜空が画面を大きく占めて、撃沈してしまいました。撮影日2024.01.2618:04東京~品川東京交通会館とN700系
綺麗だった東京駅のマジックアワーも数十分で終了となった。週末のビルはまだまだ仕事をする人影が多く見られた。東京駅は暖かい灯りが付き煉瓦ドームが威厳に満ちていた。150年の歴史がある日本の鉄道だがこの風景も世界に誇れるものだと思う。撮影日2024.01.1617:38東京~神田マジックアワーの東京駅その5
東京駅のマジックアワーも終わりに近づき刻一刻と闇が支配する。東京駅から中央線快速が通勤客を乗せて発車して行く。実際には暗くてハッキリと分からない風景だった。しかし写真にするとこの時間が一番綺麗になった。撮影日2024.01.2617:33東京~神田マジックアワーの東京駅その4
東京駅も薄暮となり夜と昼の境目。東京は山がないから薄暮も長い。ビルの灯りや、僅かに見える都会の空が鮮やか・・・。上の写真から2分しか違わないが、現像の仕方でこれだけ変る。視力の悪い私では列車の判別も難しいほど暗いのですが・・・。撮影日2024.01.2617:29東京~神田マジックアワーの東京駅その3
まだまだ続く東京駅マジックアワーネタ。ここからが綺麗な時間。中央線快速、京浜東北線、山手線が併走する帰宅時間。週末のオフィスビルには灯りが煌々と付いて仕事をする人がいる。都会は綺麗だ。でもこれが地球温暖化のひとつの要因でもある。撮影日2024.01.2617:25東京~神田マジックアワーの東京駅その2
高層ビルの隙間から見える東京駅上空も、いよいよマジックアワーの時間。この日は雲ひとつなく綺麗なマジックアワーが広がった。KITTE丸の内のテラスが緑の照明で東京駅のドームが浮かび上がる。しかしこのマジックアワーは15分ほどで消えてしまう儚さ・・・。撮影日2024.01.2617:20東京~神田マジックアワーの東京駅その1
冬の17時を過ぎると大都会の空もマジックアワーが始まる。レンズ越しでは明るく撮影しているが、闇の方が強い。RAW現像で処理しているのでこの明るさと色が表現出来る。東京駅の照明やビルの灯りで浮かび上がる鉄道風景に見とれていた。撮影日2024.01.2617:15東京~神田夜の帳が降りて来た東京駅
E2系やまびこ200系カラーとE3系つばさが東京駅に到着。この200系カラーも3月15日で定期運用から離脱した。折返しで「つばさ」「やまびこ」149号が発車して行く。200系がこの区間を走行するようになった時にオフィスから眺めていた。あの若かりし時はバブルの時代で若造でも銀座へ繰り出したものである。撮影日2024.01.2617:02東京~上野東京駅と200系カラーE2系
まだ明るさが残る東京駅を発車して行く特急「あずさ41号」ファインダーを覗いた時には後方のビルに東京タワーが反射していると勘違いしていた。30年以上前に私もこの場所で働いていたが、今はそのビルもない。200系新幹線がこの場所を通るようになった時には感動したものである。撮影日2024.01.2616:46東京~新宿東京駅と「あずさ」
東京へ鉄道風景を撮りに行きたかった場所の一番手は此処。夕刻から刻々と変るマジックアワーに合わせて東京駅周辺を狙う。今度はE5系やまびこ仙台行きが東京駅を発車して行く。上野東京ライン高崎行きと中央線高尾行きの3本が併走する。撮影日2024.01.2616:40東京駅周辺東京駅と新幹線とE233系
新宿の高層ビル街に立つ、一際目立つ「モード学園コクーンタワー」東京の青い空とAZUSAバイオレットが印象的な土曜日だった。土地のない所は、上へ上へと伸びていく街。鉄路はそんな都会から広大な土地が広がる田舎へと続いているのだが・・・。撮影日2024.01.2711:37新宿~三鷹モード学園コクーンタワーとAZUSA
ド定番の新宿大ガードに行ってみる。都会は何時だって騒々しい。横断歩道が青になった頃合いを狙い中央線と総武線。信州人としては特急「あずさ」は外せない被写体となる。夜のネオンも綺麗だが、健康的な昼間も十分都会の喧噪が伝わる。撮影日2024.01.2711:05新宿~中野定番の新宿大ガードから
この風景を見た時に心を奪われた。新宿副都心と富士山。THENIPPON。真っ赤な丸ノ内線2000系が地上から地下へ潜って行く。中央大学3号館が余りにも主張過ぎるので右端で切ってみる。小石川後楽園が左から画面を覆ってきたので・・・。う~ん、どうも・・・。ならばと縦構図にしてみる。住友不動産飯田橋ファーストタワーが目立つ。でもこの構図が一番伝えたいことが伝わりそうな感じ・・・。撮影日2024.01.2710:13後楽園~茗荷谷新宿副都心と富士山と2000系
