以前の企画の続編です。新しい力、実力者が加わりました。若いころの写真を探し出すのはかなり時間を要しました。写真を何度も加工してようやくカタチにしました。その成果が下記です。 アマ横綱中村→大の里 新序
白鵬が帰化までしてまで親方になりたかったわけがあった。それは部屋をもって力士を育てたかったからである。大相撲界独特のシステムであり、やりがいは大きい。弟子の育成は現役時代の実績とはまったく違う要素であ
横綱が実質地位化したのは常陸山以降である。10大横綱の横綱時代に最も迫った力士は誰か。調査してみることにした。 ■常陸山 常陸山は横綱在位22場所である。そのうち全休・途中休場が13場所もある。横綱時
■七月場所、愛知県体育館で開催するのはいつまでですか。 2024年は愛知県体育館で開催することは確定しています。2025年は夏オープンの新しい施設での開催予定です。名古屋城を中心とした城址公園である名
混迷の代はいつ始まったのか。予想外の力士が優勝戦線に踊り出てくる。優勝のレベルは12勝が多い。となると2022年三月場所からである。この場所は関脇若隆景と高安が優勝を争った。 <若隆景と高安の優勝決定
七月場所千秋楽、新入幕の伯桜鵬は11勝3敗で同成績の関脇豊昇龍と対戦した。場合によっては108年ぶりの新入幕力士の優勝かとあおったメディアがあった。これは大正3年夏場所の両國勇治郎のことを指しているの
七月場所で初優勝した豊昇龍の大関昇進が正式に決定した。名古屋の宿舎に使者を迎えての口上は「大関の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で努力いたします」であった。モンゴルでは朝青龍、白鵬、日
★優勝争いについて 混迷の時代は8日目を過ぎるまで誰が優勝するのかまるで分らない。さらに思いがけない優勝候補が出てくる。それが千秋楽までもつれ込むのだから面白いと思うのは当然である。ただ、番付の権威が
まず、最初にこれは予想番付でないことをお断りしておく。幕内は横綱・大関と対戦するクラスとそうでないクラスの2部で構成されている。つまり幕内は一枚岩ではないということである。 これまで横綱・大関の負け数
千秋楽は協会ご挨拶がある。各段の優勝決定戦及び各段の優勝の表彰がある。しかし、観客が見たいのは優勝に関わる一番である。 幕内の後半、3敗の一人北勝富士が登場する。対戦相手は錦木である。錦木が優勝圏内の
幕内前半から館内は熱い盛り上がりをみせていた。2敗北勝富士と3敗伯桜鵬が激突するからである。この一番の行方は大きい。北勝富士が勝つとかなり有利な展開で千秋楽を迎える。一方伯桜鵬が勝つと優勝の行方は混沌
北勝富士は一転して4敗の幕内下位遠藤と対戦した。これは前日の豊昇龍との2敗同士の対戦に敗れると想定したためなのだろうか。取組的には興味がわかない。遠藤は技巧派だが、ベテランの域である。結果は北勝富士の
七月場所の見所は混迷のなかの優勝争いが1つ。もう1つは大関昇進に挑む3関脇である。豊昇龍は2つに絡んでいる。 まず、優勝争いのトップ1敗の錦木は新入幕で7勝4敗の湘南乃海と対戦した。本来ならこういう対
1敗北勝富士の上位戦がようやく実現した。相手は関脇若隆景である。10日目負けて3敗に後退した。三月場所10連勝した翠富士をストップした実績をもつ。相撲は四つに組んだ段階で若元春の勝ちであった。事実その
北勝富士は玉鷲相手に圧倒して快勝し、1敗を守った。といっても、北勝富士の対戦相手に幕内上位は当然一人もいない。幕内中位以下だけの星である。11日目ようやく若元春と対戦する。なぜか1敗錦木でもなく、2敗
照ノ富士がくずれ、休場してしまったことで、混迷の時代に逆戻りした。その中での優勝予想は難しかったが、9日目を終えてようやく優勝が見えてきた。七月場所の行方はどうなるのか。 <豊昇龍、掛け投げで逆転>
朝乃山が今日から休場した。前日の豊昇龍戦で負傷したとのことである。左上腕二頭筋部分断裂で4週間の安静を必要とするとのことである。これで幕内の休場は若隆景、貴景勝、霧島、照ノ富士に続いて5人目である。霧
これまで朝乃山は上位に復帰しながら、6日目までなぜか平幕のみの対戦相手だった。それも自分より下位が5番もあった。なぜ三役戦がここまでないのか不思議だった。 <豊昇龍、朝乃山を豪快に投げる> さんざんじ