南北線で北とぴあから文京区役所の展望デッキへ移動。便利な東京です…。後楽園遊園地の向こうに総武本線。文京区の大学ビル群や大手町のビル群が見える。撮影日2024.01.2709:59総武本線お茶の水~水道橋総武線と後楽園遊園地
E5系なすの255号郡山行き。遠く都心の高層ビル街が見える。乗務員訓練なのかEF210形桃太郎が空コキ6両を引いて往復している。桜の季節ならば飛鳥山公園もピンク色に染まり綺麗なことだろう。撮影日2024.01.2709:27東北新幹線上野~大宮飛鳥山とE5系と都心ビル街
北とぴあから南の方角には広大な尾久車両センターが広がる。そしてランドマークの東京スカイツリーが聳え立つ。拡大してみるとキヤE195系レール運搬車やE26系カシオペアが確認出来る。撮影日2024.01.2709:25京浜東北線王子~東十条東北新幹線が行く高架左には元田端操車場の東京新幹線車両センターがある。この大都会の中にぽっかりと空いたような広大な鉄道施設。鉄道が大きな役割を果たしてきたことが窺える誇らしい鉄道風景だった。撮影日2024.01.2709:25京浜東北線王子~東十条スカイツリーと尾久車両センター
「想ひ出の駅舎寂しき花曇り」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・花曇り桜が咲く頃の曇り空この女性も大屋駅を利用して通学していたのだろうか・・・。間もなく取り壊されてしまう思い出の駅舎と桜を写真に収めたかったのだろう。思い出がひとつ無くなる寂しさとサクラが咲く曇り空を詠んでみました。撮影日2023.04.0608:45大屋駅想ひ出の駅舎寂しき花曇り
「あの春も花びら舞い込む大屋駅」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・春若かりし頃この大屋駅から通学していた。(私ではありません)桜が咲いていることも気にせずにいたが、待合室の床には花びらが落ちている。撮影日2023.04.0608:32大屋駅あの春も花びら舞い込む大屋駅
「間もなくの別れ桜と駅舎かな」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・桜しなの鉄道(元信越本線)の大屋駅の開業は1896年。現在の駅舎は築100年以上経過し老朽化のため間もなく建替えられる。その際に駅舎の脇に立つ桜の木も切られてしまう。撮影日2023.04.0608:38大屋駅間もなくの別れ桜と駅舎かな
「菜の花と元地下鉄が陽を浴びて」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・菜の花一面に黄色く咲く花信州では野沢菜になる花のこと春の日差しに黄色い菜の花が元気よく咲いている。東京メトロの元日比谷線の3000系も第2の人生で信州の地上を走り菜の花と同じく陽を浴びている句。撮影日2023.04.0210:55信濃吉田~朝陽菜の花と元地下鉄が陽を浴びて
「地獄谷雪猿登る山桜」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・山桜山地に咲く桜雪猿の雪は季語になるのか不明です湯田中行きの特急「スノーモンキー」が満開の桜並木を横目に通過する。地獄谷のスノーモンキーは温泉に入らず山桜の木を駆上って春を謳歌しているだろう・・・。撮影日2023.04.0212:54柳原~村山地獄谷雪猿登る山桜
「咲き満ちる一会の桜車窓過ぎ」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・桜言わずと知れた日本人の大好きな花満開を迎えた一会の桜が綺麗だ。もう来ることはないかもしれないこの土地への旅。車窓から見えた桜もあっという間に過ぎて行った。撮影日2023.04.0213:03柳原~村山咲き満ちる一会の桜車窓過ぎ
「花盛り見上げる先の鉄橋や」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・花の雲桜が爛漫と咲いたさま満開の桜の下から見上げると鉄橋がある。長野電鉄8500系とともに雲のように咲き誇る桜の枝が広がっていた穏やかな日だった。撮影日2023.04.0212:26柳原~村山花盛り見上げる先の鉄橋や