2日目から5日目の平日の満員御礼は70%の入りだった。空席がけっこう目立った。6日目の平日は多少違った。週末ということがあったのか、76%位の入りであった。 そんなかで錦木は快調である。何をするかわか
名古屋は1日中雨の日であった。歩きづらい中を歩いて愛知県体育館に辿り着くと今日も大相撲があった。 錦木恐るべし。5日目は大関に挑戦する若元春と対戦した。前へ前へと攻め立て若元春を圧倒した。これで大関に
新大関霧島が4日目から出場した。1度も出場していないから再出場ではなく、途中出場になる。狙いは角番を避けるためであろう。これが後半ならなかったと思われる。貴景勝が新大関のとき、出場-休場-再出場-再休
2日目に続いて3日目も満員御礼の垂れ幕が下がった。ともに入りは70%くらいである。満員御礼を意外に思う声が聞こえた。コロナ禍に比べたらお客さんは戻ってきている。向こう正面及びラジオ席はコロナのころのま
2日目、結びの一番で波乱が起きた。照ノ富士に挑むのは錦木である。先場所は上位でじわじわと勝ち越してきた力士である。目標は三役であり、今場所はチャンスの場所である。地力をつけてきた力士ではあるが、照ノ富
新大関霧島が初日から突然休場した。まったく寝耳に水であり、場所にぽっかり穴があいた感はまぬがれない。ろっ骨を痛めたということだが、早くも角番で暗澹たるスタートとなった。貴景勝は休場で大関不在では出鼻を
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために、七月場所の初日から千秋楽まで愛知県体育館で観戦します。ノートパソコンで地方からレポートを
★混迷の時代は終わったのか 先場所は横綱照ノ富士が14勝1敗で復活優勝した。これをもって、誰が優勝するかわからず、12勝優勝が多かった混迷の時代は終わったといえるのか。2022年一月場所から顔ぶれの異
先場所東十両筆頭で14勝1敗優勝した豪ノ山。番付発表では幕内東12枚目だった。わずか5枚しか上がっていない点に驚愕した。思い起こせば三月場所、十両東3枚目14勝1敗で優勝した逸ノ城は6.5枚及び十両東
落合改め伯桜鵬が入幕を果たした。3場所を要しての入幕が話題となっているが、久々の10代入幕である。伯桜鵬は8月生まれだから厳密には約19歳11カ月である。 <伯桜鵬> 20歳以下の新入幕はけっこういる
2020年はコロナ禍で、無観客開催や場所の中止が相次いだ年である。湘南乃海は再び負け越しの1年となった。17勝18敗で下積みは約6年半になった。七月場所、一山本には再び負けたが、宇良に突き落としで勝っ
先場所幕内に復帰した朝乃山は平幕相手に11勝1敗小結・関脇・横綱相手に1勝2敗であった。幕内下位・中位相手では強さを発揮したといえる。 <朝乃山> 来たる七月場所は番付を4枚目まで上げてきた。横綱・大
暑い七月場所が1週間後に迫ってきた。関脇・小結は油断のできないメンバーがそろった。改めて横綱三役の対戦成績をみていこう。 ここにきて照ノ富士に腰痛が発生し、稽古を一番で切り上げたという情報が流れた。出
湘南乃海はたたきあげである。中学生のときにすでに大相撲に入門することを決め、トレーニングに励んでいた。最初に見学に行った高田川(元安芸ノ島)部屋に入門した。四股名は最初から湘南乃海であった。 2014
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以前の企画の続編です。新しい力、実力者が加わりました。若いころの写真を探し出すのはかなり時間を要しました。写真を何度も加工してようやくカタチにしました。その成果が下記です。 アマ横綱中村→大の里 新序
6場所制 昭和33年から40年代年6場所制で新入幕を果たした力士が対象である。引き続き新入幕から初優勝までの場所数をみていこう。 新入幕大鵬は初日から11連勝と快進撃。大鵬の止め役を小結柏戸が担うこと
戦後編ここでいう戦後は、新入幕力士が年6場所制以前の場所までを指す。年6場所は実質昭和32年九月場所から始まった。それ以前の新入幕力士かつ初優勝下力士が対象になる。引き続き初優勝まで何場所目かみていこ
五月場所が終了したことで今年の場所も半分が消化した。混迷の時代の年間最多勝は低レベルになりがちである。昨年は霧島が62勝でトップになった。 今年の年間最多勝レースはどのように展開しているのか、調査して
★横綱3代明石・綾川・丸山は横綱ではなかった 現在歴代横綱と称して一覧になっているものは幕末の陣幕が作成したものであった。陣幕は相撲史に通じていたわけでなく、人の知恵を借りたようである。これを鵜呑みに
戦前編三月場所、尊富士は新入幕で優勝した。さる五月場所は大の里が入幕3場所目で優勝した。混迷の時代だからこそできた初優勝かもしれない。だが、記録は記録である。そこで公式優勝制度以降、新入幕から何場所目
相撲部屋は現在44ある。このなかに宮城野(元白鵬)部屋は含まれていない。復活を待望するファンがいる一方、人によっては別の見方をする方もいる。会社なら宮城野はクビである。復活は現在の幹部が退くまでとなる
6月8日、千代の国の断髪式が行われた。正式には千代の国引退佐ノ山襲名披露断髪式である。千代の国断髪式のチケットは大阪府立体育館内で本人から直接購入した。6000円全自由席である。把瑠都の引退相撲が70
かつて立浪(元安念山=2代目羽黒山)から独立した部屋にあった。元旭國の大島部屋である。旭鷲山、旭天鵬などはそこの弟子だった。時は流れ2012年4月元旭國の大島は定年を迎えた。そのとき部屋を継ぐ者はいな
混迷の時代はいつ始まったのか。混迷の時代は場所前から優勝予想ができなく、意外な力士が優勝することである。それは令和4年一月場所からである。ノ照富士の神通力が失われたときである。これによって絶対的強者が
元嘉風の中村部屋がニ所ノ関部屋から独立した。6月1日承認、3日引っ越しとなった。引っ越し先は旧陸奥部屋である。旧陸奥部屋は元霧島が定年を迎え、部屋を閉鎖していた。 <中村> 部屋の系統でみると中村部屋
若乃花といえば土俵の鬼といわれた横綱によって名前をクローズアップさせた。若乃花は栃錦とともに相撲の黄金時代を築いた横綱でもあった。体は小さいが豪快な相撲を取った。なお、大関7場所目までは若ノ花であった
また暑い七月場所がやってくる。昨年は関脇豊昇が優勝して大関昇進を決めた。大関になった豊昇龍は優勝がないまま1年が経過しようとしている。優勝がないだけでなく、優勝争いさえしていない。 おじの朝青龍は大関
五月場所は超スピードでチケットが完売した。わずか半日である。平日チケットさえままならなかった。コンビニでイス席が購入できた方はいた。ただコンビニは席を指定できない。 続く七月場所はどうか。七月場所のチ
6月1日、石浦の引退相撲が行われた。しかし、それは異例の中での実施となった。何が異例かというと出身母体の宮城野部屋ではなく、伊勢ヶ濱部屋付親方としての引退相撲であるからだ。そのいきさつはこれまで触れて
現代は誰が優勝するか予想が立たない時代である。三月場所の尊富士、五月場所の大の里の優勝はまったくの予想外であった。それは絶対的強者が不在であるからだ。逆にいうと、誰が絶対的強者として君臨して混迷の時代
五月場所、翔大夢という四股名の力士が登場した。テレビでは大谷対翔大夢戦が実現するかもととの見方があった。しかし、対戦は永遠に不可能となった。七月場所、嘉陽・生天目の新十両発表の陰で旧宮城野部屋力士の引
五月場所の記録で目立ったのが貴景勝の3場所連続休場である。自身初のケースである。三月場所は8勝したとたん休場した。情報通から8勝したら休場すると聞いていたので驚きはなかった。今回の初日出場後いきなり休
★優勝争いについて 千秋楽を迎え3敗は大の里一人となった。横綱休場のなか大関は存在価値を示せなかった。協会から特別待遇を受けながら責任を果たせない。こんな大関ならいらない。不要である。 <大の里との対
これは予想番付ではなく私製番付である。私製番付は横綱・大関と対戦した力士を考慮している。幕内は横綱・大関と対戦する力士・部分対戦する力士・まったく対戦しない力士に分かれる。 <優勝した大の里> 例えば
霧馬山は霧島に改名したが、大部分は霧馬山で成長し、活躍してきた。あらためて霧馬山のあの日あのときを写真でふり返ってみる。 <2015年5月 新序出世披露> <三段目優勝> 三段目時代湘南乃海と対戦して