「満開の桜の隙のロマンスカー」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・桜言わずと知れた日本人の大好きな花桜並木の向こうをロマンスカーが来るが花が満開で良く見えないほど・・・枝の隙間から、やっと電車が見えた状況。反省・・・写真の説明に過ぎないですね・・・撮影日2023.04.0210:10信濃吉田~朝陽満開の桜の隙のロマンスカー
「満開の車窓広がる桜かな」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・桜日本の春を代表する花元小田急のロマンスカー10000形は長野へ来て早17年の時が流れる。特急ゆけむり号として湯田中へ行く車窓には満開の桜が広がっていることだろう。撮影日2023.04.0213:27柳原~村山満開の車窓広がる桜かな
「駅弁の短かし割箸春田打ち」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・春田打ち冬の間にかちこちになった田の土を耕すこと列車に乗って駅弁の紐をほどき箸を手に取るが、大抵は割り箸が短いもの短い箸でご飯を口に運びながら、ふと外をみるとトラクタが田を耕す光景が見えた早春の列車旅を詠んでみた撮影日2023.03.1614:46牟礼~古間駅弁の短かし割箸春田打ち
「釜めしの蓋の茶飯と田打ちかな」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・田打ち田植えの前に鋤で田を打ち返すこと。現在はトラクターで行う軽井沢駅か・・・何処かの駅で買った「峠の釜めし」の蓋を開けると茶飯が付いていた米粒は春の田起しから始まるのだが、ふと車窓を見ると田打ちをする光景が広がっていた撮影日2023.03.1614:46牟礼~古間釜めしの蓋の茶飯と田打ちかな
「耕や(たがえし)ホームに若者ひとり立つ」なんて一句詠んでみました。季語・・・耕(たがえし)冬の間にかちかちになった田の土を耕すことトラクターが田を耕している先には田舎の駅があるそのホームには都会に進学するのだろうか、就職するのだろうか若者が大きな荷物を持って、凜とした姿で列車を待っている撮影日2023.03.1614:24牟礼~古間耕やホームに若者ひとり立つ
「湘南の色鮮やかなり鳥曇り」なんて一句詠んでみましたが・・・。季語・・・鳥曇り春、渡り鳥が北へ帰る頃の曇天早朝から晴れていたが、お昼を過ぎた頃から曇り始めた115系の湘南色だけが鮮やかに風景の中に浮かび上がった撮影日2023.03.1613:30古間駅湘南の色鮮やかなり鳥曇り
「木の根開く谷に響ける汽笛かな」なんて一句詠んでみましたが…。季語・・・木の根開く木の根元の雪が丸く解けること木の根回りの雪が解けて春が来た北信濃の谷にトンネルに入る列車の警笛が響く撮影日2023.03.1612:46黒姫~妙高高原木の根開く谷に響ける汽笛かな
「山覚めてローカル線の新車両」なんて一句詠んでみましたが…。季語・・・山覚める眠っていた山が春になって目覚めることまさに「山覚める」とはこの風景のごとくだが、そのローカル線を新型の車両が颯爽と走る様を詠んでみました撮影日2023.03.1612:46黒姫~妙高高原山覚めてローカル線の新車両
「風光る北信濃行く新型車」なんて一句詠んでみましたが…。季語・・・風光る春の日差しが強まり風が光るように感じる事俳句を勉強したことがないので、これはただの説明文か・・・そろそろ桜も咲き始たかな…まだかな…撮影日2023.03.1611:55黒姫~妙高高原風光る北信濃行く新型車
「雪解けて清々しさの妙高山」なんて一句詠んでみました。根雪が解けて澄んだ水溜まりになり、そこには水の流れが見える。待ちわびた春がやってきた。SR1系200番台が静かに通過して行く。撮影日2023.03.1611:55黒姫~妙高高原雪解けて清々しさの妙高山
好天だったが次第に雲が広がり、妙高山が陰ってきた。大地も見え始め春本番近し…を感じさせてくれる日だった。撮影日2023.03.1611:50黒姫~妙高高原妙高山と大毛無山と湘南色
牧草地はまだ一面の雪原状態。遠くには妙高山の隣に鎮座する大毛無山。湘南色115系がモーター音も高らかに軽快に高原を走り去る。撮影日2023.03.1611:50黒姫~妙高高原大毛無山と湘南色115系
雪解け水が豊富な鳥居川にカモの番いが泳いでいたがどこぞへと消えた。川魚も豊富な田舎の河川の脇を初代長野色が通り過ぎて行く。撮影日2023.03.1610:54古間~黒姫雪解け水豊富な鳥居川と115系