きたる七月場所霧島が新大関として登場する。これは2022年三月場所の御嶽海以来である。つまり御嶽海から霧島まで1年4カ月ほどの間があいたことになる。場所にすれば7場所あいたことになる。大関誕生の間隔は
最高位大関の優勝は極めて珍しい。最高位大関で優勝経験のない大関はけっこういる。琴ヶ濱、豊山などである。そんななかで今年(2023年)の一月場所貴景勝が通算3回目の優勝を成し遂げた。そのとき義父の北天祐
昭和40年一月場所といえばこれまでの系統別総当たり制から部屋別総当たり制に変わり、実施された場所である。これによって本家と分家及び分家同士の関係による部屋同士の対戦がおこなわれた。なお、系統は一門とは
2023年は半分の3場所を終えた。年間最多勝は昨年若隆景が57勝33敗で獲得した。今年の年間最多勝レースはどのように展開しているのか。レベルはあがるのか。調査してみた。それが以下である。単なる数字の比
2021年十一月場所、霧馬山は新小結に昇進した。しかし、1横綱、2大関、2関脇に全敗した。トータル6勝9敗で小結転落となった。2021年は45勝45敗となった。横綱戦2敗、大関戦4勝7敗だった。上位は
朝乃山は十両で14勝1敗優勝、13勝2敗で幕内に復帰した。十両では力の違いを見せた。それは幕内下位でも続いた。平幕相手に11勝1敗、三役、横綱相手に1勝2敗であった。トータル12勝3敗はよくやった、と
■霧馬山で慣れ親しんだのになぜ霧島に改名する必要があったのか? 確かに大関になっての改名は違和感を感じる。霧馬山は霧馬山でここまで成長したのだから、その四股名を大事にしてほしかった。霧島は霧島のイメー
2代目霧島こと霧馬山が入幕したのは2020年一月場所である。このとき25歳であった。大関までは20場所を要したことになる。新入幕の場所11勝4敗で敢闘賞を受賞している。 <新入幕で敢闘賞受賞> この年
七月場所のチケットは五月場所中の14日目に発売された。以前は12日目、さらにそれ以前は5日目発売のことがあった。どうも場所中の販売は歓迎しにくい。場所に集中できない。また予定がたちにくいという面がある
休場続きで序二段60枚目まで番付を下げていた石浦が引退した。そして年寄間垣を襲名した。間垣は先代宮城野であった元竹葉山が再雇用されていた時の年寄名である。それを石浦に譲った。これは何を意味するのか。
晴れ渡った日、勢引退春日山襲名披露大相撲にとっては快適な開催となった。鶴竜引退相撲同様、はさみをいれる方は正門から、一般のお客さんは南門からの入場になった。勢、伊勢ノ海(元北勝鬨)親方が迎える対象はは
6月3日、雨やまないなか鶴竜の引退断髪披露大相撲が行われた。各地にもたらした大雨は、東海道新幹線を止め 、深夜バスをの到着を大幅に遅らせた。相撲仲間Aは12時に国技館に着いた。相撲仲間Bはそのころ沼津
霧馬山改め霧島が大関に昇進した。同時に次の大関を狙う動きが始まっている。豊昇龍 8勝-10勝-11勝大栄翔 10勝-12勝-10勝若元春 9勝-11勝-10勝 3場所33勝が目安としたら豊昇龍・若元春
十両は千秋楽を迎え、1敗豪ノ山・落合、2敗熱海富士というハイレベルな優勝争いとなった。3力士が好成績というのはなかなかお目にかからない。十両は横綱のようなとびぬけた存在がいるわけではない。だから激しい
9時半前、協会の使者伊勢ノ海(元北勝鬨)と枝川(元蒼樹山)が陸奥(元霧志摩)部屋にはいった。霧馬山は「大関の名を汚さぬよう今まで以上に稽古して頑張ります」と口上を述べた。新大関霧馬山が誕生した。大関は
★大相撲人気について 大阪場所15日間続いた満員御礼は、五月場所も15日間続いた。これは本物の人気である。五月場所のチケットは一挙に売れたのではなく、時間をかけての完売御礼だった。コロナが一段落したこ
2023年七月場所私製番付は、その名の通り予想番付ではない。幕内は横綱・大関との対戦圏内とそうでない2部クラスの二部構成である。これを同一視するのは合理性を欠いている。 そこで一考。番付は関脇以下を編
優勝は14日目照ノ富士に決まった。だが、大相撲に消化試合はない。混迷の時代優勝はほとんど12勝3敗だった。たまに13勝2敗があった程度である。 照ノ富士は14勝1敗のハイレベル優勝を達成できるか。答は